JPH07113247A - 運転室付き作業機 - Google Patents
運転室付き作業機Info
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- JPH07113247A JPH07113247A JP28401593A JP28401593A JPH07113247A JP H07113247 A JPH07113247 A JP H07113247A JP 28401593 A JP28401593 A JP 28401593A JP 28401593 A JP28401593 A JP 28401593A JP H07113247 A JPH07113247 A JP H07113247A
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Links
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Landscapes
- Operation Control Of Excavators (AREA)
- Component Parts Of Construction Machinery (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 フレームからの振動で運転室が前,後、左,
右に振動するのを規制し、運転室の固有振動数を小さく
して乗り心地を向上させる。 【構成】 運転室本体の床板27と旋回フレーム21と
の間には、前後方向に伸長し、両端側が床板27と旋回
フレーム21とに回動可能に連結されたリンク機構と、
リンク機構から運転室本体の前後方向に離間して両端側
が床板27と旋回フレーム21とにそれぞれ回動可能に
連結された油圧シリンダ40とを設け、該油圧シリンダ
40はリンク機構に対して非平行に配設する。油圧シリ
ンダ40のボトム側油室Aをアキュムレータ45に対し
て連通、遮断する電磁切換弁46を設け、この電磁切換
弁46を走行用レバーおよび作業用レバーの操作位置か
らの信号に基づきコントローラ55、弁制御装置47を
介して切換える。
右に振動するのを規制し、運転室の固有振動数を小さく
して乗り心地を向上させる。 【構成】 運転室本体の床板27と旋回フレーム21と
の間には、前後方向に伸長し、両端側が床板27と旋回
フレーム21とに回動可能に連結されたリンク機構と、
リンク機構から運転室本体の前後方向に離間して両端側
が床板27と旋回フレーム21とにそれぞれ回動可能に
連結された油圧シリンダ40とを設け、該油圧シリンダ
40はリンク機構に対して非平行に配設する。油圧シリ
ンダ40のボトム側油室Aをアキュムレータ45に対し
て連通、遮断する電磁切換弁46を設け、この電磁切換
弁46を走行用レバーおよび作業用レバーの操作位置か
らの信号に基づきコントローラ55、弁制御装置47を
介して切換える。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば油圧ショベル等
の運転室付き作業機に関し、特に、作業機のフレームか
ら運転室に伝わる振動を緩衝させるようにした運転室付
き作業機に関する。
の運転室付き作業機に関し、特に、作業機のフレームか
ら運転室に伝わる振動を緩衝させるようにした運転室付
き作業機に関する。
【0002】
【従来の技術】図11ないし図15に従来技術の運転室
付き作業機として油圧ショベルを例に挙げて示す。
付き作業機として油圧ショベルを例に挙げて示す。
【0003】図中、1は下部走行体、2は旋回装置、3
は該旋回装置2を介して下部走行体1上に旋回可能に搭
載され、作業機本体を構成する上部旋回体を示し、該上
部旋回体3は、骨組構造をなすフレームとしての旋回フ
レーム4と、該旋回フレーム4上に設けられた機械室5
と、該機械室5の前部左側に位置して旋回フレーム4上
に設けられ、後述する運転室本体8と該運転室本体8内
に設けられた各種の操作レバーや計器類等からなる運転
室6と、機械室5の後側に位置して旋回フレーム4の後
部に設けられたカウンタウエイト7とからなり、該カウ
ンタウエイト7は後述の作業装置17に対して上部旋回
体3全体をバランスさせるようになっている。
は該旋回装置2を介して下部走行体1上に旋回可能に搭
載され、作業機本体を構成する上部旋回体を示し、該上
部旋回体3は、骨組構造をなすフレームとしての旋回フ
レーム4と、該旋回フレーム4上に設けられた機械室5
と、該機械室5の前部左側に位置して旋回フレーム4上
に設けられ、後述する運転室本体8と該運転室本体8内
に設けられた各種の操作レバーや計器類等からなる運転
室6と、機械室5の後側に位置して旋回フレーム4の後
部に設けられたカウンタウエイト7とからなり、該カウ
ンタウエイト7は後述の作業装置17に対して上部旋回
体3全体をバランスさせるようになっている。
【0004】8は旋回フレーム4上に配設され、前記運
転室6の本体部を構成する運転室本体を示し、該運転室
本体8は図12に示す如く、鋼製の薄板をプレス加工し
て溶接することにより、前後方向に伸長する長方形状の
天井部8Aと、上下方向の中間部分が前向きに突出する
略く字状の前面部8Bと、前記旋回フレーム4に対しほ
ぼ垂直面となった縦長な長方形状の後面部8Cと、該後
面部8Cおよび前面部8Bの形状に応じて設けられた略
長方形状の左,右の側面部8D,8D(一方のみ図示)
等とからなる箱形状のキャブボックスとして形成されて
いる。また、該運転室本体8の左の側面部8Dにはドア
9が設けられ、運転室本体8の下面側には床板用ブラケ
ット8Eを介して運転室本体8の一部を構成する床板1
0が取付けられている。
転室6の本体部を構成する運転室本体を示し、該運転室
本体8は図12に示す如く、鋼製の薄板をプレス加工し
て溶接することにより、前後方向に伸長する長方形状の
天井部8Aと、上下方向の中間部分が前向きに突出する
略く字状の前面部8Bと、前記旋回フレーム4に対しほ
ぼ垂直面となった縦長な長方形状の後面部8Cと、該後
面部8Cおよび前面部8Bの形状に応じて設けられた略
長方形状の左,右の側面部8D,8D(一方のみ図示)
等とからなる箱形状のキャブボックスとして形成されて
いる。また、該運転室本体8の左の側面部8Dにはドア
9が設けられ、運転室本体8の下面側には床板用ブラケ
ット8Eを介して運転室本体8の一部を構成する床板1
0が取付けられている。
【0005】11,11,…は旋回フレーム4上で運転
室本体8を弾性的に支持した下部緩衝支持体を示し、該
各下部緩衝支持体11は図12、図13に示す如く後述
の各防振ゴム12、スペーサ13および各ストッパ14
等から構成されている。そして、該各下部緩衝支持体1
1は運転室本体8の床板10と旋回フレーム4との間に
前,後、左,右に離間して合計4個(2個のみ図示)設
けられ、旋回フレーム4からの振動が運転室本体8に伝
わるのを減衰させるようにしている。
室本体8を弾性的に支持した下部緩衝支持体を示し、該
各下部緩衝支持体11は図12、図13に示す如く後述
の各防振ゴム12、スペーサ13および各ストッパ14
等から構成されている。そして、該各下部緩衝支持体1
1は運転室本体8の床板10と旋回フレーム4との間に
前,後、左,右に離間して合計4個(2個のみ図示)設
けられ、旋回フレーム4からの振動が運転室本体8に伝
わるのを減衰させるようにしている。
【0006】12,12は防振ゴムを示し、該各防振ゴ
ム12は合成ゴム等の弾性材料により短尺かつ厚肉な円
柱状に形成され、その中心部には図13に示す如く軸方
向に伸長する挿通穴12Aが穿設されている。そして、
該各防振ゴム12は旋回フレーム4の上面部4Aに穿設
された取付穴4Bと同軸をなすように配設され、旋回フ
レーム4の上面部4Aを上下方向から挟持している。
ム12は合成ゴム等の弾性材料により短尺かつ厚肉な円
柱状に形成され、その中心部には図13に示す如く軸方
向に伸長する挿通穴12Aが穿設されている。そして、
該各防振ゴム12は旋回フレーム4の上面部4Aに穿設
された取付穴4Bと同軸をなすように配設され、旋回フ
レーム4の上面部4Aを上下方向から挟持している。
【0007】13は軸方向にボルト挿通穴13Aを有す
る金属製の筒体からなるスペーサを示し、該スペーサ1
3は長さ方向中間部が旋回フレーム4の取付穴4B内に
遊嵌され、上,下両端側が各防振ゴム12の挿通穴12
A内に嵌合されている。また、該スペーサ13は上,下
両端側の端面が後述する各ストッパ14の底部14Bに
当接している。
る金属製の筒体からなるスペーサを示し、該スペーサ1
3は長さ方向中間部が旋回フレーム4の取付穴4B内に
遊嵌され、上,下両端側が各防振ゴム12の挿通穴12
A内に嵌合されている。また、該スペーサ13は上,下
両端側の端面が後述する各ストッパ14の底部14Bに
当接している。
【0008】14,14は金属板等をプレス成形するこ
とにより有底筒状に形成されたストッパを示し、該各ス
トッパ14は図13に示す如く、防振ゴム12よりも大
径な円板状に形成され、中央にボルト挿通穴14Aが穿
設された底部14Bと、該底部14Bの外周側から軸方
向に延設され、防振ゴム12よりも短尺な長さ寸法を有
した筒部14Cとからなり、該筒部14Cの先端側は開
口部14Dとなっている。そして、該各ストッパ14は
各防振ゴム12を介して旋回フレーム4の上面部4Aを
挟んで互いの開口部14Dを対向させ、上,下の各防振
ゴム12を外側から覆うように取付けられている。
とにより有底筒状に形成されたストッパを示し、該各ス
トッパ14は図13に示す如く、防振ゴム12よりも大
径な円板状に形成され、中央にボルト挿通穴14Aが穿
設された底部14Bと、該底部14Bの外周側から軸方
向に延設され、防振ゴム12よりも短尺な長さ寸法を有
した筒部14Cとからなり、該筒部14Cの先端側は開
口部14Dとなっている。そして、該各ストッパ14は
各防振ゴム12を介して旋回フレーム4の上面部4Aを
挟んで互いの開口部14Dを対向させ、上,下の各防振
ゴム12を外側から覆うように取付けられている。
【0009】15,15,…はボルトを示し、該各ボル
ト15は床板用ブラケット8Eの各ボルト挿通穴8Fに
運転室本体8の内側から差込まれ、各スペーサ13のボ
ルト挿通穴13A、床板10の各ボルト挿通穴10A、
旋回フレーム4の上面部4Aの各取付穴4B内を伸長
し、下部緩衝支持体11の下側、すなわちストッパ14
の底部14B下側からナット16を螺合させて締付ける
ことにより、運転室本体8を旋回フレーム4上に位置決
めしている。
ト15は床板用ブラケット8Eの各ボルト挿通穴8Fに
運転室本体8の内側から差込まれ、各スペーサ13のボ
ルト挿通穴13A、床板10の各ボルト挿通穴10A、
旋回フレーム4の上面部4Aの各取付穴4B内を伸長
し、下部緩衝支持体11の下側、すなわちストッパ14
の底部14B下側からナット16を螺合させて締付ける
ことにより、運転室本体8を旋回フレーム4上に位置決
めしている。
【0010】17は上部旋回体3の前部に設けられた作
業装置を示し、該作業装置17は、旋回フレーム4の一
部をなす高剛性のブラケット部(図示せず)に俯仰動可
能に設けられたブーム17Aと、該ブーム17Aの先端
に俯仰動可能に設けられたアーム17Bと、該アーム1
7Bの先端に回動可能に設けられたバックホウ式のバケ
ット17Cとからなり、これらのブーム17A,アーム
17B,バケット17Cはブームシリンダ17D,アー
ムシリンダ17E,バケットシリンダ17Fによってそ
れぞれ作動されるようになっている。そして、該作業装
置17は土砂等の掘削作業時に、ブームシリンダ17
D,アームシリンダ17Eによってブーム17A,アー
ム17Bを俯仰動させつつ、バケットシリンダ17Fに
よってバケット17Cを回動させ、該バケット17Cに
より土砂等を掘削するようになっている。
業装置を示し、該作業装置17は、旋回フレーム4の一
部をなす高剛性のブラケット部(図示せず)に俯仰動可
能に設けられたブーム17Aと、該ブーム17Aの先端
に俯仰動可能に設けられたアーム17Bと、該アーム1
7Bの先端に回動可能に設けられたバックホウ式のバケ
ット17Cとからなり、これらのブーム17A,アーム
17B,バケット17Cはブームシリンダ17D,アー
ムシリンダ17E,バケットシリンダ17Fによってそ
れぞれ作動されるようになっている。そして、該作業装
置17は土砂等の掘削作業時に、ブームシリンダ17
D,アームシリンダ17Eによってブーム17A,アー
ム17Bを俯仰動させつつ、バケットシリンダ17Fに
よってバケット17Cを回動させ、該バケット17Cに
より土砂等を掘削するようになっている。
【0011】このように構成される油圧ショベルでは、
上部旋回体3の機械室5内に原動機および該原動機によ
って駆動される油圧ポンプ(いずれも図示せず)を設
け、該油圧ポンプから吐出される圧油を下部走行体1の
走行用油圧モータ(図示せず)および作業装置17の各
シリンダ17D,17E,17F等に給排することによ
りこれらを作動させ、車両を走行させたり、土砂等の掘
削作業を行ったりするようにしている。
上部旋回体3の機械室5内に原動機および該原動機によ
って駆動される油圧ポンプ(いずれも図示せず)を設
け、該油圧ポンプから吐出される圧油を下部走行体1の
走行用油圧モータ(図示せず)および作業装置17の各
シリンダ17D,17E,17F等に給排することによ
りこれらを作動させ、車両を走行させたり、土砂等の掘
削作業を行ったりするようにしている。
【0012】そして、運転室本体8の床板10と旋回フ
レーム4との間に設けた各下部緩衝支持体11は、エン
ジンからの振動、走行時の振動および作業時の掘削反力
等による振動が旋回フレーム4側から運転室本体8に伝
わるのを各防振ゴム12によって緩衝し、このときの振
動および騒音を軽減して運転室6の乗り心地を悪化させ
ないようにしている。
レーム4との間に設けた各下部緩衝支持体11は、エン
ジンからの振動、走行時の振動および作業時の掘削反力
等による振動が旋回フレーム4側から運転室本体8に伝
わるのを各防振ゴム12によって緩衝し、このときの振
動および騒音を軽減して運転室6の乗り心地を悪化させ
ないようにしている。
【0013】また、各下部緩衝支持体11は図13に示
す如く、各ストッパ14の開口部14Dを旋回フレーム
4の上面部4Aに対して、例えば2〜3mm程度の隙間S
をもって対面させ、運転室本体8がこの隙間Sを越えて
左,右方向に横揺れ(ローリング)したりするのを規制
しており、これによって運転室本体8がブームシリンダ
17D等の周囲部材に衝突して破損事故を起こすのを防
止できるようにしている。
す如く、各ストッパ14の開口部14Dを旋回フレーム
4の上面部4Aに対して、例えば2〜3mm程度の隙間S
をもって対面させ、運転室本体8がこの隙間Sを越えて
左,右方向に横揺れ(ローリング)したりするのを規制
しており、これによって運転室本体8がブームシリンダ
17D等の周囲部材に衝突して破損事故を起こすのを防
止できるようにしている。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述した従
来技術では、旋回フレーム4の上面部4A上で運転室本
体8の床板10との間に、例えば4個の下部緩衝支持体
11,11,…を配設し、運転室6に外部からの振動が
伝わるのを防止するようにしているものの、実際には下
記のような固有振動数に基づいた問題が生じている。
来技術では、旋回フレーム4の上面部4A上で運転室本
体8の床板10との間に、例えば4個の下部緩衝支持体
11,11,…を配設し、運転室6に外部からの振動が
伝わるのを防止するようにしているものの、実際には下
記のような固有振動数に基づいた問題が生じている。
【0015】即ち、運転室6の重量W、各下部緩衝支持
体11の合計のばね定数k、重力加速度Gとすると、運
転室6の上下方向の固有振動数fは
体11の合計のばね定数k、重力加速度Gとすると、運
転室6の上下方向の固有振動数fは
【0016】
【数1】 で表わされる。
【0017】ここで、運転室本体8を図14に示すよう
な1自由度系の振動モデルで近似し、下側から振幅a0
の強制振動a0cosωtが上下方向に加えられたと
き、運転室6に伝達される振動の振幅をaとすると、振
動伝達率τは
な1自由度系の振動モデルで近似し、下側から振幅a0
の強制振動a0cosωtが上下方向に加えられたと
き、運転室6に伝達される振動の振幅をaとすると、振
動伝達率τは
【0018】
【数2】 で表わされる。
【0019】このとき、振動数比ηと振動伝達率τとの
関係は、図15に示す特性線の如く、振動数比ηがη=
1前,後のときに共振によって振動が増大し、振動数比
ηが大きくなり、特に√2以上であれば、振動伝達率τ
が1以下となって振動が伝わりにくくなることが分か
る。
関係は、図15に示す特性線の如く、振動数比ηがη=
1前,後のときに共振によって振動が増大し、振動数比
ηが大きくなり、特に√2以上であれば、振動伝達率τ
が1以下となって振動が伝わりにくくなることが分か
る。
【0020】そして、運転室6全体の重量Wが400〜
500kg、各下部緩衝支持体11の合計のばね定数k
が2000〜8000kgf/cmの条件では、前記数
1より、運転室6の固有振動数fは約20〜45Hzと
なる。
500kg、各下部緩衝支持体11の合計のばね定数k
が2000〜8000kgf/cmの条件では、前記数
1より、運転室6の固有振動数fは約20〜45Hzと
なる。
【0021】しかし、油圧ショベルの作動時、特に走行
時の振動には5〜9Hzの振動が多く含まれるため、運
転室6の固有振動数fが前記の範囲にあると振動数比η
が0.11〜0.45となり、振動伝達率τが1以上に
なって振動緩衝効果は得られず乗り心地を悪化させると
いう問題がある。
時の振動には5〜9Hzの振動が多く含まれるため、運
転室6の固有振動数fが前記の範囲にあると振動数比η
が0.11〜0.45となり、振動伝達率τが1以上に
なって振動緩衝効果は得られず乗り心地を悪化させると
いう問題がある。
【0022】ここで、人体への振動の影響度は周波数に
よって異なり、上下方向には4〜8Hz、水平方向には
2Hz以下に影響度の大きい周波数範囲のあることが知
られている。従って、上下方向の固有振動数は4Hz以
下、水平方向の固有振動数は2Hz以上にすれば、乗り
心地は改善できる。
よって異なり、上下方向には4〜8Hz、水平方向には
2Hz以下に影響度の大きい周波数範囲のあることが知
られている。従って、上下方向の固有振動数は4Hz以
下、水平方向の固有振動数は2Hz以上にすれば、乗り
心地は改善できる。
【0023】以上のことから、乗り心地を改善するには
各下部緩衝支持体11のばね定数Kを小さくし、運転室
6の上下方向の固有振動数fを4Hzより低くすれば良
いが、反面、水平方向の固有振動数も低下し、2Hz以
下となるために乗り心地は悪化する。
各下部緩衝支持体11のばね定数Kを小さくし、運転室
6の上下方向の固有振動数fを4Hzより低くすれば良
いが、反面、水平方向の固有振動数も低下し、2Hz以
下となるために乗り心地は悪化する。
【0024】また、走行起動時および停止時、または作
業装置17を駆動する掘削作業時には、旋回フレーム4
全体が下部走行体1と一緒になって、例えば4Hz以下
の比較的低い周波数の振動が起き、この低周波振動成分
が運転室6の上下振動、水平振動、ローリング、ピッチ
ングの固有振動数と一致して共振を起こし、乗り心地が
悪くなるばかりでなく、運転室6への大きな振動変位と
して伝達され、ブームシリンダ17D等の周囲部材に衝
突して破損事故を起こしてしまうという問題がある。
業装置17を駆動する掘削作業時には、旋回フレーム4
全体が下部走行体1と一緒になって、例えば4Hz以下
の比較的低い周波数の振動が起き、この低周波振動成分
が運転室6の上下振動、水平振動、ローリング、ピッチ
ングの固有振動数と一致して共振を起こし、乗り心地が
悪くなるばかりでなく、運転室6への大きな振動変位と
して伝達され、ブームシリンダ17D等の周囲部材に衝
突して破損事故を起こしてしまうという問題がある。
【0025】また、ピッチングやローリングが大きくな
ったときには、運転室本体8がブームシリンダ17D等
の周囲部材に衝突して破損事故を起こしてしまうので、
図13に示す如く各ストッパ14の開口部14Dと旋回
フレーム4の上面部4Aとの隙間Sを、例えば2〜3mm
程度に設定しており、この隙間Sを越えて運転室本体8
が振動すると、各ストッパ14の開口部14Dが旋回フ
レーム4の上面部4Aに衝突して、旋回フレーム4から
の振動が運転室本体8に直接伝わり、運転室6の乗り心
地が非常に悪くなるという問題がある。
ったときには、運転室本体8がブームシリンダ17D等
の周囲部材に衝突して破損事故を起こしてしまうので、
図13に示す如く各ストッパ14の開口部14Dと旋回
フレーム4の上面部4Aとの隙間Sを、例えば2〜3mm
程度に設定しており、この隙間Sを越えて運転室本体8
が振動すると、各ストッパ14の開口部14Dが旋回フ
レーム4の上面部4Aに衝突して、旋回フレーム4から
の振動が運転室本体8に直接伝わり、運転室6の乗り心
地が非常に悪くなるという問題がある。
【0026】本発明は上述した従来技術の問題に鑑みな
されたもので、本発明は通常走行時、走行起動時、停止
時または掘削作業時等の上下振動、水平振動、ローリン
グ、ピッチングモードの振動を低減でき、乗り心地を向
上できると共に、大変位による破損事故を防止できるよ
うにした運転室付き作業機を提供することを目的として
いる。
されたもので、本発明は通常走行時、走行起動時、停止
時または掘削作業時等の上下振動、水平振動、ローリン
グ、ピッチングモードの振動を低減でき、乗り心地を向
上できると共に、大変位による破損事故を防止できるよ
うにした運転室付き作業機を提供することを目的として
いる。
【0027】
【課題を解決するための手段】上述した課題を解決する
ために本発明の運転室付き作業機は、作業機本体のフレ
ームと、該フレーム上に配設され、下面側に床板が設け
られた箱形状の運転室本体と、該運転室本体の床板とフ
レームとの間に複数個設けられ、前記フレームからの振
動が該運転室本体に伝わるのを緩衝する下部緩衝支持体
とからなる構成を採用している。そして、本発明が採用
する構成の特徴は、前記運転室本体の前後方向に伸長
し、両端側が前記運転室本体とフレームとに回動可能に
連結されたリンク機構と、該リンク機構から運転室本体
の前後方向に離間し、該リンク機構に対して非平行とな
るように、両端側が前記運転室本体とフレームとにそれ
ぞれ回動可能に連結された油圧シリンダと、該油圧シリ
ンダのロッドが伸縮するときに、該各油圧シリンダの各
油室間を流通する圧油に減衰力を発生させる減衰力発生
機構と、前記油圧シリンダの各油室のうち、少なくとも
一方の油室に圧油を給排するアキュムレータと、該アキ
ュムレータと油圧シリンダの油室との間に設けられ、該
油室をアキュムレータに対して連通、遮断する切換弁
と、作業機の運転状態を検出する運転状態検出手段と、
該運転状態検出手段からの信号に基づき前記切換弁を切
換制御する制御手段とを設けたことにある。
ために本発明の運転室付き作業機は、作業機本体のフレ
ームと、該フレーム上に配設され、下面側に床板が設け
られた箱形状の運転室本体と、該運転室本体の床板とフ
レームとの間に複数個設けられ、前記フレームからの振
動が該運転室本体に伝わるのを緩衝する下部緩衝支持体
とからなる構成を採用している。そして、本発明が採用
する構成の特徴は、前記運転室本体の前後方向に伸長
し、両端側が前記運転室本体とフレームとに回動可能に
連結されたリンク機構と、該リンク機構から運転室本体
の前後方向に離間し、該リンク機構に対して非平行とな
るように、両端側が前記運転室本体とフレームとにそれ
ぞれ回動可能に連結された油圧シリンダと、該油圧シリ
ンダのロッドが伸縮するときに、該各油圧シリンダの各
油室間を流通する圧油に減衰力を発生させる減衰力発生
機構と、前記油圧シリンダの各油室のうち、少なくとも
一方の油室に圧油を給排するアキュムレータと、該アキ
ュムレータと油圧シリンダの油室との間に設けられ、該
油室をアキュムレータに対して連通、遮断する切換弁
と、作業機の運転状態を検出する運転状態検出手段と、
該運転状態検出手段からの信号に基づき前記切換弁を切
換制御する制御手段とを設けたことにある。
【0028】この場合、前記リンク機構は、前記運転室
本体の床板とフレームとの間で前後方向に伸長し、左右
方向に離間した一対のリンク部材と、該各リンク部材の
回動が同期するように該各リンク部材間を左右方向で連
結した連結部材とから構成し、前記各リンク部材の前後
方向両端側を前記運転室本体の床板とフレームとにそれ
ぞれ回動可能にピン結合し、かつ前記油圧シリンダを各
リンク部材に対して異なる向きに配向するのが好まし
い。
本体の床板とフレームとの間で前後方向に伸長し、左右
方向に離間した一対のリンク部材と、該各リンク部材の
回動が同期するように該各リンク部材間を左右方向で連
結した連結部材とから構成し、前記各リンク部材の前後
方向両端側を前記運転室本体の床板とフレームとにそれ
ぞれ回動可能にピン結合し、かつ前記油圧シリンダを各
リンク部材に対して異なる向きに配向するのが好まし
い。
【0029】また、前記各下部緩衝支持体は、前記運転
室本体の振動を比較的小さなばね定数をもって緩衝する
コイルスプリングと、前記リンク機構および油圧シリン
ダの各ピン結合部に設けられるゴムブシュとから構成す
るのが好ましい。
室本体の振動を比較的小さなばね定数をもって緩衝する
コイルスプリングと、前記リンク機構および油圧シリン
ダの各ピン結合部に設けられるゴムブシュとから構成す
るのが好ましい。
【0030】さらに、前記運転状態検出手段は、前記運
転室本体内に設けられる走行用レバーの操作位置から作
業機の走行,停止状態を検出する走行・停止状態検出器
と、前記運転室本体内に設けられる作業用レバーの操作
位置から作業機の作業,停止状態を検出する作業・停止
状態検出器とから構成するのが好ましい。
転室本体内に設けられる走行用レバーの操作位置から作
業機の走行,停止状態を検出する走行・停止状態検出器
と、前記運転室本体内に設けられる作業用レバーの操作
位置から作業機の作業,停止状態を検出する作業・停止
状態検出器とから構成するのが好ましい。
【0031】
【作用】上記構成により、作業機の走行起動時、走行停
止時または作業時等にフレームを介して運転室本体に大
きな振幅の振動が加えられる場合には、運転状態検出手
段からの信号に基づき制御手段で切換弁を切換えて、油
圧シリンダの油室をアキュムレータから遮断でき、油圧
シリンダの伸縮を禁止させることができるので、非平行
な状態となったリンク機構および油圧シリンダによっ
て、運転室本体が加振方向に大きな振幅をもって変位す
るのを規制でき、ピッチングやローリングを低減し、周
囲部材等への衝突を防止できる。また、定常の走行状態
となったときには、これを運転状態検出手段で検出する
ことにより制御手段で切換弁を切換えて、油圧シリンダ
の油室をアキュムレータに連通させ、油圧シリンダの伸
縮を許すことができるので、運転室本体の振動を減衰力
発生手段で緩衝でき、乗り心地を向上させることができ
る。
止時または作業時等にフレームを介して運転室本体に大
きな振幅の振動が加えられる場合には、運転状態検出手
段からの信号に基づき制御手段で切換弁を切換えて、油
圧シリンダの油室をアキュムレータから遮断でき、油圧
シリンダの伸縮を禁止させることができるので、非平行
な状態となったリンク機構および油圧シリンダによっ
て、運転室本体が加振方向に大きな振幅をもって変位す
るのを規制でき、ピッチングやローリングを低減し、周
囲部材等への衝突を防止できる。また、定常の走行状態
となったときには、これを運転状態検出手段で検出する
ことにより制御手段で切換弁を切換えて、油圧シリンダ
の油室をアキュムレータに連通させ、油圧シリンダの伸
縮を許すことができるので、運転室本体の振動を減衰力
発生手段で緩衝でき、乗り心地を向上させることができ
る。
【0032】この場合、前記リンク機構を、前記運転室
本体の床板とフレームとの間で前後方向に伸長し、左右
方向に離間した一対のリンク部材と、該各リンク部材の
回動が同期するように該各リンク部材間を左右方向で連
結した連結部材とから構成し、前記各リンクロッドの前
後方向両端側が前記運転室本体の床板とフレームとにそ
れぞれ回動可能にピン結合すれば、例えば運転室本体を
フレーム上で左右方向に振動させるような力が作用して
も、各リンク部材間を連結した連結部材によって各リン
ク部材を同期して回動させることができ、これにより、
運転室本体が左右方向にローリングするのを規制でき
る。
本体の床板とフレームとの間で前後方向に伸長し、左右
方向に離間した一対のリンク部材と、該各リンク部材の
回動が同期するように該各リンク部材間を左右方向で連
結した連結部材とから構成し、前記各リンクロッドの前
後方向両端側が前記運転室本体の床板とフレームとにそ
れぞれ回動可能にピン結合すれば、例えば運転室本体を
フレーム上で左右方向に振動させるような力が作用して
も、各リンク部材間を連結した連結部材によって各リン
ク部材を同期して回動させることができ、これにより、
運転室本体が左右方向にローリングするのを規制でき
る。
【0033】また、前記各下部緩衝支持体をばね定数の
小さなコイルスプリングと前記リンク機構および油圧シ
リンダのピン結合部に設けられるゴムブシュとから構成
すれば、走行時等における運転室本体の上下方向の振動
を小さなばね定数をもって緩衝でき、運転室全体の固有
振動数を小さくして運転室本体に伝わる上下方向の振動
を良好に減衰できると共に、左右方向、前後方向の振動
はゴムブシュの弾性変形によって減衰でき、運転室本体
のローリングやピッチングを抑えて運転室本体を弾性的
に支持することができる。
小さなコイルスプリングと前記リンク機構および油圧シ
リンダのピン結合部に設けられるゴムブシュとから構成
すれば、走行時等における運転室本体の上下方向の振動
を小さなばね定数をもって緩衝でき、運転室全体の固有
振動数を小さくして運転室本体に伝わる上下方向の振動
を良好に減衰できると共に、左右方向、前後方向の振動
はゴムブシュの弾性変形によって減衰でき、運転室本体
のローリングやピッチングを抑えて運転室本体を弾性的
に支持することができる。
【0034】
【実施例】以下、本発明の実施例を図1ないし図10に
基づき説明する。なお、実施例では前述した従来技術と
同一の構成要素に同一符号を付し、その説明を省略す
る。図1ないし図8は本発明の第1の実施例を示してい
る。 図中、21は上部旋回体3のフレームを構成する
旋回フレームを示し、該旋回フレーム21は旋回装置2
に取付けられる中央側の部位が高い剛性をもった厚肉の
高剛性部22として形成されている(図1、図2参
照)。そして、該旋回フレーム21には高剛性部22の
前部左側に位置して後述の運転室本体25を下側から支
承する支承部23が設けられ、該支承部23は前,後に
離間して左右方向に伸長した2個の梁部23A,23B
と、該各梁部23A,23Bの左端側を前後方向に連結
する側枠部23Cと、前記梁部23Aの前方に設けられ
た前枠部23D等から大略構成されている。
基づき説明する。なお、実施例では前述した従来技術と
同一の構成要素に同一符号を付し、その説明を省略す
る。図1ないし図8は本発明の第1の実施例を示してい
る。 図中、21は上部旋回体3のフレームを構成する
旋回フレームを示し、該旋回フレーム21は旋回装置2
に取付けられる中央側の部位が高い剛性をもった厚肉の
高剛性部22として形成されている(図1、図2参
照)。そして、該旋回フレーム21には高剛性部22の
前部左側に位置して後述の運転室本体25を下側から支
承する支承部23が設けられ、該支承部23は前,後に
離間して左右方向に伸長した2個の梁部23A,23B
と、該各梁部23A,23Bの左端側を前後方向に連結
する側枠部23Cと、前記梁部23Aの前方に設けられ
た前枠部23D等から大略構成されている。
【0035】さらに、前記高剛性部22の前側で支承部
23の右側にはブラケット部24,24が旋回フレーム
21に一体形成され、該各ブラケット部24には作業装
置17のブーム17Aおよび各ブームシリンダ17Dが
ピン結合によって取付けられている。
23の右側にはブラケット部24,24が旋回フレーム
21に一体形成され、該各ブラケット部24には作業装
置17のブーム17Aおよび各ブームシリンダ17Dが
ピン結合によって取付けられている。
【0036】25は旋回フレーム21上に設けられた運
転室本体を示し、該運転室本体25は従来技術で述べた
運転室本体8とほぼ同様に、天井部25A,前面部25
B,後面部25Cおよび左,右の側面部25D,25D
を有し、左側の側面部25Dにはドア26が設けられて
いる。また、該運転室本体25の下面側には該運転室本
体25の一部をなす床板27が設けられ、該床板27は
旋回フレーム21の高剛性部22および支承部23上で
後述の各コイルスプリング28を介して運転室6全体を
支持する構成となっている。
転室本体を示し、該運転室本体25は従来技術で述べた
運転室本体8とほぼ同様に、天井部25A,前面部25
B,後面部25Cおよび左,右の側面部25D,25D
を有し、左側の側面部25Dにはドア26が設けられて
いる。また、該運転室本体25の下面側には該運転室本
体25の一部をなす床板27が設けられ、該床板27は
旋回フレーム21の高剛性部22および支承部23上で
後述の各コイルスプリング28を介して運転室6全体を
支持する構成となっている。
【0037】28,28,…は旋回フレーム21と運転
室本体25の床板27との間にそれぞればね受け29を
介して配設されたコイルスプリングを示し、該各コイル
スプリング28は図1,図2に示すように、旋回フレー
ム21の支承部23および高剛性部22と運転室本体2
5の床板27との間に前,後、左,右に離間してそれぞ
れ配設され、該各コイルスプリング28は比較的小さな
ばね定数をもって形成されている。ここで、該各コイル
スプリング28のうち、図2中の後部右側に位置するコ
イルスプリング28は旋回フレーム21の高剛性部22
上に配設され、他の各コイルスプリング28は支承部2
3上に配設されている。そして、各コイルスプリング2
8は後述するゴムブシュ38,42等と共に下部緩衝支
持体を構成している。
室本体25の床板27との間にそれぞればね受け29を
介して配設されたコイルスプリングを示し、該各コイル
スプリング28は図1,図2に示すように、旋回フレー
ム21の支承部23および高剛性部22と運転室本体2
5の床板27との間に前,後、左,右に離間してそれぞ
れ配設され、該各コイルスプリング28は比較的小さな
ばね定数をもって形成されている。ここで、該各コイル
スプリング28のうち、図2中の後部右側に位置するコ
イルスプリング28は旋回フレーム21の高剛性部22
上に配設され、他の各コイルスプリング28は支承部2
3上に配設されている。そして、各コイルスプリング2
8は後述するゴムブシュ38,42等と共に下部緩衝支
持体を構成している。
【0038】30,30,…は前記各コイルスプリング
28の前,後に設けられたストッパを示し、該各ストッ
パ30は後述する油圧シリンダ40が伸縮可能な状態で
運転室本体25に大きな振動が加えられたときに、該運
転室本体25が過大な振れ幅で振動するのを防止するた
めに設けられている。
28の前,後に設けられたストッパを示し、該各ストッ
パ30は後述する油圧シリンダ40が伸縮可能な状態で
運転室本体25に大きな振動が加えられたときに、該運
転室本体25が過大な振れ幅で振動するのを防止するた
めに設けられている。
【0039】31,31は床板27の下側面から下向き
に突設されたリンク取付用のブラケットを示し、該各ブ
ラケット31は図2に示す如く平行に対向する2枚板か
らなり、床板27の前側で左右に離間して溶接等の手段
により固着され、旋回フレーム21側に向けて所定長さ
をもって突出している。
に突設されたリンク取付用のブラケットを示し、該各ブ
ラケット31は図2に示す如く平行に対向する2枚板か
らなり、床板27の前側で左右に離間して溶接等の手段
により固着され、旋回フレーム21側に向けて所定長さ
をもって突出している。
【0040】32は床板27に設けられた他のブラケッ
トを示し、該ブラケット32は前記ブラケット31と同
様に2枚板からなり、該ブラケット32は左,右の各ブ
ラケット31から後側にほぼ等距離離間して設けられて
いる。
トを示し、該ブラケット32は前記ブラケット31と同
様に2枚板からなり、該ブラケット32は左,右の各ブ
ラケット31から後側にほぼ等距離離間して設けられて
いる。
【0041】33,33は旋回フレーム21に設けられ
たリンク取付用のブラケットを示し、該各ブラケット3
3はそれぞれ2枚板からなり、前記ブラケット31に対
して前後方向で対向するように梁部23Aから突出して
設けられている。
たリンク取付用のブラケットを示し、該各ブラケット3
3はそれぞれ2枚板からなり、前記ブラケット31に対
して前後方向で対向するように梁部23Aから突出して
設けられている。
【0042】34は梁部23Aに設けられたシリンダ取
付用のブラケットを示し、該ブラケット34は前記ブラ
ケット32よりも前側に位置し、該ブラケット32と前
後方向で対向するように梁部23Aから突出して設けら
れている。
付用のブラケットを示し、該ブラケット34は前記ブラ
ケット32よりも前側に位置し、該ブラケット32と前
後方向で対向するように梁部23Aから突出して設けら
れている。
【0043】35は旋回フレーム21と運転室本体25
の床板27との間に前記各ブラケット31,33を介し
て回動可能に連結されたリンク機構を示し、該リンク機
構35は運転室本体25の床板27と旋回フレーム21
との間を前後方向に伸長し、左,右に離間した一対のリ
ンク部材36,36と、該各リンク部材36の中央に固
着され、該各リンク部材36間を左右方向で連結した平
板状の連結部材37とから略H形状に形成されている。
の床板27との間に前記各ブラケット31,33を介し
て回動可能に連結されたリンク機構を示し、該リンク機
構35は運転室本体25の床板27と旋回フレーム21
との間を前後方向に伸長し、左,右に離間した一対のリ
ンク部材36,36と、該各リンク部材36の中央に固
着され、該各リンク部材36間を左右方向で連結した平
板状の連結部材37とから略H形状に形成されている。
【0044】ここで、各リンク部材36には、図3に示
す如く、前後方向の両端側に筒状のゴムブシュ38,3
8,…が焼付け等の手段によって固着されている。そし
て、該各ゴムブシュ38内にはピン39が挿通され、該
各ピン39はリンク部材36の両端側を各ゴムブシュ3
8を介して各ブラケット31,33に回動可能にピン結
合している。
す如く、前後方向の両端側に筒状のゴムブシュ38,3
8,…が焼付け等の手段によって固着されている。そし
て、該各ゴムブシュ38内にはピン39が挿通され、該
各ピン39はリンク部材36の両端側を各ゴムブシュ3
8を介して各ブラケット31,33に回動可能にピン結
合している。
【0045】また、連結部材37は旋回フレーム21上
で運転室本体25が左右方向に振動(ローリング)しよ
うとするときに、各リンク部材36に抗ねじり力を付与
することにより、該各リンク部材36が独立して回動す
るのを規制し、運転室本体25が左右方向にローリング
して振動するのを防止するようになっている。
で運転室本体25が左右方向に振動(ローリング)しよ
うとするときに、各リンク部材36に抗ねじり力を付与
することにより、該各リンク部材36が独立して回動す
るのを規制し、運転室本体25が左右方向にローリング
して振動するのを防止するようになっている。
【0046】40は前記取付ブラケット32,34の間
に両端をピン結合することによって回動可能に設けられ
た油圧シリンダを示し、該油圧シリンダ40は図5に示
す如く、チューブ41と後述するピストン44等から大
略構成されている。
に両端をピン結合することによって回動可能に設けられ
た油圧シリンダを示し、該油圧シリンダ40は図5に示
す如く、チューブ41と後述するピストン44等から大
略構成されている。
【0047】ここで、該チューブ41のボトム側(下端
側)には図4に示す如く、平板状のブラケット部41A
が一体形成され、該ブラケット部41Aに形成された取
付穴41B内には筒状のゴムブシュ42を介して連結ピ
ン43が挿通されている。そして、チューブ41は該連
結ピン43により旋回フレーム21のブラケット34に
連結ピン43を介して回動可能に取付けられている。
側)には図4に示す如く、平板状のブラケット部41A
が一体形成され、該ブラケット部41Aに形成された取
付穴41B内には筒状のゴムブシュ42を介して連結ピ
ン43が挿通されている。そして、チューブ41は該連
結ピン43により旋回フレーム21のブラケット34に
連結ピン43を介して回動可能に取付けられている。
【0048】44はピストンを示し、該ピストン44は
前記チューブ41内に摺動可能に挿嵌され、チューブ4
1内をボトム側油室Aとロッド側油室Bとに画成してい
る。また、該ピストン44には一端側が該ピストン44
に固着され、他端側が前記チューブ41外に突出するロ
ッド44Aが設けられている。さらに、該ピストン44
には減衰力発生機構としての絞り孔44Bが設けられ、
ピストン44がチューブ41内を摺動変位するときに、
該絞り孔44Bは油室A,B内を流通する圧油によって
減衰力を発生させるようになっている。一方、ロッド4
4Aの突出端側は前記ゴムブシュ42,連結ピン43と
同様なゴムブシュ,連結ピン(いずれも図示せず)を介
して運転室本体25側のブラケット32に回動可能に取
付けられている。
前記チューブ41内に摺動可能に挿嵌され、チューブ4
1内をボトム側油室Aとロッド側油室Bとに画成してい
る。また、該ピストン44には一端側が該ピストン44
に固着され、他端側が前記チューブ41外に突出するロ
ッド44Aが設けられている。さらに、該ピストン44
には減衰力発生機構としての絞り孔44Bが設けられ、
ピストン44がチューブ41内を摺動変位するときに、
該絞り孔44Bは油室A,B内を流通する圧油によって
減衰力を発生させるようになっている。一方、ロッド4
4Aの突出端側は前記ゴムブシュ42,連結ピン43と
同様なゴムブシュ,連結ピン(いずれも図示せず)を介
して運転室本体25側のブラケット32に回動可能に取
付けられている。
【0049】45は前記チューブ41の外側に設けら
れ、該チューブ41内のボトム側油室Aに連通するアキ
ュムレータを示し、該アキュムレータ45は前記ロッド
44Aがチューブ41内から伸長、縮小するときにボト
ム側油室Aとの間で圧油を給排し、該ロッド44A等に
よるボトム側油室A、ロッド側油室Bでの容積変化を補
償するようになっている。
れ、該チューブ41内のボトム側油室Aに連通するアキ
ュムレータを示し、該アキュムレータ45は前記ロッド
44Aがチューブ41内から伸長、縮小するときにボト
ム側油室Aとの間で圧油を給排し、該ロッド44A等に
よるボトム側油室A、ロッド側油室Bでの容積変化を補
償するようになっている。
【0050】46は前記チューブ41とアキュムレータ
45との間に設けられた切換弁としての電磁切換弁を示
し、該電磁切換弁46は後述するコントローラ55に接
続され、該コントローラ55によって連通位置(a)と
遮断位置(b)とに切換制御される。そして、該電磁切
換弁46は連通位置(a)でボトム側油室Aをアキュム
レータ45に対して連通させ、遮断位置(b)で両者間
を遮断するようになっている。
45との間に設けられた切換弁としての電磁切換弁を示
し、該電磁切換弁46は後述するコントローラ55に接
続され、該コントローラ55によって連通位置(a)と
遮断位置(b)とに切換制御される。そして、該電磁切
換弁46は連通位置(a)でボトム側油室Aをアキュム
レータ45に対して連通させ、遮断位置(b)で両者間
を遮断するようになっている。
【0051】47は前記電磁切換弁46を切換える弁駆
動装置を示し、該弁駆動装置47の入力側はコントロー
ラ55および後述の手動スイッチ60に接続され、出力
側は電磁切換弁46に接続されている。ここで、該弁駆
動装置47は例えばリレー等から構成され、コントロー
ラ55の出力に応じて電磁切換弁46を切換えるもので
ある。
動装置を示し、該弁駆動装置47の入力側はコントロー
ラ55および後述の手動スイッチ60に接続され、出力
側は電磁切換弁46に接続されている。ここで、該弁駆
動装置47は例えばリレー等から構成され、コントロー
ラ55の出力に応じて電磁切換弁46を切換えるもので
ある。
【0052】次に、図6中において、48,48は走行
用レバー検出器を示し、該各レバー検出器48は運転室
本体25内に設けられ、下部走行体1の左,右の各走行
モータ(図示せず)を操作する左,右の各走行用レバー
49(図7参照、1個のみ図示)の傾転操作量を回動角
αとして検出する。ここで、該各走行用レバー検出器4
8は各リトリガブル単安定マルチバイブレータ50(以
下、RMM50という)と共に走行・停止状態検出器を
構成し、RMM50から図8に示す如く走行検出信号を
出力する。
用レバー検出器を示し、該各レバー検出器48は運転室
本体25内に設けられ、下部走行体1の左,右の各走行
モータ(図示せず)を操作する左,右の各走行用レバー
49(図7参照、1個のみ図示)の傾転操作量を回動角
αとして検出する。ここで、該各走行用レバー検出器4
8は各リトリガブル単安定マルチバイブレータ50(以
下、RMM50という)と共に走行・停止状態検出器を
構成し、RMM50から図8に示す如く走行検出信号を
出力する。
【0053】即ち、走行用レバー49が図7中に示す中
立位置Nにあるとき、または該走行用レバー49が正方
向又は逆方向に所定の回動角±αA の範囲内で傾転され
る場合に、RMM50は図8に示す如く走行検出信号と
して「0」を出力し、走行用レバー49が正方向又は逆
方向に回動角±αA を越えて傾転操作されるときには、
走行検出信号を「1」として継続出力するようになって
いる。この場合、前記走行用レバー49を中立位置Nか
ら回動角±αA まで回動する間に、下部走行体1は前進
(後退)方向に走行を開始し、回動角±αA を越えた状
態で定常走行となる。
立位置Nにあるとき、または該走行用レバー49が正方
向又は逆方向に所定の回動角±αA の範囲内で傾転され
る場合に、RMM50は図8に示す如く走行検出信号と
して「0」を出力し、走行用レバー49が正方向又は逆
方向に回動角±αA を越えて傾転操作されるときには、
走行検出信号を「1」として継続出力するようになって
いる。この場合、前記走行用レバー49を中立位置Nか
ら回動角±αA まで回動する間に、下部走行体1は前進
(後退)方向に走行を開始し、回動角±αA を越えた状
態で定常走行となる。
【0054】なお、前記各RMM50は、各走行用レバ
ー検出器48から回動角±αA 以上のとき「1」の信号
を継続して出力させるためのもので、該各走行用レバー
検出器48からの検出信号を所定のスレッシュホールド
レベル以上のとき「1」の信号を出力する波形整形回路
を用いてもよい。
ー検出器48から回動角±αA 以上のとき「1」の信号
を継続して出力させるためのもので、該各走行用レバー
検出器48からの検出信号を所定のスレッシュホールド
レベル以上のとき「1」の信号を出力する波形整形回路
を用いてもよい。
【0055】51〜54は作業・停止状態検出器として
のレバー検出器で、51は旋回用レバー検出器、52は
ブーム用レバー検出器、53はアーム用レバー検出器、
54はバケット用レバー検出器を示し、該レバー検出器
51〜54は前記走行用レバー検出器48と共に運転状
態検出手段を構成している。そして、各レバー検出器5
1〜54は運転室本体25内に配設された旋回用レバ
ー、ブーム用レバー、アーム用レバー、バケット用レバ
ー等の作業用レバー(いずれも図示せず)が中立位置に
ある場合には「0」信号を出力し、傾転操作されている
場合には「1」信号を出力する。ここで、各レバー検出
器51〜54の出力は後述するコントローラ55のOR
回路57に接続されている。
のレバー検出器で、51は旋回用レバー検出器、52は
ブーム用レバー検出器、53はアーム用レバー検出器、
54はバケット用レバー検出器を示し、該レバー検出器
51〜54は前記走行用レバー検出器48と共に運転状
態検出手段を構成している。そして、各レバー検出器5
1〜54は運転室本体25内に配設された旋回用レバ
ー、ブーム用レバー、アーム用レバー、バケット用レバ
ー等の作業用レバー(いずれも図示せず)が中立位置に
ある場合には「0」信号を出力し、傾転操作されている
場合には「1」信号を出力する。ここで、各レバー検出
器51〜54の出力は後述するコントローラ55のOR
回路57に接続されている。
【0056】55は前記各レバー検出器48,51〜5
4に接続して設けられたコントローラを示し、該コント
ローラ55は後述するOR回路56,57、NOT回路
58、AND回路59とから構成されている。
4に接続して設けられたコントローラを示し、該コント
ローラ55は後述するOR回路56,57、NOT回路
58、AND回路59とから構成されている。
【0057】56はOR回路を示し、該OR回路56の
入力側には前記各RMM50が接続され、出力側はAN
D回路59の入力側に接続されている。そして、該OR
回路56は、少なくとも左,右いずれか一方の走行用レ
バー49が回動角±αA を越えて傾転操作され、少なく
とも一方のRMM50から「1」信号が入力されたとき
に、出力側から「1」信号を出力し、各RMM50から
共に「0」信号が入力されたときにのみ「0」信号を出
力するようになっている。
入力側には前記各RMM50が接続され、出力側はAN
D回路59の入力側に接続されている。そして、該OR
回路56は、少なくとも左,右いずれか一方の走行用レ
バー49が回動角±αA を越えて傾転操作され、少なく
とも一方のRMM50から「1」信号が入力されたとき
に、出力側から「1」信号を出力し、各RMM50から
共に「0」信号が入力されたときにのみ「0」信号を出
力するようになっている。
【0058】57は前記OR回路56とほぼ同様のOR
回路を示し、該OR回路57の入力側には前記各レバー
検出器51〜54が接続され、出力側はNOT回路58
に接続されている。そして、該OR回路57は少なくと
もいずれか1つのレバー検出器51〜54から「1」信
号が入力されたときに出力側から「1」信号を出力し、
全てのレバー検出器51〜54から「0」信号が入力さ
れたときにのみ「0」信号を出力する。
回路を示し、該OR回路57の入力側には前記各レバー
検出器51〜54が接続され、出力側はNOT回路58
に接続されている。そして、該OR回路57は少なくと
もいずれか1つのレバー検出器51〜54から「1」信
号が入力されたときに出力側から「1」信号を出力し、
全てのレバー検出器51〜54から「0」信号が入力さ
れたときにのみ「0」信号を出力する。
【0059】58は前記OR回路57の出力側に設けら
れたNOT回路を示し、該NOT回路58はOR回路5
7からの出力を反転させ、「1」信号が入力されたとき
には「0」信号を出力し、「0」信号が入力されたとき
には「1」信号を出力するようになっている。
れたNOT回路を示し、該NOT回路58はOR回路5
7からの出力を反転させ、「1」信号が入力されたとき
には「0」信号を出力し、「0」信号が入力されたとき
には「1」信号を出力するようになっている。
【0060】59はAND回路を示し、該AND回路5
9の入力側には前記OR回路56の出力およびNOT回
路58の出力が接続され、該AND回路59の出力側は
前記弁駆動装置47に接続されている。そして、該AN
D回路59はOR回路56およびNOT回路58からの
信号が共に「1」の場合にのみ「1」信号を出力し、そ
れ以外の場合は全て「0」信号を出力するようになって
いる。そして、弁駆動装置47はAND回路59の出力
信号が「0」のときには電磁切換弁46を遮断位置
(b)とし、AND回路59の出力信号が「1」になる
と、電磁切換弁46を連通位置(a)に切換制御するよ
うになっている。
9の入力側には前記OR回路56の出力およびNOT回
路58の出力が接続され、該AND回路59の出力側は
前記弁駆動装置47に接続されている。そして、該AN
D回路59はOR回路56およびNOT回路58からの
信号が共に「1」の場合にのみ「1」信号を出力し、そ
れ以外の場合は全て「0」信号を出力するようになって
いる。そして、弁駆動装置47はAND回路59の出力
信号が「0」のときには電磁切換弁46を遮断位置
(b)とし、AND回路59の出力信号が「1」になる
と、電磁切換弁46を連通位置(a)に切換制御するよ
うになっている。
【0061】ここで、電磁切換弁46は遮断位置(b)
に切換えられると、油圧シリンダ40のボトム側油室A
とアキュムレータ45との間を遮断し、油圧シリンダ4
0のピストン44がチューブ41内で摺動変位するのを
規制することによって、ロッド44Aの伸縮を強制的に
禁止させる。
に切換えられると、油圧シリンダ40のボトム側油室A
とアキュムレータ45との間を遮断し、油圧シリンダ4
0のピストン44がチューブ41内で摺動変位するのを
規制することによって、ロッド44Aの伸縮を強制的に
禁止させる。
【0062】一方、電磁切換弁46は連通位置(a)に
切換えられると、油圧シリンダ40のボトム側油室Aを
アキュムレータ45に対して連通させ、油圧シリンダ4
0のピストン44およびロッド44Aがチューブ41に
対して摺動変位できるようになる。そして、チューブ4
1内でピストン44が摺動変位するときには、油室A,
B間で絞り孔44Bを介して圧油が流通し、このときに
所定の減衰力が発生する。
切換えられると、油圧シリンダ40のボトム側油室Aを
アキュムレータ45に対して連通させ、油圧シリンダ4
0のピストン44およびロッド44Aがチューブ41に
対して摺動変位できるようになる。そして、チューブ4
1内でピストン44が摺動変位するときには、油室A,
B間で絞り孔44Bを介して圧油が流通し、このときに
所定の減衰力が発生する。
【0063】60は運転室本体25内に設けられた手動
スイッチを示し、該手動スイッチ60は前記コントロー
ラ55に接続され、該手動スイッチ60を操作すること
により、前記走行用レバー49や作業用レバーの操作位
置に係わらず、電磁切換弁46を連通位置(a)と遮断
位置(b)とに切換えることができる。
スイッチを示し、該手動スイッチ60は前記コントロー
ラ55に接続され、該手動スイッチ60を操作すること
により、前記走行用レバー49や作業用レバーの操作位
置に係わらず、電磁切換弁46を連通位置(a)と遮断
位置(b)とに切換えることができる。
【0064】本実施例による油圧ショベルは以上に述べ
た構成を有するもので、次にその動作について説明す
る。
た構成を有するもので、次にその動作について説明す
る。
【0065】まず、各作業用レバーを操作することによ
り作業装置17を動作させ、土砂の掘削作業等を行うと
きは、通常は走行用レバー49を中立位置Nに戻し、作
業時の安全性を確保するようにしている。このとき、各
作業用レバーのうちの少なくともいずれかが中立位置か
ら傾転操作されている限りは、各レバー検出器51〜5
4のうちから「1」信号がOR回路57に入力され、該
OR回路57からは「1」信号が出力される。そして、
この「1」信号はNOT回路58を介して「0」信号に
変換され、この「0」信号がAND回路59に入力され
る。
り作業装置17を動作させ、土砂の掘削作業等を行うと
きは、通常は走行用レバー49を中立位置Nに戻し、作
業時の安全性を確保するようにしている。このとき、各
作業用レバーのうちの少なくともいずれかが中立位置か
ら傾転操作されている限りは、各レバー検出器51〜5
4のうちから「1」信号がOR回路57に入力され、該
OR回路57からは「1」信号が出力される。そして、
この「1」信号はNOT回路58を介して「0」信号に
変換され、この「0」信号がAND回路59に入力され
る。
【0066】また、この作業時では、各走行用レバー4
9は中立位置Nに戻されているから、各走行用レバー検
出器48からOR回路56に「0」信号が入力され、該
OR回路56からはAND回路59に「0」信号が入力
される。そして、AND回路59は2つの入力信号が共
に「0」であるから、弁駆動装置47に向けて「0」信
号を出力し、該弁駆動装置47は電磁切換弁46を遮断
位置(b)に切換え、油圧シリンダ40はロッド44A
がチューブ41内に摺動変位するのを禁止される。
9は中立位置Nに戻されているから、各走行用レバー検
出器48からOR回路56に「0」信号が入力され、該
OR回路56からはAND回路59に「0」信号が入力
される。そして、AND回路59は2つの入力信号が共
に「0」であるから、弁駆動装置47に向けて「0」信
号を出力し、該弁駆動装置47は電磁切換弁46を遮断
位置(b)に切換え、油圧シリンダ40はロッド44A
がチューブ41内に摺動変位するのを禁止される。
【0067】ここで、該油圧シリンダ40がリンク機構
35に対して非平行に取付けられていることにより、運
転室本体25はリンク機構35側の各ゴムブシュ38お
よび油圧シリンダ40側のゴムブシュ42等によって旋
回フレーム21上に支持され、運転室本体25は上下方
向に大きく変位するのを禁止された状態となる。
35に対して非平行に取付けられていることにより、運
転室本体25はリンク機構35側の各ゴムブシュ38お
よび油圧シリンダ40側のゴムブシュ42等によって旋
回フレーム21上に支持され、運転室本体25は上下方
向に大きく変位するのを禁止された状態となる。
【0068】従って、運転室本体25が大きく振動する
作業時には、運転室本体25が上下方向および水平方向
に振動するのを、例えば各ゴムブッシュ38,42が弾
性変形する範囲内に小さく規制でき、運転室本体25が
前後方向に振動するピッチングの発生を抑えることがで
きる。
作業時には、運転室本体25が上下方向および水平方向
に振動するのを、例えば各ゴムブッシュ38,42が弾
性変形する範囲内に小さく規制でき、運転室本体25が
前後方向に振動するピッチングの発生を抑えることがで
きる。
【0069】一方、油圧ショベルを定常の速度で走行さ
せる場合には、各作業用レバーを中立位置に戻し、走行
用レバー49を中立位置Nから回動角±αA を越えて傾
転操作させて行う。
せる場合には、各作業用レバーを中立位置に戻し、走行
用レバー49を中立位置Nから回動角±αA を越えて傾
転操作させて行う。
【0070】この場合は、作業用レバーに設けられた各
レバー検出器51〜54からOR回路57に向けて
「0」信号が入力され、該OR回路57からは「0」信
号が出力される。そして、この「0」信号はNOT回路
58を介して「1」信号に変換され、AND回路59の
入力側には「1」信号が入力される。また、各走行用レ
バー検出器48のうちの少なくともいずれかからはOR
回路56に向けて「1」信号が入力されるから、該OR
回路56からAND回路59の入力側には「1」信号が
入力される。
レバー検出器51〜54からOR回路57に向けて
「0」信号が入力され、該OR回路57からは「0」信
号が出力される。そして、この「0」信号はNOT回路
58を介して「1」信号に変換され、AND回路59の
入力側には「1」信号が入力される。また、各走行用レ
バー検出器48のうちの少なくともいずれかからはOR
回路56に向けて「1」信号が入力されるから、該OR
回路56からAND回路59の入力側には「1」信号が
入力される。
【0071】この結果、AND回路59は2つの入力信
号が共に「1」であるから、弁駆動装置47に向けて通
電信号を出力し、該弁駆動装置47は電磁切換弁46を
連通位置(a)に切換える。これにより、油圧ショベル
が定常の走行状態となったときには、油圧シリンダ40
はボトム側油室Aがアキュムレータ45に連通し、ロッ
ド44Aがチューブ41から伸縮動作するのを許される
から、運転室本体25が旋回フレーム21から加振され
るときには、この振動を該油圧シリンダ40の絞り孔4
4Bおよび各コイルスプリング28等によってソフトに
吸収でき、乗り心地を向上することができる。
号が共に「1」であるから、弁駆動装置47に向けて通
電信号を出力し、該弁駆動装置47は電磁切換弁46を
連通位置(a)に切換える。これにより、油圧ショベル
が定常の走行状態となったときには、油圧シリンダ40
はボトム側油室Aがアキュムレータ45に連通し、ロッ
ド44Aがチューブ41から伸縮動作するのを許される
から、運転室本体25が旋回フレーム21から加振され
るときには、この振動を該油圧シリンダ40の絞り孔4
4Bおよび各コイルスプリング28等によってソフトに
吸収でき、乗り心地を向上することができる。
【0072】また、前記走行用レバー49を中立位置N
と回動角±αA の間で傾転するときに、図8に示すよう
にRMM50はOR回路56に向けて「0」信号を走行
検出信号として出力する。そして、走行用レバー49が
回動角±αA の範囲内で傾転されるときにも、下部走行
体1は走行を開始するようになる。しかし、走行用レバ
ー49が回動角±αA を越えるまではOR回路56から
AND回路59に「0」信号が出力されるから、電磁切
換弁46は弁駆動装置47により遮断位置(b)に切換
えられ、油圧シリンダ40のロッド44Aはチューブ4
1内に固定され、運転室本体25が走行起動時に大きく
振動するのを防止することができる。
と回動角±αA の間で傾転するときに、図8に示すよう
にRMM50はOR回路56に向けて「0」信号を走行
検出信号として出力する。そして、走行用レバー49が
回動角±αA の範囲内で傾転されるときにも、下部走行
体1は走行を開始するようになる。しかし、走行用レバ
ー49が回動角±αA を越えるまではOR回路56から
AND回路59に「0」信号が出力されるから、電磁切
換弁46は弁駆動装置47により遮断位置(b)に切換
えられ、油圧シリンダ40のロッド44Aはチューブ4
1内に固定され、運転室本体25が走行起動時に大きく
振動するのを防止することができる。
【0073】また、走行中の油圧ショベルを停止させる
場合は、各走行用レバー49を回動角αA の位置を通っ
て中立位置Nに戻すことになるため、OR回路56から
AND回路59への信号は油圧ショベルが減速されて停
止するよりも先に「1」信号から「0」信号に変化し、
電磁切換弁46は弁駆動装置47により連通位置(a)
から遮断位置(b)に切換えられる。この結果、油圧シ
リンダ40はロッド44Aがチューブ41内に固定さ
れ、油圧ショベルが走行状態から減速して停止する間に
も運転室本体25は大きく変位するのを規制することが
できる。
場合は、各走行用レバー49を回動角αA の位置を通っ
て中立位置Nに戻すことになるため、OR回路56から
AND回路59への信号は油圧ショベルが減速されて停
止するよりも先に「1」信号から「0」信号に変化し、
電磁切換弁46は弁駆動装置47により連通位置(a)
から遮断位置(b)に切換えられる。この結果、油圧シ
リンダ40はロッド44Aがチューブ41内に固定さ
れ、油圧ショベルが走行状態から減速して停止する間に
も運転室本体25は大きく変位するのを規制することが
できる。
【0074】かくして、運転室本体25が大きく振動す
る作業時、油圧ショベルの走行起動時または停止時に
は、電磁切換弁46を遮断位置(b)に切換えることに
よって、油圧シリンダ40のロッド44Aが伸縮するの
を禁止し、運転室本体25が上下方向および水平方向に
振動するのを小さく規制でき、運転室本体25が前後方
向に振動するピッチングの発生を抑えることができる。
る作業時、油圧ショベルの走行起動時または停止時に
は、電磁切換弁46を遮断位置(b)に切換えることに
よって、油圧シリンダ40のロッド44Aが伸縮するの
を禁止し、運転室本体25が上下方向および水平方向に
振動するのを小さく規制でき、運転室本体25が前後方
向に振動するピッチングの発生を抑えることができる。
【0075】一方、走行レバー49を回動角αA を越え
て傾転させ、油圧ショベルが定常の走行状態となったと
きには、油圧シリンダ40はボトム側油室Aがアキュム
レータ45に連通し、ロッド44Aがチューブ41から
伸縮するようになるから、旋回フレーム21から運転室
本体25に伝わる振動を該油圧シリンダ40の絞り孔4
4Bおよびコイルスプリング28によってソフトに吸収
でき、車両の乗り心地を向上することができる。
て傾転させ、油圧ショベルが定常の走行状態となったと
きには、油圧シリンダ40はボトム側油室Aがアキュム
レータ45に連通し、ロッド44Aがチューブ41から
伸縮するようになるから、旋回フレーム21から運転室
本体25に伝わる振動を該油圧シリンダ40の絞り孔4
4Bおよびコイルスプリング28によってソフトに吸収
でき、車両の乗り心地を向上することができる。
【0076】また、運転室本体25の床板27を旋回フ
レーム21の支承部23に接続するリンク機構35を、
左,右のリンク部材36,36と該各リンク部材36間
を連結する連結部材37とから略H形状に形成し、該連
結部材37によって各リンク部材36間に抗捩り力を付
与する構成としたから、例えば上部旋回体3が旋回動作
を行うとき等に運転室本体25が左右方向に振動して
も、このとき各リンク部材36が別個に回動しようとす
るのを連結部材37の抗捩り力によって規制し、運転室
本体25が左右方向にローリングするのを効果的に防止
でき、運転室本体25の側面部25Dがブームシリンダ
17D等の周囲部材に衝突する等の安全上、強度上の問
題を確実に解消できる。
レーム21の支承部23に接続するリンク機構35を、
左,右のリンク部材36,36と該各リンク部材36間
を連結する連結部材37とから略H形状に形成し、該連
結部材37によって各リンク部材36間に抗捩り力を付
与する構成としたから、例えば上部旋回体3が旋回動作
を行うとき等に運転室本体25が左右方向に振動して
も、このとき各リンク部材36が別個に回動しようとす
るのを連結部材37の抗捩り力によって規制し、運転室
本体25が左右方向にローリングするのを効果的に防止
でき、運転室本体25の側面部25Dがブームシリンダ
17D等の周囲部材に衝突する等の安全上、強度上の問
題を確実に解消できる。
【0077】そして、旋回フレーム21上に各コイルス
プリング28と各ゴムブシュ38,42等を介して運転
室本体25を支持したので、油圧シリンダ40のボトム
側油室Aをアキュムレータ45に対して連通するときに
は運転室本体25の上下方向の振動をコイルスプリング
28の小さなばね定数をもって緩衝でき、運転室6全体
の固有振動数を従来技術のものに比較して確実に小さく
して運転室本体25に伝わる上下方向の振動を効果的に
減衰できる。
プリング28と各ゴムブシュ38,42等を介して運転
室本体25を支持したので、油圧シリンダ40のボトム
側油室Aをアキュムレータ45に対して連通するときに
は運転室本体25の上下方向の振動をコイルスプリング
28の小さなばね定数をもって緩衝でき、運転室6全体
の固有振動数を従来技術のものに比較して確実に小さく
して運転室本体25に伝わる上下方向の振動を効果的に
減衰できる。
【0078】一方、油圧シリンダ40のボトム側油室A
をアキュムレータ45に対して遮断するときには、運転
室本体25の変位を規制し、各ゴムブシュ38,42等
によって運転室本体25を弾性的に支持することによっ
てピッチング等の発生を防止することができる。
をアキュムレータ45に対して遮断するときには、運転
室本体25の変位を規制し、各ゴムブシュ38,42等
によって運転室本体25を弾性的に支持することによっ
てピッチング等の発生を防止することができる。
【0079】次に、図9および図10は本発明の第2の
実施例を示し、本実施例の特徴は、切換弁を切換制御す
るためのプログラムをコントローラの記憶回路に格納
し、切換弁の切換制御処理を行うようにしたことにあ
る。なお、本実施例では前記第1の実施例と同一の構成
要素に同一符号を付し、その説明を省略する。
実施例を示し、本実施例の特徴は、切換弁を切換制御す
るためのプログラムをコントローラの記憶回路に格納
し、切換弁の切換制御処理を行うようにしたことにあ
る。なお、本実施例では前記第1の実施例と同一の構成
要素に同一符号を付し、その説明を省略する。
【0080】図9中において、71,71は走行・停止
状態検出器としての走行用レバー検出器を示し、該各走
行用レバー検出器71は前記走行用レバー49に設けら
れ、該走行用レバー49の回動角αを検出し、検出信号
を後述のコントローラ76に向けて出力する。
状態検出器としての走行用レバー検出器を示し、該各走
行用レバー検出器71は前記走行用レバー49に設けら
れ、該走行用レバー49の回動角αを検出し、検出信号
を後述のコントローラ76に向けて出力する。
【0081】72〜75は作業・停止状態検出器を構成
するレバー検出器を示し、72はブーム用レバー検出
器、73はアーム用レバー検出器、74はバケット用レ
バー検出器、75は旋回用レバー検出器を示している。
そして、該各レバー検出器72〜75は運転室本体25
内に配設されたそれぞれの作業用レバー(いずれも図示
せず)の回動角から各作業用レバーの操作の有無を検出
する。そして、各レバー検出器71〜75は全体として
運転状態検出手段を構成し、該各レバー検出器71〜7
5は後述するコントローラ76に接続され、該コントロ
ーラ76に各レバーの操作位置に対応した信号を出力す
る。
するレバー検出器を示し、72はブーム用レバー検出
器、73はアーム用レバー検出器、74はバケット用レ
バー検出器、75は旋回用レバー検出器を示している。
そして、該各レバー検出器72〜75は運転室本体25
内に配設されたそれぞれの作業用レバー(いずれも図示
せず)の回動角から各作業用レバーの操作の有無を検出
する。そして、各レバー検出器71〜75は全体として
運転状態検出手段を構成し、該各レバー検出器71〜7
5は後述するコントローラ76に接続され、該コントロ
ーラ76に各レバーの操作位置に対応した信号を出力す
る。
【0082】76はマイクロコンピュータ等からなる制
御手段としてのコントローラを示し、該コントローラ7
6は図9に示すように入力側が前記各レバー検出器71
〜75に接続され、出力側が弁駆動装置47に接続され
ている。そして、該コントローラ76はその記憶回路内
に図10に示すプログラム等を格納し、弁駆動装置47
の制御処理等を行う。また、該コントローラ76の記憶
回路にはその記憶エリア76A内に走行用レバー49の
操作量に対する不感帯としての許容値αB 等が格納され
ている。
御手段としてのコントローラを示し、該コントローラ7
6は図9に示すように入力側が前記各レバー検出器71
〜75に接続され、出力側が弁駆動装置47に接続され
ている。そして、該コントローラ76はその記憶回路内
に図10に示すプログラム等を格納し、弁駆動装置47
の制御処理等を行う。また、該コントローラ76の記憶
回路にはその記憶エリア76A内に走行用レバー49の
操作量に対する不感帯としての許容値αB 等が格納され
ている。
【0083】ここで、この許容値αB は前記第1の実施
例で述べた走行用レバー49の回動角±αA に対応した
値として設定され、走行用レバー49の回動角αが許容
値αB より小さいときには、下部走行体1を停止させる
ときか、走行起動させるときであることを判定できるよ
うにしている。
例で述べた走行用レバー49の回動角±αA に対応した
値として設定され、走行用レバー49の回動角αが許容
値αB より小さいときには、下部走行体1を停止させる
ときか、走行起動させるときであることを判定できるよ
うにしている。
【0084】本実施例は以上に述べた構成を有するもの
で、次にコントローラ76による弁駆動装置47の制御
処理について説明する。
で、次にコントローラ76による弁駆動装置47の制御
処理について説明する。
【0085】まず、処理動作がスタートすると、ステッ
プ1で走行用レバー検出器71から走行用レバー49の
操作量として回動角αを読込み、ステップ2ではこの回
動角αが前記許容値αB よりも大きいか否かを判定し、
「YES」と判定したときには下部走行体1が走行状態
にあると判定できるから、ステップ3に移行して弁駆動
装置47に電磁切換弁46を連通位置(a)に切換える
指令信号を出力し、ステップ4に移行してリターンす
る。
プ1で走行用レバー検出器71から走行用レバー49の
操作量として回動角αを読込み、ステップ2ではこの回
動角αが前記許容値αB よりも大きいか否かを判定し、
「YES」と判定したときには下部走行体1が走行状態
にあると判定できるから、ステップ3に移行して弁駆動
装置47に電磁切換弁46を連通位置(a)に切換える
指令信号を出力し、ステップ4に移行してリターンす
る。
【0086】一方、ステップ2で「NO」と判定したと
きには、回動角αが許容値αB 以下となり、下部走行体
1を停止させるとき(または走行起動させるとき)であ
ると判定できるから、ステップ5に移行して走行用レバ
ー49の回動角αが零(α=0)であるか否かを判定
し、「YES」と判定したときには下部走行体1が停止
しているのでステップ6に移行し、作業用レバーが操作
されているか否かを判定する。
きには、回動角αが許容値αB 以下となり、下部走行体
1を停止させるとき(または走行起動させるとき)であ
ると判定できるから、ステップ5に移行して走行用レバ
ー49の回動角αが零(α=0)であるか否かを判定
し、「YES」と判定したときには下部走行体1が停止
しているのでステップ6に移行し、作業用レバーが操作
されているか否かを判定する。
【0087】そして、ステップ6で「YES」と判定し
た場合には下部走行体1が停止状態で、作業装置17を
作動させて掘削等の作業を行っていると判定できるか
ら、ステップ7に移行して弁駆動装置47に電磁切換弁
46を遮断位置(b)に切換えるように指令信号を出力
し、ステップ4に移行してリターンする。
た場合には下部走行体1が停止状態で、作業装置17を
作動させて掘削等の作業を行っていると判定できるか
ら、ステップ7に移行して弁駆動装置47に電磁切換弁
46を遮断位置(b)に切換えるように指令信号を出力
し、ステップ4に移行してリターンする。
【0088】また、ステップ5で「NO」と判定した場
合は、走行用レバー49が許容値αB 内で操作され、下
部走行体1を停止させようとしているときか、または走
行起動させているときであると判定できるから、ステッ
プ7へ移行して電磁切換弁46を遮断位置(b)に切換
えるようにする。
合は、走行用レバー49が許容値αB 内で操作され、下
部走行体1を停止させようとしているときか、または走
行起動させているときであると判定できるから、ステッ
プ7へ移行して電磁切換弁46を遮断位置(b)に切換
えるようにする。
【0089】さらに、ステップ6で「NO」と判定した
場合には、下部走行体1が停止状態で、作業装置17等
も作動していない状態であるから、運転室本体25に作
用する振動要因はなく、そのままの状態でステップ4に
移行してリターンする。
場合には、下部走行体1が停止状態で、作業装置17等
も作動していない状態であるから、運転室本体25に作
用する振動要因はなく、そのままの状態でステップ4に
移行してリターンする。
【0090】以上の如く構成される本実施例によって
も、前記第1の実施例とほぼ同様の作用効果を奏するも
のの、特に本実施例では、コントローラ76に内蔵され
るプログラム中の許容値αB の値等を修正することによ
り、電磁切換弁46の連通位置(a),遮断位置(b)
の切換特性を容易に変更することができる。
も、前記第1の実施例とほぼ同様の作用効果を奏するも
のの、特に本実施例では、コントローラ76に内蔵され
るプログラム中の許容値αB の値等を修正することによ
り、電磁切換弁46の連通位置(a),遮断位置(b)
の切換特性を容易に変更することができる。
【0091】なお、前記各実施例では、電磁切換弁46
として連通位置(a)と遮断位置(b)とに切換える切
換弁を用いるものとして説明したが、本発明はこれに限
るものではなく、例えば、連通位置と遮断位置との間に
絞り領域を有する電磁切換弁を用いてもよく、また、油
圧パイロット式の切換弁を用いてもよい。
として連通位置(a)と遮断位置(b)とに切換える切
換弁を用いるものとして説明したが、本発明はこれに限
るものではなく、例えば、連通位置と遮断位置との間に
絞り領域を有する電磁切換弁を用いてもよく、また、油
圧パイロット式の切換弁を用いてもよい。
【0092】また、前記各実施例では、油圧ショベルを
例に挙げて説明したが、本発明はこれに限らず、例えば
運転室を備えたホイール式油圧ショベルや油圧クレーン
等の作業機にも適用できる。
例に挙げて説明したが、本発明はこれに限らず、例えば
運転室を備えたホイール式油圧ショベルや油圧クレーン
等の作業機にも適用できる。
【0093】
【発明の効果】以上詳述した通り、本発明では、作業機
本体のフレームと運転室本体との間に非平行となるよう
に、リンク機構と油圧シリンダとを設け、該油圧シリン
ダにはロッドが伸縮するときに減衰力を発生させる減衰
力発生機構を設けると共に、前記油圧シリンダの油室と
アキュムレータとの間には油室をアキュムレータに対し
て連通、遮断する切換弁を設け、作業機の運転状態を検
出する運転状態検出手段からの信号に基づき制御手段に
よって切換弁を構成としたから、作業機の走行起動時、
走行停止時、作業時等、フレーム上の運転室本体に大き
な振幅の振動が加えられる場合には、運転状態検出手段
からの信号に基づいて油圧シリンダの油室をアキュムレ
ータから遮断し、油圧シリンダの伸縮を禁止させ、リン
ク機構および油圧シリンダが非平行な状態で運転室本体
を支持するようにでき、運転室本体が加振方向に大な振
幅をもって変位することによるピッチングを低減し、周
囲部材等への衝突の危険をなくすことができる。また、
作業機が定常の走行状態となったときには油圧シリンダ
の油室をアキュムレータに連通させ、油圧シリンダの伸
縮を許すことにより、運転室本体をフレーム上にソフト
に支持することができ、乗り心地を向上することができ
る。
本体のフレームと運転室本体との間に非平行となるよう
に、リンク機構と油圧シリンダとを設け、該油圧シリン
ダにはロッドが伸縮するときに減衰力を発生させる減衰
力発生機構を設けると共に、前記油圧シリンダの油室と
アキュムレータとの間には油室をアキュムレータに対し
て連通、遮断する切換弁を設け、作業機の運転状態を検
出する運転状態検出手段からの信号に基づき制御手段に
よって切換弁を構成としたから、作業機の走行起動時、
走行停止時、作業時等、フレーム上の運転室本体に大き
な振幅の振動が加えられる場合には、運転状態検出手段
からの信号に基づいて油圧シリンダの油室をアキュムレ
ータから遮断し、油圧シリンダの伸縮を禁止させ、リン
ク機構および油圧シリンダが非平行な状態で運転室本体
を支持するようにでき、運転室本体が加振方向に大な振
幅をもって変位することによるピッチングを低減し、周
囲部材等への衝突の危険をなくすことができる。また、
作業機が定常の走行状態となったときには油圧シリンダ
の油室をアキュムレータに連通させ、油圧シリンダの伸
縮を許すことにより、運転室本体をフレーム上にソフト
に支持することができ、乗り心地を向上することができ
る。
【0094】この場合、前記リンク機構を、前記運転室
本体の床板とフレームとの間で前後方向に伸長し、左右
方向に離間した一対のリンク部材と、該各リンク部材の
回動が同期するように該各リンク部材間を左右方向で連
結した連結部材とから構成し、前記各リンクロッドの前
後方向両端側が前記運転室本体の床板とフレームとにそ
れぞれ回動可能にピン結合すれば、例えば運転室本体を
フレーム上で左右方向に振動させるような力が作用して
も、各リンク部材間を連結した連結部材によって各リン
ク部材を同期して回動させることができ、これにより、
運転室本体が左右方向にローリングするのを規制でき
る。
本体の床板とフレームとの間で前後方向に伸長し、左右
方向に離間した一対のリンク部材と、該各リンク部材の
回動が同期するように該各リンク部材間を左右方向で連
結した連結部材とから構成し、前記各リンクロッドの前
後方向両端側が前記運転室本体の床板とフレームとにそ
れぞれ回動可能にピン結合すれば、例えば運転室本体を
フレーム上で左右方向に振動させるような力が作用して
も、各リンク部材間を連結した連結部材によって各リン
ク部材を同期して回動させることができ、これにより、
運転室本体が左右方向にローリングするのを規制でき
る。
【0095】そして、前記各下部緩衝支持体をばね定数
の小さなコイルスプリングと前記リンク機構および油圧
シリンダのピン結合部に設けられるゴムブシュとから構
成すれば、走行時における運転室本体の上下方向の振動
を小さなばね定数をもって緩衝でき、運転室全体の固有
振動数を小さくして運転室本体に伝わる上下方向の振動
を良好に減衰できると共に、左右方向、前後方向の振動
はゴムブシュの弾性変形によって減衰でき、運転室本体
のローリングやピッチングを抑えて運転室本体を弾性的
に支持することができる。
の小さなコイルスプリングと前記リンク機構および油圧
シリンダのピン結合部に設けられるゴムブシュとから構
成すれば、走行時における運転室本体の上下方向の振動
を小さなばね定数をもって緩衝でき、運転室全体の固有
振動数を小さくして運転室本体に伝わる上下方向の振動
を良好に減衰できると共に、左右方向、前後方向の振動
はゴムブシュの弾性変形によって減衰でき、運転室本体
のローリングやピッチングを抑えて運転室本体を弾性的
に支持することができる。
【図1】本発明の第1の実施例による運転室本体および
旋回フレーム等を示す一部破断の外観図である。
旋回フレーム等を示す一部破断の外観図である。
【図2】図1中の矢示II−II方向断面図である。
【図3】図2中の矢示III −III 方向拡大断面図であ
る。
る。
【図4】図1中の矢示IV−IV方向拡大断面図である。
【図5】油圧シリンダ、電磁切換弁、コントローラ等を
示す油圧回路図である。
示す油圧回路図である。
【図6】各レバー検出器、コントローラ、弁駆動装置を
示す制御ブロック図である。
示す制御ブロック図である。
【図7】走行用レバー、走行用レバー検出器を示す説明
図である。
図である。
【図8】走行用レバー検出器の出力特性を示す特性線図
である。
である。
【図9】本発明の第2の実施例による各レバー検出器、
コントローラ、弁駆動装置を示す制御ブロック図であ
る。
コントローラ、弁駆動装置を示す制御ブロック図であ
る。
【図10】コントローラによる弁駆動装置の制御処理を
示す流れ図である。
示す流れ図である。
【図11】従来技術による油圧ショベルを示す全体図で
ある。
ある。
【図12】図11中の旋回フレームおよび運転室本体等
を拡大して示す一部破断の外観図である。
を拡大して示す一部破断の外観図である。
【図13】図12中に示す下部緩衝支持体等の拡大断面
図である。
図である。
【図14】運転室の振動を解析するための説明図であ
る。
る。
【図15】運転室の固有振動数に対する強制振動の振動
数比と振動伝達率との関係を示す特性線図である。
数比と振動伝達率との関係を示す特性線図である。
1 下部走行体 3 上部旋回体(作業機本体) 21 旋回フレーム(フレーム) 25 運転室本体 27 床板 28 コイルスプリング 35 リンク機構 36 リンク部材 37 連結部材 38,42 ゴムブシュ 40 油圧シリンダ 41 チューブ 44 ピストン 44A ロッド 44B 絞り孔(減衰力発生機構) 45 アキュムレータ 46 電磁切換弁(切換弁) 48,71 走行用レバー検出器(走行・停止状態検出
器) 49 走行用レバー 51,75 旋回用レバー検出器(作業・停止状態検出
器) 52,72 ブーム用レバー検出器(作業・停止状態検
出器) 53,73 アーム用レバー検出器(作業・停止状態検
出器) 54,74 バケット用レバー検出器(作業・停止状態
検出器) 55,76 コントローラ(制御手段) A ボトム側油室(油室) B ロッド側油室(油室)
器) 49 走行用レバー 51,75 旋回用レバー検出器(作業・停止状態検出
器) 52,72 ブーム用レバー検出器(作業・停止状態検
出器) 53,73 アーム用レバー検出器(作業・停止状態検
出器) 54,74 バケット用レバー検出器(作業・停止状態
検出器) 55,76 コントローラ(制御手段) A ボトム側油室(油室) B ロッド側油室(油室)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 金子 善二 茨城県土浦市神立町650番地 日立建機株 式会社土浦工場内 (72)発明者 多原 晃司 茨城県土浦市神立町650番地 日立建機株 式会社土浦工場内 (72)発明者 福佐 文男 茨城県土浦市神立町650番地 日立建機株 式会社土浦工場内
Claims (4)
- 【請求項1】 作業機本体のフレームと、該フレーム上
に配設され、下面側に床板が設けられた箱形状の運転室
本体と、該運転室本体の床板とフレームとの間に複数個
設けられ、前記フレームからの振動が該運転室本体に伝
わるのを緩衝する下部緩衝支持体とからなる運転室付き
作業機において、前記運転室本体の前後方向に伸長し、
両端側が前記運転室本体とフレームとに回動可能に連結
されたリンク機構と、該リンク機構から運転室本体の前
後方向に離間し、該リンク機構に対して非平行となるよ
うに、両端側が前記運転室本体とフレームとにそれぞれ
回動可能に連結された油圧シリンダと、該油圧シリンダ
のロッドが伸縮するときに、該油圧シリンダの各油室間
を流通する圧油に減衰力を発生させる減衰力発生機構
と、前記油圧シリンダの各油室のうち、少なくとも一方
の油室に圧油を給排するアキュムレータと、該アキュム
レータと油圧シリンダの油室との間に設けられ、該油室
をアキュムレータに対して連通、遮断する切換弁と、作
業機の運転状態を検出する運転状態検出手段と、該運転
状態検出手段からの信号に基づき前記切換弁を切換制御
する制御手段とを設けたことを特徴とする運転室付き作
業機。 - 【請求項2】 前記リンク機構は、前記運転室本体の床
板とフレームとの間で前後方向に伸長し、左右方向に離
間した一対のリンク部材と、該各リンク部材の回動が同
期するように該各リンク部材間を左右方向で連結した連
結部材とから構成し、前記各リンク部材の前後方向両端
側を前記運転室本体の床板とフレームとにそれぞれ回動
可能にピン結合し、かつ前記油圧シリンダを各リンク部
材に対して異なる向きに配向してなる請求項1に記載の
運転室付き作業機。 - 【請求項3】 前記各下部緩衝支持体は、前記運転室本
体の振動を比較的小さなばね定数をもって緩衝するコイ
ルスプリングと、前記リンク機構および油圧シリンダの
各ピン結合部に設けられるゴムブシュとから構成してな
る請求項1または2に記載の運転室付き作業機。 - 【請求項4】 前記運転状態検出手段は、前記運転室本
体内に設けられる走行用レバーの操作位置から作業機の
走行,停止状態を検出する走行・停止状態検出器と、前
記運転室本体内に設けられる作業用レバーの操作位置か
ら作業機の作業,停止状態を検出する作業・停止状態検
出器とから構成してなる請求項1,2または3に記載の
運転室付き作業機。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP28401593A JPH07113247A (ja) | 1993-10-18 | 1993-10-18 | 運転室付き作業機 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP28401593A JPH07113247A (ja) | 1993-10-18 | 1993-10-18 | 運転室付き作業機 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07113247A true JPH07113247A (ja) | 1995-05-02 |
Family
ID=17673198
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP28401593A Pending JPH07113247A (ja) | 1993-10-18 | 1993-10-18 | 運転室付き作業機 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07113247A (ja) |
-
1993
- 1993-10-18 JP JP28401593A patent/JPH07113247A/ja active Pending
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