JPH0682814U - 電磁石装置 - Google Patents

電磁石装置

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JPH0682814U
JPH0682814U JP2793993U JP2793993U JPH0682814U JP H0682814 U JPH0682814 U JP H0682814U JP 2793993 U JP2793993 U JP 2793993U JP 2793993 U JP2793993 U JP 2793993U JP H0682814 U JPH0682814 U JP H0682814U
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iron
lever
iron core
shaft
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清 當摩
繁実 高橋
信義 井上
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株式会社コパル
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】鉄片と鉄芯との吸着保持を均一で安定したもの
とするとともに、離反においては、そのタイミングのバ
ラツキを低減させて正確なものとする。 【構成】平坦な吸着面が形成された鉄片3は、コイル2
が巻かれた鉄芯1に吸着される。ツバ4aを備えた鉄片
軸4は鉄片3に取付けられる。鉄片レバー5は、鉄片軸
4と所定の遊びを有し、付勢部材7によって軸6を軸と
した回転力を与えられていて、ツバ4aを介して鉄片3
を鉄芯1から引離すように作用する。鉄片軸4は、鉄芯
1の中心線とは重ならない位置にて鉄片3に取付けら
れ、突起5bは、鉄芯1の略中心線上にてツバ4aに当
接するように鉄片レバー5に形成される。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、例えば、カメラ等のシャッタ駆動用のアクチュエータとして用いら れる電磁石装置に関し、より詳細には、電磁石または永久磁石の作用によって鉄 芯が鉄片を吸着保持することを利用して鉄片レバーを吸着保持するようにした電 磁石装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
例えば、カメラ等においては、シャッタ駆動用のアクチュエータとして、電磁 石または永久磁石の作用によって鉄芯が鉄片を吸着保持するようにした電磁石装 置が広く用いられている。この種の電磁石装置の基本的な構成としては、図9に 代表されるものと図10に代表されるものとがある。図9のタイプは通電保持型 などと呼ばれるもので、コイル102に通電すると鉄芯101に磁力が生じて鉄 片部材103が吸着され、通電をオフすると該磁力が消失されてバネ107の付 勢力により鉄片部材103は離反され軸106を軸として回転する。図10のタ イプは自己保持型あるいは消磁釈放型などと呼ばれるもので、永久磁石210の 作用によって鉄芯201に磁力が生じていて、コイル202に通電をしていない ときは鉄片部材203は鉄芯201に吸着され、コイル202に通電すると鉄芯 201の磁力が相殺されてバネ207の付勢力により鉄片部材203は離反され 軸206を軸として回転する。
【0003】 従来の具体的な例を、通電保持型の電磁石装置の場合にて説明する。図8にお いて、21は略U字形状の鉄芯で、コイル22が取付けられている。23は鉄片 で、平坦な吸着面が形成されており、鉄芯21の2つの端面P3 , P4 で吸着さ れる。24は鉄片軸で、かしめ等により鉄片23に固定されており、鉄片23と 反対の端部にツバ24aが固定されて取付けられている。25は鉄片レバーで、 軸26を軸として回転可能に枢着されていて、バネ等の付勢部材27により鉄芯 21から離反する方向への回転力を与えられている。また、鉄片レバー25には 、鉄片軸24の外径より大なる内径を有する案内孔25aが形成されていて、鉄 片軸24と所定の遊びを有するようになっている。28はコイルバネで、鉄片2 3と鉄片レバー25との間の、鉄片軸24の周囲に配置されていて、鉄片レバー 25のオーバーランを吸収できるようになっている。
【0004】 図8は、例えば、シャッタのオーバーチャージ等の状態を示していて、コイル 22に通電がなされていて鉄片23が鉄芯21に吸着されているとともに、図示 しないカメラ本体側からの駆動により作動させられるピン等の押圧部材29が、 付勢部材27に抗して鉄片レバー25を押圧していて、鉄片23を鉄芯21側へ 押圧して吸着状態を保持している。このような状態から、押圧部材29による押 圧が解除された後、コイル22への通電がオフされると、鉄片レバー25は、案 内孔25aの端部の外周面25bで鉄片軸24のツバ24aと面接触して押圧す ることにより、鉄片23を鉄芯21から離反させる。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、従来においては、図8のように、鉄片軸24のツバ24aと鉄 片レバー25との当接が面接触や、あるいは2点での接触であるため、面精度や 各当接部の寸法精度が所定に達成されていないと、鉄片レバー25の作用が、鉄 片23の吸着(離反)面に対してバランスをくずすこととなり、ホールド不良や 離反のタイミングのバラツキを起こす。ところが、面精度や寸法精度を所定に達 成させるのは、製造上容易ではなく、不都合な点であった。また、従来の構成で は、鉄片レバーの回転により発生する回転モーメントに起因して鉄片23への作 用に偏りが生じて、鉄片23が首振りさせられるような作用を受けて、吸着(離 反)面に対して均一な作用とすることができず、不都合であった。
【0006】 これに対し、例えば、実公昭61−5767号公報には、鉄片取付軸のつば部 と鉄片レバーとが小さな面で接触するようにした技術が提案されている。しかし ながら、公報に記載された技術によれば、小さいながらも面接触であるため、面 の加工精度等による接触の偏りを完全になくすことができないものであった。ま た、実公平3−9291号公報によれば、回転レバーの可動子に対する作用点を 突起状として、この作用点を可動子の中心線からずらすようにした技術が提案さ れている。これは、ホールド力を弱める回転モーメントを低減できる点で有効な ものであるが、一方で、離反のタイミングのバラツキを抑えるという点で有利な 、作用点を鉄片の中心線上に配するという利点が生かされないものであった。
【0007】 本考案は、上記問題に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、 鉄片と鉄芯との吸着保持を均一で安定したものとするとともに、離反においては 、そのタイミングのバラツキを低減させて正確なものとした電磁石装置を提供す ることにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成するため、本考案の電磁石装置は、コイルを備えた鉄芯と、 鉄芯に吸着される平坦な吸着面を備えた鉄片と、鉄片に取付けられた連結部材と 、連結部材に遊嵌され付勢部材によって一端側を軸とした回転力を与えられて連 結部材を介して鉄片を鉄芯から引離すように作用する鉄片レバーとを備えた電磁 石装置において、連結部材は、鉄芯の中心線とは重ならない位置にて鉄片に取付 けられ、鉄片レバーは、鉄芯の略中心線上にて連結部材に当接する突起が形成さ れるようにしたものである。
【0009】
【作用】
鉄片レバーに形成された突起が、鉄芯の中心線とは重ならない位置にて鉄片に 取付けられた連結部材に、鉄芯の略中心線上にて当接し、該連結部材を押圧して 、鉄片レバーによる回転モーメントの影響が鉄片の吸着面に及ばないように防止 する。これにより、鉄片の吸着面に対する作用が均一なものとなり、また、吸着 保持のバラツキを低減させる。
【0010】
【実施例】
以下、本考案を図示する実施例により具体的に説明する。図1は本考案の電磁 石装置の第1の実施例を示す断面図である。図1において、1は略U字状の鉄芯 で、コイル2が巻回され取付られている。コイル2は、図示しない駆動回路、演 算回路(CPU)に接続されていて、選択通電をすることができるようになって いる。3は鉄片で、平坦な吸着面が形成されており、この吸着面にて鉄片3が鉄 芯1の2つの端面P1 ,P2 に吸着される。4は鉄片軸で、鉄芯1の中心線Aと は重ならない位置に、図1の実施例においては、鉄芯1の端面P2 側に寄った位 置にて、かしめ等の適宜の手段により鉄片3に固定されて取付けられている。ま た、鉄片軸4の鉄片3と反対側の端部にはツバ4aが取付けられている。
【0011】 5は鉄片レバーで、軸6を軸として回転可能に枢着されていて、付勢部材7に より右旋方向への回転力が与えられている。5aは、鉄片レバー5に形成された 案内孔で、鉄片軸4の外径より大なる内径を有して形成されていて、鉄片軸4と の間に所定の遊びを有するようになっている。5bは、鉄片レバー5に形成され た突起で、後述するように鉄芯1の略中心線上にて鉄片軸4のツバ4aに当接す るようになっている。8はコイルバネで、鉄片3と鉄片レバー5との間の鉄片軸 4の周囲に配されていて、オーバーチャージ等が可能なように鉄片レバー5のオ ーバーランを吸収できるようになっている。
【0012】 図1は、シャッタにおいては、例えばオーバーチャージ等の状態を示していて 、コイル2に通電がなされていて、鉄片3が鉄芯1に吸着保持されている状態で ある。図示しないカメラ本体側からの駆動により作動させられるピン等の押圧部 材9が付勢部材7に抗して鉄片レバー5を左旋方向に押圧しており、これにより 、コイルバネ8を介して鉄片3を鉄芯1側へ押圧して吸着状態を保っている。
【0013】 図2は、同じく本考案の電磁石装置の第1の実施例を示す断面図である。図1 の状態から、押圧部材9の押圧を解除した後、コイル2への通電をオフすると、 付勢部材7により鉄片レバー5が右旋方向に回転させられ、鉄片レバー5に形成 された突起5bは、鉄芯1の略中心線上、すなわち、L1 とL2 がほぼ等しくな る線上にて鉄片軸4のツバ4aに当接する。図2はこの状態を示している。
【0014】 鉄片レバー5がさらに右旋方向に回転するにあたり、ツバ4aを突起5b一箇 所で押圧しているため、鉄片レバー5の回転による回転モーメントの影響により 、鉄片軸4を右旋方向へ小さく首振りさせるように作用するが、一方で、鉄片軸 4は鉄片3に端面P2 側に寄った位置にて取付けられていて鉄片軸4を支点とし て鉄片3の端面P1 側の質量が大きく左旋方向への回転モーメントが生じるため 、この左旋方向への回転モーメントにより、右旋方向へ首振りさせようとする作 用が相殺されて、首振りを防止する。従って、鉄片レバー5の回転に伴う鉄片3 の小さな首振りが防止されて、鉄片3は、2つの端面P1 ,P2 から同時に離反 されて、離反のタイミングのバラツキが低減される。
【0015】 図3は、第1の実施例の鉄片3の平面図である。鉄片3が吸着する鉄芯1の端 面P1 ,P2 を図示してある。また、3aは、鉄片軸4が固設される孔等を示し ている。第1の実施例においては、鉄片3は、図3に示すように、その平面形状 が略長方形のものであるが、前述した鉄片軸4の首振りの程度に合わせて、鉄片 3をその形状を適当なものとして質量の分布状態を変えることにより、鉄片レバ ー5の回転により発生する回転モーメントに起因する鉄片3への作用の偏りを鉄 片3の質量にて補正するようにして、鉄片レバー5の回転による回転モーメント の影響をより完全に防止することができる。
【0016】 具体例を図4に示す。図4は、本考案の電磁石装置の第2の実施例を示し、質 量の分布状態を変えた鉄片33を示した平面図である。鉄片33は、厚さは図3 の鉄片3とほぼ同じで、面積の大きい拡大部33bが形成されたものである。従 って、拡大部33bにより質量大となる範囲が形成されて、鉄片レバー5の回転 モーメントに起因する作用の偏りとのバランスがとられるようになっている。な お、33aは、鉄片軸4が固設される孔等を示す。
【0017】 図5は本考案の電磁石装置の第3の実施例である。鉄片レバー5の回転による 回転モーメントに起因する作用の偏りを、鉄片3の一部を鉄片レバー5に当接さ せるようにして補正することにより行われる。すなわち、図5のように、鉄片4 3に、鉄片レバー5と当接可能な延長部43aを形成して、この延長部43aが 、鉄片レバー5を当接押圧して、回転モーメントに起因する作用の偏りとのバラ ンスがとられるようにする。
【0018】 なお、第1の実施例から第3の実施例においては、鉄片軸4が鉄芯1の中心線 に対して鉄芯1の端面P2 側に取付けられた場合であるが、図6に示す本考案の 電磁石装置の第4の実施例および図7に示す本考案の電磁石装置の第5の実施例 のように、鉄片軸4が鉄芯1の中心線に対して鉄芯1の端面P1 側に取付けられ るようにしてもよく、その効果は、第1の実施例から第3の実施例の場合と同様 のものとなる。
【0019】 また、本考案の上述した実施例においては、通電保持型の電磁石装置にて説明 したが、保持用の永久磁石を備えた自己保持型(消磁釈放型)の電磁石装置にお いても、同様の効果が得られることはもちろんである。また、他の駆動用として も、鉄片レバー5のように回転する部材と鉄片3とが連結されているような構成 の電磁石装置においては、きわめて有効なものである。
【0020】
【考案の効果】
以上のように、本考案によれば、連結部材は、鉄芯の中心線とは重ならない位 置にて鉄片に取付けられ、鉄片レバーは、鉄芯の略中心線上にて連結部材に当接 する突起が形成されるようにしたので、鉄片と鉄芯との吸着保持を均一で安定し たものとするとともに、離反においては、そのタイミングのバラツキを低減させ て正確なものとし、かつ鉄片レバーの回転による回転モーメントに起因する作用 の偏りによる吸着(離反)面に対するアンバランスを解消した、しかも、製造の 容易な電磁石装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の電磁石装置の第1の実施例を示す断面
図である。
【図2】本考案の電磁石装置の第1の実施例を示す断面
図である。
【図3】本考案の電磁石装置の第1の実施例における鉄
片を示す平面図である。
【図4】本考案の電磁石装置の第2の実施例を示す鉄片
の平面図である。
【図5】本考案の電磁石装置の第3の実施例を示す断面
図である。
【図6】本考案の電磁石装置の第4の実施例を示す断面
図である。
【図7】本考案の電磁石装置の第5の実施例を示す断面
図である。
【図8】従来の例を示す断面図である。
【図9】電磁石装置の基本構成を示す断面図である。
【図10】電磁石装置の基本構成を示す断面図である。
【符号の説明】
1 鉄芯 2 コイル 3 鉄片 4 鉄片軸 5 鉄片レバー 6 軸 7 付勢部材 8 コイルバネ 9 押圧部材

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コイルを備えた鉄芯と、鉄芯に吸着され
    る平坦な吸着面を備えた鉄片と、鉄片に取付けられた連
    結部材と、連結部材に遊嵌され付勢部材によって一端側
    を軸とした回転力を与えられて連結部材を介して鉄片を
    鉄芯から引離すように作用する鉄片レバーとを備えた電
    磁石装置において、 連結部材は、鉄芯の中心線とは重ならない位置にて鉄片
    に取付けられ、鉄片レバーは、鉄芯の略中心線上にて連
    結部材に当接する突起が形成されることを特徴とする電
    磁石装置。
  2. 【請求項2】 鉄片レバーの回転による作用の偏りを、
    鉄片の質量にて補正するように鉄片が形成されているこ
    ととした請求項1記載の電磁石装置。
  3. 【請求項3】 鉄片レバーの回転による作用の偏りを、
    鉄片が鉄片レバーを当接押圧することにより補正するよ
    うに鉄片が形成されていることとした請求項1記載の電
    磁石装置。
JP2793993U 1993-04-28 1993-04-28 電磁石装置 Expired - Lifetime JP2571715Y2 (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2024546151A (ja) * 2021-12-15 2024-12-17 クノル-ブレムゼ ジステーメ フューア ヌッツファールツォイゲ ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツング 電磁式のアクチュエータ、特に電磁式の切換装置または弁装置

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JP2024546151A (ja) * 2021-12-15 2024-12-17 クノル-ブレムゼ ジステーメ フューア ヌッツファールツォイゲ ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツング 電磁式のアクチュエータ、特に電磁式の切換装置または弁装置

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JP2571715Y2 (ja) 1998-05-18

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