JPH0710600Y2 - 椅子の肘部材 - Google Patents

椅子の肘部材

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JPH0710600Y2
JPH0710600Y2 JP1990018061U JP1806190U JPH0710600Y2 JP H0710600 Y2 JPH0710600 Y2 JP H0710600Y2 JP 1990018061 U JP1990018061 U JP 1990018061U JP 1806190 U JP1806190 U JP 1806190U JP H0710600 Y2 JPH0710600 Y2 JP H0710600Y2
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JP
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armrest
resin
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chair
core
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恒太郎 伊藤
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Takano Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は椅子の肘部材に関する。
(従来の技術) 第5図は従来用いられている椅子の肘部材の一例であ
る。椅子の肘部材は図のような楕円形状に形成されたア
ームレスト部10と、アームレスト部10の基部から舌片状
に突出する取り付け部12から成る。取り付け部12には取
り付け穴14が設けられ、椅子の座部にねじ止めされる。
取り付け部12を座部に固定することにより、肘部材が座
部に対して所定位置に設置される。
椅子の肘部材の素材としては、ポリウレタン、合成ゴム
等のゴム、ウレタン系の材料や、塩化ビニル、ポレプロ
ピレン、エンジニアリングプラスチックス等の射出成形
によるもの、アルミダイカスト、鉄鋳物、亜鉛ダイカス
ト等の鋳物等が従来用いられている。
(考案が解決しようとする課題) 椅子の肘部材はアームレストとして使用するため一定程
度の強度が要求される。たとえば上記のゴム、ウレタン
系の材料の場合その表面硬度を低くして使用する場合
は、肘部材を補強するための補強部材を用いて成形す
る。この場合、従来は第5図に示すようにアームレスト
部10および取り付け部12の芯部分に全体にわたって芯金
16を埋設して所要の強度が得られるようにしている。し
かしながら、このような肘部材と同形状の芯金を用いて
成形するのは芯金の製造と成形のために製造コストがか
かるという問題点があった。
また、前述した射出成形によるものや鋳物によるものの
場合は素材自体が強剛性を有するから、上記のような芯
金は不要であるが、一般樹脂等を用いる場合と比較して
製造コストがかかり、また、高重量になるといった問題
点があった。
そこで、本考案は上記問題点を解消すべくなされたもの
であり、その目的とするところは、所要の強度を有し、
かつ安価でかつ軽量に形成できる椅子の肘部材を提供し
ようとするものである。
(課題を解決するための手段) 本考案は上記目的を達成するため次の構成をそなえる。
すなわち、アームレスト部と、該アームレスト部の基部
に設けられ、アームレスト部を椅子の座部へ取り付ける
ための取り付け部を有する椅子の肘部材において、前記
アームレスト部は樹脂を用いて成形され、前記取り付け
部は、前記アームレスト部の基部に一端部が進入し、下
面部が前記アームレスト部を形成する樹脂と同じ樹脂に
より連続して覆われ、上面部が露出する板状の補強用芯
金と、前記樹脂と前記芯金とに穿設された取り付け穴
と、前記樹脂と前記芯金との間に設けられ、離反方向に
対して互いに係合する係止部とを具備することを特徴と
する。
(作用) 取り付け部は、アームレスト部の基部に一端部が進入
し、下面部がアームレスト部を形成する樹脂と同じ樹脂
により連続して覆われ、上面部が露出する板状の補強用
芯金を有するので、肘部材のうちでもっとも力が加わる
部位のみが補強され、軽量で且つ十分な強度の肘部材が
得られる。また、座部と当接する上面部に芯金を露出さ
せ、樹脂と芯金とを貫通する取り付け穴を設けたことに
より椅子に精度よく取り付けられる。また、樹脂と芯金
との間に、離反方向に対して互いに係合する係止部を設
けたことにより芯金の下面部を覆う樹脂と芯金とが剥離
しない。
(実施例) 以下本考案の好適な実施例を添付図面に基づいて詳細に
説明する。
第1図(a)および(b)は、本考案に係る椅子の肘部
材の一実施例を示す正面図およびA−A断面図である。
本実施例の椅子の肘部材の外観は前述した従来と同様
で、略楕円形状に形成されたアームレスト部20の基部20
aの内壁から斜め下方内側に取り付け部22が延出してい
る。
アームレスト部20および取り付け部22の外装部材はポリ
プロピレン、ABS樹脂等の一般汎用樹脂を用いて一体成
形したものであるが、取り付け部22では取り付け部22を
補強する目的で前記取り付け部22を構成する外装部材の
上面部に芯金24を設けている。
芯金24はアームレスト部20と取り付け部22との連結部分
から取り付け部22の先端側にかけて設けている。これ
は、肘部材のうちでもっとも力が加わる連結部分に芯金
24を設けて補強するためである。アームレスト部20自体
を構成する外装部材は一定程度の強度が得られるから、
この連結部分を補強することによって肘部材全体として
所要の強度を得ることができる。
第2図は芯金24が設けられた取り付け部22を拡大して示
す断面図である。芯金24は外装部材26とともに一体に成
形され、その基端側はアームレスト部20と取り付け部22
との連結部分まで進入して成形されている。
28は芯金26および外装部材26に穿設した取り付け穴であ
る。芯金24は座部に肘部材を固設する際に座部の外面に
当接する側となるが、このように座部への取り付け側に
芯金24を設けておくことによって、取り付けの際に十分
な締付け強度を得ることができ、また樹脂等の変形を防
止して取り付け穴28の取り付け精度を向上させることが
できるという利点がある。
後述するように芯金24を外装部材26中に埋没させて成形
することも可能であるが、取り付け部22を固設する相手
部材との間で一定の面精度が必要である場合や、取り付
け部を締め付ける際、耐久性やゆるみ等を防止するため
相手部材との間に軟らかい部材を入れたくない場合など
では、上記例のように芯金24を相手部材に当接する側に
露出させて一体成形するのがよい。
第3図は上記芯金24の平面図を示す。実施例の芯金24で
は取り付け穴28を3つ設けている。30および32は丸孔状
および長孔状に形成された位置決め孔で、一体成形時に
芯金24と外装部材26とを位置合わせするためのものであ
る。なお、芯金24が外装部材26から剥がれたりしないよ
うにするため、芯金24と外装部材26との間に係合部34を
設けてもよい。第3図に示す例では芯金24の先端部と側
縁部に係合部34を設けている。
第4図は係合部の形成例を示す。第4図(a)〜(d)
は芯金24を外装部材26の表面に露出させる形式のもの
で、第4図(a)は芯金24の先端に段差を設けて外装部
材26と係合させた例、第4図(b)は芯金24の先端を低
位にして外装部材中に埋設した例、第4図(c)は逆止
用のテーパ孔を設けた例、第4図(d)は芯金24の一部
を突起状に切り起こして係合部とした例である。
上記例はいずれも、芯金24が取り付け部22の取り付け面
側で露出するものであったが、第4図(e)に示すよう
に芯金24を完全に外装部材26中に埋没するように一体成
形してもよい。この場合は芯金24の外装部材26からの剥
がれがないとともに、芯金24を設けたことによって取り
付け部22が補強でき、取り付け孔28を一定の位置精度で
設けることができるという利点がある。
本実施例の肘部材はポリプロピレン、ABS樹脂等の一定
強度を有する汎用樹脂をその素材として一体成形するこ
とによって製造できる点がその製造上の大きな利点であ
り、素材とし低コストの材料を使えること、また芯金も
肘部材の一部分に設けて補強効果が発揮できるように構
成したことによって全体の製造コストを大きく下げるこ
とができる。また、芯金も部分的に使用するだけであり
鋳物等とくらべてより軽量化できる等の利点を有する。
なお、上記実施例においてはアームレスト部が楕円形状
の例について説明したが、アームレスト部の形状にはT
形タイプ等の種々タイプがあり、実施例の形状に限定さ
れるものではない。
以上、本考案について好適な実施例を挙げて種々説明し
たが、本考案はこの実施例に限定されるものではなく、
考案の精神を逸脱しない範囲内で多くの改変を施し得る
のはもちろんのことである。
(考案の効果) 本考案によれば、取り付け部は、アームレスト部の基部
に一端部が進入し、下面部がアームレスト部を形成する
樹脂と同じ樹脂により連続して覆われ、上面部が露出す
る板状の補強用芯金を有するので、肘部材のうちでもっ
とも力が加わる取り付け部およびアームレスト部の基部
のみが補強されており、重量増加の要因となる芯金をア
ームレスト部全体にわたって使用しないので、軽量で且
つ十分な強度の肘部材が得られる。また、座部と当接す
る上面部に芯金を露出させ、樹脂と芯金とを貫通する取
り付け穴を設けたことにより椅子に精度よく取り付けら
れる。また、樹脂と芯金との間に、離反方向に対して互
いに係合する係止部を設けたことにより芯金の下面部を
覆う樹脂と芯金との剥離を防止することが可能となると
いう著効を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図(a)および(b)は本考案に係る椅子の肘部材
の一実施例を示す正面図およびA−A断面図、第2図は
取り付け部を拡大して示す断面図、第3図は芯金の平面
図、第4図は取り付け部の他の実施例を示す断面図、第
5図は従来の椅子の肘部材の例を示す説明図である。 10、20……アームレスト部、12、22……取り付け部、1
4、28……取り付け孔、16、24……芯金、26……外装部
材、30、32……位置決め孔、34……係合部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】アームレスト部と、該アームレスト部の基
    部に設けられ、アームレスト部を椅子の座部へ取り付け
    るための取り付け部を有する椅子の肘部材において、 前記アームレスト部は樹脂を用いて成形され、 前記取り付け部は、 前記アームレスト部の基部に一端部が進入し、下面部が
    前記アームレスト部を形成する樹脂と同じ樹脂により連
    続して覆われ、上面部が露出する板状の補強用芯金と、 前記樹脂と前記芯金とに穿設された取り付け穴と、 前記樹脂と前記芯金との間に設けられ、離反方向に対し
    て互いに係合する係止部とを具備することを特徴とする
    椅子の肘部材。
JP1990018061U 1990-02-24 1990-02-24 椅子の肘部材 Expired - Fee Related JPH0710600Y2 (ja)

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