JPH0685667B2 - 苗木根の移植用包装袋 - Google Patents
苗木根の移植用包装袋Info
- Publication number
- JPH0685667B2 JPH0685667B2 JP11127387A JP11127387A JPH0685667B2 JP H0685667 B2 JPH0685667 B2 JP H0685667B2 JP 11127387 A JP11127387 A JP 11127387A JP 11127387 A JP11127387 A JP 11127387A JP H0685667 B2 JPH0685667 B2 JP H0685667B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- packaging bag
- transplanting
- seedlings
- roots
- transplantation
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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Description
【発明の詳細な説明】 {産業上の利用分野} 本発明は苗木等の移植用として使用される移植用包装袋
に関する。
に関する。
{従来の技術} 苗木を丈夫に育てるため、あるいは苗木の段階で他の場
所で集中管理し、ある程度成長した段階で他の場所に移
す等、植物の成長過程においてしばしば移植作業が行な
われる。
所で集中管理し、ある程度成長した段階で他の場所に移
す等、植物の成長過程においてしばしば移植作業が行な
われる。
従来、この移植作業においては、苗木等の根を傷つけな
いように十分注意しながら根の土壌周囲を堀起こし、こ
の根より土壌が脱落しないように布紙等で根を包み、移
植場所に移動させ、そこで前記根の包装を解き、植えか
える方法が採られている。
いように十分注意しながら根の土壌周囲を堀起こし、こ
の根より土壌が脱落しないように布紙等で根を包み、移
植場所に移動させ、そこで前記根の包装を解き、植えか
える方法が採られている。
{発明が解決しようとする問題点} しかし、このような移植方法においては、苗木等を堀起
こす際に十分注意したとしても、根を傷つけるという危
険性を有する。また、移植作業のたびに堀起した根を布
紙等で包装し、さらに埋植時にはこの包装を再び解かね
ばならず、作業者に多大な手間と労力が要求されるとい
う欠点がある。
こす際に十分注意したとしても、根を傷つけるという危
険性を有する。また、移植作業のたびに堀起した根を布
紙等で包装し、さらに埋植時にはこの包装を再び解かね
ばならず、作業者に多大な手間と労力が要求されるとい
う欠点がある。
本発明は、従来技術の上記のような欠点に鑑み、苗木等
の移植作業に際し、苗木の根を傷つけることなく、しか
も、根の包装作業にかかる手間を省き、移植作業全般に
おける時間と労力の省力化を可能ならしめる苗木の移植
用包装袋を提供することを目的とするものである。
の移植作業に際し、苗木の根を傷つけることなく、しか
も、根の包装作業にかかる手間を省き、移植作業全般に
おける時間と労力の省力化を可能ならしめる苗木の移植
用包装袋を提供することを目的とするものである。
{問題点を解決するための手段} 上記の目的を達成する本発明の構成は、不織布により形
成された苗木根の移植用包装袋において、上記不織布
は、単糸デニールが2〜10dのポリエステル長繊維フイ
ラメント糸からなり、目付が40〜300g/m2、通気量が20
〜300cc/cm2/sec、透水量が1.9×10-3〜4.4×10-3cm/se
c(垂直方向)の特性を有することを特徴とする苗木根
の移植用包装袋である。
成された苗木根の移植用包装袋において、上記不織布
は、単糸デニールが2〜10dのポリエステル長繊維フイ
ラメント糸からなり、目付が40〜300g/m2、通気量が20
〜300cc/cm2/sec、透水量が1.9×10-3〜4.4×10-3cm/se
c(垂直方向)の特性を有することを特徴とする苗木根
の移植用包装袋である。
本発明は、不織布として、スパンボンド法によるポリエ
ステル100%の連続した長繊維フイラメント糸よりな
り、繊維同士が交差点において接着され、かつ目付が40
〜300g/m2の範囲のものを使用した点に特徴を有する。
ステル100%の連続した長繊維フイラメント糸よりな
り、繊維同士が交差点において接着され、かつ目付が40
〜300g/m2の範囲のものを使用した点に特徴を有する。
すなわち、このようなスパンボンド法によるポリエステ
ル100%の長繊維フイラメント糸よりなる不織布とする
ことにより、引張り強力、引裂き強力、耐摩耗性が優れ
るとともに、ウイルス等の無菌苗の育成が可能となる。
ル100%の長繊維フイラメント糸よりなる不織布とする
ことにより、引張り強力、引裂き強力、耐摩耗性が優れ
るとともに、ウイルス等の無菌苗の育成が可能となる。
また、単糸デニールが2〜10dの細い繊維が多方向にラ
ンダムに配列され、かつ繊維の交差点において繊維同士
が互いに熱融着されており、しかも不織布の状態におい
て、通気量20〜300cc/cm2/sec、透水量1.9×10-3〜4.4
×10-3cm/secの特性を有しているため、根の発育、枝張
りが良好となり、また水切りができるため、果樹等の糖
度が上げられるという利点を有する。
ンダムに配列され、かつ繊維の交差点において繊維同士
が互いに熱融着されており、しかも不織布の状態におい
て、通気量20〜300cc/cm2/sec、透水量1.9×10-3〜4.4
×10-3cm/secの特性を有しているため、根の発育、枝張
りが良好となり、また水切りができるため、果樹等の糖
度が上げられるという利点を有する。
これらの不織布は遮光率の高い黒色系にすることが好ま
しい。すなわち、根の発育進行は光と逆行するため、黒
色系とすることにより光を冴えぎり、根の発育を進行さ
せることができるとともに、根がポット壁を貫通するこ
とがないので、移植時に根を切ることがない。
しい。すなわち、根の発育進行は光と逆行するため、黒
色系とすることにより光を冴えぎり、根の発育を進行さ
せることができるとともに、根がポット壁を貫通するこ
とがないので、移植時に根を切ることがない。
また、本発明は、繊維の結合に接着剤を使用しておら
ず、更にポリエステル100%であるので、優れた透水
性、排水性があり、目詰りなどの心配がなく、フイルタ
効果を長期にわたり持続できる。
ず、更にポリエステル100%であるので、優れた透水
性、排水性があり、目詰りなどの心配がなく、フイルタ
効果を長期にわたり持続できる。
さらにまた、このような不織布は以下に述べるような形
状の袋に形成することによって、苗木根の移植用として
優れた効果を奏するものである。
状の袋に形成することによって、苗木根の移植用として
優れた効果を奏するものである。
以下、図面に基づいて本発明の苗木根の移植用包装袋を
説明する。
説明する。
第1図は、本発明に係る移植用包装袋の開口部を広げた
状態の斜視図、第2図は第1図に示す移植用包装袋をタ
ックに沿って折り曲げた状態の斜視図、第3図は第1図
に示す移植用包装袋に苗木と土壌を入れた状態の斜視
図、第4図は、第3図の状態のものを地中に埋植させた
状態の斜視図、第5図は、第4図のI−I断面図であ
る。
状態の斜視図、第2図は第1図に示す移植用包装袋をタ
ックに沿って折り曲げた状態の斜視図、第3図は第1図
に示す移植用包装袋に苗木と土壌を入れた状態の斜視
図、第4図は、第3図の状態のものを地中に埋植させた
状態の斜視図、第5図は、第4図のI−I断面図であ
る。
第1図、第2図に示すように、内部が空洞の四角柱状に
形成された不織布1の側面2、側面3の略中間部は折り
曲げられ、タック2a,2bが形成されている。また、側面
4と側面5との下部は、この両者が重ねられ縫合されて
いる。この上部は開口され、開口部6が形成されてい
る。
形成された不織布1の側面2、側面3の略中間部は折り
曲げられ、タック2a,2bが形成されている。また、側面
4と側面5との下部は、この両者が重ねられ縫合されて
いる。この上部は開口され、開口部6が形成されてい
る。
上記のような不織布1の加工により、移植用包装袋Aが
構成されている。こうすれば、移植用包装袋Aに土壌を
入れた場合に下部の縫合部より、少し上部で側面2,3の
下部が移植用包装袋Aの内部に折れ曲り、安定的な底面
が形成される。
構成されている。こうすれば、移植用包装袋Aに土壌を
入れた場合に下部の縫合部より、少し上部で側面2,3の
下部が移植用包装袋Aの内部に折れ曲り、安定的な底面
が形成される。
第3図に示すように、移植用包装袋Aに苗木と土壌を挿
入した状態で倒れることはない。
入した状態で倒れることはない。
なお、タック2a,2bの深さは側面4の水平方向の長さの1
/3以上であることが望ましい。
/3以上であることが望ましい。
次に上記移植用包装袋Aの使用法について説明する。
まず、移植用包装袋Aの開口部6より苗木7を移植用包
装袋A内に挿入し、さらに土壌を苗木7の根が埋まる程
度まで被せる(第3図)。第3図に示す状態のまま苗木
7を地中に埋設し、苗木7の集中管理、育成をはかる
(第4図)。苗木7の生育の過程で、移植の必要が生じ
た場合には、移植用包装袋Aごとに苗木7を堀起こし、
そのままの状態で移植適地まで移動させ、そこに移植用
包装袋Aもろとも再度苗木7を埋植させればよい。
装袋A内に挿入し、さらに土壌を苗木7の根が埋まる程
度まで被せる(第3図)。第3図に示す状態のまま苗木
7を地中に埋設し、苗木7の集中管理、育成をはかる
(第4図)。苗木7の生育の過程で、移植の必要が生じ
た場合には、移植用包装袋Aごとに苗木7を堀起こし、
そのままの状態で移植適地まで移動させ、そこに移植用
包装袋Aもろとも再度苗木7を埋植させればよい。
この結果、苗木7の値を傷つけることなく、苗木7を堀
起しすことができる。また、この堀起した苗木7の根よ
り、土壌が脱落しないように根を包装する作業を省略す
ることができる。
起しすことができる。また、この堀起した苗木7の根よ
り、土壌が脱落しないように根を包装する作業を省略す
ることができる。
上記の実施例においては、移送用包装袋の縫製は、ミシ
ンによって行なったものであるが、縫製糸はポリエステ
ルのスパン糸を使用し、不織布強度が縫製糸強力の釣合
のとれたものを使用することが好ましい。このような糸
を使用することにより、基布の引裂き、および糸切れを
防止することができる。
ンによって行なったものであるが、縫製糸はポリエステ
ルのスパン糸を使用し、不織布強度が縫製糸強力の釣合
のとれたものを使用することが好ましい。このような糸
を使用することにより、基布の引裂き、および糸切れを
防止することができる。
また、ミシン糸による縫製に限定されることなく、接着
剤や熱融着フイルムの使用、あるいは不織布を構成する
繊維加熱融着せしめて縫製することも可能である。
剤や熱融着フイルムの使用、あるいは不織布を構成する
繊維加熱融着せしめて縫製することも可能である。
{発明の効果} 本発明は、以上のように構成したので、次の如き作用効
果を奏する。
果を奏する。
すなわち、このようなスパンボンド法によるポリエステ
ル100%の長繊維フイラメント糸よりなる不織布とする
ことにより、排水性が良好で、引張り強力、引裂き強
力、耐摩耗性が優れるとともに、ウイルス等の無菌苗の
育成が可能となる。
ル100%の長繊維フイラメント糸よりなる不織布とする
ことにより、排水性が良好で、引張り強力、引裂き強
力、耐摩耗性が優れるとともに、ウイルス等の無菌苗の
育成が可能となる。
また、単糸デニールが2〜10dの細い繊維が多方向にラ
ンダムに配列され、かつ繊維の交差点において繊維同士
が互いに熱融着されており、しかも不織布の状態におい
て、通気量20〜300cc/cm2/sec、透水量1.9×10-3〜4.4
×10-3cm/secの特性を有しているため、根の発育、枝張
りが良好となり、また水切りができるため、果樹等の糖
度が上げられるという利点を有する。
ンダムに配列され、かつ繊維の交差点において繊維同士
が互いに熱融着されており、しかも不織布の状態におい
て、通気量20〜300cc/cm2/sec、透水量1.9×10-3〜4.4
×10-3cm/secの特性を有しているため、根の発育、枝張
りが良好となり、また水切りができるため、果樹等の糖
度が上げられるという利点を有する。
一方、本発明は、繊維の結合に接着剤を使用していない
ので、優れた透水性、フイルタ効果を長期にわたり持続
できる。
ので、優れた透水性、フイルタ効果を長期にわたり持続
できる。
そして、本発明は、上記の不織布を特殊な形状の袋に加
工したため、苗木等の移植作業に際し、苗木の根を傷つ
けることなく、しかも移植作業に費される労力と時間を
大巾に節約することができる。また、使用前の袋は折り
畳んだ状態で保管できるので、コンパクトな状態で箱詰
めができ、輸送や保管にも便利である。
工したため、苗木等の移植作業に際し、苗木の根を傷つ
けることなく、しかも移植作業に費される労力と時間を
大巾に節約することができる。また、使用前の袋は折り
畳んだ状態で保管できるので、コンパクトな状態で箱詰
めができ、輸送や保管にも便利である。
【図面の簡単な説明】 第1図は本発明に係る移植用包装袋の開口部を広げた状
態の斜視図、第2図は第1図に示す移植用包装袋をタッ
クに沿って折り曲げた状態の斜視図、第3図は第1図に
示す移植用包装袋に苗木と土壌を入れた状態の斜視図、
第4図は第3図の状態のものを地中に埋植させた状態の
斜視図、第5図は第4図のI−I断面図である。 1……不織布、2a,2b……タック 2,3,4,5……側面、6……開口部 7……苗木、A……移植用包装袋
態の斜視図、第2図は第1図に示す移植用包装袋をタッ
クに沿って折り曲げた状態の斜視図、第3図は第1図に
示す移植用包装袋に苗木と土壌を入れた状態の斜視図、
第4図は第3図の状態のものを地中に埋植させた状態の
斜視図、第5図は第4図のI−I断面図である。 1……不織布、2a,2b……タック 2,3,4,5……側面、6……開口部 7……苗木、A……移植用包装袋
Claims (1)
- 【請求項1】不織布により形成された苗木根の移植用包
装袋において、上記不織布は単糸デニールが2〜10dの
ポリエステル長繊維フイラメント糸からなり、目付が40
〜300g/m2、通気量が20〜300cc/cm2/sec、透水量が1.9
×10-3〜4.4×10-3cm/sec(垂直方向)の特性を有して
いることを特徴とする苗木根の移植用包装袋。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11127387A JPH0685667B2 (ja) | 1987-05-07 | 1987-05-07 | 苗木根の移植用包装袋 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11127387A JPH0685667B2 (ja) | 1987-05-07 | 1987-05-07 | 苗木根の移植用包装袋 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS63276425A JPS63276425A (ja) | 1988-11-14 |
| JPH0685667B2 true JPH0685667B2 (ja) | 1994-11-02 |
Family
ID=14557038
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11127387A Expired - Lifetime JPH0685667B2 (ja) | 1987-05-07 | 1987-05-07 | 苗木根の移植用包装袋 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0685667B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0797939B2 (ja) * | 1991-12-25 | 1995-10-25 | グンゼ株式会社 | 樹木栽培用容器 |
| CN104082097B (zh) * | 2014-07-31 | 2016-04-27 | 石宝荣 | 一种利用容器注水提高树苗成活率的栽培方法 |
-
1987
- 1987-05-07 JP JP11127387A patent/JPH0685667B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS63276425A (ja) | 1988-11-14 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| EXPY | Cancellation because of completion of term | ||
| FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
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