JPH07104653B2 - 期間経過表示方法 - Google Patents

期間経過表示方法

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JPH07104653B2
JPH07104653B2 JP6675487A JP6675487A JPH07104653B2 JP H07104653 B2 JPH07104653 B2 JP H07104653B2 JP 6675487 A JP6675487 A JP 6675487A JP 6675487 A JP6675487 A JP 6675487A JP H07104653 B2 JPH07104653 B2 JP H07104653B2
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ecd
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oxide
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隆弘 藤生
憲治 河本
長久 松平
正芳 小林
宏一 保田
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  • Electrochromic Elements, Electrophoresis, Or Variable Reflection Or Absorption Elements (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はエレクロトクロミック表示体(以下、ECDと略
す)を用いた時間経過表示方法に関するもので、薬品の
薬効成分有効期間や、食品の保存期間などその他有効期
間表示が必要とされる用途に利用が可能である。
〔従来技術の説明〕
従来有効期間表示の方法としては、開始年月日から有効
期限までを数字で書き込むか、タイマーを用いる方法等
が知られており、また発明者等は先にECDを着色させ
て、抵抗を介してECDの両端子同士を短絡し自己消色さ
せる方法を発明し、出願をおこなっている。
〔考案が解決しようとする問題点〕
すなわち従来より知られている期間経過表示法として、
開始年月日から有効期限までを数字で書き込む方法は視
覚に訴える効果が小さく、タイマーを用いる方法は価格
が高くなり、又先のECDを用いる方法は、着色直後から
自己消色が始まることにより、使用開始時期の選択の余
地が無いという欠点を有していたので、需要者において
使用開始時期の選択が出来、視覚に訴える効果が大き
く、価格の安い期間経過表示方法が切望されていた。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明はこの様な点に鑑み考案されたもので、従来にな
く簡便かつ安価で、視覚に訴える効果が大きく、使用開
始から薬剤の有効成分など、一定期間経過したことを表
示する期間経過表示方法を提供するもので、極めて実用
性の高いものである。すなわち、本発明は透明電極と対
向電極の間にエレクトロクロミック体とイオン供給体層
を設けてなるECDに電荷を注入した後、かかるECDを、包
装体に装着することにより、包装体中に設けられた抵抗
体を介して短絡させることを特徴とする期間経過表示方
法であり、信頼性も高く、従来の問題点を解消させるも
のである。
〔発明の詳細な説明〕
第1図および第2図は本発明を判り易く説明するための
模式図で以下図面を用いて本発明の詳細な説明を行な
う。
すなわち、第1図(a)はECD本体を示す図面であり、
(1)はECDを示し、このECD(1)は表示部分(2)及
び電極(3)を有する。第1図(b)は包装体(4)上
に設けられたフランジ部(5)にECD(1)を装着した
ところの断面図を示し、(c)は正面図を示す。包装体
(4)及びフランジ部(5)より成る下部のポケット部
分には印刷抵抗(6)が存在する。同様に第2図は包装
体(4)に設けられたフランジ部(5)及び抵抗体
(6)の全体図を示すもので、(イ)の矢印の部分から
ECD(1)を挿入することにより、包装体中に設けられ
た抵抗体(6)により第3図に示すような低抗体Rを介
した短絡回路が形成される。すなわち、あらかじめECD
(1)に適当な電荷を注入し、ECDを発色させた後、か
かるECD(1)を第1図及び第2図を用いて述べた方法
により包装体に装着することにより、抵抗体Rを介した
短絡回路により、ECD(1)が時間経過に従い消色す
る。従って抵抗体Rの抵抗値を注入電荷量に従って任意
に選択することにより、ECD(1)の有色状態から無色
になるまでの時間を任意に調節することができ、その関
係をあらかじめ、知っておくことにより、時間経過の度
合いを目視で判断することができ、しかも正確な値を知
ることができる。
これらのことから薬品等を内包する包装体の内容物の有
効期間を知る為に包装体の開封と同時にECDを包装体に
装着することにより、その有効期限を使用者に目視で容
易に判断させることができる。
本発明に述べる抵抗体とは、ECDを消色させるのに必要
な抵抗値を有するものであればその形状を問わないが、
生産性の点で特に印刷型抵抗であることが望ましい。
すなわち、印刷型抵抗であれば、容器製造時に他の印刷
模様を印刷するとき同時に印刷することが可能であり、
安価にかつ、印刷型であるため、極めて薄層で印刷する
ことができ、製造も容易である。具体的にはカーボンブ
ラック、銀、銅、ニッケルなどの粉状の導電フィラーを
合成樹脂製バインダーを用いて、インキ化し、かかる導
電インキをメジウムと任意に混合し、スクリーン印刷法
等により印刷することでメジウムとの混合比及び印刷塗
布量の調節により抵抗値を任意に選ぶことができる。
また、第1図及び第2図を用いて包装体(4)にECD
(1)を装着する方法として、フランジ部(5)に挿入
する方法を示したが、包装体中に設けられた抵抗体
(6)を介して短絡できるできる方法であれば、これに
限定されることはないことは言うまでもない。
本発明に述べるエレクトロクロミック体とは、酸化タン
グステン、酸化イリジウムなどの遷移金属酸化物や、ビ
オロゲン系、希土類フタロシアニン系、アントラキノン
ナピラゾリン系、スチリル系などの有機色素系のもの
や、さらには電解成膜型の修飾電極型のエレクトロクロ
ミック体等の使用が可能であるが、再現性・信頼性の点
で酸化タングステンが最適である。
プロトン供給体層としてはヘキサメチレンテトラミン硫
酸塩のようなアミン酸との付加塩、尿素−パラトルエン
スルフォン酸やアンチモン酸などの使用が可能であり、
中でもアンチモン酸が最も優れた特性を示す。
このアンチモン酸は含水の酸化アンチモンであり、オル
トアンチモン酸(H3SbO4)、メタアンチモン(HSb
O3)、ピロアンチモン酸、別名二アンチモン酸(H4Sb2O
7)、三アンチモン酸(H5Sb3O10)などがあり、そのう
ち、50℃で乾燥させたものはSb2O5・4H2Oに近似し、1
原子のアンチモンに1個の水酸基と1個の自由水が存在
することが分っており、X線回析によると結晶性のもの
は{〔H3Sb3O5(OH)〕}〔H5Sb5O6(OH)18〕の組
成を持ち、これが単位格子となり、14個の交換可能な水
素原子を持っていることがわかっており、良好なプロト
ン導電性を示し、温度20℃において0.03Ohm-1m-1といっ
た値をもつことも知られている。その水は表面や空孔に
結合し、その量が調製法により変化する付着水、水素結
合で母体と結合している結合水及び構造水と呼ばれるも
のがあり、その結合の強さは連続的に変化していき、10
0℃で乾燥したものはSb2O5・H2Oに近い組成になる。
以上の化合物は含水の五酸化アンチモンであるが、一般
的にアンチモン酸と言うと、他に含水の三酸化アンチモ
ンがあり、オルト亜アンチモン酸(H3SbO3つまりSb2O3
・3H2O)ピロ亜アンチモン酸(H4Sb2O5すなわちSb2O3
2H2O)メタ亜アンチモン酸(H2Sb2O4すなわちSb2O3・H2
O)などが知られている。
この含水三酸化アンチモンも含水の五酸化アンチモンと
同様にその水の結合の強さが連続的に変化していく。ア
ンチモンの酸化物には五酸化アンチモン、三酸化アンチ
モンのほかに四酸化アンチモン(Sb2O4)中間酸化物(S
b6O13)といったものが知られており、これらの含水物
の存在も可能である。
このアンチモン酸は白色の粉末であり、必要に応じて、
多価アルコール、カルボキシル基含有重合体スルフォン
酸基含有重合体等の結着剤と揮発性溶媒を混合、練り合
わせインキ化し、印刷、乾燥することによりエレクトロ
クロミック体層上に固体層として積層することができ
る。
本発明に述べる透明電極としては、酸化亜鉛、酸化イン
ジウム、酸化錫などから成るものが使用され、酸化イン
ジウムに2〜5%の酸化錫が併用された透明電極を用い
ると良い結果が得られるが、時にこれに限られたもので
はなく、一般に透明電極として使われているものの、全
ての適用が可能である。
本発明に述べる対向電極に用いる材料としては、以下の
ような構成から成り立つ。すなわち、可逆酸化可能な電
極作製用インキの構成はカーボン粉末、合成樹脂バイン
ダー、可逆酸化物質及び揮発性溶剤及び印刷適正を向上
させるための添加剤よりなり、カーボン粉末としてはケ
ッチエンブラック、アセチレンブラックやコンダクティ
ブファーナスブラック等のカーボンブラック及びカーボ
ン繊維をあげることができる。
バインダーすなわち結着剤としては、アクリル樹脂、塩
化ビニル樹脂、エポキシ樹脂、メラミン樹脂、グアナミ
ン樹脂、アルキッド樹脂、メタクリル樹脂、等をあげる
ことが出来、主成分たる可逆酸化物質としては二酸化チ
タン、酸化ニッケル、酸化コバルト、酸化鉄、二酸化ケ
イ素酸化鉛、酸化銅(CuO)、硫化鉄(FeS、FeS2)、酸
化ビスマス(Bi2O3)、硫化ニオブ等の金属の酸化物、
硫化物や、特開昭55−17115号公報、特開昭55−69127号
公報に開示されているハイドロキノン誘導体やベルリン
酸鉄誘導体等をあげることができる。
本発明に述べるECD用の透明基板としては、特に限定さ
れるものではないが、ポリエステル、ポリプロピレン、
ポリカーボネート、ポリメチルメタクリレート、ポリメ
チルペンテン、塩化ビニル、等の透明性の良好な合成樹
脂製のフィルムやシート又はガラス板等が適当である。
本発明に述べる包装体としては、紙器やプラスチックフ
ィルムからなるパウチさらには、プラスチック成形容
器、ビン、カンなど、すべての容器に使用することがで
きる。
〔実施例〕
(1)ECDの製造 〜に示す方法でECDを作製した。
インジウム・ティン・オキサイドの蒸着された透明
導電性フィルム(商品名:T−CoatF3−125 帝人株社
製)125μ(基材:ポリエステルフィルム)にセロテー
プで部分的にマスキングをした後、フィルムの全面に酸
化タングステン電子ビーム蒸着法にて約6000Å蒸着を行
った。その後セロテープをはがし、ストライプ状に未蒸
着の部分を有する蒸着フィルムを得た。
次にで得られたWO3蒸着フィルムを、未蒸着の部
分をも部分的に有する任意の形状に切りとり、その後、
ガラス基板にエポキシ系接着剤で貼合した。
次にで得られた積層体のフィルム上に下記する処
方から成るインキにてプロトン供給体層を150μmの厚
みで塗布した。
更にで得られた印刷パターン上に下記する処方か
ら成るインキにて対向電極を70μmの厚みで塗布した。
更にで得られた印刷パターン上に銀系導電ペース
ト(藤倉化成社製:商品名ドータイトXC−74)を50μm
の厚みで塗布し、集電体層とし、電極を設け、第1図に
示すECDを得た。
(2)次にこうして得られたECDに50mクーロンの電荷を
注入し、青色に発色させた。
(3)次に坪量250g/m2なる板紙を用いて、第2図に示
すような容器を作製し、容器の前面に、カーボン系導電
ペースト(藤倉化成社製:商品名ドータイトXC−74)及
びメジウムを用いて45メガオームの印刷抵抗を設けた。
(4)次に(2)で得られたECDを(3)に示す容器に
装着し、印刷抵抗によりECDを短絡させた。その結果、7
5日経過した時点でECDは青色から白色となり、時間経過
を確認することができた。
〔発明の効果〕
本発明は以上のような期間経過表示方法であり、本発明
によれば、電荷を注入して着色状態にあるECDを容器に
装着した時が、使用開始時となり、したがって、使用開
始時期の選択が行なえる。また、本発明の方法ではECD
の着色濃度の減衰により期間経過を知るので、視覚に訴
える効果が大きく、ECD自体もタイマー等に比較すれば
ずっと安価であり、容器側に設ける抵抗体の値を様々に
設定することにより、期間経過の長短を自由に設定でき
る。
本発明により、薬品の薬効成分の有効期間や食品の保存
期間など、有効期間表示が必要とされる用途に利用する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図(a)は、本発明の期間経過表示方法に用いるEC
Dの一例を示す正面図、第1図(b)は、本発明の方法
の一実施例を示す説明図、第1図(c)は、同じく本発
明の方法の一実施例を示す正面図であり、第2図は、本
発明の方法を容器体に用いた際の実施例を示す説明図で
あり、第3図は、本発明の方法を電気的に説明する回路
図である。 (1)……エレクトロクロミック表示体 (2)……表示部分 (3)……電極 (4)……包装体 (5)……フランジ部 (6)……抵抗体
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 保田 宏一 東京都台東区台東1丁目5番1号 凸版印 刷株式会社内 審査官 川嵜 健 (56)参考文献 実開 昭60−180437(JP,U)

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】透明電極と対向電極の間にエレクトロクロ
    ミック体とイオン供給体層を設けてなるエレクトロクロ
    ミック表示体に電荷を注入した後、かかるエレクトロク
    ロミック表示体を、包装体に装着することにより、包装
    体に設けられた抵抗体を介して短絡させることを特徴と
    する期間経過表示方法。
  2. 【請求項2】抵抗体が、印刷抵抗であることを特徴とす
    る特許請求の範囲第1項記載の期間経過表示方法。
JP6675487A 1987-03-20 1987-03-20 期間経過表示方法 Expired - Lifetime JPH07104653B2 (ja)

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