JPH07115598B2 - 鞍乗型車輌の始動装置 - Google Patents
鞍乗型車輌の始動装置Info
- Publication number
- JPH07115598B2 JPH07115598B2 JP60279208A JP27920885A JPH07115598B2 JP H07115598 B2 JPH07115598 B2 JP H07115598B2 JP 60279208 A JP60279208 A JP 60279208A JP 27920885 A JP27920885 A JP 27920885A JP H07115598 B2 JPH07115598 B2 JP H07115598B2
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- Japan
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- reverse
- switch
- starter
- main transmission
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Description
【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、前後進切換え可能でかつスタータモータを有
する鞍乗型車輛に適用される始動装置に関するものであ
る。
する鞍乗型車輛に適用される始動装置に関するものであ
る。
(発明の背景) 鞍乗型車輛で前後進切換機構を設ける場合に、主変速機
の変速副軸と出力軸との間にこれを介在させるものがあ
る(例えば特開昭60−37421号)。しかしこの場合には
後進時の変速比が主変速機の変速段によって変化してし
まう。このため後進時に主変速機を特定変速段にする必
要があるが、足動式の変速ペダルは操作回数を覚えてい
なければならず操作が非常に面倒である。また特定の変
速段に入れるためのインターロック機構も必要になる。
の変速副軸と出力軸との間にこれを介在させるものがあ
る(例えば特開昭60−37421号)。しかしこの場合には
後進時の変速比が主変速機の変速段によって変化してし
まう。このため後進時に主変速機を特定変速段にする必
要があるが、足動式の変速ペダルは操作回数を覚えてい
なければならず操作が非常に面倒である。また特定の変
速段に入れるためのインターロック機構も必要になる。
一方エンジン出力をニュートラル位置付きの主変速機お
よびニュートラル位置無しの前後進切換クラッチを介し
て駆動輪に伝える前進伝動系と、エンジンの出力を主変
速機を迂回し前後進切換クラッチを介して駆動輪に伝え
る変速比一定の後進伝動系とを有し、主変速機の足動式
変速操作子と前後進切換クラッチの切換操作子とを別々
にした鞍乗型車輛が、出願人により検討されている(例
えば特願昭60−156044号)。
よびニュートラル位置無しの前後進切換クラッチを介し
て駆動輪に伝える前進伝動系と、エンジンの出力を主変
速機を迂回し前後進切換クラッチを介して駆動輪に伝え
る変速比一定の後進伝動系とを有し、主変速機の足動式
変速操作子と前後進切換クラッチの切換操作子とを別々
にした鞍乗型車輛が、出願人により検討されている(例
えば特願昭60−156044号)。
この場合には、主変速機がニュートラル位置になくても
前後進切換クラッチを後進位置にすれば一定変速比とな
り、操作が簡単でインターロック機構が不要になる。
前後進切換クラッチを後進位置にすれば一定変速比とな
り、操作が簡単でインターロック機構が不要になる。
またこのような車輛でスタータモータを有する場合に
は、前後進切換クラッチが前進位置および後進位置のい
ずれの状態でスタータモータを起動しても、車輛が動き
出さないようにすることが望ましい。
は、前後進切換クラッチが前進位置および後進位置のい
ずれの状態でスタータモータを起動しても、車輛が動き
出さないようにすることが望ましい。
そこで前後進切換クラッチにニュートラル位置を設けて
おくことも考えられるが、このようにすると主変速機と
前後進切換クラッチとの両方にニュートラル位置がある
ことになり、操作が面倒になる。
おくことも考えられるが、このようにすると主変速機と
前後進切換クラッチとの両方にニュートラル位置がある
ことになり、操作が面倒になる。
(発明の目的) 本発明はこのような事情に鑑みなされたものであり、前
後進切換クラッチが前後進いずれの位置にあっても車輛
の発進を防止しつつエンジンを始動できるようにし、ま
た前後進切換え時の操作を簡単にし、インターロック機
構などが不要で構成を簡単にするとができる鞍乗型車輛
の始動装置を提供することを目的とするものである。
後進切換クラッチが前後進いずれの位置にあっても車輛
の発進を防止しつつエンジンを始動できるようにし、ま
た前後進切換え時の操作を簡単にし、インターロック機
構などが不要で構成を簡単にするとができる鞍乗型車輛
の始動装置を提供することを目的とするものである。
(発明の構成) 本発明によればこの目的は、スタータスイッチにより起
動されるスタータモータを備える鞍乗型車輛において、
エンジンの出力を発進用クラッチとニュートラル位置付
きの前進用主変速機とニュートラル位置無しの前後進切
換クラッチとを介して駆動輪に伝える前進伝動系と、前
記エンジンの出力を前記発進用クラッチと前記前後進切
換クラッチとを介し前記主変速機を迂回して駆動輪に伝
える変速比一定の後進伝動系と、前記主変速機の変速を
行なう足動式の変速操作子と、前記変速操作子から独立
して形成され前記前後進切換クラッチの切換えを行なう
切換操作子と、前記前後進切換クラッチの前進位置で閉
路する前進スイッチと前記主変速機のニュートラル位置
で閉路するニュートラルスイッチとの直列回路と、前記
前後進切換クラッチの後進位置で閉路する後進スイッチ
と車輛の走行制限状態で閉路する走行制限検出スイッチ
との直列回路とを備え、これら2つの直列回路からなる
並列回路を前記スタータスイッチに直列接続したことを
特徴とする鞍乗型車輛の始動装置、により達成される。
動されるスタータモータを備える鞍乗型車輛において、
エンジンの出力を発進用クラッチとニュートラル位置付
きの前進用主変速機とニュートラル位置無しの前後進切
換クラッチとを介して駆動輪に伝える前進伝動系と、前
記エンジンの出力を前記発進用クラッチと前記前後進切
換クラッチとを介し前記主変速機を迂回して駆動輪に伝
える変速比一定の後進伝動系と、前記主変速機の変速を
行なう足動式の変速操作子と、前記変速操作子から独立
して形成され前記前後進切換クラッチの切換えを行なう
切換操作子と、前記前後進切換クラッチの前進位置で閉
路する前進スイッチと前記主変速機のニュートラル位置
で閉路するニュートラルスイッチとの直列回路と、前記
前後進切換クラッチの後進位置で閉路する後進スイッチ
と車輛の走行制限状態で閉路する走行制限検出スイッチ
との直列回路とを備え、これら2つの直列回路からなる
並列回路を前記スタータスイッチに直列接続したことを
特徴とする鞍乗型車輛の始動装置、により達成される。
すなわち主変速機を迂回するニュートラル位置無しの後
進伝動系を設け、前後進切換クラッチが後進位置にある
時には走行制限状態になっていることを条件として、ま
た前後進切換クラッチが前進位置にある時には主変速機
がニュートラル位置にあることを条件としてスタータモ
ータを起動可能とするものである。ここに走行制限状態
は、発進用自動クラッチを有する場合にはブレーキによ
る制動状態により検出することができる。このような走
行制限状態にあればスタータモータが起動しても、車輛
は発進することがない。
進伝動系を設け、前後進切換クラッチが後進位置にある
時には走行制限状態になっていることを条件として、ま
た前後進切換クラッチが前進位置にある時には主変速機
がニュートラル位置にあることを条件としてスタータモ
ータを起動可能とするものである。ここに走行制限状態
は、発進用自動クラッチを有する場合にはブレーキによ
る制動状態により検出することができる。このような走
行制限状態にあればスタータモータが起動しても、車輛
は発進することがない。
(実施例) 第1図は本発明の一実施例の回路図、第2図はエンジン
の一部を断面した展開平面図、第3図はこのエンジンを
搭載した車輛の側面図、第4図は表示メータの平面図で
ある。
の一部を断面した展開平面図、第3図はこのエンジンを
搭載した車輛の側面図、第4図は表示メータの平面図で
ある。
第3図において、符号10は車体フレーム、12は左右一対
の操向前輪、14は左右一対の駆動輪としての後輪であ
り、これら前輪12および後輪14には幅広超低圧タイヤ
(いわゆるバルーンタイヤ)が装着されている。16は車
体中央付近に搭載されたエンジン、18は前フェンダ、20
は後フェンダ、22は操向バーハンドル、また24は車体上
部に配設された跨座式運転シートである。操向バーハン
ドル22の右手グリップ付近には、後記スタータモータ80
を起動するためのスタータスイッチ22aが設けられてい
る。
の操向前輪、14は左右一対の駆動輪としての後輪であ
り、これら前輪12および後輪14には幅広超低圧タイヤ
(いわゆるバルーンタイヤ)が装着されている。16は車
体中央付近に搭載されたエンジン、18は前フェンダ、20
は後フェンダ、22は操向バーハンドル、また24は車体上
部に配設された跨座式運転シートである。操向バーハン
ドル22の右手グリップ付近には、後記スタータモータ80
を起動するためのスタータスイッチ22aが設けられてい
る。
エンジン16は第2図に示すように、車体幅方向に配設さ
れたクランク軸26と、このクランク軸26に並設された変
速主軸28、変速副軸30、中間軸32、出力軸34およびアイ
ドル軸36を備える。クランク軸26の回転はその右端の発
進用遠心自動クラッチ38および減速小歯車40を介して、
主軸28に設けた減速大歯車42および変速用クラッチ44に
伝えられる。主軸28および副軸30には、公知の常時噛合
式の前進用主変速機46を形成する変速歯車群が装着さ
れ、この主変速機46を介して主軸28の回転は副軸30に伝
えられる。なお前記変速用クラッチ44は変速機46の変速
操作に連動して一時的に切れ、通常は接続している。
れたクランク軸26と、このクランク軸26に並設された変
速主軸28、変速副軸30、中間軸32、出力軸34およびアイ
ドル軸36を備える。クランク軸26の回転はその右端の発
進用遠心自動クラッチ38および減速小歯車40を介して、
主軸28に設けた減速大歯車42および変速用クラッチ44に
伝えられる。主軸28および副軸30には、公知の常時噛合
式の前進用主変速機46を形成する変速歯車群が装着さ
れ、この主変速機46を介して主軸28の回転は副軸30に伝
えられる。なお前記変速用クラッチ44は変速機46の変速
操作に連動して一時的に切れ、通常は接続している。
出力軸34には前進用歯車48が遊点可能に保持され、また
中間軸32には一体に形成された歯車32a,32bが回転自在
に保持されている。副軸30の回転は中間軸32に保持され
たこれら歯車32a,32bを介してこの前進用歯車48に伝え
られる。出力軸34にはまた後進用歯車50も遊転可能に保
持されている。両歯車48、50間に軸方向へのみスライド
可能にスライダ52が設けられ、このスライド52と各歯車
48、50とはそれぞれドッグクラッチからなる前進用クラ
ッチ54および後進用クラッチ56とを形成する。これらの
前進用クラッチ54および後進用クラッチ56は常に一方が
係合状態となり、これらによりニュートラル位置無しの
前後進切換クラッチ58が形成される。
中間軸32には一体に形成された歯車32a,32bが回転自在
に保持されている。副軸30の回転は中間軸32に保持され
たこれら歯車32a,32bを介してこの前進用歯車48に伝え
られる。出力軸34にはまた後進用歯車50も遊転可能に保
持されている。両歯車48、50間に軸方向へのみスライド
可能にスライダ52が設けられ、このスライド52と各歯車
48、50とはそれぞれドッグクラッチからなる前進用クラ
ッチ54および後進用クラッチ56とを形成する。これらの
前進用クラッチ54および後進用クラッチ56は常に一方が
係合状態となり、これらによりニュートラル位置無しの
前後進切換クラッチ58が形成される。
この結果変速主軸28の回転を変速機46、中間軸32上の歯
車32a,32bおよび前進用クラッチ54を介して出力軸34に
伝える前進伝動系が形成される。
車32a,32bおよび前進用クラッチ54を介して出力軸34に
伝える前進伝動系が形成される。
また変速主軸28の回転は、アイドル軸36に設けた歯車36
a、36bや前記後進用歯車50などからなる後進用歯車群
と、前記後進用クラッチ56とを介して出力軸34に伝えら
れ、これらによって変速比が一定の後進伝動系が形成さ
れる。
a、36bや前記後進用歯車50などからなる後進用歯車群
と、前記後進用クラッチ56とを介して出力軸34に伝えら
れ、これらによって変速比が一定の後進伝動系が形成さ
れる。
第3図において60は前進用変速ドラムであり、その周面
に形成されたカム溝にシフトフォーク(図示せず)が係
合している。足動式のシフトペダル62はこの変速ドラム
60を回動し、この結果シフトフォークが移動して変速機
46の変速が行われる。ここにシフトペダル62は、本発明
の主変速機46の変速操作子となる。
に形成されたカム溝にシフトフォーク(図示せず)が係
合している。足動式のシフトペダル62はこの変速ドラム
60を回動し、この結果シフトフォークが移動して変速機
46の変速が行われる。ここにシフトペダル62は、本発明
の主変速機46の変速操作子となる。
第3図で64は切換操作子としての手動の前後進切換レバ
ーであり、エンジン16の左側のクランクケース上に前後
方向に回動可能に設けられている。クランクケース内の
上後方には前後進切換ドラム66が配設され、この切換ド
ラム66はリンク68を介して前記切換レバー64により回動
される。この切換ドラム66には1条のカム溝が形成され
(第2図)、このカム溝に案内されて切換フォーク70が
移動する。この切換フォーク70は前記出力軸34上のスラ
イド52に係合し、フォーク70の移動によってこのスライ
ダ52が移動する。この結果前進用クラッチ54と後進用ク
ラッチ56とのいずれか一方が選択的に接続される。
ーであり、エンジン16の左側のクランクケース上に前後
方向に回動可能に設けられている。クランクケース内の
上後方には前後進切換ドラム66が配設され、この切換ド
ラム66はリンク68を介して前記切換レバー64により回動
される。この切換ドラム66には1条のカム溝が形成され
(第2図)、このカム溝に案内されて切換フォーク70が
移動する。この切換フォーク70は前記出力軸34上のスラ
イド52に係合し、フォーク70の移動によってこのスライ
ダ52が移動する。この結果前進用クラッチ54と後進用ク
ラッチ56とのいずれか一方が選択的に接続される。
今切換レバー64を前傾して前進位置におけば、出力軸34
上の前後進切換クラッチ58は前進位置となる。すなわち
前進用クラッチ54が接続し後進用クラッチ56が切れる状
態となる。従ってクランク軸26の回転が上昇して発進用
クラッチ38が接続すれば、クランク軸26の回転は主軸28
に伝わり、さらに変速機46、中間軸32上の歯車32a,32
b、前進位置にある前後進切換クラッチ58,前進用歯車48
等からなる前進伝動系を介して出力軸34に伝えられる。
この出力軸34の回転は傘歯車を介して最終軸72、プロペ
ラ軸74および終減速機76を介して後輪軸78に伝えられ
(第3図)、車輛は前進する。変速レバー62で足を操作
すれば瞬間的に変速用クラッチ44が切れて変速機46の変
速が行われる。
上の前後進切換クラッチ58は前進位置となる。すなわち
前進用クラッチ54が接続し後進用クラッチ56が切れる状
態となる。従ってクランク軸26の回転が上昇して発進用
クラッチ38が接続すれば、クランク軸26の回転は主軸28
に伝わり、さらに変速機46、中間軸32上の歯車32a,32
b、前進位置にある前後進切換クラッチ58,前進用歯車48
等からなる前進伝動系を介して出力軸34に伝えられる。
この出力軸34の回転は傘歯車を介して最終軸72、プロペ
ラ軸74および終減速機76を介して後輪軸78に伝えられ
(第3図)、車輛は前進する。変速レバー62で足を操作
すれば瞬間的に変速用クラッチ44が切れて変速機46の変
速が行われる。
切換レバー64を後方へ引いて後進位置へ切り替えれば、
出力軸34上のスライダ52が移動して前後進切換クラッチ
58は後進位置になる。すなわち前進用クラッチ54が切れ
て後進用クラッチ56が接続する。このため主軸28の回転
はアイドル軸36の後進用歯車36a,36b、後進位置にある
前後進切換クラッチ58、後進用歯車50等からなる一定変
速比の後進伝動系を介して出力軸34に伝えられ、車輛は
後進する。
出力軸34上のスライダ52が移動して前後進切換クラッチ
58は後進位置になる。すなわち前進用クラッチ54が切れ
て後進用クラッチ56が接続する。このため主軸28の回転
はアイドル軸36の後進用歯車36a,36b、後進位置にある
前後進切換クラッチ58、後進用歯車50等からなる一定変
速比の後進伝動系を介して出力軸34に伝えられ、車輛は
後進する。
第1、2図において80はスタータモータであり、このモ
ータ80の回転はチェーン82および一方向クラッチ84を介
してクランク軸26に伝えられる。
ータ80の回転はチェーン82および一方向クラッチ84を介
してクランク軸26に伝えられる。
86はニュートラルスイッチであり、前記主変速機46の変
速ドラム60がニュートラル位置にある時に閉路する常開
接点で構成される。88は後進検知スイッチであり、前記
前後進切換クラッチ58の前後進切換ドラム66が後進位置
にある時に閉路する常開接点で構成される。
速ドラム60がニュートラル位置にある時に閉路する常開
接点で構成される。88は後進検知スイッチであり、前記
前後進切換クラッチ58の前後進切換ドラム66が後進位置
にある時に閉路する常開接点で構成される。
第1図において90は電池、92は常開接点92aおよびコイ
ル92bを有する電磁リレーである。この常開接点92aはス
タータモータ80および電池90と共に閉回路を形成する。
94は後進検知スイッチ88により開閉する電磁リレーであ
り、常閉接点からなる前進スイッチ94aと、常開接点か
らなる後進スイッチ94bとを備える。96は走行制限検出
スイッチであり、このスイッチ96は車輛のブレーキ(図
示せず)が制動状態にある時に閉路する常開接点からな
る。この走行制限検出スイッチ96と、前記後進スイッチ
94bとは直列に接続され直列回路Aを形成する。前進ス
イッチ94aはニュートラルスイッチ86と直列接続され、
直列回路Bを形成する。これら2つの直列回路A、Bは
並列接続され、この並列回路は前記スタータスイッチ22
aと電磁リレー90のコイルに直列接続されている。なお9
8はニュートラルランプであり、ニュートラルスイッチ8
6が閉の時に点灯する。また100は後進検知スイッチ88の
閉路により作動する後進表示ランプである。
ル92bを有する電磁リレーである。この常開接点92aはス
タータモータ80および電池90と共に閉回路を形成する。
94は後進検知スイッチ88により開閉する電磁リレーであ
り、常閉接点からなる前進スイッチ94aと、常開接点か
らなる後進スイッチ94bとを備える。96は走行制限検出
スイッチであり、このスイッチ96は車輛のブレーキ(図
示せず)が制動状態にある時に閉路する常開接点からな
る。この走行制限検出スイッチ96と、前記後進スイッチ
94bとは直列に接続され直列回路Aを形成する。前進ス
イッチ94aはニュートラルスイッチ86と直列接続され、
直列回路Bを形成する。これら2つの直列回路A、Bは
並列接続され、この並列回路は前記スタータスイッチ22
aと電磁リレー90のコイルに直列接続されている。なお9
8はニュートラルランプであり、ニュートラルスイッチ8
6が閉の時に点灯する。また100は後進検知スイッチ88の
閉路により作動する後進表示ランプである。
従って前後進切換クラッチ58が前進位置にあれば前進ス
イッチ94aが閉路し、主変速機46がニュートラル位置に
あればニュートラルスイッチ86も閉路する。この時には
エンジン16が始動しても車輛は走行することはなく、こ
の状態でスタータボタン22aを押せばコイル92b、直列回
路Bを電流が流れ、常開接点92aが閉じる。このためス
タータモータ80が起動する。
イッチ94aが閉路し、主変速機46がニュートラル位置に
あればニュートラルスイッチ86も閉路する。この時には
エンジン16が始動しても車輛は走行することはなく、こ
の状態でスタータボタン22aを押せばコイル92b、直列回
路Bを電流が流れ、常開接点92aが閉じる。このためス
タータモータ80が起動する。
また前後進切換クラッチ58が後進位置にある時には後進
スイッチ94bが閉路する。この時にはブレーキをかけて
走行制限検出スイッチ96を閉路し、さらにスタータスイ
ッチ22aを押せばコイル92bおよび直列回路Aに電流が流
れ、スタータモータ80は起動する。すなわちエンジン出
力の伝動系が後輪14を後進方向へ駆動可能な状態になっ
ていても、ブレーキをかけておけばスタータモータ80は
起動できる。この時エンジン16が始動してもブレーキが
効いているので後方へ発進することはない。
スイッチ94bが閉路する。この時にはブレーキをかけて
走行制限検出スイッチ96を閉路し、さらにスタータスイ
ッチ22aを押せばコイル92bおよび直列回路Aに電流が流
れ、スタータモータ80は起動する。すなわちエンジン出
力の伝動系が後輪14を後進方向へ駆動可能な状態になっ
ていても、ブレーキをかけておけばスタータモータ80は
起動できる。この時エンジン16が始動してもブレーキが
効いているので後方へ発進することはない。
本実施例では変速用クラッチ44の前段に発進用クラッチ
38を備えるが、この発進用クラッチ38を省き、変速用ク
ラッチ44を手動クラッチで構成して発進用クラッチをこ
の手動クラッチで兼用させてもよいのは勿論である。こ
の場合には走行制限検出スイッチは手動クラッチが切れ
ている時に閉路するスイッチで構成できる。
38を備えるが、この発進用クラッチ38を省き、変速用ク
ラッチ44を手動クラッチで構成して発進用クラッチをこ
の手動クラッチで兼用させてもよいのは勿論である。こ
の場合には走行制限検出スイッチは手動クラッチが切れ
ている時に閉路するスイッチで構成できる。
(発明の効果) 本発明は以上のように、主変速機を迂回するように変速
比一定の後進伝動系を設けたから、主変速機の変速段に
関係なく後進時の変速比は一定となる。このため後進時
に足動式の主変速機の変速操作子を操作する必要がな
く、操作が簡単になる。また後進時は主変速機を特定変
速段にする必要がないからインターロック機構が不要で
装置が簡単になる。
比一定の後進伝動系を設けたから、主変速機の変速段に
関係なく後進時の変速比は一定となる。このため後進時
に足動式の主変速機の変速操作子を操作する必要がな
く、操作が簡単になる。また後進時は主変速機を特定変
速段にする必要がないからインターロック機構が不要で
装置が簡単になる。
さらに前後進切換クラッチの前進位置で閉路する前進ス
イッチにニュートラルスイッチを直列接続した直列回路
と、このクラッチの後進位置で閉路する後進スイッチに
走行制限検出スイッチを直列接続した直列回路とを、互
いに並列接続し、この並列回路をスタータスイッチに直
列接続したから、クラッチが前進位置にある時には、主
変速機がニュートラルの時だけスタータモータを起動で
き、車体が不用意に前進することがない。またクラッチ
が後進位置にある時には、走行制限状態にある時だけス
タータモータを起動できるようにしたから、エンジンは
この状態の時だけで始動可能であり車輛は不用意に後進
することがない。
イッチにニュートラルスイッチを直列接続した直列回路
と、このクラッチの後進位置で閉路する後進スイッチに
走行制限検出スイッチを直列接続した直列回路とを、互
いに並列接続し、この並列回路をスタータスイッチに直
列接続したから、クラッチが前進位置にある時には、主
変速機がニュートラルの時だけスタータモータを起動で
き、車体が不用意に前進することがない。またクラッチ
が後進位置にある時には、走行制限状態にある時だけス
タータモータを起動できるようにしたから、エンジンは
この状態の時だけで始動可能であり車輛は不用意に後進
することがない。
ここに発進用クラッチを遠心自動クラッチとした場合に
は、ブレーキの制動状態を走行制限状態としておくこと
により、万一エンジン始動時にエンジン速度が過度に上
昇して遠心自動クラッチがつながっても発進を確実に防
止できる。また発進用クラッチを変速兼用の手動クラッ
チとした場合には、この手動クラッチが切れていれば発
進することがないから、この手動クラッチが切れた状態
を走行制限状態としもよい。
は、ブレーキの制動状態を走行制限状態としておくこと
により、万一エンジン始動時にエンジン速度が過度に上
昇して遠心自動クラッチがつながっても発進を確実に防
止できる。また発進用クラッチを変速兼用の手動クラッ
チとした場合には、この手動クラッチが切れていれば発
進することがないから、この手動クラッチが切れた状態
を走行制限状態としもよい。
第1図は本発明の一実施例の回路図、第2図はエンジン
の一部を断面した展開平面図、第3図はこのエンジンを
搭載した車輛の側面図、第4図は表示メータの平面図で
ある。 14……駆動輪としての後輪、 16……エンジン、 22a……スタータスイッチ、 38……発進用遠心自動クラッチ 46……主変速機、 58……前後進切換クラッチ、 62……足動式変速操作子としての変速ペダル 64……切換操作子としての切換レバー 80……スタータモータ、 86……ニュートラルスイッチ、 94a……前進スイッチ、 94b……後進スイッチ、 96……走行制限検出スイッチ、 A、B……直列回路。
の一部を断面した展開平面図、第3図はこのエンジンを
搭載した車輛の側面図、第4図は表示メータの平面図で
ある。 14……駆動輪としての後輪、 16……エンジン、 22a……スタータスイッチ、 38……発進用遠心自動クラッチ 46……主変速機、 58……前後進切換クラッチ、 62……足動式変速操作子としての変速ペダル 64……切換操作子としての切換レバー 80……スタータモータ、 86……ニュートラルスイッチ、 94a……前進スイッチ、 94b……後進スイッチ、 96……走行制限検出スイッチ、 A、B……直列回路。
Claims (3)
- 【請求項1】スタータスイッチにより起動されるスター
タモータを備える鞍乗型車輛において、エンジンの出力
を発進用クラッチとニュートラル位置付きの前進用主変
速機とニュートラル位置無しの前後進切換クラッチとを
介して駆動輪に伝える前進伝動系と、前記エンジンの出
力を前記発進用クラッチと前記前後進切換クラッチとを
介し前記主変速機を迂回して駆動輪に伝える変速比一定
の後進伝動系と、前記主変速機の変速を行なう足動式の
変速操作子と、前記変速操作子から独立して形成され前
記前後進切換クラッチの切換えを行なう切換操作子と、
前記前後進切換クラッチの前進位置で閉路する前進スイ
ッチと前記主変速機のニュートラル位置で閉路するニュ
ートラルスイッチとの直列回路と、前記前後進切換クラ
ッチの後進位置で閉路する後進スイッチと車輛の走行制
限状態で閉路する走行制限検出スイッチとの直列回路と
を備え、これら2つの直列回路からなる並列回路を前記
スタータスイッチに直列接続したことを特徴とする鞍乗
型車輛の始動装置。 - 【請求項2】発進用クラッチは遠心自動クラッチであ
り、走行制限検出はスイッチはブレーキの制動状態から
走行制限状態を検出する特許請求の範囲第1項記載の鞍
乗型車輛の始動装置。 - 【請求項3】発進用クラッチは変速兼用の手動クラッチ
で形成され、走行制限検出スイッチは前記手動クラッチ
の切れた状態から走行制限状態を検出する特許請求の範
囲第1項記載の鞍乗型車輛の始動装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP60279208A JPH07115598B2 (ja) | 1985-12-13 | 1985-12-13 | 鞍乗型車輌の始動装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP60279208A JPH07115598B2 (ja) | 1985-12-13 | 1985-12-13 | 鞍乗型車輌の始動装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS62139725A JPS62139725A (ja) | 1987-06-23 |
| JPH07115598B2 true JPH07115598B2 (ja) | 1995-12-13 |
Family
ID=17607939
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP60279208A Expired - Lifetime JPH07115598B2 (ja) | 1985-12-13 | 1985-12-13 | 鞍乗型車輌の始動装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07115598B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP4000985B2 (ja) * | 2002-10-21 | 2007-10-31 | 国産電機株式会社 | 電動機を駆動源として備えた自動二輪車の制御装置 |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS59151834U (ja) * | 1983-03-31 | 1984-10-11 | 日野自動車株式会社 | エンジン始動時のセフテイ装置 |
| JPS6068829U (ja) * | 1983-10-19 | 1985-05-16 | 日産ディーゼル工業株式会社 | エンジン始動装置 |
-
1985
- 1985-12-13 JP JP60279208A patent/JPH07115598B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS62139725A (ja) | 1987-06-23 |
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