JPH0687308U - 物品保管システムの搬送テーブルの最適移載位置停止装置 - Google Patents
物品保管システムの搬送テーブルの最適移載位置停止装置Info
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- JPH0687308U JPH0687308U JP3348593U JP3348593U JPH0687308U JP H0687308 U JPH0687308 U JP H0687308U JP 3348593 U JP3348593 U JP 3348593U JP 3348593 U JP3348593 U JP 3348593U JP H0687308 U JPH0687308 U JP H0687308U
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 物品保管棚の収納エリアと搬送テーブルとの
間で物品の移載が行われる物品保管システムにおいて、
最適な移載位置に搬送テーブルを停止させる装置の提
供。 【構成】 停止装置20は、搬送テーブル23の走行に
伴って搬送テーブルの走行基点位置53から現在位置ま
での距離を計測する計測手段24と、搬送テーブル23
に離間して設けられた一対のセンサー51,52と、収
納エリア30に設けられセンサーの間隔より幅の狭いス
トライカ55と、走行基点位置53から収納エリア30
までの距離を絶対番地として記憶するとともに、この絶
対番地を基準としたセンサー管理領域を記憶する制御回
路25とを有している。搬送テーブルは、制御回路によ
って、センサー管理領域外を走行するときには絶対番地
を目標にして、センサー管理領域内を走行するときには
絶対番地と無関係に各々走行させられ、一対のセンサー
間にストライカが対向したとき、停止させられる。
間で物品の移載が行われる物品保管システムにおいて、
最適な移載位置に搬送テーブルを停止させる装置の提
供。 【構成】 停止装置20は、搬送テーブル23の走行に
伴って搬送テーブルの走行基点位置53から現在位置ま
での距離を計測する計測手段24と、搬送テーブル23
に離間して設けられた一対のセンサー51,52と、収
納エリア30に設けられセンサーの間隔より幅の狭いス
トライカ55と、走行基点位置53から収納エリア30
までの距離を絶対番地として記憶するとともに、この絶
対番地を基準としたセンサー管理領域を記憶する制御回
路25とを有している。搬送テーブルは、制御回路によ
って、センサー管理領域外を走行するときには絶対番地
を目標にして、センサー管理領域内を走行するときには
絶対番地と無関係に各々走行させられ、一対のセンサー
間にストライカが対向したとき、停止させられる。
Description
【0001】
本考案は、収納エリアを複数具えた物品保管棚に沿って走行し、その収納エリ アとの間で物品の移載が行われる搬送テーブルを有する物品保管システムにおい て、搬送テーブルと収納エリアとの間で物品の円滑な移載を行える最適移載位置 に搬送テーブルを常時停止させるための装置に関する。
【0002】
従来、物品保管システム(図示省略)の一例として、物品を保管する収納エリ アを複数具えた物品保管棚と、この物品保管棚に沿って走行し収納エリアとの間 で物品の移載が行われる搬送テーブルと、この搬送テーブルの走行に伴って搬送 テーブルの走行基点位置から収納エリアまでの距離を計測する計測手段(例えば 、パルスエンコーダ)とを有し、この計測手段によって予め得られた値(絶対番 地、例えば、パルス数)に基づいて搬送テーブルを指定された収納エリアまで走 行させるものがある。
【0003】 又、物品保管システムの他の例として、物品を保管する収納エリアを複数具え た物品保管棚と、この物品保管棚に沿って走行し収納エリアとの間で物品の移載 が行われる搬送テーブルと、各収納エリアに設けられ搬送テーブルの走行方向に 並べられたストライカと、搬送テーブルに設けられストライカを検知するセンサ ーと、ストライカの数をカウントするカウンターとを有し、センサーが検知する ストライカの数によって指定された収納エリアを探し出し、搬送テーブルを停止 させるものもある。 この場合、搬送テーブルは、指定された収納エリアの手前のストライカまで走 行したとき減速させられ、指定された収納エリアのストライカを検知した時点で 停止するようになっている。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】 ところが、前者のような物品保管システムは、長期間の使用による物品保管棚 や搬送テーブルの変形等によって、物品保管棚と搬送テーブルとの相対位置関係 に狂いが生じると、絶対番地に基づいて搬送テーブルを走行停止させても、最適 移載位置に停止させることができないという問題点を有している。 このような問題点に対処する方法として、物品保管システムを使用する度毎に 、又は、定期的に、搬送テーブルを学習走行させて、絶対番地を記憶し直すとい う方法が考えられる。 しかし、この方法であると、物品保管システムの使用に手間を要するという別 の問題点を有している。
【0005】 又、後者のような物品保管システムは、ストライカ同士の間隔が不均一である と、減速停止制御を正確に行うことができず、搬送テーブルを所定の位置に停止 させることが出来ないという問題点を有している。
【0006】
本考案は、第1に、物品を保管する収納エリアを複数具えた物品保管棚と、前 記物品保管棚に沿って走行し前記収納エリアとの間で前記物品の移載が行われる 搬送テーブルとを有する物品保管システムにおいて、前記搬送テーブルの走行に 伴って前記搬送テーブルの走行基点位置から現在位置までの距離を計測する計測 手段と、前記搬送テーブルに前記搬送テーブルの走行方向に離間して設けられた 一対のセンサーと、前記収納エリアに設けられ前記一対のセンサーの間隔より幅 の狭いストライカと、前記走行基点位置から前記収納エリアまでの距離を絶対番 地として記憶するとともに、前記絶対番地を基準としたセンサー管理領域を記憶 し、前記搬送テーブルを走行させ、前記一対のセンサーの一方が指定された収納 エリアのストライカを通過し、他方が当該ストライカを検知する前に前記搬送テ ーブルを停止させる走行制御回路とを有し、前記搬送テーブルは、前記走行制御 回路によって、前記センサー管理領域外を走行するときには前記絶対番地を目標 にして走行させられ、前記センサー管理領域内を走行するときには前記絶対番地 と無関係に走行させられて停止させられる搬送テーブルの最適移載位置停止装置 と、第2に、物品を保管する収納エリアを複数具えた物品保管棚と、前記物品保 管棚に沿って走行し前記収納エリアとの間で前記物品の移載が行われる搬送テー ブルとを有する物品保管システムにおいて、前記搬送テーブルの走行に伴って前 記搬送テーブルの走行基点位置から現在位置までの距離を計測する計測手段と、 前記搬送テーブルに前記搬送テーブルの走行方向に離間して設けられた一対のセ ンサーと、前記収納エリアに設けられ前記一対のセンサーの間隔より幅の広いス トライカと、前記走行基点位置から前記収納エリアまでの距離を絶対番地として 記憶するとともに、前記絶対番地を基準としたセンサー管理領域を記憶し、前記 搬送テーブルを走行させ、前記一対のセンサーが指定された収納エリアのストラ イカを同時に検知したとき前記搬送テーブルを停止させる走行制御回路とを有し 、前記搬送テーブルは、前記走行制御回路によって、前記センサー管理領域外を 走行するときには前記絶対番地を目標にして走行させられ、前記センサー管理領 域内を走行するときには前記絶対番地と無関係に走行させられて停止させられる 搬送テーブルの最適移載位置停止装置により、前記の課題を解決した。
【0007】
第1の物品保管システムにおいて、作業員は、予め、搬送テーブルに学習走行 させ、搬送テーブルの走行基点位置から各収納エリアまでの距離を絶対番地とし て走行制御回路に記憶させるとともに、絶対番地を基準としたセンサー管理領域 も走行制御回路に記憶させておく。 作業員は、物品の搬入搬出を行う収納エリアを指定する。 走行制御回路は、計測手段によって計測される搬送テーブルの現在位置と絶対 番地との比較に基づいて搬送テーブルを走行させ、搬送テーブルがセンサー管理 領域内に入ると現在位置と絶対番地との比較に関係無く搬送テーブルを走行させ る。 最後に、走行制御回路は、一対のセンサーの一方が指定された収納エリアのス トライカを通過し、他方がそのストライカを検知する前に搬送テーブルを停止さ せる。 これによって、搬送テーブルは、指定された収納エリアに対して最適移載位置 に停止させられたことになる。
【0008】 第2の物品保管システムにおいても、作業員は、予め、搬送テーブルに学習走 行させ、搬送テーブルの走行基点位置から各収納エリアまでの距離を絶対番地と して走行制御回路に記憶させるとともに、絶対番地を基準としたセンサー管理領 域も走行制御回路に記憶させておく。 作業員は、物品の搬入搬出を行う収納エリアを指定する。 走行制御回路は、計測手段によって計測される搬送テーブルの現在位置と絶対 番地との比較に基づいて搬送テーブルを走行させ、搬送テーブルがセンサー管理 領域内に入ると現在位置と絶対番地との比較に関係無く搬送テーブルを走行させ る。 最後に、走行制御回路は、一対のセンサーが指定された収納エリアのストライ カを同時に検知したとき搬送テーブルを停止させる。 これによって、搬送テーブルは、指定された収納エリアに対して最適移載位置 に停止させられたことになる。
【0009】
以下、本考案の実施例を図1乃至図13に基づいて説明する。 最適移載位置停止装置20は、物品保管システム21(図1参照)に組込まれ ている。 先ず、物品保管システム21(図1参照)について説明する。 物品保管システム21は、物品Wを仕分けして保管するようになっている。 物品WはトレイTに収納されて保管されるようになっている。 物品保管システム21は、物品保管棚22、搬送テーブル23等で構成されて いる。 なお、搬送テーブル23上には、後述する棚板31との間で物品の移載を行う 公知の移載装置が設置(図示省略)されている。
【0010】 物品保管棚22は、物品を保管する収納エリア30を上下方向に複数有する棚 である。 収納エリア30は、棚板31によって仕切られている。 物品保管棚22には、物品の入出庫口32が形成されている。 又、入出庫口32の上方には、制御ボックス33が設けられている。
【0011】 搬送テーブル23は、物品保管棚22の4本の支柱34,34(図1では重な って見えるため2本しか図示していない。)を案内にして昇降走行するようにな っている。 搬送テーブル23は、モータ35によって循環往復移動するチェーン36に接 続されている。
【0012】 次に、最適移載位置停止装置20について説明する。 最適移載位置停止装置20は、物品保管棚22と搬送テーブル23とが長期間 の使用によって変形したり、チェーン36が伸びたりして、物品保管棚22と搬 送テーブル23との相対位置関係に狂いが生じても、搬送テーブル23を棚板3 1に対して最適な移載位置に常時減速させてから停止させる、一種の自動制御装 置である。
【0013】 最適移載位置停止装置20(図2参照)は、パルスエンコーダ(計測手段)2 4、一対の光センサー(センサー)51,52と、基点ストライカ53,54と 、複数の位置決めストライカ(ストライカ)55、走行制御回路25等で構成さ れている。 パルスエンコーダ24(図2参照)は、モータ35に接続されており、モータ 35の回転数と回転角度をパルス変換する公知のエンコーダである。 一対の光センサー51,52は、透過型の光センサーであり、搬送テーブル23 の側面に、上下方向に離間して設けられている。
【0014】 基点ストライカ53,54(図1,2参照)は、物品保管棚22の上下端に突 設された板状の部材である。 基点ストライカ53,54(図2参照)の上下方向の長さ(幅)寸法L1は、 一対の光センサー51,52の間隔L2より広く設定されている。 この基点ストライカ53,54の設けられている位置が、搬送テーブル23の 走行基点位置になる。
【0015】 位置決めストライカ55も、各棚板31の側面に突設された板状の部材である 。 位置決めストライカ55の上下方向の長さ(幅)寸法L3は、図2に示すよう に、一対の光センサー51,52の間隔L2より狭く設定されている。 又、棚板31と搬送テーブル23との間で物品の移載を円滑に行うことができ る上下方向の許容段差寸法をL4(図5参照)とすると、(L4=L2−L3) の関係にある。
【0016】 走行制御回路25(図8参照)は、制御ボックス33(図1参照)に収納され ている。 走行制御回路25は、加減算カウンタ60と、目標値記憶部61と、現在位置 算出部62と、指令部63と、昇降速度制御部64と、センサー動作状態検知部 65とを有している。
【0017】 加減算カウンタ60は、パルスエンコーダ24からのパルスをカウントするカ ウンタである。すなわち、加減算カウンタ60は、搬送テーブル23が上昇する ときには、パルス数を加算し、搬送テーブル23が下降するときには、減算する ようになっている。
【0018】 目標値記憶部61は、後述する搬送テーブル23の学習走行によって得られた 、搬送テーブル23の走行基点位置から各棚板31、すなわち、各収納エリア3 0に対する搬送テーブル23の停止位置までの距離を、絶対番地として記憶する 回路である。
【0019】 現在位置算出部62は、指定された収納エリア30の棚板31からどの程度、 搬送テーブル23が離れているかを算出する回路である。従って、指定された収 納エリア30まで搬送テーブル23が走行したとき、現在位置算出部62は「0 」と算出する。
【0020】 指令部63は、搬送テーブル23の学習走行時に各棚板31の絶対番地を記憶 させる記憶指令信号P1を目標値記憶部61に送り、さらに、目標値記憶部61 に記憶された絶対番地を呼出す呼出信号P2を目標値記憶部61に送る回路であ る。 又、指令部63は、搬送テーブル23の昇降方向を指定する上昇、下降指令信 号P3、P4と、搬送テーブル23の昇降速度を制御する速度指令信号P10と を昇降速度制御部64に送り、さらに、搬送テーブル23の学習走行開始時に加 減算カウンタ60を「0」クリアするリセット信号P5を送る回路でもある。 指令部63には、センサー管理領域(図9参照)に相当するパルス数ZBと、 低速領域に相当するパルス数ZCと、減速領域に相当するパルス数ZDとが予め 記憶されている。
【0021】 センサー動作状態検知部65は、一対の光センサー51,52が基点ストライ カ53,54又は位置決めストライカ55を検知しているか否かを指令部63に 報せる回路である。
【0022】 次に、動作を説明する。 最初に、各棚板31に対する搬送テーブル23の最適移載位置を記憶させる、 搬送テーブル23の学習走行について説明する。 作業員は、制御ボックス33上のティーチング釦(図示省略)を押す。 指令部63は、昇降速度制御部64に下降指令信号P4を送るとともに、目標 値記憶部61に記憶指令信号P1を送る。 昇降速度制御部64は、搬送テーブル23が下降するようにモータ35を作動 させる。
【0023】 物品保管棚22の下端まで搬送テーブル23が下降すると、一対の光センサー 51,52は、光を基点ストライカ53に遮断されて基点ストライカ53を検知 する。 基点ストライカ53の上下方向の寸法L1(図1、図2参照)は、一対の光セ ンサー51,52の間隔L2よりも広く設定されているため、一対の光センサー 51,52は、同時に基点ストライカ53を検知する。 センサー動作状態検知部65(図8参照)は、一対の光センサー51,52が 基点ストライカ53を検知したことを指令部63に報せる。 指令部63は、リセット信号P5を加減算カウンタ60に送り、加減算カウン タ60の値を「0」にする。又、指令部63は、昇降速度制御部64に搬送テー ブル23を上昇させる上昇指令信号P3を送る。
【0024】 モータ35は搬送テーブル23を上昇させる。 モータ35の回転によって、パルスエンコーダ24が作動させられる。 加減算カウンタ60は、パルスエンコーダ24から送られてくるパルスの加算 カウントを開始する。 搬送テーブル23が上昇し、上側の光センサー51が第1段の棚板31の傍に に設けられている位置決めストライカ55を検知すると(図4参照)、センサー 動作状態検知部65(図8参照)から検知信号P6が指令部63に送られる。
【0025】 指令部63は、その時のパルス数Z1に修正パルス数ZAを加えたパルス数Z 1A=(Z1+ZA)を目標値記憶部61に絶対番地として記憶させる。 これによって、目標値記憶部61に第1段の棚板31の絶対番地が記憶される 。 なお、修正パルス数ZAは、一対の光センサー51,52間の中央に位置決め ストライカ55が位置するように、搬送テーブル23を図6の実線の状態から想 像線の状態に上昇させる距離L5に相当するパルス数である。実施例において、 L5はL4に等しい。
【0026】 その後も、搬送テーブル23は上昇を継続し、上側の光センサー51が第2段 の棚板31の位置決めストライカ55を検知する。 目標値記憶部61は、第1段の棚板31の絶対番地を記憶したときと同様に、 基点ストライカ53から第2段の棚板31の位置決めストライカ55までのパル ス数Z2に修正パルス数ZAを加えたパルス数Z2Aを第2段の棚板31の絶対 番地として記憶させられる。
【0027】 以下、同様にして、各段の棚板31のパルス数(ZNA、図9参照)が絶対番 地として記憶される。 なお、棚板31の絶対番地は、収納エリア30の絶対番地でもある。 最後に、一対のセンサー51,52が基点ストライカ54を同時に検知すると 、センサー動作状態検知部65は、そのことを指令部63に報せる。 指令部63は、昇降速度制御部64にモータ35を停止させるモータ停止信号 を送るとともに、目標値記憶部61に学習完了信号を送る。 なお、絶対番地は、物品保管棚22の上端に設けられた基点ストライカ54を 走行基点位置として記憶してもよい。
【0028】 次に、搬送テーブル23を所望の収納エリア30に物品を搬入する動作につい て説明する。 作業員は制御ボックス33(図1参照)によって所望の収納エリア30を指定 する。 指令部63(図8参照)は、指定された収納エリア30の絶対番地を呼び出す ために、呼出信号P2を目標値記憶部61に送る。 目標値記憶部61は、呼出信号P2に応じて所望の収納エリア30の絶対番地 を呼び出し、現在位置算出部62に知らせる。一方、現在位置算出部62には、 加減算カウンタ60から搬送テーブル23の現在位置のパルス数が送られてきて いる。 現在位置算出部62は、絶対番地から搬送テーブル23の現在位置のパルス数 を減算し、差を求め、その値を指令部43に送る。
【0029】 差は、正の値のときと、負の値のときと、「0」の値のときとがある。 差が正の値のとき、搬送テーブル23は指定された収納エリア30より下方に いるということであるから、指令部63は昇降速度制御部64に搬送テーブル2 3を上昇させる上昇指令信号P3を送る。 逆に、差が負の値のとき、搬送テーブル23は指定された収納エリア30より 上方にいるということであるから、指令部63は昇降速度制御部64に搬送テー ブル23を下降させる下降指令信号P4を送る。 又、差が「0」のとき、搬送テーブル23は指定された収納エリア30の所に 停止しているということであるから、指令部63は昇降速度制御部64に信号を 送らず、搬送テーブル23から収納エリア30の棚板31へ物品の搬入が行える ように、他の移載制御回路(図示省略)に移載制御信号を送る。
【0030】 昇降速度制御部64は、指令部63からの上記上昇、下降指令信号P3,P4 に従って、搬送テーブル23が上昇又は下降するようにモータ35を制御する。 搬送テーブル23の昇降に伴って、加減算カウンタ60のカウント値と指定さ れた収納エリア30の絶対番地との差が減速領域のパルス数ZD(図9参照)以 下になると、指令部63は搬送テーブル23を中速走行させるべく速度指令信号 P10を昇降速度制御部64に送り、搬送テーブル23を中速走行させる。 さらに、加減算カウンタ60のカウンタ値と指定された収納エリア30の絶対 番地との差が低速領域のパルス数ZC以下になると、指令部63は搬送テーブル 23を低速走行させるべく速度指令信号P10を昇降速度制御部64に送り、搬 送テーブル23を低速走行させる。
【0031】 又、加減算カウンタ60のカウンタ値と指定された収納エリア30の絶対番地 との差がセンサー管理領域のパルス数ZB以下になると、指令部63は、カウン タ値と絶対番地との差に関係無く、一対のセンサー51,52の一方がストライ カを通過したことをセンサー動作状態検知部65からセンサー検知信号P6又は P7を受けたとき、搬送テーブル23を停止させるべく、停止信号を昇降速度制 御部64に送り、搬送テーブル23を停止させる。 これによって、搬送テーブル23は、一対のセンサー51,52間に位置決め ストライカ55を対向させた最適移載移載位置に停止させられる。
【0032】 仮に、搬送テーブルの慣性によって、一対のセンサーの一方が位置決めストラ イカを通過し、他方が位置決めストライカに対向して搬送テーブルが停止したよ うな場合、指令部63は、搬送テーブルを戻り走行させる。 この場合においても、搬送テーブル23は、一対のセンサー51,52間に位 置決めストライカ55を対向させて最適移載位置に停止する。 これによって、搬送テーブル23は、棚板31との間で物品の搬入を行うこと ができる状態になる。
【0033】 所望の物品を収納エリアから搬出する場合も、物品を搬入するときと同様な動 作によって行われる。
【0034】 次に、他の実施例の最適移載位置停止装置120を図10乃至図13に基づい て説明する。 一対の光センサー151,152と、位置決めストライカ155と、基点スト ライカ153,154以外の部分は、図1乃至図8に示す構造と同一であるので 、その構造の説明は省略する。
【0035】 基点ストライカ153,154(図10参照)は物品保管棚22の上下端に突 設された板状の部材である。 基点ストライカ153,154の上下方向の長さ(幅)寸法L11は、一対の 光センサー151,152の間隔より狭く設定されている。このため、搬送テー ブル23の学習走行時に一対の光センサー151,152間に基点ストライカ1 53,154が対向した時点で加減算カウンタの値が「0」にリセットされる。
【0036】 位置決めストライカ155も、各棚板31の側面に突設された板状の部材であ る。 位置決めストライカ155の上下方向の長さ(幅)寸法L13は、図11に示 すように、一対の光センサー151,152の間隔L12より広く設定されてい る。 又、棚板31と搬送テーブル23との間で物品の移載が円滑に行える上下方向 の許容段差寸法をL14(図12参照)とすると、(L13=L12+L14) の関係にある。
【0037】 各収納エリア30の絶対番地は、搬送テーブル23が上昇し、一対の光センサ ー151,152が位置決めストライカ155を検知した時のパルス数に修正パ ルス数を加えたパルス数である。なお、修正パルス数は、一対の光センサー15 1,152が位置決めストライカ155を検知してから、一対の光センサー15 1,152間の中心と位置決めストライカ155の上下方向の中心とが一致する までの距離L15(図13参照)に相当するパルス数である。なお、L15=( L14/2)の関係にある。
【0038】 この最適移載位置停止装置120も、指定された収納エリア30まで搬送テー ブル23が昇降し、センサー管理領域内に入り、一対の光センサー151,15 2が位置決めストライカ155に対向し、遮光されたときに、搬送テーブル23 を停止させるようになっている。 これによって、搬送テーブル23は、一対のセンサー51,52を位置決めス トライカ55に対向させた最適移載移載位置に停止させられる。
【0039】 仮に、搬送テーブルの慣性によって、一対のセンサーの一方が位置決めストラ イカから外れて、搬送テーブルが停止したような場合、指令部63は、搬送テー ブルを戻り走行させる。 この場合においても、搬送テーブル23は、一対のセンサー51,52を位置 決めストライカ55に対向させて最適移載位置に停止する。
【0040】 このようにして、最適移載位置停止装置20,120は、物品保管棚22の歪 みや、チェーン36の伸び等によって、物品保管棚22と搬送テーブル23との 相対位置関係に狂いが生じ、搬送テーブル23の学習走行によって記憶された絶 対番地の信頼度が低下しても、搬送テーブル23を停止させる間際には、絶対番 地に関係なく、ストライカ55,155と一対のセンサー51,52,151, 152との相対位置関係によって停止させるため、常時、搬送テーブルを最適移 載位置に停止させることができる。
【0041】 なお、最適移載位置停止装置20,120は、収納エリアを上下方向に有する 物品保管棚に沿って昇降する搬送テーブルの停止制御のみならず、収納エリアを 左右方向に有する物品保管棚(図示省略)に沿って左右走行する搬送テーブル( 例えば、スタッカークレーン)の停止制御も行うことができる。
【0042】
請求項1,2の最適移載位置停止装置は、物品保管棚と搬送テーブルとの相対 位置関係に狂いが生じ、搬送テーブルの学習走行によって記憶された絶対番地の 信頼度が低下しても、搬送テーブルを停止させる間際には、絶対番地に関係なく 、ストライカと一対のセンサーとの相対位置関係によって停止させるため、常時 、搬送テーブルを最適移載位置に停止させることができるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の最適移載位置停止装置を具えた物品保
管システムの正面図である。
管システムの正面図である。
【図2】一対の光センサーと、基点ストライカと、位置
決めストライカとの部分を示す概略図である。
決めストライカとの部分を示す概略図である。
【図3】図1の一対の光センサーと位置決めストライカ
との部分拡大図である。
との部分拡大図である。
【図4】一対の光センサーと位置決めストライカとの拡
大図である。
大図である。
【図5】一対の光センサーと位置決めストライカとの位
置関係を示す図である。
置関係を示す図である。
【図6】一対の光センサーと位置決めストライカとの位
置関係を示す図である。
置関係を示す図である。
【図7】一対の光センサーと位置決めストライカとの位
置関係を示す図である。
置関係を示す図である。
【図8】走行制御回路のブロック図である。
【図9】位置決めストライカを中心としたセンサー管理
領域を示す図である。
領域を示す図である。
【図10】他の実施例の最適移載位置停止装置を具えた
物品保管システムの正面図である。
物品保管システムの正面図である。
【図11】図10における、最適移載位置停止装置の一
対の光センサーと位置決めストライカとの位置関係を示
す図である。
対の光センサーと位置決めストライカとの位置関係を示
す図である。
【図12】図10における、最適移載位置停止装置の一
対の光センサーと位置決めストライカとの位置関係を示
す図である。
対の光センサーと位置決めストライカとの位置関係を示
す図である。
【図13】図10における、最適移載位置停止装置の一
対の光センサーと位置決めストライカとの位置関係を示
す図である。
対の光センサーと位置決めストライカとの位置関係を示
す図である。
W 物品 L2,L12 光センサー(センサー)の間隔 L3,L13 位置決めストライカ(ストライカ)の幅 20,120 最適移載位置停止装置 21 物品保管システム 22 物品保管棚 23 搬送テーブル 24 パルスエンコーダ(計測手段) 25 走行制御回路 30 収納エリア 51,52,151,152 光センサー(センサー) 53,54,153,154 基点ストライカ(走行基
点位置) 55,155 位置決めストライカ(ストライカ)
点位置) 55,155 位置決めストライカ(ストライカ)
Claims (2)
- 【請求項1】 物品を保管する収納エリアを複数具えた
物品保管棚と、前記物品保管棚に沿って走行し前記収納
エリアとの間で前記物品の移載が行われる搬送テーブル
とを有する物品保管システムにおいて、前記搬送テーブ
ルの走行に伴って前記搬送テーブルの走行基点位置から
現在位置までの距離を計測する計測手段と、前記搬送テ
ーブルに前記搬送テーブルの走行方向に離間して設けら
れた一対のセンサーと、前記収納エリアに設けられ前記
一対のセンサーの間隔より幅の狭いストライカと、前記
走行基点位置から前記収納エリアまでの距離を絶対番地
として記憶するとともに、前記絶対番地を基準としたセ
ンサー管理領域を記憶し、前記搬送テーブルを走行さ
せ、前記一対のセンサーの一方が指定された収納エリア
のストライカを通過し、他方が当該ストライカを検知す
る前に前記搬送テーブルを停止させる走行制御回路とを
有し、前記搬送テーブルは、前記走行制御回路によっ
て、前記センサー管理領域外を走行するときには前記絶
対番地を目標にして走行させられ、前記センサー管理領
域内を走行するときには前記絶対番地と無関係に走行さ
せられて停止させられることを特徴とする、物品保管シ
ステムの搬送テーブルの最適移載位置停止装置。 - 【請求項2】 物品を保管する収納エリアを複数具えた
物品保管棚と、前記物品保管棚に沿って走行し前記収納
エリアとの間で前記物品の移載が行われる搬送テーブル
とを有する物品保管システムにおいて、前記搬送テーブ
ルの走行に伴って前記搬送テーブルの走行基点位置から
現在位置までの距離を計測する計測手段と、前記搬送テ
ーブルに前記搬送テーブルの走行方向に離間して設けら
れた一対のセンサーと、前記収納エリアに設けられ前記
一対のセンサーの間隔より幅の広いストライカと、前記
走行基点位置から前記収納エリアまでの距離を絶対番地
として記憶するとともに、前記絶対番地を基準としたセ
ンサー管理領域を記憶し、前記搬送テーブルを走行さ
せ、前記一対のセンサーが指定された収納エリアのスト
ライカを同時に検知したとき前記搬送テーブルを停止さ
せる走行制御回路とを有し、前記搬送テーブルは、前記
走行制御回路によって、前記センサー管理領域外を走行
するときには前記絶対番地を目標にして走行させられ、
前記センサー管理領域内を走行するときには前記絶対番
地と無関係に走行させられて停止させられることを特徴
とする、物品保管システムの搬送テーブルの最適移載位
置停止装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1993033485U JP2546439Y2 (ja) | 1993-05-31 | 1993-05-31 | 物品保管システムの搬送テーブルの最適移載位置停止装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1993033485U JP2546439Y2 (ja) | 1993-05-31 | 1993-05-31 | 物品保管システムの搬送テーブルの最適移載位置停止装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0687308U true JPH0687308U (ja) | 1994-12-22 |
| JP2546439Y2 JP2546439Y2 (ja) | 1997-09-03 |
Family
ID=12387861
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1993033485U Expired - Lifetime JP2546439Y2 (ja) | 1993-05-31 | 1993-05-31 | 物品保管システムの搬送テーブルの最適移載位置停止装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2546439Y2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2024059161A (ja) * | 2022-10-18 | 2024-05-01 | トヨタ自動車株式会社 | 搬送システム |
Citations (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5682706A (en) * | 1979-12-05 | 1981-07-06 | Daifuku Co Ltd | Motion stop controller for moving body for conveyance |
| JPS61106389A (ja) * | 1984-10-29 | 1986-05-24 | 村田機械株式会社 | スタツカクレ−ンの走行制御方法 |
| JPS62290608A (ja) * | 1986-06-09 | 1987-12-17 | Daifuku Co Ltd | クレ−ンの昇降キヤレツジ停止位置検出装置 |
| JPH03143805A (ja) * | 1989-10-30 | 1991-06-19 | Murata Mach Ltd | スタッカクレーンの停止位置決め装置 |
-
1993
- 1993-05-31 JP JP1993033485U patent/JP2546439Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5682706A (en) * | 1979-12-05 | 1981-07-06 | Daifuku Co Ltd | Motion stop controller for moving body for conveyance |
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| JPS62290608A (ja) * | 1986-06-09 | 1987-12-17 | Daifuku Co Ltd | クレ−ンの昇降キヤレツジ停止位置検出装置 |
| JPH03143805A (ja) * | 1989-10-30 | 1991-06-19 | Murata Mach Ltd | スタッカクレーンの停止位置決め装置 |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2024059161A (ja) * | 2022-10-18 | 2024-05-01 | トヨタ自動車株式会社 | 搬送システム |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2546439Y2 (ja) | 1997-09-03 |
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