JPH0712083Y2 - エアースパイクタイヤ - Google Patents

エアースパイクタイヤ

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JPH0712083Y2
JPH0712083Y2 JP1989062854U JP6285489U JPH0712083Y2 JP H0712083 Y2 JPH0712083 Y2 JP H0712083Y2 JP 1989062854 U JP1989062854 U JP 1989062854U JP 6285489 U JP6285489 U JP 6285489U JP H0712083 Y2 JPH0712083 Y2 JP H0712083Y2
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要吉 阪根
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本案は、エアースパイクタイヤに関するものである。
[従来の技術] 従来、この種のものにあっては、下記のようなものにな
っている。
タイヤのトレッド面に多数のスパイクピンを打設したも
のとなっている。
[考案が解決しようとする課題] 従来の技術で述べたものにあっては、下記のような問題
点を有していた。
1)長距離の路面を走行する場合、スパイクタイヤを必
要とする部分とスパイクタイヤを不要とする部分とがあ
る。
2)また、雪の降り始める時期と融雪時期には、毎日、
スパイクタイヤが必要であるか、不要であるかは変化す
る。
3)このような状態の場合、その都度スパイクタイヤと
スノータイヤを交換するなら、粉塵公害の発生を防止で
きるが、このようなことは机上の空論であることは、積
雪地方に住む人であれば誰でも肯定するところである。
本願は、従来の技術の有するこのような問題点に鑑みな
されたものであり、その目的とするところは、上述の問
題を解決出来るものを提供しようとするものである。
[課題を解決するための手段] 上記目的を達成するために、本考案のものは下記のよう
になるものである。
すなわち本願のものは、トレッドゴム部分2A内に配設さ
れたエアーホース部3は、タイヤ本体の回転方向をもっ
て平行に配設された縦エアーホース3Aと、これら縦エア
ーホース3Aと連結された1本の横エアーホース3Bとから
なり、この横エアーホース3Bの一端はトレッドゴム部分
の側面に設けた弁3Cに連結され、縦エアーホース3Aと連
結された状態でトレッドゴム部分に、埋め込み配設され
たスパイクピン部4は、下方からエアーチューブ部5
と、このエアーチューブ部5の上面に当該エアーチュー
ブ部5の伸縮に応じて昇降するピン部6とから構成さ
れ、エアーチューブ部5は天板5Aと底板5Bで密閉された
円筒5Cで構成され、底板5Bは縦エアーホース3Aと連通さ
れ、このエアーチューブ部5の外面は保護ケース5Dで囲
み保護され、保護ケース5Dは筒状に構成された下方のケ
ース5D1と、筒状に構成された上方のケース5D2からなる
と共に、上方のケース5D2は下方のケース5D1内に収納さ
れ、かつ、上方のケース5D2が必要以上に伸長しないよ
う下方のケース5D1と上方のケース5D2に係合縁5D11,5D2
1が設けられ、さらに、この上方のケース5D2は内部のエ
アーチューブ部5の膨張に応じて伸縮するよう構成さ
れ、かつ、上方のケース5D2の上面には頭部硬質ゴム5D3
が張設され、ピン部6は円盤体6Aの上面中央に植設した
円柱体6Bから構成され、この円柱体6Bの外周には筒状の
ピンガード6Cが摺動自在に嵌合され、かつ、このピンガ
ード6Cは、トレッドゴム部分の開設したピン穴2Dの内周
面に固定され、さらに、このトレッドゴム部分2Aにはエ
アーチューブ部5と、ピン部6とに対応して、下方の切
込み部7と上方の切込み部8が刻設され、下方の切込み
部7は、エアーチューブ部5の上面位置に、平面方形の
状態でトレッド2B部分とほぼ平行な状態で刻設され、上
方の切込み部8は、ピン部6における円柱体6Bの下方位
置に、平面方形の状態でトレッド2B部分とほぼ平行な状
態で刻設され、そして、下方の切込み部7の左右片辺7B
と上方の切込み部8の左右片辺8Bとは垂直な切込み9で
連結され、加えて、ピン部6における上方のケース5D2
の頭部硬質ゴム5D3は、下方の切込み部7の上面7Cに接
着されているエアースパイクタイヤである。
また、エアー移動用の器具11を用いてタイヤ本体内のエ
アーを、必要に応じてエアーホース側に移動させるよう
構成してもよい。
[作用] 本考案のものは下記のように作用する。
1.滑らない路面を走行する場合 第2図の如く、スパイクピンをタイヤ本体に収納した状
態で走行する。
2.積雪、アイスバーンなどの滑りやすい路面を走行する
場合 イ.タイヤ本体にエアーを圧入する公知のバルブ10と、
エアー移動用の器具11の金具11Bを連結し、金具11Cをエ
アーホース側の弁3Cに連結するとタイヤ本体内のエアー
をエアーホース側に移動させる。(第1図参照) ロ.エアーホース側にエアーが移動すると、第2図を参
照して、エアーホースを抗してエアーチューブ部5内に
エアーが圧入され、当該エアーチューブ部5は上方に伸
長する。
ハ.このエアーチューブ部5の伸長に応じピン部6が上
昇し、上端がトレッド面より突出することになる。
この場合、このエアーチューブ部5は保護ケース5Dで囲
まれているから、当該エアーチューブ部5の破断などの
事故を防止すると共に、エアーチューブ部5の伸長長さ
を一定にすることができる。
さらに、下方の切込み部7と上方の切込み部8を設けた
から、下記のような作用を営むことができる。
ニ.従来のスパイクタイヤと同様な状態にすることがで
きるから、安全走行をすることができる。
ホ.滑り易い路面での走行を終えた場合は、エアーホー
ス側の弁3Cを開放して内部を抜くとエアーチューブ部5
が収縮し、これに伴いスパイクピンもタイヤ本体内に降
下収納することになる。
[考案の実施例] 実施例について図面を参照して説明する。
1は本案のエアースパイクタイヤである。
2はタイヤ本体である。
2Aはトレッドゴム部分、2Bはトレッド、2Cはすべり止め
である。
3はトレッドゴム部分内に配設されたエアーホース部
で、タイヤ本体の回転方向をもって平行に配設された縦
エアーホース3Aと、これら縦エアーホース3Aと連結され
た1本の横エアーホース3Bとからなり、この横エアーホ
ース3Bの一端はトレッドゴム部分の側面に設けた弁3Cに
連結されている。
4は縦エアーホース3Aと連結された状態でトレッドゴム
部分に、例えば千鳥状に埋め込み配設されたスパイクピ
ン部である。
そして、このスパイクピン部4は下方からエアーチュー
ブ部5と、このエアーチューブ部5の上面に当該エアー
チューブ部5の伸縮に応じて昇降するピン部6とから構
成されている。
エアーチューブ部5は天板5Aと底板5Bで密閉された円筒
5Cで構成され、底板5Bは縦エアーホース3Aと連通されて
いる。
加えて、このエアーチューブ部5の外面は保護ケース5D
で囲み保護されている。
保護ケース5Dは筒状に構成された下方のケース5D1と、
筒状に構成された上方のケース5D2からなり、この上方
のケース5D2は内部のエアーチューブ部5の膨張に応じ
て伸縮するよう構成され、かつ、上方のケース5D2の上
面には頭部硬質ゴム5D3が張設されている。
この点をより具体的に説明すると、保護ケース5Dはタイ
ヤ本体の最高気圧に耐えるように金属材で製造され、寸
法的にはエアーチューブ部5の膨張時には5mm〜6mm程度
伸長し、エアーチューブ部5の平常時には上方のケース
5D2は下方のケース5D1内に収納されることになる。
5D11,5D21は上方のケース5D2が必要以上に伸長しないよ
うに設けられた係合縁である。
ピン部6は円盤体6Aの上面中央に植設した円柱体6Bから
構成されている。
そして、この円柱体6Bの外周には筒状のピンガード6Cが
摺動自在に嵌合されている。
なお、このピンガード6Cは、トレッドゴム部分に開設し
たピン穴2Dの内周面に固定されている。
さらに、このトレッドゴム部分2Aにはエアーチューブ部
5と、ピン部6とに対応して、下方の切込み部7と上方
の切込み部8が刻設されている。
この構造を第7図ないし第9図を参照して詳述する。
なお、この第7図ないし第9図は、説明の都合上トレッ
ド2B部分を平坦な状態にして図示した。
下方の切込み部7は、エアーチューブ部5の上面位置に
平面方形の状態で、トレッド2B部分とほぼ平行な状態で
刻設されている。
7Aは下方の切込み部7の前後辺、7Bは下方の切込み部7
の左右片辺、7Cは下方の切込み部7の上面、7Dは下面で
ある。
上方の切込み部8は、ピン部6における円柱体6Bの下方
位置に平面方形の状態で、トレッド2B部分とほぼ平行な
状態で刻設されている。
8Aは上方の切込み部8の前後辺、8Bは上方の切込み部8
の左右片辺、8Cは上方の切込み部8の上面、8Dは下面で
ある。
そして、下方の切込み部7の左右片辺7Bと上方の切込み
部8の左右片辺8Bとは垂直な切込み9で連結されてい
る。
したがって、下方の切込み部7の上面7Cと上方の切込み
部8の下面8Dとで挟まれた部分が中間連結部9Aを構成す
ることになる。
加えて、エアーチューブ部5における上方のケース5D2
の頭部硬質ゴム5D3は、下方の切込み部7の上面7Cに接
着されている。
10はタイヤ本体にエアーを圧入する公知のバルブであ
る。
11はタイヤ本体内のエアーを、必要に応じてエアーホー
ス側に移動させるためのエアー移動用の器具で、所定寸
法のホース11Aの一端にバルブ10が係脱する金具11Bが、
また、他端にはエアーホース側の弁3Cに係脱する金具11
Cが設けられている。
11B1は金具11Bに設けられた開閉弁である。
[考案の効果] 本考案は、上述の通り構成されているので次に記載する
効果を奏する。
1.スノータイヤとして使用の場合 イ.アスファルト路面の摩耗、削減を防止できる。
ロ.粉塵公害を防止できる。
ハ.スパイクピンの摩耗を防止できる。
2.スパイクタイヤとして使用の場合 イ.発進、登坂を容易にできる。
ロ.制動距離が短縮できる。
ハ.物損事故、人命事故の軽減を図ることができる。
3.保護ケース5Dは筒状に構成された下方のケース5D1
と、筒状に構成された上方のケース5D2からなると共
に、上方のケース5D2は下方のケース5D1内に収納され、
かつ、上方のケース5D2が必要以上に伸長しないよう下
方のケース5D1と上方のケース5D2に係合縁5D11,5D21が
設けられ、さらに、この上方のケース5D2は内部のエア
ーチューブ部5の膨張に応じて伸縮するよう構成され、
かつ、上方のケース5D2の上面には頭部硬質ゴム5D3が張
設されているから、下記の効果を期待できる。
すなわち、仮に、エアーチューブ内にエアーが必要以上
に圧入されることがあっても、下方のケース5D1と上方
のケース5D2に係合縁5D11,5D21が設けられているから、
上方のケース5D2が必要以上に伸長できないので、トレ
ッド面が変形することなく正常な走行を保持することが
できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は1部を切り欠いた要部の斜視図、 第2図はスパイクピンを降下させた状態の要部の斜視
図、 第3図はスパイクピンを露出させた状態の要部の斜視
図、 第4図はエアーホースの配設状態を説明する平面図的説
明図、 第5図,第6図は保護ケース部分の縦断面図、 第7図は下方の切込み部と上方の切込み部を説明する平
面図的説明図、 第8図はA-A線断面図、 第9図はB-B線断面図である。 1……エアースパイクタイヤ、2……タイヤ本体、3…
…エアーホース部、4……スパイクピン部、5……エア
ーチューブ部、6……ピン部、7……下方の切込み部、
8……上方の切込み部、10……バルブ、11……エアー移
動用の器具。

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】トレッドゴム部分2A内に配設されたエアー
    ホース部3は、タイヤ本体の回転方向をもって平行に配
    設された縦エアーホース3Aと、これら縦エアーホース3A
    と連結された1本の横エアーホース3Bとからなり、この
    横エアーホース3Bの一端はトレッドゴム部分の側面に設
    けた弁3Cに連結され、縦エアーホース3Aと連結された状
    態でトレッドゴム部分に、埋め込み配設されたスパイク
    ピン部4は、下方からエアーチューブ部5と、このエア
    ーチューブ部5の上面に当該エアーチューブ部5の伸縮
    に応じて昇降するピン部6とから構成され、エアーチュ
    ーブ部5は天板5Aと底板5Bで密閉された円筒5Cで構成さ
    れ、底板5Bは縦エアーホース3Aと連通され、このエアー
    チューブ部5の外面は保護ケース5Dで囲み保護され、保
    護ケース5Dは筒状に構成された下方のケース5D1と、筒
    状に構成された上方のケース5D2からなると共に、上方
    のケース5D2は下方のケース5D1内に収納され、かつ、上
    方のケース5D2が必要以上に伸長しないよう下方のケー
    ス5D1と上方のケース5D2に係合縁5D11,5D21が設けら
    れ、さらに、この上方のケース5D2は内部のエアーチュ
    ーブ部5の膨張に応じて伸縮するよう構成され、かつ、
    上方のケース5D2の上面には頭部硬質ゴム5D3が張設さ
    れ、ピン部6は円盤体6Aの上面中央に植設した円柱体6B
    から構成され、この円柱体6Bの外周には筒状のピンガー
    ド6Cが摺動自在に嵌合され、かつ、このピンガード6C
    は、トレッドゴム部分の開設したピン穴2Dの内周面に固
    定され、さらに、このトレッドゴム部分2Aにはエアーチ
    ューブ部5と、ピン部6とに対応して、下方の切込み部
    7と上方の切込み部8が刻設され、下方の切込み部7
    は、エアーチューブ部5の上面位置に、平面方形の状態
    でトレッド2B部分とほぼ平行な状態で刻設され、上方の
    切込み部8は、ピン部6における円柱体6Bの下方位置
    に、平面方形の状態でトレッド2B部分とほぼ平行な状態
    で刻設され、そして、下方の切込み部7の左右片辺7Bと
    上方の切込み部8の左右片辺8Bとは垂直な切込み9で連
    結され、加えて、ピン部6における上方のケース5D2の
    頭部硬質ゴム5D3は、下方の切込み部7の上面7Cに接着
    されていることを特徴とするエアースパイクタイヤ。
  2. 【請求項2】エアー移動用の器具11を用いてタイヤ本体
    内のエアーを、必要に応じてエアーホース側に移動させ
    るよう構成した請求項1記載のエアースパイクタイヤ。
JP1989062854U 1989-05-29 1989-05-29 エアースパイクタイヤ Expired - Lifetime JPH0712083Y2 (ja)

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JPH031804U JPH031804U (ja) 1991-01-10
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ID=31592378

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Family Cites Families (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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CH540130A (de) * 1972-02-15 1973-08-15 Senn Hans Jakob Dr Autoreifen mit versenkbaren Spikes
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JPS62241713A (ja) * 1986-04-10 1987-10-22 Junichi Hiyama スパイクタイヤ

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JPH031804U (ja) 1991-01-10

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