JPH071692A - ポリエステル積層フイルム - Google Patents
ポリエステル積層フイルムInfo
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- JPH071692A JPH071692A JP14611393A JP14611393A JPH071692A JP H071692 A JPH071692 A JP H071692A JP 14611393 A JP14611393 A JP 14611393A JP 14611393 A JP14611393 A JP 14611393A JP H071692 A JPH071692 A JP H071692A
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- JP
- Japan
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- film
- acid
- polyester
- copolyester
- laminated film
- Prior art date
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- Laminated Bodies (AREA)
- Shaping By String And By Release Of Stress In Plastics And The Like (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 接着性、耐削れ性に優れた易接着性ポリエス
テル積層フイルムを提供する。 【構成】 二軸配向ポリエステルフイルム(A)の少く
とも片面に、引張破断伸度が200〜950%、50%
モジュラスが15〜450kg/cm2 のコポリエステ
ルからなる易接着層(B)が積層されているポリエステ
ル積層フイルム。
テル積層フイルムを提供する。 【構成】 二軸配向ポリエステルフイルム(A)の少く
とも片面に、引張破断伸度が200〜950%、50%
モジュラスが15〜450kg/cm2 のコポリエステ
ルからなる易接着層(B)が積層されているポリエステ
ル積層フイルム。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はポリエステル積層フイル
ムに関し、さらに詳しくは接着性、耐削れ性に優れ、磁
気記録媒体、包装材料、表示材料、グラフィック材料、
積層材料などに有用な易接着性ポリエステル積層フイル
ムに関する。
ムに関し、さらに詳しくは接着性、耐削れ性に優れ、磁
気記録媒体、包装材料、表示材料、グラフィック材料、
積層材料などに有用な易接着性ポリエステル積層フイル
ムに関する。
【0002】
【従来の技術】二軸配向ポリエステルフイルム、特にポ
リエチレンテレフタレート、ポリエチレン―2,6―ナ
フタレンジカルボキシレートの二軸配向フイルムは広い
用途、例えば磁気テープ、フロッピーディスク、磁気カ
ード、グラフィック材料、包装材料などに使用されてい
るが、フイルムが配向結晶化しているために表面の接着
特性が低く、実用的に多くの制約が生じている。
リエチレンテレフタレート、ポリエチレン―2,6―ナ
フタレンジカルボキシレートの二軸配向フイルムは広い
用途、例えば磁気テープ、フロッピーディスク、磁気カ
ード、グラフィック材料、包装材料などに使用されてい
るが、フイルムが配向結晶化しているために表面の接着
特性が低く、実用的に多くの制約が生じている。
【0003】この弱点を克服する手段として、従来か
ら、フイルムの少くとも片面に易接着層を形成する方法
が知られ、また用いられている。例えば、水系や溶剤系
のコーティング剤をコーティングする方法、共押出し、
押出しラミネート、ホットメルトコーティング等の積層
加工法が知られている。しかし、従来の易接着層には耐
削れ性に劣るという問題があった。例えば、ポリエステ
ル系の水性コーティング剤をコーティングすることで形
成した易接着層は、その上に磁性塗料等をダイコーティ
ングするときに固定ヘッドとの摩擦により削りとられや
すい。また、共重合ポリエステルを結晶性ポリエステル
と共押出しして積層した場合も、共重合ポリエステル層
が削れやすい傾向がある。
ら、フイルムの少くとも片面に易接着層を形成する方法
が知られ、また用いられている。例えば、水系や溶剤系
のコーティング剤をコーティングする方法、共押出し、
押出しラミネート、ホットメルトコーティング等の積層
加工法が知られている。しかし、従来の易接着層には耐
削れ性に劣るという問題があった。例えば、ポリエステ
ル系の水性コーティング剤をコーティングすることで形
成した易接着層は、その上に磁性塗料等をダイコーティ
ングするときに固定ヘッドとの摩擦により削りとられや
すい。また、共重合ポリエステルを結晶性ポリエステル
と共押出しして積層した場合も、共重合ポリエステル層
が削れやすい傾向がある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、接着
性、耐削れ性に優れた易接着性ポリエステル積層フイル
ムを提供することにある。
性、耐削れ性に優れた易接着性ポリエステル積層フイル
ムを提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、かかる目的を
達成するために次の構成をとる。
達成するために次の構成をとる。
【0006】二軸配向ポリエステルフイルム(A)の少
くとも片面に、引張破断伸度が200〜950%、50
%モジュラスが15〜450kg/cm2 のコポリエス
テルからなる易接着層(B)が積層されているポリエス
テル積層フイルム。
くとも片面に、引張破断伸度が200〜950%、50
%モジュラスが15〜450kg/cm2 のコポリエス
テルからなる易接着層(B)が積層されているポリエス
テル積層フイルム。
【0007】本発明において二軸配向ポリエステルフイ
ルム(A)を形成するポリエステルは結晶性ポリエステ
ルであり、例えばポリエチレンテレフタレート、ポリエ
チレン―2,6―ナフタレンジカルボキシレート、ポリ
ブチレン―2,6―ナフタレンジカルボキシレート、テ
レフタル酸―2,6―ナフタレンジカルボン酸―エチレ
ングリコール共重合体、テレフタル酸―2,6―ナフタ
レンジカルボン酸―1,4―ブタンジオール共重合体、
等を挙げることができる。これらの中ポリエチレンテレ
フタレート、ポリエチレン―2,6―ナフタレンジカル
ボキシレートが好ましい。
ルム(A)を形成するポリエステルは結晶性ポリエステ
ルであり、例えばポリエチレンテレフタレート、ポリエ
チレン―2,6―ナフタレンジカルボキシレート、ポリ
ブチレン―2,6―ナフタレンジカルボキシレート、テ
レフタル酸―2,6―ナフタレンジカルボン酸―エチレ
ングリコール共重合体、テレフタル酸―2,6―ナフタ
レンジカルボン酸―1,4―ブタンジオール共重合体、
等を挙げることができる。これらの中ポリエチレンテレ
フタレート、ポリエチレン―2,6―ナフタレンジカル
ボキシレートが好ましい。
【0008】本発明において易接着層(B)を形成する
コポリエステルは引張破断伸度が200〜950%、5
0%モジュラスが15〜450kg/cm2 のコポリエ
ステルである。
コポリエステルは引張破断伸度が200〜950%、5
0%モジュラスが15〜450kg/cm2 のコポリエ
ステルである。
【0009】このコポリエステルを構成する多価カルボ
ン酸成分としては、例えばテレフタル酸、イソフタル
酸、フタル酸、2,6―ナフタレンジカルボン酸、4,
4′―ジフェニルジカルボン酸、1,4―シクロヘキサ
ンジカルボン酸、アジピン酸、セバシン酸、トリメリッ
ト酸、ピロメリット酸、ダイマー酸等を挙げることがで
きる。これら酸成分は単独でも2種以上であってもよ
い。さらに、これら酸成分はマレイン酸、フマール酸、
イタコン酸等の如き不飽和多塩基酸やP―ヒドロキシ安
息香酸、P―(β―ヒドロキシエトキシ)安息香酸等の
如きヒドロキシカルボン酸と併用することができる。不
飽和多塩基酸成分やヒドロキシカルボン酸の割合は高々
10モル%、好ましくは5モル%以下である。
ン酸成分としては、例えばテレフタル酸、イソフタル
酸、フタル酸、2,6―ナフタレンジカルボン酸、4,
4′―ジフェニルジカルボン酸、1,4―シクロヘキサ
ンジカルボン酸、アジピン酸、セバシン酸、トリメリッ
ト酸、ピロメリット酸、ダイマー酸等を挙げることがで
きる。これら酸成分は単独でも2種以上であってもよ
い。さらに、これら酸成分はマレイン酸、フマール酸、
イタコン酸等の如き不飽和多塩基酸やP―ヒドロキシ安
息香酸、P―(β―ヒドロキシエトキシ)安息香酸等の
如きヒドロキシカルボン酸と併用することができる。不
飽和多塩基酸成分やヒドロキシカルボン酸の割合は高々
10モル%、好ましくは5モル%以下である。
【0010】また、このコポリエステルを構成する多価
ヒドロキシ化合物成分としては、例えばエチレングリコ
ール、1,4―ブタンジオール、ネオペンチルグリコー
ル、ジエチレングリコール、ジプロピレングリコール、
1,6―ヘキサンジオール、1,4―シクロヘキサンジ
メタノール、キシリレングリコール、ジメチロールプロ
ピオン酸、グリセリン、トリメチロールプロパン、ポリ
(エチレンオキシド)グリコール、ポリ(テトラメチレ
ンオキシド)グリコール、ポリカプロラクトングリコー
ル、ビスフェノールAのアルキレンオキシド付加物等を
挙げることができる。これら多価ヒドロキシ化合物成分
は単独でも2種以上であってもよいが、特にエチレング
リコールや1,4―ブタンジオールの短鎖グリコールと
ポリ(テトラメチレンオキシド)グリコールやポリカプ
ロラクトングリコールの長鎖グリコールとを併用するこ
とが好ましい。
ヒドロキシ化合物成分としては、例えばエチレングリコ
ール、1,4―ブタンジオール、ネオペンチルグリコー
ル、ジエチレングリコール、ジプロピレングリコール、
1,6―ヘキサンジオール、1,4―シクロヘキサンジ
メタノール、キシリレングリコール、ジメチロールプロ
ピオン酸、グリセリン、トリメチロールプロパン、ポリ
(エチレンオキシド)グリコール、ポリ(テトラメチレ
ンオキシド)グリコール、ポリカプロラクトングリコー
ル、ビスフェノールAのアルキレンオキシド付加物等を
挙げることができる。これら多価ヒドロキシ化合物成分
は単独でも2種以上であってもよいが、特にエチレング
リコールや1,4―ブタンジオールの短鎖グリコールと
ポリ(テトラメチレンオキシド)グリコールやポリカプ
ロラクトングリコールの長鎖グリコールとを併用するこ
とが好ましい。
【0011】また、このコポリエステルを用いて水系コ
ーティング剤をつくる場合には、該コポリエステルの酸
成分として小割合のスルホン酸塩基やカルボン酸塩基を
有する多価カルボン酸、例えば5―Naスルホイソフタ
ル酸、トリメリット酸アンモニウム等を用いることが好
ましい。
ーティング剤をつくる場合には、該コポリエステルの酸
成分として小割合のスルホン酸塩基やカルボン酸塩基を
有する多価カルボン酸、例えば5―Naスルホイソフタ
ル酸、トリメリット酸アンモニウム等を用いることが好
ましい。
【0012】本発明において易接着層(B)を形成する
コポリエステルは引張破断伸度が200〜950%、好
ましくは230〜870%であり、かつ50%モジュラ
スが15〜450kg/cm2 、好ましくは20〜42
0kg/cm2 である。この引張破断伸度が200%未
満では易接着層(B)表面の耐削れ性が低下し、一方9
50%を超えるとブロッキングしやすくなり、好ましく
ない。また50%モジュラスが15kg/cm2 未満で
はブロッキングしやすくなり、一方450kg/cm2
を超えると耐削れ性が劣り好ましくない。
コポリエステルは引張破断伸度が200〜950%、好
ましくは230〜870%であり、かつ50%モジュラ
スが15〜450kg/cm2 、好ましくは20〜42
0kg/cm2 である。この引張破断伸度が200%未
満では易接着層(B)表面の耐削れ性が低下し、一方9
50%を超えるとブロッキングしやすくなり、好ましく
ない。また50%モジュラスが15kg/cm2 未満で
はブロッキングしやすくなり、一方450kg/cm2
を超えると耐削れ性が劣り好ましくない。
【0013】易接着層(B)の積層法は特に限定されな
いが、共押出し法やコーティング法が好ましい。
いが、共押出し法やコーティング法が好ましい。
【0014】共押出し法では、ポリエステルフイルム
(A)を形成するポリエステルと易接着層(B)を形成
するコポリエステルとを夫々溶融し、ダイから共押出し
て未延伸積層フイルムとし、次いで該未延伸積層フイル
ムを二軸方向に延伸することで二軸配向積層フイルムと
することができる。この場合易接着層(B)の厚みは任
意に選び得るが、0.1〜10μmが好ましい。
(A)を形成するポリエステルと易接着層(B)を形成
するコポリエステルとを夫々溶融し、ダイから共押出し
て未延伸積層フイルムとし、次いで該未延伸積層フイル
ムを二軸方向に延伸することで二軸配向積層フイルムと
することができる。この場合易接着層(B)の厚みは任
意に選び得るが、0.1〜10μmが好ましい。
【0015】またコーティング法では、ポリエステルフ
イルム(A)の表面に易接着層(B)を形成するコポリ
エステルを含むコーティング液をコーティングし、乾燥
し、所要により延伸処理することで二軸配向積層フイル
ムとすることができる。この場合易接着層(B)の厚み
は任意に選び得るが、0.01〜2μmが好ましい。コ
ーティング液は溶剤系、水性系のいずれでもよいが、イ
ンラインコーティング法には水性コーティング液が好ま
しい。コーティング法ではインラインコーティング法が
好ましい。
イルム(A)の表面に易接着層(B)を形成するコポリ
エステルを含むコーティング液をコーティングし、乾燥
し、所要により延伸処理することで二軸配向積層フイル
ムとすることができる。この場合易接着層(B)の厚み
は任意に選び得るが、0.01〜2μmが好ましい。コ
ーティング液は溶剤系、水性系のいずれでもよいが、イ
ンラインコーティング法には水性コーティング液が好ま
しい。コーティング法ではインラインコーティング法が
好ましい。
【0016】このインラインコーティング法は、製膜工
程内で二軸配向結晶化が完了していないポリエステルフ
イルム(A)の表面にコーティング液をコーティング
し、次いで乾燥、延伸処理を行って配向結晶化を完了さ
せた二軸配向積層フイルムを得るものである。ここで、
この配向結晶化が完了していないポリエステルフイルム
(A)とは、該ポリエステルを溶融してそのままフイル
ム状となした未延伸フイルム;未延伸フイルムを縦方向
または横方向のいずれか一方に配向せしめた一軸延伸フ
イルム;さらには縦方向及び横方向の二方向に低倍率延
伸配向せしめたもの(最終的に縦方向または横方向に再
延伸せしめて配向結晶化を完了せしめる前の二軸延伸フ
イルム)等を含むものである。
程内で二軸配向結晶化が完了していないポリエステルフ
イルム(A)の表面にコーティング液をコーティング
し、次いで乾燥、延伸処理を行って配向結晶化を完了さ
せた二軸配向積層フイルムを得るものである。ここで、
この配向結晶化が完了していないポリエステルフイルム
(A)とは、該ポリエステルを溶融してそのままフイル
ム状となした未延伸フイルム;未延伸フイルムを縦方向
または横方向のいずれか一方に配向せしめた一軸延伸フ
イルム;さらには縦方向及び横方向の二方向に低倍率延
伸配向せしめたもの(最終的に縦方向または横方向に再
延伸せしめて配向結晶化を完了せしめる前の二軸延伸フ
イルム)等を含むものである。
【0017】コーティング方法としては、公知の任意の
コーティング法が適用できる。例えばロールコート法、
グラビアコート法、マイクログラビアコート法、リバー
スコート法、ロールブラッシュ法、スプレーコート法、
エアーナイフコート法、含浸法及びカーテンコート法等
を単独または組み合わせて適用するとよい。水性コーテ
ィング液の場合には、コーティング液の安定性または塗
布性を助ける目的で若干量の有機溶剤を含んでもよい。
コーティング法が適用できる。例えばロールコート法、
グラビアコート法、マイクログラビアコート法、リバー
スコート法、ロールブラッシュ法、スプレーコート法、
エアーナイフコート法、含浸法及びカーテンコート法等
を単独または組み合わせて適用するとよい。水性コーテ
ィング液の場合には、コーティング液の安定性または塗
布性を助ける目的で若干量の有機溶剤を含んでもよい。
【0018】本発明において、積層フイルムを製造する
にあたっては各フイルム層中に他のポリマー、滑剤(例
えば酸化珪素、酸化鉄、カオリン、酸化アルミニウム、
珪酸アルミニウム、炭酸カルシウム、酸化チタンなどの
無機粒子やアクリル樹脂、ポリスチレン、シリコーン樹
脂、メラミン樹脂、カーボンブラックなどの有機粒
子)、酸化防止剤、紫外線吸収剤、着色剤、顔料、帯電
防止剤、などを必要に応じて含有させることができる。
にあたっては各フイルム層中に他のポリマー、滑剤(例
えば酸化珪素、酸化鉄、カオリン、酸化アルミニウム、
珪酸アルミニウム、炭酸カルシウム、酸化チタンなどの
無機粒子やアクリル樹脂、ポリスチレン、シリコーン樹
脂、メラミン樹脂、カーボンブラックなどの有機粒
子)、酸化防止剤、紫外線吸収剤、着色剤、顔料、帯電
防止剤、などを必要に応じて含有させることができる。
【0019】本発明において二軸配向化の処理は、未延
伸フイルムを一軸方向(縦方向または横方向)に(Tg
−10)〜(Tg+70)℃の温度(但し、Tg:ポリ
エステルのガラス転移温度)で2.5〜5.0倍の倍率
で延伸し、次いで上記延伸方向と直角方向(一段目延伸
が縦方向の場合には、二段目延伸は横方向となる)にT
g(℃)〜(Tg+70)℃の温度で2.5〜5.0倍
の倍率で延伸することで行うことができる。この場合、
面積延伸倍率は9〜22倍、更には12〜22倍にする
のが好ましい。延伸手段は同時二軸延伸、逐次二軸延伸
のいずれでもよい。
伸フイルムを一軸方向(縦方向または横方向)に(Tg
−10)〜(Tg+70)℃の温度(但し、Tg:ポリ
エステルのガラス転移温度)で2.5〜5.0倍の倍率
で延伸し、次いで上記延伸方向と直角方向(一段目延伸
が縦方向の場合には、二段目延伸は横方向となる)にT
g(℃)〜(Tg+70)℃の温度で2.5〜5.0倍
の倍率で延伸することで行うことができる。この場合、
面積延伸倍率は9〜22倍、更には12〜22倍にする
のが好ましい。延伸手段は同時二軸延伸、逐次二軸延伸
のいずれでもよい。
【0020】更に、二軸配向フイルムは、(Tg+7
0)℃〜Tm(℃)の温度で熱固定することができる。
例えばポリエチレンテレフタレートのフイルム(A)に
ついては190〜230℃で熱固定することが好まし
い。熱固定時間は例えば1〜60秒である。
0)℃〜Tm(℃)の温度で熱固定することができる。
例えばポリエチレンテレフタレートのフイルム(A)に
ついては190〜230℃で熱固定することが好まし
い。熱固定時間は例えば1〜60秒である。
【0021】かくして得られた積層フイルムは接着性や
耐削れ性に優れ、磁気テープ、磁気ディスク、磁気カー
ド、印刷材料、グラフィック材料、感光材料、包装材料
などに有用である。
耐削れ性に優れ、磁気テープ、磁気ディスク、磁気カー
ド、印刷材料、グラフィック材料、感光材料、包装材料
などに有用である。
【0022】
【実施例】以下、実施例をあげて本発明をさらに説明す
る。なお、各特性値は下記の方法によって測定した。
る。なお、各特性値は下記の方法によって測定した。
【0023】1.接着性 サンプルフイルムの易接着層面に下記評価塗料をマイヤ
ーバーで、乾燥後の厚みが約4μmになるように塗布
し、100℃で3分間乾燥する。その後60℃で24時
間エージングし、次いでスコッチテープNo.600
(3M社製)巾12.7mm、長さ15cmを気泡の入
らないように粘着し、この上をJIS C2701(1
975)記載の手動式荷重ロールでならし密着させ、テ
ープ巾に切り出す。これの180°剥離した時の強力を
測定する。
ーバーで、乾燥後の厚みが約4μmになるように塗布
し、100℃で3分間乾燥する。その後60℃で24時
間エージングし、次いでスコッチテープNo.600
(3M社製)巾12.7mm、長さ15cmを気泡の入
らないように粘着し、この上をJIS C2701(1
975)記載の手動式荷重ロールでならし密着させ、テ
ープ巾に切り出す。これの180°剥離した時の強力を
測定する。
【0024】[評価用塗料] 固形分換算で、 ウレタン樹脂 ニッポラン2304 (日本ポリウレタン製) 25部 塩ビ・酢ビ樹脂 エスレックA (積水化学製) 50部 分散剤 レシオンP (理研ビタミン製) 1部 磁性剤 CTX―860 (戸田化学製) 500部 をメチルエチルケトン/トルエン/シクロヘキサノン混
合溶剤に溶解して40%液とし、サンドグラインダーで
2時間分散する。その後架橋剤のコロネートL25部
(固形分換算)を添加し、よく攪拌して磁性塗料を得
る。
合溶剤に溶解して40%液とし、サンドグラインダーで
2時間分散する。その後架橋剤のコロネートL25部
(固形分換算)を添加し、よく攪拌して磁性塗料を得
る。
【0025】2.引張破断伸度、50%モジュラス ASTM―D638に準拠して測定する。
【0026】3.耐削れ性 巾1/2″のフイルムサンプルの易接着層面が径7mm
の固定ステンレスバーに当るようにして10m/min
の速度で走行させた時のフイルム表面削れによるバー付
着粉を観察し、下記基準で評価する。 ○:粉が少い △:中位の粉付着 ×:粉が多い
の固定ステンレスバーに当るようにして10m/min
の速度で走行させた時のフイルム表面削れによるバー付
着粉を観察し、下記基準で評価する。 ○:粉が少い △:中位の粉付着 ×:粉が多い
【0027】
【実施例1】固有粘度[η]が0.63のポリエチレン
テレフタレート(a1 )を溶融押出して未延伸フイルム
をつくり、該未延伸フイルムを縦方向に3.5倍延伸
し、その後一軸延伸フイルムの片面にテレフタル酸―イ
ソフタル酸―5―Naスルホイソフタル酸―1,4―ブ
タンジオール―エチレングリコール―ポリテトラメチレ
ンオキシドジオール共重合ポリエステル(引張破断伸度
=390%、50%モジュラス=115kg/cm2 )
90wt%とポリオキシエチレンノニルフェニルエーテ
ル10wt%からなる濃度3wt%の水分散体(b1 )
を塗布し、乾燥しつつ横方向に3.4倍延伸し、220
℃で熱処理して積層フイルムを得た。a1ベースフイル
ムの厚みは14μm、b1 塗布層の厚み(ドライ)は
0.04μmであった。このフイルムの特性を表1に示
す。
テレフタレート(a1 )を溶融押出して未延伸フイルム
をつくり、該未延伸フイルムを縦方向に3.5倍延伸
し、その後一軸延伸フイルムの片面にテレフタル酸―イ
ソフタル酸―5―Naスルホイソフタル酸―1,4―ブ
タンジオール―エチレングリコール―ポリテトラメチレ
ンオキシドジオール共重合ポリエステル(引張破断伸度
=390%、50%モジュラス=115kg/cm2 )
90wt%とポリオキシエチレンノニルフェニルエーテ
ル10wt%からなる濃度3wt%の水分散体(b1 )
を塗布し、乾燥しつつ横方向に3.4倍延伸し、220
℃で熱処理して積層フイルムを得た。a1ベースフイル
ムの厚みは14μm、b1 塗布層の厚み(ドライ)は
0.04μmであった。このフイルムの特性を表1に示
す。
【0028】
【実施例2】固有粘度[η]が0.60のポリエチレン
―2,6―ナフタレンジカルボキシレート(a2 )を溶
融押出して未延伸フイルムをつくり、該未延伸フイルム
を縦方向に3.4倍延伸し、その後一軸延伸フイルムの
片面に2,6―ナフタレンジカルボン酸―テレフタル酸
―イソフタル酸―5―Naスルホイソフタル酸―1,4
―ブタンジオール―ポリテトラメチレンオキシドジオー
ル共重合ポリエステル(引張破断伸度=420%、50
%モジュラス=103kg/cm2 )90wt%とポリ
オキシエチレンノニルフェニルエーテル10wt%から
なる濃度3wt%の水分散体(b2 )を塗布し、乾燥し
つつ横方向に4.5倍延伸し、205℃で熱処理して積
層フイルムを得た。a2 ベースフイルムの厚みは9μ
m、b2 塗布層の厚みは0.03μm(ドライ)であっ
た。このフイルムの特性を表1に示す。
―2,6―ナフタレンジカルボキシレート(a2 )を溶
融押出して未延伸フイルムをつくり、該未延伸フイルム
を縦方向に3.4倍延伸し、その後一軸延伸フイルムの
片面に2,6―ナフタレンジカルボン酸―テレフタル酸
―イソフタル酸―5―Naスルホイソフタル酸―1,4
―ブタンジオール―ポリテトラメチレンオキシドジオー
ル共重合ポリエステル(引張破断伸度=420%、50
%モジュラス=103kg/cm2 )90wt%とポリ
オキシエチレンノニルフェニルエーテル10wt%から
なる濃度3wt%の水分散体(b2 )を塗布し、乾燥し
つつ横方向に4.5倍延伸し、205℃で熱処理して積
層フイルムを得た。a2 ベースフイルムの厚みは9μ
m、b2 塗布層の厚みは0.03μm(ドライ)であっ
た。このフイルムの特性を表1に示す。
【0029】
【比較例1】実施例1において、b1 水分散体を塗布し
ない以外は同様にして得たフイルムの特性を表1に示
す。
ない以外は同様にして得たフイルムの特性を表1に示
す。
【0030】
【比較例2】実施例1において、b1 水分散体の代りに
テレフタル酸―イソフタル酸―5―Naスルホイソフタ
ル酸―エチレングリコール―ネオペンチルグリコール共
重合体ポリエステル(引張破断伸度=82%、50%モ
ジュラス=306kg/cm 2 )90wt%とポリオキ
シエチレンノニルフェニルエーテル10wt%からなる
水分散体(b3 )を用いる以外は同様に行った。得られ
たフイルムの特性を表1に示す。
テレフタル酸―イソフタル酸―5―Naスルホイソフタ
ル酸―エチレングリコール―ネオペンチルグリコール共
重合体ポリエステル(引張破断伸度=82%、50%モ
ジュラス=306kg/cm 2 )90wt%とポリオキ
シエチレンノニルフェニルエーテル10wt%からなる
水分散体(b3 )を用いる以外は同様に行った。得られ
たフイルムの特性を表1に示す。
【0031】
【実施例3】ポリエチレンテレフタレート(a1 )とテ
レフタル酸―イソフタル酸―1,4―ブタンジオール―
ポリテトラメチレンオキシドジオール共重合ポリエステ
ル(引張破断伸度=580%、50%モジュラス=17
0kg/cm2 )(b4 )を共押出して未延伸積層フイ
ルムをつくり、該未延伸積層フイルムを縦方向に3.2
倍、更に横方向に3.4倍延伸した後、熱処理し、更に
縦方向に1.4倍延伸してから210℃で熱処理して積
層フイルムを得た。このフイルムの特性を表1に示す。
レフタル酸―イソフタル酸―1,4―ブタンジオール―
ポリテトラメチレンオキシドジオール共重合ポリエステ
ル(引張破断伸度=580%、50%モジュラス=17
0kg/cm2 )(b4 )を共押出して未延伸積層フイ
ルムをつくり、該未延伸積層フイルムを縦方向に3.2
倍、更に横方向に3.4倍延伸した後、熱処理し、更に
縦方向に1.4倍延伸してから210℃で熱処理して積
層フイルムを得た。このフイルムの特性を表1に示す。
【0032】
【実施例4】実施例3において、共重合ポリエステル
(b4 )の代りに2,6―ナフタレンジカルボン酸―テ
レフタル酸―1,4―ブタンジオール―ポリカプロラク
トンジオール共重合ポリエステル(引張破断伸度=49
0%、50%モジュラス=220kg/cm2 )
(b5 )を用いる以外は同様に行った。得られたフイル
ムの特性を表1に示す。
(b4 )の代りに2,6―ナフタレンジカルボン酸―テ
レフタル酸―1,4―ブタンジオール―ポリカプロラク
トンジオール共重合ポリエステル(引張破断伸度=49
0%、50%モジュラス=220kg/cm2 )
(b5 )を用いる以外は同様に行った。得られたフイル
ムの特性を表1に示す。
【0033】
【実施例5】固有粘度[η]が0.63のポリエチレン
テレフタレートから製膜した厚さ11μmの二軸延伸フ
イルム(a3 )の片面に共重合ポリエステル(b4 )の
溶液(o―クロロフェノール)を塗布し、乾燥して厚さ
0.04μmの層を形成させた。このフイルムの特性を
表1に示す。
テレフタレートから製膜した厚さ11μmの二軸延伸フ
イルム(a3 )の片面に共重合ポリエステル(b4 )の
溶液(o―クロロフェノール)を塗布し、乾燥して厚さ
0.04μmの層を形成させた。このフイルムの特性を
表1に示す。
【0034】
【実施例6〜7】実施例1〜2において、(A)、
(B)層の組み合わせを表1に示すものに変えて得られ
たフイルムの特性を表1に示す。
(B)層の組み合わせを表1に示すものに変えて得られ
たフイルムの特性を表1に示す。
【0035】
【表1】
【0036】
【発明の効果】本発明によれば、接着性、耐削れ性に優
れた易接着性ポリエステル積層フイルムを提供すること
ができる。この積層フイルムは、磁気記録媒体、包装材
料、表示材料、グラフィック材料、積層材料などに有用
である。
れた易接着性ポリエステル積層フイルムを提供すること
ができる。この積層フイルムは、磁気記録媒体、包装材
料、表示材料、グラフィック材料、積層材料などに有用
である。
Claims (4)
- 【請求項1】 二軸配向ポリエステルフイルム(A)の
少くとも片面に、引張破断伸度が200〜950%、5
0%モジュラスが15〜450kg/cm2のコポリエ
ステルからなる易接着層(B)が積層されているポリエ
ステル積層フイルム。 - 【請求項2】 易接着層(B)の積層が共押出し法によ
る請求項1記載のポリエステル積層フイルム。 - 【請求項3】 易接着層(B)の積層がコーティング法
による請求項1記載のポリエステル積層フイルム。 - 【請求項4】 易接着層(B)の積層がインラインコー
ティング法による請求項3記載のポリエステルフイル
ム。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14611393A JPH071692A (ja) | 1993-06-17 | 1993-06-17 | ポリエステル積層フイルム |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14611393A JPH071692A (ja) | 1993-06-17 | 1993-06-17 | ポリエステル積層フイルム |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH071692A true JPH071692A (ja) | 1995-01-06 |
Family
ID=15400453
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP14611393A Pending JPH071692A (ja) | 1993-06-17 | 1993-06-17 | ポリエステル積層フイルム |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH071692A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2008537803A (ja) * | 2005-04-15 | 2008-09-25 | 日東電工株式会社 | 偏光板用uv吸収層 |
| JP2013038412A (ja) * | 2011-07-14 | 2013-02-21 | Fujifilm Corp | 太陽電池用バックシート及びその製造方法、並びに太陽電池モジュール |
| JP2013035277A (ja) * | 2011-07-14 | 2013-02-21 | Fujifilm Corp | ポリマーシートとその製造方法、太陽電池用バックシートおよび太陽電池モジュール |
| CN103802411A (zh) * | 2014-02-19 | 2014-05-21 | 苏州大学 | 一种静电纺芳纶1313纳米纤维/聚乳酸复合材料及其制备方法 |
-
1993
- 1993-06-17 JP JP14611393A patent/JPH071692A/ja active Pending
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2008537803A (ja) * | 2005-04-15 | 2008-09-25 | 日東電工株式会社 | 偏光板用uv吸収層 |
| US8709192B2 (en) | 2005-04-15 | 2014-04-29 | Nitto Denko Corporation | Protective cover sheet comprising a UV-absorbing layer for a polarizer plate and method of making the same |
| JP2013038412A (ja) * | 2011-07-14 | 2013-02-21 | Fujifilm Corp | 太陽電池用バックシート及びその製造方法、並びに太陽電池モジュール |
| JP2013035277A (ja) * | 2011-07-14 | 2013-02-21 | Fujifilm Corp | ポリマーシートとその製造方法、太陽電池用バックシートおよび太陽電池モジュール |
| CN103802411A (zh) * | 2014-02-19 | 2014-05-21 | 苏州大学 | 一种静电纺芳纶1313纳米纤维/聚乳酸复合材料及其制备方法 |
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