JPH0724880Y2 - 車載用ステレオ信号バランス回路 - Google Patents

車載用ステレオ信号バランス回路

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JPH0724880Y2
JPH0724880Y2 JP1986162836U JP16283686U JPH0724880Y2 JP H0724880 Y2 JPH0724880 Y2 JP H0724880Y2 JP 1986162836 U JP1986162836 U JP 1986162836U JP 16283686 U JP16283686 U JP 16283686U JP H0724880 Y2 JPH0724880 Y2 JP H0724880Y2
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JP
Japan
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resistor
balance
circuit
capacitor
stereo signal
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JP1986162836U
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JPS6368214U (ja
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雅彦 伊藤
一範 高木
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Pioneer Corp
Original Assignee
Pioneer Corp
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  • Tone Control, Compression And Expansion, Limiting Amplitude (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この考案は自動車車内の特有の性質であるステレオ信号
のバランス調整における周辺回路に関するものである。
[従来の技術] 従来この種の音量バランスコントロール回路として第3
図aに示すものがあった。第3図(a)はその回路図で
あり、Lch,Rchの左右ステレオ信号のそれぞれに抵抗R1,
R2を介して、その信号間にバランス調整用の摺動端子を
接地した可変抵抗(R3+R4)が接続されている。
ここでL、Rchの入力をELin,ERin、及びその出力をELou
t,ERoutとし、抵抗R1=R2とすると、バランス可変抵抗の
摺動端子がセンターの場合はR3=R4であるので、 ELout={R3/(R1+R3)}ELin ERout={R4/(R2+R4)}ERin となる。
ここでELin=ERinとすると、 ELout=ERout である。
バランス可変抵抗の摺動端子がL側を強調すると、R3
大、R4→小となり、 ELout>ERout バランス可変抵抗の摺動端子がR側を強調すると、 R3→小、R4→大となり、 ELout<ERout となる。これを図で示せば、第3図(b)にLchにおけ
る、バランス可変抵抗の摺動端子をL側を強調した(傾
けた)場合を点線で、センターの場合を実線で、R側を
強調した(傾けた)場合を一点鎖線で示し、第3図
(c)にRchにおけるそれぞれの場合を示している。
[考案が解決しようとする問題点] 自動車車内では、座席がスピーカに対し左右どちらかに
片寄っているために、左右のスピーカからの音量と周波
数特性が異なっている。従来の回路では、バランスボリ
ウムによって、上記のように左右のレベル差を設けるこ
とによって左右のスピーカからの音量を補正することが
できたが、周波数特性の補正をすることはできなかっ
た。通常、バランスボリウムを回せば、音量を下げた方
の低域及び高域が不足しがちであった。
[問題点を解決するための手段] この考案は、上記のような従来のものの欠点を除去する
ために成されたもので、バランスボリウムにコンデンサ
・抵抗のフィルタを連動させることにより、左右のレベ
ルと同時に周波数特性をも変えることのできるステレオ
信号のバランス回路を提供することを目的としている。
[実施例] 以下、この考案の一実施例を図に基づいて説明する。第
1図(a)に於いて、バランスボリウムの摺動端子と接
地間にコンデンサC1を、また抵抗R1,R2それぞれに直列
接続の抵抗R5とコンデンサC2、抵抗R6とコンデンサC3
並列に接続している。
次に、この考案の作用について説明する。第1図(a)
で、Lchの入出力をEin,Eoutとすると Eout=(R3+1/jwC1) /[{R1(R5+1/jwC2)} /(R1+R5+1/jwC2)+R3 +1/jwC1]・Ein となる。ただし、wは角周波数である。
ここで、コンデンサC1がコンデンサC2に対し十分大き
く、かつバランスボリウムのセンターでは抵抗R3が抵抗
R1・R2に対し十分大きいとすると、この状態でバランス
ボリウムの摺動端子を動かした場合、すなわち抵抗R3
値が変わった場合の周波数特性について下記する。
まず、音声周波数の低域では、コンデンサC1C2がオープ
ンとなり、L及びRの出力と接地間のインピーダンスが
極大となり、 Ein=Eout 従って、抵抗R3の値に関係なく、常に一定の出力であ
る。
次に、中域では、コンデンサC1のインピーダンスは下が
り、コンデンサC2は未だオープンとなる。またコンデン
サC1のインピーダンスが抵抗R1,R2,R3のそれぞれに対し
十分小さいとすると、 Eout=R3/(R1+R3)・Ein となる。
したがって、抵抗R3が抵抗R1に対して十分大きいバラン
スボリウムのセンター又はR側であれば、Eout=Einと
なるが、抵抗R3が抵抗R1に対して近付いてくれば、 Eout=R3/(R1+R3)・Ein となって、バランスボリウムのセンターの場合に対して
レベルが落ちる。
また、高域では、コンデンサC1,C2ともにインピーダン
スが0に近くなり、 Eout=(R1R3+R2R3) /(R1R2+R1R3+R2R3)・Ein となる。
ここでバランスボリウムの摺動端子がセンター又はR側
では、抵抗R3が抵抗R1、R2に対し十分大きいため、Eout
=Einとなる。また抵抗R3がR1R2に近付けば上記式の通
りとなり、Eout<Einである。そこでバランスボリウム
の抵抗R3の抵抗値による周波数に対する出力レベルを第
1図(b)に示す。抵抗R3が小さくなるほど周波数特性
も高域で落ちてくることがわかる。以上はRchに関して
も同様である。
第2図にこの実施例による車室内のフロントダッシュボ
ードのL,Rにスピーカを組み込み、運転席であるリスニ
ングポイントで測定した実測例を示す。第2図aはL,R
の出力レベルに差をつけない場合の周波数対レスポンス
特性で、中域のL,Rのレベル差により音像定位がR側へ
持っていかれている。第2図bは、参考的に従来のバラ
ンス回路の例のL,Rのレベル差をつけた場合の周波数対
レスポンス特性で、中域のレベルはほぼ等しくなってい
るが、レベルを下げた側(図では実線のRを下げてい
る)の低域、及び高域のレベルが不足している。第2図
cではL,Rにレベル差をつけた場合のリスニングポイン
トでの周波数対レスポンス特性で、中域のレベルは当然
等しく設定し、それにより低域及び高域のレベルもL,R
ともにほぼ等しくなり、好ましいリスニング特性になる
し、低域及び高域のレベルの不足もなくなっている。
上記実施例では、左右のバランスについて説明したが、
自動車車内のフロント・リアでのフェーダボリウムであ
ってもよい。特に、フロントとリアとで特性の異なるス
ピーカ例えばフロントに高域によく伸びてる小径のスピ
ーカを、リアに低域に伸びのある大径のスピーカを用い
た場合、フェーダをフロント側にしてもリアから低域が
出力されて聞こえてくるので低域不足と成らない。また
逆にフェーダをリア側にしても、フロントから高域が出
るので、こもった感じの音にならないという実効があ
る。
[考案の効果] 以上のように、この考案によればバランスボリウムの摺
動端子にはコンデンサを介して接地し、入出力間の抵抗
には直列接続の抵抗とコンデンサを並列に接続したの
で、バランスボリウムを回することにより、出力レベル
を下げた側の低域及び高域の減衰による低域不足、高域
不足になることがなくなり、また高域不足による音の広
がり感の欠乏もなくなる。
【図面の簡単な説明】
第1図aはこの考案の一実施例による車載用ステレオ信
号バランス回路を示す回路図、第1図bは第1図aの回
路による周波数対出力レベルを示す特性図、第2図aは
第1図aの回路による車内における実測値を示す特性
図、第2図bは第3図aの従来の回路例による車内にお
ける実測値を示す特性図、第2図cは第1図aの回路に
よる車内における実測値を示す特性図、第3図aは従来
のバランス回路を示す回路図、第3図b,cは第3図aの
回路例による周波数対出力レベルを示す特性図である。 R,R2……抵抗、 R3,R4……バランスボリウム C1,C2,C3……コンデンサ

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】左右のステレオ信号を供給する信号線間に
    接続されかつ摺動端子が接地されている可変抵抗からな
    る音量バランスコントロール回路を備えた車載用ステレ
    オ信号バランス回路において、前記可変抵抗の摺動端子
    と接地との間に第1のコンデンサを接続し、かつ前記ス
    テレオ信号のそれぞれに第1の抵抗を、またその第1の
    抵抗と並列に直列接続の第2の抵抗と第2のコンデンサ
    を介して前記可変抵抗の両端に接続したことを特徴とす
    る車載用ステレオ信号バランス回路。
JP1986162836U 1986-10-23 1986-10-23 車載用ステレオ信号バランス回路 Expired - Lifetime JPH0724880Y2 (ja)

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Publication Number Publication Date
JPS6368214U JPS6368214U (ja) 1988-05-09
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ID=31090477

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4953701U (ja) * 1972-08-15 1974-05-13
JPS5587789U (ja) * 1978-12-06 1980-06-17

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JPS6368214U (ja) 1988-05-09

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