JPH0699245B2 - 粒状水和性農薬組成物 - Google Patents

粒状水和性農薬組成物

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JPH0699245B2
JPH0699245B2 JP60175089A JP17508985A JPH0699245B2 JP H0699245 B2 JPH0699245 B2 JP H0699245B2 JP 60175089 A JP60175089 A JP 60175089A JP 17508985 A JP17508985 A JP 17508985A JP H0699245 B2 JPH0699245 B2 JP H0699245B2
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茂樹 藤田
亨一 安達
彬 坂本
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は粒状水和性農薬組成物に関し、さらに詳細には
物理性の改良された粒状水和性農薬組成物に関する。
〔従来の技術〕
農薬は通常、粉剤、粒剤、水和剤、ゾル剤または乳剤等
に製剤加工され、施用の合理化のために目的に合致した
剤型で使用される。粉剤および粒剤はそのままの形で、
また水和剤、ゾル剤および乳剤は水に希釈して使用され
る。ゾル剤および乳剤は液状であるため、水希釈時にお
ける粉立ちがなく、計量も容易であるのに対し、水和剤
は有機溶剤等の可燃性物質に含まない点では安全である
反面、水希釈時における微粉化された粒子の舞い上がり
は避けられず、作業者の安全衛生上問題がある。農薬の
安全性と合理化が望まれている今日、粒状水和剤はその
取り扱いの容易性および安全性において有利であり、水
和剤の粒状化が進められている。
従来、粒状水和剤を製造する技術として、デンプンおよ
び水和性無機塩を配合する方法(特公昭53−12577)、
糖類、ナフタレンスルホン酸系界面活性剤およびリン酸
アルカリ金属塩を配合する方法(特開昭57−163303)、
一般式R1O(A1O)nSO1M1またはR2O(A2O)mCOCH2SO3M2で表
わされるアニオン性界面活性剤および非イオン性界面活
性剤を配合する方法(特開昭59−193803)等が既に提案
されている。
〔発明が解決しようとする問題点〕
しかしながら、上記のような従来の粒状水和剤は、水中
崩壊性、水中分散性、懸垂性等粒状水和性農薬に求めら
れる物理性が十分でなく、速やかに安定な懸濁液となら
なかったり、製品の保存中に吸湿等の気候的影響を受け
て経時的に水中分散性が劣化したり、また水中分散性等
が水の硬度の影響を受けやすく、必ずしも実用的でない
という問題点があった。
本発明は前記の問題点を解決するもので、水希釈時にお
いて水の硬度に影響されず、水中で速やかに崩壊分散し
て安定な懸濁液となり、しかも吸湿等の影響を受けず、
経時的に劣化しない粒状水和性農薬組成物を提供するこ
とを目的としている。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明は、農薬活性成分、ならびに 分子量5000〜20000のアクリル酸とイタコン酸の共重合
物、メタアクリル酸とイタコン酸の共重合物、マレイン
酸とスチレンの共重合物、マレイン酸とジイソブチレン
の共重合物、およびこれらのアルカリ金属、アンモニア
またはアミンとの塩から選ばれる1種以上のポリカルボ
ン酸系界面活性剤 を含有することを特徴とする粒状水和性農薬組成物であ
る。
本発明で使用する農薬活性成分とは、殺虫剤、殺菌剤、
殺ダニ剤、除草剤等の農薬としての活性を有する成分で
あり、例えば次のようなものを挙げることができる。す
なわち、殺虫剤としては、2−メトキシ−4H−1,3,2−
ベンゾジオキサホスホリン−2−スルフィド(サリチオ
ン)、ジメチル(3−メチル−4−ニトロフェニル)チ
オホスフェート(MEP)、2−クロル−1−(2,4,5−ト
リクロルフェニル)ビニルジメチルホスフェート(CVM
P)、2−クロル−1−(2,4−ジクロルフェニル)ビニ
ルジメチルホスフェート(ジメチルビンホス)、ジメチ
ル−2,2,2−トリクロル−1−ヒドロキシエチルホスホ
ネート(DEP)、ジメチル−S−(N−メチルカルバモ
イルメチル)ジチオホスフェート(ジメトエート)、2
−クロル−1−(2,4−ジクロルフェニル)ビニルジエ
チルホスフェート(CVP)、0,0−ジメチル−S−フタル
イミドメチルジチオホスフェート(PMP)、0,0−ジメチ
ル−S〔5−メトキシ−1,3,4−チアジアゾル−2(3
H)−オニル(3)−メチル〕ジチオホスフェート(DMT
P)、0,0−ジエチル−3,5,6−トリクロル−2−ピリジ
ルホスホロチオエート(クロルピリホス)、0,S−ジメ
チル−N−アセチルホスホロアミドチオエート(アセフ
ェート)、0,0−ジエチル−0−(3−オキソ−2−フ
ェニル−2H−ピリダジン−6−イル)ホスホロチオエー
ト)ピリダフェンチオン)、1−ナフチル−N−メチル
カーバメート(NAC)、メタトリル−N−メチルカーバ
メート(MTMC)、3,4−キシリル−N−メチルカーバメ
ート(MPMC)、3,5−キシリル−N−メチルカーバメー
ト(XMC)、2−セコンダリーブチルフェニル−N−メ
チルカーバメート(BPMC)、S−メチル−NN〔(メチル
カルバモイル)オキシ〕チオアセトイミデート(メソミ
ル)、2−イソプロポキシフェニル−N−メチルカーバ
メート(PHC)、1,3−ビス(カルバモイルチオ)−2−
(N,N−ジメチルアミノ)プロパン塩酸塩(カルタッ
プ)、6−メチル−2,3−キノキサリンジチオカーバメ
ート(キノキサリン)、4,4′−ジクロルベンジル酸エ
チル(クロルベンジレート)、エチル−0−ベンゾイル
−3−クロル−2,6−ジメトキシベンゾヒドロキメート
(ベンゾメート)、4,4′−ジブロムベンジル酸イソプ
ロピル(フェニソブロモレート)、トリシクロヘキシル
チンヒドロ−オキサイド(プリクトラン); 殺菌剤としては、5−メチル−1,2,4−トリアゾロ〔3,4
−b〕−ベンゾチアゾール(トリシクラゾール)、3′
−イソプロポキシ−2−メチルベンズアニリド(メプロ
ニル)、ジンクエチレンビスジチオカーバメート(ジネ
ブ)、マンガニーズエチレンビスジチオカーバメート
(マンネブ)、メチル−1−(ブチルカルバモイル)−
2−ベンゾイミダゾールカーバメート(ベノミル)、N
−トリクロルメチルチオテトラヒドロフタルイミド(キ
ャプタン)、テトラクロルイソフタロニトリル(TP
N)、2,3−ジシアノ−1,4−ジチアアンスラキノン(ジ
チアノン)、1,2−ビス(3−メトキシカルボニル−2
−チオウレイド)ベンゼン(チオファネートメチル)硫
黄、4,5,6,7−テトラクロルフタリド(フサライド)、
水酸化第二銅、ポリオキシン複合体、ブラストサイジン
−S−ベンジルアミノベンゼンスルホン酸塩(ブラスト
サイジンS)、ストレプトマイシン塩酸塩(ストレプト
マイシン)、N−(パラフルオルフェニル)−ジクロル
マレイミド(フルオルイミド); 除草剤としては、3−イソプロピル−2,1,3−ベンゾ−
チアジアジノン−(4)−2,2−ジオキシド(ベンタゾ
ン)、1−(α,α−ジメチルベンジル)−3−(パラ
トリル)尿素(ダイムロン)、2−メチルチオ−4,6−
ビス−エチルアミノ−s−トリアジン(シメトリン)、
3,4−ジクロルプロピオンアニリド(DCPA)、S−(4
−クロルベンジル)−N,N−ジエチルチオカーバメート
(ベンチオカーブ)、3−(3,4−ジクロルフェニル)
−1−メトキシ−1−メチル尿素(リニュロン)、2−
クロル−2′,6′−ジエチル−N−(メトキシメチル)
−アセトアニリド(アラクロール),α,α,α−トリ
フルオル−2,6−ジニトロ−N,N−ジプロピル−パラ−ト
ルイジン(トリフルラリン)、2−クロル−4,6−ビス
(エチルアミノ)−s−トリアジン(CAT)、ジベレリ
ンなどが挙げられる。これらの農薬活性成分は1種単独
または2種以上の組み合せ配合が可能である。
ポリカルボン酸系界面活性剤はカルボン酸を構造単位と
する分子量5000〜20000の重合体であって、アクリル酸
とイタコン酸の共重合物、メタアクリル酸とイタコン酸
の共重合物、マレイン酸とスチレンの共重合物、マレイ
ン酸とジイソブチレンの共重合物、およびこれらのアル
カリ金属、アンモニアまたはアミンとの塩から選ばれる
1種以上のものである。
本発明の粒状水和性農薬組成物は農薬活性成分およびポ
リカルボン酸系界面活性剤のほかにアニオン系界面活性
剤を含有していてもよい。アニオン系界面活性剤として
は、アルキルベンゼンスルホン酸ナトリウム、リグニン
スルホン酸ナトリウム、エチレンオキサイドアルキル硫
酸エステル塩等が挙げられるが、特にドデシルベンゼン
スルホン酸ナトリウム、およびリグニンスルホン酸ナト
リウムが望ましい。
上記各成分の配合割合は、農薬活性成分20〜90重量%、
ポリカルボン酸系界面活性剤0.3〜10重量%、およびア
ニオン系界面活性剤0〜5重量%が望ましい。
本発明の粒状水和性農薬組成物は、これらの成分以外
に、担体としてケイソウ土、タルク、クレー、ベントナ
イト、炭酸カルシウム等の無機鉱物性粉末、および乳
糖、果糖、ブドウ糖等の水溶性粉末など、結合剤として
デンプン、CMC、アルギン酸ナトリウムなど、粉砕助剤
として硅砂、無晶性含水硅酸ナトリウム(ホワイトカー
ボン)などを添加することができる。また必要に応じ分
解防止剤、着色剤、消泡剤等を添加することも可能であ
る。
本発明の粒状水和性農薬組成物はこれらの各成分を混合
して粒状に成形したものである。製造方法は前記配合割
合の農薬活性成分、ポリカルボン酸系界面活性剤および
アニオン系界面活性剤に粉砕助剤、担体、結合剤、分解
防止剤、着色剤、消泡剤等を必要量添加し、均一に混合
した後微粉砕する。粉砕は衝撃式粉砕機、ボールミル、
ジェットオーマイザー等の粉砕機により行うことができ
る。次いで得られた微粉末に適量の水を加え、捏和、混
練したのち、造粒機を用いて造粒し、乾燥して目的物を
得る。造粒は押し出し式造粒機、加圧式造粒機、流動層
造粒機、スプレードライヤー等の造粒機により行うこと
ができ、また破砕式造粒法等を採用してもよい。得られ
る粒状水和剤の粒径は、通常0.1〜2mmが好ましい。
本発明の粒状水和性農薬組成物は水に投入して分散さ
せ、散布液を調製して使用する。水に対する粒状水和性
農薬組成物の添加量は任意であるが、0.3〜20重量%程
度が好ましい。散布液の施用方法はそれぞれの農薬活性
成分に応じた態様で田畑等に散布する。
〔実施例〕
次に本発明を実施例を挙げて説明する。なお、部とある
のはすべて重量部を示す。
実施例1 トリシクラゾール80部にマレイン酸とスチレンの共重合
物のナトリウム塩(分子量15000)3部、ケイソウ土3
部、硅砂3部、および乳糖11部を加えて混合後、ジェッ
トオーマイザーにて微粉化し、適量の水を加えて練合す
る。これを押し出し式造粒機に穴直径0.8mmのスクリー
ンを付して造粒する。この造粒物を乾燥後整粒し、トリ
シクラゾール粒状水和剤を得た。
実施例2 トリシクラゾール80部にマレイン酸とスチレンの共重合
物のナトリウム塩(分子量15000)3部、ドデシルベン
ゼンスルホン酸ナトリウム2部、ケイソウ土3部、硅砂
3部、および乳糖9部を加えて混合後、ジェットオーマ
イザーにて微粉化し、適量の水を加えて練合する。これ
を押し出し式造粒機に穴直径0.8mmのスクリーンを付し
て造粒する。この造粒物を乾燥後整粒し、トリシクラゾ
ール粒状水和剤を得た。
実施例3 TPN80部にマレイン酸とジイソブチレンの共重合物のナ
トリウム塩(分子量12000)3部、ケイソウ土3部、デ
ンプン2部、およびブドウ糖12部を加えて混合後、ジェ
ットオーマイザーにて微粉化し、適量の水を加えて練合
する。これを押し出し式造粒機に穴直径0.8mmのスクリ
ーンを付して造粒する。この造粒物を乾燥後整粒し、TP
N粒状水和剤を得た。
実施例4 TPN80部にマレイン酸とジイソブチレンの共重合物のナ
トリウム塩(分子量12000)3部、リグニンスルホン酸
ナトリウム3部、ケイソウ土3部、デンプン2部、およ
びブドウ糖9部を加えて混合後、ジェットオーマイザー
にて微粉化し、適量の水を加えて練合する。これを押し
出し式造粒機に穴直径0.8mmのスクリーンを付して造粒
する。この造粒物を乾燥後整粒し、TPN粒状水和剤を得
た。
実施例5 ジメチルビンホス部70部にアクリル酸とイタコン酸の共
重合物のナトリウム塩(分子量8000)5部、ホワイトカ
ーボン10部、デンプン4部、およびクレー11部を加えて
混合後、ジェットオーマイザーにて微粉化し、流動層造
粒機中にて水をスプレーしながら造粒、乾燥後整粒し、
ジメチルビンホス粒状水和剤を得た。
実施例6 ジメチルビンホス70部にアクリル酸とイタコン酸の共重
合物のナトリウム塩(分子量8000)5部、ドデシルベン
ゼンスルホン酸ナトリウム3部、ホワイトカーボン10
部、デンプン4部、およびクレー8部を加えて混合後、
ジェットオーマイザーにて微粉化し、流動層造粒機中に
て水をスプレーしながら造粒、乾燥後整粒し、ジメチル
ビンホス粒状水和剤を得た。
実施例7 MEP40部をホワイトカーボン40部に吸着し、マレイン酸
とスチレンの共重合物のアンモニウム塩(分子量5000)
3部、およびクレー17部を加えて混合後、衝撃式粉砕機
にて微粉化し、適量の水を加えて練合する。これを押し
出し式造粒機に穴直径0.8mmのスクリーンを付して造粒
する。この造粒物を乾燥後整粒し、MEP粒状水和剤を得
た。
実施例8 CAT75部にアクリル酸とイタコン酸の共重合物のアンニ
モウム塩(分子量10000)5部、リグニンスルホン酸ナ
トリウム3部、ケイソウ土3部、デンプン3部、および
果糖11部を加えて混合後、ジェットオーマイザーにて微
粉化し、流動層造粒機中にて水をスプレーしながら造
粒、乾燥後整造粒し、CAT粒状水和剤を得た。
比較例1 トリシクラゾール80部にアルキルナフタレンスルホン酸
ナトリウム2部、ヘキサメタリン酸ナトリウム2部、ケ
イソウ土3部、硅砂3部、および乳糖10部を加えて混合
後、ジェットオーマイザーにて微粉化し、適量の水を加
えて練合する。これを押し出し式造粒機に穴直径0.8mm
のスクリーンを付して造粒する。この造粒物を乾燥後整
粒し、トリシクラゾール粒状水和剤を得た。
比較例2 トリシクラゾール80部にナフタレンスルホン酸ナトリウ
ム塩ホルマリン縮合物3部、トリポリリン酸ナトリウム
2部、ケイソウ土3部、硅砂3部、および乳糖9部を加
えて混合後、ジェットオーマイザーにて微粉化し、適量
の水を加えて練合する。これを押し出し式造粒機に穴直
径0.8mmのスクリーンを付して造粒する。この造粒物を
乾燥後整粒し、トリシクラゾール粒状水和剤を得た。
比較例3 TPN80部にエチレンオキサイドノニルフェニルエーテル
硫酸エステルアンモニウム塩3部、エチレンオキサイド
ノニルフェニルエーテル3部、ケイソウ土3部、デンプ
ン2部、およびブドウ糖9部を加えて混合後、ジェット
オーマイザーにて微粉化し、適量の水を加えて練合す
る。これを押し出し式造粒機に穴直径0.8mmのスクリー
ンを付して造粒する。この造粒物を乾燥後整粒し、TPN
粒状水和剤を得た。
比較例4 TPN80部にナフタレンスルホン酸ナトリウム塩ホルマリ
ン縮合物3部、ジアルキルスルホコハク酸ナトリウム1
部、トリポリリン酸ナトリウム3部、ケイソウ土3部、
デンプン2部、およびブドウ糖8部を加えて混合後、ジ
ェットオーマイザーにて微粉化し、適量の水を加えて練
合する。これを押し出し式造粒機に穴直径0.8mmのスク
リーンを付して造粒する。この造粒物を乾燥後整粒し、
TPN粒状水和剤を得た。
比較例5 ジメチルビンホス70部にエチレンオキサイドスチレン化
フェノールエーテル硫酸アンモニウム3部、エチレンオ
キサイドスチレン化フェノールエーテル3部、ホワイト
カーボン10部、デンプン4部、およびクレー10部を加え
て混合後、ジェットオーマイザーにて微粉化し、流動層
造粒機中にて水をスプレーしながら造粒、乾燥後整粒
し、ジメチルビンホス粒状水和剤を得た。
比較例6 ジメチルビンホス70部にエチレンオキサイドノニルフェ
ノールエーテル硫酸エステルナトリウム塩3部、エチレ
ンオキサイドノニルフェノールエーテル2部、ホワイト
カーボン10部、デンプン4部、およびクレー11部を加え
て混合後、ジェットオーマイザーにて微粉化し、流動層
造粒機中にて水をスプレーしながら造粒、乾燥後整粒
し、ジメチルビンホス粒状水和剤を得た。
比較例7 MEP40部をホワイトカーボン40部に吸着し、硫酸アンモ
ニウム5部、デンプン5部、およびクレー10部を加えて
混合後、衝撃式粉砕機にて微粉化し、適量の水を加えて
練合する。これを押し出し式造粒機に穴直径0.8mmのス
クリーンを付して造粒する。この造粒物を乾燥後整粒
し、MEP粒状水和剤を得た。
比較例8 CAT75部に塩化ナトリウム4部、リグニンスルホン酸ナ
トリウム3部、ケイソウ土3部、デンプン3部、および
果糖12部を加えて混合後、ジェットオーマイザーにて微
粉化し、適量の水を加えて練合する。これを押し出し式
造粒機に穴直径0.8mmのスクリーンを付して造粒する。
この造粒物を乾燥後整粒し、CAT粒状水和剤を得た。
前記の実施例1〜8および比較例1〜8で調製した粒状
水和剤について以下に示す試験を行った。
試験例 (1)水中崩壊性 20℃の3度硬水あるいは20度硬水50mlを入れた直径9cm
のシャーレに試料の粒状水和剤5粒を入れ、粒子が崩壊
し原型をとどめなくなるまでの時間を測定し、5粒の平
均値を算出する。崩壊時間は短いほど優れている。
(2)水中分散性 試料の粒状水和剤20gを20℃の3度硬水あるいは20度硬
水200mlを入れた200mlビーカーに入れ、2分後にガラス
棒を用いてビーカーの内周に沿って毎秒1回の速さで、
右に10回次いで左に10回動かし攪拌し、直ちに内容物を
42メッシュのフルイ上にあける。ビーカー中に残留物が
あれば少量の水でフルイ上にあける。30秒後にフルイ上
の残留物を少量の水を用いて100mlのビーカーに移し、1
05℃で乾燥して重量を測定する。そして次式により水中
分散性(%)を算出する。水中分散性は高いほど優れて
いる。
計算式 (3)懸垂性 試料の粒状水和剤0.5gを100mlビーカーに正確に計りと
り、20℃の3度硬水あるいは20度硬水50mlを少量ずつ加
えながらよく練り混ぜて十分分散させ、250ml共栓付メ
スシリンダーに移し、上記と同じ3度硬水あるいは20度
硬水を追加して250mlとし、15分間静置する。1分間に3
0回激しく倒立攪拌させた後、15分間静置する。静置
後、25mlホールピペットを用いて液の中央部から検液を
採取し、検液中の農薬活性成分を分析する。検液が均一
に懸垂した場合の理論値に対し測定有効成分の百分率を
求め懸垂性とする懸垂性(%)は高いほど優れている。
前記試験を粒状水和剤の製造直後および紙製の袋に1年
間保存した後に行った結果を表1に示す。
実施例9 トリシクラゾール70部にマレイン酸とスチレンの共重合
物のナトリウム塩(分子量15000)5部、ドデシルベン
ゼンスルホン酸ナトリウム3部、ホワイトカーボン10
部、デンプン4部及びクレー8部を加えて混合後、ジェ
ットオーマイザーにて微粉化し、流動層造粒機中にて水
をスプレーしながら造粒した。乾燥後、整粒しトリシク
ラゾール粒状水和剤を得た。
実施例10 TPN70部にマレイン酸とジイソブチレンの共重合物のナ
トリウム塩(分子量12000)5部、ホワイトカーボン10
部、デンプン4部及びクレー11部を加えて混合後、ジェ
ットオーマイザーにて微粉化し、流動層造粒機中にて水
をスプレーしながら造粒した。乾燥後、整粒しTPN粒状
水和剤を得た。
実施例11 ジメチルビンホス70部にアクリル酸とイタコン酸の共重
合物のナトリウム塩(分子量8000)10部、ホワイトカー
ボン10部、デンプン4部及びクレー6部を加えて混合
後、ジェットオーマイザーにて微粉化し、流動層製粒機
中にて水をスプレーしながら造粒した。乾燥後、整粒し
ジメチルビンホス粒状水和剤を得た。
比較例9 トリシクラゾール70部にポリアクリル酸ナトリウム(東
亜合成化学工業(株)製)5部、ドデシルベンゼンスル
ホン酸ナトリウム3部、ホワイトカーボン10部、デンプ
ン4部及びクレー8部を加えて混合後、ジェットオーマ
イザーにて微粉化し、流動層造粒機中にて水をスプレー
しながら造粒した。乾燥後、整粒しトリシクラゾール粒
状水和剤を得た。
比較例10 TPN70部にポリアクリル酸ナトリウム(東亜合成化学工
業(株)製)5部、ホワイトカーボン10部、デンプン4
部及びクレー11部を加えて混合後、ジェットオーマイザ
ーにて微粉化し、流動層造粒機中にて水をスプレーしな
がら造粒した。乾燥後、整粒しTPN粒状水和剤を得た。
比較例11 ジメチルビンホス70部にポリアクリル酸ナトリウム(東
亜合成化学工業(株)製)10部、ホワイトカーボン10
部、デンプン4部及びクレー6部を加えて混合後、ジェ
ットオーマイザーにて微粉化し、流動層造粒機中にて水
をスプレーしながら造粒した。乾燥後、整粒しジメチル
ビンホス粒状水和剤を得た。
上記実施例9〜11および比較例9〜11で調製した粒状水
和剤の製造直後に、前記試験例に示す試験を行った結果
を表2に示す。
〔発明の効果〕 以上の説明から明らかなように、本発明の粒状水和性農
薬組成物は、使用する希釈水の硬度に影響されることな
く、良好な水中崩壊性、水中分散性および懸垂性等の粒
状水和性農薬組成物に求められる諸物理性が得られ、か
つ製品の長期保存の場合においても諸物理性の劣化は実
用上問題とならない範囲であり、優れた品質の粒状水和
性農薬組成物が得られる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 A01N 57/14 C 9159−4H

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】農薬活性成分、ならびに 分子量5000〜20000のアクリル酸とイタコン酸の共重合
    物、メタアクリル酸とイタコン酸の共重合物、マレイン
    酸とスチレンの共重合物、マレイン酸とジイソブチレン
    の共重合物、およびこれらのアルカリ金属、アンモニア
    またはアミンとの塩から選ばれる1種以上のポリカルボ
    ン酸系界面活性剤 を含有することを特徴とする粒状水和性農薬組成物。
  2. 【請求項2】農薬活性成分が殺虫剤、殺菌剤、殺ダニ剤
    および除草剤から選ばれる1種以上のものである特許請
    求の範囲第1項記載の粒状水和性農薬組成物。
  3. 【請求項3】アニオン系界面活性剤をさらに含有する特
    許請求の範囲第1項または第2項記載の粒状水和性農薬
    組成物。
  4. 【請求項4】アニオン系界面活性剤がアルキルベンゼン
    スルホン酸ナトリウム、リグニンスルホン酸ナトリウ
    ム、およびエチレンオキサイドアルキル硫酸エステル塩
    から選ばれる1種以上のものである特許請求の範囲第3
    項記載の粒状水和性農薬組成物。
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