JPH07107216B2 - 積層板用ガラス不織布の製造法および積層板の製造法 - Google Patents
積層板用ガラス不織布の製造法および積層板の製造法Info
- Publication number
- JPH07107216B2 JPH07107216B2 JP1307877A JP30787789A JPH07107216B2 JP H07107216 B2 JPH07107216 B2 JP H07107216B2 JP 1307877 A JP1307877 A JP 1307877A JP 30787789 A JP30787789 A JP 30787789A JP H07107216 B2 JPH07107216 B2 JP H07107216B2
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- JP
- Japan
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- glass
- nonwoven fabric
- laminated plate
- manufacturing
- epoxy resin
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- Treatments For Attaching Organic Compounds To Fibrous Goods (AREA)
- Nonwoven Fabrics (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、積層板の基材として用いるガラス不織布の製
造法ならびに当該不織布を用いる積層板の製造法に関す
る。
造法ならびに当該不織布を用いる積層板の製造法に関す
る。
従来の技術 従来、コンポジットエポキシ樹脂積層板の芯層の基材に
用いる不織布としては、ガラス繊維にバインダを加えて
抄造したものが用いられている。ガラス繊維は、エポキ
シ樹脂に対する濡れ性が良くないため、この不織布にエ
ポキシ樹脂を含浸し、加熱加圧成形して得た積層板は、
エポキシ樹脂が吸湿、膨潤したとき、ガラス繊維とエポ
キシ樹脂の間がはがれてしまう。そして、そこから毛管
現象によって水分が内部にまで入り、積層板の絶縁抵抗
が低下してしまう。その対策として、ガラス不織布にカ
ップリング剤処理を施し、その後エポキシ樹脂を含浸す
ることが行なわれている。
用いる不織布としては、ガラス繊維にバインダを加えて
抄造したものが用いられている。ガラス繊維は、エポキ
シ樹脂に対する濡れ性が良くないため、この不織布にエ
ポキシ樹脂を含浸し、加熱加圧成形して得た積層板は、
エポキシ樹脂が吸湿、膨潤したとき、ガラス繊維とエポ
キシ樹脂の間がはがれてしまう。そして、そこから毛管
現象によって水分が内部にまで入り、積層板の絶縁抵抗
が低下してしまう。その対策として、ガラス不織布にカ
ップリング剤処理を施し、その後エポキシ樹脂を含浸す
ることが行なわれている。
発明が解決しようとする課題 しかし、ガラス不織布を構成するガラス繊維は、その表
面にサイジング剤等の処理剤が施されているため、その
上からカップリング剤を施しても、その効果はあまりな
かった。
面にサイジング剤等の処理剤が施されているため、その
上からカップリング剤を施しても、その効果はあまりな
かった。
本発明の課題は、ガラス不織布を積板用の基材として、
用いたとき、得られた積層板の絶縁抵抗の経時劣化を抑
制することである。
用いたとき、得られた積層板の絶縁抵抗の経時劣化を抑
制することである。
課題を解決するための手段 上記課題を解決するために、本発明に係る方法は、ガラ
ス繊維に付着しているサイジング剤(ガラス繊維の製造
時に使用される)を除去した後、ガラス繊維をカップリ
ング剤で処理する。そして、このガラス繊維をバインダ
で結着して不織布とするものである。サイジング剤を除
去する手段は、例えばガラス繊維を加熱処理することで
ある。
ス繊維に付着しているサイジング剤(ガラス繊維の製造
時に使用される)を除去した後、ガラス繊維をカップリ
ング剤で処理する。そして、このガラス繊維をバインダ
で結着して不織布とするものである。サイジング剤を除
去する手段は、例えばガラス繊維を加熱処理することで
ある。
積層板は、上記のようにして得たガラス不織布にエポキ
シ樹脂を含浸し、これを単独で用いるか、またはエポキ
シ樹脂を含浸した他の基材と組合せて重ね、加熱加圧成
形して製造する。
シ樹脂を含浸し、これを単独で用いるか、またはエポキ
シ樹脂を含浸した他の基材と組合せて重ね、加熱加圧成
形して製造する。
作用 従来、ガラス不織布は、ガラス繊維表面にサイジング剤
が付着したままになっており、このガラス不織布をカッ
プリング剤で処理してみても、サイジング剤の薄層が障
害となって、その後に含浸させるエポキシ樹脂とガラス
繊維との親和性が必ずしも改善されているとはいえな
い。
が付着したままになっており、このガラス不織布をカッ
プリング剤で処理してみても、サイジング剤の薄層が障
害となって、その後に含浸させるエポキシ樹脂とガラス
繊維との親和性が必ずしも改善されているとはいえな
い。
本発明に係る方法では、ガラス繊維の状態のときに、そ
の表面に付着しているサイジング剤を除き、カップリン
グ剤で処理するので、カップリング剤がガラス繊維と樹
脂との親和性を高めるのに効果的に働くことになる。す
なわち、ガラス繊維と樹脂との接着力が増加し、積層板
としたときの吸湿による絶縁抵抗の経時劣化を抑制でき
ることになる。
の表面に付着しているサイジング剤を除き、カップリン
グ剤で処理するので、カップリング剤がガラス繊維と樹
脂との親和性を高めるのに効果的に働くことになる。す
なわち、ガラス繊維と樹脂との接着力が増加し、積層板
としたときの吸湿による絶縁抵抗の経時劣化を抑制でき
ることになる。
尚、不織布にしてからサイジング剤を除くことも考えら
れるが、この場合、ガラス繊維同士を結着しているバイ
ンダも同時に除かれることが多く、ガラス不織布がその
形態をとどめにくくなるので適した方法とはいえない。
れるが、この場合、ガラス繊維同士を結着しているバイ
ンダも同時に除かれることが多く、ガラス不織布がその
形態をとどめにくくなるので適した方法とはいえない。
実施例 本発明に係る方法の実施に際して、サイジング剤を除く
ための好適な手段は、加熱処理である。ガラス繊維を温
度350〜800℃で5分〜48時間加熱すればよい。加熱処理
では、サイジング剤のほか付着している有機物質が焼失
する。
ための好適な手段は、加熱処理である。ガラス繊維を温
度350〜800℃で5分〜48時間加熱すればよい。加熱処理
では、サイジング剤のほか付着している有機物質が焼失
する。
加熱処理後にガラス繊維を処理するカップリング剤は、
アミノシラン系カップリング剤が望ましい。例えば、3
−アミノプロピルトリメトキシシラン、10−アミノウン
デシルトリメトキシシラン、3−アミノプロピルトリエ
トキシシラン等である。
アミノシラン系カップリング剤が望ましい。例えば、3
−アミノプロピルトリメトキシシラン、10−アミノウン
デシルトリメトキシシラン、3−アミノプロピルトリエ
トキシシラン等である。
実施例1 (1) ガラス不織布の製造 ガラス繊維(径9μm、長さ25.4mm)を400℃で24時間
加熱処理した後に、これをアミノシラン系カップリング
剤(商品名A−1100、日本ユニカ製)で表面処理した。
そして、表面処理後のガラス繊維をバインダで結着し
て、坪量75g/m2のガラス不織布とした。
加熱処理した後に、これをアミノシラン系カップリング
剤(商品名A−1100、日本ユニカ製)で表面処理した。
そして、表面処理後のガラス繊維をバインダで結着し
て、坪量75g/m2のガラス不織布とした。
(2) 積層板の製造 エポキシ樹脂(エポキシ当量500、商品名エピコート100
1、油化シエル製)100重量部、ジシアンジアミド4重量
部、ベンジルジメチルアミン0.5重量部を配合し、ワニ
スを調製した。
1、油化シエル製)100重量部、ジシアンジアミド4重量
部、ベンジルジメチルアミン0.5重量部を配合し、ワニ
スを調製した。
このワニスを上記ガラス不織布に含浸、乾燥し、樹脂量
85重量%のプリプレグを得た。また、ガラス織布(厚み
0.18mm)に同じワニスを含浸、乾燥して、樹脂量42重量
%のプリプレグを得た。
85重量%のプリプレグを得た。また、ガラス織布(厚み
0.18mm)に同じワニスを含浸、乾燥して、樹脂量42重量
%のプリプレグを得た。
ガラス不織布プリプレグ3枚を重ね、その両側にガラス
織布プリプレグ各1枚、さらに銅箔を重ねて、これを圧
力30kg/cm2、温度150℃で50分間加熱加圧して、1.6mm厚
のコンポジットエポキシ樹脂積層板を得た。
織布プリプレグ各1枚、さらに銅箔を重ねて、これを圧
力30kg/cm2、温度150℃で50分間加熱加圧して、1.6mm厚
のコンポジットエポキシ樹脂積層板を得た。
この積層板の絶縁抵抗の測定結果を第1表に示す。
従来例1 サイジング剤を除いていないガラス不織布(坪量75g/
m2)をエポキシシラン系カップリング剤(商品名A−18
7、日本ユニカ製)の1重量%水溶液に浸漬して表面処
理した。
m2)をエポキシシラン系カップリング剤(商品名A−18
7、日本ユニカ製)の1重量%水溶液に浸漬して表面処
理した。
このガラス不織布を用い、以下、実施例1と同様にし
て、1.6mm厚のコンポジットエポキシ樹脂積層板を得
た。
て、1.6mm厚のコンポジットエポキシ樹脂積層板を得
た。
従来例2 従来例1におけるガラス不織布を、表面処理せずにその
まま用い、以下同様にして1.6mm厚のコンポジットエポ
キシ樹脂積層板を得た。
まま用い、以下同様にして1.6mm厚のコンポジットエポ
キシ樹脂積層板を得た。
発明の効果 上記第1表から明らかなように、本発明に係る方法によ
れば、ガラス不織布のガラス繊維と樹脂との親和性をよ
くして接着力を高めることができ、その結果、絶縁抵抗
の経時劣化の抑制された積層板の製造が可能となる。
れば、ガラス不織布のガラス繊維と樹脂との親和性をよ
くして接着力を高めることができ、その結果、絶縁抵抗
の経時劣化の抑制された積層板の製造が可能となる。
フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 D06M 13/513
Claims (3)
- 【請求項1】ガラス繊維の表面に付着しているサイジン
グ剤を除去した後ガラス繊維をシラン系カップリング剤
で処理し、これをバインダで結着することを特徴とする
積層板用ガラス不織布の製造法。 - 【請求項2】サイジング剤を除く手段が、ガラス繊維の
加熱処理である請求項1記載の積層板用ガラス不織布の
製造法。 - 【請求項3】請求項1または2に記載の方法により得た
ガラス不織布にエポキシ樹脂を含浸し、これを単独で、
またはエポキシ樹脂を含浸した他の基材と組合せて重
ね、加熱加圧成形することを特徴とする積層板の製造
法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1307877A JPH07107216B2 (ja) | 1989-11-28 | 1989-11-28 | 積層板用ガラス不織布の製造法および積層板の製造法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1307877A JPH07107216B2 (ja) | 1989-11-28 | 1989-11-28 | 積層板用ガラス不織布の製造法および積層板の製造法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH03167357A JPH03167357A (ja) | 1991-07-19 |
| JPH07107216B2 true JPH07107216B2 (ja) | 1995-11-15 |
Family
ID=17974242
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1307877A Expired - Lifetime JPH07107216B2 (ja) | 1989-11-28 | 1989-11-28 | 積層板用ガラス不織布の製造法および積層板の製造法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07107216B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002292243A (ja) * | 2001-04-02 | 2002-10-08 | Mitsubishi Chemicals Corp | 耐熱性マットの製造方法 |
| CN100335709C (zh) * | 2004-07-30 | 2007-09-05 | 科万商标投资有限公司 | 多管式绳状织物染色机 |
| CN1321239C (zh) * | 2005-08-23 | 2007-06-13 | 四川玻纤有限责任公司 | 电子级玻璃纤维布后处理工艺 |
-
1989
- 1989-11-28 JP JP1307877A patent/JPH07107216B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH03167357A (ja) | 1991-07-19 |
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