JPH07224263A - 両面粘着テープの製造方法 - Google Patents

両面粘着テープの製造方法

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JPH07224263A
JPH07224263A JP15342394A JP15342394A JPH07224263A JP H07224263 A JPH07224263 A JP H07224263A JP 15342394 A JP15342394 A JP 15342394A JP 15342394 A JP15342394 A JP 15342394A JP H07224263 A JPH07224263 A JP H07224263A
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JP
Japan
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sensitive adhesive
pressure
double
japanese paper
adhesive tape
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JP15342394A
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Makoto Hishida
誠 菱田
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Sekisui Chemical Co Ltd
Original Assignee
Sekisui Chemical Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 高速塗工が可能であり、生産性が高く、再剥
離性が要求される用途に好適な、和紙を支持体とする両
面粘着テープの製造方法を提供する。 【構成】 樹脂が含浸された和紙の両面に、転写法によ
り該樹脂と同一種類の樹脂からなる粘着剤層を形成する
ことを特徴とする。更に、和紙として、クレープ加工さ
れたものを使用すると、再剥離時に引っ張られた時にテ
ープ切れを起こしにくい両面粘着テープを製造できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、和紙を基材とする両面
粘着テープの製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】和紙を支持体とする両面粘着テープは、
再剥離性が要求される用途に汎用されている。再剥離性
とは、被着体に貼り付けた粘着テープを剥がすとき、支
持体を破損せずに粘着剤を被着体に残さないで剥がすこ
とのできる性質を指す。再剥離性が要求される用途と
は、例えば、図1に示すように、リサイクル使用したい
プラスチック板や金属等からなるリサイクル使用被着体
1の表面に両面粘着テープ2の片面を貼着した後、該テ
ープの他の面にリサイクル使用しない被着体3を貼着し
て使用に供し、使用終了後、被着体3を両面粘着テープ
2と共に、両面粘着テープ2の粘着剤層ごと、リサイク
ル使用被着体1から引き剥がし、残ったリサイクル使用
被着体1を再度使用に供するような用途を指すものであ
る。
【0003】両面テープの製造方法のうち、不織布、プ
ラスチックフィルム、プラスチック発泡体等を支持体と
するものは、一般的に、生産性・安全性の点から、剥離
シートの片面に粘着剤を塗布、乾燥して粘着剤層を形成
した剥離シート付き粘着剤層を、支持体の両面に積層、
圧着し、支持体の両面に前記粘着剤層を転写する方法が
使用されている(粘着ハンドブック165〜167頁、
日本粘着テープ工業会、昭和60年3月2日発行)。
【0004】ところが、支持体が和紙の場合には坪量が
不織布等に比較して大きく、材質的にも密であり、上記
のような転写法では粘着剤が和紙中に殆ど含浸しない。
粘着剤が和紙に含浸しなければ、再剥離性用途に使用す
ると、剥離時に和紙の層間が破壊してリサイクル使用被
着体側に粘着剤層と和紙の一部が残るので、リサイクル
使用被着体を再度使用できなくなる。このため、和紙を
支持体とする両面粘着テープの製造には、粘着剤液中に
和紙を通して粘着剤を和紙に浸漬させる浸漬塗工法が採
用されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、浸漬塗
工法は塗工工程が一度で済むという点ではすぐれている
が、乾燥に時間を要するので高速塗工が不可能であり、
生産性が低いという問題があった。本発明は、上記問題
点に鑑みてなされたものであり、その目的は、転写法に
よる粘着剤の高速塗工が可能であり、生産性が高く、再
剥離が要求される用途に用いて好適な、和紙を支持体と
する両面粘着テープの製造方法を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】第1発明の両面粘着テー
プの製造方法は、樹脂が含浸された和紙の両面に、転写
法により該樹脂と同一種類の樹脂からなる粘着剤層を形
成することを特徴とする。
【0007】第2発明の両面粘着テープの製造方法は、
和紙がクレープ加工されたものである請求項1記載の両
面粘着テープの製造方法である。
【0008】第3発明の両面粘着テープの製造方法は、
和紙の両面に転写法により粘着剤層を形成する両面粘着
テープの製造方法において、80℃以上の温度条件下で
転写することを特徴とする。
【0009】以下、第1発明について詳細に説明する。
第1発明における樹脂が含浸された和紙の製造に使用さ
れる樹脂としては、アクリル系のものやゴム系のものな
どが挙げられる。和紙としては坪量が30〜80g/m
2 、厚み50〜100μmのものが好ましい。
【0010】和紙に樹脂を含浸させるには、固形分濃度
5〜60重量%の樹脂溶液に和紙を浸漬し引き上げ、乾
燥して溶剤、水等を蒸発させる方法が挙げられる。
【0011】和紙に樹脂が含浸され、乾燥されたものの
和紙と樹脂の割合は、和紙100重量部に対して樹脂2
0〜50重量部が好適である。樹脂の割合が多くなる
と、含浸・乾燥された和紙を巻いて保存するとブロッキ
ングが強くなり展開が困難となり、少なくなると再剥離
した時に和紙の層間で剥離する。
【0012】第1発明における粘着剤層の製造に使用さ
れる粘着剤は、和紙に含浸された樹脂と同一種類の樹脂
からなる必要がある。「同一種類」とは、両者が同一で
ある場合の他に、同一系統の場合も含むことを意味す
る。同一系統とは、例えば、一方がアクリル系樹脂であ
れば他方もアクリル系樹脂であることを意味し、一方が
ゴム系樹脂であれば他方もゴム系樹脂であることを意味
する。このように、同一種類の樹脂が使用されることに
より、両者が良く接着する。
【0013】第1発明の両面粘着テープの製造方法は、
まず、剥離シートに粘着剤層を、例えば、ロールコー
タ、ナイフコータ等で塗布し、乾燥して溶剤等を蒸発さ
せ剥離シート付き粘着剤層を製造する。乾燥後の粘着剤
層の厚みとしては、40〜90μmが好適である。上記
剥離シートは特に限定されず、例えば、クラフト紙や上
質紙にプラスチックフィルムをラミネートしたものにシ
リコーン加工したもの、グラシン紙にシリコーン加工し
たものなどが挙げられる。
【0014】次に、前記剥離シート付き粘着剤層を、前
記の樹脂が含浸された和紙の両面に積層した後、和紙の
両面に粘着剤層が十分固着するようにロール等で圧着し
て粘着剤層を和紙に転写する。次に、粘着剤層に付着し
ている剥離シートを剥離して他の剥離紙を積層するか、
又は粘着剤層に付着している剥離シートを剥離せずにそ
のまま付着した状態で製品とする。
【0015】次に、第2発明について説明する。第2発
明は、第1発明の両面粘着テープの製造方法に使用され
る和紙として、クレープ加工された和紙を用いる他は、
第1発明と同じ構成であり、クレープ加工された和紙を
用いて第1発明と同様の方法で両面粘着テープを製造で
きる。第1発明の製造方法で得られた両面粘着テープ
は、再剥離時に引っ張り速度を高めるとテープ切れを起
こす恐れがあるが、第2発明によって得られた両面粘着
テープは、再剥離時に引っ張られた時にテープ切れを起
こしにくいものとなる。
【0016】第2発明で使用されるクレープ加工された
和紙としては、和紙にクレープ加工を施したものであ
り、好ましくはテープ長手方向の伸度が7〜20%のも
のが良い。テープ長手方向の伸度が小さくなると、再剥
離時に両面粘着テープを引っ張った時にテープが切れや
すくなり、大きくなると現在のクレープ加工技術ではク
レープ加工時の生産性に問題がある。
【0017】第3発明では、和紙として上記第1発明及
び第2発明における和紙と同様、樹脂が含浸されたもの
でもよく、この場合には該樹脂と転写する粘着剤層の樹
脂との接着性が高いので特に好ましい。しかし、和紙に
樹脂が含浸されていなくとも粘着剤層の樹脂は80℃以
上の温度条件下で軟化するため、和紙の繊維間に容易に
入り込み、あたかも含浸されたような状態となる。和紙
はクレープ加工されたものであれば更に好ましい。
【0018】粘着剤層を形成する剥離紙は紙基材にポリ
エチレン層を設け、これにシリコーン樹脂等で離型処理
がなされている。転写時の温度が110℃を超えるとポ
リエチレン層が溶融し、剥離層が破壊されるので110
℃を超えない範囲で行うことが好ましい。粘着剤層の転
写を80℃以上の温度条件で行うには、ラミネートロー
ルを加熱する方法などによるのが加熱が均一であり、能
率的であるため好ましい。
【0019】
【作用】第1発明の製造方法によると、和紙に予め樹脂
が含浸されているので、転写法で粘着剤層を形成しても
再剥離用途等に好適な両面粘着テープを製造できる。
【0020】第2発明の製造方法によると、和紙に予め
樹脂が含浸されているので、転写法で粘着剤層を形成し
ても、再剥離用途等に好適な両面粘着テープを製造で
き、更に和紙がクレープ加工されているので、再剥離時
に高速度で引っ張られてもテープが伸びて応力が分散さ
れるためテープ切れを起こしにくい両面粘着テープを製
造できる。
【0021】第3発明の製造方法によると、剥離紙上の
粘着剤層を和紙に転写する際、80℃以上の温度条件で
行うので、粘着剤層は軟化して和紙の繊維間に入り込
み、和紙と粘着剤層との結合が強固な粘着テープを製造
できる。
【0022】
【実施例】以下、本発明の実施例について説明する。な
お、実施例1と実施例2は第1発明の実施例であり、実
施例3は第2発明の実施例、実施例4及び実施例5は第
3発明の実施例である。実施例1 (a)樹脂含浸和紙の調整 アクリル樹脂(日本合成ゴム社製、商品名:AE11
6)の40重量%の酢酸エチル溶液に、和紙(坪量50
g/m2 、厚み70μm、大福製紙社製、商品名:DP
原紙)を30秒間浸漬した後、引き上げ、100℃で5
分間乾燥して樹脂含浸和紙を得た。含浸されたアクリル
樹脂の量は20g/m2 であった。 (b)剥離シート付き粘着剤層の調整 剥離シート(厚み120μm、藤森工業社製、商品名:
SYA)にアクリル粘着剤(綜研化学社製、商品名:S
Kダイン−1717)の45重量%の酢酸エチル溶液
を、乾燥後の厚みが65μmとなるように塗布し、10
0℃で5分間乾燥して剥離シート付き粘着剤層を得た。 (c)両面粘着テープの製造 (a)工程で得られた樹脂含浸和紙の両面に、(b)工
程で得られた剥離シート付き粘着剤層を積層し、5kg
/cm2 で圧着して、転写させ両面粘着テープを製造し
た。得られた両面粘着テープの全厚は、190μmであ
った。
【0023】実施例2 (a)樹脂含浸和紙の調整 ゴム系ラテックス(日本合成ゴム社製、商品名:061
9)の固形分48重量%の液に、実施例1の(a)工程
で使用した和紙と同様の和紙を30秒間浸漬した後、引
き上げ、100℃で5分間乾燥して樹脂含浸和紙を得
た。含浸されたゴム系樹脂の量は20g/m2 であっ
た。 (b)剥離シート付き粘着剤層の調整 剥離シート(厚み120μm、藤森工業社製、商品名:
SYA)にゴム系粘着剤(リキダイン社製、商品名:G
R−1035)の35重量%のトルエン溶液を、乾燥後
の厚みが65μmとなるように塗布し、100℃で5分
間乾燥して剥離シート付き粘着剤層を得た。 (c)両面粘着テープの製造 (a)工程で得られた樹脂含浸和紙の両面に、(b)工
程で得られた剥離シート付き粘着剤層を積層し、5kg
/cm2 で圧着して、転写させ両面粘着テープを製造し
た。得られた両面粘着テープの全厚は、190μmであ
った。
【0024】比較例1 実施例1の(b)工程で使用したアクリル粘着剤と同様
のアクリル粘着剤の45重量%の酢酸エチル溶液に、実
施例1の(a)工程で使用した和紙と同様の和紙を30
秒間浸漬した後、引き上げ、乾燥後の全厚が190μm
となるようにロールを通した後、100℃で5分間乾燥
して両面粘着テープを得た。
【0025】比較例2 実施例2の(b)工程で使用したゴム系粘着剤と同様の
ゴム系粘着剤の35重量%のトルエン溶液に、実施例1
の(a)工程で使用した和紙と同様の和紙を30秒間浸
漬した後、引き上げ、乾燥後の全厚が190μmとなる
ようにロールを通した後、100℃で5分間乾燥して両
面粘着テープを得た。
【0026】比較例3 実施例1の(a)工程において、和紙にアクリル樹脂を
含浸しなかったこと、実施例1の(c)工程において、
アクリル樹脂を含浸しない和紙を使用したことの他は、
実施例1と同様にして両面粘着テープを得た。得られた
両面粘着テープの全厚は、190μmであった。
【0027】比較例4 実施例2の(a)工程において、和紙にゴム系ラテック
スを含浸しなかったこと、実施例2の(c)工程におい
て、ゴム系ラテックスを含浸しない和紙を使用したこと
の他は、実施例2と同様にして両面粘着テープを得た。
得られた両面粘着テープの全厚は、190μmであっ
た。
【0028】比較例5 実施例2の(a)工程で得られた樹脂含浸和紙の両面
に、実施例1の(b)工程で得られた剥離シート付き粘
着剤層を積層し、5kg/cm2 で圧着して転写させ両
面粘着テープを製造した。得られた両面粘着テープの全
厚は、190μmであった。
【0029】両面粘着テープの性能評価 実施例1、2および比較例1〜5の両面粘着テープにつ
いて、以下の評価を行ない、評価結果を両面粘着テープ
の製造方法と共に表1に示した。 光線透過率 両面粘着テープの光線透過率をヘイズメータで測定し
た。この試験は、和紙への樹脂の含浸性をみるために行
ったものであり、樹脂の含浸がよければ、光線透過率は
高くなるものである。 再剥離性試験 両面粘着テープの両面にアルミ箔(厚み0.3mm)を
接着し、80℃で100時間保存後、T型剥離を行い、
両側のアルミ箔に残ったテープの状態を以下の評価基準
で調べた。 評価基準 ○:テープの状態が、タック感があった。 △:粘着剤層と樹脂含浸和紙の界面で剥離していた。 ×:テープの状態が、タック感がなかった。すなわち、
破れ面が和紙の層間であり、樹脂が含浸していないこと
示していることになる。
【0030】
【表1】
【0031】実施例3 (a)樹脂含浸和紙の調製 アクリル樹脂(日本合成ゴム社製、商品名:AE11
6)の40重量%の酢酸エチル溶液に、クレープ加工さ
れた和紙(坪量50g/m2 、厚み70μm、大福製紙
社製、商品名:CP原紙)を30秒間浸漬した後、引き
上げ、100℃で5分間乾燥して樹脂含浸クレープ加工
和紙を得た。含浸されたアクリル樹脂の量は20g/m
2 であった。 (b)剥離シート付き粘着剤層の調製 実施例1の(b)工程と同様にして剥離シート付き粘着
剤層を得た。 (c)両面粘着テープの製造 (a)工程で得られた樹脂含浸クレープ加工和紙の両面
に、(b)工程で得られた剥離シート付き粘着剤層を積
層し、5kg/cm2 で圧着して転写させ両面粘着テー
プを製造した。得られた両面粘着テープの全厚は、19
0μmであった。
【0032】比較例6 実施例1と全く同様にして両面粘着テープを製造した。
【0033】両面粘着テープの性能評価 実施例3および比較例6の両面粘着テープについて、前
記の方法と同様にして再剥離性試験を行うと共に、さら
に下記の方法によってテープ切れ試験を行ない、評価結
果を両面粘着テープの製造方法と共に表2に示した。 テープ切れ試験方法 両面粘着テープの片面にアルミ箔(厚み0.3mm)を
接着し、80℃で100時間保存後、テープ端部を持ち
約10m/分の速度で剥離し、テープの切れを観察し
た。 評価基準 ○:テープ切れが起こらなかった。 ×:テープ切れが起こった。
【0034】
【表2】
【0035】実施例4 (a)剥離シート付き粘着剤層の調整 実施例1で用いたものと同じ粘着剤の酢酸エチル溶液を
乾燥後の厚みが75μmとなるように塗布した以外は実
施例1で調整したものと同じものを用いた。 (b)両面粘着テープの製造 実施例1で用いたものと同じ和紙の両面に、上記剥離シ
ート付き粘着剤層を積層し、80℃のラミネートロール
で圧着することにより転写して両面粘着テープを製造し
た。得られた両面粘着テープの全厚は170μmであっ
た。
【0036】実施例5 ラミネートロールの温度を90℃とした以外は実施例4
と同様にして両面粘着テープを製造した。得られた両面
粘着テープの全厚は170μmであった。
【0037】比較例7 実施例1で用いたものと同じ粘着剤の酢酸エチル溶液
に、実施例1で用いたものと同じ和紙を30秒間浸漬し
た後、引上げて乾燥後の全厚が170μmとなるように
ロールを通過させ、100℃で5分間乾燥して両面粘着
テープを得た。
【0038】比較例8 ラミネートロールの温度を30℃とした以外は実施例4
と同様にして両面粘着テープを製造した。
【0039】比較例9 ラミネートロールの温度を70℃とした以外は実施例4
と同様にして両面粘着テープを製造した。得られた両面
粘着テープの全厚は170μmであった。
【0040】両面粘着テープの性能評価 実施例4、5及び比較例7〜9の両面粘着テープについ
て、実施例1と同様の評価を行い、評価結果を両面粘着
テープの製造方法とともに表3に示した。但し、再剥離
性試験の評価基準は次のとおりである。 評価基準 ○:テープの状態が、タック感があった。 ×:テープの状態が、タック感がなかった。すなわち、
破れ面が和紙の層間であり、樹脂が含浸していないこと
示していることになる。
【0041】
【表3】
【0042】表3から明らかなとおり、実施例4、5の
ものは高速で転写しても和紙へ粘着剤がよく含浸され、
そのため被着体から剥離しても和紙の層が破壊されな
い。しかし、比較例7のものは粘着剤の含浸性はよい
が、浸漬による塗工速度が遅く、生産性が非常に悪い。
比較例8、9のものはラミネート温度が低いために粘着
剤の含浸性が悪く、和紙の層破壊が生じた。
【0043】
【発明の効果】第1発明の両面粘着テープの製造方法の
構成は前記した通りであり、和紙に予め樹脂が含浸され
ているので、転写法による粘着剤の高速塗工が可能であ
り、生産性が高く、再剥離用途に好適な、和紙を支持体
とする両面粘着テープの製造方法である。
【0044】第2発明の両面粘着テープの製造方法の構
成は前記した通りであり、和紙に予め樹脂が含浸されて
いるので、転写法による粘着剤の高速塗工が可能であ
り、生産性が高く、再剥離用途に好適な、和紙を支持体
とする両面粘着テープの製造方法である。更に、クレー
プ加工された和紙を使用するので、再剥離時に高速度で
引っ張られてもテープが伸びて応力が分散されるためテ
ープ切れを起こしにくい両面粘着テープを製造できる。
従って、第2発明の方法で得られるテープは剥離速度に
特別の配慮をせずとも使用できるので特に使い易い。
【0045】第3発明の両面粘着テープの製造方法の構
成は前記した通りであり、粘着剤層を和紙に転写する際
に80℃の温度条件下で行うので、粘着剤の高速塗工が
可能であり、生産性が非常にすぐれた製造方法である。
又、得られた両面粘着テープは被着体から剥離しても和
紙が層破壊されることがなく実用性にもすぐれる。
【図面の簡単な説明】
【図1】再剥離性が要求される用途を説明するための説
明図である。
【符号の説明】
1 リサイクル使用被着体 2 両面粘着テープ 3 リサイクル使用しない被着体

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 樹脂が含浸された和紙の両面に、転写法
    により該樹脂と同一種類の樹脂からなる粘着剤層を形成
    することを特徴とする両面粘着テープの製造方法。
  2. 【請求項2】 和紙がクレープ加工されたものである請
    求項1記載の両面粘着テープの製造方法。
  3. 【請求項3】 和紙の両面に転写法により粘着剤層を形
    成する両面粘着テープの製造方法において、80℃以上
    の温度条件下で転写することを特徴とする両面粘着テー
    プの製造方法。
JP15342394A 1993-09-21 1994-07-05 両面粘着テープの製造方法 Pending JPH07224263A (ja)

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