JPH0726136A - 熱安定化ポリフェニレンエーテル・ポリアミド樹脂組成物 - Google Patents
熱安定化ポリフェニレンエーテル・ポリアミド樹脂組成物Info
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- JPH0726136A JPH0726136A JP17531093A JP17531093A JPH0726136A JP H0726136 A JPH0726136 A JP H0726136A JP 17531093 A JP17531093 A JP 17531093A JP 17531093 A JP17531093 A JP 17531093A JP H0726136 A JPH0726136 A JP H0726136A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 成形品外観、機械的性質、耐熱性、寸法精
度、成形時の流動性、耐溶剤性および耐油性を損なうこ
となく、成形時の熱安定性、高温雰囲気で使用する場合
の耐熱劣化性が著しく優れた樹脂組成物を提供するこ
と。 【構成】 (A)ポリフェニレンエーテル樹脂20〜8
0重量部、(B)ポリアミド80〜20重量部、(C)
相溶化剤0.1〜10重量部、(D)N,N´−ヘキサ
メチレンビス(3,5−ジ−t−ブチル−4−ヒドロキ
シ−ヒドロシンナマイド)0.05〜3重量部、および
(E)テトラキス(2.4−ジターシャリブチルフェニ
ル)−4.4´−ビフェニレンジホスホナイト0.05
〜3重量部からなる樹脂組成物。
度、成形時の流動性、耐溶剤性および耐油性を損なうこ
となく、成形時の熱安定性、高温雰囲気で使用する場合
の耐熱劣化性が著しく優れた樹脂組成物を提供するこ
と。 【構成】 (A)ポリフェニレンエーテル樹脂20〜8
0重量部、(B)ポリアミド80〜20重量部、(C)
相溶化剤0.1〜10重量部、(D)N,N´−ヘキサ
メチレンビス(3,5−ジ−t−ブチル−4−ヒドロキ
シ−ヒドロシンナマイド)0.05〜3重量部、および
(E)テトラキス(2.4−ジターシャリブチルフェニ
ル)−4.4´−ビフェニレンジホスホナイト0.05
〜3重量部からなる樹脂組成物。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明の樹脂組成物は、成形品外
観、機械的性質、耐熱性、寸法精度、成形時の流動性
(以下流動性と略記)、耐溶剤性および耐油性を損なう
ことなく、特に成形時の熱安定性、高温雰囲気で使用す
る場合の耐熱劣化性の著しく改善されたPPE・ポリア
ミド樹脂組成物に関し、電気・電子部品、自動車部品、
機械部品、雑貨など幅広い分野で使用できる。
観、機械的性質、耐熱性、寸法精度、成形時の流動性
(以下流動性と略記)、耐溶剤性および耐油性を損なう
ことなく、特に成形時の熱安定性、高温雰囲気で使用す
る場合の耐熱劣化性の著しく改善されたPPE・ポリア
ミド樹脂組成物に関し、電気・電子部品、自動車部品、
機械部品、雑貨など幅広い分野で使用できる。
【0002】
【従来の技術】従来から、PPEとスチレン系樹脂から
なる組成物は電気的性質、機械的性質、耐熱水性、寸法
精度、成形性などに優れているので、電気・電子部品、
自動車部品、機械部品、雑貨など幅広い分野で使用され
ている。しかしながら、PPEとスチレン系樹脂からな
る組成物は、高温雰囲気で使用する場合の耐熱劣化性、
耐溶剤性および耐油性が不十分なため、改良が強く望ま
れていた。
なる組成物は電気的性質、機械的性質、耐熱水性、寸法
精度、成形性などに優れているので、電気・電子部品、
自動車部品、機械部品、雑貨など幅広い分野で使用され
ている。しかしながら、PPEとスチレン系樹脂からな
る組成物は、高温雰囲気で使用する場合の耐熱劣化性、
耐溶剤性および耐油性が不十分なため、改良が強く望ま
れていた。
【0003】特公昭59−33614号公報には、ポリ
アミド100重量部に対し、スチレン系化合物60〜9
9重量%とα・β不飽和ジカルボン酸無水物1〜40重
量%からなる共重合体を5重量部以上添加する方法が開
示されている。この方法でも、スチレン系化合物の含有
率が高いので、成形時の熱安定性および高温雰囲気で使
用する場合の耐熱劣化性が低下するという問題点があっ
た。また、特開昭60−15453号公報には、耐溶剤
性および耐油性を改善するために、PPEとPAからな
る組成物に、安定剤として立体障害性フェノールやホス
ファイト系化合物を添加しても良いと開示されている。
確かにPPEとPAからなる組成物に、立体障害性フェ
ノールやホスファイト系化合物を添加すると、ある程度
の熱安定性の改良ができる。しかしながら、PPEとP
Aからなる組成物に、立体障害性フェノールやホスファ
イト系化合物をただ単に添加しても、成形時の熱安定性
および高温雰囲気で使用する場合の耐熱劣化性が必ずし
も満足できるものではなかった。
アミド100重量部に対し、スチレン系化合物60〜9
9重量%とα・β不飽和ジカルボン酸無水物1〜40重
量%からなる共重合体を5重量部以上添加する方法が開
示されている。この方法でも、スチレン系化合物の含有
率が高いので、成形時の熱安定性および高温雰囲気で使
用する場合の耐熱劣化性が低下するという問題点があっ
た。また、特開昭60−15453号公報には、耐溶剤
性および耐油性を改善するために、PPEとPAからな
る組成物に、安定剤として立体障害性フェノールやホス
ファイト系化合物を添加しても良いと開示されている。
確かにPPEとPAからなる組成物に、立体障害性フェ
ノールやホスファイト系化合物を添加すると、ある程度
の熱安定性の改良ができる。しかしながら、PPEとP
Aからなる組成物に、立体障害性フェノールやホスファ
イト系化合物をただ単に添加しても、成形時の熱安定性
および高温雰囲気で使用する場合の耐熱劣化性が必ずし
も満足できるものではなかった。
【0004】
【本発明が解決しようとする課題】本発明が解決しよう
とする課題は、成形品外観、機械的性質、寸法精度、耐
溶剤性や耐油性、流動性を損なうことなく、成形時の高
度な熱安定性および高温雰囲気で使用する場合の耐熱劣
化性の著しく改善されたPPE・PA樹脂組成物を提供
することにある。このようなPPE・PA樹脂組成物
は、電気・電子部品、自動車部品、機械部品、雑貨など
今まで以上に幅広い分野で使用できる。
とする課題は、成形品外観、機械的性質、寸法精度、耐
溶剤性や耐油性、流動性を損なうことなく、成形時の高
度な熱安定性および高温雰囲気で使用する場合の耐熱劣
化性の著しく改善されたPPE・PA樹脂組成物を提供
することにある。このようなPPE・PA樹脂組成物
は、電気・電子部品、自動車部品、機械部品、雑貨など
今まで以上に幅広い分野で使用できる。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、上記課題
を解決するため、PPE、PA、相溶化剤からなる樹脂
組成物に、種々の熱安定剤を2種以上種々の比率で添加
し、相乗効果を得るために研究を重ねた。その結果、P
PE、PA、相溶化剤からなる樹脂組成物に、特定の有
機リン系安定剤と特定の立体障害性フェノール化合物を
同時に添加し溶融混練することにより、成形時の高度な
熱安定性および高温雰囲気で使用する場合の耐熱劣化性
の著しく改善されたPPE・PA樹脂組成物を見出だ
し、本発明を完成させた。
を解決するため、PPE、PA、相溶化剤からなる樹脂
組成物に、種々の熱安定剤を2種以上種々の比率で添加
し、相乗効果を得るために研究を重ねた。その結果、P
PE、PA、相溶化剤からなる樹脂組成物に、特定の有
機リン系安定剤と特定の立体障害性フェノール化合物を
同時に添加し溶融混練することにより、成形時の高度な
熱安定性および高温雰囲気で使用する場合の耐熱劣化性
の著しく改善されたPPE・PA樹脂組成物を見出だ
し、本発明を完成させた。
【0006】すなわち、本発明は、(A)PPE20〜
80重量部、(B)PA80〜20重量部、(C)相溶
化剤0.1〜10重量部、(D)N,N´−ヘキサメチ
レンビス(3,5−ジ−t−ブチル−4−ヒドロキシ−
ヒドロシンナマイド)0.05〜3重量部および(E)
テトラキス(2,4−ジターシャリブチルフェニル)−
4,4´−ビフェニレンジホスホナイト0.05〜3重
量部からなる樹脂組成物である。
80重量部、(B)PA80〜20重量部、(C)相溶
化剤0.1〜10重量部、(D)N,N´−ヘキサメチ
レンビス(3,5−ジ−t−ブチル−4−ヒドロキシ−
ヒドロシンナマイド)0.05〜3重量部および(E)
テトラキス(2,4−ジターシャリブチルフェニル)−
4,4´−ビフェニレンジホスホナイト0.05〜3重
量部からなる樹脂組成物である。
【0007】本発明に使用されるPPEは、例えば特開
昭63−286464号公報に記載されている方法に準
じて製造できる。特に、ポリ(2,6−ジメチル−1,
4−フェニレン)エーテル、2,6−ジメチル−1,4
−フェノール/2,3,6−トリメチル−1,4−ェノ
ール共重合体および前二者にそれぞれスチレンをグラフ
ト重合したグラフト共重合体が本発明に用いられるPP
Eとして好ましい。本発明に好適なPPEは、その極限
粘度が25℃クロロホルム溶液で測定した時、0.30
〜0.60dl/gの範囲にあるのが好ましい。極限粘
度が0.60dl/gより高いと組成物の溶融粘度が高
くなり、バーフロー値が低下して特に大型薄肉成形品の
成形が困難になる。逆に、極限粘度が0.30dl/g
より低くなると機械的強度の低下が大きく実用成形品と
しての価値を損なうので、本発明のPPE・PA樹脂組
成物には使用できない。
昭63−286464号公報に記載されている方法に準
じて製造できる。特に、ポリ(2,6−ジメチル−1,
4−フェニレン)エーテル、2,6−ジメチル−1,4
−フェノール/2,3,6−トリメチル−1,4−ェノ
ール共重合体および前二者にそれぞれスチレンをグラフ
ト重合したグラフト共重合体が本発明に用いられるPP
Eとして好ましい。本発明に好適なPPEは、その極限
粘度が25℃クロロホルム溶液で測定した時、0.30
〜0.60dl/gの範囲にあるのが好ましい。極限粘
度が0.60dl/gより高いと組成物の溶融粘度が高
くなり、バーフロー値が低下して特に大型薄肉成形品の
成形が困難になる。逆に、極限粘度が0.30dl/g
より低くなると機械的強度の低下が大きく実用成形品と
しての価値を損なうので、本発明のPPE・PA樹脂組
成物には使用できない。
【0008】本発明に使用されるPAは、PA4、PA
6、PA66、PA610、PA11、PA12のよう
な脂肪族PA、ポリヘキサジアミンテレフタルアミド、
ポリヘキサジアミンイソフタルアミド、メタキシレンジ
アミンとアジピン酸から得られるような芳香族PAから
選ばれた、1種類以上のPAが好適に使用できる。
6、PA66、PA610、PA11、PA12のよう
な脂肪族PA、ポリヘキサジアミンテレフタルアミド、
ポリヘキサジアミンイソフタルアミド、メタキシレンジ
アミンとアジピン酸から得られるような芳香族PAから
選ばれた、1種類以上のPAが好適に使用できる。
【0009】本発明に使用される相溶化剤は、分子内に
カルボキシル基、酸無水物基、カルボン酸エステル基、
アミノ基、イミノ基、アミド基、イソシアネート基、エ
ポキシ基、水酸基およびオキサゾリン環から選ばれた1
種以上の官能基を有する化合物、好ましくは、分子内に
カルボキシル基、酸無水物基、アミノ基、イミノ基、イ
ソシアネート基、エポキシ基、水酸基またはオキサゾリ
ン環を有する化合物が使用できる。また、分子内にカル
ボキシル基、酸無水物基、アミノ基、イミノ基、エポキ
シ基、アミド基、イソシアネート基、水酸基を少なくと
も1種含有する重合体、好ましくは、カルボキシル基、
酸無水物基、アミノ基、イミノ基、エポキシ基、イソシ
アネート基または水酸基を含有する重合体も使用でき
る。本発明に使用される特に好ましい相溶化剤は、無水
マレイン酸、マレイン酸、フマル酸、マレイミド、マレ
イン酸ヒドラジド、無水メチルナジック酸、無水ジクロ
ロコハク酸、無水ジブロモコハク酸、シトラコン酸、イ
タコン酸などの不飽和カルボン酸、不飽和カルボン酸無
水物、不飽和カルボン酸もしくは不飽和カルボン酸無水
物の重合体もしくは共重合体、不飽和オキサゾリン類な
どである。またリンゴ酸、クエン酸のような飽和カルボ
ン酸、トルエンジイソシアネートやメチレンジフェニー
ルジイソシアネートなどのイソシアネート類、エポキシ
樹脂およびその前躯体も相溶化剤として好適に使用でき
る。
カルボキシル基、酸無水物基、カルボン酸エステル基、
アミノ基、イミノ基、アミド基、イソシアネート基、エ
ポキシ基、水酸基およびオキサゾリン環から選ばれた1
種以上の官能基を有する化合物、好ましくは、分子内に
カルボキシル基、酸無水物基、アミノ基、イミノ基、イ
ソシアネート基、エポキシ基、水酸基またはオキサゾリ
ン環を有する化合物が使用できる。また、分子内にカル
ボキシル基、酸無水物基、アミノ基、イミノ基、エポキ
シ基、アミド基、イソシアネート基、水酸基を少なくと
も1種含有する重合体、好ましくは、カルボキシル基、
酸無水物基、アミノ基、イミノ基、エポキシ基、イソシ
アネート基または水酸基を含有する重合体も使用でき
る。本発明に使用される特に好ましい相溶化剤は、無水
マレイン酸、マレイン酸、フマル酸、マレイミド、マレ
イン酸ヒドラジド、無水メチルナジック酸、無水ジクロ
ロコハク酸、無水ジブロモコハク酸、シトラコン酸、イ
タコン酸などの不飽和カルボン酸、不飽和カルボン酸無
水物、不飽和カルボン酸もしくは不飽和カルボン酸無水
物の重合体もしくは共重合体、不飽和オキサゾリン類な
どである。またリンゴ酸、クエン酸のような飽和カルボ
ン酸、トルエンジイソシアネートやメチレンジフェニー
ルジイソシアネートなどのイソシアネート類、エポキシ
樹脂およびその前躯体も相溶化剤として好適に使用でき
る。
【0010】本発明に使用される立体障害性フェノール
化合物は、N,N´−ヘキサメチレンビス(3,5−ジ
−t−ブチル−4−ヒドロキシ−ヒドロシンナマイド)
である。本発明に使用される有機リン系安定剤は、テト
ラキス(2,4−ジ−ターシャリブチルフェニル)4,
4´−ビフェニレンジホスホナイトである。N,N´−
ヘキサメチレンビス(3,5−ジ−t−ブチル−4−ヒ
ドロキシ−ヒドロシンナマイド)とテトラキス(2,4
−ジ−ターシャリブチルフェニル)4,4´−ビフェニ
レンジホスホナイトとは併用して使用される。すなわ
ち、本発明が目的とする成形時の高度な熱安定性、およ
び高温雰囲気で使用する場合の耐熱劣化性の著しく改善
されたPPE・PA樹脂組成物は、N,N´−ヘキサメ
チレンビス(3,5−ジ−t−ブチル−4−ヒドロキシ
−ヒドロシンナマイド)と、テトラキス(2,4−ジタ
ーシャリブチルフェニル)4,4´−ビフェニレンジホ
スホナイトを併用した場合にのみ得ることができる。
化合物は、N,N´−ヘキサメチレンビス(3,5−ジ
−t−ブチル−4−ヒドロキシ−ヒドロシンナマイド)
である。本発明に使用される有機リン系安定剤は、テト
ラキス(2,4−ジ−ターシャリブチルフェニル)4,
4´−ビフェニレンジホスホナイトである。N,N´−
ヘキサメチレンビス(3,5−ジ−t−ブチル−4−ヒ
ドロキシ−ヒドロシンナマイド)とテトラキス(2,4
−ジ−ターシャリブチルフェニル)4,4´−ビフェニ
レンジホスホナイトとは併用して使用される。すなわ
ち、本発明が目的とする成形時の高度な熱安定性、およ
び高温雰囲気で使用する場合の耐熱劣化性の著しく改善
されたPPE・PA樹脂組成物は、N,N´−ヘキサメ
チレンビス(3,5−ジ−t−ブチル−4−ヒドロキシ
−ヒドロシンナマイド)と、テトラキス(2,4−ジタ
ーシャリブチルフェニル)4,4´−ビフェニレンジホ
スホナイトを併用した場合にのみ得ることができる。
【0011】本発明の(A)PPE、(B)PA、
(C)相溶化剤、(D)N,N´−ヘキサメチレンビス
(3,5−ジ−t−ブチル−4−ヒドロキシ−ヒドロシ
ンナマイド)および(E)テトラキス(2,4−ジター
シャリブチルフェニル)4,4´−ビフェニレンジホス
ホナイトの量比は前記した通りである。
(C)相溶化剤、(D)N,N´−ヘキサメチレンビス
(3,5−ジ−t−ブチル−4−ヒドロキシ−ヒドロシ
ンナマイド)および(E)テトラキス(2,4−ジター
シャリブチルフェニル)4,4´−ビフェニレンジホス
ホナイトの量比は前記した通りである。
【0012】本発明において、相溶化剤が0.1重量部
より少いと、PPEとPAの分散状態が安定せず、機械
的強度が低く好ましくない。相溶化剤が10重量部より
多いと、成形時の熱安定性や、高温雰囲気で使用する場
合に熱劣化により機械的強度の低下が激しくなるので、
避けなければならない。
より少いと、PPEとPAの分散状態が安定せず、機械
的強度が低く好ましくない。相溶化剤が10重量部より
多いと、成形時の熱安定性や、高温雰囲気で使用する場
合に熱劣化により機械的強度の低下が激しくなるので、
避けなければならない。
【0013】本発明において、N,N´−ヘキサメチレ
ンビス(3,5−ジ−t−ブチル−4−ヒドロキシ−ヒ
ドロシンナマイド)が0.05重量部より少いと、成形
時の熱安定性や高温雰囲気で使用する場合に熱劣化によ
り機械的強度の低下が大きくなるので好ましくない。ま
た、3重量部より多くなると、荷重撓み温度の低下を引
き起こすので好ましくない。
ンビス(3,5−ジ−t−ブチル−4−ヒドロキシ−ヒ
ドロシンナマイド)が0.05重量部より少いと、成形
時の熱安定性や高温雰囲気で使用する場合に熱劣化によ
り機械的強度の低下が大きくなるので好ましくない。ま
た、3重量部より多くなると、荷重撓み温度の低下を引
き起こすので好ましくない。
【0014】本発明において、テトラキス(2,4−ジ
ターシャリブチルフェニル)4,4´−ビフェニレンジ
ホスホナイトが0.05重量部より少いと、成形時の熱
安定性や高温雰囲気で使用する場合、熱劣化により機械
的強度の低下が大きくなるので好ましくない。また、3
重量部より多くなると、荷重撓み温度の低下を引き起こ
すので好ましくない。
ターシャリブチルフェニル)4,4´−ビフェニレンジ
ホスホナイトが0.05重量部より少いと、成形時の熱
安定性や高温雰囲気で使用する場合、熱劣化により機械
的強度の低下が大きくなるので好ましくない。また、3
重量部より多くなると、荷重撓み温度の低下を引き起こ
すので好ましくない。
【0015】本発明の場合、PPEとPAの2つの成分
の比率において、PAの比率は20〜80重量%が好ま
しい。PAが20重量%より低いと流動性、耐溶剤性お
よび耐油性に劣り、また、PAが80重量%より高いと
荷重撓み温度などの熱的性質が低下するので好ましくな
い。
の比率において、PAの比率は20〜80重量%が好ま
しい。PAが20重量%より低いと流動性、耐溶剤性お
よび耐油性に劣り、また、PAが80重量%より高いと
荷重撓み温度などの熱的性質が低下するので好ましくな
い。
【0016】本発明では、必要に応じて衝撃強度改良剤
を添加しても良い。すなわち、衝撃強度改良剤として、
ポリブタジエン、SBR、EPDM、EVA、ポリアク
リル酸エステル、ポリイソプレン、水添イソプレン、ア
クリル系エラストマー、ポリエステル・ポリエーテルコ
エラストマー、PA系エラストマー(たとえば、東レ
(株)製、商品名ペバックス、大日本インキ化学(株)
製、商品名グリラックスA)、エチレン・ブテン1共重
合体、スチレン・ブタジエンブロック共重合体、水素化
スチレン・ブタジエンブロック共重合体、エチレン・プ
ロピレン共重合体、エチレン・プロピレン・エチリデン
ノルボネン共重合体、熱可塑性ポリエステルエラストマ
ー、水添SEBSエラストマー(たとえば、シェル化学
(株)製、商品名クレイトンG)、エチレン−αオレフ
ィンコポリマー(たとえば、三井石油化学(株)製、商
品名タフマー)、プロピレン−αオレフィンコポリマ
ー、エチレンメタクリル酸系特殊エラストマー(たとえ
ば、三井・デュポンポリケミカル(株)製、商品名タフ
リットT3000)、コア層がゴム質でシェル層が硬質
樹脂からなるコア・シェルタイプのエラストマー(たと
えば、武田薬品(株)製、商品名スタフロイド、三菱レ
ーヨン(株)製、商品名メタブレンS)、アクリル系
(反応タイプ)のエラストマー(たとえば、クレハ化学
(株)製、商品名パラロイドEXL)、MBS系エラス
トマーやクレハBTAエラストマーなどが添加できる。
を添加しても良い。すなわち、衝撃強度改良剤として、
ポリブタジエン、SBR、EPDM、EVA、ポリアク
リル酸エステル、ポリイソプレン、水添イソプレン、ア
クリル系エラストマー、ポリエステル・ポリエーテルコ
エラストマー、PA系エラストマー(たとえば、東レ
(株)製、商品名ペバックス、大日本インキ化学(株)
製、商品名グリラックスA)、エチレン・ブテン1共重
合体、スチレン・ブタジエンブロック共重合体、水素化
スチレン・ブタジエンブロック共重合体、エチレン・プ
ロピレン共重合体、エチレン・プロピレン・エチリデン
ノルボネン共重合体、熱可塑性ポリエステルエラストマ
ー、水添SEBSエラストマー(たとえば、シェル化学
(株)製、商品名クレイトンG)、エチレン−αオレフ
ィンコポリマー(たとえば、三井石油化学(株)製、商
品名タフマー)、プロピレン−αオレフィンコポリマ
ー、エチレンメタクリル酸系特殊エラストマー(たとえ
ば、三井・デュポンポリケミカル(株)製、商品名タフ
リットT3000)、コア層がゴム質でシェル層が硬質
樹脂からなるコア・シェルタイプのエラストマー(たと
えば、武田薬品(株)製、商品名スタフロイド、三菱レ
ーヨン(株)製、商品名メタブレンS)、アクリル系
(反応タイプ)のエラストマー(たとえば、クレハ化学
(株)製、商品名パラロイドEXL)、MBS系エラス
トマーやクレハBTAエラストマーなどが添加できる。
【0017】本発明の目的を損なわない範囲で、他の熱
可塑性樹脂、例えば、PC、PBT、PET、PE、P
P、マレイン酸変性PP、POM、PMMA、MS、、
AS、AAS、AES、AMBS、PS、HIPS、ス
チレン・マレイン酸共重合樹脂(たとえば、アメリカ・
アーコケミカル社製、商品名ダイラーク)、ポリフェニ
レンサルファイド、ポリエーテルエーテルケトン、ポリ
スルホンなども添加できる。
可塑性樹脂、例えば、PC、PBT、PET、PE、P
P、マレイン酸変性PP、POM、PMMA、MS、、
AS、AAS、AES、AMBS、PS、HIPS、ス
チレン・マレイン酸共重合樹脂(たとえば、アメリカ・
アーコケミカル社製、商品名ダイラーク)、ポリフェニ
レンサルファイド、ポリエーテルエーテルケトン、ポリ
スルホンなども添加できる。
【0018】本発明の熱安定化PPE・PA樹脂組成物
の機械的強度、剛性、寸法安定性改良のため、ガラス繊
維、ガラスビーズ、ガラスフレーク、ガラス繊維クロ
ス、ガラス繊維マット、グラファイト、炭素繊維、炭素
繊維クロス、炭素繊維マット、カーボンブラック、炭素
フレーク、アルミ、ステンレス、真鍮および銅から作っ
た金属繊維や金属フレーク、金属粉末、有機繊維、針状
チタン酸カリウム、マイカ、タルク、クレー、(針状)
酸化チタン、ウオラストナイト、炭酸カルシュウム、か
ら選ばれた1種以上の強化剤を添加しても良い。剛性・
強度を上げて、さらに成形品の外観や平滑性を向上する
ためには、繊維の径を細くすれば良い。繊維径の細いガ
ラス繊維としては、日本無機(株)製のE−FMW−8
00(平均繊維径0.8μm)やE−FMW−1700
(平均繊維径0.6μm)を例示できる。
の機械的強度、剛性、寸法安定性改良のため、ガラス繊
維、ガラスビーズ、ガラスフレーク、ガラス繊維クロ
ス、ガラス繊維マット、グラファイト、炭素繊維、炭素
繊維クロス、炭素繊維マット、カーボンブラック、炭素
フレーク、アルミ、ステンレス、真鍮および銅から作っ
た金属繊維や金属フレーク、金属粉末、有機繊維、針状
チタン酸カリウム、マイカ、タルク、クレー、(針状)
酸化チタン、ウオラストナイト、炭酸カルシュウム、か
ら選ばれた1種以上の強化剤を添加しても良い。剛性・
強度を上げて、さらに成形品の外観や平滑性を向上する
ためには、繊維の径を細くすれば良い。繊維径の細いガ
ラス繊維としては、日本無機(株)製のE−FMW−8
00(平均繊維径0.8μm)やE−FMW−1700
(平均繊維径0.6μm)を例示できる。
【0019】上記強化剤の表面を公知の表面処理剤、例
えばビニルアルキルシラン、メタクリロアルキルシラ
ン、エポキシアルキルシラン、アミノアルキルシラン、
メルカプトアルキルシラン、クロロアルキルシラン、イ
ソプロピルトリイソステアロイルチタネートのようなチ
タネート系カップリング剤、ジルコアルミネートカップ
リング剤などで表面処理を行ってもよい。さらに繊維類
の集束剤として、公知のエポキシ系、ウレタン系、ポリ
エステル系、スチレン系などの集束剤で集束しても良
い。
えばビニルアルキルシラン、メタクリロアルキルシラ
ン、エポキシアルキルシラン、アミノアルキルシラン、
メルカプトアルキルシラン、クロロアルキルシラン、イ
ソプロピルトリイソステアロイルチタネートのようなチ
タネート系カップリング剤、ジルコアルミネートカップ
リング剤などで表面処理を行ってもよい。さらに繊維類
の集束剤として、公知のエポキシ系、ウレタン系、ポリ
エステル系、スチレン系などの集束剤で集束しても良
い。
【0020】本発明のPPE・PA熱安定化樹脂組成物
には、必要に応じて、難燃剤としてトリフェニールホス
ヘートやトリクレジルホスヘート、あるいはそれらの重
縮合体、または赤リンのような公知のリン化合物を添加
できる。また、デカブロムジフェニールエーテル、ブロ
ム化ポリスチレン、低分子量ブロム化ポリカーボネー
ト、ブロム化エポキシ化合物のようなハロゲン化合物を
難燃剤として添加できる。三酸化アンチモン、四酸化ア
ンチモン、酸化ジルコニウムのような難燃剤助剤もハロ
ゲン化合物と併用できる。
には、必要に応じて、難燃剤としてトリフェニールホス
ヘートやトリクレジルホスヘート、あるいはそれらの重
縮合体、または赤リンのような公知のリン化合物を添加
できる。また、デカブロムジフェニールエーテル、ブロ
ム化ポリスチレン、低分子量ブロム化ポリカーボネー
ト、ブロム化エポキシ化合物のようなハロゲン化合物を
難燃剤として添加できる。三酸化アンチモン、四酸化ア
ンチモン、酸化ジルコニウムのような難燃剤助剤もハロ
ゲン化合物と併用できる。
【0021】本発明の熱安定化PPE・PA樹脂組成物
には、必要に応じて、帯電防止剤、可塑剤、潤滑剤、離
型剤、染料、顔料、紫外線吸収剤、光安定剤なども添加
することができる。
には、必要に応じて、帯電防止剤、可塑剤、潤滑剤、離
型剤、染料、顔料、紫外線吸収剤、光安定剤なども添加
することができる。
【0022】本発明の熱安定化PPE・PA樹脂組成物
は、一般に熱可塑性樹脂組成物の製造に用いられる設備
と方法により製造することができる。例えば、PPE・
PA樹脂組成物を構成する成分を一括してタンブラーな
どの混合機で混合し、一軸や二軸の押出機を使用して溶
融混練し、押出して成形用ペレットを製造しても良い。
または、PPE、衝撃強度改良剤および相溶化剤を先に
溶融混練し、その後、ポリアミド、N,N´−ヘキサメ
チレンビス(3,5−ジ−t−ブチル−4−ヒドロキシ
−ヒドロシンナマイド)と、テトラキス(2,4−ジタ
ーシャリブチルフェニル)4,4´−ビフェニレンジホ
スホナイトを加えて、溶融混練し、押出して成形用ペレ
ットを製造しても良い。
は、一般に熱可塑性樹脂組成物の製造に用いられる設備
と方法により製造することができる。例えば、PPE・
PA樹脂組成物を構成する成分を一括してタンブラーな
どの混合機で混合し、一軸や二軸の押出機を使用して溶
融混練し、押出して成形用ペレットを製造しても良い。
または、PPE、衝撃強度改良剤および相溶化剤を先に
溶融混練し、その後、ポリアミド、N,N´−ヘキサメ
チレンビス(3,5−ジ−t−ブチル−4−ヒドロキシ
−ヒドロシンナマイド)と、テトラキス(2,4−ジタ
ーシャリブチルフェニル)4,4´−ビフェニレンジホ
スホナイトを加えて、溶融混練し、押出して成形用ペレ
ットを製造しても良い。
【0023】以上の説明から明らかなように、本発明の
熱安定化PPE・PA樹脂組成物は、成形品外観、機械
的性質、耐熱性、寸法精度、成形時の流動性、耐溶剤性
および耐油性を損なうことなく、成形時の熱安定性、高
温雰囲気で使用する場合の耐熱劣化性が著しく改善され
ているので、電気・電子部品、自動車部品、機械部品、
雑貨など幅広い分野で使用できる。
熱安定化PPE・PA樹脂組成物は、成形品外観、機械
的性質、耐熱性、寸法精度、成形時の流動性、耐溶剤性
および耐油性を損なうことなく、成形時の熱安定性、高
温雰囲気で使用する場合の耐熱劣化性が著しく改善され
ているので、電気・電子部品、自動車部品、機械部品、
雑貨など幅広い分野で使用できる。
【0024】
【実施例】次の実施例と比較例により本発明を具体的に
説明するが、本発明はこれらに限定されるものではな
い。実施例と比較例における試験片の成形方法、試験方
法は次の通りである。
説明するが、本発明はこれらに限定されるものではな
い。実施例と比較例における試験片の成形方法、試験方
法は次の通りである。
【0025】(1)使用原材料 PAは東レ製アミランCM1017(PA6と略記)、
PPEは三菱ガス化学製で25℃クロロホルム中の極限
粘度が0.45dl/gのものを使用した。相溶化剤
は、無水マレイン酸を使用した。高度立体障害フェノー
ル系化合物として、N,N´−ヘキサメチレンビス
(3,5−ジ−t−ブチル−4−ヒドロキシ−ヒドロシ
ンナマイド)は、チバガイギー社からイルガノックス1
098(安定剤1と略記)の商品名で販売されているも
のを使用した。比較のために、高度立体障害フェノール
系化合物として、テトラキス[メチレン−3−(3,5
−ジ−t−ブチル−4−ヒドロキシフェニル)プロピオ
ネート]メタン(安定剤2と略記)、2,4−ビス−
(オクチルチオ)−6−(4−ヒドロキシ−3,5−ジ
−t−ブチルアニリノ)−1,3,5−トリアジン(安
定剤3と略記)は、チバガイギー社からそれぞれイルガ
ノックス1010、イルガノックス565の商品名で販
売されているものを使用した。有機リン系安定剤とし
て、テトラキス(2,4−ジ−ターシャリブチルフェニ
ル)4,4´−ビフェニレンジホスホナイトは、チバガ
イギー社からイルガフォスP−EPQ(安定剤4と略
記)の商品名で販売されているものを使用した。また、
耐衝撃性改良剤として、シェル化学(株)製スチレン・
エチレン・ブチレン・スチレン型ブロック共重合体、商
品名クレイトンG1651(SEBSと略記)を使用し
た。
PPEは三菱ガス化学製で25℃クロロホルム中の極限
粘度が0.45dl/gのものを使用した。相溶化剤
は、無水マレイン酸を使用した。高度立体障害フェノー
ル系化合物として、N,N´−ヘキサメチレンビス
(3,5−ジ−t−ブチル−4−ヒドロキシ−ヒドロシ
ンナマイド)は、チバガイギー社からイルガノックス1
098(安定剤1と略記)の商品名で販売されているも
のを使用した。比較のために、高度立体障害フェノール
系化合物として、テトラキス[メチレン−3−(3,5
−ジ−t−ブチル−4−ヒドロキシフェニル)プロピオ
ネート]メタン(安定剤2と略記)、2,4−ビス−
(オクチルチオ)−6−(4−ヒドロキシ−3,5−ジ
−t−ブチルアニリノ)−1,3,5−トリアジン(安
定剤3と略記)は、チバガイギー社からそれぞれイルガ
ノックス1010、イルガノックス565の商品名で販
売されているものを使用した。有機リン系安定剤とし
て、テトラキス(2,4−ジ−ターシャリブチルフェニ
ル)4,4´−ビフェニレンジホスホナイトは、チバガ
イギー社からイルガフォスP−EPQ(安定剤4と略
記)の商品名で販売されているものを使用した。また、
耐衝撃性改良剤として、シェル化学(株)製スチレン・
エチレン・ブチレン・スチレン型ブロック共重合体、商
品名クレイトンG1651(SEBSと略記)を使用し
た。
【0026】(2)組成物の混練条件 本発明の熱安定化PPE・PA樹脂組成物を構成する各
成分のうち、先ずPPEと相溶化剤とSEBSを表1、
表2の比率で混合後、シリンダー設定温度280℃で、
スクリュー径30mmの二軸押出機により溶融混練しペ
レットを製造した。このペレットに表1、表2の残りの
成分を混合しシリンダー設定温度290℃で、スクリュ
ー径30mmの二軸押出機により溶融混練しペレットを
製造し、次項のアイゾット衝撃試験片成形用に使用し
た。
成分のうち、先ずPPEと相溶化剤とSEBSを表1、
表2の比率で混合後、シリンダー設定温度280℃で、
スクリュー径30mmの二軸押出機により溶融混練しペ
レットを製造した。このペレットに表1、表2の残りの
成分を混合しシリンダー設定温度290℃で、スクリュ
ー径30mmの二軸押出機により溶融混練しペレットを
製造し、次項のアイゾット衝撃試験片成形用に使用し
た。
【0027】(3)アイゾット衝撃試験片の成形条件 上記の方法で製造したペレットを100℃で5時間乾燥
後、住友重機械製SG125型射出成形機により金型温
度100℃、シリンダー設定温度300℃、射出圧力9
8MPa、1サイクル50秒とし、63.5×12.7
×3.2mmのアイゾット衝撃試験片を、1ショットで
8本成形できる金型を用いて20ショット成形し、最初
の15ショットを捨て、後の5ショットの試験片を使用
してアイゾット衝撃強度を測定し、表1と表2には衝撃
1と表示した。
後、住友重機械製SG125型射出成形機により金型温
度100℃、シリンダー設定温度300℃、射出圧力9
8MPa、1サイクル50秒とし、63.5×12.7
×3.2mmのアイゾット衝撃試験片を、1ショットで
8本成形できる金型を用いて20ショット成形し、最初
の15ショットを捨て、後の5ショットの試験片を使用
してアイゾット衝撃強度を測定し、表1と表2には衝撃
1と表示した。
【0028】(4)成形時の熱安定性試験 (3)の成形終了後、シリンダー設定温度300℃のま
まで30分間成形を中断し、次にまた、(3)の成形条
件でアイゾット衝撃試験片を2ショット成形し、第1シ
ョットの試験片を捨て、2ショット目の試験片でアイゾ
ット衝撃強度を測定し(表1と表2には衝撃2と表示し
た)、アイゾット衝撃強度の大小により、PPE・PA
樹脂組成物の成形時の熱安定性を評価した。
まで30分間成形を中断し、次にまた、(3)の成形条
件でアイゾット衝撃試験片を2ショット成形し、第1シ
ョットの試験片を捨て、2ショット目の試験片でアイゾ
ット衝撃強度を測定し(表1と表2には衝撃2と表示し
た)、アイゾット衝撃強度の大小により、PPE・PA
樹脂組成物の成形時の熱安定性を評価した。
【0029】(5)160℃・100時間熱処理後のア
イゾット衝撃強度 (3)で成形したアイゾット衝撃試験片を160℃のオ
ーブン中で100時間熱処理後、アイゾット衝撃強度を
測定し(表1と表2には衝撃3と表示した)、PPE・
PA樹脂組成物の高温雰囲気中での熱安定性を評価し
た。
イゾット衝撃強度 (3)で成形したアイゾット衝撃試験片を160℃のオ
ーブン中で100時間熱処理後、アイゾット衝撃強度を
測定し(表1と表2には衝撃3と表示した)、PPE・
PA樹脂組成物の高温雰囲気中での熱安定性を評価し
た。
【0030】(6)アイゾット衝撃強度測定法 ASTM−D256に準じ、試験片厚み3.2mmの試
験片に0.25Rのノッチを切削加工により切り込み、
23℃、相対湿度50±3%の雰囲気で24時間状態調
節後、23℃で5本づつアイゾット衝撃強度を測定し、
5本の平均値(単位はJ/m)で示した。
験片に0.25Rのノッチを切削加工により切り込み、
23℃、相対湿度50±3%の雰囲気で24時間状態調
節後、23℃で5本づつアイゾット衝撃強度を測定し、
5本の平均値(単位はJ/m)で示した。
【0031】実施例1〜8 表1に構成する成分の配合比および測定結果を示す。な
お、表1の樹脂組成物を構成する各成分の配合比率は重
量部で示す。 比較例1〜8 表2に構成する成分の配合比および測定結果を示す。な
お、表2の樹脂組成物を構成する各成分の配合比率は重
量部で示す。
お、表1の樹脂組成物を構成する各成分の配合比率は重
量部で示す。 比較例1〜8 表2に構成する成分の配合比および測定結果を示す。な
お、表2の樹脂組成物を構成する各成分の配合比率は重
量部で示す。
【0032】
【発明の効果】本発明の熱安定化PPE・PA樹脂組成
物は、成形品外観、機械的性質、寸法精度、成形時の流
動性、耐溶剤性および耐油性を損なうことなく、成形時
の熱安定性、高温雰囲気で使用する場合の耐熱劣化性が
著しく改善されているので、電気・電子部品、自動車部
品、機械部品、雑貨など幅広い分野で使用できる。
物は、成形品外観、機械的性質、寸法精度、成形時の流
動性、耐溶剤性および耐油性を損なうことなく、成形時
の熱安定性、高温雰囲気で使用する場合の耐熱劣化性が
著しく改善されているので、電気・電子部品、自動車部
品、機械部品、雑貨など幅広い分野で使用できる。
【0033】
【表1】実施例番号 1 2 3 4 5 6 7 8 (配合比) PPE 33 33 33 53 53 43 43 43 PA6 60 60 60 40 40 43 43 43 相溶化剤 0.5 0.5 0.5 0.5 1.0 0.5 0.5 0.5 安定剤1 0.1 0.2 0.2 0.4 0.1 0.2 0.4 0.5 安定剤4 0.2 0.2 0.2 0.2 0.2 0.5 0.5 0.5 SEBS 7 7 7 7 7 14 14 14 (物性) 衝撃1 270 290 300 320 340 430 430 450 衝撃2 230 250 260 250 300 380 370 390 衝撃3 220 230 250 240 270 390 380 400
【0034】
【表2】比較例番号 1 2 3 4 5 6 7 8 (配合比) PPE 33 33 33 53 53 43 43 43 PA6 60 60 60 40 40 43 43 43 相溶化剤 0.5 0.5 0.5 0.5 1.0 0.5 0.5 0.5 安定剤2 0.1 0.2 0.4 0.5 0.2 安定剤3 0.2 0.4 0.5 0.3 安定剤4 0.2 0.2 0.2 0.2 0.2 0.5 0.5 0.5 SEBS 7 7 7 7 7 14 14 14 (物性) 衝撃1 210 210 175 220 190 310 340 340 衝撃2 105 100 70 95 70 140 160 170 衝撃3 85 90 75 80 65 160 160 165
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 C08L 77/00 LQV
Claims (1)
- 【請求項1】 (A)ポリフェニレンエーテル樹脂(以
下PPEと略記)20〜80重量部、(B)ポリアミド
(以下PAと略記)80〜20重量部、(C)相溶化剤
0.1〜10重量部、(D)N,N´−ヘキサメチレン
ビス(3,5−ジ−t−ブチル−4−ヒドロキシ−ヒド
ロシンナマイド)0.05〜3重量部および(E)テト
ラキス(2,4−ジターシャリブチルフェニル)−4,
4´−ビフェニレンジホスホナイト0.05〜3重量部
からなる樹脂組成物。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17531093A JPH0726136A (ja) | 1993-07-15 | 1993-07-15 | 熱安定化ポリフェニレンエーテル・ポリアミド樹脂組成物 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17531093A JPH0726136A (ja) | 1993-07-15 | 1993-07-15 | 熱安定化ポリフェニレンエーテル・ポリアミド樹脂組成物 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0726136A true JPH0726136A (ja) | 1995-01-27 |
Family
ID=15993862
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP17531093A Pending JPH0726136A (ja) | 1993-07-15 | 1993-07-15 | 熱安定化ポリフェニレンエーテル・ポリアミド樹脂組成物 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0726136A (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7085499B2 (en) | 2001-11-15 | 2006-08-01 | Hrl Laboratories, Llc | Agile RF-lightwave waveform synthesis and an optical multi-tone amplitude modulator |
| US7499653B2 (en) | 2003-07-14 | 2009-03-03 | Hrl Laboratories, Llc | Multiple wavelength photonic oscillator |
| US7650080B2 (en) | 2001-11-15 | 2010-01-19 | Hrl Laboratories, Llc | Method and apparatus for waveform generation |
| US7822082B2 (en) | 2004-01-27 | 2010-10-26 | Hrl Laboratories, Llc | Wavelength reconfigurable laser transmitter tuned via the resonance passbands of a tunable microresonator |
| JP6466632B1 (ja) * | 2017-08-03 | 2019-02-06 | 三菱エンジニアリングプラスチックス株式会社 | 樹脂組成物および成形品 |
-
1993
- 1993-07-15 JP JP17531093A patent/JPH0726136A/ja active Pending
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7085499B2 (en) | 2001-11-15 | 2006-08-01 | Hrl Laboratories, Llc | Agile RF-lightwave waveform synthesis and an optical multi-tone amplitude modulator |
| US7650080B2 (en) | 2001-11-15 | 2010-01-19 | Hrl Laboratories, Llc | Method and apparatus for waveform generation |
| US7499653B2 (en) | 2003-07-14 | 2009-03-03 | Hrl Laboratories, Llc | Multiple wavelength photonic oscillator |
| US7822082B2 (en) | 2004-01-27 | 2010-10-26 | Hrl Laboratories, Llc | Wavelength reconfigurable laser transmitter tuned via the resonance passbands of a tunable microresonator |
| JP6466632B1 (ja) * | 2017-08-03 | 2019-02-06 | 三菱エンジニアリングプラスチックス株式会社 | 樹脂組成物および成形品 |
| WO2019026688A1 (ja) | 2017-08-03 | 2019-02-07 | 三菱エンジニアリングプラスチックス株式会社 | 樹脂組成物および成形品 |
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