JPH0723200Y2 - カッティングプロッタにおけるカッティング装置 - Google Patents
カッティングプロッタにおけるカッティング装置Info
- Publication number
- JPH0723200Y2 JPH0723200Y2 JP40452190U JP40452190U JPH0723200Y2 JP H0723200 Y2 JPH0723200 Y2 JP H0723200Y2 JP 40452190 U JP40452190 U JP 40452190U JP 40452190 U JP40452190 U JP 40452190U JP H0723200 Y2 JPH0723200 Y2 JP H0723200Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cutting
- cutter
- axis
- along
- carriage head
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、カッタをカッティング
作動位置からカッティング不作動位置に移動してカッテ
ィング動作を止める際、磁力により該カッタの刃先を所
定の向きに保持してなるカッティングプロッタにおい
て、カッタをカッティング不作動位置からカッティング
作動位置に移動してカッティング動作を行う際、磁力を
抑制してなるカッティング装置に関する。
作動位置からカッティング不作動位置に移動してカッテ
ィング動作を止める際、磁力により該カッタの刃先を所
定の向きに保持してなるカッティングプロッタにおい
て、カッタをカッティング不作動位置からカッティング
作動位置に移動してカッティング動作を行う際、磁力を
抑制してなるカッティング装置に関する。
【0002】
【従来の技術】この種のカッティングプロッタとして、
例えば、粘着シート等のシート状部材を用い、X−Yプ
ロッタの態様で袋文字状に文字等を切り出し、これを表
示用に供するようにしたものが知られている。
例えば、粘着シート等のシート状部材を用い、X−Yプ
ロッタの態様で袋文字状に文字等を切り出し、これを表
示用に供するようにしたものが知られている。
【0003】このカッティングプロッタは、図6に示す
ように、台板51に載せたシート状部材52に沿って
X、Y方向に移動するキャリッジヘッド53にカッタ5
4を、一軸線に沿って相対的に昇降自在に支持するとと
もに、該軸線のまわりに相対的に回動自在に支持し、更
に、その一軸線、すなわちカッタ54の回動軸心に対し
てその刃先55を偏倚させており、カッタ54を下降さ
せキャリッジヘッド53を移動してカッティング動作を
行なう際、カッタ54の回動軸心をその刃先55より先
行させるように、キャリッジヘッド53の移動方向にカ
ッタ54の刃先55の向きを追従させてシート状部材5
2を切断し、カッティング処理を施すようになってい
る。
ように、台板51に載せたシート状部材52に沿って
X、Y方向に移動するキャリッジヘッド53にカッタ5
4を、一軸線に沿って相対的に昇降自在に支持するとと
もに、該軸線のまわりに相対的に回動自在に支持し、更
に、その一軸線、すなわちカッタ54の回動軸心に対し
てその刃先55を偏倚させており、カッタ54を下降さ
せキャリッジヘッド53を移動してカッティング動作を
行なう際、カッタ54の回動軸心をその刃先55より先
行させるように、キャリッジヘッド53の移動方向にカ
ッタ54の刃先55の向きを追従させてシート状部材5
2を切断し、カッティング処理を施すようになってい
る。
【0004】具体的には、カッタ54をハウジング56
内に回動自在に支持し、そのハウジング56を、キャリ
ッジヘッド53に対して昇降自在に設けたホルダ57に
係止してあり、また、カッタ54の一側部には磁性部材
58を設けるとともに、ホルダ57にはカッタ54を介
して両側に対向し、各対向面側をそれぞれ異極とする一
対の対応磁性部材59を、カッタ54をコの字に囲む取
り付け部材61を介して設け、例えば、磁性部材58の
表面側をS極とし、対応磁性部材59の各対向面側をそ
れぞれS極、N極とすれば、これら磁性部材間に作用す
る磁力により、常時、磁性部材58のS極を対応磁性部
材59のS極と反発させるとともに対応磁性部材59の
N極と引き合わせる位置にカッタ54を回動付勢し、す
なわち、カッタ54の刃先55の向きを所定の向きに付
勢したものが、従来、公知である。
内に回動自在に支持し、そのハウジング56を、キャリ
ッジヘッド53に対して昇降自在に設けたホルダ57に
係止してあり、また、カッタ54の一側部には磁性部材
58を設けるとともに、ホルダ57にはカッタ54を介
して両側に対向し、各対向面側をそれぞれ異極とする一
対の対応磁性部材59を、カッタ54をコの字に囲む取
り付け部材61を介して設け、例えば、磁性部材58の
表面側をS極とし、対応磁性部材59の各対向面側をそ
れぞれS極、N極とすれば、これら磁性部材間に作用す
る磁力により、常時、磁性部材58のS極を対応磁性部
材59のS極と反発させるとともに対応磁性部材59の
N極と引き合わせる位置にカッタ54を回動付勢し、す
なわち、カッタ54の刃先55の向きを所定の向きに付
勢したものが、従来、公知である。
【0005】これによれば、カッタ54を下降させキャ
リッジヘッド53をX、Y方向に沿って移動してカッテ
ィング動作を行なうと、シート状部材52とのカッティ
ング抵抗に基づき、当該付勢に抗し、キャリッジヘッド
53の移動方向にカッタ54の刃先55の向きを追従さ
せ、一方、カッタ54を上昇させ刃先55をシート状部
材51から離してカッティング動作を止めると、切断線
の終点における刃先55の向きを所定の方向に向け、そ
の向きを保持し、カッタ54の回動軸心に対して切断線
の始点を常に定位置に定めて次のカッティング動作に対
応させるようになっている。例えば、特開昭61−10
9692号に詳述されている。
リッジヘッド53をX、Y方向に沿って移動してカッテ
ィング動作を行なうと、シート状部材52とのカッティ
ング抵抗に基づき、当該付勢に抗し、キャリッジヘッド
53の移動方向にカッタ54の刃先55の向きを追従さ
せ、一方、カッタ54を上昇させ刃先55をシート状部
材51から離してカッティング動作を止めると、切断線
の終点における刃先55の向きを所定の方向に向け、そ
の向きを保持し、カッタ54の回動軸心に対して切断線
の始点を常に定位置に定めて次のカッティング動作に対
応させるようになっている。例えば、特開昭61−10
9692号に詳述されている。
【0006】
【考案が解決しようとする課題】ところで、上記従来の
カッティングプロッタにあっては、常時、カッタ54が
所定の方向に、磁力により付勢されているので、カッタ
54を下降させてキャリッジヘッド53を当該所定の方
向と異なる方向に移動しカッティング動作を行なう際、
シート状部材52を載せた台板51の平面精度上の限界
から台板51に生ずる凹凸に起因して、刃先55がシー
ト状部材52から浮き上がる場合には、キャリッジヘッ
ド53の移動方向と異なる向き、すなわち、上記所定の
方向に向き、その後のカッティング処理の続行が困難と
なる等、カッティング処理を良好に行い得ず、問題があ
った。
カッティングプロッタにあっては、常時、カッタ54が
所定の方向に、磁力により付勢されているので、カッタ
54を下降させてキャリッジヘッド53を当該所定の方
向と異なる方向に移動しカッティング動作を行なう際、
シート状部材52を載せた台板51の平面精度上の限界
から台板51に生ずる凹凸に起因して、刃先55がシー
ト状部材52から浮き上がる場合には、キャリッジヘッ
ド53の移動方向と異なる向き、すなわち、上記所定の
方向に向き、その後のカッティング処理の続行が困難と
なる等、カッティング処理を良好に行い得ず、問題があ
った。
【0007】本考案は、上記従来の問題点に鑑みてなさ
れたものであって、その目的は、カッタをカッティング
作動位置からカッティング不作動位置に移動してシート
状部材から離しカッティング動作を止める場合には、磁
力を用い、刃先の方向を所定の方向に向けてその向きを
保持する一方、カッタをカッティング不作動位置からカ
ッティング作動位置に移動しキャリッジヘッドを移動し
てカッティング動作を行なう場合には、磁力を抑制して
刃先をキャリッジヘッドの移動方向と異なる方向に向か
せるような力を付与しないようにし、シート状部材を載
せた台板の凹凸等の影響を受けて刃先がシート状部材か
ら浮き上がってしまうようなときにも、刃先がキャリッ
ジヘッドの移動方向と異なる方向に向くことなくカッテ
ィング処理の続行を可能とし、カッティング処理を円滑
にして良好に行い得るカッティングプロッタにおけるカ
ッティング装置を提供するにある。
れたものであって、その目的は、カッタをカッティング
作動位置からカッティング不作動位置に移動してシート
状部材から離しカッティング動作を止める場合には、磁
力を用い、刃先の方向を所定の方向に向けてその向きを
保持する一方、カッタをカッティング不作動位置からカ
ッティング作動位置に移動しキャリッジヘッドを移動し
てカッティング動作を行なう場合には、磁力を抑制して
刃先をキャリッジヘッドの移動方向と異なる方向に向か
せるような力を付与しないようにし、シート状部材を載
せた台板の凹凸等の影響を受けて刃先がシート状部材か
ら浮き上がってしまうようなときにも、刃先がキャリッ
ジヘッドの移動方向と異なる方向に向くことなくカッテ
ィング処理の続行を可能とし、カッティング処理を円滑
にして良好に行い得るカッティングプロッタにおけるカ
ッティング装置を提供するにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本考案にあっては、上記
従来の課題を解決するために、カッティング処理を施す
シート状部材に沿って移動するキャリッジヘッドと、該
キャリッジヘッドに設けられ該キャリッジヘッドに対し
て相対的に一軸線に沿って移動し得る支持部材と、該支
持部材に支持され該支持部材に対して相対的に当該一軸
線のまわりに回動し得るカッタとを備え、該支持部材を
当該一軸線に沿って移動し該カッタをカッティング不作
動位置からカッティング作動位置に移動してカッティン
グ動作を行う際、該キャリッジヘッドの移動に伴い該キ
ャリッジヘッドの移動方向に該カッタの刃先の向きを追
従させてなるとともに、該カッタに設けられ該カッタと
一体的に回動する磁性部材と、前記支持部材及びキャリ
ッジヘッドのいずれか一方に設けられ該磁性部材に対応
する対応磁性部材とを備え、該支持部材を当該軸線に沿
って移動し該カッタをカッティング作動位置からカッテ
ィング不作動位置に移動してカッティング動作を止める
際、両磁性部材間に作用する磁力により該カッタの刃先
を所定の向きに保持してなるカッティングプロッタにお
いて、該支持部材を当該一軸線に沿って移動して該カッ
タをカッティング不作動位置からカッティング作動位置
に移動するのに伴い、該カッタの磁性部材に対して前記
対応磁性部材を近接した対応位置から離間した位置へ相
対的に離反させる近接離反手段を備えてなる構成を特徴
とするカッティングプロッタにおけるカッティング装置
を提案するものである。
従来の課題を解決するために、カッティング処理を施す
シート状部材に沿って移動するキャリッジヘッドと、該
キャリッジヘッドに設けられ該キャリッジヘッドに対し
て相対的に一軸線に沿って移動し得る支持部材と、該支
持部材に支持され該支持部材に対して相対的に当該一軸
線のまわりに回動し得るカッタとを備え、該支持部材を
当該一軸線に沿って移動し該カッタをカッティング不作
動位置からカッティング作動位置に移動してカッティン
グ動作を行う際、該キャリッジヘッドの移動に伴い該キ
ャリッジヘッドの移動方向に該カッタの刃先の向きを追
従させてなるとともに、該カッタに設けられ該カッタと
一体的に回動する磁性部材と、前記支持部材及びキャリ
ッジヘッドのいずれか一方に設けられ該磁性部材に対応
する対応磁性部材とを備え、該支持部材を当該軸線に沿
って移動し該カッタをカッティング作動位置からカッテ
ィング不作動位置に移動してカッティング動作を止める
際、両磁性部材間に作用する磁力により該カッタの刃先
を所定の向きに保持してなるカッティングプロッタにお
いて、該支持部材を当該一軸線に沿って移動して該カッ
タをカッティング不作動位置からカッティング作動位置
に移動するのに伴い、該カッタの磁性部材に対して前記
対応磁性部材を近接した対応位置から離間した位置へ相
対的に離反させる近接離反手段を備えてなる構成を特徴
とするカッティングプロッタにおけるカッティング装置
を提案するものである。
【0009】また、上記構成においては、前記近接離反
手段は、前記キャリッジヘッドと支持部材との間に設け
られ、直線部材と前記対応磁性部材具有回動部材とを備
えてなり、該支持部材の前記一軸線に沿う移動に伴い該
一軸線に沿って該直線部材と回動部材とを相対的に直線
移動させ、該直線部材と回動部材との係合により当該相
対的直線移動に基づき直線運動を回動運動に変換して回
動部材に伝達してなる構成のものが提案される。
手段は、前記キャリッジヘッドと支持部材との間に設け
られ、直線部材と前記対応磁性部材具有回動部材とを備
えてなり、該支持部材の前記一軸線に沿う移動に伴い該
一軸線に沿って該直線部材と回動部材とを相対的に直線
移動させ、該直線部材と回動部材との係合により当該相
対的直線移動に基づき直線運動を回動運動に変換して回
動部材に伝達してなる構成のものが提案される。
【0010】更に、上記構成においては、前記近接離反
手段は、前記キャリッジヘッドと支持部材との間に設け
られ、係合部と前記対応磁性部材具有揺動部材とを備え
てなり、前記支持部材の前記一軸線に沿う移動に伴い該
一軸線に沿って該係合部と揺動部材とを相対的に直線移
動させ、該係合部と揺動部材との係合により当該相対的
直線移動に基づき該揺動部材を揺動してなる構成のもの
が提案される。
手段は、前記キャリッジヘッドと支持部材との間に設け
られ、係合部と前記対応磁性部材具有揺動部材とを備え
てなり、前記支持部材の前記一軸線に沿う移動に伴い該
一軸線に沿って該係合部と揺動部材とを相対的に直線移
動させ、該係合部と揺動部材との係合により当該相対的
直線移動に基づき該揺動部材を揺動してなる構成のもの
が提案される。
【0011】また、上記構成においては、前記近接離反
手段は、前記支持部材に設けられ前記支持部材の前記一
軸線に沿う移動に基づき直線運動を回動運動に変換する
円筒カムと、前記支持部材に設けられるとともに該円筒
カムの回動運動が巻き掛け伝動機構を介して伝達されて
回動する前記対応磁性部材具有回動部材とを備えてなる
構成のものが提案される。
手段は、前記支持部材に設けられ前記支持部材の前記一
軸線に沿う移動に基づき直線運動を回動運動に変換する
円筒カムと、前記支持部材に設けられるとともに該円筒
カムの回動運動が巻き掛け伝動機構を介して伝達されて
回動する前記対応磁性部材具有回動部材とを備えてなる
構成のものが提案される。
【0012】
【作用】本考案は、上記構成により、該支持部材を当該
一軸線に沿って移動して該カッタをカッティング不作動
位置からカッティング作動位置に移動するのに伴い、該
カッタの磁性部材に対して前記対応磁性部材を近接した
対応位置から離間した位置へ相対的に離反させる近接離
反手段を備えてなるので、カッタをカッティング作動位
置からカッティング不作動位置に移動してシート状部材
から離しカッティング動作を止める場合には、刃先の方
向を所定の方向に向けてその向きを保持する一方、カッ
タをカッティング不作動位置からカッティング作動位置
に移動しキャリッジヘッドを移動してカッティング動作
を行なう場合には、磁力を抑制して刃先をキャリッジヘ
ッドの移動方向と異なる方向に向かせるような力を付与
しないようにし、シート状部材を載せた台板の凹凸等の
影響を受けて刃先がシート状部材から浮き上がってしま
うようなときにも、刃先がキャリッジヘッドの移動方向
と異なる方向に向くことなくカッティング処理の続行を
可能とし、カッティング処理を円滑にして良好に行い得
る。
一軸線に沿って移動して該カッタをカッティング不作動
位置からカッティング作動位置に移動するのに伴い、該
カッタの磁性部材に対して前記対応磁性部材を近接した
対応位置から離間した位置へ相対的に離反させる近接離
反手段を備えてなるので、カッタをカッティング作動位
置からカッティング不作動位置に移動してシート状部材
から離しカッティング動作を止める場合には、刃先の方
向を所定の方向に向けてその向きを保持する一方、カッ
タをカッティング不作動位置からカッティング作動位置
に移動しキャリッジヘッドを移動してカッティング動作
を行なう場合には、磁力を抑制して刃先をキャリッジヘ
ッドの移動方向と異なる方向に向かせるような力を付与
しないようにし、シート状部材を載せた台板の凹凸等の
影響を受けて刃先がシート状部材から浮き上がってしま
うようなときにも、刃先がキャリッジヘッドの移動方向
と異なる方向に向くことなくカッティング処理の続行を
可能とし、カッティング処理を円滑にして良好に行い得
る。
【0013】また、本考案にあって、前記近接離反手段
は、前記キャリッジヘッドと支持部材との間に設けら
れ、直線部材と前記対応磁性部材具有回動部材とを備え
てなり、該支持部材の前記一軸線に沿う移動に伴い該一
軸線に沿って該直線部材と回動部材とを相対的に直線移
動させ、該直線部材と回動部材との係合により当該相対
的直線移動に基づき直線運動を回動運動に変換して回動
部材に伝達してなるので、あるいは、前記近接離反手段
は、前記キャリッジヘッドと支持部材との間に設けら
れ、係合部と前記対応磁性部材具有揺動部材とを備えて
なり、前記支持部材の前記一軸線に沿う移動に伴い該一
軸線に沿って該係合部と揺動部材とを相対的に直線移動
させ、該係合部と揺動部材との係合により当該相対的直
線移動に基づき該揺動部材を揺動してなるので、更に
は、前記近接離反手段は、前記支持部材に設けられ前記
支持部材の前記一軸線に沿う移動に基づき直線運動を回
動運動に変換する円筒カムと、前記支持部材に設けられ
るとともに該円筒カムの回動運動が巻き掛け伝動機構を
介して伝達されて回動する前記対応磁性部材具有回動部
材とを備えてなるので、構造簡単にして、確実な近接離
反動作をなし得る。
は、前記キャリッジヘッドと支持部材との間に設けら
れ、直線部材と前記対応磁性部材具有回動部材とを備え
てなり、該支持部材の前記一軸線に沿う移動に伴い該一
軸線に沿って該直線部材と回動部材とを相対的に直線移
動させ、該直線部材と回動部材との係合により当該相対
的直線移動に基づき直線運動を回動運動に変換して回動
部材に伝達してなるので、あるいは、前記近接離反手段
は、前記キャリッジヘッドと支持部材との間に設けら
れ、係合部と前記対応磁性部材具有揺動部材とを備えて
なり、前記支持部材の前記一軸線に沿う移動に伴い該一
軸線に沿って該係合部と揺動部材とを相対的に直線移動
させ、該係合部と揺動部材との係合により当該相対的直
線移動に基づき該揺動部材を揺動してなるので、更に
は、前記近接離反手段は、前記支持部材に設けられ前記
支持部材の前記一軸線に沿う移動に基づき直線運動を回
動運動に変換する円筒カムと、前記支持部材に設けられ
るとともに該円筒カムの回動運動が巻き掛け伝動機構を
介して伝達されて回動する前記対応磁性部材具有回動部
材とを備えてなるので、構造簡単にして、確実な近接離
反動作をなし得る。
【0014】
【実施例】本考案に係るカッティングプロッタにおける
カッティング装置の第1の実施例を、図1及び図2に基
づき詳細に説明する。
カッティング装置の第1の実施例を、図1及び図2に基
づき詳細に説明する。
【0015】ここで、カッティングプロッタは、例え
ば、台板1上に載せた粘着シート等のシート状部材2に
沿ってキャリッジヘッド3を移動することにより、キャ
リッジヘッド3に支持されたカッタ4で、X−Yプロッ
タの態様で袋文字状に文字等を切り出し、これを表示用
に供するようにしたものである。
ば、台板1上に載せた粘着シート等のシート状部材2に
沿ってキャリッジヘッド3を移動することにより、キャ
リッジヘッド3に支持されたカッタ4で、X−Yプロッ
タの態様で袋文字状に文字等を切り出し、これを表示用
に供するようにしたものである。
【0016】キャリッジヘッド3には、アクチュエータ
をなすソレノイドで昇降駆動されるホルダ5が設けられ
るとともに、ホルダ5には、カッタ4の取付軸6を回動
自在に軸支したハウジング7が係脱自在に取り付けら
れ、カッタ4は、ホルダ5を介してキャリッジヘッド3
に対し、取付軸6の軸線を一軸線8としてこの一軸線8
に沿って相対的に昇降自在に支持されるとともに、ホル
ダ5とハウジング7とより構成する支持部材に対し、該
一軸線8のまわりに相対的に回動自在に支持され、ま
た、図2に示すように、カッタ4の刃先9は、該一軸線
8、すなわちカッタ4の回動軸心に対してeだけ偏倚さ
れている。
をなすソレノイドで昇降駆動されるホルダ5が設けられ
るとともに、ホルダ5には、カッタ4の取付軸6を回動
自在に軸支したハウジング7が係脱自在に取り付けら
れ、カッタ4は、ホルダ5を介してキャリッジヘッド3
に対し、取付軸6の軸線を一軸線8としてこの一軸線8
に沿って相対的に昇降自在に支持されるとともに、ホル
ダ5とハウジング7とより構成する支持部材に対し、該
一軸線8のまわりに相対的に回動自在に支持され、ま
た、図2に示すように、カッタ4の刃先9は、該一軸線
8、すなわちカッタ4の回動軸心に対してeだけ偏倚さ
れている。
【0017】これにより、図2に示すように、ホルダ5
を当該一軸線8に沿って下降移動してカッタ4を実線で
示すカッティング不作動位置から鎖線で示すカッティン
グ作動位置に下降移動し、続いてキャリッジヘッド3を
X、Y方向に沿って移動してシート状部材2を切断する
カッティング動作を行なうと、シート状部材2とのカッ
ティング抵抗に基づき、カッタ4の回動軸心をカッタ4
の刃先9より先行させ、キャリッジヘッド3の移動方向
にカッタ4の刃先9の向きを追従させてシート状部材2
にカッティング処理を施すようになっている。
を当該一軸線8に沿って下降移動してカッタ4を実線で
示すカッティング不作動位置から鎖線で示すカッティン
グ作動位置に下降移動し、続いてキャリッジヘッド3を
X、Y方向に沿って移動してシート状部材2を切断する
カッティング動作を行なうと、シート状部材2とのカッ
ティング抵抗に基づき、カッタ4の回動軸心をカッタ4
の刃先9より先行させ、キャリッジヘッド3の移動方向
にカッタ4の刃先9の向きを追従させてシート状部材2
にカッティング処理を施すようになっている。
【0018】11は、磁性部材であり、取付軸6に対す
るカッタ4の取着部4aの一側部に設けられている。ま
た、12は、磁性部材11に対応する一対の対応磁性部
材であり、キャリッジヘッド3に設けられ、カッタ4を
介して両側に対向して位置している。
るカッタ4の取着部4aの一側部に設けられている。ま
た、12は、磁性部材11に対応する一対の対応磁性部
材であり、キャリッジヘッド3に設けられ、カッタ4を
介して両側に対向して位置している。
【0019】キャリッジヘッド3と支持部材(カッタ4
のハウジング7及びホルダ5)との間においては、いず
れか一方に直線部材14が設けられ、他方に回動部材1
5が設けられている。本実施例では、直線部材14は、
長板状に形成され、その基端部は折り曲げ形成されてホ
ルダ4の左右両側にビス止めされ、先端部は上記一軸線
8に沿って下方に延びるようになっている。また、回動
部材15は、円板状に形成され、カッタ4を介してその
左右両側に対向配置されており、キャリッジヘッド3の
前面に突設した上記一軸線8と直交する回動軸心部材1
5aの先端に嵌合して回動自在に支持されるとともに、
円板15の一角には上記対応磁性部材12が具備されて
おり、これにより、ホルダ5の該一軸線8に沿う移動に
伴い該一軸線8に沿って直線部材14と回動部材15と
を相対的に直線移動させ、直線部材14と回動部材15
との係合、例えば、接触摩擦伝動や、ラック、ピニオン
式の歯車伝動等により、相対的直線移動に基づき直線運
動を回動運動に変換して回動部材15に伝達するように
なっている。
のハウジング7及びホルダ5)との間においては、いず
れか一方に直線部材14が設けられ、他方に回動部材1
5が設けられている。本実施例では、直線部材14は、
長板状に形成され、その基端部は折り曲げ形成されてホ
ルダ4の左右両側にビス止めされ、先端部は上記一軸線
8に沿って下方に延びるようになっている。また、回動
部材15は、円板状に形成され、カッタ4を介してその
左右両側に対向配置されており、キャリッジヘッド3の
前面に突設した上記一軸線8と直交する回動軸心部材1
5aの先端に嵌合して回動自在に支持されるとともに、
円板15の一角には上記対応磁性部材12が具備されて
おり、これにより、ホルダ5の該一軸線8に沿う移動に
伴い該一軸線8に沿って直線部材14と回動部材15と
を相対的に直線移動させ、直線部材14と回動部材15
との係合、例えば、接触摩擦伝動や、ラック、ピニオン
式の歯車伝動等により、相対的直線移動に基づき直線運
動を回動運動に変換して回動部材15に伝達するように
なっている。
【0020】すなわち、図1に示すように、カッタ4
が、鎖線で示すカッティング作動位置に下降すると、カ
ッタ4の磁性部材11が下方に移動するとともに、直線
部材14の下降に伴い回動部材15が図中に矢印で示す
相互に反対方向に回動して回動部材15の対応磁性部材
12がそれぞれ上方かつ外側に移動し、カッタ4の磁性
部材11と回動部材15の対応磁性部材12とが、実線
で示すカッティング不作動位置における同一高さ線上の
近接した対応位置から、離間した位置へ相対的に離反す
るようになっており、こうして近接離反手段が構成され
る。このカッティング作動位置において、対応磁性部材
12を、最も離間した位置に移動させ得るように回動部
材15の回動量を設定するのが好ましい。
が、鎖線で示すカッティング作動位置に下降すると、カ
ッタ4の磁性部材11が下方に移動するとともに、直線
部材14の下降に伴い回動部材15が図中に矢印で示す
相互に反対方向に回動して回動部材15の対応磁性部材
12がそれぞれ上方かつ外側に移動し、カッタ4の磁性
部材11と回動部材15の対応磁性部材12とが、実線
で示すカッティング不作動位置における同一高さ線上の
近接した対応位置から、離間した位置へ相対的に離反す
るようになっており、こうして近接離反手段が構成され
る。このカッティング作動位置において、対応磁性部材
12を、最も離間した位置に移動させ得るように回動部
材15の回動量を設定するのが好ましい。
【0021】一方、カッタ4を実線で示すカッティング
不作動位置に上昇移動させ刃先9をシート状部材2から
離してカッティング動作を止める際は、直線部材14の
上昇に伴いカッタ4の磁性部材11と回動部材15の対
応磁性部材12とが近接した対応位置に復帰するように
なっている。この、カッティング不作動位置にあって
は、例えば、磁性部材11の表面側をS極とするととも
に、対応磁性部材12の各対向面側をS極、N極とすれ
ば、磁性部材11のS極を左側の対応磁性部材12のS
極と反発させるとともに右側の対応磁性部材12のN極
と引き合わせる位置にカッタ4を保持するように回動付
勢している。
不作動位置に上昇移動させ刃先9をシート状部材2から
離してカッティング動作を止める際は、直線部材14の
上昇に伴いカッタ4の磁性部材11と回動部材15の対
応磁性部材12とが近接した対応位置に復帰するように
なっている。この、カッティング不作動位置にあって
は、例えば、磁性部材11の表面側をS極とするととも
に、対応磁性部材12の各対向面側をS極、N極とすれ
ば、磁性部材11のS極を左側の対応磁性部材12のS
極と反発させるとともに右側の対応磁性部材12のN極
と引き合わせる位置にカッタ4を保持するように回動付
勢している。
【0022】上記構成によれば、ホルダ5を一軸線8に
沿って上昇させてカッタ4をカッティング作動位置から
カッティング不作動位置に上昇させるのに伴い、カッタ
4の磁性部材11に対して対応磁性部材12を近接した
対応位置から離間した位置へ相対的に離反させる近接離
反手段を備えているので、カッタ4を上昇させ刃先9を
シート状部材2から離してカッティング動作を止める場
合には、磁性部材11及び対応磁性部材12間にそれら
の磁力が作用し、これにより、カッタ4の刃先9を所定
の方向に向けてその向きを保持しカッタ4の回動軸心に
対して切断線の始点を常に定位置に定めて次のカッティ
ング動作に対応させ、一方、カッタ4を下降させキャリ
ッジヘッド3を移動してカッティング動作を行なう場合
には、磁性部材11及び対応磁性部材12間に作用する
磁力を抑制して刃先9をキャリッジヘッド3の移動方向
と異なる方向に向かせるような力を付与しないように
し、シート状部材2を載せた台板1の凹凸等の影響を受
けて刃先9がシート状部材2から浮き上がってしまうよ
うなときにも、刃先9がキャリッジヘッド3の移動方向
と異なる方向に向くこともなくカッティング処理の続行
を可能とし、カッティング処理を円滑にして良好に行い
得る。
沿って上昇させてカッタ4をカッティング作動位置から
カッティング不作動位置に上昇させるのに伴い、カッタ
4の磁性部材11に対して対応磁性部材12を近接した
対応位置から離間した位置へ相対的に離反させる近接離
反手段を備えているので、カッタ4を上昇させ刃先9を
シート状部材2から離してカッティング動作を止める場
合には、磁性部材11及び対応磁性部材12間にそれら
の磁力が作用し、これにより、カッタ4の刃先9を所定
の方向に向けてその向きを保持しカッタ4の回動軸心に
対して切断線の始点を常に定位置に定めて次のカッティ
ング動作に対応させ、一方、カッタ4を下降させキャリ
ッジヘッド3を移動してカッティング動作を行なう場合
には、磁性部材11及び対応磁性部材12間に作用する
磁力を抑制して刃先9をキャリッジヘッド3の移動方向
と異なる方向に向かせるような力を付与しないように
し、シート状部材2を載せた台板1の凹凸等の影響を受
けて刃先9がシート状部材2から浮き上がってしまうよ
うなときにも、刃先9がキャリッジヘッド3の移動方向
と異なる方向に向くこともなくカッティング処理の続行
を可能とし、カッティング処理を円滑にして良好に行い
得る。
【0023】ここで、近接離反手段を、キャリッジヘッ
ド3とホルダ5との間に設けた直線部材14と回動部材
15とよりなし、ホルダ5の一軸線8に沿う移動に伴い
一軸線8に沿って直線部材14と回動部材15とを相対
的に直線移動させ、直線部材14と回動部材15との係
合により当該相対的直線移動に基づき直線運動を回動運
動に変換して回動部材に伝達するように構成することに
より、構造簡単にして、確実な近接離反動作をなし得
る。
ド3とホルダ5との間に設けた直線部材14と回動部材
15とよりなし、ホルダ5の一軸線8に沿う移動に伴い
一軸線8に沿って直線部材14と回動部材15とを相対
的に直線移動させ、直線部材14と回動部材15との係
合により当該相対的直線移動に基づき直線運動を回動運
動に変換して回動部材に伝達するように構成することに
より、構造簡単にして、確実な近接離反動作をなし得
る。
【0024】また、直線部材14と回動部材15との係
合を、ラック、ピニオン式の歯車伝動により行うと、そ
の係合状態が確実となり、一層、良好な近接離反動作が
得られる。
合を、ラック、ピニオン式の歯車伝動により行うと、そ
の係合状態が確実となり、一層、良好な近接離反動作が
得られる。
【0025】次に、第2の実施例を図3に基づき説明す
る。
る。
【0026】本実施例では、近接離反手段を、キャリッ
ジヘッド3と支持部材との間において、いずれか一方に
設けた係合部21と他方に設けた揺動部材22とより構
成している。
ジヘッド3と支持部材との間において、いずれか一方に
設けた係合部21と他方に設けた揺動部材22とより構
成している。
【0027】具体的には、係合部21は、カッタ4のハ
ウジング7の左右両側面に形成したハの字型の斜面で構
成されている。一方、揺動部材22は、長板状に形成さ
れ、ハウジング7を介してその左右両側に一対、対向配
設されており、キャリッジヘッド3のケーシング3aに
突設した上記一軸線8に対して直交する揺動軸心部材2
2aの先端に揺動部材22の中央部を嵌合して揺動自在
となっている。また、揺動部材22の上端部には、キャ
リッジヘッド3のケーシング3aに一端を取着した圧縮
コイルばね23の他端が取り付けられ、当該上端部を係
合部21に押し付け揺動部材22と係合部21との係合
を保持する向きに揺動部材22を回動付勢するようにな
っており、下端部には、前記対応磁性部材12が具備さ
れている。これにより、図3に鎖線で示すように、カッ
タ4をカッティング作動位置に下降すると、カッタ4の
磁性部材11が下方に移動するとともに、ハウジング7
の一軸線8に沿う移動に伴い一軸線8に沿って、係合部
21と揺動部材22とが相対的に直線移動し、係合部2
1と揺動部材22との係合により、当該相対的直線移動
に基づき揺動部材22が、図3に矢印で示す相互に反対
方向に揺動して対応磁性部材12が外側に移動し、カッ
タ4の磁性部材11と揺動部材22の対応磁性部材12
とが、実線で示すカッティング不作動位置における近接
した対応位置から、離間した位置へ相対的に離反するよ
うになっている。
ウジング7の左右両側面に形成したハの字型の斜面で構
成されている。一方、揺動部材22は、長板状に形成さ
れ、ハウジング7を介してその左右両側に一対、対向配
設されており、キャリッジヘッド3のケーシング3aに
突設した上記一軸線8に対して直交する揺動軸心部材2
2aの先端に揺動部材22の中央部を嵌合して揺動自在
となっている。また、揺動部材22の上端部には、キャ
リッジヘッド3のケーシング3aに一端を取着した圧縮
コイルばね23の他端が取り付けられ、当該上端部を係
合部21に押し付け揺動部材22と係合部21との係合
を保持する向きに揺動部材22を回動付勢するようにな
っており、下端部には、前記対応磁性部材12が具備さ
れている。これにより、図3に鎖線で示すように、カッ
タ4をカッティング作動位置に下降すると、カッタ4の
磁性部材11が下方に移動するとともに、ハウジング7
の一軸線8に沿う移動に伴い一軸線8に沿って、係合部
21と揺動部材22とが相対的に直線移動し、係合部2
1と揺動部材22との係合により、当該相対的直線移動
に基づき揺動部材22が、図3に矢印で示す相互に反対
方向に揺動して対応磁性部材12が外側に移動し、カッ
タ4の磁性部材11と揺動部材22の対応磁性部材12
とが、実線で示すカッティング不作動位置における近接
した対応位置から、離間した位置へ相対的に離反するよ
うになっている。
【0028】一方、カッタ4を実線で示すカッティング
不作動位置に上昇移動させ刃先9をシート状部材2から
離してカッティング動作を止める際は、カッタ4のハウ
ジング7が圧縮コイルばね23の直線部材14の付勢力
に抗して上昇し、カッタ4の磁性部材11と回動部材1
5の対応磁性部材12とが近接した対応位置に復帰する
ようになっている。
不作動位置に上昇移動させ刃先9をシート状部材2から
離してカッティング動作を止める際は、カッタ4のハウ
ジング7が圧縮コイルばね23の直線部材14の付勢力
に抗して上昇し、カッタ4の磁性部材11と回動部材1
5の対応磁性部材12とが近接した対応位置に復帰する
ようになっている。
【0029】上記構成によれば、近接離反手段を、キャ
リッジヘッド3とカッタ4のハウジング7との間に設け
るとともに、係合部21と対応磁性部材具有揺動部材2
2とよりなし、ハウジング7の当該一軸線8に沿う移動
に伴い該一軸線8に沿って、係合部21と揺動部材22
とを相対的に直線移動させ、係合部21と揺動部材22
との係合により、当該相対的直線移動に基づき揺動部材
22を揺動してなるので、この構成によっても、構造簡
単にして、確実な近接離反動作をなす等、第1の実施例
と同様な効果を達成し得るものである。
リッジヘッド3とカッタ4のハウジング7との間に設け
るとともに、係合部21と対応磁性部材具有揺動部材2
2とよりなし、ハウジング7の当該一軸線8に沿う移動
に伴い該一軸線8に沿って、係合部21と揺動部材22
とを相対的に直線移動させ、係合部21と揺動部材22
との係合により、当該相対的直線移動に基づき揺動部材
22を揺動してなるので、この構成によっても、構造簡
単にして、確実な近接離反動作をなす等、第1の実施例
と同様な効果を達成し得るものである。
【0030】次に、第3の実施例を図4及び図5に基づ
き説明する。
き説明する。
【0031】本実施例では、近接離反手段を、支持部材
にそれぞれ設けた円筒カム31と回動部材32とより構
成している。
にそれぞれ設けた円筒カム31と回動部材32とより構
成している。
【0032】具体的には、円筒カム31は、上記一軸線
8に沿って平行な回動軸心部材31aを有し、ホルダ5
の底面と、この底面と間隔を置いてホルダ5の一部を構
成する取り付け部材33との間に回動自在に支持されて
いる。この円筒カム31の外周面に形成された螺旋状の
カム溝34には、キャリッジヘッド3の前面に固着した
ピン突起35が係入しており、ホルダ5の該一軸線8に
沿う移動に伴いその直線運動を回動運動に変換するよう
になっている。また、回動部材32は、円板状に形成さ
れ、取り付け部材33を貫通するようにしたカッタ4を
介してその左右両側において、一対、取り付け部材33
上に、該一軸線8に沿って平行な回動軸心部材33aを
有して回動自在に支持されている。更に、円筒カム31
の下方には、駆動プーリ36が同軸上に連設されるとと
もに、回動部材32の上方には従動プーリ37が同軸上
に連設されており、それらプーリ36、37にベルト3
8を巻き掛けるとともに、取り付け部材33の中央部に
回動自在に支持された案内プーリ39をベルト38に外
接させ、巻き掛け伝動機構を構成することにより、円筒
カム31の回動運動が伝達され、図4に鎖線で示すよう
に、カッタ4をカッティング作動位置に下降すると、カ
ッタ4の磁性部材11が下方に移動するとともに、回動
部材32が、図5に矢印で示すそれぞれ同一方向に回動
し、対応磁性部材12が同一高さ面で外側に移動し、カ
ッタ4の磁性部材11と揺動部材22の対応磁性部材1
2とが、実線で示すカッティング不作動位置における近
接した対応位置から、離間した位置へ相対的に離反する
ようになっている。
8に沿って平行な回動軸心部材31aを有し、ホルダ5
の底面と、この底面と間隔を置いてホルダ5の一部を構
成する取り付け部材33との間に回動自在に支持されて
いる。この円筒カム31の外周面に形成された螺旋状の
カム溝34には、キャリッジヘッド3の前面に固着した
ピン突起35が係入しており、ホルダ5の該一軸線8に
沿う移動に伴いその直線運動を回動運動に変換するよう
になっている。また、回動部材32は、円板状に形成さ
れ、取り付け部材33を貫通するようにしたカッタ4を
介してその左右両側において、一対、取り付け部材33
上に、該一軸線8に沿って平行な回動軸心部材33aを
有して回動自在に支持されている。更に、円筒カム31
の下方には、駆動プーリ36が同軸上に連設されるとと
もに、回動部材32の上方には従動プーリ37が同軸上
に連設されており、それらプーリ36、37にベルト3
8を巻き掛けるとともに、取り付け部材33の中央部に
回動自在に支持された案内プーリ39をベルト38に外
接させ、巻き掛け伝動機構を構成することにより、円筒
カム31の回動運動が伝達され、図4に鎖線で示すよう
に、カッタ4をカッティング作動位置に下降すると、カ
ッタ4の磁性部材11が下方に移動するとともに、回動
部材32が、図5に矢印で示すそれぞれ同一方向に回動
し、対応磁性部材12が同一高さ面で外側に移動し、カ
ッタ4の磁性部材11と揺動部材22の対応磁性部材1
2とが、実線で示すカッティング不作動位置における近
接した対応位置から、離間した位置へ相対的に離反する
ようになっている。
【0033】上記構成によれば、近接離反手段を、ホル
ダ5に設けそのホルダ5の当該一軸線8に沿う移動に基
づき直線運動を回動運動に変換する円筒カム31と、ホ
ルダ5に設けるとともに円筒カム31の回動運動が巻き
掛け伝動機構を介して伝達されて回動する対応磁性部材
12を具有した回動部材32とよりなすので、この構成
によっても、構造簡単にして、確実な近接離反動作をな
す等、第1の実施例と同様な効果を達成し得るものであ
る。
ダ5に設けそのホルダ5の当該一軸線8に沿う移動に基
づき直線運動を回動運動に変換する円筒カム31と、ホ
ルダ5に設けるとともに円筒カム31の回動運動が巻き
掛け伝動機構を介して伝達されて回動する対応磁性部材
12を具有した回動部材32とよりなすので、この構成
によっても、構造簡単にして、確実な近接離反動作をな
す等、第1の実施例と同様な効果を達成し得るものであ
る。
【0034】ここで、巻き掛け伝動機構としては、タイ
ミングベルトを用いたものや他のものを用いたものであ
ってもよい。
ミングベルトを用いたものや他のものを用いたものであ
ってもよい。
【0035】なお、上記各実施例にあって、第3の実施
例では、カッタ4の下降に伴い、対応磁性部材12が同
一高さ面で外側に移動し、上方には移動せず、また、第
2の実施例では、上方に移動するもののその移動量が少
ないのに比し、第1の実施例では、カッタ4の下降に伴
い、対応磁性部材12が上方に大きく移動するので、カ
ッタ4の磁性部材11に対して対応磁性部材12をその
近接した対応位置から離間位置に大きく離反させること
ができ、カッタ4のカッティング不作動位置における両
磁性部材11、12間の磁性作用が一層、効果的に抑制
される。
例では、カッタ4の下降に伴い、対応磁性部材12が同
一高さ面で外側に移動し、上方には移動せず、また、第
2の実施例では、上方に移動するもののその移動量が少
ないのに比し、第1の実施例では、カッタ4の下降に伴
い、対応磁性部材12が上方に大きく移動するので、カ
ッタ4の磁性部材11に対して対応磁性部材12をその
近接した対応位置から離間位置に大きく離反させること
ができ、カッタ4のカッティング不作動位置における両
磁性部材11、12間の磁性作用が一層、効果的に抑制
される。
【0036】また、第2及び第3の実施例の各説明にあ
っては、第1の実施例と同様な構成作用に関して、その
説明を省略してある。
っては、第1の実施例と同様な構成作用に関して、その
説明を省略してある。
【0037】以上に各実施例を挙げて本考案を説明した
が、本考案は上記各実施例に限定されることなく、その
要旨を変更しない範囲で種々変更可能である。例えば、
上記実施例では、シート状部材2を水平に位置させ、一
軸線8を上下方向としてカッタ4を昇降させてカッティ
ング作動位置からカッティング不作動位置に亘って移動
し、シート状部材2の上側からカッティング処理を施す
ものについて説明したが、これに限定されず、シート状
部材2を立てて垂直に位置させ一軸線8を横方向とする
ものや、シート状部材2の下側からカッティング処理を
施すものについについても適用可能である。
が、本考案は上記各実施例に限定されることなく、その
要旨を変更しない範囲で種々変更可能である。例えば、
上記実施例では、シート状部材2を水平に位置させ、一
軸線8を上下方向としてカッタ4を昇降させてカッティ
ング作動位置からカッティング不作動位置に亘って移動
し、シート状部材2の上側からカッティング処理を施す
ものについて説明したが、これに限定されず、シート状
部材2を立てて垂直に位置させ一軸線8を横方向とする
ものや、シート状部材2の下側からカッティング処理を
施すものについについても適用可能である。
【0038】
【考案の効果】以上に説明したように、本考案は、該支
持部材を当該一軸線に沿って移動して該カッタをカッテ
ィング不作動位置からカッティング作動位置に移動する
のに伴い、該カッタの磁性部材に対して前記対応磁性部
材を近接した対応位置から離間した位置へ相対的に離反
させる近接離反手段を備えてなるので、カッタをカッテ
ィング作動位置からカッティング不作動位置に移動して
シート状部材から離しカッティング動作を止める場合に
は、刃先の方向を所定の方向に向けてその向きを保持す
る一方、カッタをカッティング不作動位置からカッティ
ング作動位置に移動しキャリッジヘッドを移動してカッ
ティング動作を行なう場合には、磁力を抑制して刃先を
キャリッジヘッドの移動方向と異なる方向に向かせるよ
うな力を付与しないようにし、シート状部材を載せた台
板の凹凸等の影響を受けて刃先がシート状部材から浮き
上がってしまうようなときにも、刃先がキャリッジヘッ
ドの移動方向と異なる方向に向くことなくカッティング
処理の続行を可能とし、カッティング処理を円滑にして
良好に行い得る等、種々の効果を奏する。
持部材を当該一軸線に沿って移動して該カッタをカッテ
ィング不作動位置からカッティング作動位置に移動する
のに伴い、該カッタの磁性部材に対して前記対応磁性部
材を近接した対応位置から離間した位置へ相対的に離反
させる近接離反手段を備えてなるので、カッタをカッテ
ィング作動位置からカッティング不作動位置に移動して
シート状部材から離しカッティング動作を止める場合に
は、刃先の方向を所定の方向に向けてその向きを保持す
る一方、カッタをカッティング不作動位置からカッティ
ング作動位置に移動しキャリッジヘッドを移動してカッ
ティング動作を行なう場合には、磁力を抑制して刃先を
キャリッジヘッドの移動方向と異なる方向に向かせるよ
うな力を付与しないようにし、シート状部材を載せた台
板の凹凸等の影響を受けて刃先がシート状部材から浮き
上がってしまうようなときにも、刃先がキャリッジヘッ
ドの移動方向と異なる方向に向くことなくカッティング
処理の続行を可能とし、カッティング処理を円滑にして
良好に行い得る等、種々の効果を奏する。
【0039】また、本考案にあって、前記近接離反手段
は、前記キャリッジヘッドと支持部材との間に設けら
れ、直線部材と前記対応磁性部材具有回動部材とを備え
てなり、該支持部材の前記一軸線に沿う移動に伴い該一
軸線に沿って該直線部材と回動部材とを相対的に直線移
動させ、該直線部材と回動部材との係合により当該相対
的直線移動に基づき直線運動を回動運動に変換して回動
部材に伝達してなるので、あるいは、前記近接離反手段
は、前記キャリッジヘッドと支持部材との間に設けら
れ、係合部と前記対応磁性部材具有揺動部材とを備えて
なり、前記支持部材の前記一軸線に沿う移動に伴い該一
軸線に沿って該係合部と揺動部材とを相対的に直線移動
させ、該係合部と揺動部材との係合により当該相対的直
線移動に基づき該揺動部材を揺動してなるので、更に
は、前記近接離反手段は、前記支持部材に設けられ前記
支持部材の前記一軸線に沿う移動に基づき直線運動を回
動運動に変換する円筒カムと、前記支持部材に設けられ
るとともに該円筒カムの回動運動が巻き掛け伝動機構を
介して伝達されて回動する前記対応磁性部材具有回動部
材とを備えてなるので、構造簡単にして、確実な近接離
反動作をなし得る。
は、前記キャリッジヘッドと支持部材との間に設けら
れ、直線部材と前記対応磁性部材具有回動部材とを備え
てなり、該支持部材の前記一軸線に沿う移動に伴い該一
軸線に沿って該直線部材と回動部材とを相対的に直線移
動させ、該直線部材と回動部材との係合により当該相対
的直線移動に基づき直線運動を回動運動に変換して回動
部材に伝達してなるので、あるいは、前記近接離反手段
は、前記キャリッジヘッドと支持部材との間に設けら
れ、係合部と前記対応磁性部材具有揺動部材とを備えて
なり、前記支持部材の前記一軸線に沿う移動に伴い該一
軸線に沿って該係合部と揺動部材とを相対的に直線移動
させ、該係合部と揺動部材との係合により当該相対的直
線移動に基づき該揺動部材を揺動してなるので、更に
は、前記近接離反手段は、前記支持部材に設けられ前記
支持部材の前記一軸線に沿う移動に基づき直線運動を回
動運動に変換する円筒カムと、前記支持部材に設けられ
るとともに該円筒カムの回動運動が巻き掛け伝動機構を
介して伝達されて回動する前記対応磁性部材具有回動部
材とを備えてなるので、構造簡単にして、確実な近接離
反動作をなし得る。
【図1】本考案に係るカッティングプロッタにおけるカ
ッティング装置の第1の実施例を示す斜視図である。
ッティング装置の第1の実施例を示す斜視図である。
【図2】その正面図である。
【図3】第2の実施例を示す正面図である。
【図4】第3の実施例を示す正面図である。
【図5】その平面横断面図である。
【図6】従来のカッティング装置を示す斜視図である。
1 台板 2 シート状部材 3 キャリッジヘッド 4 カッタ 5 ホルダ 7 カッタのハウジング 8 一軸線 9 刃先 11 磁性部材 12 対応磁性部材 14 直線部材 15 回動部材 21 係合部 22 揺動部材 31 円筒カム 32 回動部材 36 駆動プーリ 37 従動プーリ 38 ベルト 39 案内プーリ
Claims (4)
- 【請求項1】 カッティング処理を施すシート状部材に
沿って移動するキャリッジヘッドと、該キャリッジヘッ
ドに設けられ該キャリッジヘッドに対して相対的に一軸
線に沿って移動し得る支持部材と、該支持部材に支持さ
れ該支持部材に対して相対的に当該一軸線のまわりに回
動し得るカッタとを備え、該支持部材を当該一軸線に沿
って移動し該カッタをカッティング不作動位置からカッ
ティング作動位置に移動してカッティング動作を行う
際、該キャリッジヘッドの移動に伴い該キャリッジヘッ
ドの移動方向に該カッタの刃先の向きを追従させてなる
とともに、該カッタに設けられ該カッタと一体的に回動
する磁性部材と、前記支持部材及びキャリッジヘッドの
いずれか一方に設けられ該磁性部材に対応する対応磁性
部材とを備え、該支持部材を当該軸線に沿って移動し該
カッタをカッティング作動位置からカッティング不作動
位置に移動してカッティング動作を止める際、両磁性部
材間に作用する磁力により該カッタの刃先を所定の向き
に保持してなるカッティングプロッタにおいて、該支持
部材を当該一軸線に沿って移動して該カッタをカッティ
ング不作動位置からカッティング作動位置に移動するの
に伴い、該カッタの磁性部材に対して前記対応磁性部材
を近接した対応位置から離間した位置へ相対的に離反さ
せる近接離反手段を備えてなることを特徴とするカッテ
ィングプロッタにおけるカッティング装置。 - 【請求項2】 前記近接離反手段は、前記キャリッジヘ
ッドと支持部材との間に設けられ、直線部材と前記対応
磁性部材具有回動部材とを備えてなり、該支持部材の前
記一軸線に沿う移動に伴い該一軸線に沿って該直線部材
と回動部材とを相対的に直線移動させ、該直線部材と回
動部材との係合により当該相対的直線移動に基づき直線
運動を回動運動に変換して回動部材に伝達してなる請求
項1記載のカッティングプロッタにおけるカッティング
装置。 - 【請求項3】 前記近接離反手段は、前記キャリッジヘ
ッドと支持部材との間に設けられ、係合部と前記対応磁
性部材具有揺動部材とを備えてなり、前記支持部材の前
記一軸線に沿う移動に伴い該一軸線に沿って該係合部と
揺動部材とを相対的に直線移動させ、該係合部と揺動部
材との係合により当該相対的直線移動に基づき該揺動部
材を揺動してなる請求項1記載のカッティングプロッタ
におけるカッティング装置。 - 【請求項4】 前記近接離反手段は、前記支持部材に設
けられ前記支持部材の前記一軸線に沿う移動に基づき直
線運動を回動運動に変換する円筒カムと、前記支持部材
に設けられるとともに該円筒カムの回動運動が巻き掛け
伝動機構を介して伝達されて回動する前記対応磁性部材
具有回動部材とを備えてなる請求項1記載のカッティン
グプロッタにおけるカッティング装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP40452190U JPH0723200Y2 (ja) | 1990-12-25 | 1990-12-25 | カッティングプロッタにおけるカッティング装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP40452190U JPH0723200Y2 (ja) | 1990-12-25 | 1990-12-25 | カッティングプロッタにおけるカッティング装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0492798U JPH0492798U (ja) | 1992-08-12 |
| JPH0723200Y2 true JPH0723200Y2 (ja) | 1995-05-31 |
Family
ID=31882132
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP40452190U Expired - Lifetime JPH0723200Y2 (ja) | 1990-12-25 | 1990-12-25 | カッティングプロッタにおけるカッティング装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0723200Y2 (ja) |
-
1990
- 1990-12-25 JP JP40452190U patent/JPH0723200Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0492798U (ja) | 1992-08-12 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 19951114 |
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