JPH0725832A - 3,5−ジハロゲノ−2,4−ジフルオロ−6−ニトロ安息香酸およびその製造方法 - Google Patents
3,5−ジハロゲノ−2,4−ジフルオロ−6−ニトロ安息香酸およびその製造方法Info
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- JPH0725832A JPH0725832A JP19701493A JP19701493A JPH0725832A JP H0725832 A JPH0725832 A JP H0725832A JP 19701493 A JP19701493 A JP 19701493A JP 19701493 A JP19701493 A JP 19701493A JP H0725832 A JPH0725832 A JP H0725832A
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Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【目的】医農薬中間体として有用な新規化合物およびそ
の製造方法を提供する。 【構成】一般式(2)の3,5−ジハロゲノ−2,4−
ジフルオロ安息香酸をニトロ化することによって得られ
る、一般式(1)の3,5−ジハロゲノ−2,4−ジフ
ルオロ−6−ニトロ安息香酸。 (X3とX5は同一でも異なってもよく、それぞれ塩
素、臭素、またはヨウ素原子を示す。) (X3とX5は一般式(1)の対応するX3およびX5
と同じ。)
の製造方法を提供する。 【構成】一般式(2)の3,5−ジハロゲノ−2,4−
ジフルオロ安息香酸をニトロ化することによって得られ
る、一般式(1)の3,5−ジハロゲノ−2,4−ジフ
ルオロ−6−ニトロ安息香酸。 (X3とX5は同一でも異なってもよく、それぞれ塩
素、臭素、またはヨウ素原子を示す。) (X3とX5は一般式(1)の対応するX3およびX5
と同じ。)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、3, 5−ジハロゲノ−
2, 4−ジフルオロ−6−ニトロ安息香酸およびその製
造方法に関するものである。
2, 4−ジフルオロ−6−ニトロ安息香酸およびその製
造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】3, 5−ジハロゲノ−2, 4−ジフルオ
ロ−6−ニトロ安息香酸は、これまで文献等に記載され
ていない新規な化合物である。
ロ−6−ニトロ安息香酸は、これまで文献等に記載され
ていない新規な化合物である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、医農薬中間
体として有用な3, 5−ジハロゲノ−2, 4−ジフルオ
ロ−6−ニトロ安息香酸およびその製造方法を提供する
目的でなされたものである。
体として有用な3, 5−ジハロゲノ−2, 4−ジフルオ
ロ−6−ニトロ安息香酸およびその製造方法を提供する
目的でなされたものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、医農薬中間
体、特に3,5−ジフルオロアニリンの原料として重要
な3, 5−ジハロゲノ−2, 4−ジフルオロ−6−ニト
ロ安息香酸およびその製造方法を提供する下記発明であ
る。
体、特に3,5−ジフルオロアニリンの原料として重要
な3, 5−ジハロゲノ−2, 4−ジフルオロ−6−ニト
ロ安息香酸およびその製造方法を提供する下記発明であ
る。
【0005】すなわち、本発明は第一に、一般式(1)
で表される3, 5−ジハロゲノ−2, 4−ジフルオロ−
6−ニトロ安息香酸を提供する。
で表される3, 5−ジハロゲノ−2, 4−ジフルオロ−
6−ニトロ安息香酸を提供する。
【0006】
【化3】
【0007】一般式(1)のX3 およびX5 は同一であ
っても異なっていてもよく、それぞれ、塩素原子、臭素
原子、またはヨウ素原子を示す。
っても異なっていてもよく、それぞれ、塩素原子、臭素
原子、またはヨウ素原子を示す。
【0008】上記3, 5−ジハロゲノ−2,4−ジフル
オロ−6−ニトロ安息香酸の具体例としては、3, 5−
ジクロロ−2, 4−ジフルオロ−6−ニトロ安息香酸、
3−クロロ−5−ブロモ−2, 4−ジフルオロ−6−ニ
トロ安息香酸、3−クロロ−5−アイオド−2, 4−ジ
フルオロ−6−ニトロ安息香酸、3,5−ジブロモ−
2, 4−ジフルオロ−6−ニトロ安息香酸、3−ブロモ
−5−クロロ−2, 4−ジフルオロ−6−ニトロ安息香
酸、3−ブロモ−5−アイオド−2, 4−ジフルオロ−
6−ニトロ安息香酸、3,5−ジアイオド−2, 4−ジ
フルオロ−6−ニトロ安息香酸、3−アイオド−5−ク
ロロ−2, 4−ジフルオロ−6−ニトロ安息香酸、3−
アイオド−5−ブロモ−2, 4−ジフルオロ−6−ニト
ロ安息香酸が挙げられる。
オロ−6−ニトロ安息香酸の具体例としては、3, 5−
ジクロロ−2, 4−ジフルオロ−6−ニトロ安息香酸、
3−クロロ−5−ブロモ−2, 4−ジフルオロ−6−ニ
トロ安息香酸、3−クロロ−5−アイオド−2, 4−ジ
フルオロ−6−ニトロ安息香酸、3,5−ジブロモ−
2, 4−ジフルオロ−6−ニトロ安息香酸、3−ブロモ
−5−クロロ−2, 4−ジフルオロ−6−ニトロ安息香
酸、3−ブロモ−5−アイオド−2, 4−ジフルオロ−
6−ニトロ安息香酸、3,5−ジアイオド−2, 4−ジ
フルオロ−6−ニトロ安息香酸、3−アイオド−5−ク
ロロ−2, 4−ジフルオロ−6−ニトロ安息香酸、3−
アイオド−5−ブロモ−2, 4−ジフルオロ−6−ニト
ロ安息香酸が挙げられる。
【0009】また、本発明は第二に、一般式(2)で表
される3,5−ジハロゲノ−2,4−ジフルオロ−安息
香酸をニトロ化することを特徴とする上記一般式(1)
の3, 5−ジハロゲノ−2,4−ジフルオロ−6−ニト
ロ安息香酸の製造方法を提供する。
される3,5−ジハロゲノ−2,4−ジフルオロ−安息
香酸をニトロ化することを特徴とする上記一般式(1)
の3, 5−ジハロゲノ−2,4−ジフルオロ−6−ニト
ロ安息香酸の製造方法を提供する。
【0010】
【化4】
【0011】一般式(2)のX3 およびX5 は、一般式
(1)の対応するX3 およびX5 と同一であり、それぞ
れ、塩素原子、臭素原子、またはヨウ素原子を示す。
(1)の対応するX3 およびX5 と同一であり、それぞ
れ、塩素原子、臭素原子、またはヨウ素原子を示す。
【0012】上記一般式(2)の3, 5−ジハロゲノ−
2,4−ジフルオロ安息香酸の具体例としては、3, 5
−ジクロロ−2, 4−ジフルオロ安息香酸、3−クロロ
−5−ブロモ−2, 4−ジフルオロ安息香酸、3−クロ
ロ−5−アイオド−2, 4−ジフルオロ安息香酸、3,
5−ジブロモ−2, 4ジフルオロ−安息香酸、3−ブロ
モ−5−クロロ−2, 4−ジフルオロ安息香酸、3−ブ
ロモ−5−アイオド−2, 4−ジフルオロ安息香酸、
3,5−ジアイオド−2, 4−ジフルオロ安息香酸、3
−アイオド−5−クロロ−2, 4−ジフルオロ安息香
酸、3−アイオド−5−ブロモ−2, 4−ジフルオロ安
息香酸が挙げられる。
2,4−ジフルオロ安息香酸の具体例としては、3, 5
−ジクロロ−2, 4−ジフルオロ安息香酸、3−クロロ
−5−ブロモ−2, 4−ジフルオロ安息香酸、3−クロ
ロ−5−アイオド−2, 4−ジフルオロ安息香酸、3,
5−ジブロモ−2, 4ジフルオロ−安息香酸、3−ブロ
モ−5−クロロ−2, 4−ジフルオロ安息香酸、3−ブ
ロモ−5−アイオド−2, 4−ジフルオロ安息香酸、
3,5−ジアイオド−2, 4−ジフルオロ安息香酸、3
−アイオド−5−クロロ−2, 4−ジフルオロ安息香
酸、3−アイオド−5−ブロモ−2, 4−ジフルオロ安
息香酸が挙げられる。
【0013】3,5−ジハロゲノ−2,4−ジフルオロ
安息香酸のニトロ化は、通常の方法および条件を適用で
きる。例えば、硫酸中、室温〜150℃程度の温度で、
硝酸と硫酸の混合液(混酸)を滴下することにより実施
することができる。溶媒としての硫酸の量は、3,5−
ジハロゲノ−2, 4−ジフルオロ安息香酸の1重量部に
対して0.1〜20重量部程度、好ましくは1〜3重量
部程度である。混酸中の硫酸の量は、通常の場合50〜
80重量%程度である。また、硝酸の量は3,5−ジハ
ロゲノ−2, 4−ジフルオロ安息香酸の1モルに対して
1〜5モル程度、好ましくは1〜2モル程度である。
安息香酸のニトロ化は、通常の方法および条件を適用で
きる。例えば、硫酸中、室温〜150℃程度の温度で、
硝酸と硫酸の混合液(混酸)を滴下することにより実施
することができる。溶媒としての硫酸の量は、3,5−
ジハロゲノ−2, 4−ジフルオロ安息香酸の1重量部に
対して0.1〜20重量部程度、好ましくは1〜3重量
部程度である。混酸中の硫酸の量は、通常の場合50〜
80重量%程度である。また、硝酸の量は3,5−ジハ
ロゲノ−2, 4−ジフルオロ安息香酸の1モルに対して
1〜5モル程度、好ましくは1〜2モル程度である。
【0014】またニトロ化の際に、溶媒として塩化メチ
レン、ジクロロエタン等のハロゲン化炭化水素を存在さ
せてもよい。該ハロゲン化炭化水素の量は特に限定され
ないが、通常の場合3,5−ジハロゲノ−2, 4−ジフ
ルオロ安息香酸の1重量部に対して0.5〜10重量部
程度、好ましくは1〜2重量部程度がよい。
レン、ジクロロエタン等のハロゲン化炭化水素を存在さ
せてもよい。該ハロゲン化炭化水素の量は特に限定され
ないが、通常の場合3,5−ジハロゲノ−2, 4−ジフ
ルオロ安息香酸の1重量部に対して0.5〜10重量部
程度、好ましくは1〜2重量部程度がよい。
【0015】本発明において、一般式(2)で表される
3, 5−ジハロゲノ−2, 4−ジフルオロ安息香酸は公
知の化合物であり、例えば以下の方法に従って容易に合
成できる。すなわち、一般式(3)で表される2, 3,
4, 5−テトラハロゲノベンゾイルハライドをフッ素化
して、一般式(4)で表される3, 5−ジハロゲノ−
2, 4−ジフルオロベンゾイルフルオリドとし、該3,
5−ジハロゲノ−2, 4−ジフルオロベンゾイルフルオ
リドを加水分解することにより合成できる。
3, 5−ジハロゲノ−2, 4−ジフルオロ安息香酸は公
知の化合物であり、例えば以下の方法に従って容易に合
成できる。すなわち、一般式(3)で表される2, 3,
4, 5−テトラハロゲノベンゾイルハライドをフッ素化
して、一般式(4)で表される3, 5−ジハロゲノ−
2, 4−ジフルオロベンゾイルフルオリドとし、該3,
5−ジハロゲノ−2, 4−ジフルオロベンゾイルフルオ
リドを加水分解することにより合成できる。
【0016】
【化5】
【0017】一般式(3)のX1 、X2 、X3 、X4 お
よびX5 は、同一であっても異なっていてもよく、それ
ぞれ、塩素原子、臭素原子、またはヨウ素原子を示す。
よびX5 は、同一であっても異なっていてもよく、それ
ぞれ、塩素原子、臭素原子、またはヨウ素原子を示す。
【0018】
【化6】
【0019】一般式(4)のX3 およびX5 は、同一で
あっても異なっていてもよく、それぞれ、塩素原子、臭
素原子、またはヨウ素原子を示す。
あっても異なっていてもよく、それぞれ、塩素原子、臭
素原子、またはヨウ素原子を示す。
【0020】ただし、一般式(3)、(4)のX3 およ
びX5 は、それぞれ、一般式(2)のX3 およびX5 と
同一である。
びX5 は、それぞれ、一般式(2)のX3 およびX5 と
同一である。
【0021】上記一般式(3)の2, 3, 4, 5−テト
ラハロゲノベンゾイルハライドの具体例としては、2,
3, 4, 5−テトラクロロベンゾイルクロリド、2,
3, 4, 5−テトラブロモベンゾイルクロリド、2,
3, 4, 5−テトラブロモベンゾイルブロミド、2, 4
−ジクロロ−3,5−ジブロモベンゾイルクロリド、
2,4−ジクロロ−3,5−ジアイオドベンゾイルクロ
リド等が挙げられる。これらの化合物は、市販化合物あ
るいは工業的に容易に合成できる化合物である。
ラハロゲノベンゾイルハライドの具体例としては、2,
3, 4, 5−テトラクロロベンゾイルクロリド、2,
3, 4, 5−テトラブロモベンゾイルクロリド、2,
3, 4, 5−テトラブロモベンゾイルブロミド、2, 4
−ジクロロ−3,5−ジブロモベンゾイルクロリド、
2,4−ジクロロ−3,5−ジアイオドベンゾイルクロ
リド等が挙げられる。これらの化合物は、市販化合物あ
るいは工業的に容易に合成できる化合物である。
【0022】一般式(3)で表される2, 3, 4, 5−
テトラハロゲノベンゾイルハライドのフッ素化反応は、
通常のフッ素化剤と反応させることにより実施できる。
フッ素化剤としては、NaF、KF、RbF、およびC
sF等のアルカリ金属フッ化物であり、好ましくはスプ
レー乾燥したKFがよい。フッ素化剤の量は、通常の場
合、2, 3, 4, 5−テトラハロゲノベンゾイルハライ
ドの1当量に対して1〜10当量、好ましくは1〜4当
量がよい。
テトラハロゲノベンゾイルハライドのフッ素化反応は、
通常のフッ素化剤と反応させることにより実施できる。
フッ素化剤としては、NaF、KF、RbF、およびC
sF等のアルカリ金属フッ化物であり、好ましくはスプ
レー乾燥したKFがよい。フッ素化剤の量は、通常の場
合、2, 3, 4, 5−テトラハロゲノベンゾイルハライ
ドの1当量に対して1〜10当量、好ましくは1〜4当
量がよい。
【0023】フッ素化反応の際、テトラメチルアンモニ
ウムクロリド、テトラブチルアンモニウムブロミド等の
4級アンモニウム塩、N−ネオペンチル−4−N’,
N’−ジメチルアミノピリジニウムクロリド、N−(2
−エチルヘキシル)−4−N’,N’−ジメチルアミノ
ピリジニウムクロリド等のピリジニウム塩、またはテト
ラブチルホスホニウムブロミド、テトラフェニルホスホ
ニウムブロミド等の4級ホスホニウム塩等から選ばれる
相間移動触媒を存在させてもよい。相間移動触媒の量と
しては、通常の場合2, 3, 4, 5−テトラハロゲノベ
ンゾイルハライドの1重量部に対して0.01〜100
重量部程度、好ましくは0.05〜20がよい。002
4】フッ素化反応は、無溶媒あるいは溶媒中のいずれで
あっても実施できる。溶媒中で実施する場合には、非プ
ロトン性溶媒中が好ましい。該非プロトン性溶媒として
はN,N−ジメチルホルムアミド、N,N−ジメチルア
セトアミド、1,3−ジメチル−2−イミダゾリジノ
ン、ジメチルスルホキシド、ジメチルスルホン、スルホ
ラン、ヘキサメチルホスホリルトリアミド、N−メチル
−2−ピロリドン、 アセトニトリル、ベンゾニトリル、
ジオキサン、ジグライム、テトラグライム等が例示され
るが、好ましくはスルホラン、N,N−ジメチルホルム
アミドである。溶媒の量は原料の2, 3, 4, 5−テト
ラハロゲノベンゾイルハライド1重量部に対して0.5
〜10重量部程度、好ましくは1〜5重量部がよい。
ウムクロリド、テトラブチルアンモニウムブロミド等の
4級アンモニウム塩、N−ネオペンチル−4−N’,
N’−ジメチルアミノピリジニウムクロリド、N−(2
−エチルヘキシル)−4−N’,N’−ジメチルアミノ
ピリジニウムクロリド等のピリジニウム塩、またはテト
ラブチルホスホニウムブロミド、テトラフェニルホスホ
ニウムブロミド等の4級ホスホニウム塩等から選ばれる
相間移動触媒を存在させてもよい。相間移動触媒の量と
しては、通常の場合2, 3, 4, 5−テトラハロゲノベ
ンゾイルハライドの1重量部に対して0.01〜100
重量部程度、好ましくは0.05〜20がよい。002
4】フッ素化反応は、無溶媒あるいは溶媒中のいずれで
あっても実施できる。溶媒中で実施する場合には、非プ
ロトン性溶媒中が好ましい。該非プロトン性溶媒として
はN,N−ジメチルホルムアミド、N,N−ジメチルア
セトアミド、1,3−ジメチル−2−イミダゾリジノ
ン、ジメチルスルホキシド、ジメチルスルホン、スルホ
ラン、ヘキサメチルホスホリルトリアミド、N−メチル
−2−ピロリドン、 アセトニトリル、ベンゾニトリル、
ジオキサン、ジグライム、テトラグライム等が例示され
るが、好ましくはスルホラン、N,N−ジメチルホルム
アミドである。溶媒の量は原料の2, 3, 4, 5−テト
ラハロゲノベンゾイルハライド1重量部に対して0.5
〜10重量部程度、好ましくは1〜5重量部がよい。
【0025】フッ素化反応の反応温度は、通常の場合5
0〜250℃程度、好ましくは100〜230℃、反応
時間は0.5〜24時間程度であり、反応圧力は常圧、
加圧、あるいは減圧のいずれであってもよい。
0〜250℃程度、好ましくは100〜230℃、反応
時間は0.5〜24時間程度であり、反応圧力は常圧、
加圧、あるいは減圧のいずれであってもよい。
【0026】上記フッ素化反応により生成した一般式
(4)の3,5−ジハロゲノ−2,4−ジフルオロベン
ゾイルフルオリドは、加水分解反応により一般式(2)
の3,5−ジハロゲノ−2, 4−ジフルオロ安息香酸へ
と導くことができる。
(4)の3,5−ジハロゲノ−2,4−ジフルオロベン
ゾイルフルオリドは、加水分解反応により一般式(2)
の3,5−ジハロゲノ−2, 4−ジフルオロ安息香酸へ
と導くことができる。
【0027】加水分解反応は、通常の方法および条件を
適用することができる。例えば、水溶媒中で、酸性また
はアルカリ性条件にすることによって加水分解できる。
この際に水溶媒にアセトン、スルホラン等の有機溶媒を
加えてもよい。
適用することができる。例えば、水溶媒中で、酸性また
はアルカリ性条件にすることによって加水分解できる。
この際に水溶媒にアセトン、スルホラン等の有機溶媒を
加えてもよい。
【0028】酸性条件で実施する場合の酸としては、塩
酸、リン酸、硫酸等が適当である。酸の量は、通常の場
合、3,5−ジハロゲノ−2, 4−ジフルオロベンゾイ
ルフルオリドの1当量に対して0.5〜48当量程度で
ある。
酸、リン酸、硫酸等が適当である。酸の量は、通常の場
合、3,5−ジハロゲノ−2, 4−ジフルオロベンゾイ
ルフルオリドの1当量に対して0.5〜48当量程度で
ある。
【0029】アルカリ性条件で実施する場合のアルカリ
としては、炭酸水素ナトリウム、炭酸水素カリウム、炭
酸ナトリウム、炭酸カリウム、水酸化ナトリウム、水酸
化カリウム等が適当である。アルカリの量は、通常の場
合、3,5−ジハロゲノ−2, 4−ジフルオロベンゾイ
ルフルオリドの1当量に対して0.01〜20当量程度
である。
としては、炭酸水素ナトリウム、炭酸水素カリウム、炭
酸ナトリウム、炭酸カリウム、水酸化ナトリウム、水酸
化カリウム等が適当である。アルカリの量は、通常の場
合、3,5−ジハロゲノ−2, 4−ジフルオロベンゾイ
ルフルオリドの1当量に対して0.01〜20当量程度
である。
【0030】加水分解反応の反応温度は、通常の場合
は、10〜220℃程度、反応時間は0.5〜36時間
程度、反応圧力は常圧、加圧、あるいは減圧のいずれで
あってもよく、該条件は、3,5−ジハロゲノ−2, 4
−ジフルオロベンゾイルフルオリドの種類、酸あるいは
アルカリの種類および濃度等によって適宜変更が可能で
ある。
は、10〜220℃程度、反応時間は0.5〜36時間
程度、反応圧力は常圧、加圧、あるいは減圧のいずれで
あってもよく、該条件は、3,5−ジハロゲノ−2, 4
−ジフルオロベンゾイルフルオリドの種類、酸あるいは
アルカリの種類および濃度等によって適宜変更が可能で
ある。
【0031】ところで、本発明の一般式(1)で表され
る3, 5−ジハロゲノ−2, 4−ジフルオロ−6−ニト
ロ安息香酸は、種々の化学反応を施すことにより、医農
薬あるいは医農薬中間体として有用な化合物を合成でき
る。例えば、本発明の3, 5−ジハロゲノ−2, 4−ジ
フルオロ−6−ニトロ安息香酸を原料として、医農薬中
間体として有用な3, 5−ジフルオロアニリンを、以下
の方法により合成できる。この方法は従来の方法に比べ
て簡便かつ効率的であり、また危険な試薬を必要としな
い安全な方法である。
る3, 5−ジハロゲノ−2, 4−ジフルオロ−6−ニト
ロ安息香酸は、種々の化学反応を施すことにより、医農
薬あるいは医農薬中間体として有用な化合物を合成でき
る。例えば、本発明の3, 5−ジハロゲノ−2, 4−ジ
フルオロ−6−ニトロ安息香酸を原料として、医農薬中
間体として有用な3, 5−ジフルオロアニリンを、以下
の方法により合成できる。この方法は従来の方法に比べ
て簡便かつ効率的であり、また危険な試薬を必要としな
い安全な方法である。
【0032】すなわち、一般式(1)で表される3, 5
−ジハロゲノ−2, 4−ジフルオロ−6−ニトロ安息香
酸を脱炭酸反応せしめて、一般式(5)で表される2,
4−ジハロゲノ−3,5−ジフルオロニトロベンゼンと
し、つぎに該2,4−ジハロゲノ−3,5−ジフルオロ
ニトロベンゼンを還元反応せしめて、一般式(6)で表
される2,4−ジハロゲノ−3,5−ジフルオロアニリ
ンとし、さらに該2,4−ジハロゲノ−3,5−ジフル
オロアニリンを脱ハロゲン・水素化反応せしめることに
より、3,5−ジフルオロアニリンを合成できる。
−ジハロゲノ−2, 4−ジフルオロ−6−ニトロ安息香
酸を脱炭酸反応せしめて、一般式(5)で表される2,
4−ジハロゲノ−3,5−ジフルオロニトロベンゼンと
し、つぎに該2,4−ジハロゲノ−3,5−ジフルオロ
ニトロベンゼンを還元反応せしめて、一般式(6)で表
される2,4−ジハロゲノ−3,5−ジフルオロアニリ
ンとし、さらに該2,4−ジハロゲノ−3,5−ジフル
オロアニリンを脱ハロゲン・水素化反応せしめることに
より、3,5−ジフルオロアニリンを合成できる。
【0033】
【化7】
【0034】一般式(5)のX3 およびX5 は、同一で
あっても異なっていてもよく、それぞれ、塩素原子、臭
素原子、またはヨウ素原子を示す。
あっても異なっていてもよく、それぞれ、塩素原子、臭
素原子、またはヨウ素原子を示す。
【0035】
【化8】
【0036】一般式(6)のX3 およびX5 は、同一で
あっても異なっていてもよく、それぞれ、塩素原子、臭
素原子、またはヨウ素原子を示す。
あっても異なっていてもよく、それぞれ、塩素原子、臭
素原子、またはヨウ素原子を示す。
【0037】ただし、一般式(5)、(6)のX3 およ
びX5 は、それぞれ、一般式(1)のX3 およびX5 と
同一である。
びX5 は、それぞれ、一般式(1)のX3 およびX5 と
同一である。
【0038】脱炭酸反応は、通常の脱炭酸反応の方法お
よび条件に従って実施できる。例えば、無溶媒あるいは
溶媒中で、加熱することにより実施できる。溶媒中で実
施する場合には、水溶媒、エチレングリコール、プロピ
レングリコール等のプロトン性溶媒、ジメチルアセトア
ミド、スルホラン等の非プロトン性極性溶媒、トルエ
ン、キシレン等の非極性溶媒が使用できる。該溶媒の量
は、3,5−ジハロゲノ−2,4−ジフルオロ−6−ニ
トロ安息香酸の1重量部に対して約3重量部以下が好ま
しい。
よび条件に従って実施できる。例えば、無溶媒あるいは
溶媒中で、加熱することにより実施できる。溶媒中で実
施する場合には、水溶媒、エチレングリコール、プロピ
レングリコール等のプロトン性溶媒、ジメチルアセトア
ミド、スルホラン等の非プロトン性極性溶媒、トルエ
ン、キシレン等の非極性溶媒が使用できる。該溶媒の量
は、3,5−ジハロゲノ−2,4−ジフルオロ−6−ニ
トロ安息香酸の1重量部に対して約3重量部以下が好ま
しい。
【0039】脱炭酸反応は、触媒の存在下に実施しても
よい。該触媒としては、トリエチルアミン、トリブチル
アミン等の3級アミン類、アンモニア、アルカリ金属あ
るいはアルカリ土類金属の水酸化物、フッ化物、炭酸
塩、重炭酸塩、硫酸塩、有機酸塩等を用いることができ
る。また硫酸、塩酸、パラトルエンスルホン酸等の酸触
媒を用いてもよい。触媒の量は、触媒の種類にもよる
が、通常の場合、3,5−ジハロゲノ−2,4−ジフル
オロ−6−ニトロ安息香酸の1重量部に対して0.05
〜6重量部程度が好ましい。
よい。該触媒としては、トリエチルアミン、トリブチル
アミン等の3級アミン類、アンモニア、アルカリ金属あ
るいはアルカリ土類金属の水酸化物、フッ化物、炭酸
塩、重炭酸塩、硫酸塩、有機酸塩等を用いることができ
る。また硫酸、塩酸、パラトルエンスルホン酸等の酸触
媒を用いてもよい。触媒の量は、触媒の種類にもよる
が、通常の場合、3,5−ジハロゲノ−2,4−ジフル
オロ−6−ニトロ安息香酸の1重量部に対して0.05
〜6重量部程度が好ましい。
【0040】上記一般式(5)の2,4−ジハロゲノ−
3,5−ジフルオロニトロベンゼンを還元反応せしめる
ことによって、上記一般式(6)で表される2,4−ジ
ハロゲノ−3,5−ジフルオロアニリンを合成できる。
該還元反応は、通常の反応方法および条件をそのまま適
用できる。例えば、水素を還元触媒の存在下に反応させ
ることによる。
3,5−ジフルオロニトロベンゼンを還元反応せしめる
ことによって、上記一般式(6)で表される2,4−ジ
ハロゲノ−3,5−ジフルオロアニリンを合成できる。
該還元反応は、通常の反応方法および条件をそのまま適
用できる。例えば、水素を還元触媒の存在下に反応させ
ることによる。
【0041】還元触媒としては、Pd、Pt、Ni、ま
たはRh、あるいはこれらを担持させた炭素が好まし
く、特にPdを担持させた炭素がよい。還元触媒の使用
量は2,4−ジハロゲノ−3,5−ジフルオロニトロベ
ンゼン100重量部に対して、0.01〜2.5重量
部、好ましくは0.05〜1重量部がよい。
たはRh、あるいはこれらを担持させた炭素が好まし
く、特にPdを担持させた炭素がよい。還元触媒の使用
量は2,4−ジハロゲノ−3,5−ジフルオロニトロベ
ンゼン100重量部に対して、0.01〜2.5重量
部、好ましくは0.05〜1重量部がよい。
【0042】さらに、上記2,4−ジハロゲノ−3,5
−ジフルオロアニリンを脱ハロゲン・水素化反応せしめ
ることにより3,5−ジフルオロアニリンを得ることが
できる。該脱ハロゲン・水素化反応においても、通常の
方法および条件をそのまま適用できる。例えば、水素を
脱ハロゲン化剤の存在下に反応させることによる。
−ジフルオロアニリンを脱ハロゲン・水素化反応せしめ
ることにより3,5−ジフルオロアニリンを得ることが
できる。該脱ハロゲン・水素化反応においても、通常の
方法および条件をそのまま適用できる。例えば、水素を
脱ハロゲン化剤の存在下に反応させることによる。
【0043】還元反応および脱ハロゲン・水素化反応の
操作は順次実施してもよいが、還元触媒、脱ハロゲン化
剤、および水素を存在させることにより同時に反応させ
てもよい。
操作は順次実施してもよいが、還元触媒、脱ハロゲン化
剤、および水素を存在させることにより同時に反応させ
てもよい。
【0044】脱ハロゲン化剤としては、アルカリ金属あ
るいはアルカリ土類金属の水酸化物、炭酸塩、重炭酸
塩、低級飽和脂肪酸塩、3級アミン類等が挙げられる。
脱ハロゲン化剤の量は、2,4−ジハロゲノ−3,5−
ジフルオロアニリンの1重量部に対して0.1〜2重量
部程度が好ましい。
るいはアルカリ土類金属の水酸化物、炭酸塩、重炭酸
塩、低級飽和脂肪酸塩、3級アミン類等が挙げられる。
脱ハロゲン化剤の量は、2,4−ジハロゲノ−3,5−
ジフルオロアニリンの1重量部に対して0.1〜2重量
部程度が好ましい。
【0045】上記の還元反応および脱ハロゲン・水素化
反応において、水素の量は1〜10当量、好ましくは1
〜3当量、反応温度は0〜180℃程度、好ましくは6
0〜130℃程度、反応圧力は、常圧下あるいは加圧下
いずれでもよく、約0〜60kg/cm2 (ゲージ圧)
が好ましい。
反応において、水素の量は1〜10当量、好ましくは1
〜3当量、反応温度は0〜180℃程度、好ましくは6
0〜130℃程度、反応圧力は、常圧下あるいは加圧下
いずれでもよく、約0〜60kg/cm2 (ゲージ圧)
が好ましい。
【0046】上記還元および脱ハロゲン・水素化反応
は、通常の場合はいずれも溶媒中で実施するのが望まし
い。反応溶媒としては、水、メタノール、エタノール等
の低級アルコール類、テトラヒドロフラン、ジオキサン
等のエーテル類、ヘキサン、トルエン類の炭化水素類等
を用いることができる。該反応溶媒は、2種類以上の混
合溶媒としてもよい。溶媒の量は、通常の場合、2,4
−ジハロゲノ−3,5−ジフルオロアニリンの1重量部
に対して0.5〜10重量部程度が好ましい。
は、通常の場合はいずれも溶媒中で実施するのが望まし
い。反応溶媒としては、水、メタノール、エタノール等
の低級アルコール類、テトラヒドロフラン、ジオキサン
等のエーテル類、ヘキサン、トルエン類の炭化水素類等
を用いることができる。該反応溶媒は、2種類以上の混
合溶媒としてもよい。溶媒の量は、通常の場合、2,4
−ジハロゲノ−3,5−ジフルオロアニリンの1重量部
に対して0.5〜10重量部程度が好ましい。
【0047】上記3,5−ジフルオロアニリンの製造方
法は、従来の方法に比べて簡便かつ効率的な方法であ
り、また危険な試薬や操作を必要としないことから安全
な製造方法である。
法は、従来の方法に比べて簡便かつ効率的な方法であ
り、また危険な試薬や操作を必要としないことから安全
な製造方法である。
【0048】
【実施例】以下、本発明を実施例を挙げて説明するがこ
れらに限定されない。
れらに限定されない。
【0049】[参考例1]還流コンデンサーおよび撹拌
機を備えた500mlのガラス製反応器に、2,3, 4,
5−テトラクロロベンゾイルクロリド100g(0.
36mol)、スプレー乾燥したフッ化カリウム75g
(1.3mol)、スルホラン200gを仕込み、激し
く撹拌しながら180℃で3時間反応させた。フッ化カ
リウムをろ過により除き、蒸留分離することにより、
3, 5−ジクロロ−2, 4−ジフルオロベンゾイルフル
オリド67.6g(収率82%)を得た。
機を備えた500mlのガラス製反応器に、2,3, 4,
5−テトラクロロベンゾイルクロリド100g(0.
36mol)、スプレー乾燥したフッ化カリウム75g
(1.3mol)、スルホラン200gを仕込み、激し
く撹拌しながら180℃で3時間反応させた。フッ化カ
リウムをろ過により除き、蒸留分離することにより、
3, 5−ジクロロ−2, 4−ジフルオロベンゾイルフル
オリド67.6g(収率82%)を得た。
【0050】[参考例2]撹拌器を備えた200mlの
ガラス製反応器に、参考例1で製造した3, 5−ジクロ
ロ−2, 4−ジフルオロベンゾイルフルオリド20g
(0.087mol)、炭酸水素ナトリウム5g、アセ
トン40g、および水40gを仕込み、12時間激しく
撹拌した。反応終了後、10%塩酸水溶液を加えた。析
出する白色固体をろ過し、減圧下乾燥するとにより、
3, 5−ジクロロ−2, 4−ジフルオロ安息香酸18.
2g(収率92%)を得た。
ガラス製反応器に、参考例1で製造した3, 5−ジクロ
ロ−2, 4−ジフルオロベンゾイルフルオリド20g
(0.087mol)、炭酸水素ナトリウム5g、アセ
トン40g、および水40gを仕込み、12時間激しく
撹拌した。反応終了後、10%塩酸水溶液を加えた。析
出する白色固体をろ過し、減圧下乾燥するとにより、
3, 5−ジクロロ−2, 4−ジフルオロ安息香酸18.
2g(収率92%)を得た。
【0051】[実施例1]還流コンデンサーおよび撹拌
機を備えた200mlのガラス製反応器に、参考例2で
製造した3, 5−ジクロロ−2, 4−ジフルオロ安息香
酸10g(0.044mol)、塩化メチレン20g、
および濃硫酸20gを仕込み、激しく撹拌しながら98
%硝酸3.6g(0.057mol)と濃硫酸5.4g
の混酸を加えた。その後、42℃に加熱し、10時間撹
拌した。反応液を氷水に注ぎ、塩化メチレンを100g
加えて抽出を行った。塩化メチレン相を2回水洗した
後、溶媒を留去して、3,5−ジクロロ−2, 4−ジフ
ルオロ−6−ニトロ安息香酸9.8g(収率82%)を
得た。この3,5−ジクロロ−2, 4−ジフルオロ−6
−ニトロ安息香酸の分析値は以下の通りであった。
機を備えた200mlのガラス製反応器に、参考例2で
製造した3, 5−ジクロロ−2, 4−ジフルオロ安息香
酸10g(0.044mol)、塩化メチレン20g、
および濃硫酸20gを仕込み、激しく撹拌しながら98
%硝酸3.6g(0.057mol)と濃硫酸5.4g
の混酸を加えた。その後、42℃に加熱し、10時間撹
拌した。反応液を氷水に注ぎ、塩化メチレンを100g
加えて抽出を行った。塩化メチレン相を2回水洗した
後、溶媒を留去して、3,5−ジクロロ−2, 4−ジフ
ルオロ−6−ニトロ安息香酸9.8g(収率82%)を
得た。この3,5−ジクロロ−2, 4−ジフルオロ−6
−ニトロ安息香酸の分析値は以下の通りであった。
【0052】融点:180.4〜180.9 ℃
【0053】19F-NMR δ(ppm):-102.0(d,J=8.8Hz),-10
6.6(d,J=8.8Hz)
6.6(d,J=8.8Hz)
【0054】[参考例3]還流コンデンサーおよび撹拌
機を備えた200mlのガラス製反応器に、実施例1で
製造した3, 5−ジクロロ−2, 4−ジフルオロ−6−
ニトロ安息香酸20g(0.074mol)、スプレー
乾燥したフッ化カリウム1.3g(0.022mo
l)、スルホラン40gを仕込み、激しく撹拌しながら
150℃で6時間反応させた。その後、無機物をろ過に
より除き、蒸留分離を行い、2,4−ジクロロ−3,5
−ジフルオロニトロベンゼン9.4g(収率56%)を
得た。
機を備えた200mlのガラス製反応器に、実施例1で
製造した3, 5−ジクロロ−2, 4−ジフルオロ−6−
ニトロ安息香酸20g(0.074mol)、スプレー
乾燥したフッ化カリウム1.3g(0.022mo
l)、スルホラン40gを仕込み、激しく撹拌しながら
150℃で6時間反応させた。その後、無機物をろ過に
より除き、蒸留分離を行い、2,4−ジクロロ−3,5
−ジフルオロニトロベンゼン9.4g(収率56%)を
得た。
【0055】[参考例4]参考例3で製造した2,4−
ジクロロ−3,5−ジフルオロニトロベンゼン20g
(0.088mol)をエタノール100mlに溶解
し、10重量%のPdを担持させた炭素1.5gを添加
した。水素置換し、40℃に加熱し4時間撹拌した後、
48%苛性ソーダ水溶液10gとエタノール40mlを
加えた。再び水素置換し、反応温度120℃、圧力を1
5〜20気圧(ゲージ圧)の範囲に保ち、48時間撹拌
した。ろ過後、エタノールを留去し、塩化メチレン10
0mlで抽出した。塩化メチレン相を水洗し、無水硫酸
マグネシウムで乾燥後、減圧下に塩化メチレンを留去
し、3,5−ジフルオロアニリン4.8g(収率42
%)を得た。
ジクロロ−3,5−ジフルオロニトロベンゼン20g
(0.088mol)をエタノール100mlに溶解
し、10重量%のPdを担持させた炭素1.5gを添加
した。水素置換し、40℃に加熱し4時間撹拌した後、
48%苛性ソーダ水溶液10gとエタノール40mlを
加えた。再び水素置換し、反応温度120℃、圧力を1
5〜20気圧(ゲージ圧)の範囲に保ち、48時間撹拌
した。ろ過後、エタノールを留去し、塩化メチレン10
0mlで抽出した。塩化メチレン相を水洗し、無水硫酸
マグネシウムで乾燥後、減圧下に塩化メチレンを留去
し、3,5−ジフルオロアニリン4.8g(収率42
%)を得た。
【0056】
【発明の効果】本発明の3,5−ジハロゲノ−2,4−
ジフルオロ−6−ニトロ安息香酸は医農薬の中間体とし
て有用な化合物である。
ジフルオロ−6−ニトロ安息香酸は医農薬の中間体とし
て有用な化合物である。
【0057】また、該3,5−ジハロゲノ−2,4−ジ
フルオロ−6−ニトロ安息香酸を脱炭酸、還元、および
脱ハロゲン化反応せしめることにより、医農薬中間体と
して有用な3,5−ジフルオロアニリンを製造すること
もできる。該方法は従来の方法よりも効率的かつ安全な
製造方法である。
フルオロ−6−ニトロ安息香酸を脱炭酸、還元、および
脱ハロゲン化反応せしめることにより、医農薬中間体と
して有用な3,5−ジフルオロアニリンを製造すること
もできる。該方法は従来の方法よりも効率的かつ安全な
製造方法である。
Claims (2)
- 【請求項1】一般式(1)で表される3, 5−ジハロゲ
ノ−2, 4−ジフルオロ−6−ニトロ安息香酸。 【化1】 一般式(1)のX3 およびX5 は同一であっても異なっ
ていてもよく、それぞれ、塩素原子、臭素原子、または
ヨウ素原子を示す。 - 【請求項2】一般式(2)で表される3, 5−ジハロゲ
ノ−2,4−ジフルオロ安息香酸をニトロ化することを
特徴とする請求項1の3, 5−ジハロゲノ−2, 4−ジ
フルオロ−6−ニトロ安息香酸の製造方法。 【化2】 一般式(2)のX3 およびX5 は、一般式(1)の対応
するX3 およびX5 と同一であり、それぞれ、塩素原
子、臭素原子、またはヨウ素原子を示す。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP19701493A JPH0725832A (ja) | 1993-07-14 | 1993-07-14 | 3,5−ジハロゲノ−2,4−ジフルオロ−6−ニトロ安息香酸およびその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP19701493A JPH0725832A (ja) | 1993-07-14 | 1993-07-14 | 3,5−ジハロゲノ−2,4−ジフルオロ−6−ニトロ安息香酸およびその製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0725832A true JPH0725832A (ja) | 1995-01-27 |
Family
ID=16367350
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP19701493A Pending JPH0725832A (ja) | 1993-07-14 | 1993-07-14 | 3,5−ジハロゲノ−2,4−ジフルオロ−6−ニトロ安息香酸およびその製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0725832A (ja) |
-
1993
- 1993-07-14 JP JP19701493A patent/JPH0725832A/ja active Pending
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