JPH0680525B2 - 磁気記録テ−プ - Google Patents
磁気記録テ−プInfo
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- JPH0680525B2 JPH0680525B2 JP60166653A JP16665385A JPH0680525B2 JP H0680525 B2 JPH0680525 B2 JP H0680525B2 JP 60166653 A JP60166653 A JP 60166653A JP 16665385 A JP16665385 A JP 16665385A JP H0680525 B2 JPH0680525 B2 JP H0680525B2
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- JP
- Japan
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- film
- magnetic recording
- tape
- recording tape
- modulus
- Prior art date
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- Lubricants (AREA)
- Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
- Magnetic Record Carriers (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、磁気記録テープ、殊にVTR用の磁気記録テー
プに関するものであり、長時間の記録を可能ならしめた
改良された磁気記録テープに係る。
プに関するものであり、長時間の記録を可能ならしめた
改良された磁気記録テープに係る。
磁気記録テープとしては、従来から二軸配向ポリエチレ
ンテレフタレートフイルムの表面の少なくとも片側に、
主としてγ−酸化鉄と高分子バインダーよりなる磁気層
を形成した磁気記録テープが用いられている。しかしこ
れら従来の磁気記録テープとしては次のような欠点を有
していた。すなわち (1) 磁気記録テープとしての保磁力が小さい。
ンテレフタレートフイルムの表面の少なくとも片側に、
主としてγ−酸化鉄と高分子バインダーよりなる磁気層
を形成した磁気記録テープが用いられている。しかしこ
れら従来の磁気記録テープとしては次のような欠点を有
していた。すなわち (1) 磁気記録テープとしての保磁力が小さい。
(2) 磁気記録テープとしたときテープ厚みを薄くす
ると磁気記録テープの走行性や耐久性が不良となつたり
記録の脱落(ドロツプアウト)がおこるので一定の大き
さのカセツトに巻けるテープ量に限界があり記録の長時
間化が出来ない。
ると磁気記録テープの走行性や耐久性が不良となつたり
記録の脱落(ドロツプアウト)がおこるので一定の大き
さのカセツトに巻けるテープ量に限界があり記録の長時
間化が出来ない。
このため特に近年家庭用VTRの小型化に伴い、テープ幅
が12.7mmから8mmと小さくなりカセツトも小型化してき
たが、これに対応して薄いテープとして記録容量を増大
せしめる技術が伴わず、磁気記録テープとして満足出来
るものがなかつた。
が12.7mmから8mmと小さくなりカセツトも小型化してき
たが、これに対応して薄いテープとして記録容量を増大
せしめる技術が伴わず、磁気記録テープとして満足出来
るものがなかつた。
本発明の目的は上記欠点を解消せしめ、磁気記録テープ
としたうきの保磁力が大きく、記録の脱落がなく、しか
も薄くしても磁気記録テープとしての走行性や耐久性が
極めて良好な磁気記録テープを提供しようとするもので
ある。
としたうきの保磁力が大きく、記録の脱落がなく、しか
も薄くしても磁気記録テープとしての走行性や耐久性が
極めて良好な磁気記録テープを提供しようとするもので
ある。
本発明は、特定の機械的性質及び表面構造を備えた二軸
配向ポリエチレン−2,6−ナフタレンジカルボキシレー
トのフイルムを支持体とし、この支持体の表面の一方に
金属薄膜からなる磁性層を形成せしめ、また前記支持体
の磁性金属薄膜が形成されていない反対側の他方の表面
に滑剤を含む有機高分子の塗膜を塗設してなる磁気記録
テープである。
配向ポリエチレン−2,6−ナフタレンジカルボキシレー
トのフイルムを支持体とし、この支持体の表面の一方に
金属薄膜からなる磁性層を形成せしめ、また前記支持体
の磁性金属薄膜が形成されていない反対側の他方の表面
に滑剤を含む有機高分子の塗膜を塗設してなる磁気記録
テープである。
本発明の磁気記録テープの支持体となるフイルムは長さ
方向5%伸長時応力(以下F−5値と称する)が18kg/m
m2以上であること、長手方向のヤング率が800kg/mm2以
上であり、かつ幅方向のヤング率が500kg/mm2以上であ
ることと後述する測定方法に基づく表面粗さが0.001μ
mより大きく0.005μm以下であることを特徴とする二
軸配向ポリエチレン−2,6−ナフタレンジカルボキシレ
ートである。これを要すると、本発明の磁気記録テープ
の支持体は、高ヤング率で応力による寸法変化が小さ
く、かつ表面は極めて滑らかである。そして、耐熱性の
優れたポリエチレン−2,6−ナフタレンジカルボキシレ
ートを支持体フイルムとしてこの表面上に磁性金属薄膜
を形成し、高密度,高感度の記録再生を可能ならしめる
と共に、支持体の別の表面に滑剤を含む塗膜を塗設し
て、使用中の歪や走行性に全く問題のない磁気記録テー
プを得たものである。このような構成に加えてテープ全
体としての厚さも3〜10μmと薄くなし得たことから、
カセツト単位に収納できるテープ長は増加でき、記録時
間を大幅に延長できる等の効果と、高いヤング率に伴う
記録再生時の記録の歪、スキユー等も飛躍的に改良され
たものとなつている。
方向5%伸長時応力(以下F−5値と称する)が18kg/m
m2以上であること、長手方向のヤング率が800kg/mm2以
上であり、かつ幅方向のヤング率が500kg/mm2以上であ
ることと後述する測定方法に基づく表面粗さが0.001μ
mより大きく0.005μm以下であることを特徴とする二
軸配向ポリエチレン−2,6−ナフタレンジカルボキシレ
ートである。これを要すると、本発明の磁気記録テープ
の支持体は、高ヤング率で応力による寸法変化が小さ
く、かつ表面は極めて滑らかである。そして、耐熱性の
優れたポリエチレン−2,6−ナフタレンジカルボキシレ
ートを支持体フイルムとしてこの表面上に磁性金属薄膜
を形成し、高密度,高感度の記録再生を可能ならしめる
と共に、支持体の別の表面に滑剤を含む塗膜を塗設し
て、使用中の歪や走行性に全く問題のない磁気記録テー
プを得たものである。このような構成に加えてテープ全
体としての厚さも3〜10μmと薄くなし得たことから、
カセツト単位に収納できるテープ長は増加でき、記録時
間を大幅に延長できる等の効果と、高いヤング率に伴う
記録再生時の記録の歪、スキユー等も飛躍的に改良され
たものとなつている。
本発明を更に説明すると、 本発明に於ける支持体フイルムの長さ方向のヤング率と
しては800kg/mm2以上が必要であり、さらに800〜1600kg
/mm2が好ましく、特に850〜1600kg/mm2が好ましい。ヤ
ング率が1600kg/mm2を超えると、テープの引裂けが起こ
り易いので好ましくない。また幅方向のヤング率として
は500kg/mm2以上が必要であり、さらに500〜700kg/mm2
が好ましい。幅方向のヤング率が500kg/mm2未満の場
合、テープの走行を繰返すとテープの幅方向にしわや傷
が入りやすくなる。なお、この値が700kg/mm2を超える
と、長さ方向のヤング率が1000kg/mm2以上を同時に満足
する二軸配向ポリエチレン−2,6−ナフタレンジカルボ
キシレートフイルムを簡易乃至通常の延伸手段によつて
得ることがもはや困難となることから得策でない。
しては800kg/mm2以上が必要であり、さらに800〜1600kg
/mm2が好ましく、特に850〜1600kg/mm2が好ましい。ヤ
ング率が1600kg/mm2を超えると、テープの引裂けが起こ
り易いので好ましくない。また幅方向のヤング率として
は500kg/mm2以上が必要であり、さらに500〜700kg/mm2
が好ましい。幅方向のヤング率が500kg/mm2未満の場
合、テープの走行を繰返すとテープの幅方向にしわや傷
が入りやすくなる。なお、この値が700kg/mm2を超える
と、長さ方向のヤング率が1000kg/mm2以上を同時に満足
する二軸配向ポリエチレン−2,6−ナフタレンジカルボ
キシレートフイルムを簡易乃至通常の延伸手段によつて
得ることがもはや困難となることから得策でない。
本発明に於ける支持体フイルムの長さ方向のF−5値と
しては18kg/mm2以上が必要であり、さらに20kg/mm2以上
が好ましい。このF−5値が18kg/mm2未満の場合、テー
プの走行を繰返すとテープの幅方向にしわや傷が入りや
すくなる。
しては18kg/mm2以上が必要であり、さらに20kg/mm2以上
が好ましい。このF−5値が18kg/mm2未満の場合、テー
プの走行を繰返すとテープの幅方向にしわや傷が入りや
すくなる。
本発明に於ける支持体フイルムの磁性金属薄膜を形成す
る表面の表面粗さ(Ra)としては0.001μmより大きく
0.005μm以下が必要である。このRaが0.001μm以下で
あると、表面が平滑すぎて走行中にテープ鳴きが生じ、
他方0.005μmより大きいと、保磁力が低下し、ドロッ
プアウトが多くなり、好ましくない。
る表面の表面粗さ(Ra)としては0.001μmより大きく
0.005μm以下が必要である。このRaが0.001μm以下で
あると、表面が平滑すぎて走行中にテープ鳴きが生じ、
他方0.005μmより大きいと、保磁力が低下し、ドロッ
プアウトが多くなり、好ましくない。
前記表面粗さ(Ra)は支持体フイルム中に不活性微粒
子、例えば元素周期律第IIA、第IIB、第IVA、第IVB族の
元素を含有する無機微粒子を0.1重量%以下含有せしめ
て形成してもよく、また他の表面処理により形成せしめ
てもよい。その際、不活性微粒子の平均粒径や含有量
は、Raが0.001μmより大きく0.005μm以下となる範囲
で選択するとよい。
子、例えば元素周期律第IIA、第IIB、第IVA、第IVB族の
元素を含有する無機微粒子を0.1重量%以下含有せしめ
て形成してもよく、また他の表面処理により形成せしめ
てもよい。その際、不活性微粒子の平均粒径や含有量
は、Raが0.001μmより大きく0.005μm以下となる範囲
で選択するとよい。
二軸配向の方法としては一般的なロールやステンターを
縦横同時に延伸してもよく、また縦横各々逐次に延伸し
てもよい。例えば、ポリエチレン−2,6−ナフタレンジ
カルボキシレートのペレットを150〜200℃の温度で乾燥
し、押出し機に供給して溶融させ、フィルターで異物を
取り除いた後ダイより冷却した回転ドラム上に押し出
し、静電ワイヤーにて回転ドラムに密着させ、冷却、固
化させることで未延伸フイルムを得る。このとき、フィ
ルターで過することは磁気記録テープを作るためのフ
イルムを得るためには必要であり、フィルター目開きと
しては10μm未満のものを使用するのが望ましい。過
はペレットを作るときの重合工程の中で実施してもよい
が、できるだけ未延伸フイルムを得る直前の工程で実施
した方が望ましい。フィルターによる過が不充分であ
ると、多重干渉法で測定した3干渉縞以上の突起が二軸
配向フイルム表面に形成されるようになり、ドロップア
ウトを悪化させる原因となる。このようにして得られた
未延伸フイルムを一軸方向(縦方向又は横方向)に100
〜180℃の温度で4.5〜7.0倍の倍率で延伸し、次いで上
記延伸方向と直角に110〜210℃の温度で3.0〜6.0倍の倍
率で延伸することで製造することができる。この場合面
積倍率は13〜30倍にするのが好ましい。さらに二軸延伸
フイルムは180〜255℃で熱固定することが好ましい。熱
固定時間は、例えば1〜60秒である。
縦横同時に延伸してもよく、また縦横各々逐次に延伸し
てもよい。例えば、ポリエチレン−2,6−ナフタレンジ
カルボキシレートのペレットを150〜200℃の温度で乾燥
し、押出し機に供給して溶融させ、フィルターで異物を
取り除いた後ダイより冷却した回転ドラム上に押し出
し、静電ワイヤーにて回転ドラムに密着させ、冷却、固
化させることで未延伸フイルムを得る。このとき、フィ
ルターで過することは磁気記録テープを作るためのフ
イルムを得るためには必要であり、フィルター目開きと
しては10μm未満のものを使用するのが望ましい。過
はペレットを作るときの重合工程の中で実施してもよい
が、できるだけ未延伸フイルムを得る直前の工程で実施
した方が望ましい。フィルターによる過が不充分であ
ると、多重干渉法で測定した3干渉縞以上の突起が二軸
配向フイルム表面に形成されるようになり、ドロップア
ウトを悪化させる原因となる。このようにして得られた
未延伸フイルムを一軸方向(縦方向又は横方向)に100
〜180℃の温度で4.5〜7.0倍の倍率で延伸し、次いで上
記延伸方向と直角に110〜210℃の温度で3.0〜6.0倍の倍
率で延伸することで製造することができる。この場合面
積倍率は13〜30倍にするのが好ましい。さらに二軸延伸
フイルムは180〜255℃で熱固定することが好ましい。熱
固定時間は、例えば1〜60秒である。
本発明のテープを構成する磁性金属としてはコバルト,
鉄,ニツケルもしくはこれらの合金、又はこれらとクロ
ム,タングステンとの合金を用いるのが好ましい。
鉄,ニツケルもしくはこれらの合金、又はこれらとクロ
ム,タングステンとの合金を用いるのが好ましい。
金属薄膜の形成方法としては無電解メツキや電解メツキ
による湿式真空蒸着、スパツタリングやイオンプレーテ
イングによる乾式法を用いることができる。特に真空蒸
着法は折出速度が極めて大きく、高い保磁力を得ること
が出来るので最も好ましい形成方法である。薄膜は300
〜1500nm(0.3〜1.5μm)程度が一応の厚さの標準とな
る。
による湿式真空蒸着、スパツタリングやイオンプレーテ
イングによる乾式法を用いることができる。特に真空蒸
着法は折出速度が極めて大きく、高い保磁力を得ること
が出来るので最も好ましい形成方法である。薄膜は300
〜1500nm(0.3〜1.5μm)程度が一応の厚さの標準とな
る。
次に、支持体の磁性薄膜を形成してない側の表面にはテ
ープとしての走行性を維持するために固形滑剤粒子を含
む有機高分子の塗膜を塗設する。固形滑剤粒子としては
アクリル酸アルミニウム,モリブデン,微細シリカ,弗
素樹脂等が例示できる。固形滑剤粒子を支持体フイルム
と接着力のある有機高分子(例えばポリオキシアルキレ
ングリコールのグリシジールエーテル等を含むポリエー
テルや、ナフタレン−2,6−ジカルボン酸を脂肪族ジカ
ルボン酸の一部を脂肪族ジカルボン酸等で置換した酸成
分をもつ共重合ポリエステル等)の溶液又はエマルジヨ
に分散して、これを支持体フイルム表面に塗布すること
により滑り易い、走行性の改良された磁気記録テープが
得られる。滑剤層は1μm以下、50〜500nm程度の薄い
ものでよい。また、滑剤層の表面粗さ(Ra)は磁性薄膜
の形成する表面の表面粗さより大きく、例えば0.012〜
0.015μmである。
ープとしての走行性を維持するために固形滑剤粒子を含
む有機高分子の塗膜を塗設する。固形滑剤粒子としては
アクリル酸アルミニウム,モリブデン,微細シリカ,弗
素樹脂等が例示できる。固形滑剤粒子を支持体フイルム
と接着力のある有機高分子(例えばポリオキシアルキレ
ングリコールのグリシジールエーテル等を含むポリエー
テルや、ナフタレン−2,6−ジカルボン酸を脂肪族ジカ
ルボン酸の一部を脂肪族ジカルボン酸等で置換した酸成
分をもつ共重合ポリエステル等)の溶液又はエマルジヨ
に分散して、これを支持体フイルム表面に塗布すること
により滑り易い、走行性の改良された磁気記録テープが
得られる。滑剤層は1μm以下、50〜500nm程度の薄い
ものでよい。また、滑剤層の表面粗さ(Ra)は磁性薄膜
の形成する表面の表面粗さより大きく、例えば0.012〜
0.015μmである。
本発明に於けるテープ厚みとしては3〜10μmである。
3μm未満ではテープの走行性や耐久性が不良であり、
一方10μmより厚くなると長時間記録としての目的を達
成できない。
3μm未満ではテープの走行性や耐久性が不良であり、
一方10μmより厚くなると長時間記録としての目的を達
成できない。
本発明は表面粗さが0.001μmより大きく0.005μm以下
である二軸配向ポリエチレン−2,6−ナフタレンジカル
ボキシレートフィルムの表面の片側に磁性金属薄膜を形
成し、反対側に滑剤を分散せしめた有機高分子よりなる
塗膜を形成してなるので磁気記録テープとして保磁力が
大きく、また支持体フィルムの長さ方向の5%伸長時応
力が18kg/mm2以上、ヤング率が800kg/mm2以上で幅方向
のヤング率が500kg/mm2以上である二軸配向ポリエチレ
ン−2,6−ナフタンジカルボキシレートフイルムよりな
るので磁気記録テープとして厚みが3〜10μmでも、テ
ープの走行性や耐久性が良好で家庭用VTRのベータ方式
や8mm方式のカセツトに於ても、磁気記録テープの厚み
を薄くすることが出来、長時間記録が可能となる。
である二軸配向ポリエチレン−2,6−ナフタレンジカル
ボキシレートフィルムの表面の片側に磁性金属薄膜を形
成し、反対側に滑剤を分散せしめた有機高分子よりなる
塗膜を形成してなるので磁気記録テープとして保磁力が
大きく、また支持体フィルムの長さ方向の5%伸長時応
力が18kg/mm2以上、ヤング率が800kg/mm2以上で幅方向
のヤング率が500kg/mm2以上である二軸配向ポリエチレ
ン−2,6−ナフタンジカルボキシレートフイルムよりな
るので磁気記録テープとして厚みが3〜10μmでも、テ
ープの走行性や耐久性が良好で家庭用VTRのベータ方式
や8mm方式のカセツトに於ても、磁気記録テープの厚み
を薄くすることが出来、長時間記録が可能となる。
次に実施例に基づいて本発明の実施態様を説明する。
なお、本発明における種々の物性値および特性は以下の
如くして測定されたものであり、かつ定義される。
如くして測定されたものであり、かつ定義される。
(1) ヤング率 フイルムを試料巾10mm,長さ15cmに切り、チヤツク間100
mmにして引張速度10mm/分、チヤート速度500mm/分にイ
ンストロンタイプの万能引張試験装置にて引張つた。得
られた荷重−伸び曲線の立上り部の接線よりヤング率を
計算した。
mmにして引張速度10mm/分、チヤート速度500mm/分にイ
ンストロンタイプの万能引張試験装置にて引張つた。得
られた荷重−伸び曲線の立上り部の接線よりヤング率を
計算した。
(2) F−5値 上記ヤング率測定時、引張速度200mm/分、チヤート速度
100mm/分とした時の5%引張時の応力より求めた。
100mm/分とした時の5%引張時の応力より求めた。
(3) フイルム表面粗さ(Ra) JIS B 0601に準じて測定した。東京精密社(株)製
の触針式表面粗さ計(SURFCOM 3B)を用いて、針の半
径2μm、荷重0.07gの条件下にチヤート(フイルム表
面粗さ曲線)をかかせた。フイルム表面粗さ曲線からそ
の中心線の方向に測定長さLの部分を抜き取り、この抜
き取り部分の中心線をX軸とし、縦倍率の方向Y軸とし
て、粗さ曲線をY=f(x)で表わしたとき、次の式で
与えられる値(Ra:μm)をフイルム表面粗さとして定
義する。
の触針式表面粗さ計(SURFCOM 3B)を用いて、針の半
径2μm、荷重0.07gの条件下にチヤート(フイルム表
面粗さ曲線)をかかせた。フイルム表面粗さ曲線からそ
の中心線の方向に測定長さLの部分を抜き取り、この抜
き取り部分の中心線をX軸とし、縦倍率の方向Y軸とし
て、粗さ曲線をY=f(x)で表わしたとき、次の式で
与えられる値(Ra:μm)をフイルム表面粗さとして定
義する。
本発明では、基準長を0.25mmとして8個測定し、値の大
きい方から3個除いた5個の平均値としてRaを表わし
た。
きい方から3個除いた5個の平均値としてRaを表わし
た。
(4) 保磁力 磁気記録等の磁気特性を試料振動型磁力計で測定し、そ
のヒステリシス曲線から保磁力を求めた。
のヒステリシス曲線から保磁力を求めた。
保磁力が500Oe(エルステツド)以上の場合は保磁力:
良好、500Oe未満の場合を保磁力:不良と判定した。
良好、500Oe未満の場合を保磁力:不良と判定した。
(5) ドロツプアウト 磁気テープを家庭用ビデオテープレコーダ(ヘリカルス
キヤン)で連続100時間走行させる。そのテープを40℃
で48時間保持したのち、常温にもどしたテープを記録・
再生させ、ドロツプ・アウトカウンターを用いて信号出
力50%以下のものを数えた。
キヤン)で連続100時間走行させる。そのテープを40℃
で48時間保持したのち、常温にもどしたテープを記録・
再生させ、ドロツプ・アウトカウンターを用いて信号出
力50%以下のものを数えた。
なお、測定は1/2インチ幅、780mを1巻として10巻の測
定を行ない、1巻あたりの個数が2個未満の場合をドロ
ツプ・アウト:良好,2個以上の場合をドロツプ・アウ
ト:不良と判定した。
定を行ない、1巻あたりの個数が2個未満の場合をドロ
ツプ・アウト:良好,2個以上の場合をドロツプ・アウ
ト:不良と判定した。
(6) 磁気記録テープの走行性 家庭用ビデオテープレコーダ(ヘリカルスキヤン)にセ
ツトし、走行開始、停止を繰り返しながら100時間走行
させ走行状態を調べるとともに出力測定を行なつた。こ
の走行において下記項目を全て満足する場合を走行性:
良好,そうでない場合を走行性:不良と判定した。
ツトし、走行開始、停止を繰り返しながら100時間走行
させ走行状態を調べるとともに出力測定を行なつた。こ
の走行において下記項目を全て満足する場合を走行性:
良好,そうでない場合を走行性:不良と判定した。
テープの端が折れたりワカメ状にならない。
走行中にテープ鳴きが生じない。
テープが裂けたり、破断したりしない。
(7) カール 磁気記録テープ用原反から500×500mmの正方形の試料を
切り出し、そのカールの状態を下記5段階に分類し、D
とEはカール:良好,A,B,Cはカール:不良と判定した。
切り出し、そのカールの状態を下記5段階に分類し、D
とEはカール:良好,A,B,Cはカール:不良と判定した。
A:完全に筒状を呈するもの。
B:Aに近い状態だが、筒の一部が開口しているもの。
C:Bの開口部が広がつたものであるが、側面の最長部を
円の直径とできるもの。
円の直径とできるもの。
D:Cの開口部がさらに広がつたものであり、側面の最長
部を円の直径とはできないもの。
部を円の直径とはできないもの。
E:カールの全くないもの、またはほとんどないもの。
実施例1,比較例1〜4 平均粒子径0.15μmのシリカを0.05重量%含有してなる
極限粘度0.60のポリエチレン−2,6−ナフタレンジカル
ボキシレートのペレツトを170℃で4時間乾燥した。こ
のポリマーを常法に従つて溶融押出しし、厚さ108μm
の未延伸フイルムを作成して、縦方向に120℃で4.5倍,
横方向に130℃で4.0倍,逐次二軸延伸を行ない、更に24
5℃で30秒間熱固定を行ない、厚さ6μmの二軸延伸フ
イルムを作成した。
極限粘度0.60のポリエチレン−2,6−ナフタレンジカル
ボキシレートのペレツトを170℃で4時間乾燥した。こ
のポリマーを常法に従つて溶融押出しし、厚さ108μm
の未延伸フイルムを作成して、縦方向に120℃で4.5倍,
横方向に130℃で4.0倍,逐次二軸延伸を行ない、更に24
5℃で30秒間熱固定を行ない、厚さ6μmの二軸延伸フ
イルムを作成した。
なお、二軸延伸フイルムは熱固定前に次の組成の塗液を
フイルム表面の片側に塗布した。
フイルム表面の片側に塗布した。
フイルム表面に塗布した塗液の組成: アクリル酸アルミ(浅田化学K.K.P−3 )2wt%溶液
……12kg ポリエチレグリコール(日本油脂製 分子量19,000)
2wt%溶液……5kg ポリエチレングリコールジグリシジルエーテル(長瀬
産業製 NEROIO ) 2wt%溶液……2kg ポリオキシエチレンノニルフエニルエーテル 2wt%溶
液……1kg 塗布量はウエツトで約2.2g/m2であり、固形分として約
0.0126g/m2である。
……12kg ポリエチレグリコール(日本油脂製 分子量19,000)
2wt%溶液……5kg ポリエチレングリコールジグリシジルエーテル(長瀬
産業製 NEROIO ) 2wt%溶液……2kg ポリオキシエチレンノニルフエニルエーテル 2wt%溶
液……1kg 塗布量はウエツトで約2.2g/m2であり、固形分として約
0.0126g/m2である。
このポリエチレン−2,6−ナフタレンジカルボキシレー
トのフイルムの残り表面(上記塗液を塗布しない表面)
に電子ビーム蒸着法(最小入射角50゜の斜方蒸着)で、
厚さ1000ÅのCo−N1層(Co/N1−75/25重量比)を蒸着し
磁気記録テープ用原反を得た。
トのフイルムの残り表面(上記塗液を塗布しない表面)
に電子ビーム蒸着法(最小入射角50゜の斜方蒸着)で、
厚さ1000ÅのCo−N1層(Co/N1−75/25重量比)を蒸着し
磁気記録テープ用原反を得た。
この原反をスリットして製造した磁気記録テープの特性
は第1表に示したとおり、保磁力,ドロツプ・アウト,
走行性ともに良好であつた。しかし、支持体フイルムの
ポリマーの種類や表面粗さ、機械的性質等が本発明外で
ある場合(比較例1〜4)には、如何に工夫しても、保
磁力,ドロツプ・アウト,走行性ともに良好な磁気記録
媒体用ベースフイルムは得られなかつた。
は第1表に示したとおり、保磁力,ドロツプ・アウト,
走行性ともに良好であつた。しかし、支持体フイルムの
ポリマーの種類や表面粗さ、機械的性質等が本発明外で
ある場合(比較例1〜4)には、如何に工夫しても、保
磁力,ドロツプ・アウト,走行性ともに良好な磁気記録
媒体用ベースフイルムは得られなかつた。
実施例2〜4,比較例5〜10 実施例1と同じシリカとポリエチレン2,6ナフタレンジ
カルボキシレートを用いてシリカ含有量,製膜条件を変
更して種々のフイルム物性を有する二軸配向フイルムを
作つた。これらのフイルムの磁気記録媒体としての特性
を第2表に示した。第2表から分かるように、フイルム
物性が本発明の範囲内である場合(実施例2〜4)に
は、保磁力,ドロツプ・アウト,走行性がともに良好
で、しかもカールも良好な磁気テープが得られた。しか
し、フイルム物性が本発明外である場合(比較例5〜
9)には保磁力,ドロツプ・アウト,走行性がともに良
好な磁気テープは得られなかつた。
カルボキシレートを用いてシリカ含有量,製膜条件を変
更して種々のフイルム物性を有する二軸配向フイルムを
作つた。これらのフイルムの磁気記録媒体としての特性
を第2表に示した。第2表から分かるように、フイルム
物性が本発明の範囲内である場合(実施例2〜4)に
は、保磁力,ドロツプ・アウト,走行性がともに良好
で、しかもカールも良好な磁気テープが得られた。しか
し、フイルム物性が本発明外である場合(比較例5〜
9)には保磁力,ドロツプ・アウト,走行性がともに良
好な磁気テープは得られなかつた。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 升田 重嘉 神奈川県相模原市小山3丁目37番19号 帝 人株式会社プラスチツク研究所内 (72)発明者 小林 淳二 神奈川県相模原市小山3丁目37番19号 帝 人株式会社プラスチツク研究所内 (56)参考文献 特開 昭59−203230(JP,A) 特開 昭58−155939(JP,A)
Claims (3)
- 【請求項1】長さ方向の5%伸長応力が18kg/mm2以上で
あり、長さ方向のヤング率が800kg/mm2以上かつ幅方向
のヤング率が500kg/mm2以上であり、しかも表面粗さが
0.001μmより大きく0.005μm以下である二軸配向され
たポリエチレン−2,6−ナフタレンジカルボキシレート
フイルムからなる支持体と、該支持体の一の表面に形成
された磁性金属薄膜と、該支持体の他の表面に塗設され
た固形滑剤粒子を含有する有機高分子からなる塗膜とよ
りなり、そしてテープ厚さが3〜10μmである磁気記録
テープ。 - 【請求項2】磁性金属薄膜がコバルト、鉄、ニッケル若
しくはこれらの合金又はこれらとクロム、タングステン
との合金からなることを特徴とする特許請求の範囲第1
項記載の磁気記録テープ。 - 【請求項3】ポリエチレン−2,6−ナフタレンジカルボ
キシレートフイルムの長さ方向の5%伸長応力が20kg/m
m2以上であり、かつ長さ方向のヤング率が850kg/mm2以
上であることを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の
磁気記録テープ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP60166653A JPH0680525B2 (ja) | 1985-07-30 | 1985-07-30 | 磁気記録テ−プ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP60166653A JPH0680525B2 (ja) | 1985-07-30 | 1985-07-30 | 磁気記録テ−プ |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6228918A JPS6228918A (ja) | 1987-02-06 |
| JPH0680525B2 true JPH0680525B2 (ja) | 1994-10-12 |
Family
ID=15835253
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP60166653A Expired - Lifetime JPH0680525B2 (ja) | 1985-07-30 | 1985-07-30 | 磁気記録テ−プ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0680525B2 (ja) |
Families Citing this family (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS62135339A (ja) * | 1985-12-09 | 1987-06-18 | Diafoil Co Ltd | 磁気記録体用ポリエチレン−2,6−ナフタレ−トフイルム |
| JPH0618070B2 (ja) * | 1986-10-31 | 1994-03-09 | 帝人株式会社 | 磁気記録媒体 |
| JP2621340B2 (ja) * | 1988-05-18 | 1997-06-18 | 東洋紡績株式会社 | 磁気テープ用ベースフイルム |
| JPH0440624A (ja) * | 1990-06-07 | 1992-02-12 | Diafoil Co Ltd | 磁気記録媒体用ポリエステルフィルム |
| JP3965277B2 (ja) | 1998-03-13 | 2007-08-29 | 株式会社日立グローバルストレージテクノロジーズ | 磁気記録媒体及び磁気記憶装置 |
Family Cites Families (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS50100174A (ja) * | 1974-01-10 | 1975-08-08 | ||
| JPS5826316A (ja) * | 1981-08-10 | 1983-02-16 | Sony Corp | 磁気記録媒体 |
| JPS58155939A (ja) * | 1982-03-11 | 1983-09-16 | 東レ株式会社 | 複合フイルム |
| JPS59203230A (ja) * | 1983-05-04 | 1984-11-17 | Teijin Ltd | 二軸配向ポリエステルフイルム |
| JPS59207421A (ja) * | 1983-05-11 | 1984-11-24 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 磁気記録媒体 |
| JP2523102B2 (ja) * | 1983-12-12 | 1996-08-07 | 東レ株式会社 | 磁気記録媒体用複合ポリエステルフイルム |
-
1985
- 1985-07-30 JP JP60166653A patent/JPH0680525B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6228918A (ja) | 1987-02-06 |
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Legal Events
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|---|---|---|---|
| EXPY | Cancellation because of completion of term |