JPH07304239A - インクリボンカセット - Google Patents
インクリボンカセットInfo
- Publication number
- JPH07304239A JPH07304239A JP9672294A JP9672294A JPH07304239A JP H07304239 A JPH07304239 A JP H07304239A JP 9672294 A JP9672294 A JP 9672294A JP 9672294 A JP9672294 A JP 9672294A JP H07304239 A JPH07304239 A JP H07304239A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- ink ribbon
- roller
- cassette
- drive roller
- hub
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Impression-Transfer Materials And Handling Thereof (AREA)
Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【目的】 インクリボンを駆動ローラで巻き込んだり、
インクリボンの変形が生じる惧れが無く、インクリボン
の安定走行を可能にし、更にインクリボンが走行不可能
になる虞の無い、駆動ローラを備えたインクリボンカセ
ット。 【構成】 上ハーフ11及び下ハーフ12からなるカセ
ット1本体内に、インクリボン2が巻回された一対の巻
取ハブ31、供給ハブ32を収納し、カセット1本体の
前端部に、外部に導出されたインクリボン2を走行させ
るヘッド部4を有し、ヘッド部4と巻取ハブ31との間
に、巻取ハブ31に巻取られるインクリボン2の走行を
補助する駆動ローラ51が配設されているインクリボン
カセット1において、インクリボン2と、駆動ローラ5
1におけるインクリボン2と接触するローラ面との摩擦
係数(μ)が0.8〜1.2である。
インクリボンの変形が生じる惧れが無く、インクリボン
の安定走行を可能にし、更にインクリボンが走行不可能
になる虞の無い、駆動ローラを備えたインクリボンカセ
ット。 【構成】 上ハーフ11及び下ハーフ12からなるカセ
ット1本体内に、インクリボン2が巻回された一対の巻
取ハブ31、供給ハブ32を収納し、カセット1本体の
前端部に、外部に導出されたインクリボン2を走行させ
るヘッド部4を有し、ヘッド部4と巻取ハブ31との間
に、巻取ハブ31に巻取られるインクリボン2の走行を
補助する駆動ローラ51が配設されているインクリボン
カセット1において、インクリボン2と、駆動ローラ5
1におけるインクリボン2と接触するローラ面との摩擦
係数(μ)が0.8〜1.2である。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はインクリボンカセット、
詳しくは、インクリボンの変形が生じたり、インクリボ
ンが駆動ローラに巻込まれたりすることがない、インク
リボンの走行安定性に優れたインクリボンカセットに関
する。
詳しくは、インクリボンの変形が生じたり、インクリボ
ンが駆動ローラに巻込まれたりすることがない、インク
リボンの走行安定性に優れたインクリボンカセットに関
する。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】インク
リボンに薄膜を採用し、巻取ハブ(供給ハブ)に巻回さ
れるインクリボンの総長を長くすることにより、印字コ
ストを低減させたインクリボンカセットがある。上記の
インクリボンカセットにおいては、インクリボンの厚み
が薄いために生じる問題、即ちインクリボンを円滑に巻
取り難いという問題を解消するために、ヘッド部と巻取
ハブとの間に駆動ローラを設け、この駆動ローラによ
り、巻取ハブに巻取られるインクリボンの走行を補助
し、常時均一な巻取力で円滑にインクリボンを巻取ハブ
に巻取るようになしてある。また、駆動ローラは、その
インクリボンと接する面(ローラ面)上でインクリボン
が滑らないように、該ローラ面がゴムからなっている。
リボンに薄膜を採用し、巻取ハブ(供給ハブ)に巻回さ
れるインクリボンの総長を長くすることにより、印字コ
ストを低減させたインクリボンカセットがある。上記の
インクリボンカセットにおいては、インクリボンの厚み
が薄いために生じる問題、即ちインクリボンを円滑に巻
取り難いという問題を解消するために、ヘッド部と巻取
ハブとの間に駆動ローラを設け、この駆動ローラによ
り、巻取ハブに巻取られるインクリボンの走行を補助
し、常時均一な巻取力で円滑にインクリボンを巻取ハブ
に巻取るようになしてある。また、駆動ローラは、その
インクリボンと接する面(ローラ面)上でインクリボン
が滑らないように、該ローラ面がゴムからなっている。
【0003】しかし、上述の従来のインクリボンカセッ
トにおいては、インクリボンを上記駆動ローラで巻き込
んだり、シワ等を含めたインクリボンの変形が生じ、イ
ンクリボンの安定走行に支障を来す惧れを生じる他に、
インクリボンの走行が不可能になる問題がある。そし
て、このようなインクリボンカセットにおいて、適正に
印字を行う上での上記ローラ面とインクリボンとの摩擦
係数(μ)を計測すると、該摩擦係数(μ)は通常1.
3〜1.8である。
トにおいては、インクリボンを上記駆動ローラで巻き込
んだり、シワ等を含めたインクリボンの変形が生じ、イ
ンクリボンの安定走行に支障を来す惧れを生じる他に、
インクリボンの走行が不可能になる問題がある。そし
て、このようなインクリボンカセットにおいて、適正に
印字を行う上での上記ローラ面とインクリボンとの摩擦
係数(μ)を計測すると、該摩擦係数(μ)は通常1.
3〜1.8である。
【0004】従って、本発明の目的は、インクリボンを
駆動ローラで巻き込んだり、インクリボンの変形が生じ
る惧れが無く、インクリボンの安定走行を可能にし、更
にインクリボンが走行不可能になる虞の無い、駆動ロー
ラを備えたインクリボンカセットを提供することにあ
る。
駆動ローラで巻き込んだり、インクリボンの変形が生じ
る惧れが無く、インクリボンの安定走行を可能にし、更
にインクリボンが走行不可能になる虞の無い、駆動ロー
ラを備えたインクリボンカセットを提供することにあ
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明者等は、上記問題
を解消すべく駆動ローラのローラ面の材質について種々
検討した結果、駆動ローラを備えたインクリボンカセッ
トにおいて、該駆動ローラのローラ面とインクリボンと
が特定の摩擦係数(μ)を有するように上記ローラ面を
設定することにより、上記目的を達成し得ることを知見
した。
を解消すべく駆動ローラのローラ面の材質について種々
検討した結果、駆動ローラを備えたインクリボンカセッ
トにおいて、該駆動ローラのローラ面とインクリボンと
が特定の摩擦係数(μ)を有するように上記ローラ面を
設定することにより、上記目的を達成し得ることを知見
した。
【0006】本発明は、上記知見に基づいてなされたも
ので、上ハーフ及び下ハーフからなるカセット本体内
に、インクリボンが巻回された一対の巻取ハブ、供給ハ
ブを収納し、上記カセット本体の前端部に、外部に導出
された上記インクリボンを走行させるヘッド部を有し、
該ヘッド部と上記巻取ハブとの間に、上記巻取ハブに巻
取られる上記インクリボンの走行を補助する駆動ローラ
が配設されているインクリボンカセットにおいて、上記
インクリボンと、上記駆動ローラにおける上記インクリ
ボンと接触するローラ面との摩擦係数(μ)が0.8〜
1.2であることを特徴とするインクリボンカセットを
提供するものである。ここで、この摩擦係数は、動摩擦
係数測定機HEIDON社製の「テスター14」を用い
て測定したものである。
ので、上ハーフ及び下ハーフからなるカセット本体内
に、インクリボンが巻回された一対の巻取ハブ、供給ハ
ブを収納し、上記カセット本体の前端部に、外部に導出
された上記インクリボンを走行させるヘッド部を有し、
該ヘッド部と上記巻取ハブとの間に、上記巻取ハブに巻
取られる上記インクリボンの走行を補助する駆動ローラ
が配設されているインクリボンカセットにおいて、上記
インクリボンと、上記駆動ローラにおける上記インクリ
ボンと接触するローラ面との摩擦係数(μ)が0.8〜
1.2であることを特徴とするインクリボンカセットを
提供するものである。ここで、この摩擦係数は、動摩擦
係数測定機HEIDON社製の「テスター14」を用い
て測定したものである。
【0007】
【作用】本発明のインクリボンカセットにおいては、駆
動ローラのローラ面とインクリボンとを特定の摩擦係数
(μ)を有するように設定しているので、インクリボン
の走行中にインクリボンが、上記駆動ローラに巻込まれ
ることなく、ガイドローラに案内されて巻取ハブに巻取
られる。
動ローラのローラ面とインクリボンとを特定の摩擦係数
(μ)を有するように設定しているので、インクリボン
の走行中にインクリボンが、上記駆動ローラに巻込まれ
ることなく、ガイドローラに案内されて巻取ハブに巻取
られる。
【0008】
【実施例】以下、本発明のインクリボンカセットの一実
施例を図面を参照して説明する。図1は本発明のインク
リボンカセットの一実施例を示すもので、上ハーフを省
略して下ハーフの内面を視た平面図である。
施例を図面を参照して説明する。図1は本発明のインク
リボンカセットの一実施例を示すもので、上ハーフを省
略して下ハーフの内面を視た平面図である。
【0009】本実施例のインクリボンカセット1は、図
1に示す如く、上ハーフ(図示せず)11及び下ハーフ
12からなるカセット本体内に、インクリボン2が巻回
された一対の巻取ハブ31、供給ハブ32を収納し、上
記カセット本体の前端部に、外部に導出された上記イン
クリボン2を走行させるヘッド部4を有し、該ヘッド部
4と上記巻取ハブ31との間に、上記巻取ハブ31に巻
取られる上記インクリボン2の走行を補助する駆動ロー
ラ51が配設され、且つ上記インクリボン2の走行を案
内する4個のガイドローラ61,62,63,64が配
設されており、該ガイドローラのうちの一個である上記
ガイドローラ61は、上記駆動ローラ51と上記巻取ハ
ブ31との間で上記駆動ローラ51の近傍に配設されて
おり、且つ上記ガイドローラ61は、上記インクリボン
2を、上記駆動ローラ51の表面の半周面以上と接触さ
せた後上記駆動ローラ51との接触面の反対側と接触さ
せて上記巻取ハブ31に案内するように配設されてい
る。
1に示す如く、上ハーフ(図示せず)11及び下ハーフ
12からなるカセット本体内に、インクリボン2が巻回
された一対の巻取ハブ31、供給ハブ32を収納し、上
記カセット本体の前端部に、外部に導出された上記イン
クリボン2を走行させるヘッド部4を有し、該ヘッド部
4と上記巻取ハブ31との間に、上記巻取ハブ31に巻
取られる上記インクリボン2の走行を補助する駆動ロー
ラ51が配設され、且つ上記インクリボン2の走行を案
内する4個のガイドローラ61,62,63,64が配
設されており、該ガイドローラのうちの一個である上記
ガイドローラ61は、上記駆動ローラ51と上記巻取ハ
ブ31との間で上記駆動ローラ51の近傍に配設されて
おり、且つ上記ガイドローラ61は、上記インクリボン
2を、上記駆動ローラ51の表面の半周面以上と接触さ
せた後上記駆動ローラ51との接触面の反対側と接触さ
せて上記巻取ハブ31に案内するように配設されてい
る。
【0010】また、本実施例のインクリボンカセット1
においては、駆動ローラ52が上記ヘッド部4と上記供
給ハブ32との間に上記駆動ローラ51と同様に配設さ
れており、且つ上記ガイドローラ64が上記駆動ローラ
52と上記供給ハブ32との間で上記駆動ローラ52の
近傍に配設されている。これらの構造は従来のインクリ
ボンカセットと同様である。
においては、駆動ローラ52が上記ヘッド部4と上記供
給ハブ32との間に上記駆動ローラ51と同様に配設さ
れており、且つ上記ガイドローラ64が上記駆動ローラ
52と上記供給ハブ32との間で上記駆動ローラ52の
近傍に配設されている。これらの構造は従来のインクリ
ボンカセットと同様である。
【0011】また、上記駆動ローラ51は、図1に示す
如く、上記ヘッド部4に対して上記巻取ハブ31側の前
端部の隅部近傍に設けられており、上記上ハーフ11及
び上記下ハーフ12に設けられた支持孔に回動自在に嵌
挿されており、上記インクリボンカセット1の使用時
に、駆動源(図示せず)に接続されて駆動し、上記巻取
ハブ31に巻取られる上記インクリボン2の走行を補助
するようになっている。そして、上記駆動ローラ51が
上述の如く機能するようにインクリボンカセット1が使
用される際、上記供給ハブ32側の上記駆動ローラ52
は、駆動源に接続されず、上記インクリボン2にテンシ
ョンを付与するテンション付与ローラとして機能し、上
記供給ハブ32からの上記インクリボン2の引出しテン
ションの安定化を図っている。
如く、上記ヘッド部4に対して上記巻取ハブ31側の前
端部の隅部近傍に設けられており、上記上ハーフ11及
び上記下ハーフ12に設けられた支持孔に回動自在に嵌
挿されており、上記インクリボンカセット1の使用時
に、駆動源(図示せず)に接続されて駆動し、上記巻取
ハブ31に巻取られる上記インクリボン2の走行を補助
するようになっている。そして、上記駆動ローラ51が
上述の如く機能するようにインクリボンカセット1が使
用される際、上記供給ハブ32側の上記駆動ローラ52
は、駆動源に接続されず、上記インクリボン2にテンシ
ョンを付与するテンション付与ローラとして機能し、上
記供給ハブ32からの上記インクリボン2の引出しテン
ションの安定化を図っている。
【0012】上記ガイドローラ61,62,63,64
は、図1に示す如く、上記ガイドローラ61が上記巻取
ハブ31と上記駆動ローラ51との間に、上記ガイドロ
ーラ62及び63が上記駆動ローラ51,52の間に、
また上記ガイドローラ64が上記供給ハブ32と上記駆
動ローラ52との間にそれぞれ位置して、上記上ハーフ
11及び上記下ハーフ12の内側面に設けられた支持ピ
ン7,7にそれぞれ回動自在に嵌挿されており、上記イ
ンクリボン2を上記供給ハブ32から上記ヘッド部4を
走行して上記巻取ハブ31へと案内するようになってい
る。
は、図1に示す如く、上記ガイドローラ61が上記巻取
ハブ31と上記駆動ローラ51との間に、上記ガイドロ
ーラ62及び63が上記駆動ローラ51,52の間に、
また上記ガイドローラ64が上記供給ハブ32と上記駆
動ローラ52との間にそれぞれ位置して、上記上ハーフ
11及び上記下ハーフ12の内側面に設けられた支持ピ
ン7,7にそれぞれ回動自在に嵌挿されており、上記イ
ンクリボン2を上記供給ハブ32から上記ヘッド部4を
走行して上記巻取ハブ31へと案内するようになってい
る。
【0013】而して、本発明のインクリボンカセット
は、上記インクリボンと上記駆動ローラ51、52のロ
ーラ面51’、52’との摩擦係数(μ)が0.8〜
1.2、より好ましくは0.95〜1.1である。上記
摩擦係数(μ)が0.8未満であると、上記ローラ面で
インクリボンが滑り、駆動力が低下し、1.2を超える
と、インクリボンにしわ等の変形が生じたり、インクリ
ボンが駆動ローラに巻き込まれたりする。また、上記イ
ンクリボンは、通常用いられているインクリボンを特に
制限なく用いることができる。また、上記ローラ面は、
好ましくはゴム材料、又は該ゴム材料及び摩擦係数を調
整するための可塑剤の組成物により形成されたものであ
り、これによって上記摩擦係数(μ)を上記範囲内とす
ることができる。上記ゴム材料としては、NBR(アク
リロニトリルブタジエンラバー)、EPDM(エチレン
プロピレンブタジエン共重合体)等を挙げることがで
き、また上記可塑剤としては、DOP(ジオクチルフタ
レート)、鉱物油等を挙げることができる。また、上記
ゴム材料と上記可塑剤との配合割合は、上記ゴム材料に
応じて、適宜選択することができる。
は、上記インクリボンと上記駆動ローラ51、52のロ
ーラ面51’、52’との摩擦係数(μ)が0.8〜
1.2、より好ましくは0.95〜1.1である。上記
摩擦係数(μ)が0.8未満であると、上記ローラ面で
インクリボンが滑り、駆動力が低下し、1.2を超える
と、インクリボンにしわ等の変形が生じたり、インクリ
ボンが駆動ローラに巻き込まれたりする。また、上記イ
ンクリボンは、通常用いられているインクリボンを特に
制限なく用いることができる。また、上記ローラ面は、
好ましくはゴム材料、又は該ゴム材料及び摩擦係数を調
整するための可塑剤の組成物により形成されたものであ
り、これによって上記摩擦係数(μ)を上記範囲内とす
ることができる。上記ゴム材料としては、NBR(アク
リロニトリルブタジエンラバー)、EPDM(エチレン
プロピレンブタジエン共重合体)等を挙げることがで
き、また上記可塑剤としては、DOP(ジオクチルフタ
レート)、鉱物油等を挙げることができる。また、上記
ゴム材料と上記可塑剤との配合割合は、上記ゴム材料に
応じて、適宜選択することができる。
【0014】以上のように構成された本実施例のインク
リボンカセット1においては、その使用時に上記巻取ハ
ブ31の駆動により、上記インクリボン2は、図1に示
す如く、上記供給ハブ32から上記ガイドローラ64の
方向に引き出され上記ガイドローラ64によって反転さ
れ更に上記駆動ローラ52によって反転された後、上記
ガイドローラ63を介して上記ヘッド部4へ導出され、
該ヘッド部4を走行して上記ガイドローラ62を介して
カセット本体内へ戻されて上記駆動ローラ51によって
その走行が補助され、該駆動ローラ51の表面の半周以
上とインクリボンの一方の面21を接触させた後反転さ
れ、更に該駆動ローラ51との接触面(21)の反対側
の面22を上記ガイドローラ61と接触させて上記ガイ
ドローラ61によって反転されて上記巻取ハブ31に巻
き取られるように、その走行経路が形成される。そし
て、上記インクリボン2と上記駆動ローラ51のローラ
面51’との摩擦係数(μ)が、上述の範囲であるの
で、インクリボン2が、上述の走行時において上記駆動
ローラ51に巻込まれることなく、上記ガイドローラ6
1に案内されて上記巻取ハブ31に巻取られるので、イ
ンクリボンが走行不可能になる虞が無い。
リボンカセット1においては、その使用時に上記巻取ハ
ブ31の駆動により、上記インクリボン2は、図1に示
す如く、上記供給ハブ32から上記ガイドローラ64の
方向に引き出され上記ガイドローラ64によって反転さ
れ更に上記駆動ローラ52によって反転された後、上記
ガイドローラ63を介して上記ヘッド部4へ導出され、
該ヘッド部4を走行して上記ガイドローラ62を介して
カセット本体内へ戻されて上記駆動ローラ51によって
その走行が補助され、該駆動ローラ51の表面の半周以
上とインクリボンの一方の面21を接触させた後反転さ
れ、更に該駆動ローラ51との接触面(21)の反対側
の面22を上記ガイドローラ61と接触させて上記ガイ
ドローラ61によって反転されて上記巻取ハブ31に巻
き取られるように、その走行経路が形成される。そし
て、上記インクリボン2と上記駆動ローラ51のローラ
面51’との摩擦係数(μ)が、上述の範囲であるの
で、インクリボン2が、上述の走行時において上記駆動
ローラ51に巻込まれることなく、上記ガイドローラ6
1に案内されて上記巻取ハブ31に巻取られるので、イ
ンクリボンが走行不可能になる虞が無い。
【0015】また、本発明における上記インクリボンカ
セット1は、反転使用可能なもので、反転使用時には、
また前記駆動ローラ52が巻取り側に位置して前記駆動
源に接続されて前記駆動ローラ51と同様に機能し、ま
た前記駆動ローラ51が供給側に位置してテンション付
与ローラとして前記駆動ローラ52と同様に機能する。
セット1は、反転使用可能なもので、反転使用時には、
また前記駆動ローラ52が巻取り側に位置して前記駆動
源に接続されて前記駆動ローラ51と同様に機能し、ま
た前記駆動ローラ51が供給側に位置してテンション付
与ローラとして前記駆動ローラ52と同様に機能する。
【0016】尚、本発明は、上記実施例に制限されるも
のではなく、例えば駆動ローラ及びガイドローラは、配
設される位置、数及び形状も上記実施例に制限されるも
のではない。また、本発明のインクリボンカセットは、
インクリボンの厚みが好ましくは6μm以下、更に好ま
しくは2.0〜5.5μmである場合に好適に用いられ
る。
のではなく、例えば駆動ローラ及びガイドローラは、配
設される位置、数及び形状も上記実施例に制限されるも
のではない。また、本発明のインクリボンカセットは、
インクリボンの厚みが好ましくは6μm以下、更に好ま
しくは2.0〜5.5μmである場合に好適に用いられ
る。
【0017】<試験例>本試験例は、本発明の効果を示
すもので、本試験例では、〔表1〕に示す材質で形成さ
れたローラ面を備えた本発明品1,2及び比較品1,2
それぞれについて、インクリボンの走行性(リボン走行
性)についての試験を行った。その結果を下記〔表1〕
に示す。尚、本発明品及び比較品1は、図1に示す構成
とし、インクリボンとしては、下記の如く調製したイン
クリボンを用い、ワープロはNEC文豪ミニ5ujを用
いた。
すもので、本試験例では、〔表1〕に示す材質で形成さ
れたローラ面を備えた本発明品1,2及び比較品1,2
それぞれについて、インクリボンの走行性(リボン走行
性)についての試験を行った。その結果を下記〔表1〕
に示す。尚、本発明品及び比較品1は、図1に示す構成
とし、インクリボンとしては、下記の如く調製したイン
クリボンを用い、ワープロはNEC文豪ミニ5ujを用
いた。
【0018】<インクリボンの調製>米ヌカワックス9
5重量部とエチレン酢酸ビニル樹脂(メルトフローレー
ト約150dg/min)5重量部とを、固形分濃度1
0%になるようにトルエン中に配合し、これをボールミ
ルを用いて12時間分散して塗料化した。得られた塗料
をワイヤーバーコーターを用いて、シリコーン系のバッ
クコートを処理した3.5μm厚のPETフィルム上に
乾燥重量が0.6g/m2 になるように塗布し、ワック
ス剥離層を形成した。次に、100℃での溶融粘度が4
200cStのラノリン脂肪酸多価アルコールエステル
のイソシアネート重合物45重量部、エチレン酢酸ビニ
ル樹脂12重量部、カルナバワックス3重量部及びカー
ボンブラック35重量部を固形分濃度15%になるよう
にトルエン中に配合し、これをボールミルを用いて12
時間分散してインク化した。得られたインクをワイヤー
バーコーターを用いて、ワックス剥離層が形成された前
記のPETフィルムのワックス剥離層の側に乾燥重量が
2.7g/m2 になるように塗布し、所定幅にスリット
して熱転写インクリボンを得た。
5重量部とエチレン酢酸ビニル樹脂(メルトフローレー
ト約150dg/min)5重量部とを、固形分濃度1
0%になるようにトルエン中に配合し、これをボールミ
ルを用いて12時間分散して塗料化した。得られた塗料
をワイヤーバーコーターを用いて、シリコーン系のバッ
クコートを処理した3.5μm厚のPETフィルム上に
乾燥重量が0.6g/m2 になるように塗布し、ワック
ス剥離層を形成した。次に、100℃での溶融粘度が4
200cStのラノリン脂肪酸多価アルコールエステル
のイソシアネート重合物45重量部、エチレン酢酸ビニ
ル樹脂12重量部、カルナバワックス3重量部及びカー
ボンブラック35重量部を固形分濃度15%になるよう
にトルエン中に配合し、これをボールミルを用いて12
時間分散してインク化した。得られたインクをワイヤー
バーコーターを用いて、ワックス剥離層が形成された前
記のPETフィルムのワックス剥離層の側に乾燥重量が
2.7g/m2 になるように塗布し、所定幅にスリット
して熱転写インクリボンを得た。
【0019】
【表1】
【0020】〔表1〕に示す結果から明らかなように、
本発明品のインクリボンカセットにおいては、インクリ
ボンの変形や駆動ローラへの巻込みは生じず、走行安定
性に優れていた。
本発明品のインクリボンカセットにおいては、インクリ
ボンの変形や駆動ローラへの巻込みは生じず、走行安定
性に優れていた。
【0021】
【発明の効果】本発明のインクリボンカセットは、イン
クリボンを駆動ローラで巻き込んだり、インクリボンの
変形が生じる惧れが無く、インクリボンの安定走行を可
能にし、更にインクリボンが走行不可能になる虞の無い
ものである。
クリボンを駆動ローラで巻き込んだり、インクリボンの
変形が生じる惧れが無く、インクリボンの安定走行を可
能にし、更にインクリボンが走行不可能になる虞の無い
ものである。
【図1】図1は本発明のインクリボンカセットの一実施
例を示すもので、上ハーフを省略して下ハーフの内面を
視た平面図である。
例を示すもので、上ハーフを省略して下ハーフの内面を
視た平面図である。
1 インクリボンカセット 11 上ハーフ 12 下ハーフ 2 インクリボン 31 巻取ハブ 32 供給ハブ 4 ヘッド部 51 駆動ローラ 61 ガイドローラ 62 ガイドローラ 63 ガイドローラ 64 ガイドローラ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 木皿 勇 栃木県芳賀郡市貝町大字赤羽2606 花王株 式会社情報科学研究所内
Claims (2)
- 【請求項1】 上ハーフ及び下ハーフからなるカセット
本体内に、インクリボンが巻回された一対の巻取ハブ、
供給ハブを収納し、上記カセット本体の前端部に、外部
に導出された上記インクリボンを走行させるヘッド部を
有し、該ヘッド部と上記巻取ハブとの間に、上記巻取ハ
ブに巻取られる上記インクリボンの走行を補助する駆動
ローラが配設されているインクリボンカセットにおい
て、 上記インクリボンと、上記駆動ローラにおける上記イン
クリボンと接触するローラ面との摩擦係数(μ)が0.
8〜1.2であることを特徴とするインクリボンカセッ
ト。 - 【請求項2】 上記ローラ面が、NBR及びEPDMか
らなる群より選ばれるゴム材料を用いて形成されている
ことを特徴とする請求項1記載のインクリボンカセッ
ト。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9672294A JPH07304239A (ja) | 1994-05-10 | 1994-05-10 | インクリボンカセット |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9672294A JPH07304239A (ja) | 1994-05-10 | 1994-05-10 | インクリボンカセット |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07304239A true JPH07304239A (ja) | 1995-11-21 |
Family
ID=14172635
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9672294A Pending JPH07304239A (ja) | 1994-05-10 | 1994-05-10 | インクリボンカセット |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07304239A (ja) |
Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5855963B2 (ja) * | 1974-08-16 | 1983-12-13 | エル パソ ポリオレフインズ コムパニ− | ジユウゴウヨウオ−トクレ−ブチユウヘノ シヨクバイノ チユウニユウ |
| JPH0361067A (ja) * | 1989-07-28 | 1991-03-15 | Dynic Corp | インクリボンカセット |
-
1994
- 1994-05-10 JP JP9672294A patent/JPH07304239A/ja active Pending
Patent Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5855963B2 (ja) * | 1974-08-16 | 1983-12-13 | エル パソ ポリオレフインズ コムパニ− | ジユウゴウヨウオ−トクレ−ブチユウヘノ シヨクバイノ チユウニユウ |
| JPH0361067A (ja) * | 1989-07-28 | 1991-03-15 | Dynic Corp | インクリボンカセット |
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