JPH07304403A - 自動車用インシュレータダッシュ - Google Patents
自動車用インシュレータダッシュInfo
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- JPH07304403A JPH07304403A JP9622794A JP9622794A JPH07304403A JP H07304403 A JPH07304403 A JP H07304403A JP 9622794 A JP9622794 A JP 9622794A JP 9622794 A JP9622794 A JP 9622794A JP H07304403 A JPH07304403 A JP H07304403A
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Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60R—VEHICLES, VEHICLE FITTINGS, OR VEHICLE PARTS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B60R13/00—Elements for body-finishing, identifying, or decorating; Arrangements or adaptations for advertising purposes
- B60R13/08—Insulating elements, e.g. for sound insulation
Landscapes
- Physics & Mathematics (AREA)
- Acoustics & Sound (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Vehicle Interior And Exterior Ornaments, Soundproofing, And Insulation (AREA)
- Body Structure For Vehicles (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 インシュレータダッシュにペダルハイト等の
測定器具の設置を簡単に行なえるように、測定器具設置
用開口を蓋するリッドの開放操作を円滑に行なえ、かつ
リッドを形成するスリットのカット加工性を高めること
を目的とする。 【構成】 インシュレータダッシュ10にペダルハイト
調整用器具等の測定器具30を設置するために、コ字状
のスリット13により区画形成されるリッド14を開放
操作して、測定器具30を設置する開口15を設定する
ものにおいて、リッド14の開放操作を円滑に進めるた
めに、スリット13の一部もしくは全周に沿ってダッシ
ュパネル20と吸音材層12裏面との間にリッド操作用
スペース17を設定する。
測定器具の設置を簡単に行なえるように、測定器具設置
用開口を蓋するリッドの開放操作を円滑に行なえ、かつ
リッドを形成するスリットのカット加工性を高めること
を目的とする。 【構成】 インシュレータダッシュ10にペダルハイト
調整用器具等の測定器具30を設置するために、コ字状
のスリット13により区画形成されるリッド14を開放
操作して、測定器具30を設置する開口15を設定する
ものにおいて、リッド14の開放操作を円滑に進めるた
めに、スリット13の一部もしくは全周に沿ってダッシ
ュパネル20と吸音材層12裏面との間にリッド操作用
スペース17を設定する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、車室内のダッシュパ
ネルに添設される自動車用インシュレータダッシュに関
するもので、特に、ペダル類のハイト調整等の調整作業
を円滑に行なえる自動車用インシュレータダッシュに関
する。
ネルに添設される自動車用インシュレータダッシュに関
するもので、特に、ペダル類のハイト調整等の調整作業
を円滑に行なえる自動車用インシュレータダッシュに関
する。
【0002】
【従来の技術】例えば、図10に示すように、エンジン
ルームEと車室Rとを区画するダッシュパネル1の車室
側面上には、エンジンルームEから車室R内への騒音の
伝播を防止するために、インシュレータダッシュ2が設
置されている。
ルームEと車室Rとを区画するダッシュパネル1の車室
側面上には、エンジンルームEから車室R内への騒音の
伝播を防止するために、インシュレータダッシュ2が設
置されている。
【0003】このインシュレータダッシュ2は、充填材
を混入した塩ビシート,ゴムシート等の遮音材層3と、
その裏面側に裏打ち一体化されるフェルト,ポリウレタ
ンフォーム等の多孔質基材からなる吸音材層4との積層
構造体が一般に知られている。
を混入した塩ビシート,ゴムシート等の遮音材層3と、
その裏面側に裏打ち一体化されるフェルト,ポリウレタ
ンフォーム等の多孔質基材からなる吸音材層4との積層
構造体が一般に知られている。
【0004】なお、コストの低減化,軽量化を図る上
で、最近では吸音材層4として、成形フエルトが多用さ
れる傾向にある。
で、最近では吸音材層4として、成形フエルトが多用さ
れる傾向にある。
【0005】ところで、このインシュレータダッシュ2
を設置するダッシュパネル1には、ブレーキペダルやア
クセルペダル類等、各種ペダル類が設定されており、こ
れらペダル類を貫通させるために、インシュレータダッ
シュ2の対応箇所に貫通孔がそれぞれ形成されており、
各種ペダル類の高さ調整は、ダッシュパネル1にインシ
ュレータダッシュ2を取付けたのち行なっているのが実
情である。
を設置するダッシュパネル1には、ブレーキペダルやア
クセルペダル類等、各種ペダル類が設定されており、こ
れらペダル類を貫通させるために、インシュレータダッ
シュ2の対応箇所に貫通孔がそれぞれ形成されており、
各種ペダル類の高さ調整は、ダッシュパネル1にインシ
ュレータダッシュ2を取付けたのち行なっているのが実
情である。
【0006】例えば、ブレーキペダルのペダルハイトを
調整するために、図11に示すように、インシュレータ
ダッシュ2のペダルの近傍位置に略コ字状のスリット5
が形成されており、このスリット5により区画形成され
たリッド5aを捲り上げることにより、図12に示すよ
うに、ダッシュパネル1面を露出させて、このダッシュ
パネル1面にペダルハイト調整用器具等の測定器具6を
セットし、測定器具6に埋め込まれているマグネット7
により、ダッシュパネル1に測定器具6を固定状態にし
て検査を行なっている。
調整するために、図11に示すように、インシュレータ
ダッシュ2のペダルの近傍位置に略コ字状のスリット5
が形成されており、このスリット5により区画形成され
たリッド5aを捲り上げることにより、図12に示すよ
うに、ダッシュパネル1面を露出させて、このダッシュ
パネル1面にペダルハイト調整用器具等の測定器具6を
セットし、測定器具6に埋め込まれているマグネット7
により、ダッシュパネル1に測定器具6を固定状態にし
て検査を行なっている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
インシュレータダッシュ2においては、図13に示すよ
うに、リッド5aを捲り上げて、測定治具6をセットす
る際、スリット5がインシュレータダッシュ2の同一面
上に位置しているため、指を挿入しづらく、リッド5a
の開放操作作業における作業性を低下させる大きな要因
となっている。
インシュレータダッシュ2においては、図13に示すよ
うに、リッド5aを捲り上げて、測定治具6をセットす
る際、スリット5がインシュレータダッシュ2の同一面
上に位置しているため、指を挿入しづらく、リッド5a
の開放操作作業における作業性を低下させる大きな要因
となっている。
【0008】さらに、吸音材層4の厚みが20〜30mm
と厚く、かつ、フェルトを使用した場合には、スリット
5を形成するカット作業において、剛性がないためカッ
ト作業がやりづらく、カット作業が困難であるという欠
点が指摘されているとともに、繊維素が絡み合い、リッ
ド5aの円滑な開放操作の支障となっているのが実情で
ある。
と厚く、かつ、フェルトを使用した場合には、スリット
5を形成するカット作業において、剛性がないためカッ
ト作業がやりづらく、カット作業が困難であるという欠
点が指摘されているとともに、繊維素が絡み合い、リッ
ド5aの円滑な開放操作の支障となっているのが実情で
ある。
【0009】この発明は、このような事情に鑑みてなさ
れたもので、ダッシュパネルの室内側に添設される遮音
材層と吸音材層とからなる自動車用インシュレータダッ
シュであって、略コ字状のスリットにより区画されたリ
ッドを開放操作して、測定器具をセットするようにした
自動車用インシュレータダッシュにおいて、リッドの円
滑な開放操作が期待でき、ペダルのハイト調整等の測定
作業を円滑に進めることができるとともに、自動車用イ
ンシュレータダッシュを提供することを第1の目的とす
る。
れたもので、ダッシュパネルの室内側に添設される遮音
材層と吸音材層とからなる自動車用インシュレータダッ
シュであって、略コ字状のスリットにより区画されたリ
ッドを開放操作して、測定器具をセットするようにした
自動車用インシュレータダッシュにおいて、リッドの円
滑な開放操作が期待でき、ペダルのハイト調整等の測定
作業を円滑に進めることができるとともに、自動車用イ
ンシュレータダッシュを提供することを第1の目的とす
る。
【0010】さらに、測定器具をセットするためにイン
シュレータダッシュに開設されるスリットのカット作業
を、容易に行なうようにした自動車用インシュレータダ
ッシュを提供することを第2の目的とする。
シュレータダッシュに開設されるスリットのカット作業
を、容易に行なうようにした自動車用インシュレータダ
ッシュを提供することを第2の目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、ダッシュパネルの室内側に添設される遮
音材層,吸音材層との積層体から構成され、ペダル類設
置箇所下方に略コ字状のスリットが開設され、このスリ
ットにより区画形成されたリッドを開放することによ
り、測定器具をダッシュパネル面上にセットするように
した自動車用インシュレータダッシュにおいて、前記ス
リットの一部、もしくは全周に沿って、ダッシュパネル
と吸音材層との間にリッド操作用スペースが設定されて
いることを特徴とする。
に、本発明は、ダッシュパネルの室内側に添設される遮
音材層,吸音材層との積層体から構成され、ペダル類設
置箇所下方に略コ字状のスリットが開設され、このスリ
ットにより区画形成されたリッドを開放することによ
り、測定器具をダッシュパネル面上にセットするように
した自動車用インシュレータダッシュにおいて、前記ス
リットの一部、もしくは全周に沿って、ダッシュパネル
と吸音材層との間にリッド操作用スペースが設定されて
いることを特徴とする。
【0012】さらに、本発明は、スリットの一部、もし
くは全周に沿って、吸音材層が偏平薄肉化され、この薄
肉化された吸音材層によりダッシュパネルとの間にリッ
ド操作用スペースが設定されていることを特徴とする。
くは全周に沿って、吸音材層が偏平薄肉化され、この薄
肉化された吸音材層によりダッシュパネルとの間にリッ
ド操作用スペースが設定されていることを特徴とする。
【0013】また、本発明は、スリットの一部、もしく
は全周に沿って、室内側に突出するエンボス部が形成さ
れていることにより、ダッシュパネルと吸音材層との間
にリッド操作用スペースが設定されていることを特徴と
する。
は全周に沿って、室内側に突出するエンボス部が形成さ
れていることにより、ダッシュパネルと吸音材層との間
にリッド操作用スペースが設定されていることを特徴と
する。
【0014】
【作用】以上の構成から明らかなように、スリットの一
部もしくは全周に沿って、ダッシュパネルと吸音材層と
の間にリッド操作用スペースが設定されているため、ス
リットの外方を下向きに押圧すれば、インシュレータダ
ッシュ本体とリッドとの間に段部が形成され、指の挿入
がしやすくなり、簡単かつ迅速にリッドの開放操作を行
なうことができる。
部もしくは全周に沿って、ダッシュパネルと吸音材層と
の間にリッド操作用スペースが設定されているため、ス
リットの外方を下向きに押圧すれば、インシュレータダ
ッシュ本体とリッドとの間に段部が形成され、指の挿入
がしやすくなり、簡単かつ迅速にリッドの開放操作を行
なうことができる。
【0015】また、リッド操作用スペースを設定した部
位の吸音材層を圧縮偏平化すれば、スリットを通じて本
体側とリッド側との繊維素同士の絡みが抑えられ、簡単
かつ迅速にリッドの開放操作を行なうことができる。
位の吸音材層を圧縮偏平化すれば、スリットを通じて本
体側とリッド側との繊維素同士の絡みが抑えられ、簡単
かつ迅速にリッドの開放操作を行なうことができる。
【0016】さらに、スリットの全周に沿って圧縮偏平
化されていれば、吸音材層の剛性強化により、円滑なカ
ット作業が可能となる。
化されていれば、吸音材層の剛性強化により、円滑なカ
ット作業が可能となる。
【0017】
【実施例】以下、本発明に係る自動車用インシュレータ
ダッシュの実施例について、添付図面を参照しながら詳
細に説明する。
ダッシュの実施例について、添付図面を参照しながら詳
細に説明する。
【0018】図1ないし図4は本発明の第1実施例を示
すもので、図1はインシュレータダッシュの正面図、図
2は自動車用インシュレータダッシュの要部斜視図、図
3は同インシュレータダッシュの要部断面図、図4はリ
ッドを開放状態にして測定器具を設置した状態を示す断
面図である。
すもので、図1はインシュレータダッシュの正面図、図
2は自動車用インシュレータダッシュの要部斜視図、図
3は同インシュレータダッシュの要部断面図、図4はリ
ッドを開放状態にして測定器具を設置した状態を示す断
面図である。
【0019】また、図5,図6は本発明の第2実施例を
示すもので、図5はインシュレータダッシュの要部斜視
図、図6は同インシュレータダッシュの断面図である。
示すもので、図5はインシュレータダッシュの要部斜視
図、図6は同インシュレータダッシュの断面図である。
【0020】さらに、図7ないし図9は本発明に係る自
動車用インシュレータダッシュのさらに別実施例のそれ
ぞれ構成を示す各断面図である。
動車用インシュレータダッシュのさらに別実施例のそれ
ぞれ構成を示す各断面図である。
【0021】まず、図1ないし図4に基づいて、本発明
に係る自動車用インシュレータダッシュの第1実施例に
ついて説明する。
に係る自動車用インシュレータダッシュの第1実施例に
ついて説明する。
【0022】図1ないし図3において、本発明による自
動車用インシュレータダッシュ10は、塩ビシート,ゴ
ムシート等、比較的面密度の高い遮音材層11と、成形
フェルトからなる吸音材層12との積層構造体から構成
されている。
動車用インシュレータダッシュ10は、塩ビシート,ゴ
ムシート等、比較的面密度の高い遮音材層11と、成形
フェルトからなる吸音材層12との積層構造体から構成
されている。
【0023】さらに詳しくは、遮音材層11は、塩ビシ
ートを使用し、吸音材層12は、成形フェルトを使用し
て、遮音材層11ならびに吸音材層12を別個のコール
ドプレス成形用金型で所要形状に成形したのち、圧着型
により接着剤を介して両者を一体化して成形され、遮音
材層11は、厚み3〜5mm、吸音材層12の厚みは、吸
音性能の要求されるダッシュロア部分等では20〜30
mm、取付部等、比較的剛性の要求される部位は5mm前後
に設定されている。
ートを使用し、吸音材層12は、成形フェルトを使用し
て、遮音材層11ならびに吸音材層12を別個のコール
ドプレス成形用金型で所要形状に成形したのち、圧着型
により接着剤を介して両者を一体化して成形され、遮音
材層11は、厚み3〜5mm、吸音材層12の厚みは、吸
音性能の要求されるダッシュロア部分等では20〜30
mm、取付部等、比較的剛性の要求される部位は5mm前後
に設定されている。
【0024】ところで、インシュレータダッシュ10に
は、各種ペダル類や配線ハーネス類等を貫通させるため
の貫通孔が所定箇所に複数個開設されており、特に、ブ
レーキペダル用の貫通孔の下方には、ブレーキペダルの
ペダルハイトを調整するための測定器具を設置するため
に、略コ字状のスリット13が開設されており、このス
リット13により区画形成されるリッド14を、図2中
矢印方向に開放操作することにより開口15を形成し、
この開口15を通して、図4に示すように、ダッシュパ
ネル20面上に測定器具30を設定している。
は、各種ペダル類や配線ハーネス類等を貫通させるため
の貫通孔が所定箇所に複数個開設されており、特に、ブ
レーキペダル用の貫通孔の下方には、ブレーキペダルの
ペダルハイトを調整するための測定器具を設置するため
に、略コ字状のスリット13が開設されており、このス
リット13により区画形成されるリッド14を、図2中
矢印方向に開放操作することにより開口15を形成し、
この開口15を通して、図4に示すように、ダッシュパ
ネル20面上に測定器具30を設定している。
【0025】ところで、本発明の特徴は、リッド14の
開放操作を円滑に進めるために、リッド14の縁部に指
のかかりが簡単に行なえるようにしたことが特徴であ
る。
開放操作を円滑に進めるために、リッド14の縁部に指
のかかりが簡単に行なえるようにしたことが特徴であ
る。
【0026】すなわち、この実施例では、スリット13
のやや外方に沿って、段差ライン16を設定し、スリッ
ト13の裏面はもとより、リッド14の裏面にわたり、
吸音材層12とダッシュパネル20との間にリッド操作
用スペース17が設定されている。
のやや外方に沿って、段差ライン16を設定し、スリッ
ト13の裏面はもとより、リッド14の裏面にわたり、
吸音材層12とダッシュパネル20との間にリッド操作
用スペース17が設定されている。
【0027】本実施例の場合、インシュレータダッシュ
10における吸音材層12の厚みは、トーボード部にお
ける一般部の厚み15mmに対して、段差ライン16に区
画された吸音材層12aの厚みは5mmに設定されてい
る。
10における吸音材層12の厚みは、トーボード部にお
ける一般部の厚み15mmに対して、段差ライン16に区
画された吸音材層12aの厚みは5mmに設定されてい
る。
【0028】したがって、図3に示すように、スリット
13のやや外方を下方に押圧すれば、リッド操作用スペ
ース17によりインシュレータダッシュ10が容易に変
形し、リッド14縁部に指を容易に係止でき、迅速にリ
ッド14の開放操作を行なうことができる。
13のやや外方を下方に押圧すれば、リッド操作用スペ
ース17によりインシュレータダッシュ10が容易に変
形し、リッド14縁部に指を容易に係止でき、迅速にリ
ッド14の開放操作を行なうことができる。
【0029】さらに、本実施例の第2の特徴としては、
スリット13形成箇所の吸音材層12が薄肉部に設定さ
れていることである。
スリット13形成箇所の吸音材層12が薄肉部に設定さ
れていることである。
【0030】すなわち、15〜30mmのフェルトを切断
カットする加工性に比べ、厚みが5mmであれば、3ない
し6倍に圧縮偏平化されており、それだけ剛性が強化さ
れているため、スリット13のカット加工時における加
工性が向上し、また、スリット13を通じてリッド14
側と本体側との間の繊維同士が絡み合うことも少ないた
め、スリット13におけるカット加工性を向上させると
ともに、繊維同士の絡み合いを防ぐことにより、より円
滑なリッド14の開放操作性が期待できるという利点が
ある。
カットする加工性に比べ、厚みが5mmであれば、3ない
し6倍に圧縮偏平化されており、それだけ剛性が強化さ
れているため、スリット13のカット加工時における加
工性が向上し、また、スリット13を通じてリッド14
側と本体側との間の繊維同士が絡み合うことも少ないた
め、スリット13におけるカット加工性を向上させると
ともに、繊維同士の絡み合いを防ぐことにより、より円
滑なリッド14の開放操作性が期待できるという利点が
ある。
【0031】次いで、図5,図6に基づいて、本発明の
第2実施例について説明する。
第2実施例について説明する。
【0032】なお、第1実施例と同一部分についての説
明は省略する。
明は省略する。
【0033】この実施例においても、リッド操作用スペ
ース17を設定することにより、リッド14の円滑な開
放操作を図ることは第1実施例と同様であるが、本実施
例の場合、このリッド操作用スペース17を、有効に確
保できない場合、例えば、インシュレータダッシュ10
の製品厚みに相手部品との関係で制約がある場合や、吸
音材層12の材料の厚みによる制約がある場合など、ス
リット13の外側を下側に押圧しても、リッド14の縁
部に指を挿入するためのスペースが設定できない場合な
どに有効である。
ース17を設定することにより、リッド14の円滑な開
放操作を図ることは第1実施例と同様であるが、本実施
例の場合、このリッド操作用スペース17を、有効に確
保できない場合、例えば、インシュレータダッシュ10
の製品厚みに相手部品との関係で制約がある場合や、吸
音材層12の材料の厚みによる制約がある場合など、ス
リット13の外側を下側に押圧しても、リッド14の縁
部に指を挿入するためのスペースが設定できない場合な
どに有効である。
【0034】すなわち、スリット13の一部に車室内側
に突出するエンボス部18を形成して、エンボス部18
下方にリッド操作用スペース17aを設定するという構
成である。
に突出するエンボス部18を形成して、エンボス部18
下方にリッド操作用スペース17aを設定するという構
成である。
【0035】そして、本実施例の場合、インシュレータ
ダッシュ10の製品厚みや吸音材層12の原反厚みが薄
肉の場合でも、有効な深さのリッド操作用スペース17
aを確保でき、リッド14開放操作における円滑な作業
性が期待できるという利点がある。
ダッシュ10の製品厚みや吸音材層12の原反厚みが薄
肉の場合でも、有効な深さのリッド操作用スペース17
aを確保でき、リッド14開放操作における円滑な作業
性が期待できるという利点がある。
【0036】次いで、図7ないし図9は、本発明に係る
自動車用インシュレータダッシュ10の各種変形例を示
すものであり、図7の実施例は、吸音材層12に圧縮偏
平部分を設定することなく、スリット13の一部あるい
はスリット13に沿って、遮音材層11ならびに吸音材
層12の両者に車室内側に突出するエンボス部18を形
成し、ダッシュパネル20と吸音材層20との間に、リ
ッド操作用スペース17を設定するという構成である。
自動車用インシュレータダッシュ10の各種変形例を示
すものであり、図7の実施例は、吸音材層12に圧縮偏
平部分を設定することなく、スリット13の一部あるい
はスリット13に沿って、遮音材層11ならびに吸音材
層12の両者に車室内側に突出するエンボス部18を形
成し、ダッシュパネル20と吸音材層20との間に、リ
ッド操作用スペース17を設定するという構成である。
【0037】本実施例の場合、リッド操作用スペース1
7を利用することにより、リッド14の開放操作性を高
めるという作用効果を備えているが、吸音材層12を圧
縮偏平化する構成ではないため、スリット13のカット
加工性等において若干劣るものの、リッド14設定箇所
における吸音性能を良好に保つという有利さがあり、要
求される吸音性能等を考慮して、前述実施例か本実施例
を適宜選択することが可能である。
7を利用することにより、リッド14の開放操作性を高
めるという作用効果を備えているが、吸音材層12を圧
縮偏平化する構成ではないため、スリット13のカット
加工性等において若干劣るものの、リッド14設定箇所
における吸音性能を良好に保つという有利さがあり、要
求される吸音性能等を考慮して、前述実施例か本実施例
を適宜選択することが可能である。
【0038】また、図8に示すように、スリット13の
一部もしくは、全周に沿って、圧縮偏平化した吸音材層
12aを設定することにより、リッド操作用スペース1
7を設定してもよい。
一部もしくは、全周に沿って、圧縮偏平化した吸音材層
12aを設定することにより、リッド操作用スペース1
7を設定してもよい。
【0039】この場合、リッド14裏面は一般部と同じ
厚みの吸音材層12が位置しているため、この実施例に
よっても、リッド14設定箇所の吸音性能を良好にでき
るという作用効果がある。
厚みの吸音材層12が位置しているため、この実施例に
よっても、リッド14設定箇所の吸音性能を良好にでき
るという作用効果がある。
【0040】次いで、図9に示す実施例は、リッド14
の縁部の一部に段部19を形成して、この段部19の下
方にリッド操作用スペース17を設けるというものであ
り、スリット13の外側を下側に押圧すれば、このリッ
ド操作用スペース17内に指をさし込み、リッド14縁
部に指をかけて簡単かつ円滑にリッド14の開放操作を
行なうことができるというものである。
の縁部の一部に段部19を形成して、この段部19の下
方にリッド操作用スペース17を設けるというものであ
り、スリット13の外側を下側に押圧すれば、このリッ
ド操作用スペース17内に指をさし込み、リッド14縁
部に指をかけて簡単かつ円滑にリッド14の開放操作を
行なうことができるというものである。
【0041】このように、本発明は、上述した各実施例
により各種バリエーションをもたせることができるが、
基本的には、スリット13の一部あるいは全周に沿っ
て、吸音材層12の裏面とダッシュパネル20との間に
リッド操作用スペース17が設定されていれば、吸音材
層12に圧縮偏平部を設定しても、あるいは設定しなく
てもよい。
により各種バリエーションをもたせることができるが、
基本的には、スリット13の一部あるいは全周に沿っ
て、吸音材層12の裏面とダッシュパネル20との間に
リッド操作用スペース17が設定されていれば、吸音材
層12に圧縮偏平部を設定しても、あるいは設定しなく
てもよい。
【0042】
【発明の効果】以上説明した通り、本発明による自動車
用インシュレータダッシュは、以下に記載する格別の作
用効果を有する。
用インシュレータダッシュは、以下に記載する格別の作
用効果を有する。
【0043】(1)ペダルハイト調整用器具等の測定器
具を設置するための開口を設けるために、インシュレー
タダッシュに形成されているコ字状のスリットが設定さ
れるものにおいて、スリットの一部もしくは全周に沿っ
て、ダッシュパネルと吸音材層との間に、リッド操作用
スペースが設定されているという構成であるため、スリ
ットの外方を下側に押圧すれば、リッド縁部の裏面側に
指を容易に挿入でき、リッドの円滑な開放操作が期待で
き、ペダルハイト調整用器具等の測定器具の設置を簡単
に行なうことができるという効果を有する。
具を設置するための開口を設けるために、インシュレー
タダッシュに形成されているコ字状のスリットが設定さ
れるものにおいて、スリットの一部もしくは全周に沿っ
て、ダッシュパネルと吸音材層との間に、リッド操作用
スペースが設定されているという構成であるため、スリ
ットの外方を下側に押圧すれば、リッド縁部の裏面側に
指を容易に挿入でき、リッドの円滑な開放操作が期待で
き、ペダルハイト調整用器具等の測定器具の設置を簡単
に行なうことができるという効果を有する。
【0044】(2)請求項2記載の発明によれば、吸音
材層裏面とダッシュパネルとの間に、リッド操作用スペ
ースを設定するために、スリットに沿って吸音材層が薄
肉偏平化されているという構成であるため、指の挿入の
しやすさに加えて、繊維素同士の絡み合いもなく、カッ
ト部分の剛性が強化されているため、より円滑なリッド
の開放操作が期待できるとともに、スリットのカット加
工性が向上するという作用効果を有する。
材層裏面とダッシュパネルとの間に、リッド操作用スペ
ースを設定するために、スリットに沿って吸音材層が薄
肉偏平化されているという構成であるため、指の挿入の
しやすさに加えて、繊維素同士の絡み合いもなく、カッ
ト部分の剛性が強化されているため、より円滑なリッド
の開放操作が期待できるとともに、スリットのカット加
工性が向上するという作用効果を有する。
【図1】本発明による自動車用インシュレータダッシュ
の第1実施例を示す正面図。
の第1実施例を示す正面図。
【図2】図1に示す自動車用インシュレータダッシュの
要部を示す斜視図。
要部を示す斜視図。
【図3】図2中III −III 線断面図。
【図4】図1に示すインシュレータダッシュにおけるリ
ッドを開放して測定器具を設置した状態を示す断面図。
ッドを開放して測定器具を設置した状態を示す断面図。
【図5】本発明に係る自動車用インシュレータダッシュ
の第2実施例を示す要部斜視図。
の第2実施例を示す要部斜視図。
【図6】図5中VI−VI線断面図。
【図7】本発明に係る自動車用インシュレータダッシュ
の第3実施例を示す要部断面図。
の第3実施例を示す要部断面図。
【図8】本発明に係る自動車用インシュレータダッシュ
の第4実施例を示す要部断面図。
の第4実施例を示す要部断面図。
【図9】本発明に係る自動車用インシュレータダッシュ
の第5実施例を示す要部断面図。
の第5実施例を示す要部断面図。
【図10】自動車用インシュレータダッシュの設置箇所
を示す説明図。
を示す説明図。
【図11】従来のインシュレータダッシュを示す正面
図。
図。
【図12】従来のインシュレータダッシュに測定器具を
設置した状態を示す断面図。
設置した状態を示す断面図。
【図13】従来のインシュレータダッシュにおけるリッ
ドの開放操作を示す断面図。
ドの開放操作を示す断面図。
10 自動車用インシュレータダッシュ 11 遮音材層 12 吸音材層 13 スリット 14 リッド 17 リッド操作用スペース 18 エンボス部 19 段差 20 ダッシュパネル 30 測定器具
Claims (3)
- 【請求項1】 ダッシュパネル(20)の室内側に添設
される遮音材層(11),吸音材層(12)との積層体
から構成され、ペダル類設置箇所下方に略コ字状のスリ
ット(13)が開設され、このスリット(13)により
区画形成されたリッド(14)を開放することにより、
測定器具(30)をダッシュパネル(20)面上にセッ
トするようにした自動車用インシュレータダッシュにお
いて、 前記スリット(13)の一部、もしくは全周に沿って、
ダッシュパネル(20)と吸音材層(12)との間にリ
ッド操作用スペース(17)が設定されていることを特
徴とする自動車用インシュレータダッシュ。 - 【請求項2】 スリット(13)の一部、もしくは全周
に沿って、吸音材層(12)が偏平薄肉化され、この薄
肉化された吸音材層(12a)によりダッシュパネル
(20)との間にリッド操作用スペース(17)が設定
されていることを特徴とする請求項1記載の自動車用イ
ンシュレータダッシュ。 - 【請求項3】 スリット(13)の一部、もしくは全周
に沿って、室内側に突出するエンボス部(18)が形成
されていることにより、ダッシュパネル(20)と吸音
材層(12)との間にリッド操作用スペース(17)が
設定されていることを特徴とする請求項1,2記載の自
動車用インシュレータダッシュ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9622794A JPH07304403A (ja) | 1994-05-10 | 1994-05-10 | 自動車用インシュレータダッシュ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9622794A JPH07304403A (ja) | 1994-05-10 | 1994-05-10 | 自動車用インシュレータダッシュ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07304403A true JPH07304403A (ja) | 1995-11-21 |
Family
ID=14159353
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9622794A Pending JPH07304403A (ja) | 1994-05-10 | 1994-05-10 | 自動車用インシュレータダッシュ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07304403A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2009173132A (ja) * | 2008-01-23 | 2009-08-06 | Toyota Boshoku Corp | パッケージトレイの吸音構造 |
-
1994
- 1994-05-10 JP JP9622794A patent/JPH07304403A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2009173132A (ja) * | 2008-01-23 | 2009-08-06 | Toyota Boshoku Corp | パッケージトレイの吸音構造 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 19990705 |