JPH0715301B2 - 舶用減速逆転機 - Google Patents
舶用減速逆転機Info
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- JPH0715301B2 JPH0715301B2 JP59277984A JP27798484A JPH0715301B2 JP H0715301 B2 JPH0715301 B2 JP H0715301B2 JP 59277984 A JP59277984 A JP 59277984A JP 27798484 A JP27798484 A JP 27798484A JP H0715301 B2 JPH0715301 B2 JP H0715301B2
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Links
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- 230000007246 mechanism Effects 0.000 description 4
- 230000008878 coupling Effects 0.000 description 3
- 238000010168 coupling process Methods 0.000 description 3
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- 238000003756 stirring Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Structure Of Transmissions (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、前進2軸・後進2軸式の舶用減速逆転機に関
し、特に、前進2速式のものに関する。
し、特に、前進2速式のものに関する。
従来の技術 いわゆる前進2軸・後進2軸式の減速逆転機は、前後方
向に配置された入力ギヤと出力ギヤの両側方に、2個一
対の前・後進ユニットをそれぞれ振り分けて配置するよ
うにしたものである。この種の減速逆転機のうち、前進
1速式のものに関しては、例えば、本発明の出願人が開
示した技術がある(実公昭58−14260号公報参照)。
向に配置された入力ギヤと出力ギヤの両側方に、2個一
対の前・後進ユニットをそれぞれ振り分けて配置するよ
うにしたものである。この種の減速逆転機のうち、前進
1速式のものに関しては、例えば、本発明の出願人が開
示した技術がある(実公昭58−14260号公報参照)。
しかして、本発明の出願人は、先に、このような前進1
速式の減速逆転機をベースとし、更に、前進2速式の発
展させたものに関する出願を行なっている。その出願に
ついては、特開昭58−99542号として既に公開されてい
る。この特開昭58−99542号公報によって開示した従来
の技術においては、入力ギヤと出力ギヤの両側方の各後
進ユニット下方に、もう一対の前進ユニット、即ち、前
進2速ユニットを各々配置し、その前進2速ユニットに
後進ユニットから動力を伝達するようにしていた。
速式の減速逆転機をベースとし、更に、前進2速式の発
展させたものに関する出願を行なっている。その出願に
ついては、特開昭58−99542号として既に公開されてい
る。この特開昭58−99542号公報によって開示した従来
の技術においては、入力ギヤと出力ギヤの両側方の各後
進ユニット下方に、もう一対の前進ユニット、即ち、前
進2速ユニットを各々配置し、その前進2速ユニットに
後進ユニットから動力を伝達するようにしていた。
発明が解決しようとする問題点 前記従来の技術においては、前進2速ユニットを後進ユ
ニットの下方に配置したため、メンテナンスが困難にな
るとともに、油に浸って抵抗を受け、ロス馬力が発生す
るという問題点を生じ、更には、ケースの底が邪魔にな
り、前進2速ユニットの外部形状を大きくすることが困
難であるため、減速比を大きくすることができないとい
う欠点があった。
ニットの下方に配置したため、メンテナンスが困難にな
るとともに、油に浸って抵抗を受け、ロス馬力が発生す
るという問題点を生じ、更には、ケースの底が邪魔にな
り、前進2速ユニットの外部形状を大きくすることが困
難であるため、減速比を大きくすることができないとい
う欠点があった。
また、前進2速ユニットに動力を伝達するための駆動ギ
ヤをケース内部に設けていたためケース全体が軸方向に
大きくなり入力継手と出力継手との間の全長が大きくな
って重量化し、かつ、かかる駆動ギヤを有しない標準の
1速式用ケースと共用化できないという新たな問題点が
生じることとなった。
ヤをケース内部に設けていたためケース全体が軸方向に
大きくなり入力継手と出力継手との間の全長が大きくな
って重量化し、かつ、かかる駆動ギヤを有しない標準の
1速式用ケースと共用化できないという新たな問題点が
生じることとなった。
問題点を解決するための手段 本発明は、このような問題点を解決するためになされた
ものであり、入力ギヤ(7)と出力ギヤ(9)を上面を
解放した減速逆転機ケース本体(2)内で前後に配置し
た減速逆転機において、 前進1速入力ギヤ(15)と前進1速軸(16)及びこれら
前進1速入力ギヤ(15)と前進1速軸(16)間の動力を
嵌脱するクラッチ(18)と、前進1速軸(16)上に設け
られてその前進1速軸(16)と一体に回転する前進ピニ
オン(17)とを備えた2個一対の前進1速ユニット(1
2)を、前記入力ギヤ(7)と出力ギヤ(9)の斜め上
方に左右振り分けて配置して前記ケース本体(2)で支
持し、これら前進1速ユニット(12)の各前進1速入力
ギヤ(15)を入力ギヤ(7)に、また前進ピニオン(1
7)を出力ギヤ(9)にそれぞれ噛合させるとともに、
後進入力ギヤ(29)と後進ピニオン(30)とを備えた前
進1速ユニット(12)と同一構成の2個一対の後進ユニ
ット(13)を、 前進1速ユニット(12)の下側において入力ギヤ(7)
と出力ギヤ(9)の側方に左右振り分けて配置して前記
ケース本体(2)で支持し、これら後進ユニット(13)
の各後進入力ギヤ(29)を前記前進1速入力ギヤ(15)
に、また後進ピニオン(30)を出力ギヤ(9)にそれぞ
れ噛合させる一方、前進2速入力ギヤ(20)と前進2速
軸(21)及びこれら前進2速入力ギヤ(20)と前進2速
軸(21)間の動力を嵌脱するクラッチ(18)とを備えた
2個一対の前進2速ユニット(19)を、前記前進1速ユ
ニット(12)の上方において、入力ギヤ(7)と出力ギ
ヤ(9)の両側に左右振り分けて配置してケース本体
(2)の上面解放部を覆う上部カバー(3)で支持し、
該前進2速ユニット(19)の前進2速入力ギヤ(20)
を、前記前進1速入力ギヤ(15)に噛合させるととも
に、出力側の前記前進2速軸(21)を上部カバー(3)
後方に突出させて回動自在に軸支し、その後方突出端
(22)に前進2速駆動ギヤ(23)を一体に取り付けると
ともに、前進1速軸(16)をケース本体(2)後方に同
様に突出させて回動自在に軸支し、その後方突出端(2
4)に、前記前進2速駆動ギヤ(23)と噛合する前進2
速被動ギヤ(25)を取り付けるようにしたことを特徴と
する。
ものであり、入力ギヤ(7)と出力ギヤ(9)を上面を
解放した減速逆転機ケース本体(2)内で前後に配置し
た減速逆転機において、 前進1速入力ギヤ(15)と前進1速軸(16)及びこれら
前進1速入力ギヤ(15)と前進1速軸(16)間の動力を
嵌脱するクラッチ(18)と、前進1速軸(16)上に設け
られてその前進1速軸(16)と一体に回転する前進ピニ
オン(17)とを備えた2個一対の前進1速ユニット(1
2)を、前記入力ギヤ(7)と出力ギヤ(9)の斜め上
方に左右振り分けて配置して前記ケース本体(2)で支
持し、これら前進1速ユニット(12)の各前進1速入力
ギヤ(15)を入力ギヤ(7)に、また前進ピニオン(1
7)を出力ギヤ(9)にそれぞれ噛合させるとともに、
後進入力ギヤ(29)と後進ピニオン(30)とを備えた前
進1速ユニット(12)と同一構成の2個一対の後進ユニ
ット(13)を、 前進1速ユニット(12)の下側において入力ギヤ(7)
と出力ギヤ(9)の側方に左右振り分けて配置して前記
ケース本体(2)で支持し、これら後進ユニット(13)
の各後進入力ギヤ(29)を前記前進1速入力ギヤ(15)
に、また後進ピニオン(30)を出力ギヤ(9)にそれぞ
れ噛合させる一方、前進2速入力ギヤ(20)と前進2速
軸(21)及びこれら前進2速入力ギヤ(20)と前進2速
軸(21)間の動力を嵌脱するクラッチ(18)とを備えた
2個一対の前進2速ユニット(19)を、前記前進1速ユ
ニット(12)の上方において、入力ギヤ(7)と出力ギ
ヤ(9)の両側に左右振り分けて配置してケース本体
(2)の上面解放部を覆う上部カバー(3)で支持し、
該前進2速ユニット(19)の前進2速入力ギヤ(20)
を、前記前進1速入力ギヤ(15)に噛合させるととも
に、出力側の前記前進2速軸(21)を上部カバー(3)
後方に突出させて回動自在に軸支し、その後方突出端
(22)に前進2速駆動ギヤ(23)を一体に取り付けると
ともに、前進1速軸(16)をケース本体(2)後方に同
様に突出させて回動自在に軸支し、その後方突出端(2
4)に、前記前進2速駆動ギヤ(23)と噛合する前進2
速被動ギヤ(25)を取り付けるようにしたことを特徴と
する。
実施例 以下、本発明の1実施例を図面に基づいて説明する。第
1図において、(1)は、ケース本体(2)と上部カバ
ー(3)からなる減速逆転機ケース(以下、「ケース」
と略称する。)を示す。そして、ケース本体(2)は、
第2図にも示されるように、上開きの下部ケース(4)
に、上下に開いた上部ケース(5)が連結された一体構
造となっており、このケース本体(2)上部にそのケー
ス本体(2)の上面解放部を覆う下開きの前記上部カバ
ー(3)が着脱自在に取り付けられている。
1図において、(1)は、ケース本体(2)と上部カバ
ー(3)からなる減速逆転機ケース(以下、「ケース」
と略称する。)を示す。そして、ケース本体(2)は、
第2図にも示されるように、上開きの下部ケース(4)
に、上下に開いた上部ケース(5)が連結された一体構
造となっており、このケース本体(2)上部にそのケー
ス本体(2)の上面解放部を覆う下開きの前記上部カバ
ー(3)が着脱自在に取り付けられている。
ケース(1)下半部分、即ち前記ケース本体(2)の上
下方向の略中央部分には、入力軸(6)に一体形成され
た入力ギヤ(7)と、出力軸(8)に固着された大径の
出力ギヤ(9)とが前後に配置されており、入力ギヤ
(7)の中心O1は、出力ギヤ(9)の中心O2に対して、
ほんのわずか上方に偏心している。入力軸(6)前端
は、ケース本体(2)を貫通して前方に突出しており、
入力軸継手(10)を介して機関(図外)からの動力を受
けるようになっている。一方、出力軸(8)後端は、ケ
ース本体(2)を貫通して後方に突出しており、プロペ
ラ軸(図示せず)を連結するための出力軸継手(11)が
取り付けられている。
下方向の略中央部分には、入力軸(6)に一体形成され
た入力ギヤ(7)と、出力軸(8)に固着された大径の
出力ギヤ(9)とが前後に配置されており、入力ギヤ
(7)の中心O1は、出力ギヤ(9)の中心O2に対して、
ほんのわずか上方に偏心している。入力軸(6)前端
は、ケース本体(2)を貫通して前方に突出しており、
入力軸継手(10)を介して機関(図外)からの動力を受
けるようになっている。一方、出力軸(8)後端は、ケ
ース本体(2)を貫通して後方に突出しており、プロペ
ラ軸(図示せず)を連結するための出力軸継手(11)が
取り付けられている。
しかして、(12)(12)は、前記入力ギヤ(7)及び出
力ギヤ(8)の斜め上方に左右振り分けて配置された2
個一対の前進1速ユニットを示し、(13)(13)は、同
じく両横に左右振り分けて配置された2個一対の後進ユ
ニットを示している。これらの各ユニット(12)(12)
(13)(13)は、入力ギヤ(7)及び出力ギヤ(8)を
取り囲むように配置され、ケース本体(2)によって支
持されている。
力ギヤ(8)の斜め上方に左右振り分けて配置された2
個一対の前進1速ユニットを示し、(13)(13)は、同
じく両横に左右振り分けて配置された2個一対の後進ユ
ニットを示している。これらの各ユニット(12)(12)
(13)(13)は、入力ギヤ(7)及び出力ギヤ(8)を
取り囲むように配置され、ケース本体(2)によって支
持されている。
前進1速ユニット(12)は、第1図に示されるように、
サポート軸(14)前端側に固定した前進1速入力ギヤ
(15)と、この前進1速入力ギヤ(15)後方においてサ
ポート軸(14)に遊嵌された前進1速軸(16)上に一体
形成された前進ピニオン(17)及び両者をつなぐクラッ
チ機構、即ち油圧式の多板クラッチ(18)を備えてい
る。そして、入力側の前進1速入力ギヤ(15)は、前記
入力ギヤ(7)に噛合するととともに、出力側の前進ピ
ニオン(17)が出力ギヤ(19)に噛合している。
サポート軸(14)前端側に固定した前進1速入力ギヤ
(15)と、この前進1速入力ギヤ(15)後方においてサ
ポート軸(14)に遊嵌された前進1速軸(16)上に一体
形成された前進ピニオン(17)及び両者をつなぐクラッ
チ機構、即ち油圧式の多板クラッチ(18)を備えてい
る。そして、入力側の前進1速入力ギヤ(15)は、前記
入力ギヤ(7)に噛合するととともに、出力側の前進ピ
ニオン(17)が出力ギヤ(19)に噛合している。
一方、後進ユニット(13)は、細部構造は省略するが、
基本的には前記前進1速ユニット(12)と同一の寸法形
状となっており、同芯に配置された後進入力ギヤ(29)
及び後進ピニオン(30)のうち、入力側の後進入力ギヤ
(29)は、前記前進1速入力ギヤ(15)に噛合するとと
もに、出力側の後進ピニオン(30)は、出力ギヤ(9)
に噛合している。図示していないが、これら後進入力ギ
ヤ(29)と後進ピニオン(30)の間にはクラッチ機構が
設けられている。
基本的には前記前進1速ユニット(12)と同一の寸法形
状となっており、同芯に配置された後進入力ギヤ(29)
及び後進ピニオン(30)のうち、入力側の後進入力ギヤ
(29)は、前記前進1速入力ギヤ(15)に噛合するとと
もに、出力側の後進ピニオン(30)は、出力ギヤ(9)
に噛合している。図示していないが、これら後進入力ギ
ヤ(29)と後進ピニオン(30)の間にはクラッチ機構が
設けられている。
さて、(19)(19)は、前記前進1速ユニット(12)
(12)の上方において、入力ギヤ(7)及び出力ギヤ
(9)の両側に左右振り分けて配置された2個一対の前
進2速ユニットを示し、これら両前進2速ユニット(1
9)(19)は、ケース本体(2)上方の上部カバー
(3)によって支持されている。この前進2速ユニット
(19)においては、サポート軸(14)前端側に固定され
た前進2速入力ギヤ(20)は、前記前進1速入力ギヤ
(15)に噛合するとともに、同じくサポート軸(14)に
遊嵌された前進2速軸(21)前端側に多板クラッチ(1
8)を介してつながれている。一方、前進2速軸(21)
後端側は、上部カバー(3)を貫通してケース(1)後
方に突出しており、その後方突出端(22)に前進2速駆
動ギヤ(23)が一体に固定されている。また、その下方
に配置された前記前進1速ユニット(12)の前進1速軸
(16)後端側は同じくケース(1)後方に突出してお
り、その後方突出端(24)には、大径の前進2速被動ギ
ヤ(25)が固定されている。これらの前進2速駆動ギヤ
(23)と前進2速被動ギヤ(25)は、ケース(1)下端
部分から後方に突出している出力軸(8)の上方におい
て噛合している。(26)(27)は、前進1速軸(16)及
び前進2速軸(21)と、ケース(1)との間にそれぞれ
介在させた軸受を示している。(28)は、ケース(1)
外部に露出する前記前進2速駆動ギヤ(23)及び前進2
速被動ギヤ(25)を覆う後部蓋である。
(12)の上方において、入力ギヤ(7)及び出力ギヤ
(9)の両側に左右振り分けて配置された2個一対の前
進2速ユニットを示し、これら両前進2速ユニット(1
9)(19)は、ケース本体(2)上方の上部カバー
(3)によって支持されている。この前進2速ユニット
(19)においては、サポート軸(14)前端側に固定され
た前進2速入力ギヤ(20)は、前記前進1速入力ギヤ
(15)に噛合するとともに、同じくサポート軸(14)に
遊嵌された前進2速軸(21)前端側に多板クラッチ(1
8)を介してつながれている。一方、前進2速軸(21)
後端側は、上部カバー(3)を貫通してケース(1)後
方に突出しており、その後方突出端(22)に前進2速駆
動ギヤ(23)が一体に固定されている。また、その下方
に配置された前記前進1速ユニット(12)の前進1速軸
(16)後端側は同じくケース(1)後方に突出してお
り、その後方突出端(24)には、大径の前進2速被動ギ
ヤ(25)が固定されている。これらの前進2速駆動ギヤ
(23)と前進2速被動ギヤ(25)は、ケース(1)下端
部分から後方に突出している出力軸(8)の上方におい
て噛合している。(26)(27)は、前進1速軸(16)及
び前進2速軸(21)と、ケース(1)との間にそれぞれ
介在させた軸受を示している。(28)は、ケース(1)
外部に露出する前記前進2速駆動ギヤ(23)及び前進2
速被動ギヤ(25)を覆う後部蓋である。
なお、前進1速式に変更する際には、前進2速ユニット
(19)ごと上部カバー(3)を取り外し、別の上部カバ
ーをケース本体(2)にかぶせるだけでよく、ケース本
体(2)、即ち下部ケース(4)及び上部ケース(5)
をそのまま流用することができる。しかも、ケース本体
(2)に装着されている前進1速ユニット(12)及び後
進ユニット(13)等がそのまま転用でき、大幅にコスト
ダウンを図ることができる。
(19)ごと上部カバー(3)を取り外し、別の上部カバ
ーをケース本体(2)にかぶせるだけでよく、ケース本
体(2)、即ち下部ケース(4)及び上部ケース(5)
をそのまま流用することができる。しかも、ケース本体
(2)に装着されている前進1速ユニット(12)及び後
進ユニット(13)等がそのまま転用でき、大幅にコスト
ダウンを図ることができる。
次に、本実施例における動力伝達経路を説明する。
(1).前進1速時 入力軸継手(10)を介して伝達された機関動力は、 入力軸(6)→入力ギヤ(7)→前進1速入力ギヤ(1
5)→(多板クラッチ(18))→前進1速軸(16)→前
進ピニオン(17)→出力ギヤ(9)→出力軸(8)、と
いう経路で出力軸継手(11)に伝達される。この間、前
進2速ユニット(19)及び後進ユニット(13)のクラッ
チ機構は切断されている。
5)→(多板クラッチ(18))→前進1速軸(16)→前
進ピニオン(17)→出力ギヤ(9)→出力軸(8)、と
いう経路で出力軸継手(11)に伝達される。この間、前
進2速ユニット(19)及び後進ユニット(13)のクラッ
チ機構は切断されている。
(2).前進2速時 同じく、入力軸(6)から入力ギヤ(7)を介して前進
1速ユニット(12)に入力された機関動力は、前進1速
入力ギヤ(15)を介して前進2速ユニット(19)に伝達
され、 (前進1速入力ギヤ(15))→前進2速入力ギヤ(20)
→(多板クラッチ(18))→前進2速軸(21)→前進2
速駆動ギヤ(23)→前進2速被動ギヤ(25)、 という経路で前進1速ユニット(12)の前進1速軸(1
6)に戻され、前進ピニオン(17)を介して出力ギヤ
(9)に伝達される。そして、前記前進2速駆動ギヤ
(23)と前進2速被動ギヤ(25)との噛合により、大き
く減速されることになる。
1速ユニット(12)に入力された機関動力は、前進1速
入力ギヤ(15)を介して前進2速ユニット(19)に伝達
され、 (前進1速入力ギヤ(15))→前進2速入力ギヤ(20)
→(多板クラッチ(18))→前進2速軸(21)→前進2
速駆動ギヤ(23)→前進2速被動ギヤ(25)、 という経路で前進1速ユニット(12)の前進1速軸(1
6)に戻され、前進ピニオン(17)を介して出力ギヤ
(9)に伝達される。そして、前記前進2速駆動ギヤ
(23)と前進2速被動ギヤ(25)との噛合により、大き
く減速されることになる。
なお、この間前進1速ユニット(12)及び後進ユニット
(13)のクラッチ機構は切断された状態となっている。
(13)のクラッチ機構は切断された状態となっている。
(3).後進時 この場合には、入力軸(6)に入力された動力は、 入力ギヤ(7)→前進1速入力ギヤ(15)→後進入力ギ
ヤ(29)→後進ピニオン(30)→出力ギヤ(9)、とい
う経路で伝達され、前記前進1速時及び前進2速時とは
反対方向に回転する動力が出力軸継手(11)に伝達され
ることになる。
ヤ(29)→後進ピニオン(30)→出力ギヤ(9)、とい
う経路で伝達され、前記前進1速時及び前進2速時とは
反対方向に回転する動力が出力軸継手(11)に伝達され
ることになる。
発明の効果 本発明は以上の構成であり、前進2速ユニットが前進1
速ユニット上方に配置され、メンテナンス性が向上する
とともに、加えて前進2速用の駆動ギヤ及び被動ギヤ
を、ケース後方に突出させた前進2速軸及び前進1速軸
にそれぞれ取り付けるようにしているから、他のユニッ
ト類と干渉せず、前進2速の減速比を大きくすることが
できたものである。そして、前進2速用の駆動ギヤと被
動ギヤをケースの外側で取り替えることができるため、
その前進2速の速比の変更をケースの外側から簡単に行
うことができる効果がある。
速ユニット上方に配置され、メンテナンス性が向上する
とともに、加えて前進2速用の駆動ギヤ及び被動ギヤ
を、ケース後方に突出させた前進2速軸及び前進1速軸
にそれぞれ取り付けるようにしているから、他のユニッ
ト類と干渉せず、前進2速の減速比を大きくすることが
できたものである。そして、前進2速用の駆動ギヤと被
動ギヤをケースの外側で取り替えることができるため、
その前進2速の速比の変更をケースの外側から簡単に行
うことができる効果がある。
しかも、これら駆動ギヤ及び被動ギヤは、ケース外部に
突出する出力軸上方のデッドスペースを利用して設置で
きるから、エンジンと直結される前部側に突出させる場
合と異なって、ケース全体を大型化する必要もなく軽量
かつコンパクトな構造とすることが可能となったもので
ある。更に、ケース内部に前進2速用の駆動ギヤと被動
ギヤを組込む必要がなく、このような駆・被動ギヤを有
しない前進1速式のものに対しても、上部カバーを取り
替えるだけで簡単に前進2速に変更できる効果がある。
突出する出力軸上方のデッドスペースを利用して設置で
きるから、エンジンと直結される前部側に突出させる場
合と異なって、ケース全体を大型化する必要もなく軽量
かつコンパクトな構造とすることが可能となったもので
ある。更に、ケース内部に前進2速用の駆動ギヤと被動
ギヤを組込む必要がなく、このような駆・被動ギヤを有
しない前進1速式のものに対しても、上部カバーを取り
替えるだけで簡単に前進2速に変更できる効果がある。
また、前記従来の前進2速式減速逆転機のように、入・
出力ギヤの側方に設けた後進ユニットの下側に前進2速
ユニットを配置するのではなく、その後進ユニット上部
の前進1速ユニット上方に前進2速ユニットを配置して
いるため、その前進2速ユニットのギヤでケース底部の
潤滑油を撹拌することによるロス馬力を発生するという
不都合がない。
出力ギヤの側方に設けた後進ユニットの下側に前進2速
ユニットを配置するのではなく、その後進ユニット上部
の前進1速ユニット上方に前進2速ユニットを配置して
いるため、その前進2速ユニットのギヤでケース底部の
潤滑油を撹拌することによるロス馬力を発生するという
不都合がない。
第1図は本発明の1実施例を示す縦断面図、第2図は各
ギヤの噛合状態を示す概略断面図である。 (1)…減速逆転機ケース、(2)…ケース本体、
(3)…上部カバー、(7)…入力ギヤ、(9)…出力
ギヤ、(12)…前進1速ユニット、(13)…後進ユニッ
ト、(15)…前進1速入力ギヤ、(16)…前進1速軸、
(17)…前進1ピニオン、(18)…多板クラッチ、(2
0)…前進2速入力ギヤ、(21)…前進2速軸、(22)
…前進2速軸後方突出端、(23)…前進2速駆動ギヤ、
(24)…前進1速軸後方突出端、(25)…前進2速被動
ギヤ、(29)…後進入力ギヤ、(30)…後進ピニオン。
ギヤの噛合状態を示す概略断面図である。 (1)…減速逆転機ケース、(2)…ケース本体、
(3)…上部カバー、(7)…入力ギヤ、(9)…出力
ギヤ、(12)…前進1速ユニット、(13)…後進ユニッ
ト、(15)…前進1速入力ギヤ、(16)…前進1速軸、
(17)…前進1ピニオン、(18)…多板クラッチ、(2
0)…前進2速入力ギヤ、(21)…前進2速軸、(22)
…前進2速軸後方突出端、(23)…前進2速駆動ギヤ、
(24)…前進1速軸後方突出端、(25)…前進2速被動
ギヤ、(29)…後進入力ギヤ、(30)…後進ピニオン。
Claims (1)
- 【請求項1】入力ギヤ(7)と出力ギヤ(9)を上面を
解放した減速逆転機ケース本体(2)内で前後に配置し
た減速逆転機において、 前進1速入力ギヤ(15)と前進1速軸(16)及びこれら
前進1速入力ギヤ(15)と前進1速軸(16)間の動力を
嵌脱するクラッチ(18)と、前進1速軸(16)上に設け
られてその前進1速軸(16)と一体に回転する前進ピニ
オン(17)とを備えた2個一対の前進1速ユニット(1
2)を、前記入力ギヤ(7)と出力ギヤ(9)の斜め上
方に左右振り分けて配置して前記ケース本体(2)で支
持し、 これら前進1速ユニット(12)の各前進1速入力ギヤ
(15)を入力ギヤ(7)に、また前進ピニオン(17)を
出力ギヤ(9)にそれぞれ噛合させるとともに、 後進入力ギヤ(29)と後進ピニオン(30)とを備えた前
記前進1速ユニット(12)と同一構成の2個一対の後進
ユニット(13)を、前進1速ユニット(12)の下側にお
いて入力ギヤ(7)と出力ギヤ(9)の側方に左右振り
分けて配置して前記ケース本体(2)で支持し、これら
後進ユニット(13)の各後進入力ギヤ(29)を前記前進
1速入力ギヤ(15)に、また後進ピニオン(30)を出力
ギヤ(9)にそれぞれ噛合させる一方、 前進2速入力ギヤ(20)と前進2速軸(21)及びこれら
前進2速入力ギヤ(20)と前進2速軸(21)間の動力を
嵌脱するクラッチ(18)とを備えた2個一対の前進2速
ユニット(19)を、前記前進1速ユニット(12)の上方
において、入力ギヤ(7)と出力ギヤ(9)の両側に左
右振り分けて配置してケース本体(2)の上面解放部を
覆う上部カバー(3)で支持し、 該前進2速ユニット(19)の前進2速入力ギヤ(20)
を、前記前進1速入力ギヤ(15)に噛合させるととも
に、出力側の前記前進2速軸(21)を上部カバー(3)
後方に突出させて回動自在に軸支し、その後方突出端
(22)に前進2速駆動ギヤ(23)を一体に取り付けると
ともに、前進1速軸(16)をケース本体(2)後方に同
様に突出させて回動自在に軸支し、その後方突出端(2
4)に、前記前進2速駆動ギヤ(23)と噛合する前進2
速被動ギヤ(25)を取り付けるようにしたことを特徴と
する舶用減速逆転機。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP59277984A JPH0715301B2 (ja) | 1984-12-28 | 1984-12-28 | 舶用減速逆転機 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP59277984A JPH0715301B2 (ja) | 1984-12-28 | 1984-12-28 | 舶用減速逆転機 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS61157853A JPS61157853A (ja) | 1986-07-17 |
| JPH0715301B2 true JPH0715301B2 (ja) | 1995-02-22 |
Family
ID=17591004
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP59277984A Expired - Lifetime JPH0715301B2 (ja) | 1984-12-28 | 1984-12-28 | 舶用減速逆転機 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0715301B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR101398559B1 (ko) * | 2013-03-07 | 2014-05-27 | 현경열 | 다단 자동 변속기 |
Family Cites Families (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5814260U (ja) * | 1981-07-21 | 1983-01-28 | 日本ビクター株式会社 | インピーダンスロ−ラ |
| JPS5899542A (ja) * | 1981-12-04 | 1983-06-13 | Yanmar Diesel Engine Co Ltd | 減速逆転機 |
| JPS58221065A (ja) * | 1982-06-15 | 1983-12-22 | Yanmar Diesel Engine Co Ltd | 減速逆転機 |
| JPS5954846A (ja) * | 1982-09-22 | 1984-03-29 | Yanmar Diesel Engine Co Ltd | 前後進2軸式減速逆転機 |
-
1984
- 1984-12-28 JP JP59277984A patent/JPH0715301B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS61157853A (ja) | 1986-07-17 |
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