JPH0716543B2 - パチンコ機 - Google Patents

パチンコ機

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JPH0716543B2
JPH0716543B2 JP18221693A JP18221693A JPH0716543B2 JP H0716543 B2 JPH0716543 B2 JP H0716543B2 JP 18221693 A JP18221693 A JP 18221693A JP 18221693 A JP18221693 A JP 18221693A JP H0716543 B2 JPH0716543 B2 JP H0716543B2
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吉平 新山
広司 伊東
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株式会社ソフィア
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、遊技盤の遊技領域内
に、遊技者にとって不利な第1状態と遊技者にとって有
利な第2状態とに変換できる変動入賞装置を備え、特別
遊技状態検出手段の検出出力に基づいて、上記変動入賞
装置を予め設定されている規定に基づいた特別遊技状態
を生ぜしめるパチンコ機に関する。
【0002】
【従来の技術】パチンコ機においては、遊技内容に変化
を与えると共に、遊技者へのサービス向上を図るため、
いわゆる役物と呼ばれる種々の遊技装置が設けられてい
る。そして、斯かる遊技装置の中には、打球の受け入れ
状態を変化させることで、遊技者にとって不利な第1状
態と遊技者にとって有利な第2状態とに変換可能な変動
入賞装置があり、この変動入賞装置の状態変換を予め設
定されている規定に基づいた第2状態に変換すること
で、遊技者が比較的容易に大きな遊技利益(多量の賞
球)を獲得可能な特別遊技状態を生ぜしめるようにした
パチンコ機は周知である。
【0003】このような特別遊技を行えるパチンコ機に
おいては、通常の遊技状態から特別遊技状態へ遊技状態
を移行させるために、予め設定された補助遊技を行い、
この補助遊技の結果に基づいて特別遊技状態へ移行させ
るか否かを決定している。すなわち、通常の遊技状態か
ら補助遊技へ移行し、この補助遊技における結果に基づ
いて特別遊技状態へ移行できるのである。なお、通常遊
技状態から補助遊技へ移行するための条件や補助遊技自
体の内容は、種々のものが知られており、これらの補助
遊技移行条件や補助遊技内容によってパチンコ機の機種
が特徴づけられている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上述したような従来の
パチンコ機においては、通常の遊技状態から補助遊技状
態へ移行する条件が、通常の遊技において予め定められ
た遊技結果が得られた場合にのみ限定されており、補助
遊技における遊技結果が特別遊技状態への移行条件を満
たしていなければ、再び通常の遊技状態へ復帰するもの
となっている。すなわち、補助遊技は、通常遊技から特
別遊技へ至る間の一過程としてしか捉えられておらず、
補助遊技における遊技状の興趣を十分に高めるような配
慮はなされていなかったのである。したがって、多くの
遊技者は、比較的希にしか行われないように設定されて
いる特別遊技状態を滅多に経験できないことから、特別
遊技状態によって興趣を高めるような遊技内容になって
いる従来のパチンコ機においては、特別遊技状態へ移行
できなかった多くの遊技者に対してパチンコ遊技本来の
興趣を与えることができず、パチンコ機としての十分な
機能を発揮できないのである。
【0005】そこで、本発明は、特別遊技に比して比較
的頻繁に行われる補助遊技によっても、遊技者の興趣を
十分に高めることが可能なパチンコ機を提供することを
目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明に係るパチンコ機は、遊技領域(4)を形成
した遊技盤(1)と、上記遊技盤の遊技領域に設けられ
て、遊技者にとって不利な第1状態と遊技者にとって有
利な第2状態とに変換可能な変動入賞装置(30)と、
上記変動入賞装置を第1状態から第2状態へ変換できる
特別遊技状態になったことを検出して特別遊技状態検出
信号を出力する特別遊技状態検出手段と、上記特別遊技
状態検出手段からの特別遊技状態検出信号があることを
必要条件に、上記変動入賞装置を予め設定されている規
定に基づいた第2状態に変換する駆動制御手段(例えば
電気的制御装置36)と、を備えるパチンコ機におい
て、上記特別遊技状態検出手段は、上記遊技領域に設け
られて予め設定した補助遊技に用いる補助遊技装置
(5)を備えると共に、該補助遊技装置を用いて行った
補助遊技における補助遊技結果に基づいて特別遊技状態
検出信号を出力する補助遊技手段(例えば、補助遊技装
置5,特定入賞検出器18,電気的制御装置36等)
と、上記補助遊技手段からの特別遊技状態検出信号が出
力されなかったことを条件として、所定の遊技結果に基
づいて、再度、上記補助遊技装置による補助遊技を行わ
せる再挑戦手段(22)と、を具備するものとした。
【0007】
【作用】補助遊技装置を用いて行った補助遊技結果とし
て補助遊技手段から特別遊技状態検出信号が出力されな
いで、且つ補助遊技結果が所定の遊技結果であった場合
には、再挑戦手段の作動条件が満たされ、再挑戦手段が
作動することによって補助遊技が再度行われる。
【0008】
【実施例】以下、本発明に係るパチンコ機の実施例を添
付図面に基づいて説明する。
【0009】パチンコ機における遊技上の主要な機構を
設けた遊技盤1は、合板の表面にプラスチックシート状
のセルを貼着して装飾したもので、表面には、鋼帯板を
円弧状に彎曲成型した外区画板2と内区画板3を略円形
状に止着することにより両区画板2、3に囲まれた遊技
領域4を形成してある。該遊技領域4の外側には表示部
材等を設け、また、内外区画板2、3に囲まれた遊技領
域4内には無数の障害釘を植設するとともに、ほぼ中央
には予め設定した補助遊技(後に詳述)に用いる補助遊
技装置5を配設する。
【0010】第1図ないし第3図で示す補助遊技装置5
は、遊技盤1の表面に取付ける取付基板6を有し、該取
付基板6に開設した中央開口部7の後方に、特別遊技領
域8を構成するケース部9を形成する。取付基板6の上
方には断面U字状の天一般入賞口10を突設する。この
天一般入賞口10の下方には緩い円弧形庇状の鎧部11
を突設し、該鎧部11の中央に流入口12を開設して底
面がケース部9内に向って僅かに下り傾斜する誘導樋1
3を形成する。誘導樋13には通過型球検出器からなる
流入検出器14を臨ませる。尚、流入口12の左右には
ランプ表示器11′、11′を設ける。
【0011】上記ケース部9の底板15には前下がりの
傾斜を設けると共に、流下方向に変化を与える突起また
は凹凸などからなる進路変更部材16を適宜配設する。
また、底板15には特定入賞口17を開設する。特定入
賞口17の位置は、例えば底板15の幅方向の中央であ
って奥行方向の後側部分である。そして、この特定入賞
口17には特別遊技状態検出信号としての特定入賞信号
を出力する特定入賞検出器18を臨ませる。尚、図面の
実施例では特定入賞口17の周縁を面取して球が入賞し
易くしてある。更に、底板15には上記特定入賞口17
の他に複数の一般入賞口19を並設し、各一般入賞口1
9に入った球を底板15の下方に設けた一般入賞小室2
0に落下させ、一般入賞小室20の底部に設けた一般入
賞検出器21を通過させている。
【0012】底板15の前縁には、上記特定入賞口17
または一般入賞口19の何れにも入賞せずに流下した球
を再び特別遊技領域8内に戻して再度入賞のチャンスを
与える再挑戦手段22を設ける。再挑戦手段22は、球
を上方に打ち上げるソレノイド23を有し、底板15上
を流下してきた球をソレノイド23の球発射位置24に
誘導するような傾斜を設ける。球発射位置24には球検
出器25を臨ませ、球が球発射位置24にある場合にソ
レノイド23を励磁して球を上方に発射するようになっ
ている。
【0013】球発射位置24の上方には、打ち上げた球
の飛翔方向を特別遊技領域8内に向ける方向設定部26
を設ける。方向設定部26は第2図ないし第3図の実施
例によれば、断面ほぼ1/4円弧状の誘導板26′であ
る。方向設定部26の後方で、特別遊技領域8の上段に
は分流棚27を設ける。分流棚27は後向きの下り傾斜
を有して特別遊技領域8の中程まで延出している。ま
た、分流棚27の上面には適宜進路変更部材16を配設
する。
【0014】上記のような補助遊技装置5においては、
流入口12から球誘導樋13を通って特別遊技領域8に
流入する球は、一旦分流棚27上に落下し、進路変更部
材16によって進路を無作為に変化させながら底板15
上に落下する。そして、底板15上を前方に流下して特
定入賞口17または一般入賞口19に入賞するか、ある
いはそのまま前縁まで流下して再挑戦手段22の球発射
位置24に収まる。すると、球検出器25が球の存在を
検出し、これによりソレノイド23が励磁され、球を上
方に発射する。発射された球は方向設定部26で飛翔方
向を変えられて分流棚27上に落下し、進路を無作為に
変化させながら分流棚27上を流下して再び底板15上
に落下する。
【0015】そして、底板15上を前方に流下して特定
入賞口17または一般入賞口19に入賞するか、あるい
はそのまま再び前縁まで流下して再挑戦手段22の球発
射位置24に収まり、再度、上方に発射され、特定入賞
口17か一般入賞口19のいずれかに入賞するまで特別
遊技領域8内で循環を繰り返す。すなわち、所定の遊技
結果(本実施例においては、特定入賞口17および一般
入賞口19,19の何れにも入賞せずに球発射位置24
へ到達するという遊技結果)に基づいて、再挑戦手段2
2は作動するのである。
【0016】尚、図面の実施例によればケース部9の後
壁28を透光性を有する有色透明部材で形成し、後壁2
8の裏側にランプなどの発光体29を設け、該発光体2
9をケース部9内に球が存在する場合に点灯、点滅させ
たり、特別遊技に移行した場合に連続点灯させたりし
て、特別遊技領域8を照射する。これにより、上記特別
遊技領域8を浮き出させて球の存在を遊技者に充分に確
認させ、特定入賞口17への入賞の期待を高めるなど、
パチンコ遊技の興趣を著しく向上させている。
【0017】そして、この実施例では上記した構成から
なる補助遊技装置5を遊技領域4のほぼ中央に設ける一
方、遊技領域4内には、第1図に示すように、複数の障
害釘を植設し、遊技領域4の下方には遊技者にとって不
利な第1状態と遊技者にとって有利な第2状態とに変換
可能な変動入賞装置30を設け、該変動入賞装置30の
左右には特別入賞口31を設ける。また、この特別入賞
口31には、入賞した球を検出する特別入賞検出器32
を臨ませる。
【0018】変動入賞装置30はいわゆるアタッカであ
り、基板33に開設した横長な球入口34に横長な扉状
の球受部材35を開閉可能に軸着し、該球受部材35を
ソレノイドなどの駆動源SOL1に接続してなる。従っ
て、変動入賞装置30は、駆動源SOL1が消磁した状
態においてはバネの付勢により球受部材35で球入口3
4を閉じて遊技球を受け入れない第1状態を維持する。
そして、電気的制御装置36からの電力供給により駆動
源SOL1が励磁して球受部材35が前方に回動する
と、球受部材35が開放され、球が入り易い第2状態に
変換する。この状態で遊技領域4を流下する球が球受部
材35上に落下すると、この球は球受部材35の上面の
下り傾斜により球入口34から裏枠内に入り、球通路を
流下する途中で10カウント検出器37に作用した後、
遊技盤1の裏側に排出して入賞球となる。
【0019】尚、本発明に係るパチンコ機は、上記した
各検出器14、18、21、25、32、ソレノイド2
3、駆動源SOL1などを、遊技盤1の裏側に制御手段
として設けてある電気的制御装置36に各々電気的に接
続し、該電気的制御装置36の制御の下で遊技を進行す
るようにしてある。
【0020】以下、上記のような構成のパチンコ機にお
ける遊技を説明する。
【0021】遊技者がパチンコ機前面の発射操作部を操
作することにより打球発射部を作動して、供給皿内の遊
技球を1個宛遊技領域4内に発射すると、遊技領域4内
に入った遊技球は障害釘に当って弾かれながら流下す
る。
【0022】そして、運の良い球が補助遊技装置5の鎧
部11の流入口12に入り、誘導樋13から特別遊技領
域8に流入する。この球は分流棚27の上面に落下し、
進路変更部材16によって進路をランダムに変更しなが
ら底板15上に落下し、底板15上を前縁に向かって更
に流下する。このとき、運良く特定入賞口17に入賞し
たり、一般入賞口19に入賞して賞球を排出する。すな
わち、本実施例においては、この補助遊技装置5を用い
て球を特定入賞口17もしくは一般入賞口19の何れか
に分別する遊技を補助遊技として設定してある。
【0023】また、何れの入賞口17、19にも入賞し
なかった球は、再挑戦手段22の球発射位置24に流
れ、ソレノイド23によって上方に発射され、方向設定
部26によって再び分流棚27に載り、底板15上に落
下して何れかの入賞口17、19に入賞するまで特別遊
技領域8内を循環し、特定入賞口17に入賞する機会が
再び訪れる。すなわち、再挑戦手段22は、特定入賞口
17および一般入賞口19の何れにも入賞せずに球発射
位置24に到達するという所定の遊技結果に基づいて、
補助遊技装置5による補助遊技を行わせるのである。
【0024】そして、補助遊技において特定入賞口17
に遊技球が入ると、該遊技球は特定入賞検出器18を作
動した後、遊技盤1の裏側に入賞球として流出する一
方、特定入賞検出器18から特別遊技状態検出信号とし
ての特定入賞球検出信号が電気的制御装置36へ供給さ
れ、該信号があることを必要条件として、電気的制御装
置36が上記変動入賞装置を予め設定されている規定に
基づいた第2状態に変関する特別遊技状態を生ぜしめる
のである。すなわち、本実施例に係る電気的制御装置3
6は、特別遊技状態検出手段(補助遊技装置5や特定入
賞口17の特定入賞検出手段18等より構成)が上記変
動入賞装置30を第1状態から第2状態へ変換できる特
別遊技状態になったことを検出して特別遊技状態検出信
号(例えば特定入賞検出器18より出力される特定入賞
球検出信号)を出力することを条件として、変動入賞装
置30を予め設定されている規定に基づいた第2状態に
変換する駆動制御手段としての機能を備えるものとして
ある。
【0025】さらに、特定入賞口17に球が入賞するこ
とに基づいて、当該パチンコ機の遊技状態は補助遊技状
態から特別遊技状態に移行するので、再挑戦手段22に
よって、再度、補助遊技を行うための条件としては、特
別遊技状態検出信号(本実施例においては特定入賞検出
器18からの特定入賞球検出信号)が未だ出力されてい
ないことも付加される。なお、本実施例においては、特
定入賞検出器18からの検出信号が出力された後におい
ても、球発射位置24に到達した球が存すれば、ソレノ
イド23が動作することから、当該球は特別遊技領域8
へ向けて発射されることとなるが、この発射球が一般入
賞口17,17若しくは特定入賞口19の何れに入賞し
ても、既に補助遊技は終了していることから、このソレ
ノイド23の動作は補助遊技への再挑戦とは看做さない
のである。
【0026】この実施例における特別遊技状態は、特定
入賞検出器18が球を検出することを条件として、電気
的制御装置36が第1制御状態から第2制御状態に変換
し、特別入賞口31の特別入賞検出器32が有効に遊技
球を検出し得る第2制御状態において、特別入賞検出器
32が遊技球を検出したことを条件として変動入賞装置
30を開いて遊技球が入賞し得る第3制御状態に変換す
る。この第3制御状態に変換してから10秒間が経過す
るか、或は10個の遊技球が入賞するかいずれか一方の
充足で停止条件が成立し、この停止条件が実質的に8回
成立するまで、即ち変動入賞装置30が開いてから10
秒間経過するか、或はその間に10個の遊技球が入るま
でを1サイクルとすると、実質的に8サイクルまで繰り
返して遊技できるようにしてある。
【0027】尚、特別入賞口31に遊技球が入って特別
入賞検出器32が該遊技球を検出すると、その都度上記
サイクルが更新されるが、特別遊技状態において遊技球
が補助遊技装置5の特定入賞口17に入賞した場合に
は、残りサイクル数に拘らず特別遊技状態をその時点で
終了させるようにしてある。更に、この実施例では、特
別入賞口31に8個の遊技球が入賞した場合には、サイ
クルの更新実効数に拘らず特別遊技状態をその時点で終
了する。但し、残りサイクル数が残存している場合に
は、サイクル更新とは別に1回だけ第3制御状態で遊技
することができるようにしてある。
【0028】また、この実施例では上記制御状態の変換
を遊技者に認識させるため、第2制御状態に変換した場
合には補助遊技装置5の後壁28の後方に設けた発光体
29の点滅を第1制御状態のときよりも速くすると共
に、遊技盤1の上端に設けたランプ表示器38、及び遊
技領域4の左右に配設したランプ表示器39を点滅或は
点灯し、第3制御状態に変換した場合には変動入賞装置
30に設けたランプ表示器40を点滅する。
【0029】上記発光体29などが点滅或は点灯してい
る第2制御状態において、遊技球が運良く特別入賞口3
1に入り、特別入賞検出器32が遊技球を検出して電気
的制御装置36に信号を転送すると、電気的制御装置3
6が変動入賞装置30の球受部材35を前方に回動して
球が入り易い第3制御状態に変換する。尚、特別入賞口
31に入った遊技球は、遊技盤1の裏側に流出して入賞
球となり、賞球排出装置を作動する。
【0030】変動入賞装置30が開いて1サイクル目の
第3制御状態に変換すると、補助遊技装置5の発光体2
9が点滅すると共に、変動入賞装置30のランプ表示器
38が点滅或は点灯して遊技者に第3制御状態に変換し
たことを可視表示する。この第3制御状態においては、
前記したように、遊技球が特定入賞口17に入るとその
時点で特別遊技状態が終了してしまうし、特別入賞口3
1に遊技球が入ってサイクル更新されても損なので、特
別入賞口31や特定入賞口17に遊技球が入らないよう
に注意し、出来るだけ変動入賞装置30の球入口34に
入るように狙って遊技球の発射操作を行う。このように
遊技を構成することにより、遊技内容に緊迫感を与える
ことができると共に、遊技者が技術介入を行えるので遊
技の興趣を一層高めることができる。
【0031】そして、球入口34に入賞した遊技球は球
通路を通り、10カウント検出器37を作動した後遊技
盤1の裏側に流出して入賞球となる。10カウント検出
器37が遊技球を検出すると、電気的制御装置36にカ
ウント信号を伝送する。そして、電気的制御装置36が
10個の入賞球をカウントするか、又は第3制御状態に
変換してから10秒間が経過して停止条件が成立する
と、電気的制御装置36が変動入賞装置30の駆動源S
OL1を消磁して1サイクル目を終了し、第2制御状態
に復帰する。
【0032】次いで、復帰した第2制御状態で遊技球が
特別入賞口31に入ると電気的制御装置36に信号を伝
送して、電気的制御装置36が変動入賞装置30を再度
第2状態に変換して2サイクル目に更新する。
【0033】このようにして、補助遊技装置5の特定入
賞口17に遊技球が入り特別遊技状態が開始されると、
特別入賞口31に遊技球が入る度にサイクル更新が行わ
れ、最高8サイクルまで更新される。但し、補助遊技装
置5の特定入賞口17に再度遊技球が入ってしまった
り、特別入賞口31に8個の遊技球が入賞した場合に
は、サイクルの更新回数(8回)に拘らずその時点での
特別遊技状態の終了条件(10個又は10秒)で特別遊
技状態を終了とし、第1制御状態に復帰する。
【0034】尚、補助遊技装置5の取付基板6の上部に
設けたデジタル式第1表示手段41に特別入賞口31へ
の入賞球数を、遊技盤1左上端に設けたデジタル式第2
表示手段42にサイクル更新数を、各々可視表示する。
また、補助遊技装置5の取付基板6の中央開口部7の下
方部分に設けた10個の発光ダイオード43′を有する
10カウント表示器43の点灯で、変動入賞装置30へ
の入賞球数を可視表示する。
【0035】以上説明したように、本発明に係るパチン
コ機の特別遊技状態検出手段は、遊技盤1の遊技領域4
に設けられて予め設定した補助遊技に用いる補助遊技装
置5を備えると共に、該補助遊技装置5を用いて行った
補助遊技における補助遊技結果に基づいて特別遊技状態
検出信号を出力する補助遊技手段(例えば、補助遊技装
置5,特定入賞検出器18,電気的制御装置36等より
構成)と、上記補助遊技手段からの特別遊技状態検出信
号が出力されなかったことを条件として、所定の遊技結
果に基づいて、再度、上記補助遊技装置5による補助遊
技を行わせる再挑戦手段22と、を具備するものとした
ので、補助遊技装置5を用いて行った補助遊技結果とし
て補助遊技手段から特別遊技状態検出信号が出力されな
いで、且つ補助遊技結果が所定の遊技結果であった場合
には、再挑戦手段22の作動条件が満たされ、再挑戦手
段22が作動することによって補助遊技を再度行うこと
ができるので、補助遊技自体の遊技性を向上させること
ができると共に、再挑戦手段22の動作によって補助遊
技の発生回数が増えることで、補助遊技から特別遊技へ
至る確率も高まる。
【0036】したがって、本発明に係るパチンコ機は、
従来のパチンコ機の如く、比較的希にしか行われないよ
うに設定されている特別遊技状態を経験できた比較的少
数の遊技者の興趣のみを高めるものではなく、特別遊技
に比して比較的頻繁に行われる補助遊技によって、遊技
者に与える遊技上の興趣を高めるものであることから、
パチンコ遊技本来の興趣を多くの遊技者に対して与える
ことができ、パチンコ機としての十分な機能を発揮する
ことが可能となる。
【0037】次に、補助遊技装置5や変動入賞装置30
等を上記したように作動制御する電気的制御装置36に
ついて説明する。尚、説明の便宜上、信号をHレベル
「H」、Lレベル「L」で表わす。
【0038】第4図に示す電気的制御装置36の実施例
においては、補助遊技装置5の特定入賞検出器18を第
1DフリップフロップFF1の入力側に接続し、第1D
フリップフロップFF1の反転Q出力側をD入力側に接
続し、Q出力側を効果音発生回路SGとランプ駆動回路
LDに接続する。第1DフリップフロップFF1がリセ
ットした状態では反転Q出力が「H」となり、この
「H」がD入力に入力されている。
【0039】この状態で遊技球が補助遊技装置5の特定
入賞口17に入ると、特定入賞検出器18がこの遊技球
を検出して第1DフリップフロップFF1の入力側に
「H」信号を送る。第1DフリップフロップFF1はこ
の「H」を受けると、Q出力側からD入力側と同じ信
号、即ち反転Qからの「H」信号を出力する。この出力
は、効果音発生回路SGを作動してスピーカSPから効
果音を発生し、またランプ駆動回路LDを作動して補助
遊技装置5の発光体29を速い点滅に変えると共に、遊
技盤1の上端に設けたランプ表示器38を点滅し、第2
制御状態に変換したことを遊技者に知らせる。
【0040】また、この第1DフリップフロップFF1
の「H」出力は、アンドゲートG1の一方の入力側に送
られ、特別入賞口31に入った遊技球を特別入賞検出器
32で検出可能にする。従って、この状態で遊技球が特
別入賞口31に入り、この遊技球を検出した特別入賞検
出器32の信号が波形整形回路WSC1を介してアンド
ゲートG1の他方の入力側に入力すると、該アンドゲー
トG1のアンドが採れ第1カウンタCNT1の入力側に
カウント信号「H」を送る。
【0041】第1カウンタCNT1は、特別入賞口31
に入った遊技球をカウント記憶しておき、この記憶内容
を第1デコーダDEC1を介してデジタル式第1表示手
段41に可視表示する。第1カウンタCNT1のQ0 〜
Q3 出力には比較回路COMPの一方の入力側を接続
し、該比較回路COMPの他方の入力側を第2カウンタ
CNT2のQ0 〜Q3 出力に接続し、比較回路COMP
の出力側をオアゲートG2を介してアンドゲートG3の
一方の入力側に接続する。
【0042】アンドゲートG3は、出力側が第2Dフリ
ップフロップFF2の入力側に接続し、該第2Dフリッ
プフロップFF2の反転Q出力を一方の入力とするアン
ドゲートG4の出力を他方の入力としている。そして、
第2DフリップフロップFF2の反転Q出力が「H」で
あり、この「H」がアンドゲートG4の一方の入力側に
供給されるとともに、遅延回路DLを介して「H」が他
方の入力側に供給される。
【0043】比較回路COMPは、第1カウンタCNT
1の出力と第2カウンタCNT2の出力とを比較して第
1カウンタCNT1の記憶値が第2カウンタCNT2の
記憶値よりも大きいと「H」をアンドゲートG3の一方
の入力側に送る。このためアンドゲートG4からの
「H」とによりアンドが採れ、「H」を第2Dフリップ
フロップFF2の入力側に送り、該フリップフロップF
F2をセットする。
【0044】第2DフリップフロップFF2は、Q出力
側を微分回路DIF1を介して第2カウンタCNT2に
接続する他に、ドライバを介して変動入賞装置30の駆
動源SOL1と、アンドゲートG5を介して遊技盤1に
設けた各ランプ表示器11′、38、39、40と接続
する。従って、第2DフリップフロップFF2がセット
されると、Q出力が「H」になり、この「H」により各
ランプ表示器11′、38、39、40を発振器OSC
2に同期して点滅させる。また、これらの動作と同時に
第2DフリップフロップFF2からの「H」により駆動
源SOL1が励磁し、変動入賞装置30を遊技球が入賞
可能な第2状態に変換し、1サイクル目を開始する。
【0045】このようにして変動入賞装置30が第2状
態に変換すると、停止条件が成立するまで第2状態を維
持し、遊技球を入賞可能な状態とする。そしてこの実施
例では変動入賞装置30の10カウント検出器37から
の信号をカウント入力する第3カウンタCNT3に設定
した入賞球数、及びタイマTM1に設定した時間のいず
れか一方の停止条件が成立したときに変動入賞装置30
を第2状態から第1状態に戻し、当該サイクルを終了さ
せるようにしてある。即ち、サイクル継続最長時間10
秒を設定したタイマTM1の出力側を微分回路DIF2
を介してオアゲートG6の一方の入力側に接続し、該オ
アゲートG6の出力側を第2DフリップフロップFF2
のリセット入力側に接続する。また、第3カウンタCN
T3のQ1 出力側とQ3 出力側とをアンドゲートG7の
各入力側に各々接続し、該アンドゲートG7の出力側を
前記したオアゲートG6の他方の入力側に接続する。
【0046】従って、変動入賞装置30に遊技球が次々
に入賞し、10カウント検出器37がこれらの遊技球を
1個宛検出し、波形整形回路WSC2を介して第3カウ
ンタCNT3に「H」信号を送ると、該カウンタCNT
3が入賞球数を逐一カウントし、Q0 〜Q3 出力を順次
変換する。このため該カウンタCNT3のQ0 〜Q3に
第3デコーダDEC3を介して接続した10カウント表
示器43に当該サイクルにおける入賞個数を表示するこ
とができる。そして変動入賞装置30に10個の遊技球
が入賞すると、第3カウンタCNT3のQ0 出力が
「L」、Q1 出力が「H」、Q2 出力が「L」、Q3 出
力が「H」、即ち「10」となり、オアゲートG6を介
して第2DフリップフロップFF2のリセット入力側に
「H」信号が送られ、第2DフリップフロップFF2を
リセットして、1サイクル目を終了させる。
【0047】一方、変動入賞装置30に遊技球が10個
入賞する前にタイマTM1の設定時間10秒が経過する
と、タイマTM1からの「H」信号がオアゲートG6を
介して第2DフリップフロップFF2のリセット入力側
に送られ、変動入賞装置30への入賞個数に拘らず第2
DフリップフロップFF2がリセットされる。
【0048】第2DフリップフロップFF2がリセット
されると、Q出力が「L」に変換するので、駆動源SO
L1が消磁し、変動入賞装置30が遊技球を受け入れ易
い第2状態から遊技球を全く受け入れない第1状態に復
帰するとともに、Q出力の立下がりによりカウントする
第2カウンタCNT2が第2デコーダDEC2を介して
デジタル式第2表示手段42に終了サイクル数を可視表
示する。また、第2カウンタCNT2がカウントする
と、第1カウンタCNT1との出力が同じになるので、
比較回路COMPの出力が「L」に変換する。従って、
この状態では第2DフリップフロップFF2は直ちにセ
ットされない。また、第2DフリップフロップFF2が
リセットされると、反転Q出力が「H」に変換するの
で、この「H」が第3カウンタCNT3をリセットする
とともに、タイマTM1をリセットする。
【0049】この状態で特別入賞口31に遊技球が入り
特別入賞検出器32からの「H」信号が第1カウンタC
NT1に入ると、前記と同様に比較回路COMPが
「H」をアンドゲートG3に送る。アンドゲートG3
は、アンドゲートG4出力を他方の入力としており、ア
ンドゲートG4が遅延回路DLの作動により第2Dフリ
ップフロップFF2がリセットした後僅かに(実施例で
は1秒間)遅れてから「H」を出力し続けるので、この
「H」とアンドが採れ次第、第2DフリップフロップF
F2を再度セットする。従って、変動入賞装置30が再
度第2状態に変換し、2サイクル目に更新される。尚、
1サイクル目が終了した後、直ちに比較回路COMPか
ら「H」がアンドゲートG3に送られても、少なくとも
アンドゲートG4の遅延回路DLに設定した時間だけは
駆動源の再励磁が遅れる。従って、変動入賞装置30の
球受部材35がバネの付勢により一旦完全に閉じた後、
再度駆動源SOL1の駆動により遊技球を受け入れ易い
第2状態に変換する。
【0050】このようして変動入賞装置30は、タイマ
TM1に設定した「10秒」、或は第3カウンタCNT
3に設定した「10個」という停止条件が成立する度に
球を受け入れ易い第2状態から受け入れない第1状態に
復帰し、特別入賞口31に遊技球が入ることを条件とし
て次のサイクルに更新される。そして、この実行された
サイクル数はデジタル式第2表示手段42により遊技者
に可視表示される。
【0051】特別入賞検出器32は、特別遊技が行われ
ている間継続して、即ち、第1DフリップフロップFF
1がセット状態を維持する限り、特別入賞口31に入っ
た遊技球を検出して第1カウンタCNT1にサイクル開
始信号を送る。第1カウンタCNT1が特別入賞検出器
32からの信号を記憶し、第2カウンタCNT2が終了
したサイクル数を記憶し、この比較回路COMPが両記
憶内容を比較するので、第1カウンタCNT1の記憶内
容が用尽されるまで、即ち特別入賞検出器32が検出し
た遊技球数と、変動入賞装置30が第2状態に変換した
数とが一致するまで比較回路COMPが「H」を出力
し、変動入賞装置30を繰り返し第2状態に変換し、サ
イクルの更新を行う。
【0052】特別入賞口31に遊技球が入り続ける限り
変動入賞装置30のサイクルを無制限に更新したので
は、健全な遊技とならないし、パチンコ店に大きな損害
を与える。従って、一回の特別遊技当りの利益を制限す
る必要がある。そこで本実施例では特別入賞口31に入
る遊技球数を8個に制限し、特別入賞検出器32から8
個目の「H」が第1カウンタCNT1に送られてQ3 出
力が「H」になった場合には、この「H」を第1Dフリ
ップフロップFF1のリセット側入力に送ることにより
第1DフリップフロップFF1をリセットする。
【0053】第1DフリップフロップFF1がリセット
されると、Q出力が「L」に変換するのでアンドゲート
G1が閉じたままとなり、特別入賞検出器32が遊技球
を検出しない状態にする。また、第1Dフリップフロッ
プFF1がリセットすると反転Q出力が「H」になるの
で、この「H」が第1カウンタCNT1と第2カウンタ
CNT2のリセット信号として作用するとともに、第3
DフリップフロップFF3のクロック信号として作用す
る。
【0054】第3DフリップフロップFF3は比較回路
COMPの出力をD入力側に接続し、Q出力側をオアゲ
ートG2の一方の入力側に接続してある。そして、第1
カウンタCNT1に8個目の「H」が入ったときには比
較回路COMPから「H」が送出されるので、第3Dフ
リップフロップFF3に上記クロック信号が入ると、D
入力側の「H」がQから送出される。従って、第1Dフ
リップフロップFF1がリセットしても、第3Dフリッ
プフロップFF3の作動により、第2Dフリップフロッ
プFF2が再度セットされる。
【0055】第2DフリップフロップFF2がセットさ
れると、前記と同様に駆動源SOL1が励磁するので、
変動入賞装置30が第2状態に変換する。そして、前記
した「10カウント」或は「10秒」の停止条件が成立
すると、第2DフリップフロップFF2がリセットする
ので、変動入賞装置30が初期の第1状態に復帰する。
【0056】また、第1カウンタFF1の記憶が「7」
であって第2カウンタFF2が「7」の状態で特別入賞
口31に8個目の遊技球が入った場合、上記と同様に第
1カウンタCNT1のQ3 の「H」により第1Dフリッ
プフロップFF1がリセットし、比較回路COMPから
の「H」により第3DフリップフロップFF3のQから
「H」が送出され、駆動源SOL1が再度励磁する。従
って、変動入賞装置30は、1回当りの大当りで実質的
には最大8回までサイクル更新することになる。尚、特
別入賞口31に9個目の遊技球が入っても、アンドゲー
トG1の一方の入力側が既に「L」であり、また比較回
路COMPが「H」を送出しないので、変動入賞装置3
0が9回開くことはない。
【0057】更に本実施例においては、第1Dフリップ
フロップFF1のD入力側に反転Q出力を接続してある
ので、第1DフリップフロップFF1がセットされて特
別遊技を行っている途中において、補助遊技装置5の特
別遊技領域8内に入った遊技球が特定入賞口17に分別
されると、特定入賞検出器18からの信号によりQ出力
がD入力側と同じレベルの信号になる。即ち、特別遊技
を行っている途中で遊技球が特定入賞口17に分別され
ると、Q出力が反転Q出力からの「L」に変換する。従
って、リセットされたこととなり、第1Dフリップフロ
ップFF1の反転Q出力側からの「H」により第1カウ
ンタCNT1、及び第2カウンタCNT2がリセットさ
れ、特別遊技状態を終了する。
【0058】ただし、第1カウンタCNT1、第2カウ
ンタCNT2がリセットされる前に比較回路COMPか
ら「H」が送出されていた場合、即ち第1カウンタCN
T1で記憶している遊技球の数が第2カウンタCNT2
で記憶しているサイクル実行数よりも多い場合には、第
1DフリップフロップFFの反転Qから第3Dフリップ
フロップFF3に「H」が入力したときにD入力側で保
持していた比較回路COMPの「H」がQから送出され
る。従って、この場合には、変動入賞装置30がその後
1回だけ第2状態に変換する。このようにすることによ
り、特別遊技状態の権利が発生し、この権利が特定入賞
口17への再入賞などにより剥奪された場合に、第1カ
ウンタCNT1の記憶内容が第2カウンタCNT2の記
憶内容よりも大きいときには第3DフリップフロップF
F3による別途な利益を与えることができるので、遊技
者を失望させることが少なく、最大利益(8サイクル)
との利益のバランスを図ることができる。
【0059】また、本発明の電気的制御装置36は、補
助遊技装置5における再挑戦手段22のソレノイド23
を制御するため、球検出器25の出力を波形整形回路W
SC2を通してタイマTM2に出力し、ソレノイド駆動
回路SDの出力でソレノイド23を励磁して遊技球を打
ち上げるようになっている。
【0060】流入口12より入賞した遊技球が流入検出
器14をONすることにより発光体29を点灯、点滅させ
る。このように特別入賞領域8内に遊技球が存在する間
は発光体29により特別入賞領域8を照射することによ
り、遊技者の意識を補助遊技装置5に注視させることが
できると共に、特別入賞領域8を浮き出させて遊技球の
存在を遊技者に充分確認させ、特定入賞口17への入賞
の期待感を高めるなど、パチンコ遊技の興趣を著しく向
上させることができる。
【0061】第5図ないし第6図は補助遊技装置の他の
実施例を示し、この補助遊技装置5′は、再挑戦手段2
2′として、ソレノイド23を駆動源とし、ラック&ピ
ニオンギア44を介して揺動運動する一対のレバー4
5、45を有している。
【0062】上記レバー45、45は球の外径よりも大
きな間隔を持って底板15の前縁に対設してあり、上記
間隔の下方には一般入賞口19′を設けてある。また、
底板15には前記実施例と同様に特定入賞口17を開設
すると共に、遊技球の流下方向に変化を与える進路変更
部材16と、一般入賞口19を設ける。
【0063】そして、鎧部11に設けた球流入口12か
ら特別遊技領域8に流入した遊技球は底板15上を前縁
に向かって流下するが、何れの入賞口17、19に入賞
しないで底板15の前縁にまで流下し、かつレバー4
5、45の間隔を通過しない遊技球は揺動するレバー4
5、45で弾かれ、特別遊技領域8の奥に戻され、特定
入賞口17に入賞する機会を再び与えられる。また、レ
バー45、45の間隔を摺り抜けた遊技球は前縁の一般
入賞口19′に入って入賞球となる。
【0064】上記再挑戦手段22′のレバー45、45
は、特別遊技領域8に遊技球が流入したら、即ち、流入
検出器14の検出出力に基づいて作動を開始し、例えば
5秒後に停止するようにする。このように一定時間ある
いは一定回数レバー45、45を作動させるように構成
することにより遊技者に再挑戦のチャンスを与えること
ができる。そして、特別遊技領域8に流入して5秒以上
経過した遊技球を一般入賞口19′に入賞させることが
できる。
【0065】すなわち、本実施例に係る補助遊技装置
5′における再挑戦手段22′は、特定入賞口17,一
般入賞口19,19の何れにも入賞することなく、球が
前面側へ流下した際にレバー45,45が作動している
遊技状態にあることを所定の遊技結果として、再度補助
遊技装置5′による補助遊技を行わせるものとしてあ
る。無論、補助遊技を再度行わせるためには、補助遊技
手段から特別遊技状態検出信号が未だ出力されておら
ず、当該パチンコ機の遊技状態が補助遊技状態から特別
遊技状態へ移行していないことが条件となる。
【0066】尚、第5図ないし第6図の実施例におい
て、説明していない符号は前記第1図ないし第3図の実
施例における同一符号と同一構成であるので説明を省略
する。また、電気的制御装置36も前記実施例と同様で
あるので説明を省略する。
【0067】
【発明の効果】本発明によれば、補助遊技装置を用いて
行った補助遊技結果として補助遊技手段から特別遊技状
態検出信号が出力されないで、且つ補助遊技結果が所定
の遊技結果であった場合には、再挑戦手段の作動条件が
満たされ、再挑戦手段が作動することによって補助遊技
を再度行うことができるので、補助遊技自体の遊技性を
向上させることができると共に、再挑戦手段の動作によ
って補助遊技の発生回数が増えることで、補助遊技から
特別遊技へ至る確率も高まる。
【0068】すなわち、本発明に係るパチンコ機は、従
来のパチンコ機の如く、比較的希にしか行われないよう
に設定されている特別遊技状態を経験できた比較的少数
の遊技者の興趣のみを高めるものではなく、特別遊技に
比して比較的頻繁に行われる補助遊技によって、遊技者
に与える遊技上の興趣を高めるものであることから、パ
チンコ遊技本来の興趣を多くの遊技者に対して与えるこ
とができ、パチンコ機としての十分な機能を発揮するこ
とが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】遊技盤の正面図である。
【図2】補助遊技装置の一部欠截斜視図である。
【図3】図3の断面図である。
【図4】電気的制御装置のブロック配線図である。
【図5】補助遊技装置の他の実施例の斜視図である。
【図6】図5の駆動部分を示す斜視図である。
【符号の説明】
1 遊技盤 4 遊技領域 5 補助遊技装置 18 特定入賞検出器 22 再挑戦手段 30 変動入賞装置 31 特別入賞口 36 電気的制御装置

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 遊技領域を形成した遊技盤と、 上記遊技盤の遊技領域に設けられて、遊技者にとって不
    利な第1状態と遊技者にとって有利な第2状態とに変換
    可能な変動入賞装置と、 上記変動入賞装置を第1状態から第2状態へ変換できる
    特別遊技状態になったことを検出して特別遊技状態検出
    信号を出力する特別遊技状態検出手段と、 上記特別遊技状態検出手段からの特別遊技状態検出信号
    があることを必要条件に、上記変動入賞装置を予め設定
    されている規定に基づいた第2状態に変換する駆動制御
    手段と、 を備えるパチンコ機において、 上記特別遊技状態検出手段は、 上記遊技領域に設けられて予め設定した補助遊技に用い
    る補助遊技装置を備えると共に、該補助遊技装置を用い
    て行った補助遊技における補助遊技結果に基づいて特別
    遊技状態検出信号を出力する補助遊技手段と、 上記補助遊技手段からの特別遊技状態検出信号が出力さ
    れなかったことを条件として、所定の遊技結果に基づい
    て、再度、上記補助遊技装置による補助遊技を行わせる
    再挑戦手段と、 を具備するものとしたことを特徴とするパチンコ機。
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