JPH07295983A - 文章校正支援方法及びその装置 - Google Patents

文章校正支援方法及びその装置

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JPH07295983A
JPH07295983A JP6086219A JP8621994A JPH07295983A JP H07295983 A JPH07295983 A JP H07295983A JP 6086219 A JP6086219 A JP 6086219A JP 8621994 A JP8621994 A JP 8621994A JP H07295983 A JPH07295983 A JP H07295983A
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JP6086219A
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Hiromi Abe
ひろみ 阿部
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Original Assignee
Sharp Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 チェック項目を階層化した形で表示し、対象
文字列と置換すべき候補の文字列を画面表示し、ユーザ
ーが選択することで文章の修正ができる。 【構成】 入力文章に対して校正処理の実行がユーザに
よって指定されると、まずチェック項目記憶ステップS
21からシステムが予め用意しているチェック項目を全
て抽出し、チェック項目表示ステップS22において、
それら全てのチェック項目を階層化した形で画面上に表
示する。次にチェック項目選択指定ステップS23にお
いて、表示した全チェック項目の中からユーザが所望す
る1つまたは複数の項目を選択し、対象文字列抽出ステ
ップS24において、上記選択指定されたチェック項目
についてのみ入力文章全体のチェックを行い、チェック
結果である対象文字列を抽出する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、キー入力などにより作
成された文書データをチェックし、校正内容をコメント
として画面上に表示し、ユーザにその内容を知らしめる
文章校正支援方法およびその装置に関する。
【0002】
【従来の技術】入力文書データに対する複数チェック項
目から1つのチェック項目を選択する従来技術として、
特開平1−181152号公報が挙げられる。
【0003】これは、各チェック項目が同時に指摘表示
されることなく、所望のチェック項目のみ選択的に指摘
校正するようにしたものである。その構成を図17に示
す。また、文章全体の傾向から抽出した校正内容をコメ
ントとして表示する従来技術として特開平5−4075
4号公報が挙げられる。その構成を図18に示す。これ
は、文章全体の傾向から抽出した校正内容をコメントと
して表示する手段を設け、コメントとして表示された内
容に対応する表現や端午を文章中に指示し、修正のでき
る手段を備えることで、文章全体について体裁を整える
ことができるようにしたものである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、特開平
1−181152号公報では、入力文書データに対する
複数のチェック項目からユーザ所望のチェック項目1つ
を選択的に指摘することはできるが、各項目毎にユーザ
に問い合わせてチェックを行い、誤り検出を行うため処
理動作が繁雑となる。また複数のユーザ所望のチェック
項目を一括して選択指摘、それらのチェック結果に対す
る校正内容を示すコメントを表示するような方法および
装置は実現されていない。
【0005】特開平5−40754号公報では、ユーザ
に問い合わせることなく、システムが予め用意した全て
のチェック項目を入力文章全体にかけて実行し、その結
果抽出した校正内容をコメントとして表示することがで
きるが、ユーザにどのようなチェックを実行するのか事
前に提示した上で、ユーザ所望の項目についてのみチェ
ックを実行するような方法および装置は実現されていな
い。
【0006】本発明は、以上の課題を解決するためにな
されたものであって、全てのチェック項目を階層化した
形で解りやすく画面表示し、表示された項目の中からユ
ーザが所望のチェック項目を選択指定し、選択指定され
た1つまたは複数のチェック項目についてのみ入力文章
に対して基準となる文法をもとにチェックを実行するこ
とのできる文章校正支援方法および装置を提供すること
を目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明に係る請求項1の
文章校正支援方法は、入力文章に対して基準となる文法
をもとに、文章全体をチェックし、チェックした結果に
対応した校正内容を示すコメントを画面上に表示し、表
示したコメントの中からユーザが選択指定したものにつ
いて文章中の該当箇所を指摘し、且つ置き換えるべき文
字列候補を画面上に表示する文章校正支援方法におい
て、文章全体をチェックするチェック項目を記憶してい
るチェック項目記憶ステップと、上記全てのチェック項
目を階層化した形式で画面上に表示するステップと、上
記表示した全チェック項目からユーザが所望の項目を選
択指定するステップと、上記選択指定されたチェック項
目についてのみ、上記入力文章を基準となる文法をもと
にチェックし、チェック結果である対象文字列を抽出す
るステップを備えることを特徴とする。
【0008】本発明に係る請求項2の文章校正支援装置
は、入力文章に対して基準となる文法をもとに文章全体
をチェックし、チェックした結果に対応した校正内容を
示すコメントを画面上に表示し表示したコメントの中か
らユーザが選択指定したものについて文章中の該当箇所
を指摘し、且つ置き換えるべき文字列候補を画面上に表
示する文章校正支援装置において、文章全体をチェック
するチェック項目を記憶しているチェック項目記憶手段
と、上記全てのチェック項目を階層化した形式で画面上
に表示する手段と、上記表示した全チェック項目からユ
ーザが所望の項目を選択指定する手段と、上記選択指定
されたチェック項目についてのみ上記入力文章を基準と
なる文法をもとにチェックし、チェック結果である対象
文字列を抽出する手段を備えることを特徴とする。
【0009】
【作用】本発明の請求項1に記載した文章校正支援方法
においては、入力文章に対して校正処理の実行がユーザ
によって指定されると、まずチェック項目記憶ステップ
からシステムが予め用意しているチェック項目を全て抽
出し、チェック項目表示ステップにおいて、それら全て
のチェック項目を階層化した形で画面上に表示する。次
にチェック項目選択指定ステップにおいて、上記表示し
た全チェック項目の中からユーザが所望する1つまたは
複数の項目を選択し、対象文字列抽出ステップにおい
て、上記選択指定されたチェック項目についてのみ入力
文章全体のチェックを行い、チェック結果である対象文
字列を抽出する。次いで、コメント記憶ステップからコ
メント抽出ステップを用いて上記チェックした結果に対
応する校正内容を示すコメントを抽出し、表示ステップ
により画面上に表示する。上記表示したコメントからコ
メント選択ステップによりユーザが詳細の表示を所望す
るコメントを選択指定し、選択指定した内容に該当する
箇所を上記対象文字列抽出ステップにより抽出し、指摘
ステップにより上記該当箇所を文章中で指摘する。文字
列候補抽出ステップにおいて上記指摘した対象文字列と
置換すべき候補の文字列を文法記憶ステップから読み出
して画面上に表示する。ユーザはその表示内容を参照し
ながら文章の修正を行うことができる。
【0010】具体例として、上記チェック項目のうち
「長音のゆらぎ」を抽出する場合には、チェック項目表
示ステップにより表示されたチェック項目を上位順に
「文体」→「ゆらぎ」→「長音」と選択指定し、対象文
字列抽出ステップにおいて、長音のゆらぎ抽出処理を入
力文章全体について行う。
【0011】本発明の請求項2に記載の発明によれば、
文章校正支援装置においては、入力文章に対して校正処
理の実行がユーザによって指定されると、まずチェック
項目記憶手段からシステムが予め用意しているチェック
項目を全て抽出し、チェック項目表示手段においてそれ
ら全てのチェック項目を階層化した形で画面上に表示す
る。次にチェック項目選択指定手段において、上記表示
した全チェック項目の中からユーザが所望する1つまた
は複数の項目を選択し、対象文字列抽出手段において上
記選択指定されたチェック項目についてのみ入力文章全
体のチェックを行い、チェック結果である対象文字列を
抽出する。
【0012】次いで、コメント抽出手段によりコメント
記憶手段から上記チェックした結果に対応する校正内容
を示すコメントを抽出し、表示手段により画面上に表示
する。上記表示したコメントからコメント選択手段によ
りユーザが詳細の表示を所望するコメントを選択指定
し、選択指定した内容に該当する箇所を上記対象文字列
手段により抽出し、指摘手段により上記該当箇所を文章
中で指摘する。
【0013】次に文字列候補抽出手段において、上記指
摘した対象文字列と置換すべき候補の文字列を文法記憶
手段から読み出して画面上に表示する。ユーザはその表
示内容を参照しながら文章の修正等を行うことができ
る。
【0014】具体例として、上記チェック項目のうち
「長音のゆらぎ」を抽出する場合には、チェック項目表
示手段により表示されたチェック項目を上位順に「文
体」→「ゆらぎ」→「長音」と選択指定し、対象文字列
抽出手段において長音のゆらぎ抽出処理を入力文章全体
について行う。
【0015】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面と共に説明す
る。
【0016】図1は本発明の基本構成を示すブロック図
である。
【0017】同図において、1は文章を入力・編集する
と共に校正処理を行うかどうか指示する入力・編集手段
である。2は入力された文章を記憶する文書記憶手段で
ある。3は、システム側が入力文章をチエックするため
に予め用意している全チエック項目を記憶するチエック
項目記憶手段である。4は、上記チエック項目記憶手段
3からチエック項目を全て抽出して画面上に表示するチ
エック項目表示手段である。
【0018】更に、5は、上記チエック項目表示手段4
で表示したチエック項目の中からユーザが所望するチエ
ック項目を選択するチエック項目選択指定手段である。
6は、上記チエック項目選択指定手段5で選択されたチ
エック項目についてのみ、入力文章をチエックし、校正
対象文字列を抽出する対象文字列抽出手段である。
【0019】7は、上記対象文字列抽出手段6で抽出さ
れた文字列に対して校正内容を示すコメントを記憶する
コメント記憶手段である。8は、上記コメント記憶手段
7からコメントを抽出するコメント抽出手段である。9
は、上記コメント抽出手段7で抽出したコメントやコメ
ント対応箇所、置換候補の文字列などを表示する表示手
段である。
【0020】10は、上記表示手段9で表示されたコメ
ントのうち、ユーザが所望のコメントを選択するコメン
ト選択手段である。11は、上記コメント選択手段10
で選択したコメントに該当する箇所を上記対象文字列抽
出手段6から抽出し、文章中で指摘を行う指摘手段であ
る。
【0021】12は、上記指摘手段11で指摘した校正
対象文字列と置換するべき文字列候補を抽出する文字列
候補抽出手段である。13は、上記対象文字列抽出手段
6で対象文字列を抽出する時や上記文字列候補抽出手段
12で文字列候補を抽出するときに基準となる文法を記
憶している文法記憶手段である。
【0022】図16は、本発明を日本語ワードプロセッ
サなどの中に組み入れた時の装置の構成図である。
【0023】20は、文字列を入力・編集するための操
作を行う入力装置である(キーボード,マウスなど)。
21は、入力装置20で入力された文字列を記憶する文
書記憶装置であり、本体内蔵のRAM(読み取り・書き
込みの両方ができるメモリー)や外部記憶装置であるフ
ロッピーディスク等から構成される。
【0024】22は、日本語解析用辞書、校正用辞書及
び日本語文法などを記憶する辞書・文法記憶装置であ
る。本体内蔵のROM(読み取り専用メモリー)から構
成される。23は、制御装置24と協働する校正・推敲
箇所抽出部で、文書記憶装置21に蓄積された文字列
と、文法記憶装置22に記憶された辞書・文法との比較
照合を行い、入力文から校正の可能性のある対象文字列
を抽出する。
【0025】24は、制御装置であり、図16には示し
ていないバッファ(一時記憶領域)に処理途中の結果を
記憶したり、後述の表示装置25に対して編集内容など
の表示の指示を行う。また、各構成要素からデータを取
り込むことにより、本実施例における校正処理の制御を
行う。
【0026】25は、入力文字列、校正対象となる文字
列、置換すべき文字列、コメント,チエック項目等を表
示する表示装置。CRTやLDDなどの表示装置から構
成される。
【0027】26は、置換すべき文字列候補やチエック
項目、コメントなどが表示装置25の画面上に表示され
た際にユーザ所望の項目を選択する選択装置。入力装置
20に備えられたキーのうちの1つに割り当てることが
可能であり、またマウスなどのポインティングデバイス
で構成することも可能である。
【0028】次に、本実施例における処理動作を図2の
フローチャートにしたがって説明する。
【0029】まず、ステップS20で文章を入力する。
図3に入力文章の例を示す。ステップS21において、
校正処理を行う指示を与えるとチエック項目記憶手段か
ら全てのチエック項目を抽出し、チエック項目表示手段
により階層化した形式で画面上に表示する(ステップS
22)。図4にチエック項目の階層化表示の例を示す。
【0030】このように全てのチエック項目を階層化表
示することにより、システム側が予め用意している校正
処理のためのチエック項目の体系をユーザが一見するだ
けで把握することができる。
【0031】以下、「長音のゆらぎ抽出処理」を例にと
って説明する。
【0032】ステップS23において、チエック項目選
択手段でステップS22で表示した全項目の中から、ユ
ーザがチエックしたい項目を選択する(選択方法はキー
ボード,マウス等、特に限定しない)。本実施例では、
「長音のゆらぎ」をチエックする手順を述べたいのでこ
の場合ユーザはトップメニューから「文体」を、次にサ
ブメニューから「ゆらぎ」を、最後にボトムメニューか
ら「長音」を選択したとする。
【0033】ステップS24において、上記選択された
チエック項目についてのみ入力文章をチエックし、基準
となる文法ルールをもとに校正対象文字列を文章中から
抽出する。本実施例では「長音のゆらぎ」の対象文字列
抽出処理について詳しく説明する。図12に長音ゆらぎ
抽出処理のフローを表す。まず図12に示すステップS
30で形態素解析処理結果の抽出を1文ずつ行う(形態
素解析処理の手順は公知であるので省略する。)。
【0034】次に、ステップS31でJISコード等を
基準に上記抽出した形態素解析結果の単語にカタカナ語
が含まれているか判別する。その結果、カタカナ語であ
れば次のステップS32以降の処理を行い、カタカナ語
でなければステップS29へ戻り次の文へ移る。
【0035】ステップS32では、上記カタカナ語と判
別した単語をカタカナバッファへ登録する(バッファと
は、一時的な記憶領域のこと。)。
【0036】このようにすることで、処理対象としたい
入力文中のカタカナ語を1ケ所に蓄積することができ
る。以上の処理を入力文全体に対して行う。
【0037】次に、ステップS33で上記バッファ内の
カタカナ語データをアイウエオ順にソート(分類)す
る。図13にソートする前のバッファ登録の例、図14
にソートした後のバッファ登録の例を示す。図13,1
4とも図の左半分は登録したカタカナ語を示し、右半分
は入力文中における各カタカナ語の位置情報を示してい
る。
【0038】ステップS34で、バッファ内に登録され
ているカタカナ語の中で、同じ文字配列で語末に長音記
号「−」(ひっぱり)が有るか無いかを、各々のカタカ
ナ語と前後の単語を比較することで判断する。この結
果、同じカタカナ文字の配列でありながら語末に長音記
号の有る単語と無い単語が見つかった場合は、長音ゆら
ぎの対象文字列として抽出する。本実施例では図15に
示すように「ユーザ」と「ユーザ」を対象文字列として
抽出する。
【0039】以上で「長音のゆらぎ抽出処理」を終了す
る。(図16の校正・推敲箇所抽出部における処理
終。) このようにして入力文中に長音のゆらぎが見付かった場
合は、図2のステップS25において、上記抽出された
対象文字列に対応するコメントを図1の7「コメント記
憶手段」から8「コメント抽出手段」を用いて抽出し、
9「表示手段」により画面上に表示する。本実施例では
図5に示すように「長音のゆらぎがあります」と「カッ
コの対応がとれていません」の2種類を一例として挙げ
る。なお、対象文字列に対応するコメントを抽出する処
理としては、従来技術特開平5−40754号公報に開
示される技術を利用することが可能であるので、説明を
省略する。
【0040】図2のステップS26では、ステップS2
5で表示されたコメントのうち、図1の10「コメント
選択手段」において、ユーザ所望のコメントを選択し、
次のステップS27において上記選択されたコメントに
該当する校正箇所をステップS24から抽出し、図1の
11「指摘手段」により画面上に指摘する。本実施例で
は、図6に示すように、「長音のゆらぎがあります」の
コメントがユーザによって選択されると、文章中の「ユ
ーザ」と「ユーザー」が指摘される。指摘する手段とし
ては、反転・網かけ・アンダーライン等、特に限定しな
い。
【0041】なお、コメントに該当する校正箇所を画面
上に指摘する処理手順としては、上記特開平5−407
54号公報に開示されている技術を利用することが可能
であるので説明を省略する。
【0042】ステップS28において、図1の12「文
字列候補抽出手段」により、上記指摘された箇所と置換
すべき文字列を13「文法記憶手段」から抽出し、画面
に表示する。本実施例では、図7に示すように指摘箇所
「ユーザ」と「ユーザー」に対して、置換すべき文字列
候補として「ユーザ」と「ユーザー」の両方を表示して
いる。(これはユーザにどちらか一方の表記に統一する
よう促するものである。) 次に、ユーザが上記表示された置換すべき文字列候補に
したがって、文章中の指摘箇所を修正することにより校
正処理作業を終了する。なお、修正する手段としては、
キーボード,マウス,ペン入力等、特に限定しない。図
8に本実施例の修正後の表示例を示す。このように、長
音ゆらぎ抽出処理に形態素解析技術を利用するのは以下
のメリットがあるからである。
【0043】公知の技術として字面処理(文字配列の見
た目の感じで処理すること)で長音のゆらぎを抽出する
方法もある。この場合、やはりカタカナ語を入力文から
抽出してカタカナバッファに登録してソートする手順を
とる。
【0044】しかしながら、この方法では連続単語の処
理ができない。つまり、本実施例で挙げた「ユーザイン
タフェース」と「ユーザーインタフェース」のうちの
「ユーザ」と「ユーザー」の長音のゆらぎが検出できな
いのである。
【0045】一方、形態素解析処理を行うと、「ユー
ザ」と「インタフェース」,「ユーザー」と「インタフ
ェース」という単語の分割が可能となる。こうして、上
述したように、カタカナバッファ登録しアイウエオ順に
ソートする手順をとると、「ユーザ」と「ユーザー」の
長音のゆらぎが抽出できるのである。
【0046】最後に、本発明の特徴であるチェック項目
の階層化表示と、チェック項目の選択指定方法について
説明する。
【0047】まず図1に示す入力・編集手段において、
システム側がユーザからの入力文章に対する校正処理実
行の指示を受けると、チェック項目記憶手段から全チェ
ック項目を抽出する。この時、チェック項目記憶手段に
は、例えば図9に示すようなチェック項目管理テーブル
があり、各チェック項目がトップメニー・サブメニュー
・ボトムメニューの項に分かれて階層的に格納されてい
る。各チェック項目には階層化の上位/下位関係を示す
情報が付与されている。このテーブルから抽出された全
チェック項目は、上記の上位/下位関係を示す情報(例
えば識別番号など)をもとに、表示手段において階層的
に表示される。図4に階層化表示の例を示す。なお図4
に示す表示方法は、全チェック項目を一覧できるものだ
が、その他に図10,図11に示すようにトップメニー
とサブメニュー、サブメニューとボトムメニューという
ように、必要に応じて階層的に表示する方法も考えられ
る。
【0048】次に、上記表示された全チェック項目の中
から、トップメニー・サブメニュー・ボトムメニューの
うち、ユーザが所望する各項目を選択すると、選択され
た項目についてのみ、入力文章のチェック処理へ移る。
【0049】この時、例えばトップメニーの中から図4
に示す「誤り」を選択し、下位のサブメニュー・ボトム
メニューを選択せずにチェック項目の選択を終了する
と、システムは上位/下位関係を示す情報をもとに「誤
り」の範疇に含まれるサブ・ボトムメニューの全ての項
目をチェック処理の対象とする(トップメニー「文体」
の場合も同様)。また、「誤り」の下位に位置するサブ
メニューの「重なり」を選択し、その下位のボトムメニ
ューを選択せずに、チェック項目の選択を終了すると、
システムは上位/下位関係を示す情報をもとに「重な
り」の範疇に含まれるボトムメニューの全ての項目「助
詞」「句読点」をチェック処理の対象とする。
【0050】なお、本実施例では図4に示すようなチェ
ック項目を挙げているが、チェック項目は必ずしもこれ
らに限定されるものではない。
【0051】また、チェック項目を階層的に表示する方
法も、図4,図10,図11は一例であって、図9に示
すようなテーブル形式や、その他の表示方法であっても
良い。
【0052】
【発明の効果】請求項1に記載した発明によれば、文章
全体をチェックするチェック項目を記憶しているチェッ
ク項目記憶ステップと、上記全てのチェック項目を階層
化した形式で画面上に表示するステップと、上記表示し
た全チェック項目からユーザが所望の項目を選択指定す
るステップと、上記選択指定されたチェック項目につい
てのみ、上記入力文章を基準となる文法をもとにチェッ
クし、チェック結果である対象文字列を抽出するステッ
プを備えることにより、文章のチェック処理を実行する
前にシステムが予め用意しているチェック項目を全て解
り易い階層化形式でユーザに提示することができるの
で、ユーザは各チェック項目の上位/下位関係を把握し
ながら、システム側の用意している全チェック項目を容
易に知ることが可能となる。また、ユーザが、所望する
チェック項目を自由に選択することができるので、ユー
ザが本当にチェック結果を知りたい項目についてのみ処
理を行うことが可能となり、他の不要な項目に要する処
理時間を省くことが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の文章校正支援装置の基本構成を示すブ
ロック図である。
【図2】本発明の一実施例の処理動作を示すフローチャ
ートである。
【図3】実施例における入力文表示例を示す図面であ
る。
【図4】実施例におけるチェック項目階層化表示例を示
す図面である。
【図5】実施例におけるコメント表示例を示す図面であ
る。
【図6】実施例におけるコメント選択と該当箇所指摘例
を示す図面である。
【図7】実施例における置き換え候補表示例を示す図面
である。
【図8】実施例における修正後の表示例を示す図面であ
る。
【図9】実施例におけるチェック項目管理テーブルの例
を示す図面である。
【図10】実施例におけるトップメニュー・サブメニュ
ーの表示例を示す図面である。
【図11】実施例におけるサブメニュー・ボトムメニュ
ーの表示例を示す図面である。
【図12】長音ゆらぎ抽出処理のフロー図である。
【図13】ソート前のバッファ登録例を示す図面であ
る。
【図14】ソート後のバッファ登録例を示す図面であ
る。
【図15】対象文字列抽出例を示す図面である。
【図16】本発明の装置構成図である。
【図17】従来技術特開平1−181152号公報に開
示された技術のブロック図である。
【図18】従来技術特開平5−40754号公報に開示
された技術のブロック図である。
【符号の説明】
1 入力・編集手段 2 文書記憶手段 3 チェック項目記憶手段 4 チェック項目表示手段 5 チェック項目選択指定手段 6 対象文字列抽出手段 7 コメント抽出手段 8 コメント抽出手段 9 表示手段 10 コメント選択手段 11 指摘手段 12 文字列候補抽出ゆらぎ 13 文法記憶手段

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入力文章に対して基準となる方法をもと
    に、文章全体をチェックし、チェックした結果に対応し
    た校正内容を示すコメントを画面上に表示したコメント
    の中からユーザが選択指定したものについて、文章中の
    該当箇所を指摘、且つ置き換えるべき文字列候補を画面
    上に表示する文章校正支援方法において、文章全体をチ
    ェックするチェック項目を記憶しているチェック項目記
    憶ステップと上記全てのチェック項目を階層化した形式
    で画面上に表示するステップと、上記表示した全チェッ
    ク項目からユーザが所望の項目を選択指定するステップ
    と、上記選択指定されたチェック項目についてのみ、上
    記入力文章を基準となる方法をもとにチェックしチェッ
    ク結果である対象文字列を抽出するステップを備えてな
    ることを特徴とする文章校正支援方法。
  2. 【請求項2】 入力文章に対して基準となる文法をもと
    に文章全体をチェックし、チェックした結果に対応した
    校正内容を示すコメントを画面上に表示し、表示したコ
    メントの中からユーザが選択指定したものについて、文
    章中の該当箇所を指摘、且つ置き換えるべき文字列候補
    を画面上に表示する文章校正支援装置において、文章全
    体をチェックするチェック項目を記憶しているチェック
    項目記憶手段と、上記全てのチェック項目を階層化した
    形式で画面上に表示する手段と、上記表示した全チェッ
    ク項目からユーザが所望の項目を選択指定する手段と、
    上記選択指定されたチェック項目についてのみ上記入力
    文章を基準となる文法をもとにチェックし、チェック結
    果である対象文字列を抽出する手段を備えることを特徴
    とする文章校正支援装置。
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