JPH0728115A - 振れ防止装置 - Google Patents
振れ防止装置Info
- Publication number
- JPH0728115A JPH0728115A JP5194274A JP19427493A JPH0728115A JP H0728115 A JPH0728115 A JP H0728115A JP 5194274 A JP5194274 A JP 5194274A JP 19427493 A JP19427493 A JP 19427493A JP H0728115 A JPH0728115 A JP H0728115A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- shake
- optical system
- driving force
- biasing
- lens
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Adjustment Of Camera Lenses (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 振れ防止レンズを低負荷の状態で支持すると
ともに、駆動時に振れ防止レンズに生じるモーメントを
減らし、移動量変換手段の駆動抵抗を押さえることを可
能にする。 【構成】 ばね53とローラ59、60の位置、ばね5
4とローラ61、62の位置を可動部材36、37の移
動方向である光軸Iに対して略直角同一平面II内に設け
る。また、送りネジ軸34、35とローラ59、60及
び61、62の位置を可動部材36、37の移動方向で
ある光軸Iに対して略直角同一平面内IIに設ける。さら
に、ローラ59、60の中間x軸方向延長線上にばね5
3をローラ61、62の中間y軸方向延長線上にばね5
4を設ける。
ともに、駆動時に振れ防止レンズに生じるモーメントを
減らし、移動量変換手段の駆動抵抗を押さえることを可
能にする。 【構成】 ばね53とローラ59、60の位置、ばね5
4とローラ61、62の位置を可動部材36、37の移
動方向である光軸Iに対して略直角同一平面II内に設け
る。また、送りネジ軸34、35とローラ59、60及
び61、62の位置を可動部材36、37の移動方向で
ある光軸Iに対して略直角同一平面内IIに設ける。さら
に、ローラ59、60の中間x軸方向延長線上にばね5
3をローラ61、62の中間y軸方向延長線上にばね5
4を設ける。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、カメラ等における手振
れ等による像振れを防止する振れ防止装置に関するもの
である。
れ等による像振れを防止する振れ防止装置に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の振れ防止装置として、撮
影時に、カメラが振動することにより生じる振れを防止
するために、撮影レンズの一部のレンズ(以下、振れ防
止レンズという)を光軸と直角方向に移動するものが知
られている。この振れ防止装置では、振れ防止レンズを
光軸と直角方向に移動することにより振れを防止するの
で、狭いレンズ鏡筒内にその振れ防止レンズを駆動する
ための駆動機構を設ければならない。
影時に、カメラが振動することにより生じる振れを防止
するために、撮影レンズの一部のレンズ(以下、振れ防
止レンズという)を光軸と直角方向に移動するものが知
られている。この振れ防止装置では、振れ防止レンズを
光軸と直角方向に移動することにより振れを防止するの
で、狭いレンズ鏡筒内にその振れ防止レンズを駆動する
ための駆動機構を設ければならない。
【0003】このような駆動機構として、例えば、振れ
防止レンズのレンズ枠を光軸方向の前後両側から内フラ
ンジ部によって挟み、可動部材により光軸と直角方向に
押す構成が開示されている(特開平3−84507号の
第7図等)。
防止レンズのレンズ枠を光軸方向の前後両側から内フラ
ンジ部によって挟み、可動部材により光軸と直角方向に
押す構成が開示されている(特開平3−84507号の
第7図等)。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、前述した従来
の技術では、振れ防止レンズのレンズ枠を光軸の前後で
挟んでいるので、その振れ防止レンズを高速で駆動する
ためには、高精度の加工が必要となり、コストアップに
つながるとともに、組み込み後の微調整が難しくなる。
の技術では、振れ防止レンズのレンズ枠を光軸の前後で
挟んでいるので、その振れ防止レンズを高速で駆動する
ためには、高精度の加工が必要となり、コストアップに
つながるとともに、組み込み後の微調整が難しくなる。
【0005】この問題を解決するために、本件出願人
は、振れ防止レンズを光軸と直交する1つの案内面で案
内し、その振れ防止レンズを低負荷の状態で支持する構
造の振れ防止装置を既に提案している(特願平5−95
204号)。
は、振れ防止レンズを光軸と直交する1つの案内面で案
内し、その振れ防止レンズを低負荷の状態で支持する構
造の振れ防止装置を既に提案している(特願平5−95
204号)。
【0006】すなわち、この振れ防止装置は、振れ防止
光学系と、光学系案内手段と、駆動力発生手段と、駆動
力伝達手段と、移動量変換手段と、付勢手段などが含ま
れている。振れ防止光学系は、振動することにより生じ
る振れを防止するために、主光学系の光軸に対して略直
交する方向に可動される光学系である。光学系案内手段
は、振れ防止光学系を1つの案内面に沿って移動可能に
保持する手段である。駆動力発生手段は、振れ防止光学
系を駆動するための駆動力を発生する手段であり、例え
ば、DCモータなどのx軸用、y軸用モータを駆動力と
して、それぞれギヤによる減速機構を介して、駆動力を
伝達する。
光学系と、光学系案内手段と、駆動力発生手段と、駆動
力伝達手段と、移動量変換手段と、付勢手段などが含ま
れている。振れ防止光学系は、振動することにより生じ
る振れを防止するために、主光学系の光軸に対して略直
交する方向に可動される光学系である。光学系案内手段
は、振れ防止光学系を1つの案内面に沿って移動可能に
保持する手段である。駆動力発生手段は、振れ防止光学
系を駆動するための駆動力を発生する手段であり、例え
ば、DCモータなどのx軸用、y軸用モータを駆動力と
して、それぞれギヤによる減速機構を介して、駆動力を
伝達する。
【0007】駆動力伝達手段は、駆動力発生手段の駆動
力を振れ防止光学系に伝達する手段であり、例えば、送
りネジが用いられている。移動量変換手段は、駆動力伝
達手段の駆動力を振れ防止光学系を移動するための移動
量に変換する手段であり、可動部材が含まれている。こ
のとき、振れ防止レンズは、xy平面内において自在に
移動できることが要求されるので、レンズ枠のフランジ
部には、ローラが回動自在に取り付けてあり、x軸用モ
ータを駆動力として、可動部材がx軸方向に動くときに
は、そのローラによりy軸方向にも移動が可能となる。
したがって、このローラが、移動量変換手段と振れ防止
光学系の結合部となる。
力を振れ防止光学系に伝達する手段であり、例えば、送
りネジが用いられている。移動量変換手段は、駆動力伝
達手段の駆動力を振れ防止光学系を移動するための移動
量に変換する手段であり、可動部材が含まれている。こ
のとき、振れ防止レンズは、xy平面内において自在に
移動できることが要求されるので、レンズ枠のフランジ
部には、ローラが回動自在に取り付けてあり、x軸用モ
ータを駆動力として、可動部材がx軸方向に動くときに
は、そのローラによりy軸方向にも移動が可能となる。
したがって、このローラが、移動量変換手段と振れ防止
光学系の結合部となる。
【0008】付勢手段は、前記振れ防止光学系の移動方
向と略同一方向に前記振れ防止光学系を付勢する手段で
あり、ここで、バネが用いられている。この付勢手段
は、移動量伝達手段として送りネジが用いる場合に、螺
合部のガタを取って可動部材の動きを、振れ防止レンズ
のレンズ枠に確実に伝えるために、そのレンズ枠を所定
の方向に付勢している。
向と略同一方向に前記振れ防止光学系を付勢する手段で
あり、ここで、バネが用いられている。この付勢手段
は、移動量伝達手段として送りネジが用いる場合に、螺
合部のガタを取って可動部材の動きを、振れ防止レンズ
のレンズ枠に確実に伝えるために、そのレンズ枠を所定
の方向に付勢している。
【0009】この振れ防振装置では、送りネジの螺合部
のガタを減らし、可動部材の動きを振れ防止レンズのレ
ンズ枠に確実に伝えるためのバネと、送りネジによる駆
動力を振れ防止レンズに伝達するためのローラとの位置
関係が重要となる。また、振れ防止レンズは、光軸に対
し略直角平面内で移動可能な構造となっており、このバ
ネと、ローラは双方とも振れ防止レンズのレンズ枠に取
り付けられている。したがって、バネの取り付け位置、
ローラの取り付け位置によって、駆動時に振れ防止レン
ズにモーメントが生じ、不安定になる。さらに、送りネ
ジとローラの位置によって、その送りネジにモーメント
が生じ、駆動抵抗が増加する。
のガタを減らし、可動部材の動きを振れ防止レンズのレ
ンズ枠に確実に伝えるためのバネと、送りネジによる駆
動力を振れ防止レンズに伝達するためのローラとの位置
関係が重要となる。また、振れ防止レンズは、光軸に対
し略直角平面内で移動可能な構造となっており、このバ
ネと、ローラは双方とも振れ防止レンズのレンズ枠に取
り付けられている。したがって、バネの取り付け位置、
ローラの取り付け位置によって、駆動時に振れ防止レン
ズにモーメントが生じ、不安定になる。さらに、送りネ
ジとローラの位置によって、その送りネジにモーメント
が生じ、駆動抵抗が増加する。
【0010】本発明の目的は、振れ防止レンズを低負荷
の状態で支持するとともに、駆動時に振れ防止レンズに
生じるモーメントを減らし、移動量変換手段の駆動抵抗
を押さえることを可能にする振れ防止装置を提供するこ
とである。
の状態で支持するとともに、駆動時に振れ防止レンズに
生じるモーメントを減らし、移動量変換手段の駆動抵抗
を押さえることを可能にする振れ防止装置を提供するこ
とである。
【0011】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
に、本発明による振れ防止装置の第1の解決手段は、振
動することにより生じる振れを防止するために、主光学
系の光軸に対して略直交する方向に可動される振れ防止
光学系と、前記振れ防止光学系を1つの案内面に沿って
移動可能に保持する光学系案内手段と、前記振れ防止光
学系を駆動するための駆動力を発生する駆動力発生手段
と、前記駆動力発生手段の駆動力を前記振れ防止光学系
に伝達する駆動力伝達手段と、前記駆動力伝達手段の駆
動力を前記振れ防止光学系を移動するための移動量に変
換する移動量変換手段と、前記振れ防止光学系の移動方
向と略同一方向に前記振れ防止光学系を付勢する付勢手
段とを有する振れ防止装置であって、前記移動量変換手
段の変換部は、前記付勢手段の付勢力の作用する面と略
同一平面上に配置することを特徴とする。
に、本発明による振れ防止装置の第1の解決手段は、振
動することにより生じる振れを防止するために、主光学
系の光軸に対して略直交する方向に可動される振れ防止
光学系と、前記振れ防止光学系を1つの案内面に沿って
移動可能に保持する光学系案内手段と、前記振れ防止光
学系を駆動するための駆動力を発生する駆動力発生手段
と、前記駆動力発生手段の駆動力を前記振れ防止光学系
に伝達する駆動力伝達手段と、前記駆動力伝達手段の駆
動力を前記振れ防止光学系を移動するための移動量に変
換する移動量変換手段と、前記振れ防止光学系の移動方
向と略同一方向に前記振れ防止光学系を付勢する付勢手
段とを有する振れ防止装置であって、前記移動量変換手
段の変換部は、前記付勢手段の付勢力の作用する面と略
同一平面上に配置することを特徴とする。
【0012】また、第2の解決手段は、振動することに
より生じる振れを防止するために、主光学系の光軸に対
して略直交する方向に可動される振れ防止光学系と、前
記振れ防止光学系を1つの案内面に沿って移動可能に保
持する光学系案内手段と、前記振れ防止光学系を駆動す
るための駆動力を発生する駆動力発生手段と、前記駆動
力発生手段の駆動力を前記振れ防止光学系に伝達する駆
動力伝達手段と、前記駆動力伝達手段の駆動力を前記振
れ防止光学系を移動するための移動量に変換する移動量
変換手段と、前記振れ防止光学系の移動方向と略同一方
向に前記振れ防止光学系を付勢する付勢手段とを有する
振れ防止装置であって、前記移動量変換手段と前記振れ
防止光学系の結合部は、前記付勢手段の付勢力の作用す
る面と略同一平面上に配置することを特徴とする。
より生じる振れを防止するために、主光学系の光軸に対
して略直交する方向に可動される振れ防止光学系と、前
記振れ防止光学系を1つの案内面に沿って移動可能に保
持する光学系案内手段と、前記振れ防止光学系を駆動す
るための駆動力を発生する駆動力発生手段と、前記駆動
力発生手段の駆動力を前記振れ防止光学系に伝達する駆
動力伝達手段と、前記駆動力伝達手段の駆動力を前記振
れ防止光学系を移動するための移動量に変換する移動量
変換手段と、前記振れ防止光学系の移動方向と略同一方
向に前記振れ防止光学系を付勢する付勢手段とを有する
振れ防止装置であって、前記移動量変換手段と前記振れ
防止光学系の結合部は、前記付勢手段の付勢力の作用す
る面と略同一平面上に配置することを特徴とする。
【0013】さらに、第3の解決手段では、第2の解決
手段の振れ防止装置において、前記移動量変換手段と前
記振れ防止光学系の結合部は、中立位置における中心線
を前記付勢手段の付勢方向と略一致させることを特徴と
する。
手段の振れ防止装置において、前記移動量変換手段と前
記振れ防止光学系の結合部は、中立位置における中心線
を前記付勢手段の付勢方向と略一致させることを特徴と
する。
【0014】
【作用】本発明によれば、移動量変換手段の変換部、そ
の移動量変換手段と振れ防止光学系の結合部は、前記付
勢手段の付勢力の作用する面と略同一平面上に配置する
ので、駆動時に振れ防止レンズに生じるモーメントを減
らし、移動量変換手段の駆動抵抗を減らすことができ
る。また、移動量変換手段と振れ防止光学系の結合部
は、中立位置における中心線を付勢手段の付勢方向と略
一致させるようにしたので、駆動時に振れ防止光学系に
生じるモーメントを減らすことができる。
の移動量変換手段と振れ防止光学系の結合部は、前記付
勢手段の付勢力の作用する面と略同一平面上に配置する
ので、駆動時に振れ防止レンズに生じるモーメントを減
らし、移動量変換手段の駆動抵抗を減らすことができ
る。また、移動量変換手段と振れ防止光学系の結合部
は、中立位置における中心線を付勢手段の付勢方向と略
一致させるようにしたので、駆動時に振れ防止光学系に
生じるモーメントを減らすことができる。
【0015】
【実施例】以下、図面などを参照しながら、実施例をあ
げて、さらに詳しく説明する。図1〜図5は、本発明に
よるブレ防止振装置の一実施例を示す図である。これら
の図において、まず、本発明を適用して好適なレンズシ
ャッタ付き撮影レンズ系を有するカメラの概略構成を、
図5を用いて簡単に説明する。
げて、さらに詳しく説明する。図1〜図5は、本発明に
よるブレ防止振装置の一実施例を示す図である。これら
の図において、まず、本発明を適用して好適なレンズシ
ャッタ付き撮影レンズ系を有するカメラの概略構成を、
図5を用いて簡単に説明する。
【0016】すなわち、カメラ1において、撮影レンズ
系2は、第1のレンズ群4と、第2のレンズ群9と、第
3のレンズ群11とからなるズームレンズとして構成さ
れている。第1のレンズ群4は、三枚のレンズ4a、4
b,4cがレンズ枠3に保持されることにより構成され
ている。第2のレンズ群9は、三枚、四枚のレンズ7
a,7b,7c;8a,8b,8c,8dがレンズ枠
5、6に保持された前、後レンズ群7、8による合計七
枚のレンズから構成されている。第3のレンズ群11
は、三枚のレンズ11a、11b,11cがレンズ枠1
0に保持されることにより構成されている。
系2は、第1のレンズ群4と、第2のレンズ群9と、第
3のレンズ群11とからなるズームレンズとして構成さ
れている。第1のレンズ群4は、三枚のレンズ4a、4
b,4cがレンズ枠3に保持されることにより構成され
ている。第2のレンズ群9は、三枚、四枚のレンズ7
a,7b,7c;8a,8b,8c,8dがレンズ枠
5、6に保持された前、後レンズ群7、8による合計七
枚のレンズから構成されている。第3のレンズ群11
は、三枚のレンズ11a、11b,11cがレンズ枠1
0に保持されることにより構成されている。
【0017】ここで、レンズシャッタ12は、上述した
第2のレンズ群9の前、後レンズ群7、8間に介在して
設けられており、シャッタ幕13、14とこれを駆動す
る駆動部15等から構成されている。なお、この駆動部
15は、第2のレンズ群9において前レンズ群7のレン
ズ枠5の外周部等に配置され、さらに、シャッタ幕1
3、14は、後述する像振れ防止レンズとして機能する
後レンズ群8の直前に配置されている。
第2のレンズ群9の前、後レンズ群7、8間に介在して
設けられており、シャッタ幕13、14とこれを駆動す
る駆動部15等から構成されている。なお、この駆動部
15は、第2のレンズ群9において前レンズ群7のレン
ズ枠5の外周部等に配置され、さらに、シャッタ幕1
3、14は、後述する像振れ防止レンズとして機能する
後レンズ群8の直前に配置されている。
【0018】さらに、結像面16は、上述した撮影レン
ズ系2を構成する第1、第2および第3のレンズ群4、
9、11によって、被写体像が結像されるフィルムが配
置される面である。なお、図中Iは、撮影レンズ系2の
光軸である。
ズ系2を構成する第1、第2および第3のレンズ群4、
9、11によって、被写体像が結像されるフィルムが配
置される面である。なお、図中Iは、撮影レンズ系2の
光軸である。
【0019】この実施例では、上述したような三群のレ
ンズ群4、9、11を有する撮影レンズ系2において、
第2のレンズ群9の後レンズ群8を、像振れ防止レンズ
として光軸Iと直交する方向にシフトさせることによ
り、図1〜図4に示したような像振れ防止機構部20を
用いて、結像面16に結ばれる像を像振れ状態に応じて
移動させる。この像振れ防止機構部20は、図2、図
3、図4および図5に示すように、第2のレンズ群9の
後レンズ群8の外周側空間内に設けてある。
ンズ群4、9、11を有する撮影レンズ系2において、
第2のレンズ群9の後レンズ群8を、像振れ防止レンズ
として光軸Iと直交する方向にシフトさせることによ
り、図1〜図4に示したような像振れ防止機構部20を
用いて、結像面16に結ばれる像を像振れ状態に応じて
移動させる。この像振れ防止機構部20は、図2、図
3、図4および図5に示すように、第2のレンズ群9の
後レンズ群8の外周側空間内に設けてある。
【0020】つぎに、図1〜図4を用いて、像振れ防止
機構部20について詳述する。第2のレンズ群9の後レ
ンズ群8(以下、振れ防止レンズ8という)は、レンズ
枠6内に固定して保持されている。図4において、基板
21の開口部21aの回りに、ボール70、71を受け
るための受け部材69を、ボール70、71の位置を決
めるためのリテーナ部材68によって挟み込む構造によ
り双方を固定している。
機構部20について詳述する。第2のレンズ群9の後レ
ンズ群8(以下、振れ防止レンズ8という)は、レンズ
枠6内に固定して保持されている。図4において、基板
21の開口部21aの回りに、ボール70、71を受け
るための受け部材69を、ボール70、71の位置を決
めるためのリテーナ部材68によって挟み込む構造によ
り双方を固定している。
【0021】リテーナ部材68には、ボール70、71
が内部で回動自由となる貫通した穴部が設けてある。レ
ンズ枠6は、レンズ枠6の一部に設けた腕部6f,6g
と基板21との間にばね51、52を掛け渡してあり、
フランジ部6aに固定された焼き入れ鋼等の高硬度の材
料からなる受け部材67がボール70、71に常時当接
するようにしてある。
が内部で回動自由となる貫通した穴部が設けてある。レ
ンズ枠6は、レンズ枠6の一部に設けた腕部6f,6g
と基板21との間にばね51、52を掛け渡してあり、
フランジ部6aに固定された焼き入れ鋼等の高硬度の材
料からなる受け部材67がボール70、71に常時当接
するようにしてある。
【0022】これにより、振れ防振レンズ8は、光軸I
と直角な平面において低負荷で移動可能であり、しか
も、ばね51、52によって付勢してあるので、倒れを
生じて光学性能を劣化させることもない。なお、図4で
は、ボール70、71を2カ所しか示していないが、基
板21の開口部21aの回りに、図1に示すボール7
2、73を含めて4カ所配置してある。
と直角な平面において低負荷で移動可能であり、しか
も、ばね51、52によって付勢してあるので、倒れを
生じて光学性能を劣化させることもない。なお、図4で
は、ボール70、71を2カ所しか示していないが、基
板21の開口部21aの回りに、図1に示すボール7
2、73を含めて4カ所配置してある。
【0023】図1、図2および図3において、x軸用、
y軸用のDCモータ30、31は、像振れ防止レンズ8
をx軸方向またはy軸方向に移動させるための駆動手段
である(図1中Mx,Myを付している)。ギヤ列3
2、33は、これらのモータ30、31からの駆動力を
伝達するギヤ32a、32b,32c,32d;33
a,33b,33c,33dからなる回転伝達用のギヤ
列であり、その回転は、第1または第2の軸34、35
に伝達される。第1、第2の軸34、35は、基板21
に設けられた軸受部21b,21cまたは21d,21
eに、x軸方向またはy軸方向に延在して回動可能に軸
支されている。
y軸用のDCモータ30、31は、像振れ防止レンズ8
をx軸方向またはy軸方向に移動させるための駆動手段
である(図1中Mx,Myを付している)。ギヤ列3
2、33は、これらのモータ30、31からの駆動力を
伝達するギヤ32a、32b,32c,32d;33
a,33b,33c,33dからなる回転伝達用のギヤ
列であり、その回転は、第1または第2の軸34、35
に伝達される。第1、第2の軸34、35は、基板21
に設けられた軸受部21b,21cまたは21d,21
eに、x軸方向またはy軸方向に延在して回動可能に軸
支されている。
【0024】なお、上述したモータ30、31は、基板
21側に固定されており、また、ギヤ列32、33を構
成するギヤ32a、32b,32c;33a、33b,
33cは基板21上に回動可能に固定されるとともに、
ギヤ32d,33dは、それぞれ軸34、35と一体に
回転可能に構成されている。
21側に固定されており、また、ギヤ列32、33を構
成するギヤ32a、32b,32c;33a、33b,
33cは基板21上に回動可能に固定されるとともに、
ギヤ32d,33dは、それぞれ軸34、35と一体に
回転可能に構成されている。
【0025】x軸側、y軸側の可動部材36、37は、
それぞれに設けられているめねじ部36a,37aが軸
34、35のおねじ部34a,35aに螺合している。
この可動部材36、37には、めねじ部36a,37a
に隣接してガイド部材55、56が固定してある。この
ガイド部材55、56は、図2に示すように、基板21
の軸受け部21b、21dまたは21c,21eに軸3
4、35と平行に固定されたガイド軸57、58にガイ
ドされている。従って、可動部材36、37は、各モー
タ30、31によりそれぞれx軸方向、y軸方向に可動
される。
それぞれに設けられているめねじ部36a,37aが軸
34、35のおねじ部34a,35aに螺合している。
この可動部材36、37には、めねじ部36a,37a
に隣接してガイド部材55、56が固定してある。この
ガイド部材55、56は、図2に示すように、基板21
の軸受け部21b、21dまたは21c,21eに軸3
4、35と平行に固定されたガイド軸57、58にガイ
ドされている。従って、可動部材36、37は、各モー
タ30、31によりそれぞれx軸方向、y軸方向に可動
される。
【0026】レンズ枠6のフランジ部6aには、ローラ
59、60、61、62がローラ軸63、64、65、
66によって回動自在に取付けられており、ローラ5
9、60の中間x軸駆動方向延長線上のばね掛け部6
b、ローラ61、62の中間y軸駆動方向延長線上のば
ね掛け部6cと基板21との間に、各ばね53、54が
それぞれ掛け渡されている(図3、図1参照)。また、
ばね53は、ローラ59、60とばね54は、ローラ6
1、62と、光軸に対し略直交同一平面II内に位置する
ように組み込まれる。
59、60、61、62がローラ軸63、64、65、
66によって回動自在に取付けられており、ローラ5
9、60の中間x軸駆動方向延長線上のばね掛け部6
b、ローラ61、62の中間y軸駆動方向延長線上のば
ね掛け部6cと基板21との間に、各ばね53、54が
それぞれ掛け渡されている(図3、図1参照)。また、
ばね53は、ローラ59、60とばね54は、ローラ6
1、62と、光軸に対し略直交同一平面II内に位置する
ように組み込まれる。
【0027】ローラ59、60および61、62は、そ
れぞれ可動部材36、37の両方の先端において断面形
状が略L字型をした当接部36b、36cまたは37
b,37cに、ばね53、54の付勢力により当接して
いる。
れぞれ可動部材36、37の両方の先端において断面形
状が略L字型をした当接部36b、36cまたは37
b,37cに、ばね53、54の付勢力により当接して
いる。
【0028】従って、上述した振れ防止レンズ8は、x
軸側のモータ30により可動部材36の可動方向(x軸
方向)に追従してシフトするがy軸方向には自由とな
る。また、この振れ防止レンズ8は、同様にy軸側のモ
ータ31により可動部材37の可動方向(y軸方向)に
追従してシフトするがx軸方向には自由となる。このこ
とから、この振れ防止レンズ8は、基板21の開口部2
1aの内部において全ての方向にシフト可能となる。
軸側のモータ30により可動部材36の可動方向(x軸
方向)に追従してシフトするがy軸方向には自由とな
る。また、この振れ防止レンズ8は、同様にy軸側のモ
ータ31により可動部材37の可動方向(y軸方向)に
追従してシフトするがx軸方向には自由となる。このこ
とから、この振れ防止レンズ8は、基板21の開口部2
1aの内部において全ての方向にシフト可能となる。
【0029】また、ばね53、54によってレンズ枠6
を可動部材36、37の可動方向であるx軸方向、y軸
方向と略同一方向に付勢することにより、レンズ枠6と
可動部材36、37は常に当接しており、可動部材3
6、37の動きを確実にレンズ枠6に伝えることができ
る。
を可動部材36、37の可動方向であるx軸方向、y軸
方向と略同一方向に付勢することにより、レンズ枠6と
可動部材36、37は常に当接しており、可動部材3
6、37の動きを確実にレンズ枠6に伝えることができ
る。
【0030】さらに、ばね53、54の付勢力により、
軸34、35のスラストガタ、および軸34、35のお
ねじ部34a,35aと可動部材36、37のめねじ部
36a,37aの螺合部のガタをそれぞれの付勢方向に
常に取ることができる。従って、それぞれのモータ3
0、31の駆動力を正確かつ確実に振れ防止レンズ8に
伝えることができる。
軸34、35のスラストガタ、および軸34、35のお
ねじ部34a,35aと可動部材36、37のめねじ部
36a,37aの螺合部のガタをそれぞれの付勢方向に
常に取ることができる。従って、それぞれのモータ3
0、31の駆動力を正確かつ確実に振れ防止レンズ8に
伝えることができる。
【0031】ばね53とローラ59、60の位置、ばね
54とローラ61、62の位置を可動部材36、37の
移動方向である光軸Iに対して略直角同一平面II内に設
けることにより、ローラ59、60および61、62に
伝えられた駆動力とばね53、54の付勢力とによるレ
ンズ枠6を中心とするピッチングモーメントが発生しな
い。したがって、モータ30、31の駆動力によりレン
ズ枠6が傾いてしまうことがなく、正確かつ確実に振れ
防振レンズ8を移動することができる。
54とローラ61、62の位置を可動部材36、37の
移動方向である光軸Iに対して略直角同一平面II内に設
けることにより、ローラ59、60および61、62に
伝えられた駆動力とばね53、54の付勢力とによるレ
ンズ枠6を中心とするピッチングモーメントが発生しな
い。したがって、モータ30、31の駆動力によりレン
ズ枠6が傾いてしまうことがなく、正確かつ確実に振れ
防振レンズ8を移動することができる。
【0032】また、移動量変換手段である送りネジ軸3
4、35とローラ59、60及び61、62の位置を可
動部材36、37の移動方向である光軸Iに対して略直
角同一平面内IIに設けることにより、駆動時に送りネジ
軸34、35に発生するモーメントを押さえ、駆動抵抗
を減らすことができる。
4、35とローラ59、60及び61、62の位置を可
動部材36、37の移動方向である光軸Iに対して略直
角同一平面内IIに設けることにより、駆動時に送りネジ
軸34、35に発生するモーメントを押さえ、駆動抵抗
を減らすことができる。
【0033】さらに、ローラ59、60の中間x軸方向
延長線上にばね53をローラ61、62の中間y軸方向
延長線上にばね54を設けることにより、可動部材3
6、37からローラ59、60および61、62に伝え
られたレンズ枠6を移動する駆動力中心が、ばね53、
54によってレンズ枠6をx軸方向、y軸方向に付勢す
る付勢力中心と一致する。このため、駆動時に生じるレ
ンズ枠6を中心とする光軸Iに略直交平面内におけるモ
ーメントが発生しない。これにより、駆動時に、レンズ
枠6を正確かつ確実に移動することができる。
延長線上にばね53をローラ61、62の中間y軸方向
延長線上にばね54を設けることにより、可動部材3
6、37からローラ59、60および61、62に伝え
られたレンズ枠6を移動する駆動力中心が、ばね53、
54によってレンズ枠6をx軸方向、y軸方向に付勢す
る付勢力中心と一致する。このため、駆動時に生じるレ
ンズ枠6を中心とする光軸Iに略直交平面内におけるモ
ーメントが発生しない。これにより、駆動時に、レンズ
枠6を正確かつ確実に移動することができる。
【0034】
【発明の効果】以上詳しく説明したように、本発明によ
れば、移動量変換手段の変換部、その移動量変換手段と
振れ防止光学系の結合部は、付勢手段の付勢力の作用す
る面と略同一平面上に配置したので、特別な機構を追加
することなく、簡単かつ安価な構造により、振れ防止レ
ンズを安定して移動させることができる、という効果が
ある。
れば、移動量変換手段の変換部、その移動量変換手段と
振れ防止光学系の結合部は、付勢手段の付勢力の作用す
る面と略同一平面上に配置したので、特別な機構を追加
することなく、簡単かつ安価な構造により、振れ防止レ
ンズを安定して移動させることができる、という効果が
ある。
【図1】本発明による振れ防止装置の第1の実施例を示
す要部断面図である。
す要部断面図である。
【図2】図1のII−II線で切断した断面図である。
【図3】図1のIII −III 線で切断した断面図である。
【図4】図1のIV−IV線で切断した断面図である。
【図5】本発明による振れ防止装置の一実施例を用いて
好適なレンズシャッタ付きカメラを示す概略構成図であ
る。
好適なレンズシャッタ付きカメラを示す概略構成図であ
る。
1 カメラ 2 撮影レンズ 4 第1レンズ群 7 前レンズ群 8 後レンズ群 9 第2レンズ群(振れ防止レンズ) 11 第3レンズ群 12 レンズシャッタ 15 シャッタ駆動部 16 結像面 20 像振れ防止機構部 30、31 モータ 32、33 ギヤ列 34、35 軸 36、37 可動部材 51、52、53、54 ばね 55、56 ガイド部材 59、60、61、62 ローラ 63、64、65、66 ローラ軸 67、69 受け部材 68 リテーナ部材 70、71 ボール I 撮影レンズ系の光軸
Claims (3)
- 【請求項1】 振動することにより生じる振れを防止す
るために、主光学系の光軸に対して略直交する方向に可
動される振れ防止光学系と、 前記振れ防止光学系を1つの案内面に沿って移動可能に
保持する光学系案内手段と、 前記振れ防止光学系を駆動するための駆動力を発生する
駆動力発生手段と、 前記駆動力発生手段の駆動力を前記振れ防止光学系に伝
達する駆動力伝達手段と、 前記駆動力伝達手段の駆動力を前記振れ防止光学系を移
動するための移動量に変換する移動量変換手段と、 前記振れ防止光学系の移動方向と略同一方向に前記振れ
防止光学系を付勢する付勢手段とを有する振れ防止装置
であって、 前記移動量変換手段の変換部は、前記付勢手段の付勢力
の作用する面と略同一平面上に配置することを特徴とす
る振れ防止装置。 - 【請求項2】 振動することにより生じる振れを防止す
るために、主光学系の光軸に対して略直交する方向に可
動される振れ防止光学系と、 前記振れ防止光学系を1つの案内面に沿って移動可能に
保持する光学系案内手段と、 前記振れ防止光学系を駆動するための駆動力を発生する
駆動力発生手段と、 前記駆動力発生手段の駆動力を前記振れ防止光学系に伝
達する駆動力伝達手段と、 前記駆動力伝達手段の駆動力を前記振れ防止光学系を移
動するための移動量に変換する移動量変換手段と、 前記振れ防止光学系の移動方向と略同一方向に前記振れ
防止光学系を付勢する付勢手段とを有する振れ防止装置
であって、 前記移動量変換手段と前記振れ防止光学系の結合部は、
前記付勢手段の付勢力の作用する面と略同一平面上に配
置することを特徴とする振れ防止装置。 - 【請求項3】 請求項2に記載の振れ防止装置におい
て、 前記移動量変換手段と前記振れ防止光学系の結合部は、
中立位置における中心線を前記付勢手段の付勢方向と略
一致させることを特徴とする振れ防止装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5194274A JPH0728115A (ja) | 1993-07-09 | 1993-07-09 | 振れ防止装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5194274A JPH0728115A (ja) | 1993-07-09 | 1993-07-09 | 振れ防止装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0728115A true JPH0728115A (ja) | 1995-01-31 |
Family
ID=16321894
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5194274A Pending JPH0728115A (ja) | 1993-07-09 | 1993-07-09 | 振れ防止装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0728115A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0980550A (ja) * | 1995-09-13 | 1997-03-28 | Nikon Corp | 像ブレ補正装置 |
| JPH10197911A (ja) * | 1996-12-27 | 1998-07-31 | Canon Inc | 振れ補正装置 |
| US6008954A (en) * | 1996-08-30 | 1999-12-28 | Minolta Co., Ltd. | Lens barrel with optical system for preventing image shake |
-
1993
- 1993-07-09 JP JP5194274A patent/JPH0728115A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0980550A (ja) * | 1995-09-13 | 1997-03-28 | Nikon Corp | 像ブレ補正装置 |
| US6008954A (en) * | 1996-08-30 | 1999-12-28 | Minolta Co., Ltd. | Lens barrel with optical system for preventing image shake |
| JPH10197911A (ja) * | 1996-12-27 | 1998-07-31 | Canon Inc | 振れ補正装置 |
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