JPH0732017A - 鉄鋼薄板連続ラインにおけるポイント・トラッキング処理装置 - Google Patents
鉄鋼薄板連続ラインにおけるポイント・トラッキング処理装置Info
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- JPH0732017A JPH0732017A JP5157652A JP15765293A JPH0732017A JP H0732017 A JPH0732017 A JP H0732017A JP 5157652 A JP5157652 A JP 5157652A JP 15765293 A JP15765293 A JP 15765293A JP H0732017 A JPH0732017 A JP H0732017A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 全ラインに渡って正確かつ迅速な補正を可能
とする。 【構成】 トラッキング上での溶接点と実溶接点とのズ
レ量を演算するズレ量演算手段21と、ズレ量を時系列
的に記憶するズレ量履歴記憶手段23と、位置合わせ指
示がされた場合に、位置合わせ定点とのズレ量を修正量
として演算する修正量演算手段24と、前記修正量演算
手段24で求められた修正量とその上流側特異点の修正
量との差分が予め設定されている一定値αより小さい範
囲であれば、この修正量と同一の補正を実行する一方、
一定値αより大きい範囲であれば、比例配分により補正
量を決定して実行する補正量決定手段25とを具備す
る。
とする。 【構成】 トラッキング上での溶接点と実溶接点とのズ
レ量を演算するズレ量演算手段21と、ズレ量を時系列
的に記憶するズレ量履歴記憶手段23と、位置合わせ指
示がされた場合に、位置合わせ定点とのズレ量を修正量
として演算する修正量演算手段24と、前記修正量演算
手段24で求められた修正量とその上流側特異点の修正
量との差分が予め設定されている一定値αより小さい範
囲であれば、この修正量と同一の補正を実行する一方、
一定値αより大きい範囲であれば、比例配分により補正
量を決定して実行する補正量決定手段25とを具備す
る。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、鉄鋼薄板連続ラインに
おけるポイント・トラッキング処理装置に関する。
おけるポイント・トラッキング処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】鉄鋼薄板連続ラインにおけるポイント・
トラッキングシステムでは、ある材料に対するトラッキ
ングは、その材料と既にトラッキングされている先行材
料との溶接完了時点から開始されるのが一般的である。
かかる場合、溶接直後からトラッキングがズレることは
なく、ループカー内での滑り、酸先タンク内での蛇行に
より徐々にズレが発生していく。通常は、この程度のズ
レは、ライン上に配置されたセンサ(例えば、溶接点検
出器、以下、WPDと称する)により検出された実際の
溶接点位置と搬送ラインの速度等から予測されるトラッ
キング上の溶接点位置との差分を求めこの差分を零にす
る位置補正手段によって自動補正するようにしている。
トラッキングシステムでは、ある材料に対するトラッキ
ングは、その材料と既にトラッキングされている先行材
料との溶接完了時点から開始されるのが一般的である。
かかる場合、溶接直後からトラッキングがズレることは
なく、ループカー内での滑り、酸先タンク内での蛇行に
より徐々にズレが発生していく。通常は、この程度のズ
レは、ライン上に配置されたセンサ(例えば、溶接点検
出器、以下、WPDと称する)により検出された実際の
溶接点位置と搬送ラインの速度等から予測されるトラッ
キング上の溶接点位置との差分を求めこの差分を零にす
る位置補正手段によって自動補正するようにしている。
【0003】また、補正できない程のズレが生じるとラ
イン上に設定された位置合わせ定点に実溶接点を合わ
せ、この点をトラッキングポイントとして強制的に設定
するようにしている。また、位置合わせ対象点よりも上
流にある各溶接点に対しても、材料であるコイルの長さ
は不変であることから、位置合わせ点の補正量と同じ量
の補正を一律にかけていた。
イン上に設定された位置合わせ定点に実溶接点を合わ
せ、この点をトラッキングポイントとして強制的に設定
するようにしている。また、位置合わせ対象点よりも上
流にある各溶接点に対しても、材料であるコイルの長さ
は不変であることから、位置合わせ点の補正量と同じ量
の補正を一律にかけていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、全ての
溶接点がライン上の全てに渡り同一量ズレることはな
く、例えば、ある材料種に対するループカーの張力設定
値が悪いためにループカーの滑りが生じてループカーよ
り下流側やループカー内で自動補正できない程、ズレが
発生するということが多い。この場合、ライン上流から
ある地点で正しくトラッキングされ、ある地点からトラ
ッキングが狂ってくるという問題が発生する。従来技術
では、このような傾向を示すトラッキングのズレに対し
ては適切に修正する方法を持っていない。
溶接点がライン上の全てに渡り同一量ズレることはな
く、例えば、ある材料種に対するループカーの張力設定
値が悪いためにループカーの滑りが生じてループカーよ
り下流側やループカー内で自動補正できない程、ズレが
発生するということが多い。この場合、ライン上流から
ある地点で正しくトラッキングされ、ある地点からトラ
ッキングが狂ってくるという問題が発生する。従来技術
では、このような傾向を示すトラッキングのズレに対し
ては適切に修正する方法を持っていない。
【0005】このように、従来のトラッキング修正にお
いては、一度ポイント・トラッキング情報と実材料上の
溶接点位置とがWPDによっては補正できない程にズレ
てしまうと、1点のみしか修正できないか、または一律
に全ラインに渡って補正する場合には正しくトラッキン
グされている上流の点をもズラしてしまうため、毎回修
正する必要があり、トラッキング修正が極めて困難にな
るという問題点があった。
いては、一度ポイント・トラッキング情報と実材料上の
溶接点位置とがWPDによっては補正できない程にズレ
てしまうと、1点のみしか修正できないか、または一律
に全ラインに渡って補正する場合には正しくトラッキン
グされている上流の点をもズラしてしまうため、毎回修
正する必要があり、トラッキング修正が極めて困難にな
るという問題点があった。
【0006】本発明は上記の事情に鑑みてなされたもの
であり、その目的は、全ラインに渡って正確かつ迅速な
補正を可能とする鉄鋼薄板連続ラインにおけるポイント
・トラッキング処理装置を提供することにある。
であり、その目的は、全ラインに渡って正確かつ迅速な
補正を可能とする鉄鋼薄板連続ラインにおけるポイント
・トラッキング処理装置を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、第1の発明は、鉄鋼薄板連続ラインにおける材料上
の特異点を追尾対象とし、ライン上の各検出ポイント毎
に実際の特異点位置とトラッキング上の特異点位置との
ズレ量を求めるズレ量演算手段と、求められたズレ量に
基づいて各検出ポイント毎に位置補正をする位置補正手
段とを備えるとともに、実際の特異点位置とトラッキン
グ上の特異点位置との差が前記位置補正手段に設定され
たしきい値(補正可能幅)を越える程ズレて補正できな
い場合には、予めライン上に設定された位置合わせ定点
に特異点を一致させる位置合わせ処理を実行する鉄鋼薄
板連続ラインにおけるトラッキング処理システムにおい
て、前記ズレ量演算手段により求められた各検出ポイン
ト毎のズレ量をズレ量履歴データとして記憶するズレ量
履歴記憶手段と、位置合わせ指示が出力された場合に
は、前記位置合わせ定点位置とトラッキング上の特異点
位置とから修正量を求める修正量演算手段と、求められ
た修正量と位置合わせ指示対象特異点より上流に存在す
る特異点を対象として前記ズレ量履歴記憶手段に記憶さ
れた前記検出ポイント毎の各ズレ量とを比較し、その差
分が一定値以内である場合には、前記求められた修正量
を上流側特異点の補正量として、その差分が前記一定値
を越えている場合には、新たな補正量を演算して出力す
る補正量決定手段とを具備することを特徴とする。
に、第1の発明は、鉄鋼薄板連続ラインにおける材料上
の特異点を追尾対象とし、ライン上の各検出ポイント毎
に実際の特異点位置とトラッキング上の特異点位置との
ズレ量を求めるズレ量演算手段と、求められたズレ量に
基づいて各検出ポイント毎に位置補正をする位置補正手
段とを備えるとともに、実際の特異点位置とトラッキン
グ上の特異点位置との差が前記位置補正手段に設定され
たしきい値(補正可能幅)を越える程ズレて補正できな
い場合には、予めライン上に設定された位置合わせ定点
に特異点を一致させる位置合わせ処理を実行する鉄鋼薄
板連続ラインにおけるトラッキング処理システムにおい
て、前記ズレ量演算手段により求められた各検出ポイン
ト毎のズレ量をズレ量履歴データとして記憶するズレ量
履歴記憶手段と、位置合わせ指示が出力された場合に
は、前記位置合わせ定点位置とトラッキング上の特異点
位置とから修正量を求める修正量演算手段と、求められ
た修正量と位置合わせ指示対象特異点より上流に存在す
る特異点を対象として前記ズレ量履歴記憶手段に記憶さ
れた前記検出ポイント毎の各ズレ量とを比較し、その差
分が一定値以内である場合には、前記求められた修正量
を上流側特異点の補正量として、その差分が前記一定値
を越えている場合には、新たな補正量を演算して出力す
る補正量決定手段とを具備することを特徴とする。
【0008】また、第2の発明は、前記位置合わせ処理
が実行された後に、前記しきい値を変更して再設定する
しきい値再設定手段を具備することを特徴とする。
が実行された後に、前記しきい値を変更して再設定する
しきい値再設定手段を具備することを特徴とする。
【0009】
【作用】上記構成の第1の発明によれば、ズレ量演算手
段により求められた各検出ポイント毎のズレ量をズレ量
履歴データとして記憶する。
段により求められた各検出ポイント毎のズレ量をズレ量
履歴データとして記憶する。
【0010】位置合わせ指示が出力された場合には、前
記位置合わせ定点位置とトラッキング上の特異点位置と
から修正量を求め、この修正量と前記ズレ量履歴記憶手
段に記憶された前記検出ポイント毎の各ズレ量とを比較
し、その差分が一定値以内である場合には、前記求めら
れた修正量を補正量とし、その差分が前記一定値を越え
ている場合には、新たな補正量を演算して出力する。
記位置合わせ定点位置とトラッキング上の特異点位置と
から修正量を求め、この修正量と前記ズレ量履歴記憶手
段に記憶された前記検出ポイント毎の各ズレ量とを比較
し、その差分が一定値以内である場合には、前記求めら
れた修正量を補正量とし、その差分が前記一定値を越え
ている場合には、新たな補正量を演算して出力する。
【0011】また、第2の発明によれば、実際の特異点
位置とトラッキング上の特異点位置との差が前記位置補
正手段に設定されたしきい値を越える程ズレて補正でき
ない場合には、予めライン上に設定された位置合わせ定
点に特異点を一致させる位置合わせ処理を実行した後、
前記しきい値を新たな値に再設定する。
位置とトラッキング上の特異点位置との差が前記位置補
正手段に設定されたしきい値を越える程ズレて補正でき
ない場合には、予めライン上に設定された位置合わせ定
点に特異点を一致させる位置合わせ処理を実行した後、
前記しきい値を新たな値に再設定する。
【0012】
【実施例】図1は、本発明に係る鉄鋼薄板連続ラインに
おけるポイント・トラッキング処理装置の機能構成を示
すブロック図であり、図2は鉄鋼薄板連続ラインにおけ
るポイント・トラッキング処理装置の全体構成を示すブ
ロック図である。
おけるポイント・トラッキング処理装置の機能構成を示
すブロック図であり、図2は鉄鋼薄板連続ラインにおけ
るポイント・トラッキング処理装置の全体構成を示すブ
ロック図である。
【0013】図2は、酸洗ラインと冷間圧延ラインとか
ら成る複合連続ラインを示しており、ペイオフリール1
に巻かれた薄板材料2は、ループカー3により所定の張
力を保持しつつ搬送され、酸洗タンク4によって洗浄さ
れる。洗浄後の薄板材料2は、ミル5により所定板厚に
圧延され、シャー6により所定長さで切断されてテンシ
ョンリール7に巻き取られていく。
ら成る複合連続ラインを示しており、ペイオフリール1
に巻かれた薄板材料2は、ループカー3により所定の張
力を保持しつつ搬送され、酸洗タンク4によって洗浄さ
れる。洗浄後の薄板材料2は、ミル5により所定板厚に
圧延され、シャー6により所定長さで切断されてテンシ
ョンリール7に巻き取られていく。
【0014】前記ペイオフリール1とループカー3の間
の搬送ライン上には、溶接機8が設置され、複数のペイ
オフリール1の薄板を溶接することにより連続した圧延
処理を可能にしている。
の搬送ライン上には、溶接機8が設置され、複数のペイ
オフリール1の薄板を溶接することにより連続した圧延
処理を可能にしている。
【0015】また、ループカー3と酸洗タンク4との間
にはパルス発信器9が設けられ、薄板搬送ラインの速度
が計測されている。
にはパルス発信器9が設けられ、薄板搬送ラインの速度
が計測されている。
【0016】さらに、本実施例では、酸洗タンク入口側
および出口側、ミル入口側の3か所に溶接点検出器10
a,10b,10cが設けられており、前記溶接機8に
よって溶接された箇所、すなわち特異点が検出されてい
る。
および出口側、ミル入口側の3か所に溶接点検出器10
a,10b,10cが設けられており、前記溶接機8に
よって溶接された箇所、すなわち特異点が検出されてい
る。
【0017】また、溶接点検出器10bと10cとの間
および溶接点検出器10cとミル5の入口との間の2か
所に位置合わせ定点11が設定されている。
および溶接点検出器10cとミル5の入口との間の2か
所に位置合わせ定点11が設定されている。
【0018】前記溶接機8の溶接完了信号S8、パルス
発信器9のPLG搬送信号S9、および各溶接点検出器
10a,10b,10cの溶接点検出器信号(以下、W
PD信号という)S10a,S10b,S10cは、I
/O装置12に供給されている。このI/O装置12
は、制御用LAN13を介して、上位計算機14および
下位PLC(プログラマブル・ロジック・コントロー
ラ)15に接続されている。なお、本実施例では、上位
計算機14によりポイントトラッキングが実施される
が、下位PLC15で実行するようにしてもよい。
発信器9のPLG搬送信号S9、および各溶接点検出器
10a,10b,10cの溶接点検出器信号(以下、W
PD信号という)S10a,S10b,S10cは、I
/O装置12に供給されている。このI/O装置12
は、制御用LAN13を介して、上位計算機14および
下位PLC(プログラマブル・ロジック・コントロー
ラ)15に接続されている。なお、本実施例では、上位
計算機14によりポイントトラッキングが実施される
が、下位PLC15で実行するようにしてもよい。
【0019】上位計算機14は、図1に示すように、そ
の機能上、ズレ量演算手段21と、ズレ量履歴記憶手段
23と、修正量演算手段24と、補正量決定手段25
と、しきい値再設定手段26とを備えている。
の機能上、ズレ量演算手段21と、ズレ量履歴記憶手段
23と、修正量演算手段24と、補正量決定手段25
と、しきい値再設定手段26とを備えている。
【0020】ズレ量演算手段21は、I/O装置12か
ら供給される前記溶接完了信号S8、PLG搬送信号S
9、および各WPD信号S10a,S10b,S10c
に基づいてトラッキング上での溶接点と実溶接点との各
ズレ量を演算してそのズレ量を位置補正手段22に供給
するとともにズレ量履歴記憶手段23に供給する。
ら供給される前記溶接完了信号S8、PLG搬送信号S
9、および各WPD信号S10a,S10b,S10c
に基づいてトラッキング上での溶接点と実溶接点との各
ズレ量を演算してそのズレ量を位置補正手段22に供給
するとともにズレ量履歴記憶手段23に供給する。
【0021】位置補正手段22は、通常の自動補正機能
を有しており、供給されたズレ量と予め設定されている
しきい値(補正許容範囲)とを比較してズレ量がしきい
値内であるときには、そのズレ量を補正量として出力す
る。
を有しており、供給されたズレ量と予め設定されている
しきい値(補正許容範囲)とを比較してズレ量がしきい
値内であるときには、そのズレ量を補正量として出力す
る。
【0022】ズレ量履歴記憶手段23は、演算された各
ズレ量を時系列的に記憶する磁気ディスク装置等で構成
される。
ズレ量を時系列的に記憶する磁気ディスク装置等で構成
される。
【0023】修正量演算手段24は、位置合わせ指示が
された場合に、ライン上に設定された位置合わせ定点1
1におけるトラッキング上の位置とのズレ量を修正量と
して演算する。
された場合に、ライン上に設定された位置合わせ定点1
1におけるトラッキング上の位置とのズレ量を修正量と
して演算する。
【0024】補正量決定手段25は、前記修正量演算手
段24で求められた修正量とその上流側の特異点の修正
量との差分が予め設定されている一定値αより小さい範
囲であれば、この修正量と同一の補正を実行する。ま
た、一定値αより大きい範囲であれば、比例配分により
補正量を決定して実行する。
段24で求められた修正量とその上流側の特異点の修正
量との差分が予め設定されている一定値αより小さい範
囲であれば、この修正量と同一の補正を実行する。ま
た、一定値αより大きい範囲であれば、比例配分により
補正量を決定して実行する。
【0025】しきい値再設定手段26は、ズレ量履歴記
憶手段23に記憶された各溶接点のズレ量履歴から各溶
接点検出器10a,10b,10c毎にズレ量を編集
し、位置合わせ指示時の上流に存在する材料種別と溶接
点ズレ量を記録した材料種別とが同一であれば、位置補
正手段22での自動補正の範囲をそれまで記憶したズレ
量で再設定する。この再設定処理は、定期的に実行さ
れ、そのズレ量を監視して、WPD補正量を次第に小さ
く設定していく。
憶手段23に記憶された各溶接点のズレ量履歴から各溶
接点検出器10a,10b,10c毎にズレ量を編集
し、位置合わせ指示時の上流に存在する材料種別と溶接
点ズレ量を記録した材料種別とが同一であれば、位置補
正手段22での自動補正の範囲をそれまで記憶したズレ
量で再設定する。この再設定処理は、定期的に実行さ
れ、そのズレ量を監視して、WPD補正量を次第に小さ
く設定していく。
【0026】次に本実施例の作用を図3乃至図8を参照
して説明する。
して説明する。
【0027】<ズレ量履歴記憶処理>以下の説明では、
各溶接点検出器を下流側に行くに連れて、WPDj ,W
PD(j+1) ,…,WPD(j+m) と表わし、各溶接点を上
流側に行くに連れて、Pi ,P(i+1) ,…,P(i+n) と
表わす。
各溶接点検出器を下流側に行くに連れて、WPDj ,W
PD(j+1) ,…,WPD(j+m) と表わし、各溶接点を上
流側に行くに連れて、Pi ,P(i+1) ,…,P(i+n) と
表わす。
【0028】図3に示すように、ズレ量演算手段21に
より、溶接点検出器WPDj における溶接点Pi のズレ
量がL”ijと求められ、この溶接点Pi の溶接点検出器
WPD(j+m) でのズレ量がL”i(j+m)と求められると、
図4に示すように、各溶接点Pi ,P(i+1) ,…,P
(i+n) 毎に、各溶接点検出器WPDj ,WPD(j+1) ,
…,WPD(j+m) でのズレ量および材料種別がズレ量履
歴データとしてズレ履歴記憶手段23に記憶される。
より、溶接点検出器WPDj における溶接点Pi のズレ
量がL”ijと求められ、この溶接点Pi の溶接点検出器
WPD(j+m) でのズレ量がL”i(j+m)と求められると、
図4に示すように、各溶接点Pi ,P(i+1) ,…,P
(i+n) 毎に、各溶接点検出器WPDj ,WPD(j+1) ,
…,WPD(j+m) でのズレ量および材料種別がズレ量履
歴データとしてズレ履歴記憶手段23に記憶される。
【0029】<補正量決定処理>次に、図5の説明図お
よび図6のフローチャートを用いて補正量決定処理を説
明する。
よび図6のフローチャートを用いて補正量決定処理を説
明する。
【0030】図5に示すように、溶接点Pi は、L
i (m)修正され、溶接点Pi よりも上流に位置する溶
接点P(i+1) からP(i+n) については、それぞれL
(i+1) (m)、L(i+n) (m)だけ修正されるものとし
て、この修正量を補正量として決定する処理は以下のよ
うに実行される。
i (m)修正され、溶接点Pi よりも上流に位置する溶
接点P(i+1) からP(i+n) については、それぞれL
(i+1) (m)、L(i+n) (m)だけ修正されるものとし
て、この修正量を補正量として決定する処理は以下のよ
うに実行される。
【0031】位置合わせ指令が与えられると、先ず、位
置合わせ定点11と対象溶接点Piのトラッキング情報
との差を演算して位置修正量Li を求める(図6のステ
ップST1)。
置合わせ定点11と対象溶接点Piのトラッキング情報
との差を演算して位置修正量Li を求める(図6のステ
ップST1)。
【0032】次に、対象溶接点Pi よりも上流にある各
溶接点P(i+n) (n=1,2, …) の実溶接点とのズレ量L”
(i+n)jと対象溶接点Pi の実溶接点とのズレ量L”ijと
の差を求める(ステップST2)。
溶接点P(i+n) (n=1,2, …) の実溶接点とのズレ量L”
(i+n)jと対象溶接点Pi の実溶接点とのズレ量L”ijと
の差を求める(ステップST2)。
【0033】 ΔL”i(i+n)j =L”ij−L”(i+n)j …(1) 求められた差ΔL”i(i+n)j が一定値α未満であれば
(ステップST3YES )、溶接点P(i+n) のトラッキン
グ修正量を対象溶接点Pi と同様にLi とする(ステッ
プST4)。
(ステップST3YES )、溶接点P(i+n) のトラッキン
グ修正量を対象溶接点Pi と同様にLi とする(ステッ
プST4)。
【0034】求められた差ΔL”i(i+n)j が一定値α以
上であり、かつ溶接点P(i+n) のズレ量履歴L(i+n)jが
WPDj の補正範囲を越えていれば(ステップST3N
O,ST5YES )、次式によりP(i+n) の修正量を比例
演算する(ステップST6)。
上であり、かつ溶接点P(i+n) のズレ量履歴L(i+n)jが
WPDj の補正範囲を越えていれば(ステップST3N
O,ST5YES )、次式によりP(i+n) の修正量を比例
演算する(ステップST6)。
【0035】 L(i+n) =Li ×L”(i+n)j/L”ij …(2) また、求められた差ΔL”i(i+n)j が一定値α以上であ
り、かつ溶接点P(i+n ) のズレ量履歴L(i+n)jがWPD
j の補正範囲を越えていなければ(ステップST3NO,
ST5NO)、P(i+n) のズレ修正は不要とする(ステッ
プST7)。
り、かつ溶接点P(i+n ) のズレ量履歴L(i+n)jがWPD
j の補正範囲を越えていなければ(ステップST3NO,
ST5NO)、P(i+n) のズレ修正は不要とする(ステッ
プST7)。
【0036】以上のステップST2からステップST7
までの処理を検出した全ての上流側溶接点に対して実行
する(ステップST8)。
までの処理を検出した全ての上流側溶接点に対して実行
する(ステップST8)。
【0037】このように補正量決定処理を実行すること
によって、トラッキング上の溶接点位置と実際の溶接点
位置とがズレた場合にも位置合わせ対象溶接点の上流側
にある全ての溶接点に対してトラッキング位置を実際の
位置に修正することができる。
によって、トラッキング上の溶接点位置と実際の溶接点
位置とがズレた場合にも位置合わせ対象溶接点の上流側
にある全ての溶接点に対してトラッキング位置を実際の
位置に修正することができる。
【0038】<しきい値再設定処理>次に、WPDj 補
正範囲設定処理における溶接点位置合わせの時に実行さ
れるしきい値再設定処理について説明する。
正範囲設定処理における溶接点位置合わせの時に実行さ
れるしきい値再設定処理について説明する。
【0039】位置合わせ対象溶接点Pi のズレ量履歴か
ら補正範囲を越えているズレを記録しているWPDj に
関し、各通過済み溶接点P(i+n) (n=0〜) の各ズレ量
L”(i +n)jを求める(ステップST11)。
ら補正範囲を越えているズレを記録しているWPDj に
関し、各通過済み溶接点P(i+n) (n=0〜) の各ズレ量
L”(i +n)jを求める(ステップST11)。
【0040】次に、最後にWPDj を通過したPLASTの
ズレ量L”LASTj がしきい値を越えている場合(ステッ
プ12YES ,ST13YES )には、ズレ量の中の最大値
L”jmaxに定数βを加算した値をWPDj の新補正範
囲、すなわち新たなしきい値として再設定する(ステッ
プST14)。
ズレ量L”LASTj がしきい値を越えている場合(ステッ
プ12YES ,ST13YES )には、ズレ量の中の最大値
L”jmaxに定数βを加算した値をWPDj の新補正範
囲、すなわち新たなしきい値として再設定する(ステッ
プST14)。
【0041】また、ズレ量L”LASTj は補正範囲を越え
ていない(ステップST13NO)が、WPDj よりも上
流のコイルは補正範囲を越えるズレを記録しており、か
つそのコイルはPLASTの検出コイルと同種である場合
(ステップST15YES )にも、同様に、ズレ量の中の
最大値L”jmax+β(βは定数)をWPDj の補正範
囲、すなわちしきい値として再設定する(ステップST
14)。
ていない(ステップST13NO)が、WPDj よりも上
流のコイルは補正範囲を越えるズレを記録しており、か
つそのコイルはPLASTの検出コイルと同種である場合
(ステップST15YES )にも、同様に、ズレ量の中の
最大値L”jmax+β(βは定数)をWPDj の補正範
囲、すなわちしきい値として再設定する(ステップST
14)。
【0042】一方、ズレ量L”LASTj は補正範囲を越え
ておらず(ステップST13NO)、かつWPDj よりも
上流のコイルは補正範囲を越えるズレを記録したコイル
と同種でない場合(ステップST15NO)には、WPD
j の補正範囲の変更は不要とする(ステップST1
6)。
ておらず(ステップST13NO)、かつWPDj よりも
上流のコイルは補正範囲を越えるズレを記録したコイル
と同種でない場合(ステップST15NO)には、WPD
j の補正範囲の変更は不要とする(ステップST1
6)。
【0043】したがって、このしきい値再設定処理を実
行することにより、しきい値が不適切なためある種の材
料に発生するズレを自動修正することができ、常に材料
種別に応じた適切な補正が可能となる。
行することにより、しきい値が不適切なためある種の材
料に発生するズレを自動修正することができ、常に材料
種別に応じた適切な補正が可能となる。
【0044】<しきい値復帰処理>図8は、位置合わせ
終了後の通常操業中に前記しきい値再設定処理で設定さ
れた新補正範囲(しきい値)を監視し、一定の基準を満
たす場合には元の補正範囲に復帰させる処理手順を示し
ている。
終了後の通常操業中に前記しきい値再設定処理で設定さ
れた新補正範囲(しきい値)を監視し、一定の基準を満
たす場合には元の補正範囲に復帰させる処理手順を示し
ている。
【0045】WPDj のズレがしきい値(補正範囲)を
越えなくなった場合(ステップST21YES )、溶接点
が通過する度にWPDj のズレ量を評価し、しきい値を
越える現象がt回連続して現れたか否かを調べる(ステ
ップST21)。連続している場合(ステップST22
YES )には、t回分のズレ履歴の最大値L”tjmax をズ
レ量履歴記憶手段23から求める(ステップST2
3)。
越えなくなった場合(ステップST21YES )、溶接点
が通過する度にWPDj のズレ量を評価し、しきい値を
越える現象がt回連続して現れたか否かを調べる(ステ
ップST21)。連続している場合(ステップST22
YES )には、t回分のズレ履歴の最大値L”tjmax をズ
レ量履歴記憶手段23から求める(ステップST2
3)。
【0046】最大値L”tjmax がしきい値の下限値より
も小さい場合には、その下限値を新たなしきい値として
設定し(ステップST24YES ,ST25)、最大値
L”tj max がしきい値の下限値よりも大きい場合には、
最大値L”tjmax に定数γを加算した値を新たなしきい
値として設定する(ステップST24NO,ST26)。
も小さい場合には、その下限値を新たなしきい値として
設定し(ステップST24YES ,ST25)、最大値
L”tj max がしきい値の下限値よりも大きい場合には、
最大値L”tjmax に定数γを加算した値を新たなしきい
値として設定する(ステップST24NO,ST26)。
【0047】一方、ズレ量がしきい値を越える現象がt
回連続していない場合(ステップST22NO)には、W
PDj の変更はしない(ステップST27)。
回連続していない場合(ステップST22NO)には、W
PDj の変更はしない(ステップST27)。
【0048】したがって、このしきい値復帰処理によ
り、常に適切なしきい値による補正処理が可能となる。
り、常に適切なしきい値による補正処理が可能となる。
【0049】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、ト
ラッキング上の特異点位置と実際の特異点位置とがズレ
た場合にも位置合わせ対象特異点の上流側にある全ての
特異点に対してトラッキング位置を実際の位置に修正す
ることができる。
ラッキング上の特異点位置と実際の特異点位置とがズレ
た場合にも位置合わせ対象特異点の上流側にある全ての
特異点に対してトラッキング位置を実際の位置に修正す
ることができる。
【0050】また、位置補正手段に設定されたしきい値
(補正範囲)を適切な値に再設定することができ、材料
種別に応じた正確な補正が可能となる。
(補正範囲)を適切な値に再設定することができ、材料
種別に応じた正確な補正が可能となる。
【図1】本発明に係る鉄鋼薄板連続ラインにおけるポイ
ント・トラッキング処理装置の機能構成を示すブロック
図である。
ント・トラッキング処理装置の機能構成を示すブロック
図である。
【図2】鉄鋼薄板連続ラインにおけるポイント・トラッ
キング処理装置の全体構成を示すブロック図である。
キング処理装置の全体構成を示すブロック図である。
【図3】ズレ補正処理を示す説明図である。
【図4】ズレ量履歴記憶手段に記憶されるデータの一例
を示す説明図である。
を示す説明図である。
【図5】位置合わせ指令時の修正処理を示す説明図であ
る。
る。
【図6】補正量決定処理の手順を示すフローチャートで
ある。
ある。
【図7】しきい値再設定処理の手順を示すフローチャー
トである。
トである。
【図8】しきい値復帰処理の手順を示すフローチャート
である。
である。
1 ペイオフリール 2 薄板材料 3 ループカー 4 酸洗タンク 5 ミル 6 シャー 7 テンションリール 8 溶接機 9 パルス発信器 10a,10b,10c 溶接点検出器 11 位置合わせ定点 12 I/O装置 13 制御用LAN 14 上位計算機 15 下位プログラマブル・コントローラ 21 ズレ量演算手段 22 位置補正手段 23 ズレ量履歴記憶手段 24 修正量演算手段 25 補正量決定手段 26 しきい値再設定手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 B21C 51/00 R
Claims (2)
- 【請求項1】 鉄鋼薄板連続ラインにおける材料上の特
異点を追尾対象とし、ライン上の各検出ポイント毎に実
際の特異点位置とトラッキング上の特異点位置とのズレ
量を求めるズレ量演算手段と、求められたズレ量に基づ
いて各検出ポイント毎に位置補正をする位置補正手段と
を備えるとともに、実際の特異点位置とトラッキング上
の特異点位置との差が前記位置補正手段に設定されたし
きい値を越える程ズレて補正できない場合には、予めラ
イン上に設定された位置合わせ定点に特異点を一致させ
る位置合わせ処理を実行する鉄鋼薄板連続ラインにおけ
るポイント・トラッキングシステムにおいて、 前記ズレ量演算手段により求められた各検出ポイント毎
のズレ量をズレ量履歴データとして記憶するズレ量履歴
記憶手段と、 位置合わせ指示が出力された場合には、前記位置合わせ
定点位置とトラッキング上の特異点位置とから修正量を
求める修正量演算手段と、 求められた修正量と位置合わせ指示対象特異点より上流
に存在する特異点を対象として前記ズレ量履歴記憶手段
に記憶された前記検出ポイント毎の各ズレ量とを比較
し、その差分が一定値以内である場合には、前記求めら
れた修正量を上流側特異点の補正量として、その差分が
前記一定値を越えている場合には、新たな補正量を演算
して出力する補正量決定手段と、 を具備することを特徴とする鉄鋼薄板連続ラインにおけ
るポイント・トラッキング処理装置。 - 【請求項2】 請求項1記載の鉄鋼薄板連続ラインにお
けるポイント・トラッキング処理装置において、 前記位置合わせ処理が実行された後に、前記しきい値を
変更して再設定するしきい値再設定手段を具備すること
を特徴とする鉄鋼薄板連続ラインにおけるポイント・ト
ラッキング処理装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5157652A JPH0732017A (ja) | 1993-06-28 | 1993-06-28 | 鉄鋼薄板連続ラインにおけるポイント・トラッキング処理装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5157652A JPH0732017A (ja) | 1993-06-28 | 1993-06-28 | 鉄鋼薄板連続ラインにおけるポイント・トラッキング処理装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0732017A true JPH0732017A (ja) | 1995-02-03 |
Family
ID=15654413
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5157652A Pending JPH0732017A (ja) | 1993-06-28 | 1993-06-28 | 鉄鋼薄板連続ラインにおけるポイント・トラッキング処理装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0732017A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0428162A (ja) * | 1990-05-23 | 1992-01-30 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 非水電解質二次電池 |
| JP2012218064A (ja) * | 2011-04-13 | 2012-11-12 | Nippon Steel Corp | コイル間接合点のトラッキング精度の維持管理方法 |
| US8469144B2 (en) | 2005-05-12 | 2013-06-25 | James G. Pilaar | Inflatable sound attenuation system |
| JP2023108399A (ja) * | 2022-01-25 | 2023-08-04 | Jfeスチール株式会社 | 金属帯の処理方法、金属帯の製造方法、及び、印字状態判定装置 |
-
1993
- 1993-06-28 JP JP5157652A patent/JPH0732017A/ja active Pending
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0428162A (ja) * | 1990-05-23 | 1992-01-30 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 非水電解質二次電池 |
| US8469144B2 (en) | 2005-05-12 | 2013-06-25 | James G. Pilaar | Inflatable sound attenuation system |
| JP2012218064A (ja) * | 2011-04-13 | 2012-11-12 | Nippon Steel Corp | コイル間接合点のトラッキング精度の維持管理方法 |
| JP2023108399A (ja) * | 2022-01-25 | 2023-08-04 | Jfeスチール株式会社 | 金属帯の処理方法、金属帯の製造方法、及び、印字状態判定装置 |
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