JPH0730136B2 - ポリオレフイン組成物 - Google Patents
ポリオレフイン組成物Info
- Publication number
- JPH0730136B2 JPH0730136B2 JP61097625A JP9762586A JPH0730136B2 JP H0730136 B2 JPH0730136 B2 JP H0730136B2 JP 61097625 A JP61097625 A JP 61097625A JP 9762586 A JP9762586 A JP 9762586A JP H0730136 B2 JPH0730136 B2 JP H0730136B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- composition
- silane
- water
- polyolefin
- crosslinking
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Graft Or Block Polymers (AREA)
- Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 <産業上の利用分野> 本発明は、シラン架橋のポリオレフィン組成物に係り、
特に、組成物が肉厚であっても架橋速度の向上を図るこ
とができ、例えば、電線・ケーブルの絶縁体等に用いて
有用なポリオレフィン組成物に関する。
特に、組成物が肉厚であっても架橋速度の向上を図るこ
とができ、例えば、電線・ケーブルの絶縁体等に用いて
有用なポリオレフィン組成物に関する。
<従来の技術> ポリオレフィン、特に、ポリエチレンのシラン架橋は、
現在広く行われており、よく絶縁電線・ケーブルの絶縁
体に用いられている。
現在広く行われており、よく絶縁電線・ケーブルの絶縁
体に用いられている。
この際の絶縁体の製造においては、先ず、ポリエチレン
に過酸化物(例えば、ジキュミルパーオキサイド:DCP)
とシランカップリング剤(例えば、ビニルトリメトキシ
シラン、ビニルトリエトキシシラン、ビニルトリス(β
−メトキシエトキシ)シラン等)を配合し、200℃程度
の高温で混練してシラングラフト化ポリエチレンを得、
次に、このシラングラフト化ポリエチレンを絶縁体とし
て押出し被覆し、これを大気中或いは温水中に浸漬し、
このときの水の浸透によって水架橋を進行させ、シラン
架橋絶縁電線・ケーブルを得ている。
に過酸化物(例えば、ジキュミルパーオキサイド:DCP)
とシランカップリング剤(例えば、ビニルトリメトキシ
シラン、ビニルトリエトキシシラン、ビニルトリス(β
−メトキシエトキシ)シラン等)を配合し、200℃程度
の高温で混練してシラングラフト化ポリエチレンを得、
次に、このシラングラフト化ポリエチレンを絶縁体とし
て押出し被覆し、これを大気中或いは温水中に浸漬し、
このときの水の浸透によって水架橋を進行させ、シラン
架橋絶縁電線・ケーブルを得ている。
このとき、架橋を促進させるため、触媒(例えば、ジブ
チル錫ジラウレート)を併用することが多い。
チル錫ジラウレート)を併用することが多い。
<発明が解決しようとする問題点> ところが、シラン架橋は基本的には、水との反応による
水架橋であるため、触媒を用いる場合でも、組成物への
水の浸透速度が律速となる。
水架橋であるため、触媒を用いる場合でも、組成物への
水の浸透速度が律速となる。
特に、電線・ケーブルの絶縁体のように肉厚の場合、水
の浸透が内部に達するのに長時間を要するため、製造効
率が悪いという問題があった。
の浸透が内部に達するのに長時間を要するため、製造効
率が悪いという問題があった。
本発明は、このような従来の問題点に鑑みてなされたも
ので、シラン架橋組成物の絶縁体を得る際、組成物への
水の浸透を速やかに行わせて、架橋速度の向上を図ろう
とするものである。
ので、シラン架橋組成物の絶縁体を得る際、組成物への
水の浸透を速やかに行わせて、架橋速度の向上を図ろう
とするものである。
<問題点を解決するための手段及びその作用> かゝる本発明の特徴とする点は、親水性ポリマーの添加
に着目し、この特定量、即ち0.1〜15重量部と、シラン
カップリング剤、及び有機過酸化物をポリオレフィン10
0重量部に添加したポリオレフィン組成物にある。
に着目し、この特定量、即ち0.1〜15重量部と、シラン
カップリング剤、及び有機過酸化物をポリオレフィン10
0重量部に添加したポリオレフィン組成物にある。
この親水性ポリマーの添加により、ポリオレフィンへの
水の浸透が促進され、シラン架橋の架橋速度が向上され
る。
水の浸透が促進され、シラン架橋の架橋速度が向上され
る。
ここで、親水性ポリマーとしては、−OH基、−COOH基、
−(OCH2CH2)n−基、−CN基、−CONH基、−OR基、−OCOR
基、−COOR基、−CH2OR基(但し、上記Rはアルキル
基)を有するポリマーが好ましく、中でも、ポリオレフ
ィンとの混練性を考慮すると、ポリエチレングリコー
ル、ポリビニルアルコール、ポリ酢酸ビニル、エチレン
−ビニルアルコール共重合体が有用である。
−(OCH2CH2)n−基、−CN基、−CONH基、−OR基、−OCOR
基、−COOR基、−CH2OR基(但し、上記Rはアルキル
基)を有するポリマーが好ましく、中でも、ポリオレフ
ィンとの混練性を考慮すると、ポリエチレングリコー
ル、ポリビニルアルコール、ポリ酢酸ビニル、エチレン
−ビニルアルコール共重合体が有用である。
そして、その添加量を0.1〜15重量部としたのは、0.1未
満では、水の浸透速度の促進効果が殆ど得られず、又15
重量部を越えると、水による膨潤現象が生ずるようにな
るからである。そして、特に、この組成物を電線・ケー
ブルに使用する場合、吸水量が大きくなり過ぎて絶縁特
性を低下させる等の問題が生ずるからである。
満では、水の浸透速度の促進効果が殆ど得られず、又15
重量部を越えると、水による膨潤現象が生ずるようにな
るからである。そして、特に、この組成物を電線・ケー
ブルに使用する場合、吸水量が大きくなり過ぎて絶縁特
性を低下させる等の問題が生ずるからである。
又、本発明で用いられるポリオレフィンとしては、ポリ
エチレン、エチレン−プロピレン共重合体、ポリプロピ
レン、ポリブデン−1、ポリ−4−メチルペンテン−1
等が挙げられる。
エチレン、エチレン−プロピレン共重合体、ポリプロピ
レン、ポリブデン−1、ポリ−4−メチルペンテン−1
等が挙げられる。
又、本発明で使用されるシランカップリング剤として
は、一般式RR′SiY2やR′SiY3で表されるものがあり、
具体的には、ビニルトリメトキシシラン(VTMS)、ビニ
ルトリエトキシシラン(VTES)、ビニルトリス(β−メ
トキシエトキシ)シラン等を用いるとよく、その添加量
は0.5〜4重量部とするのが好ましい。
は、一般式RR′SiY2やR′SiY3で表されるものがあり、
具体的には、ビニルトリメトキシシラン(VTMS)、ビニ
ルトリエトキシシラン(VTES)、ビニルトリス(β−メ
トキシエトキシ)シラン等を用いるとよく、その添加量
は0.5〜4重量部とするのが好ましい。
更に、有機過酸化物としては、ジクミルパーオキサイド
(DCP)、過酸化ベンゾイル、ジターシヤリブチルパー
オキシ・ジイソプロビルベンゼン等が用いられ、その添
加量は0.01〜0.5重量部とすることが好ましい。
(DCP)、過酸化ベンゾイル、ジターシヤリブチルパー
オキシ・ジイソプロビルベンゼン等が用いられ、その添
加量は0.01〜0.5重量部とすることが好ましい。
又、前記組成物には、老化防止剤、充填剤、発泡剤、滑
剤、安定剤、着色剤等の添加剤が適宜添加できる。
剤、安定剤、着色剤等の添加剤が適宜添加できる。
<実施例> 第1表に示した配合の組成物を得、これを200℃の温度
でケーブル絶縁体として押出した(実施例〜)。こ
のとき、ケーブルの導体断面積は250mm2、絶縁体厚は4m
mとした。
でケーブル絶縁体として押出した(実施例〜)。こ
のとき、ケーブルの導体断面積は250mm2、絶縁体厚は4m
mとした。
尚、比較のため、親水性ポリマーを添加しないもの、親
水性ポリマーの添加量が本発明条件を満たしていないも
のを上記と同様ケーブル絶縁体として押出した(比較例
〜)。又、表中の配合量は重量部数を示す。
水性ポリマーの添加量が本発明条件を満たしていないも
のを上記と同様ケーブル絶縁体として押出した(比較例
〜)。又、表中の配合量は重量部数を示す。
これらの各ケーブル試料(実施例〜、比較例〜
)を80℃の温水に浸漬し、その120℃における加熱変
形率が30%となる所要時間及びその誘電正接(tanδ)
を求めた。その結果は第1表の通りであった。
)を80℃の温水に浸漬し、その120℃における加熱変
形率が30%となる所要時間及びその誘電正接(tanδ)
を求めた。その結果は第1表の通りであった。
前記第1表に示したように所定量の親水性ポリマーを添
加すると、架橋促進効率が向上されるため、短時間で所
望の加熱変形率が得られることが分かる。
加すると、架橋促進効率が向上されるため、短時間で所
望の加熱変形率が得られることが分かる。
<発明の効果> 以上の説明から明らかなように本発明によれば、通常の
組成からなるシラン架橋ポリオレフィン組成物に特定量
の親水性ポリマーを添加するため、水の浸透が極めて良
好に行われ、短時間での架橋が可能となり、架橋時間の
大幅な短縮を図ることができる。従って、本発明組成物
を電線・ケーブルの絶縁体等として用いた場合、架橋時
間の短縮と共に良好な電気的特性の両者を満足させるこ
とができ、電線・ケーブルへの適用が十分可能である
他、その他のシラン架橋物製品、特に肉厚製品への適用
も可能である。
組成からなるシラン架橋ポリオレフィン組成物に特定量
の親水性ポリマーを添加するため、水の浸透が極めて良
好に行われ、短時間での架橋が可能となり、架橋時間の
大幅な短縮を図ることができる。従って、本発明組成物
を電線・ケーブルの絶縁体等として用いた場合、架橋時
間の短縮と共に良好な電気的特性の両者を満足させるこ
とができ、電線・ケーブルへの適用が十分可能である
他、その他のシラン架橋物製品、特に肉厚製品への適用
も可能である。
Claims (1)
- 【請求項1】ポリオレフィン100重量部にシランカップ
リング剤、有機過酸化物、及び親水性ポリマー0.1〜15
重量部を添加したことを特徴とするポリオレフィン組成
物。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP61097625A JPH0730136B2 (ja) | 1986-04-26 | 1986-04-26 | ポリオレフイン組成物 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP61097625A JPH0730136B2 (ja) | 1986-04-26 | 1986-04-26 | ポリオレフイン組成物 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS62253608A JPS62253608A (ja) | 1987-11-05 |
| JPH0730136B2 true JPH0730136B2 (ja) | 1995-04-05 |
Family
ID=14197370
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP61097625A Expired - Lifetime JPH0730136B2 (ja) | 1986-04-26 | 1986-04-26 | ポリオレフイン組成物 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0730136B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2900063B2 (ja) * | 1990-05-08 | 1999-06-02 | 宇部興産株式会社 | 通信ケーブルの被覆用接着性ポリエチレン樹脂組成物 |
| CN117165023A (zh) * | 2023-09-12 | 2023-12-05 | 广东东大科技有限公司 | 一种充电桩用硅烷交联tpe电缆料及其制备方法 |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS603096B2 (ja) * | 1976-09-24 | 1985-01-25 | 住友ベークライト株式会社 | ポリエチレン系樹脂組成物 |
-
1986
- 1986-04-26 JP JP61097625A patent/JPH0730136B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS62253608A (ja) | 1987-11-05 |
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