JPH0722377Y2 - チルト式キャブオーバ型トラックに於けるフロントリッドの開放装置 - Google Patents

チルト式キャブオーバ型トラックに於けるフロントリッドの開放装置

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JPH0722377Y2
JPH0722377Y2 JP11129889U JP11129889U JPH0722377Y2 JP H0722377 Y2 JPH0722377 Y2 JP H0722377Y2 JP 11129889 U JP11129889 U JP 11129889U JP 11129889 U JP11129889 U JP 11129889U JP H0722377 Y2 JPH0722377 Y2 JP H0722377Y2
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JP
Japan
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front lid
cab
tilt
gas stay
piston
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JP11129889U
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哲郎 佐伯
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UD Trucks Corp
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、チルト式キャブオーバ型トラックに於けるフ
ロントリッドの開放装置に関する。
〔従来の技術〕
実開昭63-14473号公報に開示されるように、従来、キャ
ブオーバ型トラックのフロントリッドはヒンジを介して
フロントパネルに開閉可能に取り付けられている。そし
て又、昨今では、実開昭63-20540号公報に開示されるよ
うなガススティを用いて、エンジンの点検時等にフロン
トリッドのロックを解除すると、このガススティによっ
てフロントリッドが直ちに開くようにしたものが知られ
ている。
〔考案が解決しようとする課題〕
而して、上記ガススティの内部は、通常、低温時に於て
もフロントリッドを保持し得るように圧力が設定されて
いるが、斯かるガススティを用いてフロントリッドを開
放させる従来構造にあっては、フロントリッドの全開直
前でガススティのダンパ効果が働くようになっているた
め、第5図の如くエンジン等の点検時にキャブ1をチル
トアップしてフロントリッド3のロック装置5を運転席
内のレバーで解除すると、ガススティ7で付勢されてフ
ロントリッド3が全開直前まで勢い良く開いてしまい、
そのため、キャブ1の前面に人が居ることを確認しない
でロック装置5を解除すると、安全上好ましくなかっ
た。
本考案は斯かる実情に鑑み案出されたもので、フロント
リッドを開放するガススティのダンパ効果が働く位置を
規定することにより、フロントリッドの開放時の安全性
を図ったチルト式キャブオーバ型トラックに於けるフロ
ントリッドの開放装置を提供することを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
斯かる目的を達成するための本考案は、フロントパネル
にヒンジを介してフロントリッドを取り付け、そのフロ
ントリッドと車体との間に配設したガススティで前記フ
ロントリッドを開閉可能にしたチルト式キャブオーバ型
トラックに於けるフロントリッドの開放装置に於いて、
上記ガススティは、オリフィスを形成したピストンがチ
ューブ内に摺動可能に設けられ、そのチューブ内に上記
フロントリッドが地面に対して略垂直の状態になったと
きに前記ピストンが下部側のオイル油面に達するように
高圧の窒素ガスとオイルが充填された構成になっている
ことを特徴とする。
〔作用〕
本考案によれば、エンジン等の点検のためにキャブをチ
ルトアップしてフロントリッドをガススティで開放させ
ると、当該フロントリッドが地面に対し略垂直の位置ま
で開いた状態でガススティのダンパ効果が働き、その後
フロントリッドは徐々に全開状態となる。
〔実施例〕
以下、本考案の一実施例を図面に基づき詳細に説明す
る。
第1図に於て、符号9はチルト式キャブオーバ型トラッ
クのキャブで、そのフロントパネル11にはヒンジ13を介
してフロントリッド15が開閉可能に取り付けられてい
る。そして、当該フロントリッド15と車体との間にはガ
ススティ17が配設されており、フロントリッド15のロッ
ク装置19を運転席内のレバーで解除すると、上記ガスス
ティ17によりフロントリッド15が矢印方向へ開放される
ようになっている。
そして、第1図の如くキャブ9をチルトアップしてフロ
ントリッド15を開放すると、実線で示すように当該フロ
ントリッド15が地面8に対し略垂直の位置まで開いた状
態で当該ガススティ17のダンパ効果が働き、その後フロ
ントリッド15は二点鎖線で示す全開位置までガススティ
17によって徐々に開放されるようになっている。
第2図は上記ガススティ17の内部構造を示し、図中、符
号20は上部に密封栓21、下部にパッキン22とロッドガイ
ド23を挿着したチューブで、その内部には高圧の窒素ガ
ス25とオイル27が充填されている。そして、オリフィス
29が形成されたピストン31がチューブ20内を摺動し、
又、第1図の如くピストンロッド33が車体側に接続さ
れ、更に、密封栓21に設けられたヒンジ35がフロントリ
ッド15のヒンジ37と連結されている。
而して、フロントリッド15を閉めて当該フロントリッド
15をロック装置19でロックしているときには、上記第2
図の如くピストンロッド33が縮んでピストン31が密封栓
21に圧接されている。そして、フロントリッド15のロッ
ク装置19を解除すると、第2図及び第3図に示すように
ピストン31で区画された下部室35から上部室37内へオリ
フィス29を介して窒素ガス25が流入してチューブ20を上
方(矢印A方向)へ押し上げ、このガススティ17の伸長
に連動して第1図の如くフロントリッド15が矢印方向へ
押し開かれるようになっている。
そして、フロントリッド15が第1図の実線で示すように
地面8と略垂直の位置まで開いたとき、第3図の如くピ
ストン31がオイル27の油面に達し、その後オイル27がオ
リフィス29を通過することにより、ガススティ17のダン
パ効果が働くようになっている。即ち、チューブ20が矢
印A方向に移動するにつれて、第4図の如くピストン31
がオイル27内を矢印B方向へ移動するが、オリフィス29
をオイル27が通過することによるガススティ17のダンパ
効果によって、フロントリッド15が第1図の二点鎖線で
示す全開位置まで徐々に開放されるようになっている。
本実施例はこのように構成されているから、エンジン等
の点検のために第1図の如くキャブ9をチルトアップし
てフロントリッド15のロック装置19を運転室内の解除レ
バーで解除すると、フロントリッド15がガススティ17に
よって矢印方向へ開放されることとなる。そして、フロ
ントリッド15が地面8に対し略垂直の位置まで開くと、
第3図の如くピストン31がオイル27の油面に達し、その
後オイル27がオリフィス29を通過するので、ガススティ
17のタンパ効果が働いてフロントリッド15の開放スピー
ドが緩やかとなる。その後、フロントリッド15が開放す
るにつれて第4図の如くピストン31がオイル27内を矢印
B方向へ移動するが、オイル27がオリフィス29を通過す
ることにより生ずるガススティ17のダンパ効果によっ
て、フロントリッド15が第1図の二点鎖線で示す全開位
置まで徐々に開放されることとなる。
従って、本実施例によれば、キャブ9のチルトアップ時
に前方を確認しないでフロントリッド15のロック装置19
を解除しても、ガススティ17によってフロントリッド15
が従来の如く全開状態まで勢い良く開放されることがな
いので、キャブ9の前に人が居た場合でもフロントリッ
ド15が勢い良くその人に接触することがなくなり、因っ
て、フロントリッド15開放時の安全性が向上することと
なった。
尚、図示しないが、上記実施例に於けるフロントリッド
15のロック装置19に代えて、例えば、実開昭60-108657
号公報に開示されるようなダブテール型ロック等のセー
フティロック装置を装着してもよく、斯かるセーフティ
ロック装置を装着すれば安全性がより向上する利点を有
する。
〔考案の効果〕
以上説明したように本考案は、フロントパネルにヒンジ
を介してフロントリッドを取り付け、そのフロントリッ
ドと車体との間に配設したガススティで前記フロントリ
ッドを開閉可能にしたチルト式キャブオーバ型トラック
に於けるフロントリッドの開放装置に於いて、上記ガス
スティは、オリフィスを形成したピストンがチューブ内
に摺動可能に設けられ、そのチューブ内に上記フロント
リッドが地面に対して略垂直の状態になったときに前記
ピストンが下部側のオイル油面に達するように高圧の窒
素ガスとオイルが充填された構成になっているから、エ
ンジン等の点検のためにキャブをチルトアップしてフロ
ントリッドをガススティで開放させると、フロントリッ
ドが地面に対し略垂直の位置まで開いた状態でガスステ
ィのダンパ効果が働き、その後フロントリッドは徐々に
全開状態となる。従って、本考案によれば、キャブのチ
ルトアップ時にキャブの前に人がいるにも拘らず前方を
確認しないでフロントリッドを開放しても、従来の如く
フロントリッドが人に勢い良く接触することがなくな
り、因って、フロントリッド開放時の安全性が向上する
こととなった。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例に係るフロントリッドの開放
装置の機能を示すキャブ側面図、第2図乃至第4図はガ
ススティの機能を示す内部構成図、第5図は従来のフロ
ントリッドの開放装置の機能を示すキャブの側面図であ
る。 8……地面 9……キャブ 11……フロントパネル 13……ヒンジ 15……フロントリッド 17……ガススティ 20……チューブ 25……窒素ガス 27……オイル 29……オリフィス 31……ピストン

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】フロントパネルにヒンジを介してフロント
    リッドを取り付け、そのフロントリッドと車体との間に
    配設したガススティで前記フロントリッドを開閉可能に
    したチルト式キャブオーバ型トラックに於けるフロント
    リッドの開放装置に於いて、上記ガススティは、オリフ
    ィスを形成したピストンがチューブ内に摺動可能に設け
    られ、そのチューブ内に上記フロントリッドが地面に対
    して略垂直の状態になったときに前記ピストンが下部側
    のオイル油面に達するように高圧の窒素ガスとオイルが
    充填された構成になっていることを特徴とするチルト式
    キャブオーバ型トラックに於けるフロントリッドの開放
    装置。
JP11129889U 1989-09-22 1989-09-22 チルト式キャブオーバ型トラックに於けるフロントリッドの開放装置 Expired - Lifetime JPH0722377Y2 (ja)

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JP11129889U JPH0722377Y2 (ja) 1989-09-22 1989-09-22 チルト式キャブオーバ型トラックに於けるフロントリッドの開放装置

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Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0349177U JPH0349177U (ja) 1991-05-13
JPH0722377Y2 true JPH0722377Y2 (ja) 1995-05-24

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JP11129889U Expired - Lifetime JPH0722377Y2 (ja) 1989-09-22 1989-09-22 チルト式キャブオーバ型トラックに於けるフロントリッドの開放装置

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