JPH07103281B2 - 熱可塑性樹脂組成物 - Google Patents

熱可塑性樹脂組成物

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JPH07103281B2
JPH07103281B2 JP62234281A JP23428187A JPH07103281B2 JP H07103281 B2 JPH07103281 B2 JP H07103281B2 JP 62234281 A JP62234281 A JP 62234281A JP 23428187 A JP23428187 A JP 23428187A JP H07103281 B2 JPH07103281 B2 JP H07103281B2
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は芳香族ポリカーボネート及びポリオレフィンを
主成分とし、良好な剛性、耐衝撃性、耐熱変形性、成形
性及び耐薬品性を有する熱可塑性樹脂組成物に関する。
〔従来の技術及び問題点〕
芳香族ポリカーボネートは優れた耐衝撃性、耐熱性、剛
性及び寸法安定性を有するが、耐溶剤性及び成形性に劣
るという欠点を有する。これらの欠点をカバーしつつバ
ランスの良い機械的物性を有する組成物を得るために、
ポリオレフィンとのブレンドについて種々の検討がなさ
れている。しかしながらポリオレフィンとポリカーボネ
ートとは相溶性が余り良好ではないので、相溶性を改善
するために種々の第三成分を添加することが提案され
た。
特開昭57−108151号はポリカーボネート樹脂100重量部
にポリエチレン0.3〜20重量部及びブチルゴム0.3〜20重
量部を配合させてなるポリカーボネート樹脂組成物を開
示している。また特開昭57−108152号は第三成分として
エチレン・プロピレン共重合体及び/又はエチレン・プ
ロピレン・ジエン共重合体0.3〜20重量部を配合してな
るポリカーボネート樹脂組成物を開示している。さらに
特開昭57−111351号は第三成分としてイソプレンゴム及
び/又はメチルペンテンポリマー0.3〜20重量部を配合
してなるポリカーカボネート樹脂組成物を開示してい
る。しかしながら、これらのポリカーボネート樹脂組成
物はいずれもポリエチレン量が10%を超すと衝撃強度が
急激に低下し、また成形品の表面剥離も見られるように
なる。
さらに特開昭61−215649号は少くとも1種の高分子量芳
香族ポリカーボネートと、少くとも1種のオレフィン−
ビニルエステル共重合体と、オレフィン−ビニルアルコ
ール共重合体又はポリオレフィンとの組成物を開示して
いる。この組成物は比較的良好な耐溶剤性を有するもの
の相溶性が不十分であるという問題がある。その他に芳
香族ポリカーボネートにポリエステル及び/又は変性ポ
リオレフィン等を添加してなる組成物も種々開示されて
いる(特開昭61−225245号、同61−235456号、同61−23
8847号。しかしこれらの組成物にはいずれもポリオレフ
ィンが配合されていないために、耐溶剤性に劣るという
問題がある。このように芳香族ポリカーボネートとポリ
オレフィンとの間に十分な相溶性を有するとともに優れ
た機械的強度、成形性及び耐溶剤性のバランスを有する
組成物が自動車部品用等として望まれているが、いまだ
に十分に満足なものが得られていないのが実情である。
従って、本発明の目的は芳香族ポリカーボネートとポリ
オレフィンとの相溶性が改善され、機械的強度、成形
性、耐溶剤性等のバランスが良好な熱可塑性樹脂組成物
を提供することである。
〔問題点を解決するための手段〕
上記目的に鑑み鋭意研究の結果、本発明者は芳香族ポリ
カーボネートとポリオレフィンとの組成物に変性ポリオ
レフィンとポリブチレンテレフタレートとを適量添加す
ることにより、芳香族ポリカーボネートとポリオレフィ
ンとの相溶性が大幅に改善され、機械的物性、成形性、
耐溶剤性等に優れた組成物が得られることを発見し、本
発明に想到した。
すなわち、本発明の熱可塑性樹脂組成物は(a)芳香族
ポリカーボネート95〜5重量%と、(b)ポリプロピレ
ン5〜95重量%と、(c)前記芳香族ポリカーボネート
と前記ポリプロピレンの合計100重量部に対して2〜100
重量部の、0.1〜10重量%の不飽和カルボン酸又はその
無水物がグラフトされた変性ポレオレフィンと、(d)
前記芳香族ポリカーボネートと前記ポリプロピレンの合
計100重量部に対して2〜100重量部のポリブチレンテレ
フタレートとを含有することを特徴とする。
本発明において用いる芳香族ポリカーボネートは(a)
酸受容体及び分子量調製剤の存在下で2価フェノールと
ホスゲンのようなカーボネート前駆体との反応又は
(b)2価フェノールとジフェニルカーボネートのよう
なカーボネート前駆体とのエステル交換反応によって製
造することができる。ここで使用しうる2価フェノール
はビスフェノール類が好ましく、特に2,2−ビス(4−
ヒドロキシフェニル)プロパン(ビスフェノールA)が
好ましい。またビスフェノールAの一部又は全部を他の
2価フェノールで置換してもよい。ビスフェノールA以
外の2価フェノールとしては、例えばハイドロキノン、
4,4′−ジヒドロキシジフェニル、ビス(4−ヒドロキ
シフェニル)アルカン、ビス(4−ヒドロキシフェニ
ル)シクロアルカン、ビス(4−ヒドロキシフェニル)
スルフィド、ビス(4−ヒドロキシフェニル)スルホ
ン、ビス(4−ヒドロキシフェニル)スルホキシド、ビ
ス(4−ヒドロキシフェニル)ケトン、ビス(4−ヒド
ロキシフェニル)エーテル等、及びビス(3,5−ジブロ
モ−4−ヒドロキシフェニル)プロパンのようなハロゲ
ン化ビスフェノール類を挙げることができる。これらの
2価フェノールのホモポリマーまたは2種以上を用いた
コモポリマー或いはこれらの混合物であってもよい。か
かるポリカーボネート樹脂は市販品として容易に入手す
ることができる。
上記芳香族ポリカーボネートの重量平均分子量は1万〜
10万であるのが好ましく、1万未満であると機械的物性
が不十分であり、10万を超えると成形が困難である。よ
り好ましい重量平均分子量は2万〜5万である。
ポリオレフィンとしてはポリエチレン、ポリプロピレ
ン、ポリブテン−1、ポリ4−メチルペンテン−1その
他のα−オレフィンのポリマーがあり、好ましくはポリ
プロピレンである。なお、ポリオレフィンはホモポリマ
ーである必要はなく、他のα−オレフィンとの共重合体
でもよい。例えばポリプロピレンの場合、20重量%まで
他のα−オレフィンを含有していてもよい。プロピレン
共重合体に好ましい他のコモノマーとしてはエチレン等
がある。共重合体がランダム共重合体、ブロック共重合
体又はグラフト共重合体のいずれでもよい。ポリオレフ
ィンの重量平均分子量は1万〜100万であり、好ましく
は3万〜30万である。
本発明において使用する変性ポリオレフィンとは、不飽
和カルボン酸又はその無水物により変性したポリオレフ
ィンである。
不飽和カルボン酸またはその無水物としては、アクリル
酸、メタクリル酸等のモノカルボン酸、マレイン酸、フ
マル酸、イタコン酸等のジカルボン酸、無水マレイン
酸、無水イタコン酸等のジカルボン酸無水物等が挙げら
れ、特にジカルボン酸が好ましい。
また不飽和カルボン酸等により変性するポリオレフィン
としては、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリブテン
1、ポリペンテン−1などのオレフィン類の単独重合体
またはエチレン−プロピレン共重合体、エチレン−ブテ
ン−1共重合体、プロピレン−ブテン−1共重合体、エ
チレン−酢酸ビニル共重合体、プロピレン−酢酸ビニル
共重合体、エチレン−ブタジエン共重合体、エチレン−
イソプレン共重合体、エチレン−クロロプレン共重合
体、プロピレン−ブテジエン共重合体、エチレン−プロ
ピレン−ジエン共重合体等の異種のオレフィン類または
ジオレフィン類との共重合体を挙げることができる。そ
の共重合体の様式はランダム共重合体、ブロック共重合
体、グラフト共重合体、交互共重合体のいずれでもよ
い。
上記変性ポリオレフィンは未反応モノマーを含有せず、
1万以上の重量平均分子量を有するのが好ましい。より
好ましくはその重量平均分子量は3万〜30万程度であ
る。
変性ポリオレフィン中の不飽和カルボン酸、その無水物
又はそのエステルの含有量は0.1〜10重量%であるのが
好ましい。変性量が0.1重量%未満であると、変性ポリ
オレフィン添加による芳香族ポリカーボネートとポリオ
レフィンとの相溶性向上に十分な効果がなく、また10重
量%を超えるとポリオレフィンとの相溶性が低下する。
好ましい変性量は0.5〜5重量%である。
変性ポリオレフィンの製造は溶液法又は溶融混練法のい
ずれでも行うことができる。溶融混練法の場合、ポリオ
レフィン、変性用不飽和カルボン酸(又は酸無水物)及
び触媒を押出機や二軸混練機等に投入し、150〜250℃の
温度に加熱して溶融しながら混練する。また溶液法の場
合、キシレン等の有機溶剤に上記出発物質を溶解し、80
〜140℃の温度で撹拌しながら行う。いずれの場合に
も、触媒として通常のラジカル重合用触媒を用いること
ができ、例えば過酸化ベンゾイル、過酸化ラウロイル、
過酸化ジターシャリーブチル、過酸化アセチル、ターシ
ャリーブチルペルオキシ安息香酸、過酸化ジクミル、ベ
ルオキシ安息香酸、ペルオキシ酢酸、ターシャリーブチ
ルペルオキシピバレート等の過酸化物類や、アゾビスイ
ソブチロニトリル等のジアゾ化合物類等が好ましい。触
媒の添加量は変性用不飽和カルボン酸又はその無水物10
0重量部に対して1〜100重量部程度である。
ポリブチルンテレフタレートはテレフタル酸と1,4−ブ
チレングリコールとからなるポリエステルで、固有粘度
〔η〕(フェノール/テトラクロロエタン=50/50(重
量比)溶媒中30℃で測定した溶液粘度より求めた)が0.
5〜2.0程度のものが好ましい。なおテレフタル酸成分は
アルキル基、ハロゲン基等で置換されたものでもよく、
またグリコール成分は1,4−ブチレングリコールの他に2
0重量%程度まで他のグリコール、例えばエチレングリ
コール、プロピレングリコール、ヘキサメチレングルコ
ール等を含有していてもよい。
本発明において、ポリオレフィンと芳香族ポリカーボネ
ートとの比率は95〜5重量%対5〜95重量%である。芳
香族ポリカーボネートが5重量%未満であると、十分な
耐衝撃性及び強度が得られず、また95重量%を超えると
成形性、耐溶媒性が低下する。好ましくはポリオレフィ
ン90〜10重量%に対して芳香族ポリカーボネート10〜90
重量%であり、さらに好ましくはポリオレフィン80〜20
重量%に対して芳香族ポリカーボネート20〜80重量%で
ある。
変性ポリオレフィンの含有量は、芳香族ポリカーボネー
トとポリオレフィンの合計100重量部に対して2〜100重
量部である。2重量部未満であると、変性ポリオレフィ
ン添加による芳香族ポリカーボネートとポリオレフィン
との相溶性の向上効果が得られず、また100重量部を超
えると耐衝撃性等の機械物性が低下する。好ましい変性
ポリオレフィンの含有量は5〜50重量部である。
ポリブチレンテレフタレートの含有量は、芳香族ポリカ
ーボネートとポリオレフィンの合計100重量部に対して
2〜100重量部である。2重量部未満であるとポリブチ
レンテレフタレート添加による芳香族ポリカーボネート
との相溶性の向上効果が得られず、また100重量部を超
えると耐衝撃性等の機械物性が低下する。好ましいポリ
ブチレンテレフタレートの含有量は5〜50重量部であ
る。
本発明の熱可塑性樹脂組成物はさらに低結晶性エチレン
−α−オレフィン共重合体、アクリル系エラストマー、
ブチルゴム等のゴム成分を、結晶性ポリオレフィン+ポ
リカーボネート100重量部に対して100重量部以下の量で
含有してもよい。
その他に本発明の熱可塑性樹脂組成物にはその改質を目
的として、他の添加剤、例えばガラス繊維、カーボン繊
維等のような強化材、無機充填材、熱安定剤、酸化防止
剤、光安定剤、難燃剤、可塑剤、帯電防止剤、離型剤、
発泡剤、核剤等を添加することができる。
本発明の熱可塑性樹脂組成物は、一軸押出機、二軸押出
機、バンバリーミキサー、混練ロール、ブラベンダー、
ニーダー等の混練機又はヘンシェルミキサー等の混合機
を用いて、加熱溶融状態で混練することによって得られ
る。
〔作用〕
芳香族ポリカーボネートとポリオレフィンとの相溶性は
悪いが、ポリオレフィンと変性ポリオレフィンとの相溶
性は良好であり、かつ芳香族ポリカーボネートとポリブ
チレンテレフタレートとは混練中にエステル交換反応に
より相溶化する。さらに変性ポリオレフィンのカルボン
酸基とポリブチレンテレフタレートの未満−OH基との間
で反応が起り、グラフト共重合体を生成する。これらの
反応が芳香族ポリカーボネート/ポリオレフィンの相溶
化に寄与する。以上のメカニズムにより芳香族ポリカー
ボネートとポリオレフィンと、変性ポリオレフィンとポ
リブチレンテレフタレートとを混練することにより、芳
香族ポリカーボネートとポリオレフィンとの良好な相溶
化がもたらされ、その結果機械的物性、成形性、耐溶剤
性等のバランスが良好な熱可塑性樹脂組成物が得られる
ものと考えられる。
〔実施例〕
本発明を以下の実施例によりさらに詳細に説明する。
なお各実施例及び比較例において物性値の測定は以下の
通り行った。
(1)熱変形温度=一定速度(2℃/分)で昇温したと
きに、試験片(単純ばり)が一定荷重(4.6kg/cm2)を
受けて所定量(0.25mm)だけ撓むときの温度をJIS K720
7に従って測定。
(2)動的溶融粘度(η@100rad/sec)=レオメトリッ
クス社製のダイナミックスペトロメータにより250℃、1
00rad/secにて測定。
(3)メタノール浸漬による重量変化=成形品を25℃の
メタノール中に30日間浸漬し、重量の変化を測定。
(4)耐表面剥離性=テストピース表面にカミソリを用
いて1mm×1mmのマス目を100個つけ、マス目にセロテー
プ(ニチバン)を付着した後、はぎ取った。100個のマ
ス目のうち、セロテープに付着せずテストピース表面に
残ったマス目の数を数えた。
実施例1〜5 ポリプロピレンペレット(東燃石油化学(株)製J209,M
FR=9g/10分)、芳香族ポリカーボネート(帝人化成
(株)製パンライトL1225、重量平均分子量22,500)、
無水マレイン酸変性ポリプロピレン(グラフト量=0.6
重量%、未反応無水マレイン酸含有量=0)及びポリブ
チレンテレフタレート(帝人(株)製C7000、固有粘度
〔η〕1.2)をそれぞれ下記第1表に示す割合でドライ
ブレンドし、二軸混練機を用いて280℃で混練し、熱可
塑性樹脂組成物ペレットを製造した。得られた各熱可塑
性樹脂組成物ペレットから射出成形(280℃)によりテ
ストピースを作成し、熱変形温度、動的溶融粘度、メタ
ノール浸漬による重量変化及び耐表面剥離性を測定し
た。結果をあわせて第1表に示す。
実施例6 ブロックポリプロピレン(東燃石油化学(株)製BJ309,
MFR=9g/10分)、芳香族ポリカーボネート(帝人化成
(株)製パンライトL1225、重量平均分子量22,500)、
無水マレイン酸変性ポリプロピレン(グラフト量=0.6
重量%、未反応無水マレイン酸含有量=0)及びポリブ
チレンテレフタレート(帝人(株)製C7000、固有粘度
〔η〕1.2)をそれぞれ下記第1表に示す割合でドライ
ブレンドし、実施例1と同様にして熱可塑性樹脂組成物
ペレットを製造した。得られた熱可塑性樹脂組成物ペレ
ットから射出成形(280℃)によりテストピースを作成
し、実施例1と同様の測定を行った。結果をあわせて第
1表に示す。
実施例7 ポリプロピレンペレット(東燃石油化学(株)製J209,M
FR=9g/10分)、芳香族ポリカーボネート(帝人化成
(株)製パンライトL1225、重量平均分子量22,500)、
アクリル酸変性ポリプロピレン(グラフト量=0.8重量
%、未反応アクリル酸含有量=0)及びポリブチレンテ
レフタレート(帝人(株)製C7000、固有粘度〔η〕1.
2)をそれぞれ下記第1表に示す割合でドライブレンド
し、実施例1と同様にして熱可塑性樹脂組成物ペレット
を製造した。得られた熱可塑性樹脂組成物ペレットから
射出成形(280℃)によりテストピースを作成し、実施
例1と同様の測定を行った。結果をあわせて第1表に示
す。
比較例1 ポリプロピレン100重量%の場合について、実施例1と
同様に熱可塑性樹脂組成物を調製し、物性を測定した。
結果を第2表に示す。
比較例2 芳香族ポリカーボネート100重量%の場合について、実
施例1と同様に熱可塑性樹脂組成物を調製し、物性を測
定した。結果を第2表に示す。
比較例3,4 ポリプロピレンと芳香族ポリカーボネートとの二成分系
とした以外実施例1と同様にして熱可塑性樹脂組成物を
調製し、物性を測定した。結果を第2表に示す。
比較例5,6 ポリプロピレンペレット、芳香族ポリカーボネート及び
変性ポリオレフィンのみを第2表に示す組成でヘンシェ
ルミキサーで常温にて混合した後、二軸混練機を用い28
0℃にて混練を行い、熱可塑性樹脂組成物ペレットを得
た。得られた熱可塑性樹脂組成物に対して、実施例1と
同様の物性値を測定した。結果をあわせて第2表に示
す。
比較例7,8 ポリプロピレンペレット、芳香族ポリカーボネート及び
ポリブチレンテレフタレートのみを第2表に示す組成で
280℃にて混練を行い、熱可塑性樹脂組成物ペレットを
得た。得られた熱可塑性樹脂組成物に対して、実施例1
と同様の物性値を測定した。結果をあわせて第2表に示
す。
第1表及び第2表の結果から明らかなように、本発明の
熱可塑性樹脂組成物は本発明の範囲外の熱可塑性樹脂組
成物と比較して耐熱変形性(熱変形温度により表され
る)、成形性(動的溶融粘度により表される)、耐表面
剥離性及び耐溶剤性のバランスが良好であることがわか
る。
〔発明の効果〕
以上の通り本発明の熱可塑性樹脂組成物は芳香族ポリカ
ーボネートとポリオレフィンとに、変性ポリオレフィン
及びポリブチレンテレフタレートを複合添加してなるの
で、芳香族ポリカーボネートとポリオレフィンとの相溶
性が著しく改善されているとともに、耐熱性、成形性、
耐表面剥離性、耐溶剤性等のバランスが良好である。さ
らに、優れた耐衝撃性や機械性強度も有する。かかる本
発明の熱可塑性樹脂組成物はエンジニアリングプラスチ
ック材料として、特に自動車の部品等に好適に使用する
ことができる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 佐藤 茂 埼玉県入間郡大井町西鶴ケ岡1丁目4番6 号 (72)発明者 河村 哲也 東京都練馬区光が丘3丁目8番1―201号 (72)発明者 見上 隆志 東京都狛江市和泉本町3丁目23番48号 (72)発明者 野村 孝夫 愛知県豊田市トヨタ町1番地 トヨタ自動 車株式会社内 (72)発明者 横井 利男 愛知県豊田市トヨタ町1番地 トヨタ自動 車株式会社内 (72)発明者 西尾 武純 愛知県豊田市トヨタ町1番地 トヨタ自動 車株式会社内 (56)参考文献 特開 昭59−66448(JP,A) 特開 昭58−167644(JP,A) 特開 昭57−92045(JP,A)

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】(a)芳香族ポリカーボネート95〜5重量
    %と、 (b)ポリプロピレン5〜95重量%と、 (c)前記芳香族ポリカーボネートと前記ポリプロピレ
    ンの合計100重量部に対して2〜100重量部の、0.1〜10
    重量%の不飽和カルボン酸又はその無水物がグラフトさ
    れた変性ポレオレフィンと、 (d)前記芳香族ポリカーボネートと前記ポリプロピレ
    ンの合計100重量部に対して2〜100重量部のポリブチレ
    ンテレフタレートとを 含有することを特徴とする熱可塑性樹脂組成物。
  2. 【請求項2】特許請求の範囲第1項に記載の熱可塑性樹
    脂組成物において、前記ポリプロピレンが90〜10重量%
    であり、前記芳香族ポリカーボネートが10〜90重量%で
    あることを特徴とする熱可塑性樹脂組成物。
  3. 【請求項3】特許請求の範囲第1項又は第2項に記載の
    熱可塑性樹脂組成物において、前記変性ポリオレフィン
    が前記芳香族ポリカーボネートと前記ポリプロピレンの
    合計100重量部に対して5〜50重量部であり、前記ポリ
    ブチレンテレフタレートが前記芳香族ポリカーボネート
    と前記ポリプロピレンの合計100重量部に対して5〜50
    重量部であることを特徴とする熱可塑性樹脂組成物。
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