JPH07261354A - 熱現像カラー感光材料 - Google Patents
熱現像カラー感光材料Info
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- JPH07261354A JPH07261354A JP7635194A JP7635194A JPH07261354A JP H07261354 A JPH07261354 A JP H07261354A JP 7635194 A JP7635194 A JP 7635194A JP 7635194 A JP7635194 A JP 7635194A JP H07261354 A JPH07261354 A JP H07261354A
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- JP
- Japan
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- group
- dye
- silver halide
- light
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- Non-Silver Salt Photosensitive Materials And Non-Silver Salt Photography (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】露光時の温度の変動によるカラーバランスの変
化が生じにくい熱現像カラー感光材料を提供する。 【構成】支持体上に、J−バンド型に分光増感された赤
外感光性ハロゲン化銀乳剤層、および、700nm未満
に分光感度の極大値を有する感光性ハロゲン化銀乳剤層
を有してなる熱現像カラー感光材料において、該700
nm未満に分光感度の極大値を有する感光性ハロゲン化
銀乳剤層が銀以外の重金属を実質的に含有しないハロゲ
ン化銀からなり、かつこの層と組合される色素供与性化
合物が下記一般式(1)で表わされる化合物であること
を特徴とする熱現像カラー感光材料。なお、式中、Aは
一般式(1)の化合物を層中において不動化し、かつ露
光後の熱現像反応でLとの結合を開裂しうる性質を持つ
基を表す。Dyeは色素基または色素前駆体基を表す。
Lは環状アミノ基で置換された2価の連結基を表す。
m、nは1以上の整数を表す。 一般式(1) 【化1】
化が生じにくい熱現像カラー感光材料を提供する。 【構成】支持体上に、J−バンド型に分光増感された赤
外感光性ハロゲン化銀乳剤層、および、700nm未満
に分光感度の極大値を有する感光性ハロゲン化銀乳剤層
を有してなる熱現像カラー感光材料において、該700
nm未満に分光感度の極大値を有する感光性ハロゲン化
銀乳剤層が銀以外の重金属を実質的に含有しないハロゲ
ン化銀からなり、かつこの層と組合される色素供与性化
合物が下記一般式(1)で表わされる化合物であること
を特徴とする熱現像カラー感光材料。なお、式中、Aは
一般式(1)の化合物を層中において不動化し、かつ露
光後の熱現像反応でLとの結合を開裂しうる性質を持つ
基を表す。Dyeは色素基または色素前駆体基を表す。
Lは環状アミノ基で置換された2価の連結基を表す。
m、nは1以上の整数を表す。 一般式(1) 【化1】
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明の目的は,露光時の環境条
件、特に温度条件が変化した際の、画像のカラーバラン
スの変化が少なく、かつ画像部と非画像部との間のディ
スクリミネーションに優れた画像が得られ、また熱現像
処理時の処理温度の変動にともなう画像濃度の変動の小
さな熱現像カラー感光材料を提供することにある。
件、特に温度条件が変化した際の、画像のカラーバラン
スの変化が少なく、かつ画像部と非画像部との間のディ
スクリミネーションに優れた画像が得られ、また熱現像
処理時の処理温度の変動にともなう画像濃度の変動の小
さな熱現像カラー感光材料を提供することにある。
【0002】
【従来の技術】熱現像感光材料はこの分野では公知であ
り熱現像感光材料とそのプロセスについては,たとえば
「写真工学の基礎」非銀塩写真編(1982年コロナ社
発行)の242頁〜255頁,米国特許第450062
6号等に記載されている。その他,例えば現像主薬の酸
化体とカプラーとのカップリング反応により色素画像を
形成する方法が米国特許第3761270号,同402
1240号等に記載されている。また感光銀色素漂白法
によりポジの色画像を形成する方法が米国特許第423
5957号等に記載されている。
り熱現像感光材料とそのプロセスについては,たとえば
「写真工学の基礎」非銀塩写真編(1982年コロナ社
発行)の242頁〜255頁,米国特許第450062
6号等に記載されている。その他,例えば現像主薬の酸
化体とカプラーとのカップリング反応により色素画像を
形成する方法が米国特許第3761270号,同402
1240号等に記載されている。また感光銀色素漂白法
によりポジの色画像を形成する方法が米国特許第423
5957号等に記載されている。
【0003】また,最近,熱現像により画像状に拡散性
の色素を放出または形成させ,この拡散性の色素を色素
固定要素に転写する方法が提案されている。この方法で
は使用する色素供与性化合物の種類または使用するハロ
ゲン化銀の種類を変えることにより,ネガの色素画像も
ポジの色素画像も得ることができる。更に詳しくは米国
特許第4500626号,同4483914号,同45
03137号,同4559290号,特開昭58−14
9046号,特開昭60−133449号,同59−2
18443号,同61−238056号,欧州特許公開
220746A2号,公開技報87−6199,欧州特
許公開210660A2等に記載されている。
の色素を放出または形成させ,この拡散性の色素を色素
固定要素に転写する方法が提案されている。この方法で
は使用する色素供与性化合物の種類または使用するハロ
ゲン化銀の種類を変えることにより,ネガの色素画像も
ポジの色素画像も得ることができる。更に詳しくは米国
特許第4500626号,同4483914号,同45
03137号,同4559290号,特開昭58−14
9046号,特開昭60−133449号,同59−2
18443号,同61−238056号,欧州特許公開
220746A2号,公開技報87−6199,欧州特
許公開210660A2等に記載されている。
【0004】熱現像でポジのカラー画像を得る方法につ
いても多くの方法が提案されている。例えば,米国特許
第4559290号にはいわゆるDRR化合物を色像放
出能力のない酸化型にした化合物を還元剤もしくはその
前駆体を共存させ,熱現像によりハロゲン化銀の露光量
に応じて還元剤を酸化させ,酸化されずに残った還元剤
により還元して拡散性色素を放出させる方法が提案され
ている。また,欧州特許公開220746A号,公開技
報87−6199(第12巻22号)には,同様の機構
で拡散性色素を放出する化合物として,N−X結合(X
は酸素原子,窒素原子または硫黄原子を表す)の還元的
な開裂によって拡散性色素を放出する化合物を用いる熱
現像カラー感光材料が記載されている。
いても多くの方法が提案されている。例えば,米国特許
第4559290号にはいわゆるDRR化合物を色像放
出能力のない酸化型にした化合物を還元剤もしくはその
前駆体を共存させ,熱現像によりハロゲン化銀の露光量
に応じて還元剤を酸化させ,酸化されずに残った還元剤
により還元して拡散性色素を放出させる方法が提案され
ている。また,欧州特許公開220746A号,公開技
報87−6199(第12巻22号)には,同様の機構
で拡散性色素を放出する化合物として,N−X結合(X
は酸素原子,窒素原子または硫黄原子を表す)の還元的
な開裂によって拡散性色素を放出する化合物を用いる熱
現像カラー感光材料が記載されている。
【0005】従来のカラー感光材料は、通常、青、緑、
赤の分光増感を持っており、このようなカラー感光材料
に一旦電気信号に変換された画像情報を用いて画像を得
るにはカラーCRT(カソードレイチューブ)を露光光
源として使うことが一般的であるが、CRTは大サイズ
のプリントを得るには不適当である。また大サイズのプ
リントを得ることが可能な書き込みヘッドとしては、発
光ダイオード(LED)や半導体レーザー(LD)が開
発されているが、これらの光書き込みヘッドは効率よく
青を発光するものが開発されていない。
赤の分光増感を持っており、このようなカラー感光材料
に一旦電気信号に変換された画像情報を用いて画像を得
るにはカラーCRT(カソードレイチューブ)を露光光
源として使うことが一般的であるが、CRTは大サイズ
のプリントを得るには不適当である。また大サイズのプ
リントを得ることが可能な書き込みヘッドとしては、発
光ダイオード(LED)や半導体レーザー(LD)が開
発されているが、これらの光書き込みヘッドは効率よく
青を発光するものが開発されていない。
【0006】従って、例えばLEDを使用する場合は、
近赤外(800nm)と赤(670nm)と黄(570
nm)の3つのLEDを組み合わせた光源により、近赤
外、赤、及び黄色に分光増感された3つの層を有するカ
ラー感光材料を露光する必要があり、このような構成で
画像記録をおこなうシステムが「日経ニューマテリア
ル」1987年9月14日号第47頁〜57頁に記載さ
れており、一部実用されている。また.880nm、8
20nm、760nmの発光を示す3つのLDを組み合
わせた光源で各々の波長に分光感度を持つ3つの感光層
を有するカラー感光材料に記録するシステムが特開昭6
1−137149号に記載されている。
近赤外(800nm)と赤(670nm)と黄(570
nm)の3つのLEDを組み合わせた光源により、近赤
外、赤、及び黄色に分光増感された3つの層を有するカ
ラー感光材料を露光する必要があり、このような構成で
画像記録をおこなうシステムが「日経ニューマテリア
ル」1987年9月14日号第47頁〜57頁に記載さ
れており、一部実用されている。また.880nm、8
20nm、760nmの発光を示す3つのLDを組み合
わせた光源で各々の波長に分光感度を持つ3つの感光層
を有するカラー感光材料に記録するシステムが特開昭6
1−137149号に記載されている。
【0007】一般に多層のカラー感光材料においてイエ
ロー、マゼンタ、シアンの各色を、それぞれ3種の互い
に異なるスペクトル領域に感光させて発色させるような
場合、それぞれの色を混色なく発色させることが色再現
上の重要な技術となっている。特に、LEDやLDを露
光光源として使用する場合、狭い範囲(赤末から赤外領
域)のスペクトル領域に3つの分光感度を設計せざるを
得なくなり、いかにしてそれぞれの分光感度のオーバー
ラップを少なくするかが、色分離性向上の鍵となってい
る。色分離性を確保するために、米国特許4,619,
892号に記載されているように、短波長側の感度を順
次高くしたり、フィルター層を設けたりする技術が知ら
れている。しかし、短波長の感度を順次高くしたりする
ことは、カブリの増加を引き起こし、生経時安定性を悪
化させる欠点を有する。赤外増感においては、色素添加
により減感や色増感効率の低さから高感度を達成するこ
とが困難であった。
ロー、マゼンタ、シアンの各色を、それぞれ3種の互い
に異なるスペクトル領域に感光させて発色させるような
場合、それぞれの色を混色なく発色させることが色再現
上の重要な技術となっている。特に、LEDやLDを露
光光源として使用する場合、狭い範囲(赤末から赤外領
域)のスペクトル領域に3つの分光感度を設計せざるを
得なくなり、いかにしてそれぞれの分光感度のオーバー
ラップを少なくするかが、色分離性向上の鍵となってい
る。色分離性を確保するために、米国特許4,619,
892号に記載されているように、短波長側の感度を順
次高くしたり、フィルター層を設けたりする技術が知ら
れている。しかし、短波長の感度を順次高くしたりする
ことは、カブリの増加を引き起こし、生経時安定性を悪
化させる欠点を有する。赤外増感においては、色素添加
により減感や色増感効率の低さから高感度を達成するこ
とが困難であった。
【0008】これらの欠点を解決するために、特開平4
−146431号や特開平5−45828号において、
分光感度のシャープなJ−バンド型の赤外増感色素を用
いることで、色分離の優れかつ高感度で生保存安定性が
良好なカラー感光材料が記載されている。しかし、これ
らのJ−バンド増感色素を用いた熱現像カラー感光層は
露光をおこなう際の環境条件、特に温度条件によって、
得られる画像の色味が大きく変化する問題があった。こ
れは、増感色素による色増感効率の温度依存性が各層に
よって異なり、カラー画像の(特にグレー画像の)色味
のバランスが大きく変化してしまうという問題があっ
た。
−146431号や特開平5−45828号において、
分光感度のシャープなJ−バンド型の赤外増感色素を用
いることで、色分離の優れかつ高感度で生保存安定性が
良好なカラー感光材料が記載されている。しかし、これ
らのJ−バンド増感色素を用いた熱現像カラー感光層は
露光をおこなう際の環境条件、特に温度条件によって、
得られる画像の色味が大きく変化する問題があった。こ
れは、増感色素による色増感効率の温度依存性が各層に
よって異なり、カラー画像の(特にグレー画像の)色味
のバランスが大きく変化してしまうという問題があっ
た。
【0009】
【発明が解決するべき課題】従って、本発明の課題は、
J−バンド型増感色素により、700nm以上の赤外領
域に分光増感されたハロゲン化銀乳剤を含有する層を少
なくとも1層有する熱現像カラー感光材料において、露
光時の環境条件、特に温度条件が変化した際の、画像の
カラーバランスの変化が少なく、かつ画像部と非画像部
との間のディスクリミネーションが優れた画像が得ら
れ、また、熱現像処理時の処理温度の変動にともなう画
像濃度の変動の小さな熱現像カラー感光材料を提供する
ことにある。ここで露光条件の変動によるカラーバラン
スの変動(ΔCB)は、イエロー、マゼンタ、シアンの
それぞれの濃度の差のうち最も大きな値で、次式に定義
されるものとする。 ΔCB=MAX〔ΔCBYM、ΔCBMC、ΔCBCY〕 ここでMAX〔X〕は最大値を表すものとする。また、
ΔCBYM、ΔCBMC、ΔCBCYとは、イエロー、マゼン
タ、シアンの階調をγY 、γM 、γC 、イエロー、マゼ
ンタ、シアンの感度の露光温度の変化による変動巾をそ
れぞれΔSY 、ΔSM 、ΔSC とすると、 ΔCBYM=(ΔSY ×γY −ΔSM ×γM ) (絶対
値) ΔCBMC=(ΔSM ×γM −ΔSC ×γC ) (絶対
値) ΔCBCY=(ΔSC ×γC −ΔSY ×γY ) (絶対
値) で定義されるものとする。ただし、階調γY は、25℃
50%の環境下で、濃度0.5と1.0を出すために必
要な露光量(対数単位)EY,1.0 とEY,0.5 の差で次の
ように定義される。γM 、γC も同様である。 γY =(1.0−0.5)/(EY ,1.0−EY ,0.5) γM =(1.0−0.5)/(EM ,1.0−EM ,0.5) γC =(1.0−0.5)/(EC ,1.0−EC ,0.5) また、ΔSY は、30℃50%の環境下において露光し
たときの感度SY,30と15℃50%の環境下のおいて露
光したときの感度SY,15との差で次のように定義され
る。ΔSM 、ΔSC も同様である。 ΔSY =SY,30−SY,15 ΔSM =SM,30−SM,15 ΔSC =SC,30−SC,15 ここで、感度とは濃度0.75を出すために必要な露光
量の逆数(対数単位)で定義される。
J−バンド型増感色素により、700nm以上の赤外領
域に分光増感されたハロゲン化銀乳剤を含有する層を少
なくとも1層有する熱現像カラー感光材料において、露
光時の環境条件、特に温度条件が変化した際の、画像の
カラーバランスの変化が少なく、かつ画像部と非画像部
との間のディスクリミネーションが優れた画像が得ら
れ、また、熱現像処理時の処理温度の変動にともなう画
像濃度の変動の小さな熱現像カラー感光材料を提供する
ことにある。ここで露光条件の変動によるカラーバラン
スの変動(ΔCB)は、イエロー、マゼンタ、シアンの
それぞれの濃度の差のうち最も大きな値で、次式に定義
されるものとする。 ΔCB=MAX〔ΔCBYM、ΔCBMC、ΔCBCY〕 ここでMAX〔X〕は最大値を表すものとする。また、
ΔCBYM、ΔCBMC、ΔCBCYとは、イエロー、マゼン
タ、シアンの階調をγY 、γM 、γC 、イエロー、マゼ
ンタ、シアンの感度の露光温度の変化による変動巾をそ
れぞれΔSY 、ΔSM 、ΔSC とすると、 ΔCBYM=(ΔSY ×γY −ΔSM ×γM ) (絶対
値) ΔCBMC=(ΔSM ×γM −ΔSC ×γC ) (絶対
値) ΔCBCY=(ΔSC ×γC −ΔSY ×γY ) (絶対
値) で定義されるものとする。ただし、階調γY は、25℃
50%の環境下で、濃度0.5と1.0を出すために必
要な露光量(対数単位)EY,1.0 とEY,0.5 の差で次の
ように定義される。γM 、γC も同様である。 γY =(1.0−0.5)/(EY ,1.0−EY ,0.5) γM =(1.0−0.5)/(EM ,1.0−EM ,0.5) γC =(1.0−0.5)/(EC ,1.0−EC ,0.5) また、ΔSY は、30℃50%の環境下において露光し
たときの感度SY,30と15℃50%の環境下のおいて露
光したときの感度SY,15との差で次のように定義され
る。ΔSM 、ΔSC も同様である。 ΔSY =SY,30−SY,15 ΔSM =SM,30−SM,15 ΔSC =SC,30−SC,15 ここで、感度とは濃度0.75を出すために必要な露光
量の逆数(対数単位)で定義される。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明の課題は、支持体
上に、少なくとも1層の700nm以上の波長にJ−バ
ンド型に分光増感され且つ色素供与性化合物と組合され
た赤外感光性ハロゲン化銀乳剤層、および、少なくとも
1層の700nm未満に分光感度の極大値を有し且つ前
記色素供与性化合物とは異なる色調の色素供与性化合物
と組合された感光性ハロゲン化銀乳剤層を有してなる熱
現像カラー感光材料において、該700nm未満に分光
感度の極大値を有する感光性ハロゲン化銀乳剤層が銀以
外の重金属を実質的に含有しないハロゲン化銀からな
り、かつこの層と組合される色素供与性化合物が下記一
般式(1)で表わされる化合物であることを特徴とする
熱現像カラー感光材料。 一般式(1)
上に、少なくとも1層の700nm以上の波長にJ−バ
ンド型に分光増感され且つ色素供与性化合物と組合され
た赤外感光性ハロゲン化銀乳剤層、および、少なくとも
1層の700nm未満に分光感度の極大値を有し且つ前
記色素供与性化合物とは異なる色調の色素供与性化合物
と組合された感光性ハロゲン化銀乳剤層を有してなる熱
現像カラー感光材料において、該700nm未満に分光
感度の極大値を有する感光性ハロゲン化銀乳剤層が銀以
外の重金属を実質的に含有しないハロゲン化銀からな
り、かつこの層と組合される色素供与性化合物が下記一
般式(1)で表わされる化合物であることを特徴とする
熱現像カラー感光材料。 一般式(1)
【0011】
【化2】
【0012】式中、Aは一般式(1)の色素供与性化合
物を感光材料中において不動化し、且つ露光後の熱現像
反応で、A−Lで表される結合が開裂する性質を有する
基を表す。Dyeは色素基、または色素前駆体基を表
す。Lは、環状アミノ基で置換された2価の基を表し、
これらは置換基を有していても良い。m、nは1以上の
整数を表す。
物を感光材料中において不動化し、且つ露光後の熱現像
反応で、A−Lで表される結合が開裂する性質を有する
基を表す。Dyeは色素基、または色素前駆体基を表
す。Lは、環状アミノ基で置換された2価の基を表し、
これらは置換基を有していても良い。m、nは1以上の
整数を表す。
【0013】本発明に用いる熱現像感光材料は、基本的
には支持体上に感光性ハロゲン化銀、バインダーをおよ
び色素供与性化合物(後述するように還元剤が兼ねる場
合がある)などを有するものであり、さらに必要に応じ
て有機金属塩酸化剤などを含有させることができる。こ
れらの成分は同一の層に添加することが多いが、反応可
能な状態であれば別層に分割して添加することもでき
る。本発明において色素供与性化合物がハロゲン化銀乳
剤層と組合されているとは、色素供与性化合物が対応す
るハロゲン化銀乳剤層に添加されているか、または対応
するハロゲン化銀乳剤層のハロゲン化銀と反応可能な層
(ハロゲン化銀乳剤層の隣接層)に添加されていること
を意味する。還元剤は熱現像感光材料に内蔵するのが好
ましいが、例えば後述する色素固定要素から拡散させる
などの方法で、外部から供給するようにしてもよい。た
だし感光材料に還元剤を内蔵させることによって、カラ
ー画像形成の促進効果等が得られる。
には支持体上に感光性ハロゲン化銀、バインダーをおよ
び色素供与性化合物(後述するように還元剤が兼ねる場
合がある)などを有するものであり、さらに必要に応じ
て有機金属塩酸化剤などを含有させることができる。こ
れらの成分は同一の層に添加することが多いが、反応可
能な状態であれば別層に分割して添加することもでき
る。本発明において色素供与性化合物がハロゲン化銀乳
剤層と組合されているとは、色素供与性化合物が対応す
るハロゲン化銀乳剤層に添加されているか、または対応
するハロゲン化銀乳剤層のハロゲン化銀と反応可能な層
(ハロゲン化銀乳剤層の隣接層)に添加されていること
を意味する。還元剤は熱現像感光材料に内蔵するのが好
ましいが、例えば後述する色素固定要素から拡散させる
などの方法で、外部から供給するようにしてもよい。た
だし感光材料に還元剤を内蔵させることによって、カラ
ー画像形成の促進効果等が得られる。
【0014】イエロー、マゼンタ、シアンの3原色を用
いて色度図内の広範囲の色を得るためには、少なくとも
3層のそれぞれ異なるスペクトル領域に感光性を持つハ
ロゲン化銀乳剤層を組み合わせて用いる。本発明では、
これらのハロゲン化銀乳剤層の少なくとも1層は700
nm以上の波長に対してJ−バンド型の分光増感が施さ
れた赤外感光性ハロゲン化銀乳剤層であり、少なくとも
1層が700nm未満の波長に分光感度の極大値を有す
るハロゲン化銀乳剤層である。 例えば、緑感層、赤感
層、赤外感光層の組み合わせ、あるいは、赤感層、第一
赤外感光層、第二赤外感光層の組合せ、第一赤感層、第
二赤感層、赤外感光層の組合せなどがある。各感光層は
通常型のカラー感光材料で知られている種々の配列順序
を採ることができる。また、これらの各感光層は必要に
応じて2層以上に分割してもよい。これらの感光層の各
々と組み合わせる色素供与性化合物の色相(イエロー、
マゼンタ、シアン)は、本発明のように電気信号化され
た画像情報からカラー画像を再生する場合には任意であ
って、通常型のカラー感光材料のような制約はない。熱
現像感光材料には、保護層、下塗り層、中間層、黄色フ
ィルター層、アンチハレーション層、バック層等の種々
の補助層を設けることができる。
いて色度図内の広範囲の色を得るためには、少なくとも
3層のそれぞれ異なるスペクトル領域に感光性を持つハ
ロゲン化銀乳剤層を組み合わせて用いる。本発明では、
これらのハロゲン化銀乳剤層の少なくとも1層は700
nm以上の波長に対してJ−バンド型の分光増感が施さ
れた赤外感光性ハロゲン化銀乳剤層であり、少なくとも
1層が700nm未満の波長に分光感度の極大値を有す
るハロゲン化銀乳剤層である。 例えば、緑感層、赤感
層、赤外感光層の組み合わせ、あるいは、赤感層、第一
赤外感光層、第二赤外感光層の組合せ、第一赤感層、第
二赤感層、赤外感光層の組合せなどがある。各感光層は
通常型のカラー感光材料で知られている種々の配列順序
を採ることができる。また、これらの各感光層は必要に
応じて2層以上に分割してもよい。これらの感光層の各
々と組み合わせる色素供与性化合物の色相(イエロー、
マゼンタ、シアン)は、本発明のように電気信号化され
た画像情報からカラー画像を再生する場合には任意であ
って、通常型のカラー感光材料のような制約はない。熱
現像感光材料には、保護層、下塗り層、中間層、黄色フ
ィルター層、アンチハレーション層、バック層等の種々
の補助層を設けることができる。
【0015】赤感層と赤外感光層(赤感層一層と赤外感
光層二層または赤感層二層と赤外感光層一層)の組合せ
で感光層を構成する場合、赤外感光層に分光感度を有す
る層は、露光時の環境条件、特に露光時の温度条件が変
化した場合の画像濃度の変動が特に大きくなる傾向があ
る。これは赤外領域に吸収のピークを有する増感色素
は、一般に還元電位の値が貴であるため、光吸収により
色素の最低非占軌道に励起された電子が、ハロゲン化銀
の伝導帯準位に注入される効率が悪く、温度依存性が大
きくなることによるものである。すなわち、赤外増感色
素によって分光増感(特にJバンド型分光増感)された
ハロゲン化銀を有する感光層は露光時の温度条件の変化
による画像濃度の変動が大きくなる。これに対して、赤
感領域に分光感度のピークを有する増感色素は、上記の
赤外増感色素と比較して還元電位の値が卑であるため露
光時の温度が変化した場合の画像濃度の変動が小さくな
る。よって赤感層によって熱現像される色と、赤外感光
層によって熱現像される色のバランスが、露光温度条件
が変化した場合悪くなるという問題が生じる。
光層二層または赤感層二層と赤外感光層一層)の組合せ
で感光層を構成する場合、赤外感光層に分光感度を有す
る層は、露光時の環境条件、特に露光時の温度条件が変
化した場合の画像濃度の変動が特に大きくなる傾向があ
る。これは赤外領域に吸収のピークを有する増感色素
は、一般に還元電位の値が貴であるため、光吸収により
色素の最低非占軌道に励起された電子が、ハロゲン化銀
の伝導帯準位に注入される効率が悪く、温度依存性が大
きくなることによるものである。すなわち、赤外増感色
素によって分光増感(特にJバンド型分光増感)された
ハロゲン化銀を有する感光層は露光時の温度条件の変化
による画像濃度の変動が大きくなる。これに対して、赤
感領域に分光感度のピークを有する増感色素は、上記の
赤外増感色素と比較して還元電位の値が卑であるため露
光時の温度が変化した場合の画像濃度の変動が小さくな
る。よって赤感層によって熱現像される色と、赤外感光
層によって熱現像される色のバランスが、露光温度条件
が変化した場合悪くなるという問題が生じる。
【0016】赤感層と赤外感光層の組み合わせで感光層
を構成する場合の、上記の露光温度条件が変化した場合
の3色のバランスの変動を最小限に抑えるためには、赤
感層のハロゲン化銀粒子の露光温度依存性(以後露光温
度条件が変化した場合の画像濃度の変化を露光温度依存
性と記述する。)を大きくすることが有効である。その
手段としては、色増感効率の温度依存性を大きくする、
潜像形成過程の温度依存性を大きくするなどの方法があ
る。
を構成する場合の、上記の露光温度条件が変化した場合
の3色のバランスの変動を最小限に抑えるためには、赤
感層のハロゲン化銀粒子の露光温度依存性(以後露光温
度条件が変化した場合の画像濃度の変化を露光温度依存
性と記述する。)を大きくすることが有効である。その
手段としては、色増感効率の温度依存性を大きくする、
潜像形成過程の温度依存性を大きくするなどの方法があ
る。
【0017】本発明者は、赤感層の露光温度依存性を大
きくするための具体的な手段として、粒子中に実質的に
銀以外の重金属を含有しないハロゲン化銀からなるハロ
ゲン化銀乳剤が潜像形成過程の温度依存性が大きくな
り、有効であることを見出した。ここで実質的に重金属
を含有しないとは、銀以外の重金属を全く含まないかま
たはその含有量が銀1molに対して1×10-9mol
以下であることを意味する。またここでいう銀以外の重
金属とは、クロム、鉄、亜鉛、ルテニウム、ロジウム、
カドミウム、イリジウム、タリウム、白金、鉛などのこ
とをいう。
きくするための具体的な手段として、粒子中に実質的に
銀以外の重金属を含有しないハロゲン化銀からなるハロ
ゲン化銀乳剤が潜像形成過程の温度依存性が大きくな
り、有効であることを見出した。ここで実質的に重金属
を含有しないとは、銀以外の重金属を全く含まないかま
たはその含有量が銀1molに対して1×10-9mol
以下であることを意味する。またここでいう銀以外の重
金属とは、クロム、鉄、亜鉛、ルテニウム、ロジウム、
カドミウム、イリジウム、タリウム、白金、鉛などのこ
とをいう。
【0018】しかし、熱現像カラー感光材料において、
これらの重金属を実質的に含有しない乳剤を用いると熱
現像処理時の処理温度の変動にともなう画像濃度の変動
(以下処理温度依存性と記す)が、特にレーザー露光の
如く高照度短時間露光の後に熱現像した場合に大きくな
るという問題がある。
これらの重金属を実質的に含有しない乳剤を用いると熱
現像処理時の処理温度の変動にともなう画像濃度の変動
(以下処理温度依存性と記す)が、特にレーザー露光の
如く高照度短時間露光の後に熱現像した場合に大きくな
るという問題がある。
【0019】この問題は、一般式(1)の色素供与性化
合物を、銀以外の重金属を実質的に含有しないハロゲン
化銀乳剤と組み合わせて用いることにより解決された。
合物を、銀以外の重金属を実質的に含有しないハロゲン
化銀乳剤と組み合わせて用いることにより解決された。
【0020】以下に一般式(1)の化合物の構造につい
て説明する。Aは潜像を有する感光性ハロゲン化銀に対
応または逆対応して結合が切断する性質を持つ基を表
す、このような基は色素の拡散転写を利用する写真化学
の分野では公知であり、例えば米国特許5,021,3
34号(特開平2−184852号)に記載されてい
る。
て説明する。Aは潜像を有する感光性ハロゲン化銀に対
応または逆対応して結合が切断する性質を持つ基を表
す、このような基は色素の拡散転写を利用する写真化学
の分野では公知であり、例えば米国特許5,021,3
34号(特開平2−184852号)に記載されてい
る。
【0021】Aの好ましい例としては、下記式(A−
1)が挙げられる。 (A−1)
1)が挙げられる。 (A−1)
【0022】
【化3】
【0023】式中βはベンゼン環を形成するのに必要な
非金属原子群を表し、このベンゼン環には飽和あるいは
不飽和の炭素環、複素環が縮環していても良い。αは−
OZ2 または−NHZ3 を表し、ここでZ2 は水素原子
または加水分解により水酸基を生じさせる基を表し、Z
3 は水素原子、アルキル基、アリール基、または加水分
解によりアミノ基を生じさせる基を表す。Z1 は置換基
を有していても良いアルキル基、アリール基、アラルキ
ル基、アルコキシ基、アルキルチオ基、アリールオキシ
基、アリールチオ基、アシル基、スルホニル基、アシル
アミノ基、スルホニルアミノ基、カルバモイル基、スル
ファモイル基、ウレイド基、ウレタン基、ヘテロ環基ま
たはシアノ基、ハロゲン原子を表し、aは正の整数を表
しZ1 が2以上であるときは全て同じであっても異なっ
ていても良い。*はLと結合する位置を表す。(A−
1)に含まれる基のうち好ましい基として(A−2)ま
たは(A−3)が挙げられる。 (A−2)
非金属原子群を表し、このベンゼン環には飽和あるいは
不飽和の炭素環、複素環が縮環していても良い。αは−
OZ2 または−NHZ3 を表し、ここでZ2 は水素原子
または加水分解により水酸基を生じさせる基を表し、Z
3 は水素原子、アルキル基、アリール基、または加水分
解によりアミノ基を生じさせる基を表す。Z1 は置換基
を有していても良いアルキル基、アリール基、アラルキ
ル基、アルコキシ基、アルキルチオ基、アリールオキシ
基、アリールチオ基、アシル基、スルホニル基、アシル
アミノ基、スルホニルアミノ基、カルバモイル基、スル
ファモイル基、ウレイド基、ウレタン基、ヘテロ環基ま
たはシアノ基、ハロゲン原子を表し、aは正の整数を表
しZ1 が2以上であるときは全て同じであっても異なっ
ていても良い。*はLと結合する位置を表す。(A−
1)に含まれる基のうち好ましい基として(A−2)ま
たは(A−3)が挙げられる。 (A−2)
【0024】
【化4】
【0025】(A−3)
【0026】
【化5】
【0027】式中、Z2 、*は(A−1)で述べたもの
と同義である。Z5 、Z6 はアルキル基、アリール基、
アラルキル基を表し、これらは置換基を有していても良
い。さらにZ5 は2級あるいは3級のアルキル基であ
り、Z5 とZ6 の炭素数の和が20以上50以下である
ものが好ましい。
と同義である。Z5 、Z6 はアルキル基、アリール基、
アラルキル基を表し、これらは置換基を有していても良
い。さらにZ5 は2級あるいは3級のアルキル基であ
り、Z5 とZ6 の炭素数の和が20以上50以下である
ものが好ましい。
【0028】これらの具体例は米国特許4,055,4
28号、同4,336,322号、特開昭51−113
624号、同56−16131号、同56−71061
号、同56−71060号、同56−71072号、同
56−73057号、同57−650号、同57−40
43号、同59−60,439号、特公昭56−176
56号、同60−25780号に記載されている。
28号、同4,336,322号、特開昭51−113
624号、同56−16131号、同56−71061
号、同56−71060号、同56−71072号、同
56−73057号、同57−650号、同57−40
43号、同59−60,439号、特公昭56−176
56号、同60−25780号に記載されている。
【0029】また他のAの例として(A−4)が挙げら
れる。 (A−4)
れる。 (A−4)
【0030】
【化6】
【0031】式中、α、*、Z1 、aは(A−1)で述
べたものと同義である。β’はベンゼン環を形成するの
に必要な非金属原子群を表し、このベンゼン環には飽和
あるいは不飽和の炭素環、複素環が縮環していても良
い。
べたものと同義である。β’はベンゼン環を形成するの
に必要な非金属原子群を表し、このベンゼン環には飽和
あるいは不飽和の炭素環、複素環が縮環していても良
い。
【0032】(A−4)で表される基のうちαが−OZ
2 であって、β' がナフタレン骨格を形成しているもの
が好ましい。具体的には米国特許3,928,312
号、同4,135,928号に記載されている。
2 であって、β' がナフタレン骨格を形成しているもの
が好ましい。具体的には米国特許3,928,312
号、同4,135,928号に記載されている。
【0033】また(A−1)(A−2)と同様の反応に
よって拡散性色素を放出する基として特開昭51−10
4343号、同53−46730号、同54−1301
22号、同57−85055号、同53−3819号、
同54−48534号、同49−64436号、同57
−20735号、特公昭48−32129号、同48−
39165号、米国特許3,443,934号に記載さ
れている基が挙げられる。
よって拡散性色素を放出する基として特開昭51−10
4343号、同53−46730号、同54−1301
22号、同57−85055号、同53−3819号、
同54−48534号、同49−64436号、同57
−20735号、特公昭48−32129号、同48−
39165号、米国特許3,443,934号に記載さ
れている基が挙げられる。
【0034】別な反応機構により酸化体から拡散性色素
を放出する化合物としては式(A−5)または(A−
6)で表されるハイドロキノン誘導体が挙げられる。 (A−5)
を放出する化合物としては式(A−5)または(A−
6)で表されるハイドロキノン誘導体が挙げられる。 (A−5)
【0035】
【化7】
【0036】(A−6)
【0037】
【化8】
【0038】式中、β’、*は式(A−4)で、Z2 は
式(A−1)で述べたと同義であり、Z7 はZ2 と同義
であり、Z8 はZ1 で述べた置換基または水素原子を表
す。Z7 とZ2 は同じであっても異なっていても良い。
この種の具体例は米国特許3,725,062号に記載
されている。
式(A−1)で述べたと同義であり、Z7 はZ2 と同義
であり、Z8 はZ1 で述べた置換基または水素原子を表
す。Z7 とZ2 は同じであっても異なっていても良い。
この種の具体例は米国特許3,725,062号に記載
されている。
【0039】この種のハイドロキノン誘導体レリーサー
の分子内に求核性基を有するものも挙げられる。具体的
には特開平4−97347号に記載されている。
の分子内に求核性基を有するものも挙げられる。具体的
には特開平4−97347号に記載されている。
【0040】また別のAの例としては、米国特許3,4
43,939号に記載されているp−ヒドロキシジフェ
ニルアミン誘導体や、米国特許3,844,785号、
同4,684,604号、R.D.誌128号22頁に
記載されているヒドラジン誘導体が挙げられる。
43,939号に記載されているp−ヒドロキシジフェ
ニルアミン誘導体や、米国特許3,844,785号、
同4,684,604号、R.D.誌128号22頁に
記載されているヒドラジン誘導体が挙げられる。
【0041】更にネガ作用性基としては下記式(A−
7)が挙げられる。 (A−7)
7)が挙げられる。 (A−7)
【0042】
【化9】
【0043】式中Coupはp−フェニレンジアミン
類、p−アミノフェノール類の酸化体とカップリングす
る基、即ち写真用カプラーとして知られている基を表
す。具体例は英国特許1,330,524号に記載され
ている。*はLと結合する位置を表す。
類、p−アミノフェノール類の酸化体とカップリングす
る基、即ち写真用カプラーとして知られている基を表
す。具体例は英国特許1,330,524号に記載され
ている。*はLと結合する位置を表す。
【0044】(2)次にAとしては現像に逆反応して写
真有用性基を放出するポジ作用性レリーサーが挙げられ
る。
真有用性基を放出するポジ作用性レリーサーが挙げられ
る。
【0045】ポジ作用性基としては、まず処理時に還元
される還元されると機能を発現する基が挙げられる。こ
のタイプのAの好ましい例としては下記式(A−8)が
挙げられる。 (A−8)
される還元されると機能を発現する基が挙げられる。こ
のタイプのAの好ましい例としては下記式(A−8)が
挙げられる。 (A−8)
【0046】
【化10】
【0047】式中、*はLと結合する位置を表す。EA
Gは還元性物質から電子を受け取る基を表す。Nは窒素
原子を表し、Wは酸素原子、硫黄原子または−NZ11−
を表しEAGが電子を受け取った後このN−W結合が開
裂する。Z11はアルキル基、アリール基を表す。Z9 、
Z10は単なる結合手あるいは水素原子以外の置換基を表
す。実線は結合を表し、破線はこの内の少なくとも一つ
がLと結合していることを表す。
Gは還元性物質から電子を受け取る基を表す。Nは窒素
原子を表し、Wは酸素原子、硫黄原子または−NZ11−
を表しEAGが電子を受け取った後このN−W結合が開
裂する。Z11はアルキル基、アリール基を表す。Z9 、
Z10は単なる結合手あるいは水素原子以外の置換基を表
す。実線は結合を表し、破線はこの内の少なくとも一つ
がLと結合していることを表す。
【0048】(A−8)で表される基のうち好ましいも
のとして(A−9)が挙げられる。 (A−9)
のとして(A−9)が挙げられる。 (A−9)
【0049】
【化11】
【0050】式中、*とEAGは(A−8)と同義であ
り、Oは酸素原子を表し(即ち(A−8)中のWが酸素
原子)、Z12はN−O結合を含む複素環を形成し、かつ
N−Oの開裂に引き続いてZ12−G結合が切断する性質
を表す原子団を表す。Z12は置換基を有していても良く
また飽和あるいは不飽和の環が縮環していても良い。Z
13は−CO−または−SO2 −を表す。
り、Oは酸素原子を表し(即ち(A−8)中のWが酸素
原子)、Z12はN−O結合を含む複素環を形成し、かつ
N−Oの開裂に引き続いてZ12−G結合が切断する性質
を表す原子団を表す。Z12は置換基を有していても良く
また飽和あるいは不飽和の環が縮環していても良い。Z
13は−CO−または−SO2 −を表す。
【0051】(A−9)のうち更に好ましい基として
(A−10)が挙げられる。 (A−10)
(A−10)が挙げられる。 (A−10)
【0052】
【化12】
【0053】式中、*はLと結合する位置を表し、Z14
はアルキル基、アリール基、アラルキル基を表し、Z15
はカルバモイル基、スルファモイル基を表し、Z16はア
ルキル基、アリール基、アラルキル基、アルコキシ基、
アルキルチオ基、アリールオキシ基、アリールチオ基、
ハロゲン原子、シアノ基、ニトロ基を表し、bは0から
3の整数を表す。また式中のニトロ基の置換位置は窒素
原子に対してオルトまたはパラである。さらにZ15が炭
素数12以上30以下のアルキル基で置換されたカルバ
モイル基またはスルファモイル基であるものが最も好ま
しい。
はアルキル基、アリール基、アラルキル基を表し、Z15
はカルバモイル基、スルファモイル基を表し、Z16はア
ルキル基、アリール基、アラルキル基、アルコキシ基、
アルキルチオ基、アリールオキシ基、アリールチオ基、
ハロゲン原子、シアノ基、ニトロ基を表し、bは0から
3の整数を表す。また式中のニトロ基の置換位置は窒素
原子に対してオルトまたはパラである。さらにZ15が炭
素数12以上30以下のアルキル基で置換されたカルバ
モイル基またはスルファモイル基であるものが最も好ま
しい。
【0054】このタイプのAの具体例は特開昭62−2
15,270号、米国特許4,783,396号に記載
されている。
15,270号、米国特許4,783,396号に記載
されている。
【0055】また別な還元されて機能を発現するポジ作
用性基としては、米国特許4,139,379号は同
4,139,389号に記載されているBEND化合物
や、英国特許11,445号に記載されているCarq
uin化合物、特開昭54−126535号、特開昭5
7−84453号に記載の基が挙げられる。
用性基としては、米国特許4,139,379号は同
4,139,389号に記載されているBEND化合物
や、英国特許11,445号に記載されているCarq
uin化合物、特開昭54−126535号、特開昭5
7−84453号に記載の基が挙げられる。
【0056】(A−8)で表されるAに代表されるよう
なこれらの被還元性の基を使用するときは還元剤を併用
するが、同一分子内に還元性基を含有させだLDA化合
物も挙げられる。これは米国特許4,551,423号
に記載がある。
なこれらの被還元性の基を使用するときは還元剤を併用
するが、同一分子内に還元性基を含有させだLDA化合
物も挙げられる。これは米国特許4,551,423号
に記載がある。
【0057】またポジ作用性基に還元体として感光材料
中に含有させ、処理時に酸化されると失活するタイプの
ものもある。このタイプの基としては特開昭51−63
618号や米国特許3,980,479号に記載のFi
elds化合物や特開昭49−111628号、同52
−4819号、米国特許4,199,354号に記載の
Hinshaw化合物が挙げられる。
中に含有させ、処理時に酸化されると失活するタイプの
ものもある。このタイプの基としては特開昭51−63
618号や米国特許3,980,479号に記載のFi
elds化合物や特開昭49−111628号、同52
−4819号、米国特許4,199,354号に記載の
Hinshaw化合物が挙げられる。
【0058】このタイプのAの例として(A−11)も
挙げられる。 (A−11)
挙げられる。 (A−11)
【0059】
【化13】
【0060】式中、*はLと結合する位置を表し、
Z17、Z19は水素原子もしくは置換または無置換のアシ
ル基、アルコキシ基、カルボニル基、アリールオキシカ
ルボニル基を表し、Z18はアルキル基、アリール基、ア
ラルキル基、アシル基、アルコキシカルボニル基、アリ
ールオキシカルボニル基、カルバモイル基、スルホニル
基、スルファモイル基を表し、Z20、Z21は水素原子ま
たは置換または無置換のアルキル基、アリール基、アラ
ルキル基を表す。具体的には特開昭62−245,27
0号、同63−46450号に記載がある。
Z17、Z19は水素原子もしくは置換または無置換のアシ
ル基、アルコキシ基、カルボニル基、アリールオキシカ
ルボニル基を表し、Z18はアルキル基、アリール基、ア
ラルキル基、アシル基、アルコキシカルボニル基、アリ
ールオキシカルボニル基、カルバモイル基、スルホニル
基、スルファモイル基を表し、Z20、Z21は水素原子ま
たは置換または無置換のアルキル基、アリール基、アラ
ルキル基を表す。具体的には特開昭62−245,27
0号、同63−46450号に記載がある。
【0061】また別な機構のポジ作用性基としては、チ
アゾリジン型基が挙げられる。具体的には米国特許4,
468,451号に記載されている。
アゾリジン型基が挙げられる。具体的には米国特許4,
468,451号に記載されている。
【0062】これらのAの中では、ネガ作用性基が好ま
しい。さらに好ましくは、特開昭58−149046号
等に記載のネガ作用性基が挙げられる。
しい。さらに好ましくは、特開昭58−149046号
等に記載のネガ作用性基が挙げられる。
【0063】次にDyeについて説明する。色素として
は例えばアゾ色素、アゾメチン色素、アゾピラゾロン色
素、インドアニリン系色素、インドフェノール系色素、
アントラキノン系色素、トリアリールメタン系色素、ア
リザリン、ニトロ系色素、キノリン系色素、インジゴ系
色素やフタロシアニン系色素が挙げられる。またそれら
のロイコ体や、一時的に吸収波長がシフトされたもの、
さらにテトラゾリウム塩などの色素プレカーサーがあげ
られる。さらにそれらの色素は適当な金属とキレート色
素を形成しても良い。これらの色素に関しては、例えば
米国特許3,880,658号、同3,931,144
号、同3,932,380号、同3,932,381
号、および同3,942,987号に記載されている。
これらの中でも特にシアン、マゼンタ、イエローの色素
が、カラー画像を形成するために重要である。 イエロー色素の例 米国特許3,597,200号、同3,309,199
号、同4,013,633号、同4,245,028
号、同4,156,609号、同4,139,383
号、同4,195,992号、同4,148,641
号、同4,148,643号、同4,336,322
号、特開昭51−114930号、同56−71702
号、Research Disclosure 176
30(1978)号、同16475(1977)号に記
載されているもの。 マゼンタ色素の例 米国特許3,453,107号、同3,544,545
号、同3,932,380号、同3,931,144
号、同3,932,308号、同3,954,476
号、同4,233,237号、同4,255,509
号、同4,250,246号、同4,142,891
号、同4,207,104号、同4,287,292
号、特開昭52−106727号、同53−23628
号、同55−36804号、同56−73057号、同
56−71060号、同55−134号に記載されてい
るもの シアン系色素の例 米国特許3,482,972号、同3,929,760
号、同4,013,635号、同4,268,625
号、同4,171,220号、同4,242,435
号、同4,142,891号、同4,195,994
号、同4,147,544号、同4,148,642
号、英国特許1,551,138号、特開昭54−99
431号、同52−8827号、同53−47823
号、同53−143323号、同54−99431号、
同56−71061号、ヨーロッパ特許(EP0)5
3,037号、同53,040号、Research
Diclosure 17,630(1978)号、お
よび16,475(1977)号に記載されているも
の。また色素プレカーサー部の一種として、感光要素中
では、一時的に光吸収をシフトさせてある色素の具体例
は米国特許4,310,612号、同T−999,00
3号、同3,336,287号、同3,579,334
号、同3,982,946号、英国特許1,467,3
17号および特開昭57−158638号などに記載さ
れている。
は例えばアゾ色素、アゾメチン色素、アゾピラゾロン色
素、インドアニリン系色素、インドフェノール系色素、
アントラキノン系色素、トリアリールメタン系色素、ア
リザリン、ニトロ系色素、キノリン系色素、インジゴ系
色素やフタロシアニン系色素が挙げられる。またそれら
のロイコ体や、一時的に吸収波長がシフトされたもの、
さらにテトラゾリウム塩などの色素プレカーサーがあげ
られる。さらにそれらの色素は適当な金属とキレート色
素を形成しても良い。これらの色素に関しては、例えば
米国特許3,880,658号、同3,931,144
号、同3,932,380号、同3,932,381
号、および同3,942,987号に記載されている。
これらの中でも特にシアン、マゼンタ、イエローの色素
が、カラー画像を形成するために重要である。 イエロー色素の例 米国特許3,597,200号、同3,309,199
号、同4,013,633号、同4,245,028
号、同4,156,609号、同4,139,383
号、同4,195,992号、同4,148,641
号、同4,148,643号、同4,336,322
号、特開昭51−114930号、同56−71702
号、Research Disclosure 176
30(1978)号、同16475(1977)号に記
載されているもの。 マゼンタ色素の例 米国特許3,453,107号、同3,544,545
号、同3,932,380号、同3,931,144
号、同3,932,308号、同3,954,476
号、同4,233,237号、同4,255,509
号、同4,250,246号、同4,142,891
号、同4,207,104号、同4,287,292
号、特開昭52−106727号、同53−23628
号、同55−36804号、同56−73057号、同
56−71060号、同55−134号に記載されてい
るもの シアン系色素の例 米国特許3,482,972号、同3,929,760
号、同4,013,635号、同4,268,625
号、同4,171,220号、同4,242,435
号、同4,142,891号、同4,195,994
号、同4,147,544号、同4,148,642
号、英国特許1,551,138号、特開昭54−99
431号、同52−8827号、同53−47823
号、同53−143323号、同54−99431号、
同56−71061号、ヨーロッパ特許(EP0)5
3,037号、同53,040号、Research
Diclosure 17,630(1978)号、お
よび16,475(1977)号に記載されているも
の。また色素プレカーサー部の一種として、感光要素中
では、一時的に光吸収をシフトさせてある色素の具体例
は米国特許4,310,612号、同T−999,00
3号、同3,336,287号、同3,579,334
号、同3,982,946号、英国特許1,467,3
17号および特開昭57−158638号などに記載さ
れている。
【0064】次に、Lについて説明する。Lは環状アミ
ノ基で置換された2価の基を表し、詳しくは下記式(L
−1)に表される。
ノ基で置換された2価の基を表し、詳しくは下記式(L
−1)に表される。
【0065】
【化14】
【0066】式中、**はAと結合する位置を、***
はDyeと結合する位置を表し、γは含窒素複素環を形
成するのに必要な非金属原子群を表し、この複素環には
飽和あるいは不飽和の炭素環、複素環が縮環していても
良い。またこれらは置換基を有していても良い。環状ア
ミノ基の好ましい例としては、(置換基と有していても
良い)環員数4〜6の複素環(例えば、ピロリジン、2
−カルボキシキピロリジン、ピラゾリジン、インドリ
ン、ピペリジン、N−メチルピペラジン、モルホリンな
ど)が挙げられるが、さらに好ましくはピロリジン、モ
ルホリンである。
はDyeと結合する位置を表し、γは含窒素複素環を形
成するのに必要な非金属原子群を表し、この複素環には
飽和あるいは不飽和の炭素環、複素環が縮環していても
良い。またこれらは置換基を有していても良い。環状ア
ミノ基の好ましい例としては、(置換基と有していても
良い)環員数4〜6の複素環(例えば、ピロリジン、2
−カルボキシキピロリジン、ピラゾリジン、インドリ
ン、ピペリジン、N−メチルピペラジン、モルホリンな
ど)が挙げられるが、さらに好ましくはピロリジン、モ
ルホリンである。
【0067】Xとして好ましく使用される基としてはベ
ンゼン環、ナフタレン環が挙げられ、これらは置換基を
有していても良い。また別の好ましく使用される基とし
ては窒素原子を1または2個含み、置換基を有していて
も良く、また他の環が縮環していても良い複素環(例え
ばピロール、ピラゾール、イミダゾール、ピロリン、ピ
ラゾリン、イミダゾリン、ピロリジン、ピロゾリジン、
イミダゾリジン、インドール、インドリン、ピリジン、
ピリミジン、ピラジン、ピペリジン、ピリドンアデニ
ン、テトラヒドロピリミジン、モルホリン、キノリン、
キノキサリン、N−メチルモルホリン、オキシインドー
ル、ヒダントインなど)が挙げられる。また別の好まし
く使用される基としては炭素数2〜10の鎖状または環
状のアルキル基(例えば、エタン、プロパン、ブタン、
ペンタン、ヘキサン、イソブタン、シクロペンタン、シ
クロヘキサン、シクロヘプタン、デカン、シクロデカン
など)が挙げられ、また一部に酸素原子、硫黄原子を含
んでいる基(例えばフラン、テトラヒドロフラン、ピラ
ン、テトラヒドロピラン、ジーn−ブチルエーテル、チ
オフェン、テトラヒドロチオフェン)も使用できる。こ
れらの中でより好ましい基としては、ベンゼン環、ナフ
タレン環、および炭素数2〜6の鎖状または環状のアル
キル基が挙げられ、さらに合成の容易さ、汎用性の点で
ベンゼン環が最も好ましい。
ンゼン環、ナフタレン環が挙げられ、これらは置換基を
有していても良い。また別の好ましく使用される基とし
ては窒素原子を1または2個含み、置換基を有していて
も良く、また他の環が縮環していても良い複素環(例え
ばピロール、ピラゾール、イミダゾール、ピロリン、ピ
ラゾリン、イミダゾリン、ピロリジン、ピロゾリジン、
イミダゾリジン、インドール、インドリン、ピリジン、
ピリミジン、ピラジン、ピペリジン、ピリドンアデニ
ン、テトラヒドロピリミジン、モルホリン、キノリン、
キノキサリン、N−メチルモルホリン、オキシインドー
ル、ヒダントインなど)が挙げられる。また別の好まし
く使用される基としては炭素数2〜10の鎖状または環
状のアルキル基(例えば、エタン、プロパン、ブタン、
ペンタン、ヘキサン、イソブタン、シクロペンタン、シ
クロヘキサン、シクロヘプタン、デカン、シクロデカン
など)が挙げられ、また一部に酸素原子、硫黄原子を含
んでいる基(例えばフラン、テトラヒドロフラン、ピラ
ン、テトラヒドロピラン、ジーn−ブチルエーテル、チ
オフェン、テトラヒドロチオフェン)も使用できる。こ
れらの中でより好ましい基としては、ベンゼン環、ナフ
タレン環、および炭素数2〜6の鎖状または環状のアル
キル基が挙げられ、さらに合成の容易さ、汎用性の点で
ベンゼン環が最も好ましい。
【0068】Xが置換基を有する場合、好ましい基とし
てはアルキル基、アラルキル基(置換されていても良い
アルキル基、アラルキル基。例えば、メチル基、トリフ
ルオロメチル基、ベンジル基、クロロメチル基、ジメチ
ルアミノメチル基、エトキシカルボニルメチル基、アミ
ノメチル基、アセチルアミノメチル基、エチル基、カル
ボキシエチル基、アリル基、3,3,3−トリクロロプ
ロピル基、n−プロピル基、iso−プロピル基、n−
ブチル基、iso−ブチル基、sec−ブチル基、t−
ブチル基、n−ベンジル基、sec−ペンチル基、t−
ペンチル基、シクロペンチル基、n−ヘキシル基、se
c−ヘキシル基、t−ヘキシル基、シクロヘキシル基、
n−オクチル基、sec−オクチル基、t−オキチル
基、n−デシル基、n−ウンデシル基、n−ドデシル
基、n−テトラデシル基、n−ペンタデシル基、n−ヘ
キサデシル基、sec−ヘキサデシル基、t−ヘキサデ
シル基、n−オクタデシル基、t−オクタデシル基な
ど)、アルケニル基(置換されていても良いアルケニル
基。例えばビニル基、2−クロロビニル基、1−メチル
ビニル基、2−シアノビニル基、シクロヘキセン−1−
イル基など)、アルキニル基(置換されていても良いア
ルキニル基。例えばエチニル基、1−プロピニル基、2
−エトキシカルボニルエチニル基など)、
てはアルキル基、アラルキル基(置換されていても良い
アルキル基、アラルキル基。例えば、メチル基、トリフ
ルオロメチル基、ベンジル基、クロロメチル基、ジメチ
ルアミノメチル基、エトキシカルボニルメチル基、アミ
ノメチル基、アセチルアミノメチル基、エチル基、カル
ボキシエチル基、アリル基、3,3,3−トリクロロプ
ロピル基、n−プロピル基、iso−プロピル基、n−
ブチル基、iso−ブチル基、sec−ブチル基、t−
ブチル基、n−ベンジル基、sec−ペンチル基、t−
ペンチル基、シクロペンチル基、n−ヘキシル基、se
c−ヘキシル基、t−ヘキシル基、シクロヘキシル基、
n−オクチル基、sec−オクチル基、t−オキチル
基、n−デシル基、n−ウンデシル基、n−ドデシル
基、n−テトラデシル基、n−ペンタデシル基、n−ヘ
キサデシル基、sec−ヘキサデシル基、t−ヘキサデ
シル基、n−オクタデシル基、t−オクタデシル基な
ど)、アルケニル基(置換されていても良いアルケニル
基。例えばビニル基、2−クロロビニル基、1−メチル
ビニル基、2−シアノビニル基、シクロヘキセン−1−
イル基など)、アルキニル基(置換されていても良いア
ルキニル基。例えばエチニル基、1−プロピニル基、2
−エトキシカルボニルエチニル基など)、
【0069】アリール基(置換されていても良いアリー
ル基。例えば、フェニル基、ナフチル基、3−ヒドロキ
シフェニル基、3−クロロフェニル基、4−アセチルア
ミノフェニル基、2−メタンスルホニル−4−ニトロフ
ェニル基、3−ニトロフェニル基、4−メトキシフェニ
ル基、4−アセチルアミノフェニル基、4−メタンスル
ホニルフェニル基、2,4−ジメチルフェニル基な
ど)、アシル基(置換されていても良いアシル基。例え
ば、アセチル基、プロピオニル基、ブチロイル基、is
o−ブチロイル基、2,2−ジメチルプロピオニル基、
ベンゾイル基、3,4−ジクロロベンゾイル基,3−ア
セチルアミノ−4−メトキシベンゾイル基、4−メチル
ベンゾイル基,4−メトキシ−3−スルホベンゾイル基
など)、スルホニル基(置換されていても良いスルホニ
ル基。例えば、メタンスルホニル基、エタンスルホニル
基、クロルメタンスルホニル基、プロパンスルホニル
基、ブタンスルホニル基、ベンゼンスルホニル基、4−
トルエンスルホニル塩など)、
ル基。例えば、フェニル基、ナフチル基、3−ヒドロキ
シフェニル基、3−クロロフェニル基、4−アセチルア
ミノフェニル基、2−メタンスルホニル−4−ニトロフ
ェニル基、3−ニトロフェニル基、4−メトキシフェニ
ル基、4−アセチルアミノフェニル基、4−メタンスル
ホニルフェニル基、2,4−ジメチルフェニル基な
ど)、アシル基(置換されていても良いアシル基。例え
ば、アセチル基、プロピオニル基、ブチロイル基、is
o−ブチロイル基、2,2−ジメチルプロピオニル基、
ベンゾイル基、3,4−ジクロロベンゾイル基,3−ア
セチルアミノ−4−メトキシベンゾイル基、4−メチル
ベンゾイル基,4−メトキシ−3−スルホベンゾイル基
など)、スルホニル基(置換されていても良いスルホニ
ル基。例えば、メタンスルホニル基、エタンスルホニル
基、クロルメタンスルホニル基、プロパンスルホニル
基、ブタンスルホニル基、ベンゼンスルホニル基、4−
トルエンスルホニル塩など)、
【0070】カルバモイル基(置換されていても良いカ
ルバモイル基。例えば、カルバモイル基、メチルカルバ
モイル基、ジメルカルバモイル基、ビス−(2−メトキ
シエチル)カルバモイル基、ジエチルカルバモイル基、
シクロヘキシルカルバモイル基など)、スルファモイル
基(置換されていても良いスルファモイル基。例えば、
スルファモイル基、メチルスルファモイル基、ジメチル
スルファモイル基、ジエチルスルファモイル基、ビス−
(2−メトキシエチル)スルファモイル基、ジ−n−ブ
チルスルファモイル基、3−エトキシプロピルスルファ
モイル基、N−フェニル−N−メチルスルファモイル基
など)、アルコキシまたはアリールオキシカルボニル基
(置換されていても良いアルコキシまたはアリールオキ
シカルボニル基。例えばメトキシカルボニル基、エトキ
シカルボニル基、フェノキシカルボニル基、2−メトキ
シエトキシカルボニル基など)、アルコキシまたはアリ
ールオキシスルホニル基(置換されていても良いアルコ
キシまたはアリールオキシスルホニル基。例えばメトキ
シスルホニル基、エトキシスルホニル基、フェノキシス
ルホニル基、2−メトキシエトキシスルホニル基な
ど)、
ルバモイル基。例えば、カルバモイル基、メチルカルバ
モイル基、ジメルカルバモイル基、ビス−(2−メトキ
シエチル)カルバモイル基、ジエチルカルバモイル基、
シクロヘキシルカルバモイル基など)、スルファモイル
基(置換されていても良いスルファモイル基。例えば、
スルファモイル基、メチルスルファモイル基、ジメチル
スルファモイル基、ジエチルスルファモイル基、ビス−
(2−メトキシエチル)スルファモイル基、ジ−n−ブ
チルスルファモイル基、3−エトキシプロピルスルファ
モイル基、N−フェニル−N−メチルスルファモイル基
など)、アルコキシまたはアリールオキシカルボニル基
(置換されていても良いアルコキシまたはアリールオキ
シカルボニル基。例えばメトキシカルボニル基、エトキ
シカルボニル基、フェノキシカルボニル基、2−メトキ
シエトキシカルボニル基など)、アルコキシまたはアリ
ールオキシスルホニル基(置換されていても良いアルコ
キシまたはアリールオキシスルホニル基。例えばメトキ
シスルホニル基、エトキシスルホニル基、フェノキシス
ルホニル基、2−メトキシエトキシスルホニル基な
ど)、
【0071】アルコキシまたはアリールオキシ基(置換
されていても良いアルコキシまたはアリールオキシ基。
例えばメトキシ基、エトキシ基、メトキシエトキシ基、
2−クロロエトキシ基、フェノキシ基、p−メトキシフ
ェノキシ基など)、アルキルチオまたはアリールチオ基
(置換されていても良いアルキルチオまたはアリールチ
オ基。例えばメチルチオ、エチルチオ、n−ブチルチ
オ、フェニルチオ、4−クロロフェニルチオ、2−メト
キシフェニルチオなど)、アミノ基(置換されていても
良いアミノ基。例えばアミノ基、メチルアミノ基、N,
N−ジメトキシエトキシアミノ基、メチルフェニルアミ
ノ基など)、アンモニオ基(置換されていても良いアン
モニオ基。例えば、アンモニオ基、トリメチルアンモニ
オ基、フェニルジメチルアンモニオ基、ジメチルベンジ
ルアンモニオ基など)、アシルアミノ基(置換されてい
ても良いアシルアミノ基。例えば、アセチルアミノ基、
2−カルボキシベンゾイルアミノ基、3−ニトロベンゾ
イルアミノ基、3−ジエチルアミノプロパノイルアミノ
基、アクリロイルアミノ基など)、アシルオキシ基(置
換されていても良いアシルオキシ基。例えば、アセトキ
シ基、ベンゾイルオキシ基、2−ブテノイルオキシ基、
2−メチルプロパノイルオキシ基など)、
されていても良いアルコキシまたはアリールオキシ基。
例えばメトキシ基、エトキシ基、メトキシエトキシ基、
2−クロロエトキシ基、フェノキシ基、p−メトキシフ
ェノキシ基など)、アルキルチオまたはアリールチオ基
(置換されていても良いアルキルチオまたはアリールチ
オ基。例えばメチルチオ、エチルチオ、n−ブチルチ
オ、フェニルチオ、4−クロロフェニルチオ、2−メト
キシフェニルチオなど)、アミノ基(置換されていても
良いアミノ基。例えばアミノ基、メチルアミノ基、N,
N−ジメトキシエトキシアミノ基、メチルフェニルアミ
ノ基など)、アンモニオ基(置換されていても良いアン
モニオ基。例えば、アンモニオ基、トリメチルアンモニ
オ基、フェニルジメチルアンモニオ基、ジメチルベンジ
ルアンモニオ基など)、アシルアミノ基(置換されてい
ても良いアシルアミノ基。例えば、アセチルアミノ基、
2−カルボキシベンゾイルアミノ基、3−ニトロベンゾ
イルアミノ基、3−ジエチルアミノプロパノイルアミノ
基、アクリロイルアミノ基など)、アシルオキシ基(置
換されていても良いアシルオキシ基。例えば、アセトキ
シ基、ベンゾイルオキシ基、2−ブテノイルオキシ基、
2−メチルプロパノイルオキシ基など)、
【0072】スルホニルアミノ基(置換されていても良
いスルホニルアミノ基。例えば、メタンスルホニルアミ
ノ基、ベンゼンスルホニルアミノ基、2−メトキシ−5
−n−メチルベンゼンスルホニルアミノ基など)、アル
コキシカルボニルアミノ基(置換されていても良いアル
コキシカルボニルアミノ基。例えば、メトキシカルボニ
ルアミノ基、2−メトキシエトキシカルボニルアミノ
基、iso−ブトキシカルボニルアミノ基、ベンジルオ
キシカルボニルアミノ基、t−ブトキシカルボニルアミ
ノ基、2−シアノエトキシカルボニルアミノ基など)、
アリールオキシカルボニルアミノ基(置換されていても
良いアリールオキシカルボニルアミノ基。例えば、フェ
ノキシカルボニルアミノ基、2,4−ニトロフェノキシ
ルボニルアミノ基など)、アルコキシカルボニルオキシ
基(置換されていても良いアルコキシカルボニルオキシ
基。例えば、メトキシカルボニルオキシ基、t−ブトキ
シカルボニルオキシ基、2−ベンゼンスルホニルエトキ
シカルボニルオキシ基、ベンジルカルボニルオキシ基な
ど)、アリールオキシカルボニルオキシ基(置換されて
いても良いアリールオキシカルボニルオキシ基。例え
ば、フェノキシカルボニルオキシ基、3−シアノフェノ
キシカルボニルオキシ基、4−アセトキシフェノキシカ
ルボニルオキシ基、4−t−ブトキシカルボニルアミノ
フェノキシカルボニルオキシ基など)、
いスルホニルアミノ基。例えば、メタンスルホニルアミ
ノ基、ベンゼンスルホニルアミノ基、2−メトキシ−5
−n−メチルベンゼンスルホニルアミノ基など)、アル
コキシカルボニルアミノ基(置換されていても良いアル
コキシカルボニルアミノ基。例えば、メトキシカルボニ
ルアミノ基、2−メトキシエトキシカルボニルアミノ
基、iso−ブトキシカルボニルアミノ基、ベンジルオ
キシカルボニルアミノ基、t−ブトキシカルボニルアミ
ノ基、2−シアノエトキシカルボニルアミノ基など)、
アリールオキシカルボニルアミノ基(置換されていても
良いアリールオキシカルボニルアミノ基。例えば、フェ
ノキシカルボニルアミノ基、2,4−ニトロフェノキシ
ルボニルアミノ基など)、アルコキシカルボニルオキシ
基(置換されていても良いアルコキシカルボニルオキシ
基。例えば、メトキシカルボニルオキシ基、t−ブトキ
シカルボニルオキシ基、2−ベンゼンスルホニルエトキ
シカルボニルオキシ基、ベンジルカルボニルオキシ基な
ど)、アリールオキシカルボニルオキシ基(置換されて
いても良いアリールオキシカルボニルオキシ基。例え
ば、フェノキシカルボニルオキシ基、3−シアノフェノ
キシカルボニルオキシ基、4−アセトキシフェノキシカ
ルボニルオキシ基、4−t−ブトキシカルボニルアミノ
フェノキシカルボニルオキシ基など)、
【0073】アミノカルボニルアミノ基(置換されてい
ても良いアミノカルボニルアミノ基。例えば、メチルア
ミノカルボニルアミノ基、モノホリノカルボニルアミノ
基、N−エチル−N−フェニルアミノカルボニルアミノ
基、4−メタンスルホニルアミノカルボニルアミノ基な
ど)、アミノカルボニルオキシ基(置換されていても良
いアミノカルボニルオキシ基。例えばジメチルアミノカ
ルボニルオキシ基、ピロリジノカルボニルオキシ基、4
−ジプロピルアイノフェニルアミノカルボニルオキシ基
など)、アミノスルホニルアミノ基(置換されていても
良いアミノスルホニルアミノ基。例えば、ジエチルアミ
ノスルホニルアミノ基、ジ−n−ブチルアミノスルホニ
ルアミノ基、フェニルアニノスルホニルアミノ基な
ど)、スルホニルオキシ基(置換されていても良いスル
ホニルオキシ基。例えば、フェニルスルホニルオキシ
基、メタンスルホニルオキシ基、クロロメタンスルホニ
ルオキシ基、4−クロロフェニルスルホニルオキシ基な
ど)、およびカルボキシル基、スルホ基、シアノ基、ニ
トロ基、水酸基、ハロゲン原子などが挙げられる。これ
らのうちより好ましい基として、アルコキシ基、ハロゲ
ン原子、アミノ基、アシルアミノ基、カルバンモイル
基、スルホニルアミノ基、スルファモイル基、カルボキ
シル基が挙げられる。
ても良いアミノカルボニルアミノ基。例えば、メチルア
ミノカルボニルアミノ基、モノホリノカルボニルアミノ
基、N−エチル−N−フェニルアミノカルボニルアミノ
基、4−メタンスルホニルアミノカルボニルアミノ基な
ど)、アミノカルボニルオキシ基(置換されていても良
いアミノカルボニルオキシ基。例えばジメチルアミノカ
ルボニルオキシ基、ピロリジノカルボニルオキシ基、4
−ジプロピルアイノフェニルアミノカルボニルオキシ基
など)、アミノスルホニルアミノ基(置換されていても
良いアミノスルホニルアミノ基。例えば、ジエチルアミ
ノスルホニルアミノ基、ジ−n−ブチルアミノスルホニ
ルアミノ基、フェニルアニノスルホニルアミノ基な
ど)、スルホニルオキシ基(置換されていても良いスル
ホニルオキシ基。例えば、フェニルスルホニルオキシ
基、メタンスルホニルオキシ基、クロロメタンスルホニ
ルオキシ基、4−クロロフェニルスルホニルオキシ基な
ど)、およびカルボキシル基、スルホ基、シアノ基、ニ
トロ基、水酸基、ハロゲン原子などが挙げられる。これ
らのうちより好ましい基として、アルコキシ基、ハロゲ
ン原子、アミノ基、アシルアミノ基、カルバンモイル
基、スルホニルアミノ基、スルファモイル基、カルボキ
シル基が挙げられる。
【0074】Z22は単なる結合あるいはXとDyeを連
結するための2価の基を表す。Z22の好ましい例として
は、単なる結合、カルボニル基、スルホニル基の他にX
で述べた基と同義の基をカルボニル基、スルファモイル
基、アシルアミノ基、スルホニルアミノ基、酸素原子、
スルホニルアミノスルホニル基、スルホニルアミノカル
ボニル基、カルボニルアミノスルホニル基等で結合した
基が挙げられる。これらの中でより好ましくは単なる結
合である。
結するための2価の基を表す。Z22の好ましい例として
は、単なる結合、カルボニル基、スルホニル基の他にX
で述べた基と同義の基をカルボニル基、スルファモイル
基、アシルアミノ基、スルホニルアミノ基、酸素原子、
スルホニルアミノスルホニル基、スルホニルアミノカル
ボニル基、カルボニルアミノスルホニル基等で結合した
基が挙げられる。これらの中でより好ましくは単なる結
合である。
【0075】次に、Yについて説明する。YはAとXを
連結するための2価の基を表す。Yの好ましい例として
は、Aが特開昭58−149046、米国特許4503
137号等に記載のネガ作用性基の場合、−NHSO2
−が最も好ましく、この場合Aは窒素原子と、Xは硫黄
原子とそれぞれ結合する。またAが特開昭62−215
270号、米国特許4783396号に記載のポジ作用
性基の場合、−O−、−S−が好ましい。
連結するための2価の基を表す。Yの好ましい例として
は、Aが特開昭58−149046、米国特許4503
137号等に記載のネガ作用性基の場合、−NHSO2
−が最も好ましく、この場合Aは窒素原子と、Xは硫黄
原子とそれぞれ結合する。またAが特開昭62−215
270号、米国特許4783396号に記載のポジ作用
性基の場合、−O−、−S−が好ましい。
【0076】さらにm、nは1以上の整数を表す。好ま
しくは1〜3の整数でありさらに好ましくはm=n=1
である。
しくは1〜3の整数でありさらに好ましくはm=n=1
である。
【0077】また、これらの感光材料は下記一般式(I
−a)〜(I−g)で表される現像促進剤と合わせて用
いられても良く、これらの化合物は単独で用いても、ま
た2種以上併用しても良い。
−a)〜(I−g)で表される現像促進剤と合わせて用
いられても良く、これらの化合物は単独で用いても、ま
た2種以上併用しても良い。
【0078】
【化15】
【0079】式中、Eは、2価の電子吸引性基を表し、
R1 はアルキル基、アリール基、アルコキシ基、アリー
ルオキシ基、アルキルアミノ基、アニリノ基、ヘテロ環
基を表す。pは1または2の整数である。R2 はアルキ
ル基、アルコキシ基、ヒドロキシル基、ハロゲン原子を
表し、Qは0から4の整数である。Qはフェノール環に
縮合していても良いベンゼン環もしくはヘテロ環を表
す。R3 は置換もしくは無置換のアルキル基、アリール
基、ヘテロ環を表す。Gは置換もしくは無置換のアリー
ル基、アルキル基、ヘテロ環基、−PO(Ra)(R
b)−基、または−CO(Ra)−基を表す。R4 ’は
置換もしくは無置換のアルキレン基、アリーレン基、ま
たはアラルキレン基を表し、R4 は置換もしくは無置換
のアルキル基またはアリール基を表す。但しGとR4 と
が同時にアルキル基であることは無い。Ra、Rbは置
換もしくは無置換のアルキル基、アリール基、アミノ
基、アルコキシ基、アリールオキシ基を表す。Pは1か
ら5の整数を表す。R5 は水素原子または置換もしくは
無置換のアルキル基、アリール基、アルキルまたはフェ
ニルスルホニル基およびアシル基を表す。R6 はR4 と
同じ置換基を表す。R5 、R6 は閉環して5ないし7員
環を形成しても良い。R7 、R8 と同じ置換基を表すが
閉環して5ないし7員環を形成しても良い。R9 は置換
もしくは無置換のアルキル基を表し、炭素数は12以上
である。−(P)は置換、無置換の5ないし7員のヘテ
ロ環を表す。
R1 はアルキル基、アリール基、アルコキシ基、アリー
ルオキシ基、アルキルアミノ基、アニリノ基、ヘテロ環
基を表す。pは1または2の整数である。R2 はアルキ
ル基、アルコキシ基、ヒドロキシル基、ハロゲン原子を
表し、Qは0から4の整数である。Qはフェノール環に
縮合していても良いベンゼン環もしくはヘテロ環を表
す。R3 は置換もしくは無置換のアルキル基、アリール
基、ヘテロ環を表す。Gは置換もしくは無置換のアリー
ル基、アルキル基、ヘテロ環基、−PO(Ra)(R
b)−基、または−CO(Ra)−基を表す。R4 ’は
置換もしくは無置換のアルキレン基、アリーレン基、ま
たはアラルキレン基を表し、R4 は置換もしくは無置換
のアルキル基またはアリール基を表す。但しGとR4 と
が同時にアルキル基であることは無い。Ra、Rbは置
換もしくは無置換のアルキル基、アリール基、アミノ
基、アルコキシ基、アリールオキシ基を表す。Pは1か
ら5の整数を表す。R5 は水素原子または置換もしくは
無置換のアルキル基、アリール基、アルキルまたはフェ
ニルスルホニル基およびアシル基を表す。R6 はR4 と
同じ置換基を表す。R5 、R6 は閉環して5ないし7員
環を形成しても良い。R7 、R8 と同じ置換基を表すが
閉環して5ないし7員環を形成しても良い。R9 は置換
もしくは無置換のアルキル基を表し、炭素数は12以上
である。−(P)は置換、無置換の5ないし7員のヘテ
ロ環を表す。
【0080】以下に本発明の具体的化合物例を示すが、
本発明はこれに限られるものではない。
本発明はこれに限られるものではない。
【0081】
【化16】
【0082】
【化17】
【0083】
【化18】
【0084】
【化19】
【0085】
【化20】
【0086】
【化21】
【0087】
【化22】
【0088】
【化23】
【0089】
【化24】
【0090】
【化25】
【0091】
【化26】
【0092】次に、ハロゲン化銀粒子中に重金属を実質
的に含有しないハロゲン化銀乳剤について説明する。こ
のハロゲン化銀乳剤は赤感性の乳剤であることが好まし
い。特に下記の一般式(A)、(B)で表される増感色
素で赤領域に分光増感された乳剤であることが好まし
い。 一般式(A)
的に含有しないハロゲン化銀乳剤について説明する。こ
のハロゲン化銀乳剤は赤感性の乳剤であることが好まし
い。特に下記の一般式(A)、(B)で表される増感色
素で赤領域に分光増感された乳剤であることが好まし
い。 一般式(A)
【0093】
【化27】
【0094】一般式(B)
【0095】
【化28】
【0096】一般式(A)、(B)における置換基をさ
らに詳細に説明する。一般式(A)において 式中、Z
1 およびZ2 は硫黄原子、酸素原子またはセレン原子を
表す。R1 およびR2 は、アルキル基を表し、好ましく
は、炭素数18以下の無置換アルキル基(例えばメチ
ル、エチル、プロピル、ブチル、ペンチル、オクチル、
デシル、ドデシル、オクタデシル)、または置換アルキ
ル基(置換基として例えば、カルボキシ基、スルホ基、
シアノ基、ハロゲン基(例えばフッ素、塩素、臭素であ
る)、ヒドロキシ基、炭素数8以下のアルコキシ基(例
えばメトキシ、エトキシ、ベンジルオキシ、フェネチル
オキシ)、炭素数10以下の単環式のアリール基(例え
ばアセチル、プロピオニル、ベンゾイル、メシル)、カ
ルバモイル基(例えばカルバモイル、N,N−ジメチル
カルバモイル、モノホリノカルボニル、、ピメチルスル
ファモイル、モノホリノスルホニル、ピペリジノスルホ
ニル)、炭素数10以下のアリール基(例えばフェニ
ル、4−クロルフェニル、4−メチルフェニル、α−ナ
フチル)で置換された炭素数18以下のアルキル基)が
挙げられる。好ましくは無置換アルキル基(例えば、メ
チル基、エチル基、n−プロピル基、n−ブチル基、n
−ペンチル基、n−ヘキシル基)、カルボキシアルキル
基(例えば2−カルボキシエチル基、カルボキシメチル
基)、スルホアルキル基(例えば、2−スルホエチル
基、3−スルホプロピル基、4−スルホブチル基、3−
スルホブチル基)、メタスルホニルカルバモイルメチル
基である。
らに詳細に説明する。一般式(A)において 式中、Z
1 およびZ2 は硫黄原子、酸素原子またはセレン原子を
表す。R1 およびR2 は、アルキル基を表し、好ましく
は、炭素数18以下の無置換アルキル基(例えばメチ
ル、エチル、プロピル、ブチル、ペンチル、オクチル、
デシル、ドデシル、オクタデシル)、または置換アルキ
ル基(置換基として例えば、カルボキシ基、スルホ基、
シアノ基、ハロゲン基(例えばフッ素、塩素、臭素であ
る)、ヒドロキシ基、炭素数8以下のアルコキシ基(例
えばメトキシ、エトキシ、ベンジルオキシ、フェネチル
オキシ)、炭素数10以下の単環式のアリール基(例え
ばアセチル、プロピオニル、ベンゾイル、メシル)、カ
ルバモイル基(例えばカルバモイル、N,N−ジメチル
カルバモイル、モノホリノカルボニル、、ピメチルスル
ファモイル、モノホリノスルホニル、ピペリジノスルホ
ニル)、炭素数10以下のアリール基(例えばフェニ
ル、4−クロルフェニル、4−メチルフェニル、α−ナ
フチル)で置換された炭素数18以下のアルキル基)が
挙げられる。好ましくは無置換アルキル基(例えば、メ
チル基、エチル基、n−プロピル基、n−ブチル基、n
−ペンチル基、n−ヘキシル基)、カルボキシアルキル
基(例えば2−カルボキシエチル基、カルボキシメチル
基)、スルホアルキル基(例えば、2−スルホエチル
基、3−スルホプロピル基、4−スルホブチル基、3−
スルホブチル基)、メタスルホニルカルバモイルメチル
基である。
【0097】(M1 )m1 は色素のイオン電荷を中性に
するために必要であるとき、陽イオンまたは陰イオンの
存在または不存在を示すために式の中に含められてい
る。ある色素が陽イオン、陰イオウであるか、あるいは
正味のイオン電荷をもつかどうかは、その助色団および
置換基に依存する。典型的な陽イオンは無機または有機
のアンモニウムイオンおよびアルカリ金属イオンであ
り、一方陰イオンは具体的に無機陰イオンあるいは有機
陰イオンのいずれであってもよく、例えばハロゲン陰イ
オン(例えばフッ素イオン、塩素イオン、臭素イオン、
ヨウ素イオン)置換アリールスルホン酸イオン(例えば
p−トルエンスルホン酸イオン、p−クロルベンゼンス
ルホン酸イオン、1,5−ナフタレンスルホンジスルホ
ン酸イオン、2,6−ナフタレンジスルホン酸イオ
ン)、アルキル硫酸イオン(例えばメチル硫酸イオ
ン)、硫酸イオン、チオシアン酸イオン、過塩素酸イオ
ン、テトラフルオロホウ酸イオン、ピクリン酸イオン、
酢酸イオン、トリフルオロメタンスルホン酸イオンが挙
げられる。好ましくは、アンモニウムイオン、ヨウ素イ
オン、p−トルエンスルホン酸イオンである。
するために必要であるとき、陽イオンまたは陰イオンの
存在または不存在を示すために式の中に含められてい
る。ある色素が陽イオン、陰イオウであるか、あるいは
正味のイオン電荷をもつかどうかは、その助色団および
置換基に依存する。典型的な陽イオンは無機または有機
のアンモニウムイオンおよびアルカリ金属イオンであ
り、一方陰イオンは具体的に無機陰イオンあるいは有機
陰イオンのいずれであってもよく、例えばハロゲン陰イ
オン(例えばフッ素イオン、塩素イオン、臭素イオン、
ヨウ素イオン)置換アリールスルホン酸イオン(例えば
p−トルエンスルホン酸イオン、p−クロルベンゼンス
ルホン酸イオン、1,5−ナフタレンスルホンジスルホ
ン酸イオン、2,6−ナフタレンジスルホン酸イオ
ン)、アルキル硫酸イオン(例えばメチル硫酸イオ
ン)、硫酸イオン、チオシアン酸イオン、過塩素酸イオ
ン、テトラフルオロホウ酸イオン、ピクリン酸イオン、
酢酸イオン、トリフルオロメタンスルホン酸イオンが挙
げられる。好ましくは、アンモニウムイオン、ヨウ素イ
オン、p−トルエンスルホン酸イオンである。
【0098】R3 、V1 、V2 、V3 、V4 、V5 、V
6 、V7 およびV8 としては、例えば無置換アルキル基
(例えば、メチル基、エチル基、プロピル基、イソプロ
ピル基、ブチル基、イソブチル基、ヘキシル基、オクチ
ル基、ドデシル基、オクタデシル基、シクロペンチル
基、シクロプロピル基、シクロヘキシル基)、置換アル
キル基(例えば、カルボキシ基、スルホ基、シアノ基、
ハロゲン原子(例えばフッ素原子、塩素原子、臭素原
子、沃素原子)、ヒドロキシ基、アルコキシカルボニル
基(例えばメトキシカルボニル基、エトキシカルボニル
基、フェノキシカルボニル基、ベンジルオキシカルボニ
ル基)、アルコキシ基(例えばメトキシ基、エトキシ
基、ベンジルオキシ基、フェネチルオキシ基、α−ナフ
トキシ基)、アシルオキシ基(例えばアセチルオキシ
基、プロピオニルオキシ基)、アシル基(例えばアセチ
ル基、プロピオニル基、ベンゾイル基、メシル基)、カ
ルバモイル基(例えばカルバモイル基、N,N−ジメチ
ルカルバモイル基、モルホリノカルボニル基、ピペリジ
ノカルボニル基)、スルファモイル基(例えば、スルフ
ァモイル基、N,N−ジメルフルファモイル基、モルホ
リノスルホニル基、ピペリジノスルホニル基)、アリー
ル基(例えばフェニル基、4−クロロフェニル基、4−
メチルフェニル基、α−ナフチル基)、複素環基(例え
ば2−ピリジル基、テトラヒドロフルフリル基、モルホ
リノ基、2−チオフェノ基)、アミノ基(例えばアミノ
基、ジメチルアミノ基、アニリノ基、ジフェニルアミノ
基)、アルキルチオ基(例えばメチルチオ基、エチルチ
オ基)、アルキルスルホニル基(例えば、メチルスルホ
ニル基、プロピルスルホニル基)、アルキルスルフィニ
ル基(例えば、メチルスルホニル基、プロピルスルホニ
ル基)、アルキルスルフィニル基(例えばメチルスルフ
ィニル基)、ニトロん基、リン酸基、アシルアミノ基
(例えばアセチルアミノ基)、アンモニウム基(例えば
トリメチルアンモニウム基、トリブチルアンモニウム
基)、メルカプト基、ヒドラシノ基(例えばトチメチル
ヒドラジノ基、ウレイド基(例えばウレイド基、N,N
−ジメルウレイド基)、イミド基、不飽和炭化水素基
(例えばビニル基、エチニル基、1−シクロヘキセニル
基、ベンジリジン基、ベンジリデン基)が挙げられる。
炭素原子数は18以下が好ましい。
6 、V7 およびV8 としては、例えば無置換アルキル基
(例えば、メチル基、エチル基、プロピル基、イソプロ
ピル基、ブチル基、イソブチル基、ヘキシル基、オクチ
ル基、ドデシル基、オクタデシル基、シクロペンチル
基、シクロプロピル基、シクロヘキシル基)、置換アル
キル基(例えば、カルボキシ基、スルホ基、シアノ基、
ハロゲン原子(例えばフッ素原子、塩素原子、臭素原
子、沃素原子)、ヒドロキシ基、アルコキシカルボニル
基(例えばメトキシカルボニル基、エトキシカルボニル
基、フェノキシカルボニル基、ベンジルオキシカルボニ
ル基)、アルコキシ基(例えばメトキシ基、エトキシ
基、ベンジルオキシ基、フェネチルオキシ基、α−ナフ
トキシ基)、アシルオキシ基(例えばアセチルオキシ
基、プロピオニルオキシ基)、アシル基(例えばアセチ
ル基、プロピオニル基、ベンゾイル基、メシル基)、カ
ルバモイル基(例えばカルバモイル基、N,N−ジメチ
ルカルバモイル基、モルホリノカルボニル基、ピペリジ
ノカルボニル基)、スルファモイル基(例えば、スルフ
ァモイル基、N,N−ジメルフルファモイル基、モルホ
リノスルホニル基、ピペリジノスルホニル基)、アリー
ル基(例えばフェニル基、4−クロロフェニル基、4−
メチルフェニル基、α−ナフチル基)、複素環基(例え
ば2−ピリジル基、テトラヒドロフルフリル基、モルホ
リノ基、2−チオフェノ基)、アミノ基(例えばアミノ
基、ジメチルアミノ基、アニリノ基、ジフェニルアミノ
基)、アルキルチオ基(例えばメチルチオ基、エチルチ
オ基)、アルキルスルホニル基(例えば、メチルスルホ
ニル基、プロピルスルホニル基)、アルキルスルフィニ
ル基(例えば、メチルスルホニル基、プロピルスルホニ
ル基)、アルキルスルフィニル基(例えばメチルスルフ
ィニル基)、ニトロん基、リン酸基、アシルアミノ基
(例えばアセチルアミノ基)、アンモニウム基(例えば
トリメチルアンモニウム基、トリブチルアンモニウム
基)、メルカプト基、ヒドラシノ基(例えばトチメチル
ヒドラジノ基、ウレイド基(例えばウレイド基、N,N
−ジメルウレイド基)、イミド基、不飽和炭化水素基
(例えばビニル基、エチニル基、1−シクロヘキセニル
基、ベンジリジン基、ベンジリデン基)が挙げられる。
炭素原子数は18以下が好ましい。
【0099】V1 、V2 、V3 、V4 、V5 、V6 、V
7 およびV8 のなかで隣接する炭素原子に結合している
2つは互いに縮合環を形成してもよい。例えば、縮合環
としてはベンゼン環および複素環(例えばピロール、チ
オフェン、フラン、ピリジン、イミダゾール、トリアゾ
ール、チアゾール)が挙げられる。
7 およびV8 のなかで隣接する炭素原子に結合している
2つは互いに縮合環を形成してもよい。例えば、縮合環
としてはベンゼン環および複素環(例えばピロール、チ
オフェン、フラン、ピリジン、イミダゾール、トリアゾ
ール、チアゾール)が挙げられる。
【0100】R3 として、好ましくはメチル基、エチル
基、プロピル基、シクロプロピル基である。さらに好ま
しくはエチル基である。V1 、V2 、V4 、V5 、
V6 、およびV8 として好ましくは水素原子である。V
3 およびV7 として好ましくは、クロロ基、メチル基、
メトキシ基、フェニル基、カルボキシ基である。また、
V3 とV4 およいV7 とV8 が互いに結合してベンゼン
環を形成する場合も好ましい。
基、プロピル基、シクロプロピル基である。さらに好ま
しくはエチル基である。V1 、V2 、V4 、V5 、
V6 、およびV8 として好ましくは水素原子である。V
3 およびV7 として好ましくは、クロロ基、メチル基、
メトキシ基、フェニル基、カルボキシ基である。また、
V3 とV4 およいV7 とV8 が互いに結合してベンゼン
環を形成する場合も好ましい。
【0101】一般式(B)において、Z3 は酸素原子ま
たは硫黄原子を表す。L1 とL2 はメチン基を表す。R
4 およびR5 、V9 〜V16 は一般式(A)のR1 〜R
3 およびV1 〜V8と同義である。M2 、m2 は15一般
式(A)のM1 、m1 と同義である。
たは硫黄原子を表す。L1 とL2 はメチン基を表す。R
4 およびR5 、V9 〜V16 は一般式(A)のR1 〜R
3 およびV1 〜V8と同義である。M2 、m2 は15一般
式(A)のM1 、m1 と同義である。
【0102】以下に一般式(A)、(B)で表される色
素の具体例を示す。ただし本発明の感光材料に用いられ
る増感色素はこれに限られるものではない。 一般式(A)の増感色素の具体例
素の具体例を示す。ただし本発明の感光材料に用いられ
る増感色素はこれに限られるものではない。 一般式(A)の増感色素の具体例
【0103】
【化29】
【0104】
【化30】
【0105】一般式(B)の増感色素の具体例
【0106】
【化31】
【0107】
【化32】
【0108】
【化33】
【0109】
【化34】
【0110】
【化35】
【0111】次に、粒子中に銀以外の重金属を実質的に
含有しないハロゲン化銀乳剤と、赤外感光性ハロゲン化
銀乳剤に共通の特徴について説明する。
含有しないハロゲン化銀乳剤と、赤外感光性ハロゲン化
銀乳剤に共通の特徴について説明する。
【0112】増感色素の添加時期は基本的にはいつでも
よい。つまり、ハロゲン化銀乳剤粒子の形成の始め(核
形成の前に添加してもよい)、途中、形成後、あるい
は、脱塩工程の始め、途中、終了後、ゼラチンの再分散
時、さらに、化学増感の前後、途中、または、塗布液調
製時である。好ましくは、ハロゲン化銀粒子形成途中お
よび終了後あるいは、化学増感の前後、途中に添加する
ことである。化学増感後の添加とは、化学増感に必要な
全ての薬品が添加された後に、増感色素を添加すること
である。
よい。つまり、ハロゲン化銀乳剤粒子の形成の始め(核
形成の前に添加してもよい)、途中、形成後、あるい
は、脱塩工程の始め、途中、終了後、ゼラチンの再分散
時、さらに、化学増感の前後、途中、または、塗布液調
製時である。好ましくは、ハロゲン化銀粒子形成途中お
よび終了後あるいは、化学増感の前後、途中に添加する
ことである。化学増感後の添加とは、化学増感に必要な
全ての薬品が添加された後に、増感色素を添加すること
である。
【0113】米国特許第4183756号に記載されて
いるようにハロゲン化銀粒子が生じる前に可溶性銀塩
(例えば硝酸銀)とハロゲン化物(例えば臭化カリウ
ム)との反応系に存在させてもよいし、米国特許第42
25666号に記載されているようにハロゲン化銀粒子
の核形成後で、且つハロゲン化銀粒子形成工程終了前
に、前記の反応系に存在させてもよい。またハロゲン化
銀粒子形成と同時、すなわち前記銀塩とハロゲン化物と
を混合するのと同時に増感色素を反応液中に存在させて
もよく、このようにして調整した乳剤を含有する感光材
料は高温状態下での保存性、および階調においてより優
れている。
いるようにハロゲン化銀粒子が生じる前に可溶性銀塩
(例えば硝酸銀)とハロゲン化物(例えば臭化カリウ
ム)との反応系に存在させてもよいし、米国特許第42
25666号に記載されているようにハロゲン化銀粒子
の核形成後で、且つハロゲン化銀粒子形成工程終了前
に、前記の反応系に存在させてもよい。またハロゲン化
銀粒子形成と同時、すなわち前記銀塩とハロゲン化物と
を混合するのと同時に増感色素を反応液中に存在させて
もよく、このようにして調整した乳剤を含有する感光材
料は高温状態下での保存性、および階調においてより優
れている。
【0114】添加液の濃度、溶媒、添加する時間(一括
添加でも時間をかけて添加してもよい。)、温度、pH
などは、いずれの条件でもよい。また、液面添加、液中
添加のいずれでもよい。これらの条件は、特開平3−1
10555号などに詳しく記載されている。
添加でも時間をかけて添加してもよい。)、温度、pH
などは、いずれの条件でもよい。また、液面添加、液中
添加のいずれでもよい。これらの条件は、特開平3−1
10555号などに詳しく記載されている。
【0115】本発明で用いられる乳剤で使用する増感色
素には、一般式(A)(B)の化合物の他にシアニン色
素、メロシアニン色素、複合シアニン色素、複合メロシ
アニン色素、ホロポーラーシアニン色素、ヘミシアニン
色素、スチリル色素およびヘミオキソノール色素が包含
しても良い。
素には、一般式(A)(B)の化合物の他にシアニン色
素、メロシアニン色素、複合シアニン色素、複合メロシ
アニン色素、ホロポーラーシアニン色素、ヘミシアニン
色素、スチリル色素およびヘミオキソノール色素が包含
しても良い。
【0116】具体的には、米国特許第4617257
号、特開昭59−180550号、同60−14033
5号、RD17029(1978年)12〜13頁等に
記載の増感色素が挙げられる。赤外感光層用のJ−バン
ド型増感色素としては前記の特開平4−146431
号、同5−45828号に記載の増感色素が使用に適し
ている。
号、特開昭59−180550号、同60−14033
5号、RD17029(1978年)12〜13頁等に
記載の増感色素が挙げられる。赤外感光層用のJ−バン
ド型増感色素としては前記の特開平4−146431
号、同5−45828号に記載の増感色素が使用に適し
ている。
【0117】これらの増感色素は単独に用いてもよい
が、それらの組合せを用いてもよく、増感色素の組合せ
は特に、強色増感の目的でしばしば用いられる。
が、それらの組合せを用いてもよく、増感色素の組合せ
は特に、強色増感の目的でしばしば用いられる。
【0118】増感色素とともに、それ自身分光増感作用
を持たない色素あるいは可視光を実質的に吸収しない化
合物であって、強色増感を示す化合物を乳剤中に含んで
もよい(例えば米国特許第3615641号、特開昭6
3−23145号等に記載のもの)。
を持たない色素あるいは可視光を実質的に吸収しない化
合物であって、強色増感を示す化合物を乳剤中に含んで
もよい(例えば米国特許第3615641号、特開昭6
3−23145号等に記載のもの)。
【0119】本発明では、前記のいずれの添加方法にお
いても、増感色素の総添加量を一度に添加してもよく、
また、何回かに分割して添加してもよい。さらには可溶
性銀塩および/またはハロゲン化物との混合物の形で増
感色素を添加してもよい。
いても、増感色素の総添加量を一度に添加してもよく、
また、何回かに分割して添加してもよい。さらには可溶
性銀塩および/またはハロゲン化物との混合物の形で増
感色素を添加してもよい。
【0120】増感色素はメタノール、エタノール、プロ
パノール、フッ素化アルコール、メチルセロソルブ、ジ
メチルホルムアミド、アセトン等の水と相溶性のある有
機溶剤や水(アルカリ性でも酸性でもよい)に溶解させ
て添加してもよいし、前記のものを2種類以上併用して
もよい。また水/ゼラチン分散系に分散した形でまたは
凍結乾燥した粉末の形で添加してもよい。さらに界面活
性剤を用いて分散した粉末または溶液の形で添加しても
よい。
パノール、フッ素化アルコール、メチルセロソルブ、ジ
メチルホルムアミド、アセトン等の水と相溶性のある有
機溶剤や水(アルカリ性でも酸性でもよい)に溶解させ
て添加してもよいし、前記のものを2種類以上併用して
もよい。また水/ゼラチン分散系に分散した形でまたは
凍結乾燥した粉末の形で添加してもよい。さらに界面活
性剤を用いて分散した粉末または溶液の形で添加しても
よい。
【0121】本発明の乳剤に用いる増感色素は、例え
ば、特開平3−296745、同4−31854号等に
記載されているものであってもよい。
ば、特開平3−296745、同4−31854号等に
記載されているものであってもよい。
【0122】増感色素の使用量は乳剤製造に使用する銀
100gあたり0.001g〜20gが適当であり、好
ましくは0.01〜2gである。
100gあたり0.001g〜20gが適当であり、好
ましくは0.01〜2gである。
【0123】本発明の赤感性および赤外感光性のハロゲ
ン化銀乳剤は0.5μm以下のサイズであることが好ま
しい。特に好ましくは0.10〜0.30μmの範囲で
あることが好ましい。これは0.3μm以上のサイズに
おいてはカブリが発生することによるものである。
ン化銀乳剤は0.5μm以下のサイズであることが好ま
しい。特に好ましくは0.10〜0.30μmの範囲で
あることが好ましい。これは0.3μm以上のサイズに
おいてはカブリが発生することによるものである。
【0124】本発明の赤感性および赤外感光性のハロゲ
ン化銀乳剤は、表面潜像型であっても内部潜像型であっ
てもよい。内部潜像型乳剤は造核剤や光カブラセとを組
合わせて直接反転乳剤として使用される。また、粒子内
部と粒子表面で異なるハロゲン組成をもったいわゆる多
重構造粒子であってもよい。多重構造粒子のうち二重構
造のものを特にコアシェル乳剤と呼ぶことがある。
ン化銀乳剤は、表面潜像型であっても内部潜像型であっ
てもよい。内部潜像型乳剤は造核剤や光カブラセとを組
合わせて直接反転乳剤として使用される。また、粒子内
部と粒子表面で異なるハロゲン組成をもったいわゆる多
重構造粒子であってもよい。多重構造粒子のうち二重構
造のものを特にコアシェル乳剤と呼ぶことがある。
【0125】本発明の赤感性および赤外感光性のハロゲ
ン化銀乳剤は、多重構造粒子である方が好ましく、コア
シェル乳剤はさらに好ましい。しかし、本発明は、これ
に限定されるものではない。
ン化銀乳剤は、多重構造粒子である方が好ましく、コア
シェル乳剤はさらに好ましい。しかし、本発明は、これ
に限定されるものではない。
【0126】本発明の赤感性および赤外感光性のハロゲ
ン化銀乳剤は、単分散乳剤であることが好ましく、特開
平3−110555号に記載されている変動係数で20
%以下が好ましい。より好ましくは16%以下で、さら
に好ましくは10%以下である。しかし、本発明は、こ
の単分散乳剤に限定されるものではない。
ン化銀乳剤は、単分散乳剤であることが好ましく、特開
平3−110555号に記載されている変動係数で20
%以下が好ましい。より好ましくは16%以下で、さら
に好ましくは10%以下である。しかし、本発明は、こ
の単分散乳剤に限定されるものではない。
【0127】本発明の赤感性および赤外感光性のハロゲ
ン化銀乳剤と同一の層に混合してまたは別層で上記以外
のハロゲン化銀乳剤を使用することも可能である。これ
らのハロゲン化銀乳剤は上記のハロゲン化銀の特徴以外
に、形状として立方体以外の8面体、高アスペクト比の
平板状、ジャガイモ状、その他のいずれでもよい。また
粒子サイズも0.3μm以上であってもよい。
ン化銀乳剤と同一の層に混合してまたは別層で上記以外
のハロゲン化銀乳剤を使用することも可能である。これ
らのハロゲン化銀乳剤は上記のハロゲン化銀の特徴以外
に、形状として立方体以外の8面体、高アスペクト比の
平板状、ジャガイモ状、その他のいずれでもよい。また
粒子サイズも0.3μm以上であってもよい。
【0128】具体的には、米国特許第4500626号
第50欄、同4628021号、リサーチ・ディスクロ
ージャー誌(以下RDと略する。)17029(197
8年)、特開昭62−25159号等に記載されている
ハロゲン化銀乳剤のいずれもが使用できる。本発明のハ
ロゲン化銀乳剤を調製する過程で、過剰の塩を除去する
いわゆる脱塩工程を行う場合に、このための手段として
古くから知られたゼラチンをゲル化させて行うヌーデル
水洗法を用いてもよく、また多価アニオンより成る無機
塩類、例えば硫酸ナトリウム、アニオン性界面活性剤、
アニオン性ポリマー(例えばポリスチレンスルホン
酸)、あるいは、ゼラチン誘導体(例えば脂肪族アシル
化ゼラチン、芳香族アシル化ゼラチン、芳香族カルバモ
イル化ゼラチンなど)を利用した沈降法(フロキュレー
ション)を用いてもよい。好ましくは、後述する沈降剤
(a)や沈降剤(b)などで、さらに好ましくは沈降剤
(b)で表される化合物を用いた沈降法とするのがよい
が、本発明はこれによって限定されるものではない。前
記の沈降剤を全く用いず限外濾過法によってもよい。な
お、過剰の塩の除去は省略してもよい。
第50欄、同4628021号、リサーチ・ディスクロ
ージャー誌(以下RDと略する。)17029(197
8年)、特開昭62−25159号等に記載されている
ハロゲン化銀乳剤のいずれもが使用できる。本発明のハ
ロゲン化銀乳剤を調製する過程で、過剰の塩を除去する
いわゆる脱塩工程を行う場合に、このための手段として
古くから知られたゼラチンをゲル化させて行うヌーデル
水洗法を用いてもよく、また多価アニオンより成る無機
塩類、例えば硫酸ナトリウム、アニオン性界面活性剤、
アニオン性ポリマー(例えばポリスチレンスルホン
酸)、あるいは、ゼラチン誘導体(例えば脂肪族アシル
化ゼラチン、芳香族アシル化ゼラチン、芳香族カルバモ
イル化ゼラチンなど)を利用した沈降法(フロキュレー
ション)を用いてもよい。好ましくは、後述する沈降剤
(a)や沈降剤(b)などで、さらに好ましくは沈降剤
(b)で表される化合物を用いた沈降法とするのがよい
が、本発明はこれによって限定されるものではない。前
記の沈降剤を全く用いず限外濾過法によってもよい。な
お、過剰の塩の除去は省略してもよい。
【0129】本発明で用いる赤感光性ハロゲン化銀乳剤
以外のハロゲン化銀乳剤は、種々の目的でルテニウム、
イリジウム、ロジウム、白金、カドミウム、亜鉛、タリ
ウム、鉛、鉄、クロムなどの重金属を含有させてもよ
い。これらの化合物は、単独で用いてもよいし、また2
種以上組み合わせて用いてもよい。添加量は使用する目
的によるが、一般的にはハロゲン化銀1モルあたり10
-8〜10-3モル程度である。また、含有させる時には、
粒子に均一に入れてもよいし、また粒子の表面や内部に
局在化させてもよい。好ましい重金属は鉄、ロジウムま
たはイリジウムである。
以外のハロゲン化銀乳剤は、種々の目的でルテニウム、
イリジウム、ロジウム、白金、カドミウム、亜鉛、タリ
ウム、鉛、鉄、クロムなどの重金属を含有させてもよ
い。これらの化合物は、単独で用いてもよいし、また2
種以上組み合わせて用いてもよい。添加量は使用する目
的によるが、一般的にはハロゲン化銀1モルあたり10
-8〜10-3モル程度である。また、含有させる時には、
粒子に均一に入れてもよいし、また粒子の表面や内部に
局在化させてもよい。好ましい重金属は鉄、ロジウムま
たはイリジウムである。
【0130】本発明で用いる赤感光性ハロゲン化銀乳剤
以外のハロゲン化銀乳剤のイリジウムの好ましい添加量
は、ハロゲン化銀1モルあたり10-8〜10-4モルであ
り、より好ましくは2×10-8〜10-6モルである。コ
アシェル乳剤の場合は、コアおよび/またはシェルにイ
リジウムを添加してもよい。化合物としては、K2 Ir
Cl6 やK3 IrCl6 が好ましく用いられる。
以外のハロゲン化銀乳剤のイリジウムの好ましい添加量
は、ハロゲン化銀1モルあたり10-8〜10-4モルであ
り、より好ましくは2×10-8〜10-6モルである。コ
アシェル乳剤の場合は、コアおよび/またはシェルにイ
リジウムを添加してもよい。化合物としては、K2 Ir
Cl6 やK3 IrCl6 が好ましく用いられる。
【0131】また、本発明で用いる赤感光性ハロゲン化
銀乳剤以外のハロゲン化銀乳剤のロジウムの好ましい添
加量は、ハロゲン化銀1モルあたり10-8〜10-6モル
である。
銀乳剤以外のハロゲン化銀乳剤のロジウムの好ましい添
加量は、ハロゲン化銀1モルあたり10-8〜10-6モル
である。
【0132】また、本発明で用いる赤感光性ハロゲン化
銀乳剤以外のハロゲン化銀乳剤の鉄の好ましい添加量
は、ハロゲン化銀1モルあたり10-7〜10-3モルであ
り、より好ましくは10-6〜10-3モルである。
銀乳剤以外のハロゲン化銀乳剤の鉄の好ましい添加量
は、ハロゲン化銀1モルあたり10-7〜10-3モルであ
り、より好ましくは10-6〜10-3モルである。
【0133】これらの重金属の一部、または全部を塩化
銀、塩臭化銀、臭化銀、沃臭化銀等の微粒子乳剤にあら
かじめドープさせてからこの微粒子乳剤を添加すること
により、ハロゲン化銀乳剤表面に局所的にドープさせる
方法も好ましく用いられる。
銀、塩臭化銀、臭化銀、沃臭化銀等の微粒子乳剤にあら
かじめドープさせてからこの微粒子乳剤を添加すること
により、ハロゲン化銀乳剤表面に局所的にドープさせる
方法も好ましく用いられる。
【0134】ハロゲン化銀粒子の形成段階において、ハ
ロゲン化銀溶剤としてロダン塩、NH3 および後述する
化合物(a)で示されるような四置換チオエーテル化合
物や特公昭47−11386号記載の有機チオエーテル
誘導体または特開昭53−144319号に記載されて
いる含硫黄化合物などを用いることができる。
ロゲン化銀溶剤としてロダン塩、NH3 および後述する
化合物(a)で示されるような四置換チオエーテル化合
物や特公昭47−11386号記載の有機チオエーテル
誘導体または特開昭53−144319号に記載されて
いる含硫黄化合物などを用いることができる。
【0135】ハロゲン化銀粒子の形成段階において特公
昭46−7781号、特開昭60−222842号、特
開昭60−122935号などに記載されているような
含窒素化合物を添加することができる。
昭46−7781号、特開昭60−222842号、特
開昭60−122935号などに記載されているような
含窒素化合物を添加することができる。
【0136】本発明の乳剤の調製時に用いられる保護コ
ロイドとしておよびその他の親水性コロイドのバインダ
ーとしては、ゼラチンを用いるのが有利であるが、それ
以外にも親水性コロイドも用いることができる。例えば
ゼラチン誘導体、ゼラチンと他の高分子のグラフトポリ
マー、アルブミン、カゼイン等の蛋白質;ヒドロキシエ
チルセルロース、セルロース硫酸エステル類等のような
セルロース誘導体;アルギン酸ソーダ、澱粉誘導体;ポ
リビニルアルコール、ポリビニルアルコール部分アセタ
ール、ポリ−N−ビニルピロリドン、ポリアクリル酸、
ポリメタクリル酸、ポリアクリルアミド、ポリビニルイ
ミダゾール、ポリビニルピラゾール等の単一あるいは共
重合体のような多種の合成親水性高分子物質を用いるこ
とができる。
ロイドとしておよびその他の親水性コロイドのバインダ
ーとしては、ゼラチンを用いるのが有利であるが、それ
以外にも親水性コロイドも用いることができる。例えば
ゼラチン誘導体、ゼラチンと他の高分子のグラフトポリ
マー、アルブミン、カゼイン等の蛋白質;ヒドロキシエ
チルセルロース、セルロース硫酸エステル類等のような
セルロース誘導体;アルギン酸ソーダ、澱粉誘導体;ポ
リビニルアルコール、ポリビニルアルコール部分アセタ
ール、ポリ−N−ビニルピロリドン、ポリアクリル酸、
ポリメタクリル酸、ポリアクリルアミド、ポリビニルイ
ミダゾール、ポリビニルピラゾール等の単一あるいは共
重合体のような多種の合成親水性高分子物質を用いるこ
とができる。
【0137】ゼラチンとしては石灰処理ゼラチンのほ
か、酸処理ゼラチンやブリテン、ソサイエティ オブ
ザ サイエンティフィック、フォトグラフィ オブ ジ
ャパン(Bull.Soc.Sci.Phot.,Japan)、No16:Page
30(1966)に記載されたような酵素処理ゼラチン
を用いてもよく、また、ゼラチンの加水分解物や酵素分
解物も用いることができる。
か、酸処理ゼラチンやブリテン、ソサイエティ オブ
ザ サイエンティフィック、フォトグラフィ オブ ジ
ャパン(Bull.Soc.Sci.Phot.,Japan)、No16:Page
30(1966)に記載されたような酵素処理ゼラチン
を用いてもよく、また、ゼラチンの加水分解物や酵素分
解物も用いることができる。
【0138】その他の条件についてはピー グラフキデ
(P.Glafkides) 著、「シミー エフィジック フォトグ
ラフィック(Chemie et Physique Photographique) 」
〔ポールモンテル Paul Montel 社刊、1967年)、
ジー エフ デュフィン(G.F.Duffi0著、「フォトグラ
フィック エマルジョン ケミストリー(Photographic
Emulsion Chemistry) 」(ザ フォーカル プレス Th
e Focal Press 社刊、1966年)、ヴィ エル ツェ
リクマン他(V.L.Zelikman et al)著、「メーキング ア
ンド コーティング フォトグラフィック エマルジョ
ン(Making andCoating Photographic Emulsion)」(ザ
フォーカル プレス The Focal Press 社刊、196
4年)などの記載を参照すればよい。すなわち酸性法、
中性法、アンモニア法のいずれでもよく、また、可溶性
銀塩と可溶性ハロゲン塩を反応させる形式としては片側
混合法、同時混合法、それらの組合わせのいずれを用い
てもよい。
(P.Glafkides) 著、「シミー エフィジック フォトグ
ラフィック(Chemie et Physique Photographique) 」
〔ポールモンテル Paul Montel 社刊、1967年)、
ジー エフ デュフィン(G.F.Duffi0著、「フォトグラ
フィック エマルジョン ケミストリー(Photographic
Emulsion Chemistry) 」(ザ フォーカル プレス Th
e Focal Press 社刊、1966年)、ヴィ エル ツェ
リクマン他(V.L.Zelikman et al)著、「メーキング ア
ンド コーティング フォトグラフィック エマルジョ
ン(Making andCoating Photographic Emulsion)」(ザ
フォーカル プレス The Focal Press 社刊、196
4年)などの記載を参照すればよい。すなわち酸性法、
中性法、アンモニア法のいずれでもよく、また、可溶性
銀塩と可溶性ハロゲン塩を反応させる形式としては片側
混合法、同時混合法、それらの組合わせのいずれを用い
てもよい。
【0139】粒子を銀イオン過剰の下において形成させ
る方法(いわゆる逆混合法)を用いることもできる。同
時混合法の一つの形式としてハロゲン化銀の生成される
液相中のpAgを一定に保つ方法、いわゆるコントロー
ルド、ダブルジェット法を用いることもできる。
る方法(いわゆる逆混合法)を用いることもできる。同
時混合法の一つの形式としてハロゲン化銀の生成される
液相中のpAgを一定に保つ方法、いわゆるコントロー
ルド、ダブルジェット法を用いることもできる。
【0140】また、粒子成長を速めるため、添加する銀
塩およびハロゲン塩の添加濃度、添加量または添加速度
を上昇させてもよい(特開昭55−142329号、同
55−158124号、米国特許第3650757号
等)。
塩およびハロゲン塩の添加濃度、添加量または添加速度
を上昇させてもよい(特開昭55−142329号、同
55−158124号、米国特許第3650757号
等)。
【0141】粒子形成中または粒子形成後にハロゲン化
銀粒子表面を難溶性のハロゲン化銀粒子を形成するハロ
ゲンで置換してもよい。
銀粒子表面を難溶性のハロゲン化銀粒子を形成するハロ
ゲンで置換してもよい。
【0142】さらに反応液の攪拌方法は公知のいずれの
攪拌法でもよい。またハロゲン化銀粒子形成中の反応液
の温度、pHはどのように設定してもよい。好ましいpH
の範囲は2.2〜6.0、より好ましくは3.0〜5.
5である。
攪拌法でもよい。またハロゲン化銀粒子形成中の反応液
の温度、pHはどのように設定してもよい。好ましいpH
の範囲は2.2〜6.0、より好ましくは3.0〜5.
5である。
【0143】本発明で使用される青感層用乳剤として
は、特願平3−308225号に記載されている、粒子
表面に高い沃化銀含有率の層を持つハロゲン化銀粒子か
らなり、かつ脱塩および沃素イオン添加前に化学増感を
行ったハロゲン化銀乳剤が特に好ましい。
は、特願平3−308225号に記載されている、粒子
表面に高い沃化銀含有率の層を持つハロゲン化銀粒子か
らなり、かつ脱塩および沃素イオン添加前に化学増感を
行ったハロゲン化銀乳剤が特に好ましい。
【0144】また、本発明においては、下記の化合物を
含むことができる。この化合物は、強色増感、保存性改
良、塗布液の経時における感度変化を抑制するためにし
ばしば用いられる。本発明の感光材料では、より一層有
効な効果が挙げられる。
含むことができる。この化合物は、強色増感、保存性改
良、塗布液の経時における感度変化を抑制するためにし
ばしば用いられる。本発明の感光材料では、より一層有
効な効果が挙げられる。
【0145】
【化36】
【0146】上式において、Aは2価の芳香族残基を表
す。R11、R12、R13およびR14は各々水素原子、ヒド
ロキシ基、アルキル基、アルコキシ基、アリーロキシ
基、ハロゲン原子、ヘテロ環核、ヘテロシクリルチオ
基、アルキルチオ基、アリールチオ基、アミノ基、置換
もしくは非置換のアルキルアミノ基、置換もしくは非置
換のアリールアミノ基、置換もしくは非置換のアラルキ
ルアミノ基、ヘテロシクリルアミノ基、アリール基、ヘ
テロシクリルオキシ基、メルカプト基を表す。但しA、
R11、R12、R13およびR14のうち少なくとも1つはス
ルホ基を有している。
す。R11、R12、R13およびR14は各々水素原子、ヒド
ロキシ基、アルキル基、アルコキシ基、アリーロキシ
基、ハロゲン原子、ヘテロ環核、ヘテロシクリルチオ
基、アルキルチオ基、アリールチオ基、アミノ基、置換
もしくは非置換のアルキルアミノ基、置換もしくは非置
換のアリールアミノ基、置換もしくは非置換のアラルキ
ルアミノ基、ヘテロシクリルアミノ基、アリール基、ヘ
テロシクリルオキシ基、メルカプト基を表す。但しA、
R11、R12、R13およびR14のうち少なくとも1つはス
ルホ基を有している。
【0147】W1 およびW2 は各々−CH=または−N
=を表す。但し、少なくともW1 およびW2 のいずれか
一方は−N=を表す。
=を表す。但し、少なくともW1 およびW2 のいずれか
一方は−N=を表す。
【0148】上記の化合物は、一般的な湿式現像処理用
感光材料における増感色素の強色増感剤として公知の化
合物であり(米国特許第2875058号、米国特許第
3695888号、特開昭59−192242号および
特開昭59−191032号参照)、また熱現像カラー
感光材料においても強色増感剤として公知の化合物であ
る(特開昭59−180550号参照)。
感光材料における増感色素の強色増感剤として公知の化
合物であり(米国特許第2875058号、米国特許第
3695888号、特開昭59−192242号および
特開昭59−191032号参照)、また熱現像カラー
感光材料においても強色増感剤として公知の化合物であ
る(特開昭59−180550号参照)。
【0149】上記の化合物の詳細と具体例は特開昭63
−23145号に記載されている。
−23145号に記載されている。
【0150】(化学増感)本発明で用いられるハロゲン
化銀乳剤は、未化学増感のままでも使用できるが、化学
増感して感度を上げたものの方が好ましい。化学増感と
しては、硫黄増感、金増感、還元増感、またこれらの組
合わせのいずれでもよい。
化銀乳剤は、未化学増感のままでも使用できるが、化学
増感して感度を上げたものの方が好ましい。化学増感と
しては、硫黄増感、金増感、還元増感、またこれらの組
合わせのいずれでもよい。
【0151】その他、セレン、テルルなどの硫黄以外の
カルコゲン元素を含む化合物による化学増感や、パラジ
ウム、イリジウムなどの貴金属による化学増感も上記の
化学増感に組合せてもよい。
カルコゲン元素を含む化合物による化学増感や、パラジ
ウム、イリジウムなどの貴金属による化学増感も上記の
化学増感に組合せてもよい。
【0152】また、4−ヒドロキシ−6−メチル−
(1、3、3a、7)−テトラアザインデンに代表され
る含窒素複素環化合物等の抑制剤添加する方法も好まし
く用いられる。添加量の好ましい範囲はハロゲン化銀1
モルあたり10-1〜10-5モルである。
(1、3、3a、7)−テトラアザインデンに代表され
る含窒素複素環化合物等の抑制剤添加する方法も好まし
く用いられる。添加量の好ましい範囲はハロゲン化銀1
モルあたり10-1〜10-5モルである。
【0153】化学増感時のpHは、好ましくは5.3〜
10.5、より好ましくは5.5〜9.5である。
10.5、より好ましくは5.5〜9.5である。
【0154】硫黄増感剤としては、活性ゼラチンや銀と
反応し得る硫黄を含む化合物であり、例えばチオ硫酸
塩、アリルチオカルバミド、チオ尿素、アリルイソチア
シアナート、シスチン、p−トルエンチオスルホン酸、
ローダン、メルカプト化合物類などが用いられる。その
他、米国特許第1574944号、同第2410689
号、同第2278947号、同第2728668号、同
第3656955号等に記載されたものも用いることが
できる。
反応し得る硫黄を含む化合物であり、例えばチオ硫酸
塩、アリルチオカルバミド、チオ尿素、アリルイソチア
シアナート、シスチン、p−トルエンチオスルホン酸、
ローダン、メルカプト化合物類などが用いられる。その
他、米国特許第1574944号、同第2410689
号、同第2278947号、同第2728668号、同
第3656955号等に記載されたものも用いることが
できる。
【0155】本発明において使用される感光性ハロゲン
化銀の塗布量は、銀換算1mg/m2ないしは10g/m2の
範囲である。
化銀の塗布量は、銀換算1mg/m2ないしは10g/m2の
範囲である。
【0156】ハロゲン化銀乳剤は未後熟のまま使用して
もよいが通常は化学増感して使用する。通常型感光材料
用乳剤で公知の硫黄増感法、還元増感法、貴金属増感法
およびセレン増感法などを単独または組合わせて用いる
ことができる。これらの化学増感を含窒素複素環化合物
の存在下で行うこともできる(特開昭62−25315
9号)。本発明において使用される感光性ハロゲン化銀
の塗設量は、銀換算1mgないし10g/m2 の範囲で
ある。
もよいが通常は化学増感して使用する。通常型感光材料
用乳剤で公知の硫黄増感法、還元増感法、貴金属増感法
およびセレン増感法などを単独または組合わせて用いる
ことができる。これらの化学増感を含窒素複素環化合物
の存在下で行うこともできる(特開昭62−25315
9号)。本発明において使用される感光性ハロゲン化銀
の塗設量は、銀換算1mgないし10g/m2 の範囲で
ある。
【0157】本発明においては、感光性ハロゲン化銀と
共に、有機金属塩を酸化剤として併用することもでき
る。このような有機金属塩の中、有機銀塩は、特に好ま
しく用いられる。
共に、有機金属塩を酸化剤として併用することもでき
る。このような有機金属塩の中、有機銀塩は、特に好ま
しく用いられる。
【0158】上記の有機銀塩酸化剤を形成するのに使用
し得る有機化合物としては、米国特許第4,500,6
26号第52〜53欄等に記載のベンゾトリアゾール
類、脂肪酸その他の化合物がある。また特開昭60−1
13235号記載のフェニルプロピオール酸銀などのア
ルキニル基を有するカルボン酸の銀塩や、特開昭61−
249044号記載のアセチレン銀も有用である。有機
銀塩は2種以上を併用してもよい。
し得る有機化合物としては、米国特許第4,500,6
26号第52〜53欄等に記載のベンゾトリアゾール
類、脂肪酸その他の化合物がある。また特開昭60−1
13235号記載のフェニルプロピオール酸銀などのア
ルキニル基を有するカルボン酸の銀塩や、特開昭61−
249044号記載のアセチレン銀も有用である。有機
銀塩は2種以上を併用してもよい。
【0159】以上の有機銀塩は、感光性ハロゲン化銀1
モルあたり、0.01ないし10モル、好ましくは0.
01ないし1モルを併用することができる。感光性ハロ
ゲン化銀と有機銀塩の塗布量合計は銀換算で50mgな
いし10g/m2 が適当である。
モルあたり、0.01ないし10モル、好ましくは0.
01ないし1モルを併用することができる。感光性ハロ
ゲン化銀と有機銀塩の塗布量合計は銀換算で50mgな
いし10g/m2 が適当である。
【0160】本発明においては種々のカブリ防止剤また
は写真安定剤を使用することができる。その例として
は、RD17643(1978年)24〜25頁に記載
のアゾール類やアザインデン類、特開昭59−1684
42号記載の窒素を含むカルボン酸類およびリン酸類、
あるいは特開昭59−111636号記載のメルカプト
化合物およびその金属塩、特開昭62−87957号に
記載されているアセチレン化合物類などが用いられる。
は写真安定剤を使用することができる。その例として
は、RD17643(1978年)24〜25頁に記載
のアゾール類やアザインデン類、特開昭59−1684
42号記載の窒素を含むカルボン酸類およびリン酸類、
あるいは特開昭59−111636号記載のメルカプト
化合物およびその金属塩、特開昭62−87957号に
記載されているアセチレン化合物類などが用いられる。
【0161】本発明に用いられるハロゲン化銀は、メチ
ン色素類その他によって分光増感されてもよい。用いら
れる色素には、シアニン色素、メロシアニン色素、複合
シアニン色素、複合メロシアニン色素、ホロポーラーシ
アニン色素、ヘミシアニン色素、スチリル色素およびヘ
ミオキソノール色素が包含される。具体的には、米国特
許第4,617,257号、特開昭59−180550
号、同60−140335号、RD17029(197
8年)12〜13頁等に記載の増感色素が挙げられる。
ン色素類その他によって分光増感されてもよい。用いら
れる色素には、シアニン色素、メロシアニン色素、複合
シアニン色素、複合メロシアニン色素、ホロポーラーシ
アニン色素、ヘミシアニン色素、スチリル色素およびヘ
ミオキソノール色素が包含される。具体的には、米国特
許第4,617,257号、特開昭59−180550
号、同60−140335号、RD17029(197
8年)12〜13頁等に記載の増感色素が挙げられる。
【0162】これらの増感色素は単独に用いてもよい
が、それらの組合わせを用いてもよく、増感色素の組合
わせは特に、強色増感の目的でしばしば用いられる。
が、それらの組合わせを用いてもよく、増感色素の組合
わせは特に、強色増感の目的でしばしば用いられる。
【0163】増感色素とともに、それ自身分光増感作用
をもたない色素あるいは可視光を実質的に吸収しない化
合物であって、強色増感を示す化合物を乳剤中に含んで
もよい(例えば米国特許第3,615,641号、特開
昭63−23145号等に記載のもの)。
をもたない色素あるいは可視光を実質的に吸収しない化
合物であって、強色増感を示す化合物を乳剤中に含んで
もよい(例えば米国特許第3,615,641号、特開
昭63−23145号等に記載のもの)。
【0164】これらの増感色素を乳剤中に添加する時期
は化学熟成時もしくはその前後でもよいし、米国特許第
4,183,756号、同4,225,666号に従っ
てハロゲン化銀粒子の核形成前後でもよい。添加量は一
般にハロゲン化銀1モル当り10-8ないし10-2モル程
度である。
は化学熟成時もしくはその前後でもよいし、米国特許第
4,183,756号、同4,225,666号に従っ
てハロゲン化銀粒子の核形成前後でもよい。添加量は一
般にハロゲン化銀1モル当り10-8ないし10-2モル程
度である。
【0165】本発明に用いる還元剤としては、熱現像感
光材料の分野で知られているものを用いることができ
る。また、前述した還元性を有する色素供与性化合物も
含まれる(この場合、その他の還元剤を併用することも
できる)。また、それ自身は還元性を持たないが現像過
程で求核試薬や熱の作用により還元性を発現する還元剤
プレカーサーも用いることができる。
光材料の分野で知られているものを用いることができ
る。また、前述した還元性を有する色素供与性化合物も
含まれる(この場合、その他の還元剤を併用することも
できる)。また、それ自身は還元性を持たないが現像過
程で求核試薬や熱の作用により還元性を発現する還元剤
プレカーサーも用いることができる。
【0166】本発明に用いられる還元剤の例としては、
米国特許第4,500,626号の第49〜50欄、同
4,483,914号の第30〜31欄、同4,33
0,617号、同4,590,152号、特開昭60−
140335号の第(17)〜(18)頁、同57−4
0245号、同56−138736号、同59−178
458号、同59−53831号、同59−18244
9号、同59−182450号、同60−119555
号、同60−128436号から同60−128439
号まで、同60−198540号、同60−18174
2号、同61−259253号、同62−244044
号、同62−131253号から同62−131256
号まで、欧州特許第220,746A2号の第78〜9
6頁等に記載の還元剤や還元剤プレカーサーがある。
米国特許第4,500,626号の第49〜50欄、同
4,483,914号の第30〜31欄、同4,33
0,617号、同4,590,152号、特開昭60−
140335号の第(17)〜(18)頁、同57−4
0245号、同56−138736号、同59−178
458号、同59−53831号、同59−18244
9号、同59−182450号、同60−119555
号、同60−128436号から同60−128439
号まで、同60−198540号、同60−18174
2号、同61−259253号、同62−244044
号、同62−131253号から同62−131256
号まで、欧州特許第220,746A2号の第78〜9
6頁等に記載の還元剤や還元剤プレカーサーがある。
【0167】米国特許第3,039,869号に開示さ
れているもののような種々の還元剤の組合せも用いるこ
とができる。
れているもののような種々の還元剤の組合せも用いるこ
とができる。
【0168】耐拡散性の還元剤を使用する場合には、耐
拡散性還元剤と現像可能なハロゲン化銀との間の電子移
動を促進するために、必要に応じて電子伝達剤および/
または電子伝達剤プレカーサーを組合せて用いることが
できる。
拡散性還元剤と現像可能なハロゲン化銀との間の電子移
動を促進するために、必要に応じて電子伝達剤および/
または電子伝達剤プレカーサーを組合せて用いることが
できる。
【0169】電子伝達剤またはそのプレカーサーは、前
記した還元剤またはそのプレカーサーの中から選ぶこと
ができる。電子伝達剤またはそのプレカーサーはその移
動性が耐拡散性の還元剤(電子供与体)より大きいこと
が望ましい。特に有用な電子伝達剤は1−フェニル−3
−ピラゾリドン類又はアミノフェノール類である。
記した還元剤またはそのプレカーサーの中から選ぶこと
ができる。電子伝達剤またはそのプレカーサーはその移
動性が耐拡散性の還元剤(電子供与体)より大きいこと
が望ましい。特に有用な電子伝達剤は1−フェニル−3
−ピラゾリドン類又はアミノフェノール類である。
【0170】電子伝達剤と組合せて用いる耐拡散性の還
元剤(電子供与体)としては、前記した還元剤の中で感
光材料の層中で実質的に移動しないものであればよく、
好ましくはハイドロキノン類、スルホンアミドフェノー
ル類、スルホンアミドナフトール類、特開昭53−11
0827号に電子供与体として記載されている化合物お
よび後述する耐拡散性で還元性を有する色素供与性化合
物等が挙げられる。
元剤(電子供与体)としては、前記した還元剤の中で感
光材料の層中で実質的に移動しないものであればよく、
好ましくはハイドロキノン類、スルホンアミドフェノー
ル類、スルホンアミドナフトール類、特開昭53−11
0827号に電子供与体として記載されている化合物お
よび後述する耐拡散性で還元性を有する色素供与性化合
物等が挙げられる。
【0171】本発明に於いては還元剤の添加量は銀1モ
ルに対して0.01〜20モル、特に好ましくは0.1
〜10モルである。
ルに対して0.01〜20モル、特に好ましくは0.1
〜10モルである。
【0172】本発明においては、高温状態下で銀イオン
が銀に還元される際、この反応に対応して、あるいは逆
対応して可動性色素を生成するか、あるいは放出する化
合物、すなわち色素供与性化合物を含有させる。
が銀に還元される際、この反応に対応して、あるいは逆
対応して可動性色素を生成するか、あるいは放出する化
合物、すなわち色素供与性化合物を含有させる。
【0173】色素供与性化合物、耐拡散性還元剤などの
疎水性添加剤は米国特許第2,322,027号記載の
方法などの公知の方法により感光材料の層中に導入する
ことができる。この場合には、特開昭59−83154
号、同59−178451号、同59−178452
号、同59−178453号、同59−178454
号、同59−178455号、同59−178457号
などに記載のような高沸点有機溶媒を、必要に応じて沸
点50℃〜160℃の低沸点有機溶媒と併用して、用い
ることができる。
疎水性添加剤は米国特許第2,322,027号記載の
方法などの公知の方法により感光材料の層中に導入する
ことができる。この場合には、特開昭59−83154
号、同59−178451号、同59−178452
号、同59−178453号、同59−178454
号、同59−178455号、同59−178457号
などに記載のような高沸点有機溶媒を、必要に応じて沸
点50℃〜160℃の低沸点有機溶媒と併用して、用い
ることができる。
【0174】高沸点有機溶媒の量は用いられる色素供与
性化合物1gに対して10g以下、好ましくは5g以下
である。また、バインダー1gに対して1cc以下、更
には0.5cc以下、特に0.3cc以下が適当であ
る。
性化合物1gに対して10g以下、好ましくは5g以下
である。また、バインダー1gに対して1cc以下、更
には0.5cc以下、特に0.3cc以下が適当であ
る。
【0175】特公昭51−39853号、特開昭51−
59943号に記載されている重合物による分散法も使
用できる。
59943号に記載されている重合物による分散法も使
用できる。
【0176】水に実質的に不溶な化合物の場合には、前
記方法以外にバインダー中に微粒子にして分散含有させ
ることができる。
記方法以外にバインダー中に微粒子にして分散含有させ
ることができる。
【0177】疎水性化合物を親水性コロイドに分散する
際には、種々の界面活性剤を用いることができる。例え
ば特開昭59−157636号の第(37)〜(38)
頁に界面活性剤として挙げたものを使うことができる。
際には、種々の界面活性剤を用いることができる。例え
ば特開昭59−157636号の第(37)〜(38)
頁に界面活性剤として挙げたものを使うことができる。
【0178】本発明においては感光材料に現像の活性化
と同時に画像の安定化を図る化合物を用いることができ
る。好ましく用いられる具体的化合物については米国特
許第4,500,626号の第51〜52欄に記載され
ている。
と同時に画像の安定化を図る化合物を用いることができ
る。好ましく用いられる具体的化合物については米国特
許第4,500,626号の第51〜52欄に記載され
ている。
【0179】本発明においては,鮮鋭度向上等の目的で
非拡散性のフィルター染料を含有することができる。必
要に応じて赤外域に吸収をもつのフィルター染料を使用
することもできる。このようなフィルター染料の詳細に
ついては,特願平2−137885号,特開平4−21
7243号,同4−276744号,同5−45834
号などに記載されている。
非拡散性のフィルター染料を含有することができる。必
要に応じて赤外域に吸収をもつのフィルター染料を使用
することもできる。このようなフィルター染料の詳細に
ついては,特願平2−137885号,特開平4−21
7243号,同4−276744号,同5−45834
号などに記載されている。
【0180】色素の拡散転写により画像を形成するシス
テムにおいては感光材料と共に色素固定要素が用いられ
る。色素固定要素は感光材料とは別々の支持体上に別個
に塗設される形態であっても、感光材料と同一の支持体
上に塗設される形態であってもよい。感光材料と色素固
定要素相互の関係、支持体との関係、白色反射層との関
係は米国特許第4,500,626号の第57欄に記載
の関係が本願にも適用できる。
テムにおいては感光材料と共に色素固定要素が用いられ
る。色素固定要素は感光材料とは別々の支持体上に別個
に塗設される形態であっても、感光材料と同一の支持体
上に塗設される形態であってもよい。感光材料と色素固
定要素相互の関係、支持体との関係、白色反射層との関
係は米国特許第4,500,626号の第57欄に記載
の関係が本願にも適用できる。
【0181】本発明に好ましく用いられる色素固定要素
は媒染剤とバインダーを含む層を少なくとも1層有す
る。媒染剤は写真分野で公知のものを用いることがで
き、その具体例としては米国特許第4,500,626
号第58〜59欄や特開昭61−88256号第(3
2)〜(41)頁に記載の媒染剤、特開昭62−244
043号、同62−244036号等に記載のものを挙
げることができる。また、米国特許第4,463,07
9号に記載されているような色素受容性の高分子化合物
を用いてもよい。
は媒染剤とバインダーを含む層を少なくとも1層有す
る。媒染剤は写真分野で公知のものを用いることがで
き、その具体例としては米国特許第4,500,626
号第58〜59欄や特開昭61−88256号第(3
2)〜(41)頁に記載の媒染剤、特開昭62−244
043号、同62−244036号等に記載のものを挙
げることができる。また、米国特許第4,463,07
9号に記載されているような色素受容性の高分子化合物
を用いてもよい。
【0182】色素固定要素には必要に応じて保護層、剥
離層、カール防止層などの補助層を設けることができ
る。特に保護層を設けるのは有用である。
離層、カール防止層などの補助層を設けることができ
る。特に保護層を設けるのは有用である。
【0183】感光材料や色素固定要素の構成層のバイン
ダーには親水性のものが好ましく用いられる。その例と
しては特開昭62−253159号の(26)頁〜(28)頁に
記載されたものが挙げられる。具体的には、透明か半透
明の親水性バインダーが好ましく、例えばゼラチン、ゼ
ラチン誘導体等のタンパク質またはセルロース誘導体、
デンプン、アラビアゴム、デキストラン、プルラン等の
多糖類のような天然化合物と、ポリビニルアルコール、
ポリビニルピロリドン、アクリルアミド重合体、その他
の合成高分子化合物が挙げられる。また、特開昭62−
245260号等に記載の高吸水性ポリマー、すなわち
−COOMまたは−SO3 M(Mは水素原子またはアル
カリ金属)を有するビニルモノマーの単独重合体または
このビニルモノマー同士もしくは他のビニルモノマーと
の共重合体(例えばメタクリル酸ナトリウム、メタクリ
ル酸アンモニウム、住友化学(株)製のスミカゲルL−
5H)も使用される。これらのバインダーは2種以上組
み合わせて用いることもできる。
ダーには親水性のものが好ましく用いられる。その例と
しては特開昭62−253159号の(26)頁〜(28)頁に
記載されたものが挙げられる。具体的には、透明か半透
明の親水性バインダーが好ましく、例えばゼラチン、ゼ
ラチン誘導体等のタンパク質またはセルロース誘導体、
デンプン、アラビアゴム、デキストラン、プルラン等の
多糖類のような天然化合物と、ポリビニルアルコール、
ポリビニルピロリドン、アクリルアミド重合体、その他
の合成高分子化合物が挙げられる。また、特開昭62−
245260号等に記載の高吸水性ポリマー、すなわち
−COOMまたは−SO3 M(Mは水素原子またはアル
カリ金属)を有するビニルモノマーの単独重合体または
このビニルモノマー同士もしくは他のビニルモノマーと
の共重合体(例えばメタクリル酸ナトリウム、メタクリ
ル酸アンモニウム、住友化学(株)製のスミカゲルL−
5H)も使用される。これらのバインダーは2種以上組
み合わせて用いることもできる。
【0184】微量の水を供給して熱現像を行なうシステ
ムを採用する場合、上記の高吸水性ポリマーを用いるこ
とにより、水の吸収を迅速に行なうことが可能となる。
また、高吸水性ポリマーを色素固定層やその保護層に使
用すると、転写後に色素が色素固定要素から他のものに
再転写するのを防止することができる。
ムを採用する場合、上記の高吸水性ポリマーを用いるこ
とにより、水の吸収を迅速に行なうことが可能となる。
また、高吸水性ポリマーを色素固定層やその保護層に使
用すると、転写後に色素が色素固定要素から他のものに
再転写するのを防止することができる。
【0185】本発明において、バインダーの塗布量は1
m2当たり20g以下が好ましく、特に10g以下、さら
には7g以下にするのが適当である。
m2当たり20g以下が好ましく、特に10g以下、さら
には7g以下にするのが適当である。
【0186】感光材料および色素固定要素の構成層に
は、可塑剤、スベリ剤、あるいは感光材料と色素固定要
素の剥離性改良剤として高沸点有機溶媒を用いることが
できる。具体例には特開昭62−253159号の(2
5)頁、同62−245253号などに記載されたもの
がある。更に、上記の目的のために、各種のシリコーン
オイル(ジメチルシリコーンオイルからジメチルシロキ
サンに各種の有機基を導入した変性シリコーンオイルま
での総てのシリコーンオイル)を使用できる。その例と
しては、信越シリコーン(株)発行の「変性シリコーン
オイル」技術資料P6−18Bに記載の各種変性シリコ
ーンオイル、特にカルボキシ変性シリコーン(商品名X
−22−3710)などが有効である。また特開昭62
−215953号、同63−46449号に記載のシリ
コーンオイルも有効である。
は、可塑剤、スベリ剤、あるいは感光材料と色素固定要
素の剥離性改良剤として高沸点有機溶媒を用いることが
できる。具体例には特開昭62−253159号の(2
5)頁、同62−245253号などに記載されたもの
がある。更に、上記の目的のために、各種のシリコーン
オイル(ジメチルシリコーンオイルからジメチルシロキ
サンに各種の有機基を導入した変性シリコーンオイルま
での総てのシリコーンオイル)を使用できる。その例と
しては、信越シリコーン(株)発行の「変性シリコーン
オイル」技術資料P6−18Bに記載の各種変性シリコ
ーンオイル、特にカルボキシ変性シリコーン(商品名X
−22−3710)などが有効である。また特開昭62
−215953号、同63−46449号に記載のシリ
コーンオイルも有効である。
【0187】さらに、感光材料または色素固定要素の構
成層(バック層を含む)には、寸度安定化、カール防
止、接着防止、膜のヒビ割れ防止、圧力増減感防止等の
膜物性改良の目的で種々のポリマーラテックスを含有さ
せることができる。具体的には、特開昭62−2452
58号、同62−136648号、同62−11006
6号等に記載のポリマーラテックスのいずれも使用でき
る。特に、ガラス転移点の低い(40℃以下)ポリマー
ラテックスを媒染層に用いると媒染層のヒビ割れを防止
することができ、またガラス転移点が高いポリマーラテ
ックスをバック層に用いるとカール防止効果が得られ
る。
成層(バック層を含む)には、寸度安定化、カール防
止、接着防止、膜のヒビ割れ防止、圧力増減感防止等の
膜物性改良の目的で種々のポリマーラテックスを含有さ
せることができる。具体的には、特開昭62−2452
58号、同62−136648号、同62−11006
6号等に記載のポリマーラテックスのいずれも使用でき
る。特に、ガラス転移点の低い(40℃以下)ポリマー
ラテックスを媒染層に用いると媒染層のヒビ割れを防止
することができ、またガラス転移点が高いポリマーラテ
ックスをバック層に用いるとカール防止効果が得られ
る。
【0188】感光材料や色素固定要素には退色防止剤を
用いてもよい。退色防止剤としては、例えば酸化防止
剤、紫外線吸収剤、あるいはある種の金属錯体がある。
酸化防止剤としては、例えばクロマン系化合物、クマラ
ン系化合物、フェノール系化合物(例えばヒンダードフ
ェノール類)、ハイドロキノン誘導体、ヒンダードアミ
ン誘導体、スピロインダン系化合物がある。また、特開
昭61−159644号記載の化合物も有効である。
用いてもよい。退色防止剤としては、例えば酸化防止
剤、紫外線吸収剤、あるいはある種の金属錯体がある。
酸化防止剤としては、例えばクロマン系化合物、クマラ
ン系化合物、フェノール系化合物(例えばヒンダードフ
ェノール類)、ハイドロキノン誘導体、ヒンダードアミ
ン誘導体、スピロインダン系化合物がある。また、特開
昭61−159644号記載の化合物も有効である。
【0189】紫外線吸収剤としては、ベンゾトリアゾー
ル系化合物(米国特許第3,533,794号など)、
4−チアゾリドン系化合物(米国特許第3,352,6
81号など)、ベンゾフェノン系化合物(特開昭46−
2784号など)、その他特開昭54−48535号、
同62−136641号、同61−88256号等に記
載の化合物がある。また、特開昭62−260152号
記載の紫外線吸収性ポリマーも有効である。
ル系化合物(米国特許第3,533,794号など)、
4−チアゾリドン系化合物(米国特許第3,352,6
81号など)、ベンゾフェノン系化合物(特開昭46−
2784号など)、その他特開昭54−48535号、
同62−136641号、同61−88256号等に記
載の化合物がある。また、特開昭62−260152号
記載の紫外線吸収性ポリマーも有効である。
【0190】金属錯体としては、米国特許第4,24
1,155号、同4,245,018号第3〜36欄、
同第4,254,195号第3〜8欄、特開昭62−1
74741号、同61−88256号(27)〜(2
9)頁、同63−199248号、特開平1−7556
8号、同1−74272号等に記載されている化合物が
ある。
1,155号、同4,245,018号第3〜36欄、
同第4,254,195号第3〜8欄、特開昭62−1
74741号、同61−88256号(27)〜(2
9)頁、同63−199248号、特開平1−7556
8号、同1−74272号等に記載されている化合物が
ある。
【0191】有用な退色防止剤の例は特開昭62−21
5272号(125)〜(137)頁に記載されてい
る。
5272号(125)〜(137)頁に記載されてい
る。
【0192】色素固定要素に転写された色素の退色を防
止するための退色防止剤は予め色素固定要素に含有させ
ておいてもよいし、感光材料などの外部から色素固定要
素に供給するようにしてもよい。
止するための退色防止剤は予め色素固定要素に含有させ
ておいてもよいし、感光材料などの外部から色素固定要
素に供給するようにしてもよい。
【0193】上記の酸化防止剤、紫外線吸収剤、金属錯
体はこれら同士を組み合わせて使用してもよい。
体はこれら同士を組み合わせて使用してもよい。
【0194】感光材料や色素固定要素には蛍光増白剤を
用いてもよい。特に色素固定要素に蛍光増白剤を内蔵さ
せるか、感光材料などの外部から供給させるのが好まし
い。その例としては、K.Veenkataraman
編「The Chemistry of Synthe
tic Dyes」第V巻第8章、特開昭61−143
752号などに記載されている化合物を挙げることがで
きる。より具体的には、スチルベン系化合物、クマリン
系化合物、ビフェニル系化合物、ベンゾオキサゾリル系
化合物、ナフタルイミド系化合物、ピラゾリン系化合
物、カルボスチリル系化合物などが挙げられる。蛍光増
白剤は退色防止剤と組み合わせて用いることができる。
用いてもよい。特に色素固定要素に蛍光増白剤を内蔵さ
せるか、感光材料などの外部から供給させるのが好まし
い。その例としては、K.Veenkataraman
編「The Chemistry of Synthe
tic Dyes」第V巻第8章、特開昭61−143
752号などに記載されている化合物を挙げることがで
きる。より具体的には、スチルベン系化合物、クマリン
系化合物、ビフェニル系化合物、ベンゾオキサゾリル系
化合物、ナフタルイミド系化合物、ピラゾリン系化合
物、カルボスチリル系化合物などが挙げられる。蛍光増
白剤は退色防止剤と組み合わせて用いることができる。
【0195】感光材料や色素固定要素の構成層に用いる
硬膜剤としては、米国特許第4,678,739号第4
1欄、特開昭59−116655号、同62−2452
61号、同61−18942号等に記載の硬膜剤が挙げ
られる。より具体的には、アルデヒド系硬膜剤(ホルム
アルデヒドなど)、アジリジン系硬膜剤、エポキシ系硬
膜剤、ビニルスルホン系硬膜剤(N,N′−エチレン−
ビス(ビニルスルホニルアセタミド) エタンなど) 、N
−メチロール系硬膜剤(ジメチロール尿素など)、ある
いは高分子硬膜剤(特開昭62−234157号などに
記載の化合物)が挙げられる。
硬膜剤としては、米国特許第4,678,739号第4
1欄、特開昭59−116655号、同62−2452
61号、同61−18942号等に記載の硬膜剤が挙げ
られる。より具体的には、アルデヒド系硬膜剤(ホルム
アルデヒドなど)、アジリジン系硬膜剤、エポキシ系硬
膜剤、ビニルスルホン系硬膜剤(N,N′−エチレン−
ビス(ビニルスルホニルアセタミド) エタンなど) 、N
−メチロール系硬膜剤(ジメチロール尿素など)、ある
いは高分子硬膜剤(特開昭62−234157号などに
記載の化合物)が挙げられる。
【0196】感光材料や色素固定要素の構成層には、塗
布助剤、剥離性改良、スベリ性改良、帯電防止、現像促
進等の目的で種々の界面活性剤を使用することができ
る。界面活性剤の具体例は特開昭62−173463
号、同62−183457号等に記載されている。
布助剤、剥離性改良、スベリ性改良、帯電防止、現像促
進等の目的で種々の界面活性剤を使用することができ
る。界面活性剤の具体例は特開昭62−173463
号、同62−183457号等に記載されている。
【0197】感光材料や色素固定要素の構成層には、ス
ベリ性改良、帯電防止、剥離性改良等の目的で有機フル
オロ化合物を含ませてもよい。有機フルオロ化合物の代
表例としては、特公昭57−9053号第8〜17欄、
特開昭61−20944号、同62−135826号等
に記載されているフッ素系界面活性剤、またはフッ素油
などのオイル状フッ素系化合物もしくは四フッ化エチレ
ン樹脂などの固体状フッ素化合物樹脂などの疎水性フッ
素化合物が挙げられる。
ベリ性改良、帯電防止、剥離性改良等の目的で有機フル
オロ化合物を含ませてもよい。有機フルオロ化合物の代
表例としては、特公昭57−9053号第8〜17欄、
特開昭61−20944号、同62−135826号等
に記載されているフッ素系界面活性剤、またはフッ素油
などのオイル状フッ素系化合物もしくは四フッ化エチレ
ン樹脂などの固体状フッ素化合物樹脂などの疎水性フッ
素化合物が挙げられる。
【0198】感光材料や色素固定要素にはマット剤を用
いることができる。マット剤としては二酸化ケイ素、ポ
リオレフィンまたはポリメタクリレートなどの特開昭6
1−88256号(29)頁記載の化合物の他に、ベン
ゾグアナミン樹脂ビーズ、ポリカーボネート樹脂ビー
ズ、AS樹脂ビーズなどの特開昭63−274944
号、同63−274952号記載の化合物がある。マッ
ト剤は接着防止やスベリ性調節,ニュートンリング防止
の目的以外にも色素固定要素表面(画像表面)の非光沢
化の目的にも用いることができる。
いることができる。マット剤としては二酸化ケイ素、ポ
リオレフィンまたはポリメタクリレートなどの特開昭6
1−88256号(29)頁記載の化合物の他に、ベン
ゾグアナミン樹脂ビーズ、ポリカーボネート樹脂ビー
ズ、AS樹脂ビーズなどの特開昭63−274944
号、同63−274952号記載の化合物がある。マッ
ト剤は接着防止やスベリ性調節,ニュートンリング防止
の目的以外にも色素固定要素表面(画像表面)の非光沢
化の目的にも用いることができる。
【0199】その他、感光材料および色素固定要素の構
成層には、熱溶剤、消泡剤、防菌防バイ剤、コロイダル
シリカ等を含ませてもよい。これらの添加剤の具体例は
特開昭61−88256号第(26)〜(32)頁に記
載されている。
成層には、熱溶剤、消泡剤、防菌防バイ剤、コロイダル
シリカ等を含ませてもよい。これらの添加剤の具体例は
特開昭61−88256号第(26)〜(32)頁に記
載されている。
【0200】本発明において感光材料及び/又は色素固
定要素には画像形成促進剤を用いることができる。画像
形成促進剤には銀塩酸化剤と還元剤との酸化還元反応の
促進、色素供与性化合物からの色素の生成または色素の
分解あるいは拡散性色素の放出等の反応の促進および、
感光材料層から色素固定層への色素の移動の促進等の機
能があり、物理化学的な機能からは塩基または塩基プレ
カーサー、求核性化合物、高沸点有機溶媒(オイル)、
熱溶剤、界面活性剤、銀または銀イオンと相互作用を持
つ化合物等に分類される。ただし、これらの物質群は一
般に複合機能を有しており、上記の促進効果のいくつか
を合せ持つのが常である。これらの詳細については米国
特許4,678,739号第38〜40欄に記載されて
いる。
定要素には画像形成促進剤を用いることができる。画像
形成促進剤には銀塩酸化剤と還元剤との酸化還元反応の
促進、色素供与性化合物からの色素の生成または色素の
分解あるいは拡散性色素の放出等の反応の促進および、
感光材料層から色素固定層への色素の移動の促進等の機
能があり、物理化学的な機能からは塩基または塩基プレ
カーサー、求核性化合物、高沸点有機溶媒(オイル)、
熱溶剤、界面活性剤、銀または銀イオンと相互作用を持
つ化合物等に分類される。ただし、これらの物質群は一
般に複合機能を有しており、上記の促進効果のいくつか
を合せ持つのが常である。これらの詳細については米国
特許4,678,739号第38〜40欄に記載されて
いる。
【0201】塩基プレカーサーとしては、熱により脱炭
酸する有機酸と塩基の塩、分子内求核置換反応、ロッセ
ン転位またはベックマン転位によりアミン類を放出する
化合物などがある。その具体例は米国特許第4,51
1,493号、特開昭62−65038号等に記載され
ている。
酸する有機酸と塩基の塩、分子内求核置換反応、ロッセ
ン転位またはベックマン転位によりアミン類を放出する
化合物などがある。その具体例は米国特許第4,51
1,493号、特開昭62−65038号等に記載され
ている。
【0202】少量の水の存在下に熱現像と色素の転写を
同時に行うシステムにおいては、塩基及び/又は塩基プ
レカーサーは色素固定要素に含有させるのが感光材料の
保存性を高める意味で好ましい。
同時に行うシステムにおいては、塩基及び/又は塩基プ
レカーサーは色素固定要素に含有させるのが感光材料の
保存性を高める意味で好ましい。
【0203】上記の他に、欧州特許公開210,660
号、米国特許第4,740,445号に記載されている
難溶性金属化合物およびこの難溶性金属化合物を構成す
る金属イオンと錯形成反応しうる化合物(錯形成化合物
という)の組合せや、特開昭61−232451号に記
載されている電解により塩基を発生する化合物なども塩
基プレカーサーとして使用できる。特に前者の方法は効
果的である。この難溶性金属化合物と錯形成化合物は、
感光材料と色素固定要素に別々に添加するのが有利であ
る。
号、米国特許第4,740,445号に記載されている
難溶性金属化合物およびこの難溶性金属化合物を構成す
る金属イオンと錯形成反応しうる化合物(錯形成化合物
という)の組合せや、特開昭61−232451号に記
載されている電解により塩基を発生する化合物なども塩
基プレカーサーとして使用できる。特に前者の方法は効
果的である。この難溶性金属化合物と錯形成化合物は、
感光材料と色素固定要素に別々に添加するのが有利であ
る。
【0204】本発明において感光材料及び/又は色素固
定要素には、現像時の処理温度および処理時間の変動に
対し、常に一定の画像を得る目的で種々の現像停止剤を
用いることができる。
定要素には、現像時の処理温度および処理時間の変動に
対し、常に一定の画像を得る目的で種々の現像停止剤を
用いることができる。
【0205】ここでいう現像停止剤とは、適性現像後、
速やかに塩基を中和または塩基と反応して膜中の塩基濃
度を下げ現像を停止する化合物または銀および銀塩と相
互作用して現像を抑制する化合物である。具体的には、
加熱により酸を放出する酸プレカーサー、加熱により共
存する塩基と置換反応を起す親電子化合物、または含窒
素ヘテロ環化合物、メルカプト化合物及びその前駆体等
が挙げられる。更に詳しくは特開昭62−253159
号(31)〜(32)頁に記載されている。
速やかに塩基を中和または塩基と反応して膜中の塩基濃
度を下げ現像を停止する化合物または銀および銀塩と相
互作用して現像を抑制する化合物である。具体的には、
加熱により酸を放出する酸プレカーサー、加熱により共
存する塩基と置換反応を起す親電子化合物、または含窒
素ヘテロ環化合物、メルカプト化合物及びその前駆体等
が挙げられる。更に詳しくは特開昭62−253159
号(31)〜(32)頁に記載されている。
【0206】本発明において感光材料や色素固定要素の
支持体としては、処理温度に耐えることのできるものが
用いられる。一般的には、紙、合成高分子(フィルム)
が挙げられる。具体的には、ポリエチレンテレフタレー
ト、ポリカーボネート、ポリ塩化ビニル、ポリスチレ
ン、ポリプロピレン、ポリイミド、セルロース類(例え
ばトリアセチルセルロース)またはこれらのフィルム中
へ酸化チタンなどの顔料を含有させたもの、更にポリプ
ロピレンなどから作られるフィルム法合成紙、ポリエチ
レン等の合成樹脂パルプと天然パルプとから作られる混
抄紙、ヤンキー紙、バライタ紙、コーティッドペーパー
(特にキャストコート紙)、金属、布類、ガラス類等が
用いられる。
支持体としては、処理温度に耐えることのできるものが
用いられる。一般的には、紙、合成高分子(フィルム)
が挙げられる。具体的には、ポリエチレンテレフタレー
ト、ポリカーボネート、ポリ塩化ビニル、ポリスチレ
ン、ポリプロピレン、ポリイミド、セルロース類(例え
ばトリアセチルセルロース)またはこれらのフィルム中
へ酸化チタンなどの顔料を含有させたもの、更にポリプ
ロピレンなどから作られるフィルム法合成紙、ポリエチ
レン等の合成樹脂パルプと天然パルプとから作られる混
抄紙、ヤンキー紙、バライタ紙、コーティッドペーパー
(特にキャストコート紙)、金属、布類、ガラス類等が
用いられる。
【0207】これらは、単独で用いることもできるし、
ポリエチレン等の合成高分子で片面または両面をラミネ
ートされた支持体として用いることもできる。
ポリエチレン等の合成高分子で片面または両面をラミネ
ートされた支持体として用いることもできる。
【0208】この他に、特開昭62−253159号
(29)〜(31)頁に記載の支持体を用いることがで
きる。
(29)〜(31)頁に記載の支持体を用いることがで
きる。
【0209】これらの支持体の表面に親水性バインダー
とアルミナゾルや酸化スズのような半導性金属酸化物、
カーボンブラックその他の帯電防止剤を塗布してもよ
い。
とアルミナゾルや酸化スズのような半導性金属酸化物、
カーボンブラックその他の帯電防止剤を塗布してもよ
い。
【0210】感光材料に画像を露光し記録する方法とし
ては、画像情報を電気信号を経由して発光ダイオード、
各種レーザーなどを発光させ露光する方法、画像情報を
CRT、液晶ディスプレイ、エレクトロルミネッセンス
ディスプレイ、プラズマディスプレイなどの画像表示装
置に出力し、直接または光学系を介して露光する方法な
どがある。具体的には特開平2−129625号,特願
平3−338182号,同4−009388号,同4−
281442号等に記載の露光方法を用いることができ
る。
ては、画像情報を電気信号を経由して発光ダイオード、
各種レーザーなどを発光させ露光する方法、画像情報を
CRT、液晶ディスプレイ、エレクトロルミネッセンス
ディスプレイ、プラズマディスプレイなどの画像表示装
置に出力し、直接または光学系を介して露光する方法な
どがある。具体的には特開平2−129625号,特願
平3−338182号,同4−009388号,同4−
281442号等に記載の露光方法を用いることができ
る。
【0211】感光材料へ画像を記録する光源としては、
上記のように、発光ダイオード、レーザー光源、CRT
光源などの米国特許第4,500,626号第56欄記
載の光源を用いることができる。
上記のように、発光ダイオード、レーザー光源、CRT
光源などの米国特許第4,500,626号第56欄記
載の光源を用いることができる。
【0212】
実施例1
【0213】感光性ハロゲン化銀乳剤の作り方について
述べる。
述べる。
【0214】感光性ハロゲン化銀乳剤(1)〔第5層
(680nm感光層)用乳剤〕 良く攪拌している表1に示す組成の水溶液に表2に示す
組成の(I)液と(II)液を13分間かけて同時に添加
し,又,その10分後に,表2に示す組成の(III)液と
(IV)液を33分間かけて添加した。
(680nm感光層)用乳剤〕 良く攪拌している表1に示す組成の水溶液に表2に示す
組成の(I)液と(II)液を13分間かけて同時に添加
し,又,その10分後に,表2に示す組成の(III)液と
(IV)液を33分間かけて添加した。
【0215】
【表1】
【0216】
【表2】
【0217】
【化37】
【0218】又,III 液の添加開始13分後から27分
間かけて増感色素aを0.350%含有する水溶液15
0ccを添加した。
間かけて増感色素aを0.350%含有する水溶液15
0ccを添加した。
【0219】常法により水洗,脱塩(沈降剤aを用いて
pHを4.1で行った)後,石灰処理オセインゼラチン
22gを加えて,pHを6.0,pAgを7.9に調節
した後,60℃で化学増感した。化学増感に用いた化合
物は,表3に示す通りである。得られた乳剤の収量は6
30gで変動係数10.2%の単分散立方体塩臭化銀乳
剤で,平均粒子サイズは0.20μmであった。
pHを4.1で行った)後,石灰処理オセインゼラチン
22gを加えて,pHを6.0,pAgを7.9に調節
した後,60℃で化学増感した。化学増感に用いた化合
物は,表3に示す通りである。得られた乳剤の収量は6
30gで変動係数10.2%の単分散立方体塩臭化銀乳
剤で,平均粒子サイズは0.20μmであった。
【0220】
【化38】
【0221】
【表3】
【0222】
【化39】
【0223】
【化40】
【0224】感光性ハロゲン化銀乳剤(2)〔第3層
(750nm感光層)用乳剤〕 良く攪拌している表4に示す組成の水溶液に表5に示す
組成の(I)液と(II)液を18分間かけて同時に添加
し,又,その10分後表5に示す組成の(III)液と(I
V)液を24分間かけて添加した。
(750nm感光層)用乳剤〕 良く攪拌している表4に示す組成の水溶液に表5に示す
組成の(I)液と(II)液を18分間かけて同時に添加
し,又,その10分後表5に示す組成の(III)液と(I
V)液を24分間かけて添加した。
【0225】
【表4】
【0226】
【表5】
【0227】常法により水洗,脱塩(沈降剤bを用いて
pHを3.9で行った)後,脱カルシウム処理した石灰
処理オセインゼラチン(カルシウム含有率150PPM
以下)22gを加えて,40℃で再分散し,4−ヒドロ
キシ−6−メチル−1,3,3a,7−テトラザインデ
ンを0.39g加えて,pHを5.9,pAgを7.8
に調節した。その後、表6に示す薬品を用いて70℃で
化学増感した。又,化学増感の最後に増感色素,を
メタノール溶液として(表7に示す組成の溶液)添加し
た。さらに,化学増感後40℃に降温して後に述べる安
定剤のゼラチン分散物200gを添加し,良く攪拌し
た後収納した。得られた乳剤の収量は938gで変動係
数12.6%の単分散立方体塩臭化銀乳剤で,平均粒子
サイズは0.25μmであった。
pHを3.9で行った)後,脱カルシウム処理した石灰
処理オセインゼラチン(カルシウム含有率150PPM
以下)22gを加えて,40℃で再分散し,4−ヒドロ
キシ−6−メチル−1,3,3a,7−テトラザインデ
ンを0.39g加えて,pHを5.9,pAgを7.8
に調節した。その後、表6に示す薬品を用いて70℃で
化学増感した。又,化学増感の最後に増感色素,を
メタノール溶液として(表7に示す組成の溶液)添加し
た。さらに,化学増感後40℃に降温して後に述べる安
定剤のゼラチン分散物200gを添加し,良く攪拌し
た後収納した。得られた乳剤の収量は938gで変動係
数12.6%の単分散立方体塩臭化銀乳剤で,平均粒子
サイズは0.25μmであった。
【0228】
【表6】
【0229】
【表7】
【0230】
【化41】
【0231】
【化42】
【0232】感光性ハロゲン化銀乳剤(3)〔第1層
(810nm感光層)用乳剤〕 良く攪拌している表8に示す組成の水溶液に表9に示す
組成の(I)液と(II)液を18分間かけて同時に添加
し,又,その10分後表9に示す組成の(III)液と(I
V)液を24分間かけて添加した。
(810nm感光層)用乳剤〕 良く攪拌している表8に示す組成の水溶液に表9に示す
組成の(I)液と(II)液を18分間かけて同時に添加
し,又,その10分後表9に示す組成の(III)液と(I
V)液を24分間かけて添加した。
【0233】
【表8】
【0234】
【表9】
【0235】常法により水洗,脱塩(沈降剤aを用いて
pHを3.8で行った)後,石灰処理オセインゼラチン
22gを加えて,pHを7.4,pAgを7.8に調節
した後,60℃で化学増感した。化学増感に用いた化合
物は,表10に示す通りである。得られた乳剤の収量は
680gで変動係数9.7%の単分散立方体塩臭化銀乳
剤で,平均粒子サイズは0.32μmであった。
pHを3.8で行った)後,石灰処理オセインゼラチン
22gを加えて,pHを7.4,pAgを7.8に調節
した後,60℃で化学増感した。化学増感に用いた化合
物は,表10に示す通りである。得られた乳剤の収量は
680gで変動係数9.7%の単分散立方体塩臭化銀乳
剤で,平均粒子サイズは0.32μmであった。
【0236】
【表10】
【0237】コロイド銀のゼラチン分散物の調整法につ
いて述べる。
いて述べる。
【0238】良く攪拌している表11に示す組成の水溶
液に,表12に示す組成の液を24分間かけて添加し
た。その後沈降剤aを用いて,水洗した後,石灰処理オ
セインゼラチン43gを加えて,pHを6.3に合わせ
た。平均粒子サイズは0.02μmで収量は,512g
であった。(銀2%,ゼラチン6.8%を含有する分散
物)
液に,表12に示す組成の液を24分間かけて添加し
た。その後沈降剤aを用いて,水洗した後,石灰処理オ
セインゼラチン43gを加えて,pHを6.3に合わせ
た。平均粒子サイズは0.02μmで収量は,512g
であった。(銀2%,ゼラチン6.8%を含有する分散
物)
【0239】
【表11】
【0240】
【表12】
【0241】次に疎水性添加剤のゼラチン分散物の調製
法について述べる。
法について述べる。
【0242】イエロー色素供与性化合物、マゼンタ色素
供与性化合物、シアン色素供与性化合物のゼラチン分散
物をそれぞれ表13の処方どおり調製した。即ち各油相
成分を,約70℃に加熱溶解させ均一な溶液とし,この
溶液に約60℃に加温した水相成分を加え攪拌混合した
後ホモジナイザーで10分間,10000rpmにて分
散した。これに加水し,攪拌して均一な分散物を得た。
さらにシアン色素供与性化合物のゼラチン分散物を限外
ロカモジュール(旭化成製限外ロカモジュール:ACV
−3050)を用いて、水による希釈と濃縮を繰り返し
て表13の酢酸エチルの量の17.6分の1になるよう
に酢酸エチルを減量した。
供与性化合物、シアン色素供与性化合物のゼラチン分散
物をそれぞれ表13の処方どおり調製した。即ち各油相
成分を,約70℃に加熱溶解させ均一な溶液とし,この
溶液に約60℃に加温した水相成分を加え攪拌混合した
後ホモジナイザーで10分間,10000rpmにて分
散した。これに加水し,攪拌して均一な分散物を得た。
さらにシアン色素供与性化合物のゼラチン分散物を限外
ロカモジュール(旭化成製限外ロカモジュール:ACV
−3050)を用いて、水による希釈と濃縮を繰り返し
て表13の酢酸エチルの量の17.6分の1になるよう
に酢酸エチルを減量した。
【0243】
【表13】
【0244】還元剤のゼラチン分散物を、表14の処
方どおり調製した。即ち各油相成分を,約60℃に加熱
溶解させこの溶液に約60℃に加温した水相成分を加
え,攪拌混合した後ホモジナイザーで10分間,100
00rpmにて分散し、均一な分散物を得た。さらに得
られた分散物から減圧脱有機溶剤装置を用いて酢酸エチ
ルを除去した。
方どおり調製した。即ち各油相成分を,約60℃に加熱
溶解させこの溶液に約60℃に加温した水相成分を加
え,攪拌混合した後ホモジナイザーで10分間,100
00rpmにて分散し、均一な分散物を得た。さらに得
られた分散物から減圧脱有機溶剤装置を用いて酢酸エチ
ルを除去した。
【0245】
【表14】
【0246】安定剤のゼラチン分散物を、表15の処
方どおり調製した。即ち各油相成分を,室温で溶解さ
せ、この溶液に約40℃に加温した水相成分を加え,攪
拌混合した後ホモジナイザーで10分間,10000r
pmにて分散した。これに加水し、攪拌して均一な分散
物を得た。
方どおり調製した。即ち各油相成分を,室温で溶解さ
せ、この溶液に約40℃に加温した水相成分を加え,攪
拌混合した後ホモジナイザーで10分間,10000r
pmにて分散した。これに加水し、攪拌して均一な分散
物を得た。
【0247】
【表15】
【0248】水酸化亜鉛のゼラチン分散物を、表16の
処方どおり調製した。即ち各成分を混合溶解した後、ミ
ルで平均粒径0.75mmのガラスビーズを用いて30
分間分酸した。さらにガラスビーズを分離除去し、均一
な分散物を得た。(水酸化亜鉛は平均粒子サイズが0.
25μmのものを使用した。)
処方どおり調製した。即ち各成分を混合溶解した後、ミ
ルで平均粒径0.75mmのガラスビーズを用いて30
分間分酸した。さらにガラスビーズを分離除去し、均一
な分散物を得た。(水酸化亜鉛は平均粒子サイズが0.
25μmのものを使用した。)
【0249】
【表16】
【0250】次に、保護層に添加しているマット剤のゼ
ラチン分散物の調製法について述べる。塩化メチレンに
PMMAを溶解した液を少量の界面活性剤とともにゼラ
チン中に添加し、高速攪拌分散した。つづいて減圧脱溶
剤装置を用いて塩化メチレンを除去し、平均粒子サイズ
が4.3μmの均一な分散物を得た。
ラチン分散物の調製法について述べる。塩化メチレンに
PMMAを溶解した液を少量の界面活性剤とともにゼラ
チン中に添加し、高速攪拌分散した。つづいて減圧脱溶
剤装置を用いて塩化メチレンを除去し、平均粒子サイズ
が4.3μmの均一な分散物を得た。
【0251】
【化43】
【0252】
【化44】
【0253】
【化45】
【0254】
【化46】
【0255】
【化47】
【0256】
【化48】
【0257】
【化49】
【0258】
【化50】
【0259】
【化51】
【0260】
【化52】
【0261】
【化53】
【0262】
【化54】
【0263】以上のものを用いて表17に示す熱現像感
光材料100を作った。
光材料100を作った。
【0264】
【表17】
【0265】
【表18】
【0266】
【化55】
【0267】
【化56】
【0268】
【化57】
【0269】
【化58】
【0270】
【化59】
【0271】感光材料101の作成方法について述べ
る。感光材料100の第1層に添加するイエロー分散物
のイエロー色素供与性化合物を以下の構造の同モル量
のイエロー色素供与性化合物に変更し、さらに下記の
構造の現像促進剤を表13のイエロー分散物の油相に
6.2g添加して乳化分散する以外は感光材料100と
全く同様にし,感光材料101を作成した。
る。感光材料100の第1層に添加するイエロー分散物
のイエロー色素供与性化合物を以下の構造の同モル量
のイエロー色素供与性化合物に変更し、さらに下記の
構造の現像促進剤を表13のイエロー分散物の油相に
6.2g添加して乳化分散する以外は感光材料100と
全く同様にし,感光材料101を作成した。
【0272】
【化60】
【0273】
【化61】
【0274】感光材料102の作成方法について述べ
る。まず感光性ハロゲン化銀(1a)の調製方法につい
て述べる。感光性ハロゲン化銀(1)の調製において増
感色素aを増感色素Aに変更する以外は、乳剤と全く
同様にして乳剤(1a)を調製した。次に感光材料10
0の第5層のハロゲン化銀乳剤を乳剤(1a)にする以
外は感光材料100と全く同様にして、感光材料102
を作成した。
る。まず感光性ハロゲン化銀(1a)の調製方法につい
て述べる。感光性ハロゲン化銀(1)の調製において増
感色素aを増感色素Aに変更する以外は、乳剤と全く
同様にして乳剤(1a)を調製した。次に感光材料10
0の第5層のハロゲン化銀乳剤を乳剤(1a)にする以
外は感光材料100と全く同様にして、感光材料102
を作成した。
【0275】感光材料103の作成方法について述べ
る。まず感光性ハロゲン化銀(1b)の調製方法につい
て述べる。感光性ハロゲン化銀(1)の調製において増
感色素aの0.350%水溶液を増感色素Aを0.17
5%含有する水溶液に変更する以外は、乳剤(1)と
全く同様にして乳剤(1b)を調製した。次に感光材料
100の第5層のハロゲン化銀乳剤を乳剤(1b)にす
る以外は感光材料100と全く同様にして、感光材料1
03を作成した。
る。まず感光性ハロゲン化銀(1b)の調製方法につい
て述べる。感光性ハロゲン化銀(1)の調製において増
感色素aの0.350%水溶液を増感色素Aを0.17
5%含有する水溶液に変更する以外は、乳剤(1)と
全く同様にして乳剤(1b)を調製した。次に感光材料
100の第5層のハロゲン化銀乳剤を乳剤(1b)にす
る以外は感光材料100と全く同様にして、感光材料1
03を作成した。
【0276】感光材料104の作成方法について述べ
る。感光材料100の第5層に添加するマゼンタ分散物
のマゼンタ色素供与性化合物を以下の構造のマゼンタ
色素供与性化合物に変更する以外は感光材料100と
全く同様にし,感光材料104を作成した。
る。感光材料100の第5層に添加するマゼンタ分散物
のマゼンタ色素供与性化合物を以下の構造のマゼンタ
色素供与性化合物に変更する以外は感光材料100と
全く同様にし,感光材料104を作成した。
【0277】
【化62】
【0278】感光材料105の作成方法について述べ
る。まず感光性ハロゲン化銀(1c)の調製方法につい
て述べる。感光性ハロゲン化銀(1)の調製において表
2の組成の(IV)液を表19のように変更する以外は
乳剤(1)と全く同様にして乳剤(1c)を調製し
た。次に感光材料100の第5層のハロゲン化銀乳剤を
乳剤(1c)にする以外は感光材料と全く同様にして、
感光材料105を作成した。
る。まず感光性ハロゲン化銀(1c)の調製方法につい
て述べる。感光性ハロゲン化銀(1)の調製において表
2の組成の(IV)液を表19のように変更する以外は
乳剤(1)と全く同様にして乳剤(1c)を調製し
た。次に感光材料100の第5層のハロゲン化銀乳剤を
乳剤(1c)にする以外は感光材料と全く同様にして、
感光材料105を作成した。
【0279】
【表19】
【0280】これらの感光材料100〜105を、富士
写真フイルム株式会社製のデジタルカラープリンターフ
ジックスピクトログラフィーPG−3000で、色素固
定材料としてPG−3000用PG−SGを用いてに示
すような標準条件で画像出力をおこなった。画像の出力
はまず25℃50%の環境下で全面グレーの画像を出力
し、色味を合わせた後、この時の露光条件のままで、1
5℃50%および30℃50%の環境下で画像出力をお
こなった。各環境下で得られたグレー画像の濃度はX−
rite社製の反射濃度計X−rite304を用いて
測定した。
写真フイルム株式会社製のデジタルカラープリンターフ
ジックスピクトログラフィーPG−3000で、色素固
定材料としてPG−3000用PG−SGを用いてに示
すような標準条件で画像出力をおこなった。画像の出力
はまず25℃50%の環境下で全面グレーの画像を出力
し、色味を合わせた後、この時の露光条件のままで、1
5℃50%および30℃50%の環境下で画像出力をお
こなった。各環境下で得られたグレー画像の濃度はX−
rite社製の反射濃度計X−rite304を用いて
測定した。
【0281】また、15℃50%での出力サンプルと3
0℃50%での出力サンプルのカラーバランスの変化を
目視で判定した。
0℃50%での出力サンプルのカラーバランスの変化を
目視で判定した。
【0282】また、特願平4−281442号の図2に
記載の光学系を用いた露光装置を用いて表20に示す条
件で、環境試験室で15℃50%、25℃50%、およ
び30℃50%での感光材料のセンシトメトリーをおこ
ない、25℃50%における階調γY 、γM 、γC 、お
よび感度の温度依存性ΔSY 、ΔSM 、ΔSC を求め
た。
記載の光学系を用いた露光装置を用いて表20に示す条
件で、環境試験室で15℃50%、25℃50%、およ
び30℃50%での感光材料のセンシトメトリーをおこ
ない、25℃50%における階調γY 、γM 、γC 、お
よび感度の温度依存性ΔSY 、ΔSM 、ΔSC を求め
た。
【0283】さらに、25℃50%の環境条件下で、表
20に示す条件で、Y.M.C各色の反射濃度が1.0
になるようなグレー画像を標準の画像出力条件で出力
し、その後、熱現像温度を標準条件から+5℃と−5℃
に設定して、その他の条件は同一にしてグレー画像をそ
れぞれ出力した。得られた画像の濃度の各色の濃度の変
化を反射濃度計X−rite304を用いて測定した。
以上の結果を表21にまとめた。
20に示す条件で、Y.M.C各色の反射濃度が1.0
になるようなグレー画像を標準の画像出力条件で出力
し、その後、熱現像温度を標準条件から+5℃と−5℃
に設定して、その他の条件は同一にしてグレー画像をそ
れぞれ出力した。得られた画像の濃度の各色の濃度の変
化を反射濃度計X−rite304を用いて測定した。
以上の結果を表21にまとめた。
【0284】
【表20】
【0285】
【表21】
【0286】表21の結果から,感光材料100〜10
3は,比較の感光材料104.105に比べて露光時の
環境温度が変化したときの画像のカラーバランスの変化
が少なく優れた感光材料であることが分かる。また処理
温度が変動にともなう画像濃度の変動が小さく優れた感
光材料であることが分かる。
3は,比較の感光材料104.105に比べて露光時の
環境温度が変化したときの画像のカラーバランスの変化
が少なく優れた感光材料であることが分かる。また処理
温度が変動にともなう画像濃度の変動が小さく優れた感
光材料であることが分かる。
Claims (5)
- 【請求項1】 支持体上に、少なくとも1層の700n
m以上の波長にJ−バンド型に分光増感され且つ色素供
与性化合物と組合された赤外感光性ハロゲン化銀乳剤
層、および、少なくとも1層の700nm未満に分光感
度の極大値を有し且つ前記色素供与性化合物とは異なる
色調の色素供与性化合物と組合された感光性ハロゲン化
銀乳剤層を有してなる熱現像カラー感光材料において、
該700nm未満に分光感度の極大値を有する感光性ハ
ロゲン化銀乳剤層が銀以外の重金属を実質的に含有しな
いハロゲン化銀からなり、かつこの層と組合される色素
供与性化合物が下記一般式(1)で表わされる化合物で
あることを特徴とする熱現像カラー感光材料。 一般式(1) 【化1】 式中、Aは一般式(1)の化合物を層中において不動化
し、かつ露光後の熱現像反応でLとの結合を開裂しうる
性質を持つ基を表す。Dyeは色素基または色素前駆体
基を表す。Lは環状アミノ基で置換された2価の連結基
を表す。m、nは1以上の整数を表す。 - 【請求項2】 前記700nm未満に分光感度の極大値
を有する感光性ハロゲン化銀乳剤層が、赤感光性乳剤層
であることを特徴とする請求項1記載の熱現像カラー感
光材料。 - 【請求項3】 前記700nm以上の波長にJ−バンド
型に分光増感された赤外感光性ハロゲン化銀乳剤層が、
銀1モル当たり10-8〜10-3モルの重金属を含有する
ハロゲン化銀からなることを特徴とする請求項1記載の
熱現像カラー感光材料。 - 【請求項4】 前記重金属が、クロム、鉄、亜鉛、ルテ
ニウム、ロジウム、カドミウム、イリジウム、タリウ
ム、白金、鉛の中から選ばれる少なくとも1種の重金属
であることを特徴とする請求項3記載の熱現像カラー感
光材料。 - 【請求項5】 前記重金属が、鉄、ロジウムまたはイリ
ジウムの少なくとも1種である請求項3記載の熱現像カ
ラー感光材料。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7635194A JPH07261354A (ja) | 1994-03-24 | 1994-03-24 | 熱現像カラー感光材料 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7635194A JPH07261354A (ja) | 1994-03-24 | 1994-03-24 | 熱現像カラー感光材料 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07261354A true JPH07261354A (ja) | 1995-10-13 |
Family
ID=13602944
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7635194A Pending JPH07261354A (ja) | 1994-03-24 | 1994-03-24 | 熱現像カラー感光材料 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07261354A (ja) |
-
1994
- 1994-03-24 JP JP7635194A patent/JPH07261354A/ja active Pending
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