JPH06822B2 - 単分散ビニル重合体微粒子の製造法 - Google Patents

単分散ビニル重合体微粒子の製造法

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JPH06822B2
JPH06822B2 JP2253087A JP2253087A JPH06822B2 JP H06822 B2 JPH06822 B2 JP H06822B2 JP 2253087 A JP2253087 A JP 2253087A JP 2253087 A JP2253087 A JP 2253087A JP H06822 B2 JPH06822 B2 JP H06822B2
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豊 赤崎
尚哉 藪内
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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08FMACROMOLECULAR COMPOUNDS OBTAINED BY REACTIONS ONLY INVOLVING CARBON-TO-CARBON UNSATURATED BONDS
    • C08F2/00Processes of polymerisation
    • C08F2/12Polymerisation in non-solvents
    • C08F2/16Aqueous medium
    • C08F2/22Emulsion polymerisation
    • C08F2/24Emulsion polymerisation with the aid of emulsifying agents
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Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、単分散ビニル重合体微粒子の製造法に関し、
特に、粒径が揃った比較的大粒径の単分散ビニル重合体
微粒子の製造法に関する。
従来の技術 従来の乳化重合においては、粒径の揃った単分散ラテッ
クスを得る場合、その最大粒径は、一般的には0.5μ
m程度であった。従来、乳化重合よって得られる重合体
微粒子の粒径を大きくするための手段としては、(1)
乳化剤の量を少なくすること、(2)重合開始剤の量を
少なくすること、及び(3)無機電解質を添加すること
が知られている。これらの方法では、乳化重合安定性が
低下すること、又、たとえ大粒径の重合体微粒子が得ら
れたとしても、粒度が多分散になるなどの欠点を有して
いる。これらの欠点を改善する手段として、例えば、特
開昭59−22904号公報に記載されているごとく、
無機電解質の濃度を制御する方法、あるいは、高分子学
会予稿集Vol.34に記載されているように、溶剤を水と
併用してスチレン−アクリルアミド共重合体のラテック
スを得る方法などが提案されている。
発明が解決しようとする問題点 しかしながら、上記の無機電解質の濃度を制御する方法
においては、粒径1μ以上のものを得ることはできなか
った。また、溶剤を水と併用してスチレン−アクリルア
ミド共重合体のラテックスを得る方法は、粒径1μ以上
のものが得られるが、重合に用いる単量体がスチレンと
アクリルアミド以外のものには適用できず、多種多様の
用途には対応できないものであった。
本発明者等は、以上のような状況に鑑み、粒径1μ以上
の、且つ、極めて粒度分布の狭い重合体微粒子の製造法
について鋭意検討した結果、本発明を完成するに至っ
た。
従って、本発明の目的は、大粒径、且つ、粒度分布の極
めて狭い、単分散のビニル重合体微粒子の製造方法を提
供することにある。
本発明の他の目的は、原料として用いられる単量体の種
類に大きな制限を受けることなく、重合体微粒子を製造
する方法を提供することにある。
問題点を解決するための手段及び作用 本発明者等は、粒径を大きくし、且つ、単分散性を保つ
ためには、重合開始剤の種類及び濃度、電解質の種類及
び濃度、及び重合温度等と共に、重合時に用いる界面活
性剤も重要な要因であることを見出だし、鋭意検討した
結果、下記一般式(I)で示される化合物を用い、特定
の条件下で重合を行うと、上記目的が達成されることを
見出だし、そして特に、けい素原子含有ビニル単量体を
用いた共重合系において用いた場合に良好な結果が得ら
れることを見出だし、本発明を完成するに至った。
即ち、本発明の単分散ビニル重合体微粒子の製造法は、
ビニル芳香族化合物、アクリル酸エステル及びメタクリ
ル酸エステルよりなる群から選ばれた一種以上の単量体
99.9重量%〜60.0重量%と、けい素原子含有ビ
ニル化合物0.1〜40重量%とを乳化重合するに際し
て、界面活性剤として下記一般式(I)で示される化合
物の存在下、重合開始剤として過硫酸塩10-1〜10-3
モル/及び電解質として二価金属硫酸塩10-2〜10
-4モル/を用いて重合を行うことを特徴とする。それ
により数平均粒径1.0〜10.0μm及びコールター
カウンターによる標準偏差1.25以下の粒度分布を有
する単分散ビニル重合体微粒子を得ることができる。
(式中、R及びRは、同一でも異なっていてもよ
く、それぞれ炭素数4〜8のアルキル基、置換又は非置
換のフェニル基、又は、置換又は非置換のシクロヘキシ
ル基を表わし、Mはアルカリ金属を表わす) 以下、本発明について詳細に説明する。
本発明において、けい素原子含有ビニル単量体として
は、例えば、次の一般式(II)及び(III)で示される
ものを挙げることができる。
(式中、R、R及びRはそれぞれ水素原子、炭素
数1〜8のアルキル基又はフェニル基を表わし、R
水素原子又はメチル基を表わす。) けい素原子含有単量体は、その低い表面張力のために、
エマルジョンの保持性が良好になるよう作用する。本発
明において、けい素原子含有単量体は、全単量体に対し
て0.1〜40重量%の範囲で使用される。けい素含有
単量体の量が0.1重量%より少なくなると、乳化重合
に際してのエマンジョンの安定性改善効果が期待できな
くなり、40重量%より多くなると、望ましい性質の共
重合体が得られなくなる。
本発明において、ビニル共重合体を構成する多量成分
は、スチレン等のビニル芳香族化合物、アクリル酸エス
テル及びメタクリル酸エステルよりなる群から選択され
る一種又はそれ以上のものであり、全単量体に対して9
9.9〜60.0重量%の範囲で使用される。
本発明において、重合は一段階で行ってもよいが、二段
階で行うこともできる。例えば、まず、スチレンのみを
重合させ、引続いてスチレンとけい素含有ビニル単量体
を添加して重合反応を継続する方法、あるいは、メチル
メタクリレートのごとき親水性単量体を使用する場合に
は、まず、スチレン、2−エチルエキシルアクリレート
等を重合し、粒径/電位のバランスが平衡に達した後
に、メチルメタクリレート及びけい素含有ビニル単量体
を添加して重合を行う等の方法が採用できる。
乳化重合反応は、上記一般式(I)で示される化合物の
存在下で行われるが、具体的化合物としては、次のもの
が例示される。
これ等化合物の添加量は任意に設定できるが、特に水溶
液濃度0.04〜0.80g/dlの範囲で使用するの
が望ましい。
乳化重合において、粒径を大きくし、且つ、単分散性を
保つために要求される界面活性剤の性質として、1)通
常用いられるドデシル硫酸ナトリウム等より高表面張力
をもつこと、2)エマルジョンの生成/消失の繰返し極
力が少ないこと、3)十分な表面電荷を有しているこ
と、の各条件があげられる。上記1)は、粒径を大きく
するための条件の生成による多分散化(微少粒子の発
生)の制御のための条件であり、3)は粒子間の結合防
止による多分散化(粗大粒子の生成)の制御のための条
件である。本発明において用いる上記一般式(I)で示
される界面活性剤は、上記の条件を満足する。即ち、従
来用いられるドデシル硫酸ナトリウムのごとき、直鎖状
の活性剤に比べて、エマルジョンの生成−消失の繰返し
が少なく、更に、アルキル基の炭素数を4〜8にするこ
とによって粒径と表面電位のバランスが取りやすい物と
なる。
本発明において、重合開始剤としては、過硫酸塩系開始
剤が使用され、例えば、過硫酸カリウム、過硫酸アンモ
ニウム等が最も好ましく用いられる。その場合、水溶液
濃度として、10-1〜10-3モル/の範囲で用いるこ
とが必要である。この範囲を逸脱すると、所定の粒径及
び標準偏差の単分散ビニル重合体微粒子は得られなくな
る。
又、電解質としては、本発明においては、硫酸第一銅
(CuSO)、硫酸第一鉄(FeSO)などの二価
金属流酸塩が使用され、それにより、重合体微粒子の平
均粒径が大きくなると共に、粒度分布もシャープにな
る。電解質の濃度は、10-2〜10-4モル/の範囲で
用いることが必要である。この範囲を逸脱すると、所定
の粒径及び平均偏差の単分散ビニル重合体微粒子は得ら
れなくなる。
更に、前記一般式(I)で示される界面活性剤と共に、
アクリル酸−マレイン酸共重合体等の水溶性高分子を分
散安定剤として使用してもよい。その場合表面張力は4
0〜75ダイン/cmであるのがよい。
重合温度は、40〜90℃、好ましくは45〜75℃の
範囲で行われる。
実施例 以下、本発明を実施例によって説明する。以下の実施例
はすべて、N導入口、いかり型撹拌翼、温度調節計を
備えた5グラスライニング製オートクレーブによって
実施した。
実施例1 蒸溜水3.2を反応器に入れ、窒素ガスで置換した
後、温度を50℃まで昇温した。これに、下記化合物
4.32g及びアクリル酸−マレイン酸共重合体(花王
(株)製ポイズ520)0.72gを0.2の水に溶解
して得た水溶液を添加した。
次いで、過硫酸アンモニウム28.8gを0.2の水
に溶解して得た水溶液を添加した。更に、スチレン40
0ml及び硫酸第一銅0.6gを加え、重合温度を50℃
に保ちながら、4時間重合を行った。4時間経過した
後、スチレン400ml及びポリジメチルシロキサンマク
ロマー(FM-0700、チッソ(株)製)(一般式(II)の
n=1、m=3)20mlの混合液を滴下し、更に40時
間重合を継続した。
得られた粒子の大きさは、4.0μmであり、単分散の
もので、コールターカウンターによる粒度分布の標準偏
差は1.14であった。又、重合体微粒子は、重量平均
分子量33600、数平均分子量94000であった。
比較例1 ジメチルシロキサンマクロマーFM-0700を用いない以外
は、実施例1と同様にして重合を行つたところ、得られ
た粒子の粒径は3.0〜5.5μmであり、バラツキが
大きかった。
実施例2 実施例1において用いたジメチルシロキサンマクロマー
FM-0700をジメチルシロキサンマクロマー(チッソ
(株)製)(一般式(II)のn=1、m=3)で置換し
た以外は同様にして重合を行った。得られた重合体微粒
子の数平均径は3.4μmであり、粒度分布における標
準偏差は1.14であった。この重合体微粒子はゲル化
されたものであった。
実施例3 実施例1において用いたジメチルシロキサンマクロマー
FM-0700をジメチルシロキサンマクロマーFM-0711(チッ
ソ(株)製)(一般式(II)平均分子量1000、m=3)
で置換した以外は同様にして重合を行った。得られた重
合体微粒子の数平均粒径は4.2μmであり、粒度分布
における標準偏差は1.12であった。この重合体微粒
子は、重合平均分子量318000、数平均分子量88000であ
った。
発明の効果 本発明によれば、乳化重合法によって、数平均粒径1.
0〜10.0μm程度の極めて大きな粒子を持ち、且
つ、標準偏差が1.25以下の狭い粒度分布を有する単
分散性の重合体微粒子が、複雑な工程を要することなく
容易に得られる。
又、本発明によって得られた重合体微粒子は、生物学的
担体、固定化酵素担体、免疫血清学的診断薬担体、医薬
投与用担体、イオン交換樹脂、結晶表示用スペーサ、カ
ラム充填剤、電子写真現像剤、塗料等への応用が可能で
あり、特に着色した重合体微粒子は、そのままの状態で
電子写真現像剤として使用することができるので、有利
である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 C08F 230/08 MNU 7242−4J 299/08 MRY 7442−4J

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ビニル芳香族化合物、アクリル酸エステル
    及びメタクリル酸エステルよりなる群から選ばれた一種
    以上の単量体99.9重量%〜60.0重量%と、けい
    素原子含有ビニル化合物0.1〜40重量%とを乳化重
    合するに際して、界面活性剤として下記一般式(I)で
    示される化合物の存在下、重合開始剤として過硫酸塩1
    -1〜10-3モル/及び電解質として二価金属硫酸塩
    10-2〜10-4モル/を用いて重合を行うことを特徴
    とする単分散ビニル重合体微粒子の製造法。 (式中、R及びRは、同一でも異なっていてもよ
    く、それぞれ炭素数4〜8のアルキル基、置換又は非置
    換のフェニル基、又は、置換又は非置換のシクロヘキシ
    ル基を表わし、Mはアルカリ金属を表わす)
JP2253087A 1987-02-04 1987-02-04 単分散ビニル重合体微粒子の製造法 Expired - Lifetime JPH06822B2 (ja)

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JPH01318027A (ja) * 1988-06-17 1989-12-22 Toagosei Chem Ind Co Ltd 水性樹脂組成物の製造方法

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