JPH07190023A - 固定用クリップの取付構造 - Google Patents

固定用クリップの取付構造

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JPH07190023A
JPH07190023A JP33437993A JP33437993A JPH07190023A JP H07190023 A JPH07190023 A JP H07190023A JP 33437993 A JP33437993 A JP 33437993A JP 33437993 A JP33437993 A JP 33437993A JP H07190023 A JPH07190023 A JP H07190023A
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JP
Japan
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fixing clip
adhesive
molding
adhered
reinforcing layer
Prior art date
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Pending
Application number
JP33437993A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshihiro Asano
芳弘 浅野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ikeda Corp
Original Assignee
Ikeda Bussan Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】外観品質を向上させるとともに、引っ張り強度
を高めることができる固定用クリップの取付構造を提供
すること。 【構成】成形基材20の補強層22の一部を、該補強層
22側に対接する固定用クリップ40の接着面41aの
内側に隠蔽される範囲内で削り取り、その下側の成形繊
維層21を露出させて被接着部23を形成し、この被接
着部23に接着剤50を含浸させるように塗布し、接着
剤50にて被接着部23に固定用クリップ40の接着面
41aを接着して取付ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、成形繊維層に補強層を
積層して成る成形基材の補強層側に、該成形基材を内装
材として被装着壁面側に装着するための固定用クリップ
を接着剤にて取付ける固定用クリップの取付構造に関す
る。
【0002】
【従来の技術】一般に、車両用の成形天井等を構成する
成形基材1は、レジンフェルトに代表される成形繊維層
2に、フェノールを主成分とする熱硬化性樹脂を含浸さ
せた含浸紙等に代表される補強層3を積層して成る。こ
のような成形基材1には、例えば、車室内装材として車
体ルーフパネルである被装着壁面側に装着するための固
定用クリップ4を取付ける必要がある。
【0003】固定用クリップ4の取付構造としては、例
えば、図8〜図10に示すようなものが知られている。
すなわち、先ず、図8に示すものは、固定用クリップ4
のアンカー5を成形基材1に突き通すよう差し込ませ
て、かかるアンカー5の先端をカシメて固定用クリップ
4を固定している。次に、図9に示すものは、成形基材
1の補強層3の上に、そのまま固定用クリップ4の接着
面6を接着剤にて接着固定している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前述し
た従来の技術では、先ず、図8に示すものの場合、成形
基材1に孔があくために通気性が高くなり、成形基材1
に後から貼り付けた表皮材(図示せず)において前記孔
を覆う箇所に塵や埃が吸着され易く、かかる箇所のみ汚
れが目立つようになり、外観品質上問題であった。
【0005】次に、図9に示すものの場合、固定用クリ
ップ4は成形基材1の補強層3にだけ直接に接着されて
いるから、固定用クリップ4にある程度の荷重がかかる
と、図10に示す如く補強層3が破砕してしまうから、
引っ張り強度に乏しいという問題点があった。
【0006】本発明は、このような従来の技術が有する
問題点に着目してなされたもので、外観品質を向上させ
るとともに、引っ張り強度を高めることができる固定用
クリップの取付構造を提供することを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】かかる目的を達成するた
めの本発明の要旨とするところは、成形繊維層(21)
に補強層(22)を積層して成る成形基材(20)の補
強層(22)側に、該成形基材(20)を内装材として
被装着壁面(10)側に装着するための固定用クリップ
(40)を接着剤(50)にて取付ける固定用クリップ
(40)の取付構造において、前記成形基材(20)の
補強層(22)の一部を、該補強層(22)側に対接す
る前記固定用クリップ(40)の接着面(41a)の内
側に隠蔽される範囲内で削り取り、その下側の成形繊維
層(21)を露出させて被接着部(23)を形成し、前
記被接着部(23)に接着剤(50)を含浸させるよう
に塗布し、該接着剤(50)にて被接着部(23)に前
記固定用クリップ(40)の接着面(41a)を接着し
て取付けることを特徴とする固定用クリップ(40)の
取付構造に存する。
【0008】
【作用】成形基材(20)に、該成形基材(20)を内
装材として被装着壁面(10)側に装着するための固定
用クリップ(40)を取付ける場合は、先ず、成形基材
(20)の補強層(22)側の一部を、該補強層(2
2)側に対接する固定用クリップ(40)の接着面(4
1a)の内側に隠蔽される程度の大きさで削り取り、そ
の下側の成形繊維層(21)を露出させて被接着部(2
3)を形成する。
【0009】被接着部(23)は、単に補強層(22)
の一部を削り取るだけであり、成形基材(20)に嵌通
するような孔を穿設することはなく、しかも、被接着部
(23)は固定用クリップ(40)の接着面(41a)
ですっかり隠蔽される。従って、被接着部(23)が固
定用クリップ(40)の取付後において、成形基材(2
0)の表面上に露出することはない。
【0010】次に、成形基材(20)に形成した前記被
接着部(23)に接着剤(50)を含浸させるように塗
布し、該接着剤(50)にて被接着部(23)に、前記
固定用クリップ(40)の接着面(41a)を接着して
取付ける。この場合、接着面(41a)を成形基材(2
0)に接着するための接着剤(50)は、成形基材(2
0)の主要部を成す成形繊維層(21)に深くしみ込む
から接着力が増し、それにより、固定用クリップ(4
0)の引っ張り強度を高めることができる。
【0011】
【実施例】以下、図面に基づき本発明の一実施例を説明
する。図1〜図7は本発明の一実施例を示している。図
7に示すように、本実施例に係る成形基材20は、車両
用の成形天井を構成する内装材であり、その端末20a
に取付けられた固定用クリップ40によって、被装着壁
面である車体のルーフパネル10に装着する車両用内装
品である。なお、成形基材20の用途は車両用内装品に
限られるものではなく、船舶や家屋の内装材として用い
てもよいものである。
【0012】ルーフパネル10の前後端の傍らには固着
ブラケット11が設けられている。固着ブラケット11
は、成形基材20の端末20aを直接取付ける部位とな
る。この固着ブラケット11には、次述する固定用クリ
ップ40を構成するクリップ部42を嵌入させるための
取付孔11aが穿設されている。
【0013】図1に示すように、固定用クリップ40
は、金属片をJ字形に折り曲げ加工したベース部41
と、このベース部41に組合わされた状態で前記固着ブ
ラケット11の取付孔11aに嵌入させるクリップ部4
2とから成る。更に詳しく言えば、ベース部41は、後
述する成形基材20に接着する平面状の接着面41aを
有しており、この接着面41aからUターンするように
延びる湾曲部位には、クリップ部42を係止するための
溝41bが形成されている。一方、クリップ部42は、
ベース部41の溝41bに係止させる係止片42aと固
着ブラケット11の取付孔11aに嵌入させる嵌入体4
2bとから成る。
【0014】なお、本実施例においては、固定用クリッ
プ40はベース部41とクリップ部42との2部品から
成るが、固定用クリップの構成はこれに限るものではな
く、例えば、本実施例に係るベース部41のような1部
品により構成してもよいものである。この場合、1部品
から構成すれば、コスト低減が図られる一方、本実施例
の如く2部品から構成すれば、各部品間に遊びが生じて
被装着壁面側への取付性が向上する。
【0015】図1に示すように、成形基材20は、レジ
ンフェルト,ガラス繊維等に代表される成形繊維層21
に、フェノールを主成分とする熱硬化性樹脂を含浸させ
た含浸紙等に代表される補強層22を積層して成る。ま
た、図7に示すように、車室内を向く成形基材20の表
面側には、別途、表皮材30が積層されている。
【0016】図1に示すように、成形基材20の補強層
22の一部は、そこに対接させる固定用クリップ40を
構成するベース部41の接着面41aの内側に隠蔽され
る範囲内で削り取られて、その下側の成形繊維層21が
露出した被接着部23が形成されている。この被接着部
23には、接着剤50が成形繊維層21側に含浸するよ
うに塗布され、かかる接着剤50にて被接着部23にベ
ース部41の接着面41aが接着され取付けられてい
る。
【0017】次に、固定用クリップ40の取付け手順に
ついて説明する。図2に示すように、成形基材20の大
きさに合致し、固定用クリップ40に対応する位置に位
置決め孔61が穿設されているFRP製のガバリ60を
予め用意する。そして、図3に示すように、成形基材2
0の補強層22の表面にガバリ60を重ね合わせてか
ら、ガバリ60の位置決め孔61にドリル70のビッド
71を差し込み回転させる。
【0018】この時、ガバリ60の板厚によって、ドリ
ル70のビッド71の先端が成形基材20を突き抜ける
ことのないように穿孔深さが制限され、それにより、ち
ょうど成形基材20の補強層22のみが削り取られて、
その下側の成形繊維層21が露出して被接着部23が形
成される。なお、ビッド71の外周には、ガバリ60と
の摩擦を軽減して回転し易くするためのフェルト72が
貼り付けておく。
【0019】ドリル70のビッド71の先端の径は、固
定用クリップ40のベース部41の接着面41aの内側
に隠蔽される範囲内に設定されているから、被接着部2
3が後述する固定用クリップ40の取付後、成形基材2
0の表面上に露出することはなく、見栄えがよい。ま
た、前述したように、成形基材20に嵌通するような孔
を穿設しないから通気性もなく、従って、基材20に貼
着した表皮材30に塵や埃が部分的に吸着されるような
こともないため、外観品質を向上させることができる。
【0020】次に、図4に示すように、成形基材20に
形成した被接着部23に接着剤50を含浸させるように
塗布し、続いて、図5に示すように、接着剤50にて被
接着部23に、固定用クリップ40のベース部41の接
着面41aを接着して取付ける。この時、前述したよう
に被接着部23は、接着面41aによって完全に隠蔽さ
れる。
【0021】そして、ベース部41の接着面41aを成
形基材20に接着するための接着剤50は、図1に詳し
く示すように、成形基材20の主要部を成す成形繊維層
21に深くしみ込むから接着力が増す。ベース部41の
取付後、かかるベース部41にクリップ部42を組合せ
ればよい。以上のような、固定用クリップ40の取付構
造によれば、引っ張り強度を高めることができる。
【0022】なお、本実施例においては、ガバリ60を
使って成形基材20に固定用クリップ40を取り付ける
位置、すなわち被接着部23を設ける位置を定めたが、
その他、成形基材20を加熱圧縮する成形型の所定箇所
に予め印を付けるための凹凸等マーキング手段を設け
て、図6に示すように、成形基材20の所定箇所に被接
着部23の位置決め用目印80を設けてもよい。
【0023】
【発明の効果】本発明に係る固定用クリップの取付構造
によれば、成形基材の補強層の一部を、該補強層側に対
接する固定用クリップの接着面の内側に隠蔽される範囲
内で削り取り、その下側の成形繊維層を露出させて被接
着部を形成し、この被接着部に接着剤を含浸させて固定
用クリップの接着面を接着したから、クリップ取付のた
めに成形基材に嵌通するような孔を穿設することはな
く、しかも、被接着部は固定用クリップの接着面ですっ
かり隠蔽されるため、外観品質を向上させることができ
る。また、固定用クリップの接着面を成形基材に接着す
るための接着剤は、成形基材の主要部を成す成形繊維層
に深くしみ込むから接着力が増し、クリップの引っ張り
強度を高めることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係る固定用クリップの取付
構造を示す断面図である。
【図2】本発明の一実施例に係る固定用クリップの取付
構造における取付工程を示す斜視図である。
【図3】本発明の一実施例に係る固定用クリップの取付
構造における取付工程を示す断面図である。
【図4】本発明の一実施例に係る固定用クリップの取付
構造における取付工程を示す断面図である。
【図5】本発明の一実施例に係る固定用クリップの取付
構造における取付工程の終了状態を示す断面図である。
【図6】本発明の一実施例に係る固定用クリップの取付
構造における取付工程の別例を示す斜視図である。
【図7】本発明の一実施例に係る固定用クリップの取付
構造を適用した自動車の天井部分を示す断面図である。
【図8】従来の固定用クリップの取付構造を示す断面図
である。
【図9】従来の別の固定用クリップの取付構造を示す断
面図である。
【図10】図9に示す従来の固定用クリップの取付構造
が破断した状態を示す断面図である。
【符号の説明】
10…ルーフパネル 20…成形基材 21…成形繊維層 22…補強層 23…被接着部 30…表皮材 40…固定用クリップ 41…ベース部 41a…接着面 42…クリップ部 50…接着剤

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】成形繊維層に補強層を積層して成る成形基
    材の補強層側に、該成形基材を内装材として被装着壁面
    側に装着するための固定用クリップを接着剤にて取付け
    る固定用クリップの取付構造において、 前記成形基材の補強層の一部を、該補強層側に対接する
    前記固定用クリップの接着面の内側に隠蔽される範囲内
    で削り取り、その下側の成形繊維層を露出させて被接着
    部を形成し、 前記被接着部に接着剤を含浸させるように塗布し、該接
    着剤にて被接着部に前記固定用クリップの接着面を接着
    して取付けることを特徴とする固定用クリップの取付構
    造。
JP33437993A 1993-12-28 1993-12-28 固定用クリップの取付構造 Pending JPH07190023A (ja)

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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0517210B2 (ja) * 1982-12-01 1993-03-08 Usv Pharma Corp
JPH07103219A (ja) * 1993-10-05 1995-04-18 Kasai Kogyo Co Ltd クリップ取付座の取付方法

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0517210B2 (ja) * 1982-12-01 1993-03-08 Usv Pharma Corp
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