JPH07164877A - 運転室付き作業機 - Google Patents
運転室付き作業機Info
- Publication number
- JPH07164877A JPH07164877A JP5343880A JP34388093A JPH07164877A JP H07164877 A JPH07164877 A JP H07164877A JP 5343880 A JP5343880 A JP 5343880A JP 34388093 A JP34388093 A JP 34388093A JP H07164877 A JPH07164877 A JP H07164877A
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- Japan
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- cab
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- casing
- working
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 走行時等には旋回フレームから運転室に伝わ
る振動を減衰させ、作業時には運転室が前,後、左,右
に振動するのを規制する。 【構成】 旋回フレーム21と運転室本体8との間に下
部緩衝支持体22を設け、該下部緩衝支持体22は電磁
コイル33に電力を供給,停止させることによりケーシ
ング23内の磁性流体26の粘度を増減させ、緩衝板3
2が移動するときの流れ抵抗を変化させてばね定数およ
び減衰力を変化させるように構成する。走行時には各下
部緩衝支持体22のばね定数を小さくして旋回フレーム
21から運転室本体8に伝達される上,下振動を軽減
し、掘削作業時には各下部緩衝支持体22のばね定数を
大きくし、旋回フレーム21上の運転室本体8を動きに
くくして運転室本体8がピッチングやローリングを起こ
すのを防止する。
る振動を減衰させ、作業時には運転室が前,後、左,右
に振動するのを規制する。 【構成】 旋回フレーム21と運転室本体8との間に下
部緩衝支持体22を設け、該下部緩衝支持体22は電磁
コイル33に電力を供給,停止させることによりケーシ
ング23内の磁性流体26の粘度を増減させ、緩衝板3
2が移動するときの流れ抵抗を変化させてばね定数およ
び減衰力を変化させるように構成する。走行時には各下
部緩衝支持体22のばね定数を小さくして旋回フレーム
21から運転室本体8に伝達される上,下振動を軽減
し、掘削作業時には各下部緩衝支持体22のばね定数を
大きくし、旋回フレーム21上の運転室本体8を動きに
くくして運転室本体8がピッチングやローリングを起こ
すのを防止する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば油圧ショベル等
の運転室付き作業機に関し、特に、作業機のフレームか
ら運転室に伝わる振動を緩衝させるようにした運転室付
き作業機に関する。
の運転室付き作業機に関し、特に、作業機のフレームか
ら運転室に伝わる振動を緩衝させるようにした運転室付
き作業機に関する。
【0002】
【従来の技術】図7ないし図11に従来技術の運転室付
き作業機として油圧ショベルを例に挙げて示す。
き作業機として油圧ショベルを例に挙げて示す。
【0003】図中、1は下部走行体、2は旋回装置、3
は該旋回装置2を介して下部走行体1上に旋回可能に搭
載され、作業機本体を構成する上部旋回体を示し、該上
部旋回体3は、骨組構造をなすフレームとしての旋回フ
レーム4と、該旋回フレーム4上に設けられた機械室5
と、該機械室5の前部左側に位置して旋回フレーム4上
に設けられ、後述する運転室本体8と該運転室本体8内
に設けられた各種の操作レバーや計器類等からなる運転
室6と、機械室5の後側に位置して旋回フレーム4の後
部に設けられたカウンタウエイト7とからなり、該カウ
ンタウエイト7は後述の作業装置17に対して上部旋回
体3全体をバランスさせるようになっている。
は該旋回装置2を介して下部走行体1上に旋回可能に搭
載され、作業機本体を構成する上部旋回体を示し、該上
部旋回体3は、骨組構造をなすフレームとしての旋回フ
レーム4と、該旋回フレーム4上に設けられた機械室5
と、該機械室5の前部左側に位置して旋回フレーム4上
に設けられ、後述する運転室本体8と該運転室本体8内
に設けられた各種の操作レバーや計器類等からなる運転
室6と、機械室5の後側に位置して旋回フレーム4の後
部に設けられたカウンタウエイト7とからなり、該カウ
ンタウエイト7は後述の作業装置17に対して上部旋回
体3全体をバランスさせるようになっている。
【0004】8は旋回フレーム4上に配設され、前記運
転室6の本体部を構成する運転室本体を示し、該運転室
本体8は図8に示す如く、鋼製の薄板をプレス加工して
溶接することにより、前後方向に伸長する長方形状の天
井部8Aと、上下方向に伸長する長方形状の前面部8B
と、前記旋回フレーム4に対しほぼ垂直面となった縦長
な長方形状の後面部8Cと、該後面部8Cおよび前面部
8Bの形状に応じて設けられた略長方形状の左,右の側
面部8D,8D(一方のみ図示)等からなる箱形状のキ
ャブボックスとして形成されている。また、該運転室本
体8の左の側面部8Dにはドア9が設けられ、運転室本
体8の下面側には床板用ブラケット8Eを介して運転室
本体8の一部を構成する床板10が取付けられている。
転室6の本体部を構成する運転室本体を示し、該運転室
本体8は図8に示す如く、鋼製の薄板をプレス加工して
溶接することにより、前後方向に伸長する長方形状の天
井部8Aと、上下方向に伸長する長方形状の前面部8B
と、前記旋回フレーム4に対しほぼ垂直面となった縦長
な長方形状の後面部8Cと、該後面部8Cおよび前面部
8Bの形状に応じて設けられた略長方形状の左,右の側
面部8D,8D(一方のみ図示)等からなる箱形状のキ
ャブボックスとして形成されている。また、該運転室本
体8の左の側面部8Dにはドア9が設けられ、運転室本
体8の下面側には床板用ブラケット8Eを介して運転室
本体8の一部を構成する床板10が取付けられている。
【0005】11,11,…は旋回フレーム4上で運転
室本体8を弾性的に支持した下部緩衝支持体を示し、該
各下部緩衝支持体11は図8、図9に示す如く、後述の
各防振ゴム12、スペーサ13および各ストッパ14等
から構成されている。そして、該各下部緩衝支持体11
は運転室本体8の床板10と旋回フレーム4との間に
前,後、左,右に離間して合計4個(2個のみ図示)設
けられ、旋回フレーム4からの振動が運転室本体8に伝
わるのを減衰させるようにしている。
室本体8を弾性的に支持した下部緩衝支持体を示し、該
各下部緩衝支持体11は図8、図9に示す如く、後述の
各防振ゴム12、スペーサ13および各ストッパ14等
から構成されている。そして、該各下部緩衝支持体11
は運転室本体8の床板10と旋回フレーム4との間に
前,後、左,右に離間して合計4個(2個のみ図示)設
けられ、旋回フレーム4からの振動が運転室本体8に伝
わるのを減衰させるようにしている。
【0006】12,12は防振ゴムを示し、該各防振ゴ
ム12は合成ゴム等の弾性材料により短尺かつ厚肉な円
柱状に形成され、その中心部には図9に示す如く軸方向
に伸長する挿通穴12Aが穿設されている。そして、該
各防振ゴム12は旋回フレーム4の上面部4Aに穿設さ
れた取付穴4Bと同軸をなすように配設され、旋回フレ
ーム4の上面部4Aを上下方向から挟持している。
ム12は合成ゴム等の弾性材料により短尺かつ厚肉な円
柱状に形成され、その中心部には図9に示す如く軸方向
に伸長する挿通穴12Aが穿設されている。そして、該
各防振ゴム12は旋回フレーム4の上面部4Aに穿設さ
れた取付穴4Bと同軸をなすように配設され、旋回フレ
ーム4の上面部4Aを上下方向から挟持している。
【0007】13は軸方向にボルト挿通穴13Aを有す
る金属製の筒体からなるスペーサで、該スペーサ13は
長さ方向中間部が旋回フレーム4の取付穴4B内に遊嵌
され、上,下両端側が各防振ゴム12の挿通穴12A内
に嵌合されている。また、該スペーサ13は上,下両端
側の端面が後述する各ストッパ14の底部14Bに当接
している。
る金属製の筒体からなるスペーサで、該スペーサ13は
長さ方向中間部が旋回フレーム4の取付穴4B内に遊嵌
され、上,下両端側が各防振ゴム12の挿通穴12A内
に嵌合されている。また、該スペーサ13は上,下両端
側の端面が後述する各ストッパ14の底部14Bに当接
している。
【0008】14,14は金属板等をプレス成形するこ
とにより有底筒状に形成されたストッパで、該各ストッ
パ14は図9に示す如く、防振ゴム12よりも大径な円
板状に形成され、中央にボルト挿通穴14Aが穿設され
た底部14Bと、該底部14Bの外周側から軸方向に延
設され、防振ゴム12よりも短尺な長さ寸法を有した筒
部14Cとからなり、該筒部14Cの先端側は開口部1
4Dとなっている。そして、該各ストッパ14は各防振
ゴム12を介して旋回フレーム4の上面部4Aを挟んで
互いの開口部14Dを対向させ、上,下の各防振ゴム1
2を外側から覆うように取付けられている。
とにより有底筒状に形成されたストッパで、該各ストッ
パ14は図9に示す如く、防振ゴム12よりも大径な円
板状に形成され、中央にボルト挿通穴14Aが穿設され
た底部14Bと、該底部14Bの外周側から軸方向に延
設され、防振ゴム12よりも短尺な長さ寸法を有した筒
部14Cとからなり、該筒部14Cの先端側は開口部1
4Dとなっている。そして、該各ストッパ14は各防振
ゴム12を介して旋回フレーム4の上面部4Aを挟んで
互いの開口部14Dを対向させ、上,下の各防振ゴム1
2を外側から覆うように取付けられている。
【0009】15,15,…はボルトで、該各ボルト1
5は床板用ブラケット8Eの各ボルト挿通穴8Fに運転
室本体8の内側から差込まれ、各スペーサ13のボルト
挿通穴13A、床板10の各ボルト挿通穴10A、旋回
フレーム4の上面部4Aの各取付穴4B内を伸長し、下
部緩衝支持体11の下側、すなわちストッパ14の底部
14B下側からナット16を螺合させて締付けることに
より、運転室本体8を旋回フレーム4上に位置決めして
いる。
5は床板用ブラケット8Eの各ボルト挿通穴8Fに運転
室本体8の内側から差込まれ、各スペーサ13のボルト
挿通穴13A、床板10の各ボルト挿通穴10A、旋回
フレーム4の上面部4Aの各取付穴4B内を伸長し、下
部緩衝支持体11の下側、すなわちストッパ14の底部
14B下側からナット16を螺合させて締付けることに
より、運転室本体8を旋回フレーム4上に位置決めして
いる。
【0010】17は上部旋回体3の前部に設けられた作
業装置を示し、該作業装置17は、旋回フレーム4の一
部をなす高剛性のブラケット部(図示せず)に俯仰動可
能に設けられたブーム17Aと、該ブーム17Aの先端
に俯仰動可能に設けられたアーム17Bと、該アーム1
7Bの先端に回動可能に設けられたバックホウ式のバケ
ット17Cとからなり、これらのブーム17A,アーム
17B,バケット17Cはブームシリンダ17D,アー
ムシリンダ17E,バケットシリンダ17Fによってそ
れぞれ作動されるようになっている。そして、該作業装
置17は土砂等の掘削作業時に、ブームシリンダ17
D,アームシリンダ17Eによってブーム17A,アー
ム17Bを俯仰動させつつ、バケットシリンダ17Fに
よってバケット17Cを回動させ、該バケット17Cに
より土砂等を掘削するようになっている。
業装置を示し、該作業装置17は、旋回フレーム4の一
部をなす高剛性のブラケット部(図示せず)に俯仰動可
能に設けられたブーム17Aと、該ブーム17Aの先端
に俯仰動可能に設けられたアーム17Bと、該アーム1
7Bの先端に回動可能に設けられたバックホウ式のバケ
ット17Cとからなり、これらのブーム17A,アーム
17B,バケット17Cはブームシリンダ17D,アー
ムシリンダ17E,バケットシリンダ17Fによってそ
れぞれ作動されるようになっている。そして、該作業装
置17は土砂等の掘削作業時に、ブームシリンダ17
D,アームシリンダ17Eによってブーム17A,アー
ム17Bを俯仰動させつつ、バケットシリンダ17Fに
よってバケット17Cを回動させ、該バケット17Cに
より土砂等を掘削するようになっている。
【0011】このように構成される油圧ショベルでは、
上部旋回体3の機械室5内に原動機および該原動機によ
って駆動される油圧ポンプ(いずれも図示せず)を設
け、該油圧ポンプから吐出される圧油を下部走行体1の
走行用油圧モータ(図示せず)および作業装置17の各
シリンダ17D,17E,17F等に給排することによ
り、これらを作動させ、車両を走行させたり、土砂等の
掘削作業を行ったりするようにしている。
上部旋回体3の機械室5内に原動機および該原動機によ
って駆動される油圧ポンプ(いずれも図示せず)を設
け、該油圧ポンプから吐出される圧油を下部走行体1の
走行用油圧モータ(図示せず)および作業装置17の各
シリンダ17D,17E,17F等に給排することによ
り、これらを作動させ、車両を走行させたり、土砂等の
掘削作業を行ったりするようにしている。
【0012】そして、運転室本体8の床板10と旋回フ
レーム4との間に設けた各下部緩衝支持体11は、エン
ジンからの振動、走行時の振動および作業時の掘削反力
等による振動が旋回フレーム4側から運転室本体8に伝
わるのを各防振ゴム12によって緩衝し、このときの振
動および騒音を軽減して運転室6の乗り心地を悪化させ
ないようにしている。
レーム4との間に設けた各下部緩衝支持体11は、エン
ジンからの振動、走行時の振動および作業時の掘削反力
等による振動が旋回フレーム4側から運転室本体8に伝
わるのを各防振ゴム12によって緩衝し、このときの振
動および騒音を軽減して運転室6の乗り心地を悪化させ
ないようにしている。
【0013】また、各下部緩衝支持体11は図9に示す
如く、各ストッパ14の開口部14Dを旋回フレーム4
の上面部4Aに対して、例えば2〜3mm程度の隙間Sを
もって対面させ、運転室本体8がこの隙間Sを越えて
左,右方向に横揺れ(ローリング)したりするのを規制
しており、これによって運転室本体8がブームシリンダ
17D等の周囲部材に衝突して破損事故を起こすのを防
止できるようにしている。
如く、各ストッパ14の開口部14Dを旋回フレーム4
の上面部4Aに対して、例えば2〜3mm程度の隙間Sを
もって対面させ、運転室本体8がこの隙間Sを越えて
左,右方向に横揺れ(ローリング)したりするのを規制
しており、これによって運転室本体8がブームシリンダ
17D等の周囲部材に衝突して破損事故を起こすのを防
止できるようにしている。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述した従
来技術では、旋回フレーム4の上面部4A上で運転室本
体8の床板10との間に、例えば4個の下部緩衝支持体
11,11,…を配設し、運転室6に外部からの振動が
伝わるのを防止するようにしているものの、実際には下
記のような固有振動数に基づいた問題が生じている。
来技術では、旋回フレーム4の上面部4A上で運転室本
体8の床板10との間に、例えば4個の下部緩衝支持体
11,11,…を配設し、運転室6に外部からの振動が
伝わるのを防止するようにしているものの、実際には下
記のような固有振動数に基づいた問題が生じている。
【0015】即ち、運転室6の重量W、各下部緩衝支持
体11の合計のばね定数k、重力加速度Gとすると、運
転室6の上下方向の固有振動数fは、
体11の合計のばね定数k、重力加速度Gとすると、運
転室6の上下方向の固有振動数fは、
【0016】
【数1】 で表わされる。
【0017】ここで、運転室本体8を図10に示すよう
な1自由度系の振動モデルで近似し、下側から振幅a 0
の強制振動a0 cosωtが上下方向に加えられたと
き、運転室6に伝達される振動の振幅をaとすると、振
動伝達率τは、
な1自由度系の振動モデルで近似し、下側から振幅a 0
の強制振動a0 cosωtが上下方向に加えられたと
き、運転室6に伝達される振動の振幅をaとすると、振
動伝達率τは、
【0018】
【数2】 で表わされる。
【0019】このとき、振動数比ηと振動伝達率τとの
関係は、図11に示す特性線の如く、振動数比ηがη=
1前,後のときに共振によって振動が増大し、振動数比
ηが大きくなり、特に√2以上であれば、振動伝達率τ
が1以下となって振動が伝わりにくくなることが分か
る。
関係は、図11に示す特性線の如く、振動数比ηがη=
1前,後のときに共振によって振動が増大し、振動数比
ηが大きくなり、特に√2以上であれば、振動伝達率τ
が1以下となって振動が伝わりにくくなることが分か
る。
【0020】そして、運転室6全体の重量Wが400〜
500kg、各下部緩衝支持体11の合計のばね定数k
が2000〜8000kgf/cmの条件では、前記数
1より、運転室6の固有振動数fは約20〜45Hzと
なる。
500kg、各下部緩衝支持体11の合計のばね定数k
が2000〜8000kgf/cmの条件では、前記数
1より、運転室6の固有振動数fは約20〜45Hzと
なる。
【0021】しかし、油圧ショベルの作動時、特に走行
時の振動には5〜9Hzの振動が多く含まれるため、運
転室6の固有振動数fが前記の範囲にあると振動数比η
が0.11〜0.45となり、振動伝達率τが1以上に
なって振動緩衝効果は得られず乗り心地を悪化させると
いう問題がある。
時の振動には5〜9Hzの振動が多く含まれるため、運
転室6の固有振動数fが前記の範囲にあると振動数比η
が0.11〜0.45となり、振動伝達率τが1以上に
なって振動緩衝効果は得られず乗り心地を悪化させると
いう問題がある。
【0022】従って、油圧ショベルの走行時の5〜9H
zの振動について、振動伝達率τを1以下にするために
は、運転室6の固有振動数fが3.5Hz以下となるよ
うに、各下部緩衝支持体11のばね定数kを小さくする
必要がある。しかし、こうした場合には上下方向の振動
は減衰できるものの、旋回フレーム4上で運転室6が前
後方向に振動するピッチングや運転室6が左右方向に振
動するローリングが大きくなり、乗り心地を悪化させて
しまう。
zの振動について、振動伝達率τを1以下にするために
は、運転室6の固有振動数fが3.5Hz以下となるよ
うに、各下部緩衝支持体11のばね定数kを小さくする
必要がある。しかし、こうした場合には上下方向の振動
は減衰できるものの、旋回フレーム4上で運転室6が前
後方向に振動するピッチングや運転室6が左右方向に振
動するローリングが大きくなり、乗り心地を悪化させて
しまう。
【0023】また、このピッチングやローリングが大き
くなったときには、運転室本体8がブームシリンダ17
D等の周囲部材に衝突して破損事故を起こしてしまうの
で、図9に示す如く各ストッパ14の開口部14Dと旋
回フレーム4の上面部4Aとの隙間Sを、例えば2〜3
mm程度に設定しており、この隙間Sを越えて運転室本体
8が振動すると、各ストッパ14の開口部14Dが旋回
フレーム4の上面部4Aに衝突して、旋回フレーム4か
らの振動が運転室本体8に直接伝わり、運転室6の乗り
心地が非常に悪くなるという問題がある。
くなったときには、運転室本体8がブームシリンダ17
D等の周囲部材に衝突して破損事故を起こしてしまうの
で、図9に示す如く各ストッパ14の開口部14Dと旋
回フレーム4の上面部4Aとの隙間Sを、例えば2〜3
mm程度に設定しており、この隙間Sを越えて運転室本体
8が振動すると、各ストッパ14の開口部14Dが旋回
フレーム4の上面部4Aに衝突して、旋回フレーム4か
らの振動が運転室本体8に直接伝わり、運転室6の乗り
心地が非常に悪くなるという問題がある。
【0024】本発明は上述した従来技術の問題に鑑みな
されたもので、本発明は走行時に旋回フレームから運転
室本体に伝達される上,下振動を軽減し、作業時には運
転室本体が前,後、左,右に振動して、ピッチングやロ
ーリングを起こすのを防止でき、走行時および作業時の
乗り心地を向上できるようにした運転室付き作業機を提
供することを目的としている。
されたもので、本発明は走行時に旋回フレームから運転
室本体に伝達される上,下振動を軽減し、作業時には運
転室本体が前,後、左,右に振動して、ピッチングやロ
ーリングを起こすのを防止でき、走行時および作業時の
乗り心地を向上できるようにした運転室付き作業機を提
供することを目的としている。
【0025】
【課題を解決するための手段】上述した課題を解決する
ために、請求項1に記載の発明では、作業機本体のフレ
ームと、該フレーム上に配設され、下面側に床板が設け
られた箱形状の運転室本体と、該運転室本体の床板とフ
レームとの間に複数個設けられ、前記フレームからの振
動が該運転室本体に伝わるのを緩衝する下部緩衝支持体
とからなる運転室付き作業機において、前記下部緩衝支
持体は、一端側が底部となり、他端側が開口端となって
内部に磁性流体が封入された有底筒状のケーシングと、
弾性材料によって形成され、該ケーシングの開口端側を
閉塞するように該ケーシングの開口端側に固着された弾
性体と、該弾性体に一体的に設けられ、一端側が前記ケ
ーシング内に挿入され、他端側が前記ケーシングから外
部に突出したシャフトと、該シャフトの一端側に設けら
れ、該シャフトとケーシングとが相対変位するときに、
該ケーシング内の磁性流体に流れ抵抗を発生させる流れ
抵抗発生手段と、外部からの制御信号に応じた磁界を発
生させることにより、前記ケーシング内に封入した磁性
流体の粘度を変化させる磁界発生手段とから構成し、か
つ前記下部緩衝支持体のケーシングは前記フレームと運
転室本体とのいずれか一方に設け、他方に前記シャフト
の突出端側を設けてなる構成を採用している。
ために、請求項1に記載の発明では、作業機本体のフレ
ームと、該フレーム上に配設され、下面側に床板が設け
られた箱形状の運転室本体と、該運転室本体の床板とフ
レームとの間に複数個設けられ、前記フレームからの振
動が該運転室本体に伝わるのを緩衝する下部緩衝支持体
とからなる運転室付き作業機において、前記下部緩衝支
持体は、一端側が底部となり、他端側が開口端となって
内部に磁性流体が封入された有底筒状のケーシングと、
弾性材料によって形成され、該ケーシングの開口端側を
閉塞するように該ケーシングの開口端側に固着された弾
性体と、該弾性体に一体的に設けられ、一端側が前記ケ
ーシング内に挿入され、他端側が前記ケーシングから外
部に突出したシャフトと、該シャフトの一端側に設けら
れ、該シャフトとケーシングとが相対変位するときに、
該ケーシング内の磁性流体に流れ抵抗を発生させる流れ
抵抗発生手段と、外部からの制御信号に応じた磁界を発
生させることにより、前記ケーシング内に封入した磁性
流体の粘度を変化させる磁界発生手段とから構成し、か
つ前記下部緩衝支持体のケーシングは前記フレームと運
転室本体とのいずれか一方に設け、他方に前記シャフト
の突出端側を設けてなる構成を採用している。
【0026】また、請求項2に記載の発明では、前記作
業機本体に、作業機本体の運転状態を検出する運転状態
検出手段と、該運転状態検出手段からの信号に基づいた
制御信号を前記磁界発生手段に出力する制御信号出力手
段とを設けてなる構成を採用している。
業機本体に、作業機本体の運転状態を検出する運転状態
検出手段と、該運転状態検出手段からの信号に基づいた
制御信号を前記磁界発生手段に出力する制御信号出力手
段とを設けてなる構成を採用している。
【0027】さらに、請求項3に記載の発明では、前記
運転状態検出手段は、前記運転室本体内に設けられる走
行用レバーの操作位置から作業機の走行,停止状態を検
出する走行・停止状態検出器と、前記運転室本体内に設
けられる作業用レバーの操作位置から作業機の作業,停
止状態を検出する作業・停止状態検出器とから構成して
いる。
運転状態検出手段は、前記運転室本体内に設けられる走
行用レバーの操作位置から作業機の走行,停止状態を検
出する走行・停止状態検出器と、前記運転室本体内に設
けられる作業用レバーの操作位置から作業機の作業,停
止状態を検出する作業・停止状態検出器とから構成して
いる。
【0028】一方、請求項4に記載の発明では、前記作
業機本体に作業装置を設け、前記運転状態検出手段は該
作業装置の作業,停止状態を圧力の変化として検出する
作業・停止状態検出器として構成している。
業機本体に作業装置を設け、前記運転状態検出手段は該
作業装置の作業,停止状態を圧力の変化として検出する
作業・停止状態検出器として構成している。
【0029】また、請求項5に記載の発明では、前記運
転状態検出手段を作業機本体の運転状態に応じた加速度
の変化を検出する加速度検出器として構成している。
転状態検出手段を作業機本体の運転状態に応じた加速度
の変化を検出する加速度検出器として構成している。
【0030】さらに、請求項6に記載の発明では、前記
作業機本体に前記磁界発生手段に制御信号の出力,停止
を行なう手動切換スイッチを設ける構成としている。
作業機本体に前記磁界発生手段に制御信号の出力,停止
を行なう手動切換スイッチを設ける構成としている。
【0031】
【作用】上記構成により、運転室が上下に振動するとき
には、運転室とフレームとの間で下部緩衝支持体のケー
シングとシャフトとが弾性体を介して相対変位するか
ら、前記ケーシング内の磁性流体に流れ抵抗を与えて減
衰力を発生でき、フレーム側からシャフトおよび弾性体
を通じて運転室本体に振動が伝播するのを抑制できる。
そして、前記磁界発生手段によってケーシング内の磁性
流体の粘度を変化させれば、磁性流体の流れ抵抗が変化
するようになるから、これによって、各下部緩衝支持体
のばね定数を変えることができ、減衰力を調整できる。
には、運転室とフレームとの間で下部緩衝支持体のケー
シングとシャフトとが弾性体を介して相対変位するか
ら、前記ケーシング内の磁性流体に流れ抵抗を与えて減
衰力を発生でき、フレーム側からシャフトおよび弾性体
を通じて運転室本体に振動が伝播するのを抑制できる。
そして、前記磁界発生手段によってケーシング内の磁性
流体の粘度を変化させれば、磁性流体の流れ抵抗が変化
するようになるから、これによって、各下部緩衝支持体
のばね定数を変えることができ、減衰力を調整できる。
【0032】また、運転状態検出手段からの信号に基づ
いて制御信号出力手段から作業機の走行時、作業時等の
振動条件に応じた制御信号を出力することにより、磁性
流体の粘度を磁界発生手段からの磁界に基づいて変化さ
せるようにすれば、例えば作業機の走行時と作業時とで
各下部緩衝支持体のばね定数や減衰力を変えることがで
き、常に乗り心地が良好となるように自動調整すること
ができる。
いて制御信号出力手段から作業機の走行時、作業時等の
振動条件に応じた制御信号を出力することにより、磁性
流体の粘度を磁界発生手段からの磁界に基づいて変化さ
せるようにすれば、例えば作業機の走行時と作業時とで
各下部緩衝支持体のばね定数や減衰力を変えることがで
き、常に乗り心地が良好となるように自動調整すること
ができる。
【0033】さらに、走行用レバーの操作位置や作業用
レバーの操作位置から作業機の走行時、作業時等の振動
条件に応じた制御信号を各下部緩衝支持体の磁界発生手
段に向けて出力でき、各下部緩衝支持体のばね定数や減
衰力を走行時と作業時とで最適に制御することができ
る。
レバーの操作位置から作業機の走行時、作業時等の振動
条件に応じた制御信号を各下部緩衝支持体の磁界発生手
段に向けて出力でき、各下部緩衝支持体のばね定数や減
衰力を走行時と作業時とで最適に制御することができ
る。
【0034】一方、前記作業機本体に作業装置を設け、
前記運転状態検出手段は該作業装置の作業,停止状態を
圧力の変化として検出する作業・停止状態検出器として
構成しても、作業機の走行時、作業時等の振動条件に応
じた制御信号を各下部緩衝支持体の磁界発生手段に向け
て出力でき、各下部緩衝支持体のばね定数や減衰力を走
行時と作業時とで最適に制御することができる。
前記運転状態検出手段は該作業装置の作業,停止状態を
圧力の変化として検出する作業・停止状態検出器として
構成しても、作業機の走行時、作業時等の振動条件に応
じた制御信号を各下部緩衝支持体の磁界発生手段に向け
て出力でき、各下部緩衝支持体のばね定数や減衰力を走
行時と作業時とで最適に制御することができる。
【0035】また、前記運転状態検出手段を作業機本体
の運転状態に応じた加速度の変化を検出する加速度検出
器として構成すれば、作業機を運転して実際に検出した
振動による加速度から各下部緩衝支持体のばね定数や減
衰力をフィードバック制御することができる。
の運転状態に応じた加速度の変化を検出する加速度検出
器として構成すれば、作業機を運転して実際に検出した
振動による加速度から各下部緩衝支持体のばね定数や減
衰力をフィードバック制御することができる。
【0036】さらに、前記作業機本体に前記磁界発生手
段に制御信号の出力,停止を行なう手動切換スイッチを
設ければ各下部緩衝支持体のばね定数や減衰力を運転者
の好みに応じて切換えることができると共に、構成を簡
略化することができる。
段に制御信号の出力,停止を行なう手動切換スイッチを
設ければ各下部緩衝支持体のばね定数や減衰力を運転者
の好みに応じて切換えることができると共に、構成を簡
略化することができる。
【0037】
【実施例】以下、本発明の実施例を図1ないし図6に基
づき説明する。なお、実施例では前述した従来技術と同
一の構成要素に同一符号を付し、その説明を省略するも
のとする。
づき説明する。なお、実施例では前述した従来技術と同
一の構成要素に同一符号を付し、その説明を省略するも
のとする。
【0038】まず、図1ないし図3は本発明の第1の実
施例を示している。
施例を示している。
【0039】図中、21は本実施例で用いる旋回フレー
ムを示し、該旋回フレーム21は従来技術で述べた旋回
フレーム4とほぼ同様の構成を有するものの、該旋回フ
レーム21の上側には、4隅に取付穴21A,21A,
…(1個のみ図示)が穿設され、該各取付穴21Aには
従来技術による下部緩衝支持体11に代え、本実施例の
下部緩衝支持体22が設けられている。ここで、該下部
緩衝支持体22は図2に示す如く、後述するケーシング
23、磁性流体26、防振ゴム27、ボルト30等から
構成されている。
ムを示し、該旋回フレーム21は従来技術で述べた旋回
フレーム4とほぼ同様の構成を有するものの、該旋回フ
レーム21の上側には、4隅に取付穴21A,21A,
…(1個のみ図示)が穿設され、該各取付穴21Aには
従来技術による下部緩衝支持体11に代え、本実施例の
下部緩衝支持体22が設けられている。ここで、該下部
緩衝支持体22は図2に示す如く、後述するケーシング
23、磁性流体26、防振ゴム27、ボルト30等から
構成されている。
【0040】23は前記下部緩衝支持体22を構成する
ケーシングを示し、該ケーシング23は図2に示す如
く、有底筒状の容器部23Aと、該容器部23Aの上部
で縮径する開口部23Bと、該開口部23Bの上端に形
成された径方向のフランジ部23Cとから構成されてい
る。そして、該ケーシング23のフランジ部23Cはボ
ルト24,24,…、ナット25,25,…を介して旋
回フレーム21に締着されている。
ケーシングを示し、該ケーシング23は図2に示す如
く、有底筒状の容器部23Aと、該容器部23Aの上部
で縮径する開口部23Bと、該開口部23Bの上端に形
成された径方向のフランジ部23Cとから構成されてい
る。そして、該ケーシング23のフランジ部23Cはボ
ルト24,24,…、ナット25,25,…を介して旋
回フレーム21に締着されている。
【0041】26は前記ケーシング23の容器部23A
内に封入された磁性流体で、該磁性流体26は外部から
磁界を与えると磁化し、このときの磁界の大きさに応じ
て粘度が増減するものである。
内に封入された磁性流体で、該磁性流体26は外部から
磁界を与えると磁化し、このときの磁界の大きさに応じ
て粘度が増減するものである。
【0042】27は前記ケーシング23の上端側を閉塞
するようにケーシング23に固着された弾性体としての
防振ゴムを示し、該防振ゴム27は弾性樹脂材料等によ
って大きなボリュームをもって形成され、金属パイプか
らなる芯材28の外周側に焼付け等の手段を用いて一体
化されている。ここで、該防振ゴム27は、下部側がケ
ーシング23の開口部23B内に嵌合され、該開口部2
3Bを閉塞した筒状部27Aと、該筒状部27Aの上部
側に一体形成され、径方向に延在した円錐状部27Bと
からなり、該円錐状部27Bはケーシング23のフラン
ジ部23C上に張出すことにより、防振ゴム27をケー
シング23上に位置決めし、後述のストッパ部材35が
ケーシング23に衝突するのを防止している。
するようにケーシング23に固着された弾性体としての
防振ゴムを示し、該防振ゴム27は弾性樹脂材料等によ
って大きなボリュームをもって形成され、金属パイプか
らなる芯材28の外周側に焼付け等の手段を用いて一体
化されている。ここで、該防振ゴム27は、下部側がケ
ーシング23の開口部23B内に嵌合され、該開口部2
3Bを閉塞した筒状部27Aと、該筒状部27Aの上部
側に一体形成され、径方向に延在した円錐状部27Bと
からなり、該円錐状部27Bはケーシング23のフラン
ジ部23C上に張出すことにより、防振ゴム27をケー
シング23上に位置決めし、後述のストッパ部材35が
ケーシング23に衝突するのを防止している。
【0043】また、防振ゴム27の筒状部27Aはケー
シング23の開口部23B内に弾性変形状態で挿入さ
れ、例えば運転室本体8が旋回フレーム21上で水平方
向に振動するときには、この振動を筒状部27Aが径方
向に弾性変形することにより緩衝することができる。一
方、前記芯材28の内周側はボルト挿通穴29となり、
後述のボルト30が遊嵌状態で挿入される。
シング23の開口部23B内に弾性変形状態で挿入さ
れ、例えば運転室本体8が旋回フレーム21上で水平方
向に振動するときには、この振動を筒状部27Aが径方
向に弾性変形することにより緩衝することができる。一
方、前記芯材28の内周側はボルト挿通穴29となり、
後述のボルト30が遊嵌状態で挿入される。
【0044】30は前記防振ゴム27に一体的に設けら
れたシャフトとしてのボルトを示し、該ボルト30は下
端側の頭部30Aが容器部23A内に挿入され、中間部
は防振ゴム27の芯材28内に挿通されている。そし
て、該ボルト30の上端側はねじ部30Bとなってケー
シング23外に突出し、該ねじ部30Bにナット31を
締着することにより、運転室本体8の床板用ブラケット
8Eまたは床板10に固着されている。
れたシャフトとしてのボルトを示し、該ボルト30は下
端側の頭部30Aが容器部23A内に挿入され、中間部
は防振ゴム27の芯材28内に挿通されている。そし
て、該ボルト30の上端側はねじ部30Bとなってケー
シング23外に突出し、該ねじ部30Bにナット31を
締着することにより、運転室本体8の床板用ブラケット
8Eまたは床板10に固着されている。
【0045】32は前記ボルト30の下端側に設けられ
た流れ抵抗発生手段としての緩衝板で、該緩衝板32は
中央に取付穴32Aが穿設された円板状の取付部32B
と、該取付部32Bの外周側に一体形成され、頭部30
Aとほぼ面一となった環状の抵抗発生部32Cとからな
る。そして、該緩衝板32は、旋回フレーム21上で運
転室本体8が上,下に振動すると、防振ゴム27の芯材
28、ボルト30と一体となって容器部23A内の磁性
流体26中で上,下に変位し、抵抗発生部32Cが磁性
流体26の粘性抵抗による減衰力を発生する。また、該
緩衝板32は過大な振幅の振動が加えられたときに、抵
抗発生部32Cが容器部23Aの上端または底部に当接
してストロークエンドを規制する。
た流れ抵抗発生手段としての緩衝板で、該緩衝板32は
中央に取付穴32Aが穿設された円板状の取付部32B
と、該取付部32Bの外周側に一体形成され、頭部30
Aとほぼ面一となった環状の抵抗発生部32Cとからな
る。そして、該緩衝板32は、旋回フレーム21上で運
転室本体8が上,下に振動すると、防振ゴム27の芯材
28、ボルト30と一体となって容器部23A内の磁性
流体26中で上,下に変位し、抵抗発生部32Cが磁性
流体26の粘性抵抗による減衰力を発生する。また、該
緩衝板32は過大な振幅の振動が加えられたときに、抵
抗発生部32Cが容器部23Aの上端または底部に当接
してストロークエンドを規制する。
【0046】33は磁界発生手段としての電磁コイルを
示し、該電磁コイル33は樹脂モールド34によって容
器部23Aの内周側に一体的に設けられ、後述する外部
のコントローラ41から制御信号が出力されることによ
り、制御信号の電流値に応じた磁界を容器部23Aの軸
方向に発生させる。
示し、該電磁コイル33は樹脂モールド34によって容
器部23Aの内周側に一体的に設けられ、後述する外部
のコントローラ41から制御信号が出力されることによ
り、制御信号の電流値に応じた磁界を容器部23Aの軸
方向に発生させる。
【0047】35は床板用ブラケット8Eと防振ゴム2
7との間に設けられたストッパ部材を示し、該ストッパ
部材35は中央に取付穴35Aが穿設された円板状の取
付部35Bと、該取付部35Bの外周側に一体形成され
た環状の鍔部35Cとから段付円板状に形成されてい
る。そして、該ストッパ部材35は前述した緩衝板32
と同様に、過大な振動に対して鍔部35Cが防振ゴム2
7の円錐状部27Bを介してフランジ部23Cに当接
し、旋回フレーム21上で運転室本体8が振動するとき
の変位幅を一定範囲内に制限している。
7との間に設けられたストッパ部材を示し、該ストッパ
部材35は中央に取付穴35Aが穿設された円板状の取
付部35Bと、該取付部35Bの外周側に一体形成され
た環状の鍔部35Cとから段付円板状に形成されてい
る。そして、該ストッパ部材35は前述した緩衝板32
と同様に、過大な振動に対して鍔部35Cが防振ゴム2
7の円錐状部27Bを介してフランジ部23Cに当接
し、旋回フレーム21上で運転室本体8が振動するとき
の変位幅を一定範囲内に制限している。
【0048】以上に述べた下部緩衝支持体22は、運転
室本体8と旋回フレーム21とが上、下に振動すると、
該旋回フレーム21と運転室本体8との間で防振ゴム2
7が弾性変形しながら振動を吸収するとともに、ケーシ
ング23内の磁性流体26中を緩衝板32が移動すると
きの流れ抵抗によって減衰力を発生でき、旋回フレーム
21側から運転室本体8側に伝播する振動を抑制でき
る。
室本体8と旋回フレーム21とが上、下に振動すると、
該旋回フレーム21と運転室本体8との間で防振ゴム2
7が弾性変形しながら振動を吸収するとともに、ケーシ
ング23内の磁性流体26中を緩衝板32が移動すると
きの流れ抵抗によって減衰力を発生でき、旋回フレーム
21側から運転室本体8側に伝播する振動を抑制でき
る。
【0049】ここで、電磁コイル33にコントローラ4
1からの制御信号を出力すると、ケーシング23の容器
部23A内に磁界が発生し、この磁界によって磁性流体
26が磁化されて粘度が増大するため、容器部23A内
で磁性流体26の流れ抵抗が増大し、ケーシング23と
ボルト30との緩衝板32を介した相対変位に大きな抵
抗を与え、下部緩衝支持体22のばね定数や減衰力は大
きくなる。
1からの制御信号を出力すると、ケーシング23の容器
部23A内に磁界が発生し、この磁界によって磁性流体
26が磁化されて粘度が増大するため、容器部23A内
で磁性流体26の流れ抵抗が増大し、ケーシング23と
ボルト30との緩衝板32を介した相対変位に大きな抵
抗を与え、下部緩衝支持体22のばね定数や減衰力は大
きくなる。
【0050】一方、コントローラ41から電磁コイル3
3への制御信号の出力を停止させれば、容器部23A内
の磁界がなくなり、磁性流体26の粘度が減少するか
ら、容器部23A内での磁性流体26の流れ抵抗が小さ
くなることによって、緩衝板32の変位に対する抵抗は
小さくなり、下部緩衝支持体22のばね定数や減衰力は
小さくなる。
3への制御信号の出力を停止させれば、容器部23A内
の磁界がなくなり、磁性流体26の粘度が減少するか
ら、容器部23A内での磁性流体26の流れ抵抗が小さ
くなることによって、緩衝板32の変位に対する抵抗は
小さくなり、下部緩衝支持体22のばね定数や減衰力は
小さくなる。
【0051】従って、電磁コイル33に制御信号を出力
したり,停止させたりすることにより、各下部緩衝支持
体22のばね定数や減衰力を可変に調整できる。
したり,停止させたりすることにより、各下部緩衝支持
体22のばね定数や減衰力を可変に調整できる。
【0052】次に、36は運転状態検出手段の走行・停
止状態検出器を構成する走行レバーセンサを示し、該走
行レバーセンサ36は走行用レバーの操作量αを電気的
に検出するポテンショメータまたは走行用パイロット管
路(いずれも図示せず)内のパイロット圧を操作量αと
して検出する圧力センサ等によって構成されている。そ
して、該走行レバーセンサ36は走行用レバーの操作量
αに対応した検出信号をコントローラ41に出力し、こ
のコントローラ41によって油圧ショベル(以下、車両
という)が走行を開始する走行起動時であるか、通常の
走行状態である定常走行時であるか、走行状態から停止
させるときであるか、または車両の停止時であるか否か
を判別させる。
止状態検出器を構成する走行レバーセンサを示し、該走
行レバーセンサ36は走行用レバーの操作量αを電気的
に検出するポテンショメータまたは走行用パイロット管
路(いずれも図示せず)内のパイロット圧を操作量αと
して検出する圧力センサ等によって構成されている。そ
して、該走行レバーセンサ36は走行用レバーの操作量
αに対応した検出信号をコントローラ41に出力し、こ
のコントローラ41によって油圧ショベル(以下、車両
という)が走行を開始する走行起動時であるか、通常の
走行状態である定常走行時であるか、走行状態から停止
させるときであるか、または車両の停止時であるか否か
を判別させる。
【0053】37はブームレバーセンサ、38はアーム
レバーセンサ、39はバケットレバーセンサ、40は旋
回レバーセンサを示し、該各センサ37〜40は前記走
行レバーセンサ36とほぼ同様に、ポテンショメータま
たは圧力センサ等によって構成され、それぞれの操作レ
バー(いずれも図示せず)が中立位置から傾転操作され
たか否かを検出する。そして、該各センサ37〜40は
運転状態検出手段の作業・停止状態検出器を構成し、例
えば作業装置17によって土砂等の掘削作業を行う作業
時であるか、作業停止時であるかをコントローラ41に
判別させるようになっている。
レバーセンサ、39はバケットレバーセンサ、40は旋
回レバーセンサを示し、該各センサ37〜40は前記走
行レバーセンサ36とほぼ同様に、ポテンショメータま
たは圧力センサ等によって構成され、それぞれの操作レ
バー(いずれも図示せず)が中立位置から傾転操作され
たか否かを検出する。そして、該各センサ37〜40は
運転状態検出手段の作業・停止状態検出器を構成し、例
えば作業装置17によって土砂等の掘削作業を行う作業
時であるか、作業停止時であるかをコントローラ41に
判別させるようになっている。
【0054】41はマイクロコンピュータ等からなる制
御信号出力手段としてのコントローラを示し、該コント
ローラ41は図1に示すように入力側が前記各センサ3
6〜40に接続され、出力側が前記電磁コイル33に接
続されている。そして、該コントローラ41はその記憶
回路内に図3に示すプログラム等を格納し、電磁コイル
33に出力する制御信号の制御処理等を行う。また、該
コントローラ41の記憶回路にはその記憶エリア41A
内に、走行用レバーの操作量αが一定の範囲内にあると
きにこれを不感帯とする許容値α0 等が格納され、走行
レバーセンサ36からの操作量αが許容値α0 より小さ
いときには、下部走行体1を停止させるときか、走行起
動させるときであることを判定できるようにしている。
御信号出力手段としてのコントローラを示し、該コント
ローラ41は図1に示すように入力側が前記各センサ3
6〜40に接続され、出力側が前記電磁コイル33に接
続されている。そして、該コントローラ41はその記憶
回路内に図3に示すプログラム等を格納し、電磁コイル
33に出力する制御信号の制御処理等を行う。また、該
コントローラ41の記憶回路にはその記憶エリア41A
内に、走行用レバーの操作量αが一定の範囲内にあると
きにこれを不感帯とする許容値α0 等が格納され、走行
レバーセンサ36からの操作量αが許容値α0 より小さ
いときには、下部走行体1を停止させるときか、走行起
動させるときであることを判定できるようにしている。
【0055】本実施例は以上に述べた構成を有するもの
で、つぎにコントローラ41による下部緩衝支持体22
の減衰力制御処理について説明する。
で、つぎにコントローラ41による下部緩衝支持体22
の減衰力制御処理について説明する。
【0056】まず、処理動作がスタートすると、ステッ
プ1で走行レバーセンサ36から走行用レバーの操作量
αを読込み、ステップ2ではこの操作量αが前記許容値
α0よりも大きいか否かを判定し、「YES」と判定し
たときには下部走行体1が走行状態にあると判定できる
から、ステップ3に移行して下部緩衝支持体22の電磁
コイル33への制御信号の出力を停止し、各下部緩衝支
持体22の減衰力(抵抗力)を小さくする「減衰力小制
御」を行い、ステップ4に移行してリターンする。
プ1で走行レバーセンサ36から走行用レバーの操作量
αを読込み、ステップ2ではこの操作量αが前記許容値
α0よりも大きいか否かを判定し、「YES」と判定し
たときには下部走行体1が走行状態にあると判定できる
から、ステップ3に移行して下部緩衝支持体22の電磁
コイル33への制御信号の出力を停止し、各下部緩衝支
持体22の減衰力(抵抗力)を小さくする「減衰力小制
御」を行い、ステップ4に移行してリターンする。
【0057】一方、ステップ2で「NO」と判定したと
きには、走行レバーセンサ36の操作量αが許容値α0
以下となり、下部走行体1を停止させるとき(または走
行起動させるとき)であると判定できるから、ステップ
5に移行して操作量αが零(α=0)であるか否かを判
定し、「YES」と判定したときには下部走行体1が停
止しているのでステップ6に移行し、走行用レバーを除
いた他の作業用レバー(以下、「他の操作レバー」とい
う)が操作されているか否かを判定する。
きには、走行レバーセンサ36の操作量αが許容値α0
以下となり、下部走行体1を停止させるとき(または走
行起動させるとき)であると判定できるから、ステップ
5に移行して操作量αが零(α=0)であるか否かを判
定し、「YES」と判定したときには下部走行体1が停
止しているのでステップ6に移行し、走行用レバーを除
いた他の作業用レバー(以下、「他の操作レバー」とい
う)が操作されているか否かを判定する。
【0058】そして、ステップ6で「YES」と判定し
た場合には、下部走行体1が停止状態で、作業装置17
を作動させて掘削等の作業を行っていると判定できるか
ら、ステップ7に移行して下部緩衝支持体22の電磁コ
イル33に制御信号を出力し、下部緩衝支持体22の減
衰力(抵抗力)を大きくする「減衰力大制御」を行い、
ステップ4に移行してリターンする。
た場合には、下部走行体1が停止状態で、作業装置17
を作動させて掘削等の作業を行っていると判定できるか
ら、ステップ7に移行して下部緩衝支持体22の電磁コ
イル33に制御信号を出力し、下部緩衝支持体22の減
衰力(抵抗力)を大きくする「減衰力大制御」を行い、
ステップ4に移行してリターンする。
【0059】また、ステップ5で「NO」と判定した場
合は、操作量αが許容値α0 の範囲内で操作され、下部
走行体1を停止させようとしているときか、または走行
起動させているときであると判定できるから、ステップ
7へ移行して「減衰力大制御」を行う。
合は、操作量αが許容値α0 の範囲内で操作され、下部
走行体1を停止させようとしているときか、または走行
起動させているときであると判定できるから、ステップ
7へ移行して「減衰力大制御」を行う。
【0060】さらに、ステップ6で「NO」と判定した
場合には、下部走行体1が停止状態で、作業装置17等
も作動していない状態であるから、運転室本体8に作用
する振動要因はなく、各下部緩衝支持体22に対する減
衰力制御を行うことなく、ステップ4に移行してリター
ンする。
場合には、下部走行体1が停止状態で、作業装置17等
も作動していない状態であるから、運転室本体8に作用
する振動要因はなく、各下部緩衝支持体22に対する減
衰力制御を行うことなく、ステップ4に移行してリター
ンする。
【0061】かくして、本実施例によれば、旋回フレー
ム21と運転室本体8との間に下部緩衝支持体22,2
2,…を設け、該各下部緩衝支持体22は電磁コイル3
3に制御信号を供給,停止させることによりケーシング
23内の磁性流体26の粘度を増減させ、該磁性流体2
6内を移動する緩衝板32への流れ抵抗を変化させてば
ね定数および減衰力を変化させられるようにしたから、
油圧ショベルの走行時には各下部緩衝支持体22のばね
定数を小さくすることにより、旋回フレーム21から運
転室本体8に伝達される上,下振動を軽減でき、走行時
の乗り心地を大幅に向上させることができる。また、作
業装置17等を動作させる作業時には各下部緩衝支持体
22のばね定数を大きくして、旋回フレーム21上で運
転室本体8が相対変位するのを規制でき、該運転室本体
8が前,後、左,右に振動するピッチングやローリング
を起こすのを確実に防止できる。
ム21と運転室本体8との間に下部緩衝支持体22,2
2,…を設け、該各下部緩衝支持体22は電磁コイル3
3に制御信号を供給,停止させることによりケーシング
23内の磁性流体26の粘度を増減させ、該磁性流体2
6内を移動する緩衝板32への流れ抵抗を変化させてば
ね定数および減衰力を変化させられるようにしたから、
油圧ショベルの走行時には各下部緩衝支持体22のばね
定数を小さくすることにより、旋回フレーム21から運
転室本体8に伝達される上,下振動を軽減でき、走行時
の乗り心地を大幅に向上させることができる。また、作
業装置17等を動作させる作業時には各下部緩衝支持体
22のばね定数を大きくして、旋回フレーム21上で運
転室本体8が相対変位するのを規制でき、該運転室本体
8が前,後、左,右に振動するピッチングやローリング
を起こすのを確実に防止できる。
【0062】また、本実施例では、各センサ36〜40
からの信号に基づいてコントローラ41から各下部緩衝
支持体22に向けて制御信号を出力し、各下部緩衝支持
体22のばね定数を制御する構成としたことにより、走
行用レバーの操作位置や作業用レバーの操作位置に応じ
て油圧ショベルの通常の走行時、走行起動または停止
時、作業時等の振動条件に応じた制御信号をコントロー
ラ41から各下部緩衝支持体22に向けて出力し、各下
部緩衝支持体22のばね定数を適切に制御することがで
き、常に乗り心地を良好な状態に保つことができる。
からの信号に基づいてコントローラ41から各下部緩衝
支持体22に向けて制御信号を出力し、各下部緩衝支持
体22のばね定数を制御する構成としたことにより、走
行用レバーの操作位置や作業用レバーの操作位置に応じ
て油圧ショベルの通常の走行時、走行起動または停止
時、作業時等の振動条件に応じた制御信号をコントロー
ラ41から各下部緩衝支持体22に向けて出力し、各下
部緩衝支持体22のばね定数を適切に制御することがで
き、常に乗り心地を良好な状態に保つことができる。
【0063】次に、図4は本発明の第2の実施例を示
し、本実施例では前述した第1の実施例と同一の構成要
素に同一符号を付し、その説明を省略するものの、本実
施例の特徴は、運転状態検出手段を、走行用油圧モータ
の作動状態を直接的に検出する走行・停止検出器と、作
業装置の各シリンダ等の作動状態を直接的に検出する作
業・停止状態検出器とから構成したことにある。
し、本実施例では前述した第1の実施例と同一の構成要
素に同一符号を付し、その説明を省略するものの、本実
施例の特徴は、運転状態検出手段を、走行用油圧モータ
の作動状態を直接的に検出する走行・停止検出器と、作
業装置の各シリンダ等の作動状態を直接的に検出する作
業・停止状態検出器とから構成したことにある。
【0064】図中、51は走行・停止状態検出器として
の走行モータセンサを示し、該走行モータセンサ51は
走行用油圧モータの作動状態を直接的に検出すべく、こ
の油圧モータに圧油を供給する主管路(いずれも図示せ
ず)の途中に設けられた圧力センサ等によって構成され
ている。そして、該走行モータセンサ51は走行用レバ
ーの操作位置に応じて変化する主管路内の圧力を検出
し、その検出信号を後述するコントローラ56に向けて
出力するようになっている。
の走行モータセンサを示し、該走行モータセンサ51は
走行用油圧モータの作動状態を直接的に検出すべく、こ
の油圧モータに圧油を供給する主管路(いずれも図示せ
ず)の途中に設けられた圧力センサ等によって構成され
ている。そして、該走行モータセンサ51は走行用レバ
ーの操作位置に応じて変化する主管路内の圧力を検出
し、その検出信号を後述するコントローラ56に向けて
出力するようになっている。
【0065】さらに、52はブームシリンダセンサ、5
3はアームシリンダセンサ、54はバケットシリンダセ
ンサ、55は旋回モータセンサを示し、該各センサ52
〜55は前記走行モータセンサ51とほぼ同様に、それ
ぞれ作業装置17の各油圧シリンダあるいは旋回モータ
に圧油を供給する主管路(いずれも図示せず)の途中に
設けられた圧力センサ等によって構成されている。そし
て、各センサ52〜55はそれぞれ作業・停止状態検出
器を構成し、該各センサ52〜55は運転室本体8内に
設けられる各作業用レバーの操作位置に応じて変化する
作業用主管路内の圧力を検出し、この圧力に対応した信
号をコントローラ56に向けて出力するようになってい
る。
3はアームシリンダセンサ、54はバケットシリンダセ
ンサ、55は旋回モータセンサを示し、該各センサ52
〜55は前記走行モータセンサ51とほぼ同様に、それ
ぞれ作業装置17の各油圧シリンダあるいは旋回モータ
に圧油を供給する主管路(いずれも図示せず)の途中に
設けられた圧力センサ等によって構成されている。そし
て、各センサ52〜55はそれぞれ作業・停止状態検出
器を構成し、該各センサ52〜55は運転室本体8内に
設けられる各作業用レバーの操作位置に応じて変化する
作業用主管路内の圧力を検出し、この圧力に対応した信
号をコントローラ56に向けて出力するようになってい
る。
【0066】56はマイクロコンピュータ等からなる制
御信号出力手段としてのコントローラを示し、該コント
ローラ56は第1の実施例で述べたコントローラ41と
ほぼ同様に構成され、入力側が前記各センサ51〜55
に接続され、出力側が各下部緩衝支持体22の電磁コイ
ル33に接続されている。そして、該コントローラ56
はその記憶回路内に前記第1の実施例で述べた図3のプ
ログラムとほぼ同様のプログラム等を格納し、電磁コイ
ル33に出力する制御信号の制御処理等を行う。
御信号出力手段としてのコントローラを示し、該コント
ローラ56は第1の実施例で述べたコントローラ41と
ほぼ同様に構成され、入力側が前記各センサ51〜55
に接続され、出力側が各下部緩衝支持体22の電磁コイ
ル33に接続されている。そして、該コントローラ56
はその記憶回路内に前記第1の実施例で述べた図3のプ
ログラムとほぼ同様のプログラム等を格納し、電磁コイ
ル33に出力する制御信号の制御処理等を行う。
【0067】また、該コントローラ56の記憶回路には
その記憶エリア56A内に走行モータセンサ51からの
検出信号に対する不感帯としての許容値等が格納され、
第1の実施例による図3として述べたのとほぼ同様の処
理によって走行モータセンサ51からの信号が許容値よ
り小さいときには、下部走行体1を停止させるときか、
走行起動させるときであることを判定できるようにして
いる。
その記憶エリア56A内に走行モータセンサ51からの
検出信号に対する不感帯としての許容値等が格納され、
第1の実施例による図3として述べたのとほぼ同様の処
理によって走行モータセンサ51からの信号が許容値よ
り小さいときには、下部走行体1を停止させるときか、
走行起動させるときであることを判定できるようにして
いる。
【0068】以上の如く構成される本実施例によって
も、「減衰力小制御」と「減衰力大制御」を行うことが
でき、前述した第1の実施例とほぼ同様の作用効果を奏
することができる。
も、「減衰力小制御」と「減衰力大制御」を行うことが
でき、前述した第1の実施例とほぼ同様の作用効果を奏
することができる。
【0069】次に、図5は本発明の第3の実施例を示
し、本実施例の特徴は運転状態検出手段を運転室本体内
に設けた加速度センサによって構成したことにある。な
お、本実施例では前記第1の実施例と同一の構成要素に
同一符号を付し、その説明を省略する。
し、本実施例の特徴は運転状態検出手段を運転室本体内
に設けた加速度センサによって構成したことにある。な
お、本実施例では前記第1の実施例と同一の構成要素に
同一符号を付し、その説明を省略する。
【0070】図中、61は加速度検出器としての前,後
方向加速度センサで、該前,後方向加速度センサ61は
運転室本体8内に設けられ、その出力側は後述するコン
トローラ64に接続されている。そして、該前,後方向
加速度センサ61は下部走行体1を停止させるときか、
または走行起動させるときの加速度を検出し、この加速
度をコントローラ64に向けて出力する。
方向加速度センサで、該前,後方向加速度センサ61は
運転室本体8内に設けられ、その出力側は後述するコン
トローラ64に接続されている。そして、該前,後方向
加速度センサ61は下部走行体1を停止させるときか、
または走行起動させるときの加速度を検出し、この加速
度をコントローラ64に向けて出力する。
【0071】62は加速度検出器としての左,右方向加
速度センサで、該左,右方向加速度センサ62は運転室
本体8内に設けられ、その出力側はコントローラ64に
接続されている。そして、該左,右方向加速度センサ6
2は、例えば上部旋回体3が旋回動作を開始するとき、
または旋回動作を停止させるとき等の加速度を検出し、
この加速度をコントローラ64に向けて出力する。
速度センサで、該左,右方向加速度センサ62は運転室
本体8内に設けられ、その出力側はコントローラ64に
接続されている。そして、該左,右方向加速度センサ6
2は、例えば上部旋回体3が旋回動作を開始するとき、
または旋回動作を停止させるとき等の加速度を検出し、
この加速度をコントローラ64に向けて出力する。
【0072】63は加速度検出器としての上,下方向加
速度センサで、該上,下方向加速度センサ63は運転室
本体8内に設けられ、その出力側はコントローラ64に
接続されている。そして、該上,下方向加速度センサ6
3は、運転室本体8が旋回フレーム21上で上下方向に
振動するときの加速度を検出し、この加速度をコントロ
ーラ64に向けて出力する。
速度センサで、該上,下方向加速度センサ63は運転室
本体8内に設けられ、その出力側はコントローラ64に
接続されている。そして、該上,下方向加速度センサ6
3は、運転室本体8が旋回フレーム21上で上下方向に
振動するときの加速度を検出し、この加速度をコントロ
ーラ64に向けて出力する。
【0073】64はマイクロコンピュータ等からなる制
御信号出力手段としてのコントローラを示し、該コント
ローラ64は前記第1の実施例で述べたコントローラ4
1とほぼ同様に、入力側が前記各センサ61〜63に接
続され、出力側が各下部緩衝支持体22の電磁コイル3
3に接続されている。そして、該コントローラ61はそ
の記憶回路内の記憶エリア64A内に前,後、左,右、
上,下の各方向の加速度に対する不感帯としての許容値
等を格納し、前記各加速度センサ61〜63からの入力
値が許容値より大きいときには、各下部緩衝支持体22
の電磁コイル33に対して制御信号を出力し、各下部緩
衝支持体22のばね定数や減衰力を大きくする。一方、
各加速度センサ61〜63からの入力値が許容値より小
さいときには、各下部緩衝支持体22の電磁コイル33
に対する前記制御信号の出力が停止され、該各下部緩衝
支持体22のばね定数や減衰力を小さくする。これによ
って、運転室本体8の振動が小さくなるように、各下部
緩衝支持体22のばね定数や減衰力をフィードバック制
御することができる。
御信号出力手段としてのコントローラを示し、該コント
ローラ64は前記第1の実施例で述べたコントローラ4
1とほぼ同様に、入力側が前記各センサ61〜63に接
続され、出力側が各下部緩衝支持体22の電磁コイル3
3に接続されている。そして、該コントローラ61はそ
の記憶回路内の記憶エリア64A内に前,後、左,右、
上,下の各方向の加速度に対する不感帯としての許容値
等を格納し、前記各加速度センサ61〜63からの入力
値が許容値より大きいときには、各下部緩衝支持体22
の電磁コイル33に対して制御信号を出力し、各下部緩
衝支持体22のばね定数や減衰力を大きくする。一方、
各加速度センサ61〜63からの入力値が許容値より小
さいときには、各下部緩衝支持体22の電磁コイル33
に対する前記制御信号の出力が停止され、該各下部緩衝
支持体22のばね定数や減衰力を小さくする。これによ
って、運転室本体8の振動が小さくなるように、各下部
緩衝支持体22のばね定数や減衰力をフィードバック制
御することができる。
【0074】以上の如く構成される本実施例によって
も、前記第1の実施例による図3として述べたような処
理で「減衰力小制御」「減衰力大制御」として、ほぼ同
様の作動を行うことができるものの、特に本実施例で
は、運転室本体8に設けた各加速度センサ61〜63に
より、実際に検出した振動から各下部緩衝支持体22の
ばね定数や減衰力をフィードバック制御する構成である
から、運転室本体8の振動が確実に小さくなるように、
各下部緩衝支持体22のばね定数や減衰力を可変に制御
することができる。
も、前記第1の実施例による図3として述べたような処
理で「減衰力小制御」「減衰力大制御」として、ほぼ同
様の作動を行うことができるものの、特に本実施例で
は、運転室本体8に設けた各加速度センサ61〜63に
より、実際に検出した振動から各下部緩衝支持体22の
ばね定数や減衰力をフィードバック制御する構成である
から、運転室本体8の振動が確実に小さくなるように、
各下部緩衝支持体22のばね定数や減衰力を可変に制御
することができる。
【0075】次に、図6は第4の実施例を示し、本実施
例では前記第1の実施例と同一の構成要素に同一の符号
を付し、その説明を省略するものとするに、本実施例の
特徴は、下部緩衝支持体22の電磁コイル33への制御
信号を手動切換スイッチによって出力、停止させる構成
としたことにある。
例では前記第1の実施例と同一の構成要素に同一の符号
を付し、その説明を省略するものとするに、本実施例の
特徴は、下部緩衝支持体22の電磁コイル33への制御
信号を手動切換スイッチによって出力、停止させる構成
としたことにある。
【0076】ここで、該手動切換スイッチ71は例えば
運転室本体8内に設けられ、運転者が「走行側」と「作
業側」に切換えるようになっている。そして、該手動切
換スイッチ71を「走行側」に切換えたときには、各下
部緩衝支持体22の電磁コイル33に向けた制御信号の
出力が停止され、該各下部緩衝支持体22のばね定数や
減衰力を小さくすることができる。一方、手動切換スイ
ッチ71を「作業側」に切換えたときには電磁コイル3
3に対して制御信号が出力され、各下部緩衝支持体22
のばね定数や減衰力を大きくすることができる。
運転室本体8内に設けられ、運転者が「走行側」と「作
業側」に切換えるようになっている。そして、該手動切
換スイッチ71を「走行側」に切換えたときには、各下
部緩衝支持体22の電磁コイル33に向けた制御信号の
出力が停止され、該各下部緩衝支持体22のばね定数や
減衰力を小さくすることができる。一方、手動切換スイ
ッチ71を「作業側」に切換えたときには電磁コイル3
3に対して制御信号が出力され、各下部緩衝支持体22
のばね定数や減衰力を大きくすることができる。
【0077】かくして、以上のように構成される本実施
例によっても、前記各実施例とほぼ同様の効果を奏する
ものの、特に本実施例では、運転室6内に設けた手動切
換スイッチ71から下部緩衝支持体22の電磁コイル3
3に向けての制御信号を出力、停止させる構成としたか
ら、各下部緩衝支持体22のばね定数や減衰力を運転者
の好みに応じて切換えることができると共に、構成を簡
略化することができ、信頼性の向上とコストダウンとを
図ることができる。
例によっても、前記各実施例とほぼ同様の効果を奏する
ものの、特に本実施例では、運転室6内に設けた手動切
換スイッチ71から下部緩衝支持体22の電磁コイル3
3に向けての制御信号を出力、停止させる構成としたか
ら、各下部緩衝支持体22のばね定数や減衰力を運転者
の好みに応じて切換えることができると共に、構成を簡
略化することができ、信頼性の向上とコストダウンとを
図ることができる。
【0078】なお、前記各実施例では、各下部緩衝支持
体22の電磁コイル33に対してコントローラ41(5
6,64)から制御信号を出力したり、停止させたりす
るものとして述べたが、本発明はこれに限らず、例えば
レバー操作量や運転室本体8の振動状態等に応じて電磁
コイル33に出力する制御信号の電流値を直線状、曲線
状にまたはステップ状に変化させ、各下部緩衝支持体2
2のばね定数や減衰力を適宜に調整できるようにしても
よい。
体22の電磁コイル33に対してコントローラ41(5
6,64)から制御信号を出力したり、停止させたりす
るものとして述べたが、本発明はこれに限らず、例えば
レバー操作量や運転室本体8の振動状態等に応じて電磁
コイル33に出力する制御信号の電流値を直線状、曲線
状にまたはステップ状に変化させ、各下部緩衝支持体2
2のばね定数や減衰力を適宜に調整できるようにしても
よい。
【0079】また、前記各実施例では、各下部緩衝支持
体22のケーシング23を旋回フレーム21側に固定し
て設け、シャフトとしてのボルト30を運転室本体8側
に固定して設けるものとして説明したが、これに替え
て、例えばケーシング23を運転室本体8側に設け、ボ
ルト30を旋回フレーム21側に設けるようにしてもよ
い。
体22のケーシング23を旋回フレーム21側に固定し
て設け、シャフトとしてのボルト30を運転室本体8側
に固定して設けるものとして説明したが、これに替え
て、例えばケーシング23を運転室本体8側に設け、ボ
ルト30を旋回フレーム21側に設けるようにしてもよ
い。
【0080】さらに、前記各実施例では、油圧ショベル
を例に挙げて説明したが、本発明はこれに限らず、例え
ば運転室を備えたホイール式油圧ショベルや油圧クレー
ン等の作業機にも適用できる。
を例に挙げて説明したが、本発明はこれに限らず、例え
ば運転室を備えたホイール式油圧ショベルや油圧クレー
ン等の作業機にも適用できる。
【0081】
【発明の効果】以上詳述した通り、請求項1に記載の発
明では、作業機本体のフレームと運転室本体との間に設
ける各下部緩衝支持体を、一端側が底部となり、他端側
が開口端となって内部に磁性流体が封入された有底筒状
のケーシングと、弾性材料によって形成され、該ケーシ
ングの開口端側を閉塞するように該ケーシングの開口端
側に固着された弾性体と、該弾性体に一体的に設けら
れ、一端側が前記ケーシング内に挿入され、他端側が前
記ケーシングから外部に突出したシャフトと、該シャフ
トの一端側に設けられ、該シャフトとケーシングとが相
対変位するときに、該ケーシング内の磁性流体に流れ抵
抗を発生させる流れ抵抗発生手段と、外部からの制御信
号に応じた磁界を発生させることにより、前記ケーシン
グ内に封入した磁性流体の粘度を変化させる磁界発生手
段とから構成し、かつ前記下部緩衝支持体のケーシング
は前記フレームと運転室本体とのいずれか一方に設け、
他方に前記シャフトの突出端側を設けたから、運転室本
体が上,下に振動することにより、該運転室本体とフレ
ームとの間で下部緩衝支持体のケーシングとシャフトと
が弾性体を介して相対変位するときには、前記ケーシン
グ内の磁性流体に流れ抵抗を与えて減衰力を発生でき、
フレーム側からシャフトおよび弾性体を通じて運転室本
体に振動が伝播するのを抑制できる。そして、前記磁界
発生手段によってケーシング内の磁性流体の粘度を変化
させれば、磁性流体の流れ抵抗が変化するようになるか
ら、これによって、各下部緩衝支持体のばね定数を変え
ることができ、減衰力を可変に調整できる。
明では、作業機本体のフレームと運転室本体との間に設
ける各下部緩衝支持体を、一端側が底部となり、他端側
が開口端となって内部に磁性流体が封入された有底筒状
のケーシングと、弾性材料によって形成され、該ケーシ
ングの開口端側を閉塞するように該ケーシングの開口端
側に固着された弾性体と、該弾性体に一体的に設けら
れ、一端側が前記ケーシング内に挿入され、他端側が前
記ケーシングから外部に突出したシャフトと、該シャフ
トの一端側に設けられ、該シャフトとケーシングとが相
対変位するときに、該ケーシング内の磁性流体に流れ抵
抗を発生させる流れ抵抗発生手段と、外部からの制御信
号に応じた磁界を発生させることにより、前記ケーシン
グ内に封入した磁性流体の粘度を変化させる磁界発生手
段とから構成し、かつ前記下部緩衝支持体のケーシング
は前記フレームと運転室本体とのいずれか一方に設け、
他方に前記シャフトの突出端側を設けたから、運転室本
体が上,下に振動することにより、該運転室本体とフレ
ームとの間で下部緩衝支持体のケーシングとシャフトと
が弾性体を介して相対変位するときには、前記ケーシン
グ内の磁性流体に流れ抵抗を与えて減衰力を発生でき、
フレーム側からシャフトおよび弾性体を通じて運転室本
体に振動が伝播するのを抑制できる。そして、前記磁界
発生手段によってケーシング内の磁性流体の粘度を変化
させれば、磁性流体の流れ抵抗が変化するようになるか
ら、これによって、各下部緩衝支持体のばね定数を変え
ることができ、減衰力を可変に調整できる。
【0082】また、請求項2に記載の発明では、前記作
業機本体に、作業機本体の運転状態を検出する運転状態
検出手段と、該運転状態検出手段からの信号に基づいた
制御信号を前記磁界発生手段に出力する制御信号出力手
段とを設けたから、運転状態検出手段からの信号に基づ
いて制御信号出力手段から作業機の走行時、作業時等の
振動条件に応じた制御信号を出力することにより、磁性
流体の粘度を磁界発生手段からの磁界に基づいて変化さ
せることができ、例えば作業機の走行時と作業時とで各
下部緩衝支持体のばね定数や減衰力を変えることが常に
乗り心地が良好となるようにできる。
業機本体に、作業機本体の運転状態を検出する運転状態
検出手段と、該運転状態検出手段からの信号に基づいた
制御信号を前記磁界発生手段に出力する制御信号出力手
段とを設けたから、運転状態検出手段からの信号に基づ
いて制御信号出力手段から作業機の走行時、作業時等の
振動条件に応じた制御信号を出力することにより、磁性
流体の粘度を磁界発生手段からの磁界に基づいて変化さ
せることができ、例えば作業機の走行時と作業時とで各
下部緩衝支持体のばね定数や減衰力を変えることが常に
乗り心地が良好となるようにできる。
【0083】さらに、請求項3に記載の発明では、前記
運転状態検出手段は、前記運転室本体内に設けられる走
行用レバーの操作位置から作業機の走行,停止状態を検
出する走行・停止状態検出器と、前記運転室本体内に設
けられる作業用レバーの操作位置から作業機の作業,停
止状態を検出する作業・停止状態検出器とから構成する
ことにより、走行用レバーの操作位置や作業用レバーの
操作位置から作業機の走行時、作業時等の振動条件に応
じた制御信号を各下部緩衝支持体の磁界発生手段に向け
て出力でき、各下部緩衝支持体のばね定数や減衰力を走
行時と作業時とで最適に制御することができる。
運転状態検出手段は、前記運転室本体内に設けられる走
行用レバーの操作位置から作業機の走行,停止状態を検
出する走行・停止状態検出器と、前記運転室本体内に設
けられる作業用レバーの操作位置から作業機の作業,停
止状態を検出する作業・停止状態検出器とから構成する
ことにより、走行用レバーの操作位置や作業用レバーの
操作位置から作業機の走行時、作業時等の振動条件に応
じた制御信号を各下部緩衝支持体の磁界発生手段に向け
て出力でき、各下部緩衝支持体のばね定数や減衰力を走
行時と作業時とで最適に制御することができる。
【0084】一方、前記作業機本体に作業装置を設け、
前記運転状態検出手段は該作業装置の作業,停止状態を
圧力の変化として検出する作業・停止状態検出器として
構成しても、作業機の走行時、作業時等の振動条件に応
じた制御信号を各下部緩衝支持体の磁界発生手段に向け
て出力でき、各下部緩衝支持体のばね定数や減衰力を走
行時と作業時とで最適に制御することができる。
前記運転状態検出手段は該作業装置の作業,停止状態を
圧力の変化として検出する作業・停止状態検出器として
構成しても、作業機の走行時、作業時等の振動条件に応
じた制御信号を各下部緩衝支持体の磁界発生手段に向け
て出力でき、各下部緩衝支持体のばね定数や減衰力を走
行時と作業時とで最適に制御することができる。
【0085】また、前記運転状態検出手段を作業機本体
の運転状態に応じた加速度の変化を検出する加速度検出
器として構成すれば、作業機を運転して実際に検出した
振動による加速度から各下部緩衝支持体のばね定数や減
衰力をフィードバック制御することができる。
の運転状態に応じた加速度の変化を検出する加速度検出
器として構成すれば、作業機を運転して実際に検出した
振動による加速度から各下部緩衝支持体のばね定数や減
衰力をフィードバック制御することができる。
【0086】さらに、前記作業機本体に前記磁界発生手
段に制御信号の出力,停止を行なう手動切換スイッチを
設ければ各下部緩衝支持体のばね定数や減衰力を運転者
の好みに応じて切換えることができると共に、構成を簡
略化することができ、信頼性の向上とコストダウンとを
図ることができる。
段に制御信号の出力,停止を行なう手動切換スイッチを
設ければ各下部緩衝支持体のばね定数や減衰力を運転者
の好みに応じて切換えることができると共に、構成を簡
略化することができ、信頼性の向上とコストダウンとを
図ることができる。
【図1】本発明の第1の実施例による油圧ショベルの下
部緩衝支持体、コントローラ、各レバーセンサ等を示す
制御ブロック図である。
部緩衝支持体、コントローラ、各レバーセンサ等を示す
制御ブロック図である。
【図2】下部緩衝支持体を示す図1中の矢示 II − II
方向の断面図である。
方向の断面図である。
【図3】コントローラによる下部緩衝支持体の制御処理
を示す流れ図である。
を示す流れ図である。
【図4】本発明の第2の実施例を示す図1とほぼ同様の
制御ブロック図である。
制御ブロック図である。
【図5】本発明の第3の実施例を示す図1とほぼ同様の
制御ブロック図である。
制御ブロック図である。
【図6】本発明の第4の実施例を示す図1とほぼ同様の
制御ブロック図である。
制御ブロック図である。
【図7】従来技術による油圧ショベルを示す全体図であ
る。
る。
【図8】図7中の旋回フレームおよび運転室本体等を拡
大して示す一部破断の外観図である。
大して示す一部破断の外観図である。
【図9】図8中に示す下部緩衝支持体等の拡大断面図で
ある。
ある。
【図10】運転室の振動を解析するための説明図であ
る。
る。
【図11】運転室の固有振動数に対する強制振動の振動
数比と振動伝達率との関係を示す特性線図である。
数比と振動伝達率との関係を示す特性線図である。
1 下部走行体 3 上部旋回体(作業機本体) 6 運転室 8 運転室本体 10 床板 21 旋回フレーム(フレーム) 22 下部緩衝支持体 23 ケーシング 26 磁性流体 27 防振ゴム 28 芯材 30 ボルト(シャフト) 31 ナット 32 緩衝板(流れ抵抗発生手段) 33 電磁コイル(磁界発生手段) 36 走行レバーセンサ(運転・停止状態検出器) 37 ブームレバーセンサ(作業・停止状態検出器) 38 アームレバーセンサ(作業・停止状態検出器) 39 バケットレバーセンサ(作業・停止状態検出器) 40 旋回レバーセンサ(作業・停止状態検出器) 41,56,64 コントローラ(制御信号出力手段) 51 走行モータセンサ(運転・停止状態検出器) 52 ブームシリンダセンサ(作業・停止状態検出器) 53 アームシリンダセンサ(作業・停止状態検出器) 54 バケットシリンダセンサ(作業・停止状態検出
器) 55 旋回モータセンサ(作業・停止状態検出器) 61 前,後方向加速度センサ(加速度検出器) 62 左,右方向加速度センサ(加速度検出器) 63 上,下方向加速度センサ(加速度検出器) 71 手動切換スイッチ
器) 55 旋回モータセンサ(作業・停止状態検出器) 61 前,後方向加速度センサ(加速度検出器) 62 左,右方向加速度センサ(加速度検出器) 63 上,下方向加速度センサ(加速度検出器) 71 手動切換スイッチ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 宮木 克己 茨城県土浦市神立町650番地 日立建機株 式会社土浦工場内 (72)発明者 佐藤 隆之 茨城県土浦市神立町650番地 日立建機株 式会社土浦工場内 (72)発明者 樋口 武史 茨城県土浦市神立町650番地 日立建機株 式会社土浦工場内
Claims (6)
- 【請求項1】 作業機本体のフレームと、該フレーム上
に配設され、下面側に床板が設けられた箱形状の運転室
本体と、該運転室本体の床板とフレームとの間に複数個
設けられ、前記フレームからの振動が該運転室本体に伝
わるのを緩衝する下部緩衝支持体とからなる運転室付き
作業機において、前記下部緩衝支持体は、一端側が底部
となり、他端側が開口端となって内部に磁性流体が封入
された有底筒状のケーシングと、弾性材料によって形成
され、該ケーシングの開口端側を閉塞するように該ケー
シングの開口端側に固着された弾性体と、該弾性体に一
体的に設けられ、一端側が前記ケーシング内に挿入さ
れ、他端側が前記ケーシングから外部に突出したシャフ
トと、該シャフトの一端側に設けられ、該シャフトとケ
ーシングとが相対変位するときに、該ケーシング内の磁
性流体に流れ抵抗を発生させる流れ抵抗発生手段と、外
部からの制御信号に応じた磁界を発生させることによ
り、前記ケーシング内に封入した磁性流体の粘度を変化
させる磁界発生手段とから構成し、かつ前記下部緩衝支
持体のケーシングは前記フレームと運転室本体とのいず
れか一方に設け、他方に前記シャフトの突出端側を設け
る構成としたことを特徴とする運転室付き作業機。 - 【請求項2】 前記作業機本体には、作業機本体の運転
状態を検出する運転状態検出手段と、該運転状態検出手
段からの信号に基づいた制御信号を前記磁界発生手段に
出力する制御信号出力手段とを設けてなる請求項1に記
載の運転室付き作業機。 - 【請求項3】 前記運転状態検出手段は、前記運転室本
体内に設けられる走行用レバーの操作位置から作業機の
走行,停止状態を検出する走行・停止状態検出器と、前
記運転室本体内に設けられる作業用レバーの操作位置か
ら作業機の作業,停止状態を検出する作業・停止状態検
出器とから構成してなる請求項2に記載の運転室付き作
業機。 - 【請求項4】 前記作業機本体には作業装置を設け、前
記運転状態検出手段は該作業装置の作業,停止状態を圧
力の変化として検出する作業・停止状態検出器として構
成してなる請求項2に記載の運転室付き作業機。 - 【請求項5】 前記運転状態検出手段は作業機本体の運
転状態に応じた加速度の変化を検出する加速度検出器と
して構成してなる請求項2に記載の運転室付き作業機。 - 【請求項6】 前記作業機本体には、前記磁界発生手段
に制御信号の出力,停止を行なう手動切換スイッチを設
けてなる請求項1に記載の運転室付き作業機。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5343880A JPH07164877A (ja) | 1993-12-17 | 1993-12-17 | 運転室付き作業機 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5343880A JPH07164877A (ja) | 1993-12-17 | 1993-12-17 | 運転室付き作業機 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07164877A true JPH07164877A (ja) | 1995-06-27 |
Family
ID=18364954
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5343880A Pending JPH07164877A (ja) | 1993-12-17 | 1993-12-17 | 運転室付き作業機 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07164877A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2012512365A (ja) * | 2008-12-15 | 2012-05-31 | キャタピラー インコーポレイテッド | キャブマウントを用いる機械及び機械動作に基づくキャブマウントの制御方法 |
| KR101240162B1 (ko) * | 2005-12-21 | 2013-03-07 | 두산인프라코어 주식회사 | 굴삭기의 도저 자동하강장치 |
| US8911003B2 (en) | 2011-05-12 | 2014-12-16 | Carl Freudenberg Kg | Arrangement consisting of a support and a tie bolt |
-
1993
- 1993-12-17 JP JP5343880A patent/JPH07164877A/ja active Pending
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR101240162B1 (ko) * | 2005-12-21 | 2013-03-07 | 두산인프라코어 주식회사 | 굴삭기의 도저 자동하강장치 |
| JP2012512365A (ja) * | 2008-12-15 | 2012-05-31 | キャタピラー インコーポレイテッド | キャブマウントを用いる機械及び機械動作に基づくキャブマウントの制御方法 |
| JP2012512343A (ja) * | 2008-12-15 | 2012-05-31 | キャタピラー インコーポレイテッド | キャブマウントを用いる機械及び操作者入力に基づくキャブマウントの制御方法 |
| US9051710B2 (en) | 2008-12-15 | 2015-06-09 | Caterpillar Inc. | Machine employing cab mounts and method for controlling cab mounts based on operator input |
| US8911003B2 (en) | 2011-05-12 | 2014-12-16 | Carl Freudenberg Kg | Arrangement consisting of a support and a tie bolt |
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