JPH07259626A - 多気筒エンジンの電子制御装置 - Google Patents

多気筒エンジンの電子制御装置

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JPH07259626A
JPH07259626A JP4615394A JP4615394A JPH07259626A JP H07259626 A JPH07259626 A JP H07259626A JP 4615394 A JP4615394 A JP 4615394A JP 4615394 A JP4615394 A JP 4615394A JP H07259626 A JPH07259626 A JP H07259626A
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JP
Japan
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cylinder
engine
cylinders
cylinder engine
pulse
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Application number
JP4615394A
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English (en)
Inventor
Katsuharu Hosoe
克治 細江
Teruyoshi Ito
照義 伊藤
Toshihisa Yamamoto
敏久 山本
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Denso Corp
Original Assignee
NipponDenso Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 只1つの装置をもって、気筒数の異なる複数
種のエンジンを汎用的に制御することのできる多気筒エ
ンジンの電子制御装置を提供する。 【構成】 ワンチップマイクロコンピュータのマスクR
OMに格納するエンジン制御プログラムとしては、8気
筒エンジン用の制御プログラムのみを設定する。制御対
象となるエンジンには、任意の角度基準をもとにして同
エンジンの気筒数分のパルス信号を出力する角度センサ
を設け、該出力されるパルス信号の数から同エンジンの
気筒数を判別する。そして、この判別された気筒数が例
えば6気筒であった場合には、同パルス信号のパルス周
期時間を(3/4)倍して、これを8気筒エンジンの場
合のパルス周期時間に換算する。上記設定されている8
気筒エンジン用の制御プログラムには、この換算された
パルス周期時間を与えるようにする。これら気筒判別や
換算を行うプログラムもマスクROMに設定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、多気筒エンジンの燃
料噴射時期や点火時期等を電子的に制御する多気筒エン
ジンの電子制御装置に関し、特に、同電子制御装置とし
てワンチップマイクロコンピュータを具えて、気筒数の
異なるエンジンを汎用的に制御するのに好適な装置構成
の具現に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、自動車のエンジン制御等に使用さ
れる電子制御装置の多くはワンチップのマイクロコンピ
ュータ、すなわちCPUをはじめとして、ROMやRA
M、入出力制御部等を1つのIC(LSI)チップ内に
集積したマイクロコンピュータを使用している。
【0003】ところで、こうしたワンチップのマイクロ
コンピュータにあっては通常、その内部ROMとして、
IC(LSI)製造工程で用いるマスクによってプログ
ラムやデータを固定的に書き込む、いわゆるマスクRO
Mを用いている。このため、ワンチップマイクロコンピ
ュータとしての量産性や経済性は向上されるものの、そ
こに記述(記憶)されたプログラムやデータについての
変更は不可能となり、同マイクロコンピュータとしての
汎用性は逆に損なわれることとなっている。
【0004】そこで昨今は、電気的に書き換え可能で且
つ、不揮発性のメモリであるEEPROM(Electrical
ly Erasable and Programmable ROM:エレクトリカリ・
イレーサブル・アンド・プログラマブルROM)をIC
チップ内に併せ搭載したワンチップマイクロコンピュー
タなども開発されている。
【0005】こうしたEEPROMを搭載することによ
り、例えば ・上記エンジン制御等に必要とされる各種データをこの
EEPROMに書き込むようにすることによって、多く
の機種で1つのマイクロコンピュータを共用することが
できるようになる。 ・小規模な仕様変更があったとしても、これに迅速に対
応することができるようになる。 等々、ワンチップマイクロコンピュータとしての汎用性
を大きく向上させることができるようになる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで通常、制御対
象となるエンジンの気筒数が異なれば、たとえエンジン
回転数が同一であったとしても、その燃料噴射時期や点
火時期等は異なった時期に制御される必要がある。
【0007】また、上記エンジンの回転数自体、通常
は、それら気筒に対応した所定の角度位置毎に、それら
気筒の数と同じ数だけ、そのクランク軸の回転に同期し
て発生されるパルス信号のパルス周期に基づいて演算さ
れる。
【0008】因みにこのパルス周期は、例えば8気筒エ
ンジンでは90゜CA(クランク角)周期となり、6気
筒エンジンでは120゜CA周期となる。このため、エ
ンジン回転数を演算するためのプログラムはもとより、
その演算された回転数に基づいて同エンジンの点火時期
等を演算するプログラムなど、該パルス周期をもとにそ
の制御量を演算するプログラムは全て、それら気筒数の
別に用意される必要があった。
【0009】このように、EEPROMを搭載すること
でワンチップマイクロコンピュータとしての汎用性が向
上されるようになったとはいえ、マスクROMに記憶さ
れるこれら制御プログラム自体は、それら制御対象とな
るエンジンの気筒数に大きく依存したものとなってい
る。そして結局は、同ワンチップマイクロコンピュータ
としても、8気筒エンジン用、或いは6気筒エンジン用
等々、気筒数の別に製造され、用意される必要があっ
た。
【0010】この発明は、こうした実情に鑑みてなされ
たものであり、上記気筒数の違いを好適に吸収して、気
筒数の異なるエンジンについても只1つの装置にて汎用
的に機関制御することのできる多気筒エンジンの電子制
御装置を提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】こうした目的を達成する
ため、この発明では、多気筒エンジンの回転角度情報を
検出する角度センサと、同エンジンの気筒数情報が登録
される気筒数情報登録手段と、この登録された気筒数情
報をもとに前記検出される回転角度情報を特定気筒数の
エンジンの回転角度情報に換算する角度情報換算手段
と、この換算された回転角度情報に基づいて前記特定気
筒数のエンジンに対応した機関制御を実行する制御手段
とを具えて、上記多気筒エンジンの電子制御装置を構成
するようにする。
【0012】
【作用】上記制御手段は、エンジンの回転数や点火時
期、燃料噴射時期等々を演算してその機関制御を実行す
る、例えば8気筒エンジン用等の特定気筒数のエンジン
に対応した制御プログラムである。
【0013】また、上記角度情報換算手段とは、上記制
御手段が例えばこの8気筒エンジンに対応したものであ
る場合に、上記登録された気筒数情報が例えば6気筒を
示すものであれば、その6気筒のものとして検出される
回転角度情報を8気筒のものとして換算処理する部分で
ある。すなわち、上記角度センサを通じて検出される回
転角度情報が、例えばその制御対象とするエンジンの気
筒数に対応した所定の角度位置毎に、それら気筒の数と
同じ数だけ発生されるパルス信号であるとすると、この
例の場合には、 8気筒対応のパルス周期時間 =6気筒のものとして検出されるパルス周期時間×(9
0゜CA/120゜CA) =6気筒のものとして検出されるパルス周期時間×(3
/4) といったかたちで、上記6気筒のものとして検出される
パルス周期時間を8気筒対応のパルス周期時間に換算す
る。
【0014】このように角度情報換算手段によれば、上
記気筒数情報登録手段に登録される制御対象エンジンの
気筒数さえ判れば、上記角度センサを通じて検出される
回転角度情報は全てある特定の気筒数(上記の例では気
筒数8)に対応した回転角度情報に換算されるようにな
る。
【0015】このため、上記制御手段としては、例えば
8気筒エンジン用等の特定気筒数のエンジンに対応した
只1つの制御プログラムを具えることで、如何なる気筒
数のエンジンについてもその機関制御を適正に実行する
ことができるようになる。
【0016】また、上記角度情報換算手段自体も、制御
対象となる可能性のあるエンジンの種類(気筒数の種
類)が判っていれば、それら各気筒数のものとして検出
される回転角度情報を全て特定の気筒数の回転角度情報
に多岐的に換算処理する只1つの処理プログラムとし
て、その手続きを固定設定することができる。
【0017】そして、こうして角度情報換算手段や制御
手段を気筒数の別に拘らない只1つの手続きとして固定
設定することができることにより、上記電子制御装置と
しても、只1つの装置にて気筒数の異なる複数種のエン
ジンを汎用的に制御することができるようになる。
【0018】なお、同電子制御装置を、 ・CPUとマスクROM、RAM等を有するマイクロコ
ンピュータが1つのチップに実装されたワンチップマイ
クロコンピュータを用いて構成する場合には、少なくと
も角度情報換算手段や制御手段についてはこれを固定の
手続きとしてマスクROMに予登録することができる。
そしてその場合には、只1つのワンチップマイクロコン
ピュータを通じて上記気筒数の違いを好適に吸収するこ
とができ、気筒数の異なる複数種のエンジンをこの只1
つのワンチップマイクロコンピュータを通じて汎用的に
制御することができるようになる。
【0019】また、上記気筒数情報登録手段としては、
上記角度センサが、制御対象となる多気筒エンジンの1
回転につき、任意の角度基準をもとにしてそれら気筒数
分のパルス信号を出力するものとして、 ・Aの構成: (a)角度基準の間に出力されるパルス信号数を計数し
て当該多気筒エンジンの気筒数を判別する気筒数判別手
段と、(b)この判別される気筒数の別にそれぞれ対応
する識別フラグがセットされる識別フラグ記憶手段と、
を具えるもの、或いは同電子制御装置(ワンチップマイ
クロコンピュータ)として前述したEEPROMを具え
る場合には、 ・Bの構成: (d)書き換え可能な不揮発性メモリ(EEPROM)
と、(e)角度基準の間に出力されるパルス信号数を計
数して当該多気筒エンジンの気筒数を判別する気筒数判
別手段と、(f)この判別される気筒数の別にそれぞれ
対応する識別フラグを前記書き換え可能な不揮発性メモ
リに書き込む識別フラグ書き込み手段と、を具えるも
の、としてこれを実現することができる。
【0020】この気筒数情報登録手段が、特に上記Aの
構成によって実現される場合には、上記(a)の気筒数
判別手段としてはマスクROMを使用し、上記(b)の
識別フラグ記憶手段としてはRAMを使用することがで
きるようになる。すなわち、必ずしもEEPROM等を
必要としない必要最小限の規模にて、上述した汎用性あ
る電子制御装置を構成することができるようになる。
【0021】一方、この気筒数情報登録手段が上記Bの
構成によって実現される場合には、上記(e)の気筒数
判別手段による気筒数の判別処理、並びに上記(f)の
識別フラグ書き込み手段による書き込み処理は、電源投
入に伴う初期化時や当該多気筒エンジンの試運転時等に
最低1回実行されればよいことになる。したがって以
後、それら気筒数の判別や識別フラグ書き込みにかかる
処理を割愛することができ、同電子制御装置(ワンチッ
プマイクロコンピュータ)全体としての処理量を軽減す
ることができるようになる。
【0022】また、EEPROMを用いることによるこ
うした特質に鑑みれば、上記気筒数情報登録手段として
は更に、 ・Cの構成: (g)書き換え可能な不揮発性メモリ(EEPROM)
と、(h)多気筒エンジン別の制御データとしてそれら
制御対象となるエンジンの気筒数情報を前記不揮発性メ
モリに外部から書き込む外部装置と、を具えるもの、と
してこれを実現することもできる。
【0023】このCの構成によれば、同電子制御装置
(ワンチップマイクロコンピュータ)として、上述した
気筒数の判別や識別フラグ書き込みにかかる処理を行う
必要はなくなり、この場合も同様に、同電子制御装置全
体としての処理量は軽減されるようになる。またこの場
合、上記角度センサは、制御対象となる多気筒エンジン
の1回転につき、それら気筒数分のパルス信号を出力す
るものであればよく、同信号に上記角度基準が設定され
る必要もない。
【0024】また、同電子制御装置としての上記構成に
よれば、制御対象となるエンジンの気筒数が上記気筒数
情報登録手段に登録され、この登録された気筒数に基づ
いて上記角度情報換算手段が角度センサから得られる回
転角度情報を特定の気筒数の情報に換算することとなる
が、同装置としては他に、・多気筒エンジンの回転角度
情報を検出する角度センサと、該検出される回転角度情
報に基づいて当該多気筒エンジンの気筒数を判別する気
筒数判別手段と、この判別される気筒数をもとに、前記
検出される回転角度情報を特定気筒数のエンジンの回転
角度情報に換算する角度情報換算手段と、この換算され
た回転角度情報に基づいて前記特定気筒数のエンジンに
対応した機関制御を実行する制御手段とを具える、構成
とすることもできる。
【0025】こうした構成によれば、上記気筒数判別手
段を通じて判別される気筒数が直接参照されて、上記角
度情報換算手段による回転角度情報の換算処理が行われ
るようになる。また、同電子制御装置を上述したワンチ
ップマイクロコンピュータを用いて構成する場合には、
上記気筒判別手段から上記制御手段までを固定の手続き
として、上記マスクROMに一括して予登録することが
できるようにもなる。そして勿論、この場合であって
も、只1つのワンチップマイクロコンピュータを通じて
上記気筒数の違いを好適に吸収することができ、ひいて
は気筒数の異なる複数種のエンジンを汎用的に制御する
ことができるようになる。
【0026】
【実施例】図1に、この発明にかかる多気筒エンジンの
電子制御装置についてその第1の実施例の装置構成を示
す。
【0027】この実施例の装置は、エンジン制御プログ
ラムとして8気筒エンジン用の制御プログラムのみを搭
載しながら、4気筒エンジン、6気筒エンジン、及び8
気筒エンジンの何れをもその制御対象として好適に制御
することのできる装置として構成されている。
【0028】また、同実施例の装置には、上記エンジン
制御プログラムとして、それらエンジンの回転数を演算
し、更には該演算した回転数に基づいて点火時期を制御
するプログラムが搭載されているものとする。
【0029】はじめに、同図1並びに図2〜図4を参照
して、該第1の実施例の装置の構成について説明する。
この実施例の装置において、電子制御装置1は、自動車
等に搭載される8気筒エンジンの点火時期を電子的に制
御する装置であり、その内部には、ワンチップマイクロ
コンピュータ5が設けられている。
【0030】また、この電子制御装置1には併せて、波
形整形回路2や入出力インターフェース(I/O)3、
及び外部装置接続インターフェース(I/F)4が設け
られており、これら波形整形回路2並びにインターフェ
ース3及び4を通じて、・角度センサ6をはじめ、その
他のセンサ・アクチュエータ等7とワンチップマイクロ
コンピュータ5との間でのデータ授受、及び・外部装置
8とワンチップマイクロコンピュータ5との間でのデー
タ授受、がそれぞれ実現されるようになっている。
【0031】ここで、上記角度センサ6は、制御対象と
なる多気筒エンジンの回転角度情報として、同エンジン
の1回転につき、任意の角度基準をもとにしてその気筒
数分のパルス信号を出力するセンサである。この実施例
の装置では、制御対象とするエンジンとして、上記4気
筒エンジン、6気筒エンジン、及び8気筒エンジンの3
種類のエンジンを想定しており、同角度センサ6は、そ
れらエンジンの別に、それぞれ図2(a)〜(c)に示
される態様で構成されている。
【0032】例えば、4気筒エンジンに装着される角度
センサ601の場合、その構成は同図2(a)に示され
るものとなっている。すなわち、この角度センサ601
において、回転体61は、4気筒エンジンのクランク軸
に同期して(正確には2:1の関係を保って)回転する
部材である。この回転体61の円周上には、磁性体から
なって等角度間隔に配設される4つの被検出体62a〜
62dと、同じく磁性体からなって被検出体62dの近
傍に配される特異点パルス形成体63とが設けられてい
る。そしてこれら被検出体62a〜62d、及び特異点
パルス形成体63の回転通過が、その近傍に固設された
電磁ピックアップセンサ64によって検出される。この
ためこの角度センサ601(電磁ピックアップセンサ6
4)からは、4気筒エンジンの回転角度に同期して、そ
の1回転につき、 ・上記被検出体62a〜62dに対応した180゜CA
(クランク角)間隔の4つのパルス信号と、 ・上記特異点パルス形成体63に対応した1つのパルス
信号と、が時系列的に出力されるようになる。
【0033】また、6気筒エンジンに装着される角度セ
ンサ602、及び8気筒エンジンに装着される角度セン
サ603の構成は、それぞれ同図2(b)及び(c)に
示されるものとなる。
【0034】これら角度センサ602と603はそれぞ
れ、上記等角度間隔に配設される被検出体62の数がそ
の対象とするエンジンの気筒数に応じて異なるのみで、
他の基本的な構成は上記角度センサ601と同様であ
る。
【0035】したがって、角度センサ602からは、6
気筒エンジンの回転角度に同期して、その1回転につ
き、 ・被検出体62a〜62fに対応した120゜CA(ク
ランク角)間隔の6つのパルス信号と、 ・特異点パルス形成体63に対応した1つのパルス信号
と、が時系列的に出力されるようになり、角度センサ6
03からは、8気筒エンジンの回転角度に同期して、そ
の1回転につき、 ・被検出体62a〜62hに対応した90゜CA(クラ
ンク角)間隔の8つのパルス信号と、 ・特異点パルス形成体63に対応した1つのパルス信号
と、が時系列的に出力されるようになる。
【0036】角度センサ6(601〜603)からこう
した態様をもって出力されるパルス信号時系列は、図1
に示されるこの実施例の装置の電子制御装置1内にある
上記波形整形回路2に入力され、ここで2値のパルス信
号列に波形整形される。そしてこの波形整形信号は、入
出力インターフェース(I/O)3を介して上記ワンチ
ップマイクロコンピュータ5に取り込まれるようにな
る。
【0037】また、図1に示すこの実施例の装置におい
て、上記外部装置8は、データ通信機能を備えたパーソ
ナルコンピュータ等からなる装置であって、ここでは特
に、該実施例の装置が制御対象とするエンジンの制御デ
ータについて、例えば ・点火時期マップや点火コイルへの通電時間情報等、機
種毎に変更が必要となるデータを、必要に応じて上記ワ
ンチップマイクロコンピュータ5に転送する装置として
利用される。
【0038】なお、上記機種毎に変更が必要となるデー
タは通常、例えば出荷時等に各制御対象とする機種に応
じた内容のデータとして作成され、この外部装置8を通
じてワンチップマイクロコンピュータ5に転送される。
【0039】さて、上述した波形整形信号(以下、回転
信号Nという)をはじめとする各種センサデータや上記
外部装置8からの転送データが入力されるワンチップマ
イクロコンピュータ5は、同図1に併せ示されるよう
に、CPU51、ROM52、RAM53、EEPRO
M54、そしてこれら各要素と上記インターフェース3
及び4とを電気的に接続するアドレスデータバス55が
1つのIC(LSI)チップ内に集積された構成となっ
ている。
【0040】ここで、上記ROM52は前述したマスク
ROMとして形成されており、そのメモリ構造は、図3
に模式的に示される態様となっている。すなわち、図3
に示すROM52のメモリ構造において、初期化ルーチ
ン領域521は、当該マイクロコンピュータ5への電源
投入時に最初に実行される初期化ルーチンが設定登録さ
れた領域である。
【0041】また、同ROM52において、気筒数判別
ルーチン領域522及び気筒数換算ルーチン領域523
は、上記4気筒エンジン、6気筒エンジン、及び8気筒
エンジンを共通に制御対象とするための後述する気筒数
判別ルーチン及び気筒数換算ルーチンが設定登録された
領域である。
【0042】また、同ROM52において、8気筒エン
ジン用点火時期制御ルーチン524は、従来の電子制御
装置と同様、ここでは8気筒エンジン用に特化された点
火時期についての制御ルーチンが設定登録された領域で
ある。このように気筒数に応じて特化される制御ルーチ
ン(プログラム)としては他に、燃料噴射時期について
の制御ルーチンなどがある。
【0043】そして、同ROM52において、共通デー
タ領域525は、共通データ、すなわち ・エンジンの水温や油圧等を検出するセンサの特性等、
制御対象とするエンジンに共通して使用することのでき
る当該電子制御装置の開発時点でのデータが設定登録さ
れた領域である。
【0044】一方、EEPROM54は前述したよう
に、書き換え可能な不揮発性メモリであり、ここでは特
に、図4に示されるようなメモリ構造を有しているとす
る。すなわち図4に示すEEPROM54のメモリ構造
において、点火時期マップ領域541及び通電時間情報
領域542は、上述した機種毎に変更が必要となるデー
タとして上記外部装置8から転送される点火時期マップ
データ及び通電時間情報がそれぞれ書き込まれる領域で
ある。これらデータが通常、例えば出荷時等に各制御対
象とするエンジンに応じた内容のデータとして作成さ
れ、転送されることも上述した。
【0045】なおこのEEPROM54において、同図
4に破線にて示すCI(n)またはCFLAG(n)領
域543とは、気筒数情報CI(n)または気筒数識別
フラグCFLAG(n)が書き込まれる領域であるが、
この第1の実施例の装置では用いられない。
【0046】また、このEEPROM54には、これら
機種毎に変更が必要となるデータに限らず、ROM52
に格納されるべき上記共通データが併せて格納される構
成としても勿論よい。こうした構成とすることにより、
小規模な仕様変更があったとしても、上記外部装置8に
よるデータ更新操作を通じて、これに迅速に対応するこ
とができるようになることは前述した通りである。
【0047】図5は、同第1の実施例の装置の主に電子
制御装置1について、その機能的な構成をブロック化し
て示したものであり、また図6〜図8は、それら各ブロ
ックにおける処理手続きの一例を示したものであり、次
に、これら図5〜図8を併せ参照して、同実施例の装置
の機能並びに動作を更に詳述する。
【0048】この第1の実施例の装置において、上記角
度センサ6から(正確には波形整形回路2から)出力さ
れる回転信号Nは、気筒数情報登録部10Aを構成する
気筒数判別部11と、気筒数換算部20とにそれぞれ加
えられる。
【0049】ここで、気筒数判別部11は、上記回転信
号Nの特異点パルス(前記特異点パルス形成体63に対
応して電磁ピックアップセンサ64から出力されるパル
ス)に基づいてその間のパルス数を計数し、実際に制御
対象となっているエンジンの気筒数を判別する部分であ
る。該気筒数判別部11によるこうした判別処理は、図
6に示される気筒数判別ルーチン100に従って実行さ
れる。この気筒数判別ルーチン100は、上記回転信号
Nの立下りエッジによって割り込み起動されるルーチン
であり、前記ROM52の気筒数判別ルーチン領域52
2に予登録設定されている。
【0050】さてこの気筒数判別ルーチン100におい
て、気筒数判別部11はまず、上記回転信号Nが基準位
置にあるか否かを判断する(図6ステップ110)。回
転信号Nは、この実施例の装置が制御対象とする4気筒
エンジン、6気筒エンジン、及び8気筒エンジンの各々
に応じてそれぞれ図7(a)、図7(c)、及び図7
(e)に示される態様で出力される。すなわち前述した
ように、実際に制御対象となっているエンジンが4気筒
エンジンであれば、角度センサ6(601)からは、同
エンジンの1回転につき、 ・各気筒に対応した180゜CA間隔の4つのパルスと
1つの特異点パルスが出力され(図7(a)参照)、6
気筒エンジンであれば、角度センサ6(602)から
は、同エンジンの1回転につき、 ・各気筒に対応した120゜CA間隔の6つのパルスと
1つの特異点パルスが出力され(図7(c)参照)、8
気筒エンジンであれば、角度センサ6(603)から
は、同エンジンの1回転につき、 ・各気筒に対応した90゜CA間隔の8つのパルスと1
つの特異点パルスが出力される(図7(e)参照)。
【0051】そこで、この気筒数判別部11では、 (1)同ルーチン100が割り込み起動される毎にその
時間間隔を求める。すなわち、回転信号Nの立下りエッ
ジに基づくパルス周期を求める。 (2)このパルス周期が異常に短くなるパルスを上記特
異点パルスと判断して、その次のパルス(気筒)を基準
位置として認識する。 といった態様で、上記回転信号Nが基準位置にあるか否
かの判断を実行する。
【0052】そしてこの結果、当該割り込みパルスが基
準位置ではない旨判断される場合にはパルスカウンタN
Cをインクリメントする。すなわち、 NC=NC+1 とする(図6ステップ111)。該パルスカウンタNC
の推移は、図7(a)、図7(c)、及び図7(e)に
示される各気筒数の回転信号Nに対応して、図7
(b)、図7(d)、及び図7(f)にそれぞれ示され
る。すなわち、制御対象となっているエンジンが4気筒
エンジンであれば、 ・その基準位置でのパルスカウンタNCの値は「3」と
なり、6気筒エンジンであれば、 ・その基準位置でのパルスカウンタNCの値は「5」と
なり、8気筒エンジンであれば、 ・その基準位置でのパルスカウンタNCの値は「7」 となる。なお、このインクリメント操作において、上記
特異点パルスによる割り込みは無視されるものとする。
すなわち同パルスカウンタNCは、特異点パルスによっ
てはインクリメントされない。
【0053】こうしてパルスカウンタNCをインクリメ
ントした気筒数判別部11は、当該気筒数判別ルーチン
100を一旦抜け、次に同回転信号Nによる割り込みが
あるまで待機する。
【0054】一方、回転信号Nが基準位置にあるか否か
の上記判断(図6ステップ110)において、当該割り
込みパルスが基準位置である旨判断される場合、気筒数
判別部11では、実際に制御対象となっているエンジン
の気筒数を以下の態様で判別する。
【0055】すなわち、同回転信号Nが基準位置にある
場合、この実施例の装置が制御対象とする4気筒エンジ
ン、6気筒エンジン、及び8気筒エンジンでは、上記パ
ルスカウンタNCの値が、上記「3」、「5」、或いは
「7」の何れかに確定されている。したがって気筒数判
別部11では、同図6に示されるように、 (1)パルスカウンタNCの値が「3」であれば、制御
対象としているエンジンが4気筒エンジンである旨判別
して、同気筒数情報登録部10Aを構成する識別フラグ
記憶部12に対し、4気筒フラグCFLAG(4)をセ
ットする(図6ステップ120及び121)。 (2)パルスカウンタNCの値が「5」であれば、制御
対象としているエンジンが6気筒エンジンである旨判別
して、同気筒数情報登録部10Aを構成する識別フラグ
記憶部12に対し、6気筒フラグCFLAG(6)をセ
ットする(図6ステップ130及び131)。 (3)パルスカウンタNCの値が「3」或いは「5」以
外であれば、制御対象としているエンジンが8気筒エン
ジンである旨判別して、同気筒数情報登録部10Aを構
成する識別フラグ記憶部12に対し、8気筒フラグCF
LAG(8)をセットする(図6ステップ140)。 といった態様で、実際に制御対象となっているエンジン
の気筒数を判別し、その判別結果を識別フラグ記憶部1
2に登録する。この識別フラグ記憶部12は、同実施例
の装置における前述したRAM53に相当する。
【0056】こうして気筒数の判別、並びに登録を終え
た気筒数判別部11は、上記パルスカウンタNCを
「0」にリセットして(図6ステップ150)、当該気
筒数判別ルーチン100を一旦抜ける。そして、次に同
回転信号Nによる割り込みがあるまで待機する。
【0057】他方、図5に機能的構成を示した同第1の
実施例の装置において、同じく上記角度センサ6から出
力される回転信号Nが加えられる気筒数換算部20は、
この登録された気筒数識別フラグCFLAG(n)をも
とに、回転信号Nの上記計測されるパルス周期時間を8
気筒エンジンのパルス周期時間T90に換算する部分で
ある。
【0058】因みに、この実施例の装置が制御対象とす
る上記3種類のエンジンは、たとえその回転数が同一回
転数であったとしても、回転信号Nのパルス周期時間と
なると、それら気筒数に応じて次のように異なったもの
となる。
【0059】例えば、それらエンジンの回転数が全て3
000rpmであったとしても、 ・180゜CA間隔にてパルスが出力される4気筒エン
ジンの場合: パルス周期時間=10m秒 ・120゜CA間隔にてパルスが出力される6気筒エン
ジンの場合: パルス周期時間=6.67m秒 ・90゜CA間隔にてパルスが出力される8気筒エンジ
ンの場合: パルス周期時間=5m秒 となる。
【0060】通常、それらエンジンの回転数の演算に
は、 Ne=(60秒/360゜)×(C/T) =C/6T …(1) ただし、Ne:回転数(rpm) T :パルス周期時間(m秒) C :パルス発生角度(゜CA) といった式が用いられる。すなわち、パルス発生角度C
が同一である同一気筒数のエンジンについては、上記パ
ルス周期時間Tを計測してこれをこの(1)式に代入す
るといった同一の演算プログラムを用いてその回転数N
eを求めることができる。換言すれば、該パルス発生角
度Cが異なるエンジンの場合には、それら異なるパルス
発生角度Cを用いる専用の演算プログラムを用いない限
り、それらエンジンの回転数Neを正確に求めることは
できない。
【0061】また、この回転数Neに基づき得られる点
火時期から点火時刻を求めるような場合にも、上記計測
されるパルス周期時間Tをこのパルス発生角度Cで除算
して1゜CAの回転に要する時間を求める必要がある。
そして、 点火時刻=点火時期×1゜CAの回転に要する時間 …(2) ただし、1゜CAの回転に要する時間=T/C といった態様で、点火時刻を求めることとなる。したが
ってこの場合にも、上記パルス発生角度Cが異なるエン
ジンについては、それら異なるパルス発生角度Cを用い
る専用の演算プログラムが必要となる。
【0062】このように、回転信号Nのパルス周期時間
Tを用いる演算にあっては通常、各対応するパルス発生
角度Cについての情報を各別にもつ、各別の演算プログ
ラムが必要となる。
【0063】しかし、このことは、回転信号Nのパルス
周期時間Tさえこれを、ある特定の気筒数のエンジンの
パルス周期時間Tに換算することができれば、同パルス
周期時間Tを用いる各演算プログラムとしても、この特
定の気筒数のエンジンに特化した只1つのプログラムを
共用することができるようになることをも同時に意味す
る。
【0064】そこで、この実施例の装置では、気筒数換
算部20を通じて、それらエンジンのパルス周期を全て
8気筒エンジンのパルス周期時間T90に換算するよう
にしている。該気筒数換算部20によるこうした換算処
理は、図8に示される気筒数換算ルーチン200に従っ
て実行される。この気筒数換算ルーチン200も、回転
信号Nの同期ルーチンとして、例えば同回転信号Nの立
上りエッジ、若しくは立下りエッジ、或いは各パルス間
の適宜のタイミングに同期して起動されるルーチンであ
る。そしてこの気筒数換算ルーチン200は、前記RO
M52の気筒数換算ルーチン領域523に予登録設定さ
れている。
【0065】さてこの気筒数換算ルーチン200におい
て、気筒数換算部20はまず、上記識別フラグ記憶部1
2に登録されている気筒数識別フラグCFLAG(n)
が、4気筒、6気筒、及び8気筒のうちの何れの気筒数
を示しているかを判断する。そしてその判断のもとに、
以下の態様で、上記入力される回転信号Nのパルス周期
時間を8気筒エンジンのパルス周期時間T90に換算す
る。(1)登録されている気筒数識別フラグCFLAG
(n)がCFLAG(4)、すなわち制御対象となって
いるエンジンが4気筒エンジンであった場合(図8ステ
ップ210)、気筒数換算部20では、 T90=検出されるパルス周期時間T180 ×(90゜CA/180゜CA) =(ZP−ZO)×(1/2) …(3) ただし、ZP:今回のパルス立下り時刻 ZO:前回のパルス立下り時刻 といったかたちで、この4気筒のものとして検出される
パルス周期時間T180を8気筒対応のパルス周期時間
T90に換算する(図8ステップ211)。なおこの場
合、上記パルス周期時間T180、並びに今回のパルス
立下り時刻ZP、及び前回のパルス立下り時刻ZOは、
図7(a)に示される通りである。(2)登録されてい
る気筒数識別フラグCFLAG(n)がCFLAG
(6)、すなわち制御対象となっているエンジンが6気
筒エンジンであった場合(図8ステップ220)、気筒
数換算部20では、 T90=検出されるパルス周期時間T120 ×(90゜CA/120゜CA) =(ZP−ZO)×(3/4) …(4) ただし、ZP:今回のパルス立下り時刻 ZO:前回のパルス立下り時刻 といったかたちで、この6気筒のものとして検出される
パルス周期時間T120を8気筒対応のパルス周期時間
T90に換算する(図8ステップ221)。なおこの場
合、上記パルス周期時間T120、並びに今回のパルス
立下り時刻ZP、及び前回のパルス立下り時刻ZOは、
図7(c)に示される通りである。(3)登録されてい
る気筒数識別フラグCFLAG(n)が上記CFLAG
(4)或いはCFLAG(6)以外、すなわち制御対象
となっているエンジンが8気筒エンジンであった場合
(図8ステップ220)、気筒数換算部20では、 T90=検出されるパルス周期時間T90 =ZP−ZO …(5) ただし、ZP:今回のパルス立下り時刻 ZO:前回のパルス立下り時刻 といったかたちで、この8気筒のものとして検出される
パルス周期時間T90をそのまま、今回のパルス立下り
時刻ZPと前回のパルス立下り時刻ZOとの差分から求
める(図8ステップ230)。なおこの場合、上記パル
ス周期時間T90、並びに今回のパルス立下り時刻Z
P、及び前回のパルス立下り時刻ZOは、図7(e)に
示される通りである。 気筒数換算部20を通じてこう
して換算され、或いは求められた8気筒対応のパルス周
期時間T90は、図5に機能的構成を示したこの第1の
実施例の装置において最後に、8気筒用エンジン制御部
30に与えられる。
【0066】この8気筒用エンジン制御部30は、例え
ば上述した回転数の演算処理や点火時期並びに点火時刻
等についての演算処理が、8気筒エンジンに特化したか
たちで固定的に設定された部分である。8気筒用エンジ
ン制御部30によるこうした演算処理は、図8に併せ示
される回転数演算サブルーチン300、及び点火時期演
算サブルーチン400として実行される。これらサブル
ーチン(エンジン制御ルーチン)は、前記ROM52の
8気筒用エンジン制御ルーチン領域524に予登録設定
されている。
【0067】さてこの8気筒用エンジン制御部30で
は、回転数演算サブルーチン300として、上記8気筒
対応のパルス周期時間T90として与えられたパルス周
期時間Tを上記(1)式に代入して、制御対象となって
いるエンジンの回転数Neを求める。この求められた回
転数Neの値は、同実施例の装置のデータメモリを構成
するRAM53に一時格納される。なお、この8気筒用
エンジン制御部30の場合、上記(1)式におけるパル
ス発生角度Cが90゜CAに固定設定されていることは
いうまでもない。
【0068】同8気筒用エンジン制御部30は次いで、
点火時期演算サブルーチン400として、例えば図9に
示される手順にて、点火時期並びに点火時刻を演算す
る。すなわち、この図9に示される点火時期演算サブル
ーチン400において、同8気筒用エンジン制御部30
ではまず、上記RAM53に格納されている回転数Ne
についての演算値を読み込み(図9ステップ410)、
その値をもとに点火時期をマップ演算する(図9ステッ
プ420)。
【0069】このマップ演算に用いられる点火時期マッ
プは、実際に制御対象となっているエンジンに対応した
ものが、前記外部装置8を通じて、EEPROM54の
点火時期マップ領域541に予め書き込み登録されてい
る。またそのマップ内容は、図10に模式的に示される
態様のものとなっている。例えば8気筒エンジンの場
合、回転数Neが「3000rpm」であれば、点火時
期として「18゜CA」程度の値が選ばれるようなマッ
プとなる。なお、これら回転数Neと点火時期との関係
は、テーブルとして登録されるものであっても勿論よ
い。
【0070】こうして点火時期を求めた8気筒用エンジ
ン制御部30は更に、上記(2)式に基づいて、該求め
た点火時期から点火時刻を演算し(図9ステップ43
0)、その演算値をRAM53に一時格納して(図9ス
テップ440)、当該サブルーチン400を終了する。
【0071】このRAM53に一時格納された点火時刻
の演算値は、例えば上述した気筒数判別ルーチン100
など、回転信号Nの立下りエッジにより割り込み起動さ
れるルーチンにおいて、図7(a)、(c)及び(e)
にそれぞれ破線にて付記する態様で、点火時刻tsとし
てタイマセットされる。こうしてタイマセットされた時
刻tsが、図示しない点火コイルへの通電開始タイミン
グ或いは通電遮断タイミングを制御する値として点火回
路等へ与えられるようになることはよく知られている。
【0072】このように、この第1の実施例の装置によ
れば、上記気筒数判別部11を通じて、実際に制御対象
となっているエンジンの気筒数が自動判別されるととも
に、上記気筒数換算部20を通じて、それら制御対象と
なっているエンジンの気筒数の違いが良好に吸収される
ようになる。
【0073】したがって、エンジン制御部として上記8
気筒用エンジン制御部30のような特定の気筒数に特化
された只1つの制御部をマスクROM内に固定的に設定
することで、それら気筒数の異なるエンジンを汎用的
に、且つ適正に制御することができるようになる。
【0074】次に、図11として、この発明にかかる多
気筒エンジンの電子制御装置の第2の実施例を示す。こ
の図11は、同第2の実施例の装置について、先の図5
に対応するかたちでその電子制御装置内部の機能的な構
成をブロック化して示したものである。なおこの図11
において、先の図1或いは図5に示される要素と同一の
同素にはそれぞれ同一の符号を付して示しており、それ
ら要素についての重複する説明は割愛する。
【0075】さて、この第2の実施例の装置は、同図1
1に示されるように、外部装置8とEEPROM54と
で、気筒数情報登録部10Bを構成するようにしたもの
である。
【0076】すなわち、この第2の実施例の装置では、
実際に制御対象となるエンジンの気筒数を気筒数情報C
I(n)として、これを1度だけ、EEPROM54の
前記CI(n)領域543(図4)に外部装置8を通じ
て書き込むようにしたものである。因みに、この制御対
象となるエンジンが4気筒エンジンであれば、気筒数情
報CI(n)としてCI(4)が書き込まれ、6気筒エ
ンジンであれば、同気筒数情報CI(n)としてCI
(6)が書き込まれ、8気筒エンジンであれば、同気筒
数情報CI(n)としてCI(8)が書き込まれる。
【0077】そして同第2の実施例の装置の場合、気筒
数換算部20は、このEEPROM54に書き込まれて
いる気筒数情報CI(n)を参照して、回転信号Nに基
づき計測されるパルス周期時間Tを8気筒エンジンのパ
ルス周期時間T90に換算するようになる。この換算処
理そのものは、先の図8に示した気筒数換算ルーチン2
00に準じたものとなっている。
【0078】したがって、この第2の実施例の装置によ
っても、上記第1の実施例の装置と同様、エンジン制御
部として8気筒用エンジン制御部30のような特定の気
筒数に特化された只1つの制御部をマスクROM内に固
定的に設定することで、それら気筒数の異なるエンジン
を汎用的に、且つ適正に制御することができるようにな
る。
【0079】しかも、この第2の実施例の装置にあって
は、外部装置8を通じて1度だけ、上記気筒数情報CI
(n)についての書き込みを行えば、以後は、上記第1
の実施例の装置によるような気筒数の判別や識別フラグ
書き込みにかかる処理を行う必要はなくなる。したがっ
て、電子制御装置1全体としての処理量は軽減されるよ
うになる。
【0080】なおこの第2の実施例の装置の場合、角度
センサ6は、制御対象となる多気筒エンジンの1回転に
つき、それら気筒数分のパルス信号を出力するものであ
ればよく、同信号Nに前記特異点パルス(角度基準)が
設定される必要はない。すなわちこの第2の実施例の装
置あっては、角度センサ6に対して前記特異点パルス形
成体63(図2)を配設する必要はない。
【0081】また、図12には、この発明にかかる多気
筒エンジンの電子制御装置の第3の実施例を示す。この
図12も、同第3の実施例の装置について、先の図5に
対応するかたちでその電子制御装置内部の機能的な構成
をブロック化して示したものである。そしてこの図12
においても、先の図1或いは図5に示される要素と同一
の同素にはそれぞれ同一の符号を付して示しており、そ
れら要素についての重複する説明は割愛する。
【0082】さて、この第3の実施例の装置は、気筒数
判別部11によって自動判別される制御対象エンジンの
気筒数が、識別フラグCFLAF(n)としてEEPR
OM54に書き込まれるようにしたものである。該識別
フラグCFLAF(n)は、識別フラグ書き込み部13
を通じて、少なくとも1度、EEPROM54の前記C
FLAG(n)領域543(図4)に書き込まれるよう
になる。すなわちこの第3の実施例の装置の場合、上記
気筒数判別部11、識別フラグ書き込み部13、及びE
EPROM54によって気筒数情報登録部10Cが構成
されている。
【0083】そして、この第3の実施例の装置の場合
も、気筒数換算部20は、このEEPROM54に書き
込まれている気筒数識別フラグCFLAG(n)を参照
して、回転信号Nに基づき計測されるパルス周期時間T
を8気筒エンジンのパルス周期時間T90に換算するよ
うになる。この換算処理も先の図8に示した気筒数換算
ルーチン200に準じたものとなっている。
【0084】したがって、この第3の実施例の装置によ
っても、上記第1の実施例の装置や第2の実施例の装置
と同様、エンジン制御部として8気筒用エンジン制御部
30のような特定の気筒数に特化された只1つの制御部
をマスクROM内に固定的に設定することで、それら気
筒数の異なるエンジンを汎用的に、しかも適正に制御す
ることができるようになる。
【0085】しかも、この第3の実施例の装置にあって
は、上記識別フラグ書き込み部13による気筒数識別フ
ラグCFLAG(n)の書き込みは、例えば同電子制御
装置への電源投入時に1度だけ実行される初期化ルーチ
ンや、制御対象エンジンの試運転等を通じて最低1回実
行されればよい。このため、この第3の実施例の装置に
よっても、以後の気筒数の判別や識別フラグ書き込みに
かかる処理を割愛することができ、同電子制御装置全体
としての処理量を軽減することができるようになる。
【0086】また、図13には、この発明にかかる多気
筒エンジンの電子制御装置の第4の実施例を示す。この
図13も、同第4の実施例の装置について、先の図5に
対応するかたちでその電子制御装置内部の機能的な構成
をブロック化して示している。そしてこの図13におい
ても、先の図1或いは図5に示される要素と同一の同素
にはそれぞれ同一の符号を付して示しており、それら要
素についての重複する説明は割愛する。
【0087】さて、この第4の実施例の装置では、気筒
数情報登録部を特に設けずに、気筒数判別部11を通じ
て判別される制御対象エンジンの気筒数C(n)が直
接、気筒数換算部20に入力されるようにしている。
【0088】図14に、この第4の実施例の装置による
気筒数判別、並びに気筒数換算にかかる処理手順を示
す。すなわち、この図14に回転信号同期ルーチン50
0として示されるように、同第4の実施例の装置ではま
ず、回転信号Nの例えば立下りエッジに同期して、同回
転信号Nが基準位置か否かの判断を行う(図14ステッ
プ510)。そして基準位置でない旨判断される場合に
は、前述同様、パルスカウンタNCをインクリメントす
る(図14ステップ511)。他方、基準位置である旨
判断される場合には、以下の態様にて、制御対象エンジ
ンの気筒数C(n)を判別し、気筒数の換算を実行す
る。 (1)パルスカウンタNCの内容が「3」であれば、制
御対象エンジンが4気筒エンジン、すなわちC(n)=
C(4)である旨判別して(図14ステップ520)、
先の(3)式に基づき、その検出されるパルス周期時間
(T180)を8気筒エンジンのパルス周期時間T90
に換算する(図14ステップ521)。 (2)パルスカウンタNCの内容が「5」であれば、制
御対象エンジンが6気筒エンジン、すなわちC(n)=
C(6)である旨判別して(図14ステップ530)、
先の(4)式に基づき、その検出されるパルス周期時間
(T120)を8気筒エンジンのパルス周期時間T90
に換算する(図14ステップ531)。 (3)パルスカウンタNCの内容が「3」或いは「5」
以外であれば、制御対象エンジンが8気筒エンジン、す
なわちC(n)=C(8)である旨判別して(図14ス
テップ530)、先の(5)式に基づきそのパルス周期
時間T90を差分演算する(図14ステップ540)。 (4)こうしてパルス周期時間T90を求めた後は、上
記パルスカウンタNCを「0」にリセットする(図14
ステップ550)。
【0089】気筒数換算部20を通じてこうして換算さ
れ、或いは求められた8気筒対応のパルス周期時間T9
0が8気筒用エンジン制御部30に与えられ、ここで例
えば回転数演算サブルーチン300や点火時期演算サブ
ルーチン400が実行されるようになることは上記第1
〜第3の実施例の装置の場合と同様である。
【0090】このように、この第4の実施例の装置によ
っても、上記第1〜第3の実施例の装置と同様、エンジ
ン制御部として8気筒用エンジン制御部30のような特
定の気筒数に特化された只1つの制御部をマスクROM
内に固定的に設定することで、それら気筒数の異なるエ
ンジンを汎用的に、しかも適正に制御することができる
ようになる。
【0091】しかもこの第4の実施例の装置の場合、気
筒数判別部11を通じて判別される気筒数が、他の記憶
手段を介することなく、直接気筒数換算部20に入力さ
れてその気筒数換算処理に供されるようになっている。
このため、同電子制御装置として1度に実行すべき処理
量は拡大されるものの、上記気筒数判別部11、気筒数
換算部20、及び8気筒用エンジン制御部30の全てを
固定の手続きとして、マスクROM52に一括登録する
ことができるようになる。そしてその場合でも、同電子
制御装置としての汎用性が損なわれることはない。
【0092】なお、上記各実施例の装置では何れも、4
気筒、6気筒、及び8気筒の3種類のエンジンを制御対
象とする場合について示したが、この発明にかかる電子
制御装置がその他の多気筒エンジンについても同様に適
用できるものであることはいうまでもない。
【0093】また、エンジン制御プログラムとして8気
筒エンジン用の制御プログラムのみを搭載するとした
が、その選定も任意である。要は、4気筒用であれ、6
気筒用であれ、或いはその他の多気筒用であれ、それら
選定する特定の気筒数に応じてその入力される回転信号
の例えばパルス周期時間を換算する角度情報換算手段を
具えるものであればよい。
【0094】また、上記各実施例の装置では、多気筒エ
ンジンの電子制御装置としてそれらエンジンの点火時期
を制御する装置を例にとったが、こうした電子制御装置
としては他に、それらエンジンの燃料噴射時期を制御す
る装置などもある。そしてこの発明は、該燃料噴射時期
を制御する装置など、気筒数によってそれらエンジンの
回転角度情報に対する扱いが特化される処理を含む全て
の制御装置について適用することができ、それら制御装
置の気筒数によらない汎用化を実現することができる。
【0095】また、特に上記第1の実施例の装置、並び
に上記第3及び第4の実施例の装置では、角度センサ6
から出力される回転信号Nに特異点を形成するために、 ・同角度センサ6内部に特異点パルス形成体63を設
け、該特異点パルス形成体63の検出に基づく短パルス
幅の得点パルスが追加される構成、を採用しているが、
こうした特異点を形成するための角度センサ構成も任意
である。他に例えば、 ・別途に特異点パルス形成体63を設けるのではなく、
被検出体62の何れか1つのみを狭幅に、若しくは広幅
に形成するなど、その1つの被検出体に他の全ての被検
出体と異なる形状をもたせる構成、なども適宜採用する
ことができる。
【0096】なお、この明細書において角度センサと
は、エンジンの出力軸に同期してその回転角度情報を得
ることのできるセンサの全てを意味し、具体的には、上
述した磁性体からなる被検出体の回転通過を検出する電
磁ピックアップセンサをはじめ、磁気抵抗素子センサ、
ホールセンサ、或いは光センサなども全て含むものとす
る。上記被検出体としても、それら使用されるセンサに
対してパルスを誘起し得る材質若しくは形状を有する部
材が用いられる。
【0097】また、この明細書においてEEPROMと
は、電気的に書き換え可能な不揮発性メモリの全てを意
味し、具体的には、EAROM(Electrically Alterab
le ROM:エレクトリカリ・オルタエイブルROM)やF
EEPROM(Flash Electrical Erasable and Progra
mmable ROM:フラッシュ・エレクトリカル・イレーサブ
ル・アンド・プログラマブルROM)なども全て含むも
のとする。
【0098】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれ
ば、 (イ)制御装置には特定気筒数のエンジンの制御プログ
ラムのみを搭載する。 (ロ)制御対象となるエンジン毎にその気筒数を登録
し、角度センサを通じて検出される同エンジンの回転角
度情報についてはこれを、この登録された気筒数に応じ
て上記特定気筒数のエンジンの回転角度情報に換算す
る。 (ハ)上記特定気筒数のエンジンの制御プログラムに
は、この換算した回転角度情報を与える。 こととしていることから、多気筒エンジンの電子制御装
置として、この只1つの装置をもって、気筒数の異なる
複数種のエンジンを汎用的に制御することができるよう
になる。
【0099】なお、同電子制御装置にワンチップマイク
ロコンピュータを用いる場合には、少なくとも上記回転
角度情報を換算するプログラム(角度情報換算手段)や
上記エンジン制御プログラム(制御手段)を固定の手続
きとしてマスクROMに予登録することができる。この
場合であっても、同装置としての汎用性が損なわれるこ
とはない。
【0100】また、この発明によれば、 (イ)制御装置には特定気筒数のエンジンの制御プログ
ラムのみを搭載する。 (ロ’)制御対象となるエンジン毎にその気筒数を判別
し、角度センサを通じて検出される同エンジンの回転角
度情報についてはこれを、この判別された気筒数に応じ
て上記特定気筒数のエンジンの回転角度情報に換算す
る。 (ハ)上記特定気筒数のエンジンの制御プログラムに
は、この換算した回転角度情報を与える。 ことともしている。こうした構成によっても、多気筒エ
ンジンの電子制御装置として、この只1つの装置をもっ
て、気筒数の異なる複数種のエンジンを汎用的に制御す
ることができるようになる。
【0101】また、同電子制御装置にワンチップマイク
ロコンピュータを用いる場合には、上記気筒数を判別す
るプログラム(気筒数判別手段)から上記エンジン制御
プログラム(制御手段)までを固定の手続きとして、こ
れらを一括してマスクROMに予登録することができ
る。勿論この場合であっても、同装置としての汎用性が
損なわれることはない。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明にかかる多気筒エンジンの電子制御装
置についてその第1の実施例の装置構成を示すブロック
図である。
【図2】図1に示される角度センサについて、適用され
る気筒数のエンジン別にその構成を模式的に示すブロッ
ク図である。
【図3】図1に示されるROM(マスクROM)につい
てそのメモリ構造を模式的に示す略図である。
【図4】図1に示されるEEPROMについてそのメモ
リ構造を模式的に示す略図である。
【図5】同第1の実施例について、主にその電子制御装
置内部の機能的な構成を示すブロック図である。
【図6】同第1の実施例の装置による制御対象エンジン
の気筒数判別手順を示すフローチャートである。
【図7】同第1の実施例の装置による制御対象エンジン
の気筒数判別態様を示すタイミングチャートである。
【図8】同第1の実施例の装置による気筒数換算手順を
示すフローチャートである。
【図9】同第1の実施例の装置による点火時期演算手順
を示すフローチャートである。
【図10】図1に示されるEEPROMに書き込まれる
点火時期マップの一例を示すグラフである。
【図11】この発明にかかる多気筒エンジンの電子制御
装置の第2の実施例について、主にその電子制御装置内
部の機能的な構成を示すブロック図である。
【図12】この発明にかかる多気筒エンジンの電子制御
装置の第3の実施例について、主にその電子制御装置内
部の機能的な構成を示すブロック図である。
【図13】この発明にかかる多気筒エンジンの電子制御
装置の第4の実施例について、主にその電子制御装置内
部の機能的な構成を示すブロック図である。
【図14】同第4の実施例の装置による制御対象エンジ
ンの気筒数判別、並びに気筒数換算手順を示すフローチ
ャートである。
【符号の説明】
1…電子制御装置、2…波形整形回路、3…入出力イン
ターフェース、4…外部装置接続インターフェース、5
…ワンチップマイクロコンピュータ、51…CPU、5
2…ROM(マスクROM)、53…RAM、54…E
EPROM、55…アドレスデータバス、6(601〜
603)…角度センサ、61…回転体、62(62a〜
62h)…被検出体、63…特異点パルス形成体、64
…電磁ピックアップセンサ、7…その他のセンサ・アク
チュエータ等、8…外部装置、10A、10B、10C
…気筒数情報登録部、11…気筒数判別部、12…識別
フラグ記憶部、13…識別フラグ書き込み部、20…気
筒数換算部、30…8気筒用エンジン制御部。

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】多気筒エンジンの回転角度情報を検出する
    角度センサと、 同エンジンの気筒数情報が登録される気筒数情報登録手
    段と、 この登録された気筒数情報をもとに、前記検出される回
    転角度情報を特定気筒数のエンジンの回転角度情報に換
    算する角度情報換算手段と、 この換算された回転角度情報に基づいて前記特定気筒数
    のエンジンに対応した機関制御を実行する制御手段と、 を具えることを特徴とする多気筒エンジンの電子制御装
    置。
  2. 【請求項2】前記角度センサは、制御対象となる多気筒
    エンジンの1回転につき、任意の角度基準をもとにして
    それら気筒数分のパルス信号を出力するものであり、 前記気筒数情報登録手段は、 前記角度基準の間に出力されるパルス信号数を計数して
    当該多気筒エンジンの気筒数を判別する気筒数判別手段
    と、 この判別される気筒数の別にそれぞれ対応する識別フラ
    グがセットされる識別フラグ記憶手段と、 を具えるものである請求項1に記載の多気筒エンジンの
    電子制御装置。
  3. 【請求項3】前記気筒数情報登録手段は、 書き換え可能な不揮発性メモリと、 多気筒エンジン別の制御データとしてそれら制御対象と
    なるエンジンの気筒数情報を前記書き換え可能な不揮発
    性メモリに外部から書き込む外部装置と、 を具えるものである請求項1に記載の多気筒エンジンの
    電子制御装置。
  4. 【請求項4】前記角度センサは、制御対象となる多気筒
    エンジンの1回転につき、任意の角度基準をもとにして
    それら気筒数分のパルス信号を出力するものであり、 前記気筒数情報登録手段は、 書き換え可能な不揮発性メモリと、 前記角度基準の間に出力されるパルス信号数を計数して
    当該多気筒エンジンの気筒数を判別する気筒数判別手段
    と、 この判別される気筒数の別にそれぞれ対応する識別フラ
    グを前記書き換え可能な不揮発性メモリに書き込む識別
    フラグ書き込み手段と、 を具えるものである請求項1に記載の多気筒エンジンの
    電子制御装置。
  5. 【請求項5】請求項1から4の何れかに記載の多気筒エ
    ンジンの電子制御装置において、 前記電子制御装置は、CPUとマスクROM、RAM等
    を有するマイクロコンピュータが1つのチップに実装さ
    れたワンチップマイクロコンピュータを具えて構成され
    るものであり、 少なくとも前記角度情報換算手段、及び前記制御手段
    は、固定の手続きとして前記マスクROMに登録される
    ものであることを特徴とする多気筒エンジンの電子制御
    装置。
  6. 【請求項6】多気筒エンジンの回転角度情報を検出する
    角度センサと、 該検出される回転角度情報に基づいて当該多気筒エンジ
    ンの気筒数を判別する気筒数判別手段と、 この判別される気筒数をもとに、前記検出される回転角
    度情報を特定気筒数のエンジンの回転角度情報に換算す
    る角度情報換算手段と、 この換算された回転角度情報に基づいて前記特定気筒数
    のエンジンに対応した機関制御を実行する制御手段と、 を具えることを特徴とする多気筒エンジンの電子制御装
    置。
  7. 【請求項7】請求項6に記載の多気筒エンジンの電子制
    御装置において、前記電子制御装置は、CPUとマスク
    ROM、RAM等を有するマイクロコンピュータが1つ
    のチップに実装されたワンチップマイクロコンピュータ
    を具えて構成されるものであり、 前記気筒数判別手段、及び前記角度情報換算手段、及び
    前記制御手段は、固定の手続きとして前記マスクROM
    に登録されるものであることを特徴とする多気筒エンジ
    ンの電子制御装置。
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