JPH072432U - ヘルメットのシールド板用クリックストップ機構 - Google Patents
ヘルメットのシールド板用クリックストップ機構Info
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- JPH072432U JPH072432U JP033013U JP3301393U JPH072432U JP H072432 U JPH072432 U JP H072432U JP 033013 U JP033013 U JP 033013U JP 3301393 U JP3301393 U JP 3301393U JP H072432 U JPH072432 U JP H072432U
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 ヘルメットのシールド板を多段の回動位置で
停止させるクリックストップ機構において、シールド板
の開き方向回動時と閉じ方向回動時とで、節度感が変化
しないようにする。 【構成】 帽体2に固着される取付基板7に弾性腕31
の両端を一体に連結すると共に、該腕の中央に固定クリ
ック歯32を形成し、取付基板7に軸支されるシールド
板4には、該板の回動に伴い固定クリック歯32と係合
位置を変える多数の可動クリック歯37を形成する。
停止させるクリックストップ機構において、シールド板
の開き方向回動時と閉じ方向回動時とで、節度感が変化
しないようにする。 【構成】 帽体2に固着される取付基板7に弾性腕31
の両端を一体に連結すると共に、該腕の中央に固定クリ
ック歯32を形成し、取付基板7に軸支されるシールド
板4には、該板の回動に伴い固定クリック歯32と係合
位置を変える多数の可動クリック歯37を形成する。
Description
【0001】
本考案は、帽体の外側面に固着される取付基板にシールド板を、それが帽体の 窓を開閉すべく回動可能に軸支したヘルメットにおいて、シールド板を多段の回 動位置で停止させるためのシールド板用クリックストップ機構に関する。
【0002】
従来のかゝるクリックストップ機構は、例えば特開平4−163306号公報 に開示されているように、先端に固定クリック歯を有する弾性腕の基端を取付基 板に連結し、この弾性腕の弾性力で固定クリック歯と係合する多数の可動クリッ ク歯をシールド板に形成してなるものが知られている。
【0003】
上記のような従来機構では、弾性腕が片持ちであるので、シールド板の開き方 向の回動時と、閉じ方向の回動時とでは、可動クリック歯の固定クリック歯に対 する押圧点が歯の一側面から他側面へと移り、したがってその押圧点から弾性腕 の基端までの腕長さが変わるため、弾性腕の撓み抵抗が変化し、これによってシ ールド板の節度感に微妙な変化がもたらされることが、本考案者によって究明さ れた。
【0004】 本考案は、かゝる事情に鑑みてなされたもので、シールド板の回動方向を問わ ず、常に変わらぬ節度感を得ることができる、シールド板用クリックストップ機 構を提供することを目的とする。
【0005】
上記目的を達成するために、本考案は、取付基板に両端を結合した弾性腕の中 央部一側に固定クリック歯を設ける一方、シールド板にその回動軸に中心をもつ よう円弧状に形成した突壁に、弾性腕の弾性力で固定クリック歯と係合し、且つ シールド板の回動に伴い固定クリック歯との係合位置を変える多数の可動クリッ ク歯を設けたことを特徴とする。
【0006】
以下、図面により本考案の一実施例について説明する。
【0007】 先ず図1において、フルフェース型ヘルメット1の帽体2の左右両側壁にはそ の前壁に開口する窓3を開閉するために、シールド板4の左右両端部が本考案の 取付構造5により上下方向回動可能に取付けられる。シールド板4は両端部を含 む全体が透明若しくは透光性の合成樹脂を材料として成形されている。
【0008】 さて、前記取付構造5について説明する。図2及び図3に示すように、帽体2 の左右外側面には浅い凹部6が形成されており、この凹部6底面に合成樹脂製の 取付基板7が上下二個所をビス8,9により固着される。
【0009】 図2ないし図5及び図11に示すように、この取付基板7の表面には支筒10 が上部のビス8を囲繞するように一体に形成される。この支筒10の内壁上部に は幅広の扇形凹部11が、また同支筒10の下部には幅狭の切欠12がそれぞれ 設けられ、扇形凹部11の中央部上縁には庇状の仮止め突起13(図3及び図7 参照)が形成される。さらに支筒10の内壁には、扇形凹部11の前端から下方 へ延びる案内溝14と、切欠12の後端から上方へ延びる案内溝15とが設けら れる。
【0010】 また取付基板7には、支筒10と同心の円弧状の案内突壁16が支筒10から 前方及び下方へ間隔を存して形成され、この案内突壁16の上部に切欠17が設 けられる。また、この案内突壁16は、その外周面に係止溝18を備えている。
【0011】 前記支筒10及び案内突壁16間にロックレバー19が配設され、該レバー1 9と一体の支軸20は、前記両切欠12,17間で取付基板7に穿設された軸孔 21に回転自在に嵌合される。
【0012】 ロックレバー19は、支軸20から上方へ延びる上部腕19aと、下部後方へ 延びる下部腕19bとを有して弓形をなしており、下部腕19bには支筒10の 切欠12に出入する第1ロック爪23が、また上部腕19aには案内突壁16の 切欠17に出入する第2ロック爪24がそれぞれ設けられる。これら第1及び第 2ロック爪23,24の先端外側縁部はそれぞれ斜面23a,24a(図11参 照)に形成される。
【0013】 下部腕19bの先端には、輪状のノブ25が、また上部腕19aの先端には案 内爪26がそれぞれ形成される。
【0014】 この案内爪26は支軸20を中心とする円弧状をなしていて、取付基板7の、 軸孔21を中心とした弧状の案内孔27に係合(図5参照)することにより、ロ ックレバー19の取付基板7からの離脱を防止する。また案内爪26は、案内孔 27の一端壁と他端壁とに当接することにより、ロックレバー19のロック位置 Lとアンロック位置UL を規制する。而して、ロックレバー19のロック位置L (図6参照)では第1及び第2ロック爪23,24が前記切欠12,17にそれ ぞれ進入し、アンロック位置UL (図9参照)では第1及び第2ロック爪23, 24が同切欠12,17からそれぞれ退出するようになっている。
【0015】 取付基板7及びロックレバー19間には、該レバー19をロック位置Lに向け て付勢するロックスプリング28(図7参照)が縮設される。
【0016】 さらにロックレバー19の離脱防止を図るために、該レバー19及び支筒10 に、該レバー19がロック位置Lを占めるとき互いに係合する突起29と凹部3 0(図3参照)がそれぞれ形成される。
【0017】 さらに取付基板7には、案内突壁17の前方で弾性腕31の両端が一体に結合 される。この弾性腕31は中央部前面に一枚または複数枚の固定クリック歯32 を備えている。
【0018】 一方、シールド板4の左右各端部内面には、前記支筒10に遊嵌し得る枢軸3 3が一体に突設される。この枢軸33の外周には、前記扇形凹部11及び切欠1 2を通して前記案内溝14,15に係合し得る係止爪34,35が形成され、こ れら係止爪34,35の外周縁部は、仮止め突起13及び第1ロック爪23の斜 面23aにそれぞれ摺接し得る斜面34a,35a(図11参照)になっている 。
【0019】 またシールド板4の左右各端部内面には、前記案内突壁16の切欠17を通し て前記案内溝18に係合し得る係止爪36が形成され、この係止爪36の先端部 一側面にも、前記第2ロック爪24の斜面24aに摺接し得る斜面36a(図1 1参照)が形成される。
【0020】 さらにシールド板4には、前記弾性腕31の弾性力をもって固定クリック歯3 2と係合する多数のクリック歯37,37…を内周面に突設した突壁38が一体 に形成され、この突壁38は前記枢軸33を中心とした円弧をなしている。而し て、弾性腕31及び突壁38は、シールド板4を多段の回動位置で停止させるク リックストップ機構39を構成する。
【0021】 シールド板4の全開位置は、係止爪36が前記切欠17の上端壁即ちストッパ 壁40に当接することにより規制される。この全開位置がシールド板4の着脱位 置であって、係止爪34が扇形凹部11に、係止爪35が切欠12に、係止爪3 6が切欠17に合致するようになっている。
【0022】 次にこの実施例の作用について説明する。
【0023】 シールド板4を帽体2に取付けるには、図6に示すように、シールド板4の全 開位置でシールド板4の枢軸33を取付基板7の支筒10に整合させると、枢軸 33の係止爪34,35が支筒10の扇形凹部11及び切欠12への進入可能位 置に、また別の係止爪36が案内突壁16の切欠17への進入可能位置にくる。
【0024】 そこで、先ずシールド板4の端部を僅かに握って係止爪34を仮止め突起13 の下に潜らせながら支筒10の扇形凹部11に進入させ(図10の状態参照)、 次いでシールド板4の端部を取付基板7に向って強く押圧すると、係止爪35は 、その斜面35aでロックレバー19の第1ロック爪23の斜面23aを一旦押 し退けながら支筒10の切欠12に進入し、残る係止爪36も、その斜面36a で第2ロック爪24の斜面24aを一旦押し退けて案内突壁16の切欠17に進 入する。したがって、ロックレバー19は第1及び第2ロック爪23,24に対 応する切欠12,17から一旦退出させるようにアンロック位置UL へ押しやら れるが、係止爪35,36が切欠12,17に進入すると、直ちにロックスプリ ング28の弾発力をもって当初のロック位置Lまで戻り、第1及び第2ロック爪 23,24を係止爪35,36にそれぞれ係合させる(図7及び図8参照)。こ の係合状態はロックレバー19をアンロック位置UL まで回動しない限り、解く ことはできない。
【0025】 このようにロックレバー19は第1,第2ロック爪23,24を有し、これら を切欠12,17においてシールド板4の係止爪35,36と係合するようにな っているので、1本のロックレバー19により、枢軸33からの距離を異にした 2個所でシールド板4に係止することができ、シールド板4の結合強度を高める ことができる。
【0026】 こうしてシールド板4は帽体2に取付けられ、同時にクリックストップ機構3 9では、固定クリック歯32,32の上部のものと可動クリック歯37,37… の最下部のものとが弾性腕31の弾性力により係合して作動状態に入る。そこで 、シールド板4を枢軸33周りに下方へ回動すれば、シールド板4の3個の係止 爪34,35,36は取付基板7の3個の案内溝14,15,18に係合位置を 移していくので、これら係止爪34,35,36の取付基板7との結合状態は一 層確実なものとなる。
【0027】 一方、クリックストップ機構39では、シールド板4が所定の単位角度回動す る毎に、弾性腕31を撓ませながら固定及び可動クリック歯32,37の係合位 置を変えて節度感を与えると共に、シールド板4をその回動位置に保持すること ができる。
【0028】 この場合、特に、中央部に固定クリック歯32,32を持つ弾性腕31は、両 端を取付基板7に連結していて両持ちになっているので、シールド板4の上方又 は下方へと回動方向を変えたとき、可動クリック歯37の固定クリック歯32に 対する押圧点が歯の一側面から他側面に移っても、その押圧点から弾性腕31の 両端までの総合腕長さに変化は起こらず、したがって弾性腕31の撓み抵抗も変 動しないから、常に一定した節度感を得ることができる。
【0029】 次にシールド板4を帽体2から取外すには、図9に示すように、シールド板4 を再び全開位置まで回動してから、ノブ25に指を掛けてロックレバー19をロ ックスプリング28の力に抗してアンロック位置UL へ回動することにより、第 1,第2ロック爪23,24を対応する係止爪35,36から離脱させる。次い で、そのまゝの状態でシールド板4の端部下縁に指を掛けて図10の矢印に従い 、外側方へ引張れば、シールド板4の全ての係止爪34,35,36を扇形凹部 11及び切欠12,17から離脱させることができる。
【0030】 上記実施例においては、本考案の要旨を逸脱することなく種々の設計変更が可 能である。例えば、支筒10及び枢軸33の結合にねじを用いてもよい。また本 考案は、ジェット片等、他形式のヘルメットにも適用可能である。
【0031】
以上のように本考案によれば、取付基板に両端を結合した弾性腕の中央部一側 に固定クリック歯を設ける一方、シールド板にその回動軸に中心をもつよう円弧 状に形成した突壁に、弾性腕の弾性力で固定クリック歯と係合し、且つシールド 板の回動に伴い固定クリック歯との係合位置を変える多数の可動クリック歯を設 けたので、シールド板の回動方向の変化に伴い可動クリック歯の固定クリック歯 への押圧点が変化しても、両持ちの弾性腕全体の撓み条件に変化は来たさず、し たがって弾性腕の撓み抵抗は常に一定で、安定した節度感を得ることができる。
【図1】本考案シールド板用クリックストップ機構を備
えたヘルメットの、シールド板全閉状態での側面図
えたヘルメットの、シールド板全閉状態での側面図
【図2】図1の要部拡大図
【図3】同ヘルメットの、シールド板を取外した状態で
の要部拡大側面図
の要部拡大側面図
【図4】図2の4−4線断面図
【図5】図2の5−5線断面図
【図6】同ヘルメットの、シールド板全開状態での要部
拡大側面図
拡大側面図
【図7】図6の7−7線断面図
【図8】図6の8−8線断面図
【図9】シールド板の取外し方を説明する同ヘルメット
の要部拡大側面図
の要部拡大側面図
【図10】図9の10−10線断面図
【図11】シールド板取付構造の分解斜視図
1 ヘルメット 2 帽体 7 取付基板 31 弾性腕 32 固定クリック歯 37 可動クリック歯 38 突壁 39 クリックストップ機構
Claims (1)
- 【請求項1】 帽体(2)の外側面に固着される取付基
板(7)にシールド板(4)を、それが帽体(2)の窓
(3)を開閉すべく回動可能に軸支したヘルメットにお
いて、 取付基板(7)に両端を結合した弾性腕(31)の中央
部一側に固定クリック歯(32)を設ける一方、シール
ド板(4)にその回動軸に中心をもつよう円弧状に形成
した突壁(38)に、弾性腕(31)の弾性力で固定ク
リック歯(32)と係合し、且つシールド板(4)の回
動に伴い固定クリック歯(32)との係合位置を変える
多数の可動クリック歯(37)を設けたことを特徴とす
る、ヘルメットのシールド板用クリックストップ機構。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP033013U JPH072432U (ja) | 1993-06-18 | 1993-06-18 | ヘルメットのシールド板用クリックストップ機構 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP033013U JPH072432U (ja) | 1993-06-18 | 1993-06-18 | ヘルメットのシールド板用クリックストップ機構 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH072432U true JPH072432U (ja) | 1995-01-13 |
Family
ID=12374936
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP033013U Pending JPH072432U (ja) | 1993-06-18 | 1993-06-18 | ヘルメットのシールド板用クリックストップ機構 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH072432U (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR20010081199A (ko) * | 2000-02-11 | 2001-08-29 | 이영숙 | 헬멧투시창의 쉴드 회동 및 인출 장치 |
| KR100594917B1 (ko) * | 2003-02-28 | 2006-06-30 | 가부시끼가이샤 와이즈기어 | 헬멧의 실드 부착 구조 |
| KR101005810B1 (ko) * | 2007-09-17 | 2011-01-05 | 주식회사 한미글로벌 | 헬멧의 시일드조립구조 |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH04163306A (ja) * | 1990-10-24 | 1992-06-08 | Shoei Kako Kk | ヘルメットにおけるシールド板取付構造 |
-
1993
- 1993-06-18 JP JP033013U patent/JPH072432U/ja active Pending
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH04163306A (ja) * | 1990-10-24 | 1992-06-08 | Shoei Kako Kk | ヘルメットにおけるシールド板取付構造 |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR20010081199A (ko) * | 2000-02-11 | 2001-08-29 | 이영숙 | 헬멧투시창의 쉴드 회동 및 인출 장치 |
| KR100594917B1 (ko) * | 2003-02-28 | 2006-06-30 | 가부시끼가이샤 와이즈기어 | 헬멧의 실드 부착 구조 |
| KR101005810B1 (ko) * | 2007-09-17 | 2011-01-05 | 주식회사 한미글로벌 | 헬멧의 시일드조립구조 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 19951220 |