JPH0791426B2 - 熱可塑性樹脂組成物 - Google Patents

熱可塑性樹脂組成物

Info

Publication number
JPH0791426B2
JPH0791426B2 JP23427887A JP23427887A JPH0791426B2 JP H0791426 B2 JPH0791426 B2 JP H0791426B2 JP 23427887 A JP23427887 A JP 23427887A JP 23427887 A JP23427887 A JP 23427887A JP H0791426 B2 JPH0791426 B2 JP H0791426B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
weight
ethylene
resin composition
thermoplastic resin
styrene
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP23427887A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS6475543A (en
Inventor
祐二 藤田
忠司 瀬詰
吉祥 北野
喜代忠 鳴川
隆志 見上
孝夫 野村
利男 横井
武純 西尾
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyota Motor Corp
Original Assignee
Toyota Motor Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toyota Motor Corp filed Critical Toyota Motor Corp
Priority to JP23427887A priority Critical patent/JPH0791426B2/ja
Priority to DE3855729T priority patent/DE3855729T2/de
Priority to EP88308458A priority patent/EP0308179B1/en
Priority to DE3889269T priority patent/DE3889269T2/de
Priority to EP93102089A priority patent/EP0545902B1/en
Priority to US07/247,015 priority patent/US5021504A/en
Publication of JPS6475543A publication Critical patent/JPS6475543A/ja
Publication of JPH0791426B2 publication Critical patent/JPH0791426B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は結晶性ポリオレフィン、ポリカーボネート、ス
チレン−エチレン・ブチレン−スチレンブロック共重合
体及び低結晶性エチレン・α−オレフィン共重合体から
なり、良好な耐衝撃性、成形性及び耐薬品性を有する熱
可塑性樹脂組成物に関する。
〔従来の技術及び問題点〕
ポリオレフィンの機械的強度を向上するとともにポリカ
ーボネートの成形性、耐溶剤性を向上するために、ポリ
オレフィンとポリカーボネートとを複合化してなる組成
物が知られている。しかしながらポリオレフィンとポリ
カーボネートとは相溶性が余り良好ではないので、相溶
性を改善するために種々の第三成分を添加することが提
案された。
特開昭57−108151号はポリカーボネート樹脂100重量部
にポリエチレン0.3〜20重量部及びブチルゴム0.3〜20重
量部を配合させてなるポリカーボネート樹脂組成物を開
示している。また特開昭57−108152号は第三成分として
エチレン・プロピレン共重合体及び/又はエチレン・プ
ロピレン・ジエン共重合体0.3〜20重量部を配合してな
るポリカーボネート樹脂組成物を開示している。さらに
特開昭57−111351号は第三成分としてイソプレンゴム及
び/又はメチルペンテンポリマー0.3〜20重量部を配合
してなるポリカーボネート樹脂組成物を開示している。
しかしながら、これらのポリカーボネート樹脂組成物は
いずれもポリエチレン量が10%を超すと衝撃強度が急激
に低下し、また成形品の表面剥離も見られるようにな
る。
以上のポリカーボネート樹脂組成物の他にも異なる第三
成分を配合したポリカーボネート組成物が種々提案され
ている。例えば、特開昭56−76449号及び特開昭59−133
247号はポリカーボネート及びポリオレフィンにABS樹脂
を配合してなる熱可塑性樹脂組成物を開示している。し
かしながらABS樹脂では相溶性向上効果が不十分であ
り、特にポリオレフィンが10%以上となると熱可塑性樹
脂組成物の機械的強度が低下する。
その他に特開昭59−196360号は第三成分として1種以上
のオレフィンとアクリレート、メタクリレート、アクリ
ル酸又はメタクリル酸モノマーとの共重合体、例えばエ
チレン・エチルアクリレート共重合体(EEA樹脂)を配
合してなるポリカーボネート樹脂組成物を開示してい
る。また特開昭61−215649号は第三成分としてオレフィ
ン・ビニルエステル共重合体、例えばエチレン・酢酸ビ
ニル共重合体(EVA樹脂)等を配合してなるポリカーボ
ネート樹脂組成物を開示している。さらに特開昭61−11
5945号は第三成分としてスチレン−エチレン・ブチレン
−スチレンブロックコポリマー(SEBS樹脂)を配合して
なる組成物を開示している。しかしながら、EEA樹脂、E
VA樹脂及びSEBS樹脂のいずれかを配合した場合で相溶性
はやや改善されるか、なお表面剥離に関しては不十分で
あるという問題がある。さらに衝撃強さも十分でない。
従って本発明の目的は結晶性ポリオレフィンとポリカー
ボネートとの相溶性を改善し、表面剥離現象を抑制し、
かつ衝撃強度を向上させた熱可塑性樹脂組成物を提供す
ることである。
〔問題点を解決するための手段〕
上記問題点に鑑み鋭意研究の結果、本発明者はポリオレ
フィンとポリカーボネートとスチレン−エチレン・ブチ
レン−スチレンブロック共重合体との組成物に第四成分
として低結晶性エチレン・α−オレフィン共重合体を添
加することにより、優れた成形性や耐薬品性等を保持し
たまま耐衝撃性、耐表面剥離性等が向上することを発見
し、本発明に想到した。
すなわち、本発明の熱可塑性樹脂組成物は結晶性ポリオ
レフィン95〜5重量%と、ポリカーボネート5〜95重量
%と、結晶性ポリオレフィン+ポリカーボネート100重
量部に対して合計で5〜100重量部のスチレン−エチレ
ン・ブチレン−スチレンブロック共重合体及び低結晶性
エチレン・α−オレフィン共重合体(両者の重量比は30
/70〜95/5)とを含有すること特徴とする。
結晶性ポリオレフィンとしてはポリエチレン、ポリプロ
ピレンその他のα−オレフィンのポリマーがあり、好ま
しくはポリプロピレンである。なお、結晶性ポリオレフ
ィンはホモポリマーである必要はなく、他のα−オレフ
ィンとの共重合体でもよい。例えばポリプロピレンの場
合、20重量%までエチレン等の他のα−オレフィンを含
有してもよい。共重合体は、ランダム共重合体、ブロッ
ク共重合体又はグラフト共重合体のいずれでもよい。結
晶性ポリオレフィンの重量平均分子量は1万〜100万で
あり、好ましくは3万〜30万である。また230℃で測定
した溶融流量(MFR)は500〜0.01g/10分であり、好まし
くは50〜1g/10分である。
結晶性ポリオレフィンの結晶度はX線回折法で測定した
場合に20%以上である。結晶度が20%未満であると得ら
れる熱可塑性樹脂組成物の機械的強度が低い。好ましい
結晶度は40%以上である。
本発明において用いるポリカーボネートは(a)酸受容
体及び分子量調製剤の存在下で2価フェノールとホスゲ
ンのようなカーボネート前駆体との反応又は(b)2価
フェノールとジフェニルカーボネートのようなカーボネ
ート前駆体とのエステル交換反応によって製造すること
ができる。ここで使用しうる2価フェノールはビスフェ
ノール類が好ましく、特に2,2−ビス(4−ヒドロキシ
フェニル)プロパン(ビスフェノールA)が好ましい。
またビスフェノールAの一部又は全部を他の2価フェノ
ールで置換してもよい。ビスフェノールA以外の2価フ
ェノールとしては、例えばハイドロキノン、4,4′−ヒ
ドロキシジフェニル、ビス(4−ヒドロキシフェニル)
アルカン、ビス(4−ヒドロキシフェニル)シクロアル
カン、ビス(4−ヒドロキシフェニル)スルフィド、ビ
ス(4−ヒドロキシフェニル)スルホン、ビス(4−ヒ
ドロキシフェニル)スルホキシド、ビス(4−ヒドロキ
シフェニル)ケトン、ビス(4−ヒドロキシフェニル)
エーテル等、及びビス(3,5−ジブロモ−4−ヒドロキ
シフェニル)プロパンのようなハロゲン化ビスフェノー
ル類を挙げることができる。これらの2価フェノールの
ホモポリマーまたは2種以上を用いたコポリマー或いは
これらの混合物であってもよい。かかるポリカーボネー
ト樹脂は市販品として容易に入手することができる。
上記ポリカーボネートの重量平均分子量は1万〜10万で
あるのが好ましく、1万未満であると機械的物性が不十
分であり、10万を超えると成形が困難となる。より好ま
しい重量平均分子量は2万〜5万である。
スチレン−エチレン−ブチレン−スチレンブロック共重
合体はスチレン部分とエチレン・ブチレン部分とがブロ
ック状になっているブロック共重合体であり、スチレン
/エチレン・ブチレンの重量比が10/90〜70/30である。
これが10/90未満であると強度が不足であり、70/30を超
えると脆性的となる。好ましいスチレン/エチレン・ブ
チレンの重量比は20/80〜50/50である。またスチレン−
エチレン・ブチレン−スチレンブロック共重合体の重量
平均分子量は1万〜100万であり、1万未満であると力
学的強度が不十分であり、100万を超えると組成物中の
分散の悪化となる。なおスチレン部分はスチレンのみか
らなるものに限らず、メチルスチレン等の置換スチレン
からなるものでもよい。
スチレン−エチレン・ブチレン−スチレンブロック共重
合体は米国特許第3,595,942号及び第4,188,432号に記載
の方法により製造することができる。すなわち、スチレ
ン−ブタジエン・スチレンブロック共重合体を、コバル
ト又はニッケルのアルコキシドをアルキルアルミニウム
化合物で還元してなる触媒の存在下に、25〜175℃の温
度で水素化することにより、ブタジエン部分だけ選択的
に水素化され、エチレンとブテン−1との共重合体に相
当する構造となる。なお、本発明においてはスチレン−
エチレン・ブチレン−スチレンブロック共重合体は上記
方法に限らずいかなる方法により製造したものでも使用
可能である。
低結晶性エチレン・α−オレフィン共重合体はエチレン
とプロピレン、ブチレン、ペンテン等のα−オレフィン
との共重合体であり、特にエチレン・プロピレンゴム及
びエチレン・ブチレンゴムが好ましい。エチレンとα−
オレフィンとの重量比は20:80〜85:15である。重量比が
20:80未満又は、85:15を超えるとゴム弾性が低下する。
エチレン/α−オレフィンの好ましい重量比は30:70〜7
0:30である。なおα−オレフィンは1種類に限らず、2
種類以上含有していてもよい。
低結晶性エチレン・α−オレフィン共重合体の重量平均
分子量は3万〜100万であり、3万未満であると組成物
が強度不足であり、100万を超えると分散不良となる。
好ましい重量平均分子量は5万〜20万である。また低結
晶性エチレン・α−オレフィン共重合体の結晶度はX線
回折法で測定した場合20%以上であり、好ましくは0〜
10%である。さらに低結晶性エチレン・α−オレフィン
共重合体の溶融流量(MFR)は230℃において0.01〜50g/
10分であり、好ましくは0.1〜20g/10分である。
本発明において、結晶性ポリオレフィンとポリカーボネ
ートとの比率は95〜5重量%対5〜95重量%である。ポ
リカーボネートが5重量%未満であると、十分な耐衝撃
性及び機械的強度が得られず、また95重量%を超えると
成形性及び耐溶剤性が低下する。好ましくは結晶性ポリ
オレフィン90〜10重量%に対してポリカーボネート10〜
90重量%であり、さらに好ましくは結晶性ポリオレフィ
ン80〜20重量%に対してポリカーボネート20〜80重量%
である。
スチレン−エチレン・ブチレン−スチレンブロック共重
合体及び低結晶性エチレン・α−オレフィン共重合体の
合計量は結晶性ポリオレフィン+ポリカーボネート100
重量部に対して5〜100重量部である。上記合計量が5
重量部未満であると得られる熱可塑性樹脂組成物の耐衝
撃性、耐表面剥離性、強度が不十分であり、また100重
量部を超えると剛性の低下が大きくなり、実用に耐えら
れなくなる。好ましい合計量は10〜50重量部であり、よ
り好ましくは20〜40重量部である。
スチレン−エチレン・ブチレン−スチレンブロック共重
合体と低結晶性エチレン・α−オレフィン共重合体との
重量比は30:70〜95:5である。重量比が30:70未満である
と相溶性が不足し、95:5を超えると耐表面剥離性、耐衝
撃強度が悪化する。好ましい重量比は50:50〜90:10であ
る。
本発明の熱可塑性樹脂組成物にはさらにその改質を目的
として他の添加剤、例えばガラス繊維、カーボン繊維等
のような強化材、無機充填材、熱安定剤、酸化防止剤、
光安定剤、難燃剤、可塑剤、帯電防止剤、離型剤、発泡
剤等を添加することができる。さらに必要に応じゴム成
分としてアクリル系エラストマー、ブチルゴム等を全体
の1〜20重量%程度含有してもよい。
本発明の熱可塑性樹脂組成物は、一軸押出機、二軸押出
機、バンバリーミキサー、混練ロール、ブラベンダー、
ニーダー等の混練機又はヘンシェルミキサー等の混合機
を用いて、加熱溶融状態で混練することによって得られ
る。
〔実 施 例〕
本発明を以下の実施例によりさらに詳細に説明する。
なお各実施例及び比較例において物性値の測定は以下の
通り行った。
(1)曲げ弾性率=ASTM D 790により測定。
(2)アイゾット衝撃強度=23℃及び−30℃においてそ
れぞれASTM D 256により測定。
(3)引張破断伸び=ASTM D 638により測定。
(4)動的溶融粘度(η100rad/sec)=レオメトリッ
クス社製のダイナミックスペクトロメータにより250
℃、100rad/secにて測定。
(5)耐表面剥離性=成形品表面にカミソリを用いて1m
m×1mmのマス目を100個つけ、マス目にセロテープ(ニ
チバン)を付着した後、はぎ取った。100個のマス目の
うち、セロテープに付着せずに成形品表面に残った数を
数えた。
(6)メタノール浸漬による重量変化=成形品を25℃の
メタノール中に30日間浸漬し、重量の変化を測定。
実施例1〜7 結晶性ポリプロピレンペレット(MFR=9.0g/10分)、ポ
リカーボネート樹脂(帝人化成(株)製パンライトL122
5)、スチレン−エチレン・ブチレン−スチレンブロッ
ク共重合体(シェル化学(株)製クレイトンG1650、ス
チレン/ゴム重量比=28/72)、及びエチレン・プロピ
レンゴム(三井石油化学(株)製タフマーP 0180)第1
表に示す組成でヘンシェルミキサーで常温にて混合した
後、二軸混練機を用い250℃にて混練を行い、組成物ペ
レットを得た。
得られた各熱可塑性樹脂組成物に対して、曲げ弾性率、
アイゾット衝撃強度、引張破断伸び、動的溶融粘度、耐
表面剥離性及び耐溶剤性(メタノール浸漬による重量変
化)を測定した。結果をあわせて第1表に示す。
実施例 8 実施例3においてエチレン・プロピレンゴムの代わりに
エチレン・ブテン−1共重合体(三井石油化学(株)製
タフマーA 4085)10重量部を添加した以外同様にして熱
可塑性樹脂組成物を調製し、物性を測定した。結果を第
1表に示す。
実施例 9 実施例3において結晶性ポリプロピレンとしてプロピレ
ンブロックコポリマー(東燃石油化学(株)性BJ 309、
プロピレン92.7重量%、エチレン含有量7.3重量%、MFR
=9g/10分)を用いた以外同様にして熱可塑性樹脂組成
物を調製し、物性を測定した。結果を第1表に示す。
実施例 10 実施例3においてスチレン−エチレン・ブチレン−スチ
レンブロック共重合体としてクレイトンG1657(スチレ
ン/ゴム重量比=14/86、シェル化学(株)製)を用い
た以外同様にして熱可塑性樹脂組成物を調製し、物性を
測定した。結果を第1表に示す。
比較例 1,2 結晶性ポリプロピレンとポリカーボネートとの二成分系
とした以外実施例1と同様にして熱可塑性樹脂組成物を
調製し、物性を測定した。結果を第2表に示す。
比較例 3 結晶性ポリプロピレンペレット(MFR=9.0g/10分)、ポ
リカーボネート樹脂(帝人化成(株)製作パンライトL1
225)、及びエチレン・プロピレンゴム(三井石油化学
(株)製タイマーP 0180)を第2表に示す組成でヘンシ
ェルミキサーで常温にて混合した後、二軸混練機を用い
250℃にて混練を行い、組成物ペレットを得た。
得られた各熱可塑性樹脂組成物に対して、実施例1と同
様に各物性を測定した。結果を第2表に示す。
比較例 4 比較例3においてエチレン・プロピレンゴムの代わりに
スチレン−エチレン・ブチレン−スチレンブロック共重
合体(シェル化学(株)製クレイトンG1650)を添加し
た以外同様にして熱可塑性樹脂組成物を調製し、物性を
測定した。結果を第2表に示す。
比較例 5 実施例3においてエチレン・プロピレンゴムの代わりに
エチレン−酢酸ビニル共重合体(日本ユニカ(株)製NU
C DQ DJ 3269)を添加した以外同様にして熱可塑性樹脂
組成物を調製し、物性を測定した。結果を第2表に示
す。
比較例 6 実施例3においてエチレン・プロピレンゴムの代わりに
エチレン−エチルアクリレート共重合体(日本ユニカ
(株)製NUC 6570)を添加した以外同様にして熱可塑性
樹脂組成物を調製し、物性を測定した。結果を第2表に
示す。
比較例 7 ポリカーボネート100重量%の場合について、同様に物
性を測定した。結果を第2表に示す。
比較例 8 スチレン−エチレン・ブチレン−スチレンブロック共重
合体とエチレン・プロピレンゴムとの合計量を60重量部
(ポリプロピレン+ポリカーボネート100重量部に対し
て150重量部)と多くした以外同様にして熱可塑性樹脂
組成物を調製し、物性を測定した。結果を第2表に示
す。
第1表及び第2表の結果から明らかなように、本発明の
熱可塑性樹脂組成物は本発明の範囲外の熱可塑性樹脂組
成物と比較して優れた曲げ弾性率、耐衝撃性、延性、成
形性(動的溶融粘度により表される)、耐表面剥離性及
び耐溶剤性を示すことがわかる。
〔発明の効果〕
以上に詳述したように本発明の熱可塑性樹脂組成物はス
チレン−エチレン・ブチレン−スチレンブロック共重合
体とエチレン・α−オレフィン共重合体とを含有してい
るためにポリオレフィンとポリカーボネートとの相溶性
が改善されており、良好な機械的強度、耐衝撃性及び耐
表面剥離性を有する。その上ポリカーボネートの欠点で
ある成形性及び耐薬品性も改善されている。かかる本発
明の熱可塑性樹脂組成物はエンジニアリングプラスチッ
ク材料として、特に自動車や家庭電気製品の部品に使用
することができる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 北野 吉祥 埼玉県入間郡大井町西鶴ケ岡1丁目4番2 ―225号 (72)発明者 鳴川 喜代忠 埼玉県所沢市下富1256番地14 (72)発明者 見上 隆志 東京都狛江市和泉本町3丁目23番48号 (72)発明者 野村 孝夫 愛知県豊田市トヨタ町1番地 トヨタ自動 車株式会社内 (72)発明者 横井 利男 愛知県豊田市トヨタ町1番地 トヨタ自動 車株式会社内 (72)発明者 西尾 武純 愛知県豊田市トヨタ町1番地 トヨタ自動 車株式会社内 (56)参考文献 特開 昭64−75546(JP,A)

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】(a)結晶性ポリオレフィンと、 (b)ポリカーボネートと、 (c)スチレン−エチレン・ブチレン−スチレンブロッ
    ク共重合体と、 (d)低結晶性エチレン・α−オレフィン共重合体とを 含有し、前記(a)が95〜5重量%及び前記(b)が5
    〜95重量%であり、前記(a)+前記(b)100重量部
    に対して前記(c)+前記(d)が5〜100重量部であ
    り、かつ(c)/(d)の重量比が30/70〜95/5である
    ことを特徴とする熱可塑性樹脂組成物。
  2. 【請求項2】特許請求の範囲第1項に記載の熱可塑性樹
    脂組成物において、前記結晶性ポリオレフィンがポリプ
    ロピレンであることを特徴とする熱可塑性樹脂組成物。
  3. 【請求項3】特許請求の範囲第1項又は第2項に記載の
    熱可塑性樹脂組成物において、前記結晶性ポリオレフィ
    ンが90〜10重量%であり、前記ポリカーボネートが10〜
    90重量%であることを特徴とする熱可塑性樹脂組成物。
  4. 【請求項4】特許請求の範囲第1項乃至第3項のいずれ
    かに記載の熱可塑性樹脂組成物において、前記スチレン
    −エチレン・ブチレン−スチレンブロック共重合体中の
    スチレンブロックが10〜70重量%であり、エチレン・ブ
    チレンブロックが90〜30重量%であることを特徴とする
    熱可塑性樹脂組成物。
  5. 【請求項5】特許請求の範囲第1項乃至第4項のいずれ
    かに記載の熱可塑性樹脂組成物において、前記低結晶性
    エチレン・α−オレフィン共重合体がエチレン・プロピ
    レンゴム又はエチレン・ブチレンゴムであることを特徴
    とする熱可塑性樹脂組成物。
  6. 【請求項6】特許請求の範囲第1項乃至第5項のいずれ
    かに記載の熱可塑性樹脂組成物において、前記(a)+
    前記(b)100重量部に対して前記(c)+前記(d)
    が10〜50重量部であることを特徴とする熱可塑性樹脂組
    成物。
  7. 【請求項7】特許請求の範囲第1項乃至第6項のいずれ
    かに記載の熱可塑性樹脂組成物において、前記(c)/
    前記(d)の重量比が50/50〜90/10であることを特徴と
    する熱可塑性樹脂組成物。
JP23427887A 1987-09-17 1987-09-17 熱可塑性樹脂組成物 Expired - Fee Related JPH0791426B2 (ja)

Priority Applications (6)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP23427887A JPH0791426B2 (ja) 1987-09-17 1987-09-17 熱可塑性樹脂組成物
DE3855729T DE3855729T2 (de) 1987-09-17 1988-09-13 Thermoplastische Zusammensetzung
EP88308458A EP0308179B1 (en) 1987-09-17 1988-09-13 Thermoplastic resin composition
DE3889269T DE3889269T2 (de) 1987-09-17 1988-09-13 Thermoplastische Zusammensetzung.
EP93102089A EP0545902B1 (en) 1987-09-17 1988-09-13 Thermoplastic resin composition
US07/247,015 US5021504A (en) 1987-09-17 1988-09-19 Thermoplastic polyolefin-polycarbonate composition

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP23427887A JPH0791426B2 (ja) 1987-09-17 1987-09-17 熱可塑性樹脂組成物

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6475543A JPS6475543A (en) 1989-03-22
JPH0791426B2 true JPH0791426B2 (ja) 1995-10-04

Family

ID=16968467

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP23427887A Expired - Fee Related JPH0791426B2 (ja) 1987-09-17 1987-09-17 熱可塑性樹脂組成物

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0791426B2 (ja)

Families Citing this family (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3647036B2 (ja) * 1992-07-08 2005-05-11 カワサキ ケミカル ホールディング シーオー. エラストマー強靭化耐摩耗性組成物
US5594062A (en) * 1994-03-16 1997-01-14 Kawasaki Steel Corporation Polycarbonate/polyolefin based resin compositions and their production processes and uses
EP0844154B1 (en) * 1996-11-13 2003-05-14 Kabushiki Kaisha Tokai Rika Denki Seisakusho Steering lock system
JP3592941B2 (ja) * 1998-11-24 2004-11-24 株式会社東海理化電機製作所 ステアリングロック装置
US6887938B2 (en) 2003-02-04 2005-05-03 General Electric Company Compositions containing polyphenylene ether and/or polystyrene having improved tribological properties and methods for improving tribological properties of polyphenylene ether and/or polystyrene compositions
JP6133642B2 (ja) * 2013-03-21 2017-05-24 帝人株式会社 ポリカーボネート樹脂組成物およびその成形品
KR20200069363A (ko) * 2018-01-24 2020-06-16 데이진 가부시키가이샤 반복 이용 가능한 의료용 박스

Also Published As

Publication number Publication date
JPS6475543A (en) 1989-03-22

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP0308179B1 (en) Thermoplastic resin composition
KR100403071B1 (ko) 신디오탁틱폴리스티렌계수지조성물
JPH0791426B2 (ja) 熱可塑性樹脂組成物
JPS6212943B2 (ja)
JP2000017120A (ja) 熱可塑性樹脂組成物
US5106909A (en) Modified polyolefin-polyester graft copolymer, method of producing same and thermoplastic resin composition containing such graft copolymer
WO1998049233A1 (en) Polycarbonate/polyolefin resin composition, process for producingthe same, and moldings
JP2000103934A (ja) 熱可塑性エラストマー組成物
JP7038233B2 (ja) ポリカーボネート樹脂組成物及びその製造方法、マスターバッチペレット、並びに成形体
US20020061965A1 (en) Syndiotactic polystyrene alloy compositions
JPH07304908A (ja) 熱可塑性樹脂組成物
JPS5817153A (ja) ポリカ−ボネ−ト樹脂組成物
JPH07207078A (ja) 熱可塑性樹脂組成物
JPH07103281B2 (ja) 熱可塑性樹脂組成物
JPS6212942B2 (ja)
WO2020189681A1 (ja) ポリカーボネート樹脂組成物及びその製造方法、マスターバッチペレット、並びに成形体
US5726215A (en) Styrene resin composition and shaped article thereof
JPH06184366A (ja) 熱可塑性樹脂成形体
JPH04296353A (ja) ポリカーボネート樹脂組成物
JPH04120165A (ja) ポリカーボネート樹脂組成物
JPH0987477A (ja) 熱可塑性重合体組成物
JPH0436345A (ja) 熱可塑性樹脂組成物
EP4242264A1 (en) Automotive interior part with low odor
JPH04122750A (ja) 熱可塑性樹脂組成物
JPS5834850A (ja) ポリカ−ボネ−ト樹脂組成物

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees