JPH071344Y2 - 動力舵取装置 - Google Patents

動力舵取装置

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JPH071344Y2
JPH071344Y2 JP1989045452U JP4545289U JPH071344Y2 JP H071344 Y2 JPH071344 Y2 JP H071344Y2 JP 1989045452 U JP1989045452 U JP 1989045452U JP 4545289 U JP4545289 U JP 4545289U JP H071344 Y2 JPH071344 Y2 JP H071344Y2
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JP
Japan
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shaft
sealing member
rack
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rack shaft
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JPH02135369U (ja
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裕光 豊島
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Koyo Seiko Co Ltd
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Koyo Seiko Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は油圧式の動力舵取装置に関し、更に詳述すれ
ば、ラック・ピニオン式の舵取機構のラック軸を内部に
支承するハウジングの一部に操舵補助用の油圧シリンダ
を構成してなる動力舵取装置に関する。
〔従来技術〕
油圧式の動力舵取装置は、舵取機構中に構成した油圧シ
リンダが発生する油圧力により、舵取りのための舵輪操
作に要する力を補助するものであり、前記油圧シリンダ
の構成態様は、舵取機構の形式に応じて異なる。舵輪と
連動回転するピニオンと、該ピニオンにその一部を噛合
させ軸長方向を車体の左右方向として支承されたラック
軸とを備え、舵輪の回転をピニオンを介してラック軸に
伝達し、これに伴うラック軸の移動に応じて舵取りを行
わせるラック・ピニオン式の舵取機構においては、前記
油圧シリンダは、車体に固設され前記ラック軸を摺動自
在に支承する筒形のハウジングの内部に両側が封止され
た封止空間を形成し、該封止空間内にラック軸に同軸的
に固設されたピストンを嵌挿せしめて構成されており、
通常、部品点数の削減と組立の容易さとを図るために、
前記封止空間の一方の側壁は、前記ハウジングの一側端
部に装着されラック軸を支承する樹脂製の支承部材によ
り形成される。この支承部材とラック軸との間にはゴム
製の軸封部材が介装されており前記封止空間からその外
部への圧油の漏洩を防いでいる。
〔考案が解決しようとする課題〕
しかしながら、前記軸封部材は熱膨張率が大きい樹脂製
支承部材に比べて熱膨張率が小さいゴム製であるため、
前記油圧シリンダの動作によって圧油温度が上昇した場
合、前記熱膨張率の違いにより支承部材が軸封部材に比
して大きく膨張し、支承部材と軸封部材との接触面に間
隙が生じる。そして、このように生じた間隙を通して前
記封止空間より外部へ圧油が漏洩するという問題があ
る。
本考案は斯かる事情に鑑みてなされたものであり、支承
部材に環状の突条を設け、該突条を軸封部材中へ突入さ
せることによりこれらの部材間に間隙が発生した場合の
圧油の油圧シリンダ外への漏洩を防止する動力舵取装置
を提供することを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
本考案に係る動力舵取装置は、ラック・ピニオン式舵取
機構のラック軸を軸長方向への摺動自在に支承する筒形
ハウジングの内部に、該ハウジングの端部近傍に内嵌固
定された前記ラック軸の支承部材及び該支承部材に内嵌
され前記ラック軸との間に介装された軸封部材を一方の
側壁とする封止空間を形成し、該封止空間に前記ラック
軸の中途に固設されたピストンを嵌挿して操舵補助用の
油圧シリンダを構成してなる動力舵取装置において、前
記支承部材の軸封部材と接する内周面に、該内周面に沿
った環状の突条を設け、該突条を前記軸封部材中へ突入
させて軸封部材と支承部材とを密封係合するとともに軸
封部材の抜け止めを図ってあることを特徴とする。
〔作用〕
支承部材の軸封部材と接する内周面に設けた、環状の突
条を軸封部材中へ突入させているために、支承部材及び
軸封部材の熱膨張により支承部材と軸封部材との間に間
隙が生じても、該間隙の寸法が突条の高さを超えない限
り軸封部材とは密封係合状態を保持し、また軸封部材は
支承部材から抜け出ない。
〔実施例〕
以下本考案をその実施例を示す図面に基づいて詳述す
る。第1図は本考案に係る動力舵取装置における操舵補
助用の油圧シリンダの構成を示す模式的断面図である。
図中1は、その一部に形成されたラック歯を舵輪と連動
回転するピニオンに噛合させ、舵輪の回転に応じて軸長
方向に移動するようになしてあり、この移動に応じて舵
取りを行わせるラック軸であり、該ラック軸1の中途部
には、短寸円筒状をなすピストン10が、これと同軸をな
して外嵌固定してある。また2は、長手方向を左右方向
として、図示しない車体の一部に固設され、前記ラック
軸1を軸長方向への摺動自在に支承する筒状をなすハウ
ジングであり、該ハウジング2の内部には、その一側の
開放端部から適長に亘って、円形断面をなすように加工
された装着部21が形成され、該装着部21の奥部には、所
定長さに亘って、装着部21よりも小径の略真円形断面を
なすように精密加工してなるシリンダ部20が形成されて
いる。ラック軸1は、前記開放部からハウジング2に内
挿され、前記ピニオンとの噛合位置に設けた図示しない
支承手段、及びハウジング2に後述する如く装着される
支承部材3等により、軸長方向の2個所以上を把持さ
れ、前記ピストン10をシリンダ部20に嵌挿させた態様に
て、ハウジング2の内部にこれと同軸的に支承される。
支承部材3は、シリンダ部20の内径に略等しい外径を有
する小外径部と、前記装着部21の内径に略等しい外径を
有する大外径部とを、軸長方向に連設し、該大外径部と
前記小外径部とを軸長方向に対して傾斜した傾斜面24に
よって一体化し、これらの軸心位置に、ラック軸1の外
径に略等しい直径の支承孔30を貫通形成してなる段付き
円筒形の部材である。この支承部材3は、前記支承孔30
に、ハウジング2に内挿されているラック軸1を内嵌さ
せつつ、小外径部を内側としてハウジング2に内挿さ
れ、該小外径部をシリンダ部20に、また大外径部を装着
部21に夫々内嵌させて、ハウジング2内部にこれと同軸
的に装着される。また、ハウジング2の装着部21におけ
る支承部材3の外側には装着部21の内径に略等しい外径
を有し、支承孔30を貫通形成してなる円筒状の部材より
なる支承部材止材4が支承部材3と同軸的に装着してあ
る。このように装着された支承部材止材4の支承部材3
と接していない外向き端面よりラック軸1の軸方向外側
の装着部21の内周には、断面矩形状の溝23が形成してあ
る。装着部21の溝23にはC形止め輪6がその外周部を溝
23の底部へ弾接させるように装着している。支承部材止
材4は、その外向き端面を前記C形止め輪6によって係
止されて固定される。
そして支承部材3は、一方において前記傾斜面24と、他
方において前記C形止め輪6により固定された支承部材
止材4とによって挾持される状態で固定される。
このようにハウジング2の内部には、これの開放側から
前述の如く固定される支承部材3の小外径部側端面を一
方の側壁とし、シリンダ部20の奥側端部に形成された隔
壁22を他方の側壁とすると共に、シリンダ部20の内周面
を周壁とし、内部にピストン10を嵌挿してなる操舵補助
用の油圧シリンダが構成され、ラック軸1は、シリンダ
部20内にピストン10の両側において各別に導入される油
圧に応じてその軸長方向に摺動し、この摺動に応じて舵
取りがなされる。支承部材3の支承孔30の小外径部側端
部には、オイルシールよりなる軸封部材5が、また、大
外径部の中途部外周には、Oリングを用いてなる封止部
材50とが夫々装着してあり、前者により、ラック軸1と
支承孔30との摺接部分からの油の漏れ出しが、また後者
により、シリンダ部20と小外径部との嵌合部分からの油
の漏れ出しが夫々防止されている。
第2図は、軸封部材5近傍の拡大断面図である。軸封部
材5は一方の軸端面に開口部を備えた断面形状を有する
環状のオイルシールであって、その外周部である固定部
5aと、内周側に突出したリップ部5bと、該リップ部5bを
内嵌し、外側よりこれを補強するスプリング51とによっ
て構成される。この軸封部材5は、前記固定部5aを支承
部材3の内側に装着し、リップ部5bをラック軸1の外周
面に対して摺接させることによりラック軸1の軸封を行
う。
また支承部材3の前記固定部5aと接する面のうち、ラッ
ク軸1の軸長方向と平行する面には、断面三角形の環状
の突条31cが設けられており、この面に軸封部材5が装
着されることによって前記突条31cは、軸封部材5の固
定部5aの内部に突入して食い込む状態とする。
このように前記突条31cを固定部5の内部に突入させて
食い込ませると、例えば前記油圧シリンダの作動に伴う
シリンダ内部の温度上昇が起こり、熱膨張率の相違によ
って支承部材3と軸封部材5との間に間隙が発生した場
合、前記突条の高さと同一寸法までの間隙に対して支承
部材3と軸封部材5との接触が継続されるため、前記間
隙を通じたシリンダ外部への圧油の漏洩が防止できる。
第3図は支承部材3の突条31cの本実施例以外の実施例
を示す軸封部材5の近傍の拡大断面図、第4図はその他
の実施例の突条の形状を示す断面図である。
本実施例においては、支承部材3の軸封部材5と接する
内周面に突条31cを1条設けたが、これに限らず第3図
に示す如く支承部材3の軸封部材5と接する面に、所定
距離を隔てて2条の突条31d,31eを設けてもよい。
また、本実施例においては、支承部材3に断面三角形の
突条31cを設けたが、これら限らずその断面が第4図に
示す如く略半円形状である丸みを帯びた形状の突条31f
を設けても良く、また前述の如き第2図及び第3図に示
した突条の全てに適用しても良い。
〔考案の効果〕
以上詳述した如く本考案に係る動力舵取装置において
は、支承部材の軸封部材と接する内周面に、その内周面
に沿った環状の突条を設け、その突条を軸封部材中へ突
入させて密封係合を図ったことにより、支承部材と軸封
部材との熱膨張率の違いによってこれらの部材間に間隙
が発生しても油圧シリンダ外への圧油の漏洩を防止で
き、また軸封部材の抜け止めを図り得る等本考案は優れ
た効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の一実施例を示すものであって、第1図は
本考案に係る動力舵取装置における操舵補助用の油圧シ
リンダの構成を示す模式的断面図、第2図は軸封部材近
傍の拡大断面図、第3図は支承部材の突条の本実施例以
外の実施例を示す拡大断面図、第4図は本実施例以外に
用いる突条の形状を示す拡大断面図である。 1……ラック軸、2……ハウジング、3……支承部材、
31c,31d,31e……突条、5……軸封部材

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】ラック・ピニオン式舵取機構のラック軸を
    軸長方向への摺動自在に支承する筒形ハウジングの内部
    に、該ハウジングの端部近傍に内嵌固定された前記ラッ
    ク軸の支承部材及び該支承部材に内嵌され前記ラック軸
    との間に介装された軸封部材を一方の側壁とする封止空
    間を形成し、該封止空間に前記ラック軸の中途に固設さ
    れたピストンを嵌挿して操舵補助用の油圧シリンダを構
    成してなる動力舵取装置において、 前記支承部材の軸封部材と接する内周面に、該内周面に
    沿った環状の突条を設け、該突条を前記軸封部材中へ突
    入させて軸封部材と支承部材とを密封係合するとともに
    軸封部材の抜け止めを図ってあることを特徴とする動力
    舵取装置。
JP1989045452U 1989-04-17 1989-04-17 動力舵取装置 Expired - Lifetime JPH071344Y2 (ja)

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JPH02135369U JPH02135369U (ja) 1990-11-09
JPH071344Y2 true JPH071344Y2 (ja) 1995-01-18

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Families Citing this family (1)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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JPS60122276U (ja) * 1984-01-24 1985-08-17 豊田工機株式会社 舵取装置用シリンダ装置
JPS61100675U (ja) * 1984-12-06 1986-06-27

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