JPH0715029U - 納棺用敷物 - Google Patents

納棺用敷物

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JPH0715029U
JPH0715029U JP4479693U JP4479693U JPH0715029U JP H0715029 U JPH0715029 U JP H0715029U JP 4479693 U JP4479693 U JP 4479693U JP 4479693 U JP4479693 U JP 4479693U JP H0715029 U JPH0715029 U JP H0715029U
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Japan
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floor
flammable
casket
hygroscopic
core material
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Pending
Application number
JP4479693U
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English (en)
Inventor
直義 中田
Original Assignee
株式会社富中産業
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 床を汚染せず、且完全燃焼する納棺用敷物を
提供する。 【構成】 易燃性且吸湿性芯材1を易燃性且吸湿性の包
被部材2で包被した敷物体Aで構成する。該敷物体Aの
遺体安置部位側に遺体安置部3を凹曲形成する。該遺体
安置部3が連通するように対向配置された複数枚の敷物
体Aの対向配置部5を折曲可能に接合する。敷物体A
は、遺体、棺、納棺用品等と一緒に完全燃焼可能、黒煙
を発生せずに燃焼可能、灰を白くすることが可能、吸湿
可能、易燃可能な素材で構成する必要がある。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、新規な納棺用敷物に関する。
【0002】
【従来技術と問題点】
遺体は、生花、季節によってはドライアイス、遺品、その他の納棺用具などと 共に納棺され、葬儀の出棺まで長時間安置されるのが普通である。
【0003】 遺体を長時間安置しておくと、遺体自体、生花、ドライアイスなどの納棺用具 から水分(悪液)が滲出し、その水分が徐々に棺に浸透し、やがては棺から床に 滲出し、畳、床板などを汚染することがある。
【0004】 床がこのような水分(悪液)によって汚染されることを防止するために防水シ ート類(たとえば、熱可塑性軟質合成樹脂シート、その他の防水シート類)、畳 ゴザなどを床に敷き、その上に棺を静置している。
【0005】 本考案は、このような従来技術に着目してなしたもので、納棺された遺体から 滲出する水分(悪液)、生花、ドライアイスなどの納棺用具から滲出する水分( 悪液)を吸収し、該水分が床の畳、床板などを汚染することを防止する有益な納 棺用敷物の提供、遺体、棺、納棺用具などと共に完全燃焼する燃えやすい納棺用 敷物の提供を目的とする。
【0006】
【問題点解決のための手段】
叙上の目的を達成するために本考案がなした手段は、易燃性かつ吸湿性の芯材 の少なくとも遺体安置部位側表面を易燃性で吸湿性の包被部材で包被した敷物体 で構成したということ、該敷物体の遺体安置部位側に遺体安置部を凹曲形成した ということ、該遺体安置部が連通するように対向配置された複数枚の敷物体の対 向配置部を折曲可能に接合したということ、などである。
【0007】
【作用】
棺内の底板上に敷いた敷物体上に遺体を安置すれば、遺体自体から滲出する水 分(悪液)、生花、ドライアイスなどの納棺用具から滲出する水分(悪液)を敷 物体が吸収する。
【0008】 敷物体は、遺体、棺、納棺用具などと共にそのまま焼くことが可能である。
【0009】 敷物体の遺体安置部に遺体を安置すれば、遺体安置部の凹曲形状によって、遺 体から滲出する水分(悪液)が遺体安置部の遺体下側部位に集中する。
【0010】 複数枚の敷物体を対向配置部の接合部で折曲げれば、該敷物体が折畳まれ、見 掛けの面積が減少する。
【0011】
【実施例】
請求項1について説明する。
【0012】 敷物体Aを構成する芯材1は、木材のチップをパルプ状にし、腐れ、ダニなど に対する耐久処理を施した後、板状に抄き上げ、高温で乾燥、熱処理してつくら れた天然木質繊維製の工場生産品である。芯材1を天然木質繊維製にした理由は 、敷物体Aが納棺用品であるから、遺体及び棺と共に完全燃焼(易燃性)されな ければならないこと、火葬の際に窯の中に黒煙が発生してはならないこと(監視 員が窯の覗窓から窯内部を覗いた際に窯内部の様子が見えにくくなることを防ぐ ため)、灰が白くなること、などといった納棺用品に必要な条件を満足するため である。また、芯材1を天然木質繊維製にした他の理由は、すぐれた吸湿性(吸 水性も含む意味であり、以下同じである)を発揮するからであり、遺体あるいは 生花、ドライアイスなどという納棺用品から滲出する水分(悪液)を十分に吸収 させるためである。
【0013】 本考案者が芯材1として発泡合成樹脂系(発泡スチロール系)の素材が適用可 能か否か燃焼実験したところでは、窯の中で黒煙が発生する、お骨に黒色物質が 付着する、といった現象が見られ、芯材1として使用するには好ましいといえな かった。また、段ボール、紙質などの繊維製品についても燃焼実験したところ、 灰が黒くなる、お骨に黒色物質が斑点状に付着する、といった現象が見られたた め、芯材1としては好ましくなかった。さらにゴム系接着剤が多く使われている 合板類についても燃焼実験を行なったところ、灰が白くならない、お骨拾いの時 に灰とお骨との見分けが難しい、といった問題点を有していたため、芯材1とし て使用するには好ましいといえなかった。
【0014】 かかる燃焼実験結果に基づき、芯材1としては、前記易燃性を初めとする諸必 要条件を満足しなければならないことが判然としたので、前記天然木質繊維製の 板状体が畳床として利用されていることに着目し、燃焼実験したところ、前記諸 必要条件を満足すると認められたので芯材1として採用した。
【0015】 前記天然木質繊維製の板状体は、商品名ダイケン畳(東京都中央区日本橋室町 に東京畳材課所在 大建工業株式会社製)の畳床に既に利用されている素材であ る。
【0016】 敷物体Aを構成する包被部材2は、芯材1と全く同じ諸必要条件を満足しなけ ればならないことに鑑み、天然い草で製造した畳表を使用する。
【0017】 包被部材2で芯材1を包被するときは、芯材1の遺体安置部位側表面のみを包 被しても構わないが、普通の畳と同様に芯材1の遺体安置部位側表面から、芯材 1の周囲を経て裏面の周縁側部位までを包被し、普通の畳と同様に包被部材2の 端縁部を芯材1に畳糸(図示せず)で縫いつけるほうが好ましい。畳糸としては 、前記諸必要条件に鑑みて綿糸、麻糸などを使用するようにする。
【0018】 包被部材2の取付けが終了したら、普通の畳と同じように縁布6を縫いつける 。縁布6としては、前記諸必要条件を考慮して、純綿製が適当であり、畳糸とし ては、前記畳糸と同様に綿糸、麻糸などが適当である。
【0019】 ところで、芯材1を包被部材2で包被する前に芯材1の遺体安置部位側表面に 、吸湿性向上という目的のもとに純綿の布帛7(たとえば、さらし布)を重ね、 かつ芯材1の裏面に同様目的のもとに天然木質パルプ製の当接紙8を当接せしめ 、それから包被部材2で芯材1を包被し、包被部材2を芯材1に縫いつける。
【0020】 なお、敷物体Aは、幅×長さ×厚さの寸法が、大体450 ×880 ×13mmであるが 、遺体の大きさによって適宜寸法調節する。
【0021】 請求項2について説明する。
【0022】 請求項1と相違する構成について述べ、重複する構成の説明を省略する。
【0023】 請求項2が請求項1と相違する構成は、請求項1で構成された敷物体Aの遺体 安置部位に遺体安置部3を凹曲形成したことである。
【0024】 遺体安置部3は、芯材1を遺体安置部位側の表面側から裏面側へ向かって凹曲 成形し、包被部材2を芯材1の凹曲面に倣って凹曲包被せしめ、芯材1に縫いつ けて形成し、遺体安置部3が凹曲形成された敷物体Aを構成する。遺体安置部3 は、敷物体Aの全長にわたって縁布6の端縁まで幅広く凹曲形成する場合と(図 3示)、敷物体Aよりも僅か短く、かつ僅か幅狭く凹曲形成する場合と(図4示 、図5示)ある。
【0025】 遺体安置部3を凹曲形成すれば、遺体から滲出する水分(悪液)が遺体安置部 3の遺体下側に集中し、敷物体Aの汚染が拡がりにくくなる。
【0026】 遺体安置部3の凹曲形成は、所定の成形機械で形成するようにする。
【0027】 次に請求項3について説明する。
【0028】 請求項1,2と重複する説明を省略し、それらの請求項と異なる構成について 説明する。
【0029】 請求項3が請求項1,2と異なる構成は、遺体安置部3が連通するように対向 配置された複数枚の敷物体Aの対向配置部5を折曲可能に接合したことである。
【0030】 複数枚の敷物体Aは、図3示、図4示等の如く遺体安置部3が連通するように 幅方向の一つの端縁部を対向配置して当接せしめ、その当接した対向配置部5を 折曲可能に接合するようにする。対向配置部5の接合手段は、対向配置部5の裏 面側を紙製接着テープ9で接合し、敷物体Aを裏側へ折曲げられるように構成す る。紙製接着テープ9を使用した理由は、請求項1の説明で述べた諸必要条件を 満たすためである。
【0031】 複数枚の敷物体Aの対向配置部5を折曲可能に接合すれば、コンパクトに折畳 んで運搬、保管することが可能になって便利である。
【0032】 図6中の符号10は、紙製接着テープ9の接着剤または粘着剤である。
【0033】 なお、上述した実施例における布帛7と当接紙8の配設部位は、逆配設にして も差支えない。
【0034】
【考案の効果】
本考案は、叙上のような構成にしたので、下記の効果がある。
【0035】 敷物体が吸湿性であるから、遺体から滲出する水分(悪液)、納棺用品から 滲出する水分(悪液)が敷物体に吸収され、棺から床へ滲出しない。
【0036】 従って、上記水分(悪液)で畳、床板などが汚染されることを防止できると共 に、床の汚染防止のために防水シートを敷くという手間を省ける。
【0037】 敷物体は、易燃性であるから、遺体、棺、納棺用品等と一緒に窯を損傷せし めることなく完全燃焼する。
【0038】 敷物体の遺体安置部に遺体を安置すれば、該安置部の凹曲形状によって、遺 体から滲出する水分(悪液)が遺体の下側に集中し、敷物体の汚染が拡がりにく くなる。
【0039】 複数枚の敷物体を対向配置部の接合部で折曲げれば、折畳むことが出来る。
【0040】 従って、見掛けの面積が減少し、コンパクトになり、運搬、保管などに便利で ある。
【0041】 よって、所期の目的を達成できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の請求項1に係る敷物の一部切欠斜視
図。
【図2】図1の(2)−(2)線に沿う縦断面図。
【図3】本考案の請求項2に係る敷物の一例及び請求項
3に係る敷物を表す一部切欠斜視図。
【図4】本考案の請求項2に係る敷物の他例を示す一部
切欠斜視図。
【図5】図4の(4)−(4)線に沿える縦断面図。
【図6】図3の(6)−(6)線に沿える縦断面図。
【符号の説明】
A 敷物体 1 芯材 2 包被部材 3 遺体安置部 5 対向配置部

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 易燃性かつ吸湿性の芯材の少なくとも遺
    体安置部位側表面を易燃性で吸湿性の包被部材で包被し
    た敷物体で構成した納棺用敷物。
  2. 【請求項2】 易燃性かつ吸湿性の芯材の少なくとも遺
    体安置部位側表面を易燃性で吸湿性の包被部材で包被し
    て構成した敷物体の遺体安置部位側に遺体安置部を凹曲
    形成した納棺用敷物。
  3. 【請求項3】 易燃性かつ吸湿性の芯材の少なくとも遺
    体安置部位側表面を易燃性で吸湿性の包被部材で包被し
    て敷物体を構成し、該敷物体の遺体安置部位に遺体安置
    部を凹曲成形し、該遺体安置部が連通するように対向配
    置された複数枚の前記敷物体の対向配置部を折曲可能に
    接合した納棺用敷物。
JP4479693U 1993-08-17 1993-08-17 納棺用敷物 Pending JPH0715029U (ja)

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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0159127B2 (ja) * 1983-04-14 1989-12-15 Matsushita Electric Works Ltd
JPH0210831B2 (ja) * 1981-05-29 1990-03-09 Sumitomo Chemical Co

Patent Citations (2)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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