JPH07188971A - アルミニウムおよびアルミニウム合金板の亜鉛系めっき 方法 - Google Patents
アルミニウムおよびアルミニウム合金板の亜鉛系めっき 方法Info
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- JPH07188971A JPH07188971A JP33865393A JP33865393A JPH07188971A JP H07188971 A JPH07188971 A JP H07188971A JP 33865393 A JP33865393 A JP 33865393A JP 33865393 A JP33865393 A JP 33865393A JP H07188971 A JPH07188971 A JP H07188971A
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- Japan
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 アルミニウム板に密着性の良い亜鉛系の電気
めっき皮膜を付す。 【構成】 フッ素を0.01 mol/l以上含むめっき液中
の不純物を、PbとSn合わせて3ppm 以下、Sb、AsとGe合
わせて0.5ppm 以下に制御し、被めっき面とめっき液
の相対速度を0.2m/sec 以上として電気めっきを行
う。 【効果】 亜鉛の電析を乱す不純物の影響がなくなり、
アルミ板表面の酸化皮膜が均一に除去されるとともに亜
鉛の析出が均一に継続し密着性の良い皮膜が得られる。
めっき皮膜を付す。 【構成】 フッ素を0.01 mol/l以上含むめっき液中
の不純物を、PbとSn合わせて3ppm 以下、Sb、AsとGe合
わせて0.5ppm 以下に制御し、被めっき面とめっき液
の相対速度を0.2m/sec 以上として電気めっきを行
う。 【効果】 亜鉛の電析を乱す不純物の影響がなくなり、
アルミ板表面の酸化皮膜が均一に除去されるとともに亜
鉛の析出が均一に継続し密着性の良い皮膜が得られる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、塗装下地として使用
される表面処理アルミニウム薄板材料の製造方法に関連
し、特に密着性に優れた亜鉛又は亜鉛系合金の電気めっ
き皮膜を得る技術に関する。
される表面処理アルミニウム薄板材料の製造方法に関連
し、特に密着性に優れた亜鉛又は亜鉛系合金の電気めっ
き皮膜を得る技術に関する。
【0002】
【従来の技術】自動車車体あるいは家電製品匡体などに
冷延鋼板およびその表面処理鋼板が広く使用されている
が、軽量化および耐食性の向上をはかる目的で、近年、
比重が小さいアルミニウムおよびアルミニウム合金(以
下単にアルミニウムと称す)の使用が検討されている。
冷延鋼板およびその表面処理鋼板が広く使用されている
が、軽量化および耐食性の向上をはかる目的で、近年、
比重が小さいアルミニウムおよびアルミニウム合金(以
下単にアルミニウムと称す)の使用が検討されている。
【0003】検討課題の一つに、使用目的に適した機能
を付与することがあり、その中で塗装下地としての表面
処理が検討されている。表面処理としては、陽極酸化処
理や化成処理などのほかにめっき処理がある。
を付与することがあり、その中で塗装下地としての表面
処理が検討されている。表面処理としては、陽極酸化処
理や化成処理などのほかにめっき処理がある。
【0004】めっき処理の場合、酸化され易いアルミニ
ウム薄板表面に直接電気めっきを施すと、アルミニウム
素地とめっき皮膜との間に十分な密着性が得られず、め
っき皮膜の剥離が避けられない。
ウム薄板表面に直接電気めっきを施すと、アルミニウム
素地とめっき皮膜との間に十分な密着性が得られず、め
っき皮膜の剥離が避けられない。
【0005】このため、アルミニウム表面を活性化する
予備処理を行なった後、一度亜鉛の置換めっき処理を行
い、この上に目的とするめっきを施すことが行なわれて
いた。しかし、この方法は、処理工程が煩雑で時間を要
すため生産性に劣っており、又置換めっきのみでは薄い
めっき皮膜しか得られず、更に、付着量の制御にも問題
があった。
予備処理を行なった後、一度亜鉛の置換めっき処理を行
い、この上に目的とするめっきを施すことが行なわれて
いた。しかし、この方法は、処理工程が煩雑で時間を要
すため生産性に劣っており、又置換めっきのみでは薄い
めっき皮膜しか得られず、更に、付着量の制御にも問題
があった。
【0006】最近では、生産性を重視しアルミニウム薄
板に直接電気めっきを施す方法が検討されている。パル
ス通電法やフッ化物を含有しためっき浴による方法など
である。
板に直接電気めっきを施す方法が検討されている。パル
ス通電法やフッ化物を含有しためっき浴による方法など
である。
【0007】パルス通電法は、パルス通電により表面酸
化膜を溶解した後めっき通電を行なうものであるが、溶
融塩電解ではその効果が見られるが、水溶液の電気めっ
きでは、表面酸化膜の溶解が不完全で充分なめっき密着
性が得られていない。
化膜を溶解した後めっき通電を行なうものであるが、溶
融塩電解ではその効果が見られるが、水溶液の電気めっ
きでは、表面酸化膜の溶解が不完全で充分なめっき密着
性が得られていない。
【0008】フッ化物を含有しためっき浴による方法に
ついては、フッ化物を所定濃度以上含有させ、フッ化物
イオンの作用により酸化皮膜を溶解除去しつつめっき皮
膜を形成させる。例えば、特開平5−65691号公報
では、フッ化物イオン濃度10ppm 以上を含む酸性亜鉛
めっき浴が開示されている。
ついては、フッ化物を所定濃度以上含有させ、フッ化物
イオンの作用により酸化皮膜を溶解除去しつつめっき皮
膜を形成させる。例えば、特開平5−65691号公報
では、フッ化物イオン濃度10ppm 以上を含む酸性亜鉛
めっき浴が開示されている。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
めっき浴であっても安定しためっき密着性が得られず、
操業を続けると密着性が低下して、めっき浴の更新が必
要になるという欠点を有していた。この問題を解決する
ためにこの発明は行なわれたもので、生産性良くかつ安
定してめっき密着性に優れた亜鉛系めっき皮膜を得るこ
とができる電気めっき方法を提供することを目的とす
る。
めっき浴であっても安定しためっき密着性が得られず、
操業を続けると密着性が低下して、めっき浴の更新が必
要になるという欠点を有していた。この問題を解決する
ためにこの発明は行なわれたもので、生産性良くかつ安
定してめっき密着性に優れた亜鉛系めっき皮膜を得るこ
とができる電気めっき方法を提供することを目的とす
る。
【0010】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
の手段は、フッ素濃度0.01 mol/lを含有するめっき
液を用い、このめっき液に含まれるPb濃度とSn濃度
の合計が3ppm 以下且つAs濃度とSb濃度とGe濃度
の合計が合計で0.5ppm以下に制御して電気めっきを行な
うアルミニウムおよびアルミニウム合金板の亜鉛系めっ
き方法であって、その中でも望ましいのは、前記のPb
濃度等が制御されためっき液のめっき面に対する相対流
速を0.2m/s以上として電気めっきを行なうアルミニウム
およびアルミニウム合金板の亜鉛系めっき方法である。
の手段は、フッ素濃度0.01 mol/lを含有するめっき
液を用い、このめっき液に含まれるPb濃度とSn濃度
の合計が3ppm 以下且つAs濃度とSb濃度とGe濃度
の合計が合計で0.5ppm以下に制御して電気めっきを行な
うアルミニウムおよびアルミニウム合金板の亜鉛系めっ
き方法であって、その中でも望ましいのは、前記のPb
濃度等が制御されためっき液のめっき面に対する相対流
速を0.2m/s以上として電気めっきを行なうアルミニウム
およびアルミニウム合金板の亜鉛系めっき方法である。
【0011】
【作用】フッ化物を含有させためっき浴によりアルミニ
ウム薄板に亜鉛系電気めっきを行なう際に、フッ素濃
度,めっき条件など通常確認される条件に異常がないの
にかかわらず、良好なめっき密着性が得られない場合が
あり、この原因について調べた。その結果、めっき浴中
の特定の不純物がこのめっき密着性に大きく関与してい
ることが予想されるに至った。これらの不純物には、P
b、Sn、Sb、As、Geがある。
ウム薄板に亜鉛系電気めっきを行なう際に、フッ素濃
度,めっき条件など通常確認される条件に異常がないの
にかかわらず、良好なめっき密着性が得られない場合が
あり、この原因について調べた。その結果、めっき浴中
の特定の不純物がこのめっき密着性に大きく関与してい
ることが予想されるに至った。これらの不純物には、P
b、Sn、Sb、As、Geがある。
【0012】これらの不純物の作用について次のように
考えられる。即ち、フッ化物を含有させた浴によりアル
ミニウム上へ直接亜鉛めっきを行なうとき、まず、めっ
き浴中でフッ素イオンの作用により速やかにアルミニウ
ム上の酸化皮膜が溶解する。
考えられる。即ち、フッ化物を含有させた浴によりアル
ミニウム上へ直接亜鉛めっきを行なうとき、まず、めっ
き浴中でフッ素イオンの作用により速やかにアルミニウ
ム上の酸化皮膜が溶解する。
【0013】アルミニウム酸化皮膜は電気抵抗が大きい
ため、この酸化皮膜が溶解してアルミニウム金属が露出
した所にめっき電流が流れ込み、先ずここに亜鉛が析出
する。上記の不純物が存在しない場合は、この酸化皮膜
の溶解と亜鉛の析出が次々に起こり、通電初期の段階で
薄くではあるが均一な亜鉛めっき層が形成される。その
後この亜鉛金属の上に目的の厚さまで亜鉛の電析が継続
されるので、密着性の良いめっき皮膜が形成される。
ため、この酸化皮膜が溶解してアルミニウム金属が露出
した所にめっき電流が流れ込み、先ずここに亜鉛が析出
する。上記の不純物が存在しない場合は、この酸化皮膜
の溶解と亜鉛の析出が次々に起こり、通電初期の段階で
薄くではあるが均一な亜鉛めっき層が形成される。その
後この亜鉛金属の上に目的の厚さまで亜鉛の電析が継続
されるので、密着性の良いめっき皮膜が形成される。
【0014】一方、上記のような不純物が存在すると、
不純物はめっき浴中でイオン類の他に種々の化合物を生
成する。生成物は、亜鉛イオンとは挙動が異なりアルミ
ニウムの酸化皮膜或いはアルミニウム金属面や亜鉛の析
出面に吸着したりして、亜鉛の均一な電析を妨害する。
更には吸着した化合物がカソードとなって局部電池を形
成し電界に乱れを生じ、亜鉛の均一な電析を妨害する。
不純物はめっき浴中でイオン類の他に種々の化合物を生
成する。生成物は、亜鉛イオンとは挙動が異なりアルミ
ニウムの酸化皮膜或いはアルミニウム金属面や亜鉛の析
出面に吸着したりして、亜鉛の均一な電析を妨害する。
更には吸着した化合物がカソードとなって局部電池を形
成し電界に乱れを生じ、亜鉛の均一な電析を妨害する。
【0015】このため、通電の初期課程で既に亜鉛の電
析が不均一となり、はなはだしい場合は局部的に下地の
露出した状態とする。この上に、電析皮膜が成長するた
め、素地とめっき皮膜の間で完全な結合が得られず、め
っき密着性が低下する結果となる。
析が不均一となり、はなはだしい場合は局部的に下地の
露出した状態とする。この上に、電析皮膜が成長するた
め、素地とめっき皮膜の間で完全な結合が得られず、め
っき密着性が低下する結果となる。
【0016】更に、これら不純物の影響を定量的に調べ
ると、不純物の量が多い程その影響は大きいが、影響度
から不純物は大略二つのグループに分けられる。Pb、
Snは影響の小さい方のグループで、Sb、As、Ge
は影響が大きい方のグループである。 Pb、Snのグ
ループでは含有率が3ppm を超えると実用上問題となる
影響が現れ、Sb、As、Geでは0.5ppm を超える
とその悪影響が現れ、めっき密着性が低下する。
ると、不純物の量が多い程その影響は大きいが、影響度
から不純物は大略二つのグループに分けられる。Pb、
Snは影響の小さい方のグループで、Sb、As、Ge
は影響が大きい方のグループである。 Pb、Snのグ
ループでは含有率が3ppm を超えると実用上問題となる
影響が現れ、Sb、As、Geでは0.5ppm を超える
とその悪影響が現れ、めっき密着性が低下する。
【0017】これらのグループ内では、どれか一種が上
記の限界濃度を超えても影響するし、又複数種含有して
いても限界濃度を超えなければ影響しない。複数のグル
ープが存在する場合も同様である。
記の限界濃度を超えても影響するし、又複数種含有して
いても限界濃度を超えなければ影響しない。複数のグル
ープが存在する場合も同様である。
【0018】これらの不純物は、めっき浴の建浴や補給
に使用する薬品或いはアノード中の不純物として不可避
的にめっき液中に混入してくる。他に、めっき液を入れ
替える際に前回使用しためっき液によって槽が汚染され
ていること等もある。
に使用する薬品或いはアノード中の不純物として不可避
的にめっき液中に混入してくる。他に、めっき液を入れ
替える際に前回使用しためっき液によって槽が汚染され
ていること等もある。
【0019】めっき密着性を確保するためには、めっき
浴中のこれらの不純物についての厳格な管理が必要であ
る。薬品やアノードからの混入では、不純物が蓄積され
操業中に増えてくるのでその量を監視し制御する必要が
ある。特に、高速度連続めっき処理においては増加速度
も大きく、又、万一めっき密着性が低下した場合の損失
は甚大なものとなる。高頻度或いは連続的に不純物量を
測定し、これを低減させなければならない。
浴中のこれらの不純物についての厳格な管理が必要であ
る。薬品やアノードからの混入では、不純物が蓄積され
操業中に増えてくるのでその量を監視し制御する必要が
ある。特に、高速度連続めっき処理においては増加速度
も大きく、又、万一めっき密着性が低下した場合の損失
は甚大なものとなる。高頻度或いは連続的に不純物量を
測定し、これを低減させなければならない。
【0020】これらの不純物の測定には、原子吸光法或
いは高周波誘導結合プラズマ発光分光(ICP)法等の
迅速機器分析法を用いることが出来る。又、制御の方法
としては、金属亜鉛粒または粉末にめっき液を接触させ
て、金属亜鉛上に置換析出または吸着させて除去するこ
とができる。
いは高周波誘導結合プラズマ発光分光(ICP)法等の
迅速機器分析法を用いることが出来る。又、制御の方法
としては、金属亜鉛粒または粉末にめっき液を接触させ
て、金属亜鉛上に置換析出または吸着させて除去するこ
とができる。
【0021】以上のように、不純物を制御した場合、め
っき浴に0.01 mol/lのフッ素が含まれているとアル
ミニウム酸化皮膜が除去され、亜鉛の電析が均一に行わ
れる。フッ素の含有率が0.01 mol/l未満では酸化皮
膜の除去効果が低く実用的に良好なめっき密着性を確保
できないことがある。
っき浴に0.01 mol/lのフッ素が含まれているとアル
ミニウム酸化皮膜が除去され、亜鉛の電析が均一に行わ
れる。フッ素の含有率が0.01 mol/l未満では酸化皮
膜の除去効果が低く実用的に良好なめっき密着性を確保
できないことがある。
【0022】Pb、Sn、Sb、As、Ge等の不純物
が浴中に蓄積してめっき密着性が低下した場合、めっき
浴中にフッ化物をさらに添加してもめっき密着性は改善
されない。上に述べたように、めっき浴中の不純物を制
御する方法の他に、亜鉛の均一な電析を助ける方法とし
てめっき液を攪拌する手段がある。
が浴中に蓄積してめっき密着性が低下した場合、めっき
浴中にフッ化物をさらに添加してもめっき密着性は改善
されない。上に述べたように、めっき浴中の不純物を制
御する方法の他に、亜鉛の均一な電析を助ける方法とし
てめっき液を攪拌する手段がある。
【0023】攪拌作用によって、アルミニウム表面近傍
の亜鉛イオン濃度を均一化するもので、同時にフッ素濃
度も均一化しアルミニウム上の酸化皮膜も均一に溶解さ
れる。攪拌の効果は被めっき物に対するめっき液の相対
流速を指標として表すことができ、相対流速が大きいほ
ど効果が大きくなる。この流速が0.2m/s以上であると安
定して良好なめっき密着性が確保できる。
の亜鉛イオン濃度を均一化するもので、同時にフッ素濃
度も均一化しアルミニウム上の酸化皮膜も均一に溶解さ
れる。攪拌の効果は被めっき物に対するめっき液の相対
流速を指標として表すことができ、相対流速が大きいほ
ど効果が大きくなる。この流速が0.2m/s以上であると安
定して良好なめっき密着性が確保できる。
【0024】
【実施例】アルミニウム板を脱脂洗浄した後、亜鉛系電
気めっきを施し、めっき皮膜の密着性を調べた。めっき
浴は、この発明により制御された浴と比較のため前述の
不純物が管理制御されない浴とを使用した。
気めっきを施し、めっき皮膜の密着性を調べた。めっき
浴は、この発明により制御された浴と比較のため前述の
不純物が管理制御されない浴とを使用した。
【0025】不純物の制御は、定期的に試料を採取して
ICP分析により不純物量を測定し、その結果に基づい
て、めっき浴を循環路に導きZn粉末層を通過させる方
法で行った。用いたアルミニウム板は、JIS-H4000に規
定されるA1200PまたはA5182Pに相当するものである。亜
鉛系めっきの種類は、亜鉛めっき、亜鉛―鉄合金めっき
(鉄含有率15%)及び亜鉛―ニッケル合金めっき(ニッ
ケル含有率12%)である。
ICP分析により不純物量を測定し、その結果に基づい
て、めっき浴を循環路に導きZn粉末層を通過させる方
法で行った。用いたアルミニウム板は、JIS-H4000に規
定されるA1200PまたはA5182Pに相当するものである。亜
鉛系めっきの種類は、亜鉛めっき、亜鉛―鉄合金めっき
(鉄含有率15%)及び亜鉛―ニッケル合金めっき(ニッ
ケル含有率12%)である。
【0026】これらのめっき浴の組成を次に示す。 A.亜鉛めっき ZnSO4・7H2O 400g/l Na2SO4 30g/l NH4FHF 変化 pH 2.0 B.亜鉛−鉄合金めっき ZnSO4・7H2O 150g/l FeSO4・7H2O 350g/l Na2SO4 30g/l NH4F 変化 pH 1.5 C.亜鉛−ニッケル合金めっき ZnSO4・7H2O 150g/l NiSO4・7H2O 350g/l Na2SO4 30g/l NaF 変化 pH 1.5 めっき条件については、浴温50℃、電流密度50A/
dm2 で相対流速は変化させた。
dm2 で相対流速は変化させた。
【0027】めっき密着性の評価は、JIS-Z2248に規定
される折曲げ角度180゜の密着曲げ試験を行ない、折
曲げ部のめっき面に粘着テープを張り付け、これを強制
的に剥離し、めっき皮膜の剥離状況を調べた。全く剥離
が認められず、極めて優れたものを◎、わずかしか剥離
が認められず実用上問題のないものを○、剥離が明かに
認められ実用上も問題があると判断されるものを△、曲
げ部で全面的に剥離が認められ密着性が劣るものを×で
それぞれ評価した。調らべた結果を、浴中の不純物量と
ともに、表1に示す。
される折曲げ角度180゜の密着曲げ試験を行ない、折
曲げ部のめっき面に粘着テープを張り付け、これを強制
的に剥離し、めっき皮膜の剥離状況を調べた。全く剥離
が認められず、極めて優れたものを◎、わずかしか剥離
が認められず実用上問題のないものを○、剥離が明かに
認められ実用上も問題があると判断されるものを△、曲
げ部で全面的に剥離が認められ密着性が劣るものを×で
それぞれ評価した。調らべた結果を、浴中の不純物量と
ともに、表1に示す。
【0028】
【表1】
【0029】この発明の実施例に示すとおり、フッ化物
により浴中のフッ素濃度を0.01mol/l以上含有する
亜鉛系めっき浴では、浴中の不純物を管理制御すること
により、材質が純アルミニウム(1200) でも又アルミニ
ウム合金(5182)でも、良好な密着性を有するめっき皮膜
を直接電気めっきによって得ることができる。特に、相
対流速が0.2m/s 以上の場合では、苛酷な密着曲げに
十分耐える密着性が安定して確保される。不純物が制御
されない比較例では、密着性が劣り、めっき浴中のフッ
素濃度が充分であっても密着性は確保できない。
により浴中のフッ素濃度を0.01mol/l以上含有する
亜鉛系めっき浴では、浴中の不純物を管理制御すること
により、材質が純アルミニウム(1200) でも又アルミニ
ウム合金(5182)でも、良好な密着性を有するめっき皮膜
を直接電気めっきによって得ることができる。特に、相
対流速が0.2m/s 以上の場合では、苛酷な密着曲げに
十分耐える密着性が安定して確保される。不純物が制御
されない比較例では、密着性が劣り、めっき浴中のフッ
素濃度が充分であっても密着性は確保できない。
【0030】
【発明の効果】この発明によれば、めっき浴中の特定の
不純物が制御され、又めっき液の相対流速も管理される
ので、アルミニウム酸化皮膜が均一に除去されるととも
にめっき皮膜が全面に均一に析出する。このため、良好
なめっき皮膜の密着性が安定して確実に得られるように
なった。このように、密着性に優れた亜鉛系めっきアル
ミニウム板を高い歩留りで、確実に製造できるようにし
たこの発明の効果は大きい。
不純物が制御され、又めっき液の相対流速も管理される
ので、アルミニウム酸化皮膜が均一に除去されるととも
にめっき皮膜が全面に均一に析出する。このため、良好
なめっき皮膜の密着性が安定して確実に得られるように
なった。このように、密着性に優れた亜鉛系めっきアル
ミニウム板を高い歩留りで、確実に製造できるようにし
たこの発明の効果は大きい。
Claims (2)
- 【請求項1】 フッ素濃度0.01 mol/lを含有するめ
っき液を用い、このめっき液に含まれるPb濃度とSn
濃度の合計が3ppm 以下且つAs濃度とSb濃度とGe
濃度の合計が合計で0.5ppm以下に制御して電気めっきを
行なうことを特徴とするアルミニウムおよびアルミニウ
ム合金板の亜鉛系めっき方法。 - 【請求項2】 めっき液のめっき面に対する相対流速を
0.2m/s以上とする請求項1記載のアルミニウムおよびア
ルミニウム合金板の亜鉛系めっき方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP33865393A JPH07188971A (ja) | 1993-12-28 | 1993-12-28 | アルミニウムおよびアルミニウム合金板の亜鉛系めっき 方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP33865393A JPH07188971A (ja) | 1993-12-28 | 1993-12-28 | アルミニウムおよびアルミニウム合金板の亜鉛系めっき 方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07188971A true JPH07188971A (ja) | 1995-07-25 |
Family
ID=18320205
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP33865393A Withdrawn JPH07188971A (ja) | 1993-12-28 | 1993-12-28 | アルミニウムおよびアルミニウム合金板の亜鉛系めっき 方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07188971A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2004131766A (ja) * | 2002-10-09 | 2004-04-30 | Fujitsu Ltd | Niめっき膜の製造方法 |
| CN109524617A (zh) * | 2014-03-31 | 2019-03-26 | 泰克年研究发展基金会公司 | 钝态金属活化方法和其用途 |
| CN114807918A (zh) * | 2021-11-08 | 2022-07-29 | 上村工业株式会社 | 金属置换处理液、铝或铝合金的表面处理方法 |
-
1993
- 1993-12-28 JP JP33865393A patent/JPH07188971A/ja not_active Withdrawn
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2004131766A (ja) * | 2002-10-09 | 2004-04-30 | Fujitsu Ltd | Niめっき膜の製造方法 |
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| JP2020013794A (ja) * | 2014-03-31 | 2020-01-23 | テクニオン・リサーチ・アンド・ディベロップメント・ファウンデーション・リミテッド | 不動態金属活性化の方法およびその使用 |
| US11688845B2 (en) | 2014-03-31 | 2023-06-27 | Technion Research & Development Foundation Limited | Method for passive metal activation and uses thereof |
| CN114807918A (zh) * | 2021-11-08 | 2022-07-29 | 上村工业株式会社 | 金属置换处理液、铝或铝合金的表面处理方法 |
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