JPH0592744U - 加速度センサ - Google Patents

加速度センサ

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JPH0592744U
JPH0592744U JP3295892U JP3295892U JPH0592744U JP H0592744 U JPH0592744 U JP H0592744U JP 3295892 U JP3295892 U JP 3295892U JP 3295892 U JP3295892 U JP 3295892U JP H0592744 U JPH0592744 U JP H0592744U
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JP
Japan
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engaging
lever
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JP3295892U
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English (en)
Inventor
光彦 川口
啓介 今井
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Tokai Rika Co Ltd
Original Assignee
Tokai Rika Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 起動部材の起動位置への移動を許容するにあ
たって回動体が回動する過程で、起動部材を起動位置に
移動付勢する起動付勢手段の付勢力が回動体の反回動方
向力として及ぶのを抑制する。 【構成】 トリガ部材56の係合つば52との係合位置
では、着火スプリング54の付勢力が、トリガ部材56
に及んでいるが、トリガ部材56は、着火ピン38の移
動方向と直交する方向に、トリガ部材56の係合つば5
2との係合位置から係合解除位置に、ハウジング40側
の阻止部58に沿って移動案内されて、トリガ部材56
の着火ピン付勢方向の移動が阻止される。車両急減速時
に、レバー46が第1位置から第2位置へ回動し、レバ
ー46と一体回動する回動突起62がトリガ部材56を
係合つば52との係合解除位置に移動させる過程で、着
火スプリング54の付勢力が、レバー46の反回動方向
力として及ばない。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、加速度作用によって慣性移動する慣性体を備え、慣性体の慣性移動 によって車両急減速時に乗員保護装置を起動する加速度センサに関する。
【0002】
【従来の技術】
車両の乗員保護装置としてエアバッグ装置が知られている。
【0003】 エアバッグ装置では、車両急減速時に袋体が膨出して乗員が保護されるように なっており、このエアバッグ装置を車両急減速時に起動するために加速度センサ が用いられる。
【0004】 加速度センサでは、従来、図3(車両前方を矢印FRで示す)に示すように、 ボール80が慣性体とされて、ボール80は、車両急減速時に加速度を受けると 、車両前方に慣性移動可能となっている。
【0005】 また、ボール80の慣性移動方向と直交する方向には、レバー82が配設され 、レバー82の一端部は、ボール80の慣性移動方向前面に延びている。ボール 80の慣性移動に伴いレバー82の一端部が押圧されると、レバー82の中間部 を固着してレバー82と共に回動体をなす軸体83が、この両端にある支軸84 を回動中心として、レバー82と共に回動される。
【0006】 一方、起動部材としての着火ピン86が、ボール80の慣性移動方向と平行に 設けられ、着火ピン86は、雷管を着火させる起動位置へ非起動位置から、着火 スプリング94によって、常時移動付勢されている。着火ピン94の移動方向中 間部には、係合つば88が形成されるとともに、係合つば88に対応して、上記 軸体83には、この周面が一部切り欠かれてトリガ部90が形成され、軸体83 の回動に伴い係合つば88とトリガ部90とは係脱可能となっている。
【0007】 通常時は、係合つば88とトリガ部90とは係合して、着火ピン86の起動位 置への移動が阻止され、このとき、着火スプリング94の付勢力は、トリガ部9 0に押圧力を及ぼしている。
【0008】 車両急減速時には、ボール80が慣性移動し、レバー82の他端部を押圧する バイアススプリング92の回動付勢力に抗してレバー82が回動されると、軸体 83と共にトリガ部90が一体回動され、係合つば88とトリガ部90との係合 が解除される。これにより、着火ピン86の起動位置への移動が許容され、着火 スプリング94の付勢力に基づき、着火ピン86が雷管に向けて移動して当接し 、雷管が着火される。この雷管の着火によってガス発生物質が燃焼してガスが発 生し、発生ガスが袋体内に供給されて袋体が膨出される。
【0009】
【考案が解決しようとする課題】
ところで、上記従来の加速度センサにあって、係合つば88とトリガ部90と の係合を解除するにあたって軸体83が回動する過程では、トリガ部90に及ぼ す着火スプリング94による押圧力に基づき、軸体83に、係合つば88とトリ ガ部90との係合点(係合つば88の周縁とトリガ部90の切り欠き端との接触 点)と、支軸84との間の距離Lを腕の長さとする回転モーメントが、ボール8 0の慣性移動を妨げる方向に掛る。特に、着火スプリング94の付勢力は、雷管 を着火させる必要上、相当大きなものである。
【0010】 本考案は、上記事実に鑑み、起動部材の起動位置への移動を許容するにあたっ て回動体が回動する過程で、起動部材を起動位置に移動付勢する起動付勢手段の 付勢力が回動体の反回動方向力として及ぶのが抑制される加速度センサを提供す ることが目的である。
【0011】
【課題を解決するための手段】
本考案は、上記課題を解決するために、乗員保護装置を起動するための加速度 センサであって、加速度作用によって慣性移動する慣性体と、この慣性体の慣性 移動によって車両急減速時には第1位置から第2位置に回動する回動体と、非起 動位置から乗員保護装置を起動する起動位置に移動可能な起動部材と、この起動 部材を起動位置に移動付勢する起動付勢手段と、前記起動部材に一体移動可能に 設けられた係合部と、前記起動部材の移動方向と直交する方向に係合部と係合す る係合位置から係合部との係合を解除する係合解除位置に移動して係合位置では 起動部材の起動位置への移動を阻止し係合解除位置では起動部材の起動位置への 移動を許容するトリガ部材と、このトリガ部材を起動部材の移動方向と直交する 方向に前記係合位置から係合解除位置へと移動案内する案内手段と、前記回動体 に一体回動可能に設けられ回動体の第1位置から第2位置への回動によってトリ ガ部材を前記係合位置から係合解除位置に移動させる移動部と、を備えたことを 特徴とする加速度センサを提案するものである。
【0012】
【作用】
本考案に係る加速度センサによれば、通常時は、回動体は第1位置にあり、第 1位置では、トリガ部材が係合部との係合位置にあって、起動部材は非起動位置 に保持される。
【0013】 車両急減速時には、慣性体が慣性移動して、回動体は第2位置に回動される。 移動部は、回動体と一体回動され、これに伴い、トリガ部材が、係合部との係合 解除位置に案内手段によって案内移動される。トリガ部材の係合部との係合解除 位置では、起動部材は、起動位置への移動が許容され、乗員保護装置が起動可能 となる。
【0014】 ここで、トリガ部材の係合部との係合位置では、起動付勢手段の付勢力が、ト リガ部材に及んでいるが、トリガ部材は、係合部との係合位置から係合解除位置 への移動方向が、案内手段によって、起動部材の移動方向と直交する方向にあり 、トリガ部材の起動部材付勢方向への移動が阻止されて、回動体が第1位置から 第2位置へ回動し移動部がトリガ部材を係合部との係合解除位置に移動させる過 程で、起動付勢手段の付勢力が、回動体の反回動方向力として及ぶのが抑制され る。
【0015】
【実施例】
本考案の一実施例に係る加速度センサを図1及び図2に基づき説明する。
【0016】 図2(矢印FRは、車両前方を示す)には、エアバッグ装置10が示されてい る。エアバッグ装置10は、インフレータ12、カバー14、エアバッグ袋体( 以下、単に袋体16とする)で構成され、ステアリングホイール18のハブ20 に支持されたベースプレート22に取付けられている。
【0017】 インフレータ12は、ステアリングホイール18の回転軸線回りに外周面が形 成される円筒形状とされ、その回転軸線方向略半分がベースプレート22を乗員 側に向けて貫通して突出した状態で、ベースプレート22に取付フランジ24に よって固定されている。
【0018】 袋体16は、ベースプレート22の乗員側に折り畳まれた状態で配置され、イ ンフレータ12の乗員側突出部位が袋体開口内に入り込むように、袋体開口の周 縁部が、取付けリング28によってベースプレート22に固定されている。
【0019】 カバー14は、碗状に形成され、ベースプレート22との間に袋体16を格納 するように、ベースプレート22に乗員側から伏せて固定されている。カバー1 4の乗員と対向する底壁には、薄肉部29が形成されており、袋体16が膨張す ると、薄肉部29が破断されてカバー14が観音開きの態様で展開可能となって いる。
【0020】 また、インフレータ12には、エンハンサ30、雷管32、ガス発生物質34 、加速度センサ36が収容され、車両急減速時には、加速度センサ36側の起動 部材を構成する着火ピン38が雷管32と衝突して雷管32が着火され、その着 火に基づきガス発生物質34が伝火されてガスが発生し、そのガスがガス孔39 を介して袋体16内に供給される。
【0021】 ここで、加速度センサ36について詳説する。 加速度センサ36では、図1に示すように、ハウジング40内に、慣性体を構成 するボール42が設けられている。ボール42は、シリンダ44内に収容され、 加速度がボール42に作用するとシリンダ42内を車両前方に慣性移動可能とな っている。
【0022】 また、ハウジング40内には、回動体を構成するレバー46、及び前記着火ピ ン38が設けられている。レバー46は、慣性体42の移動方向と直交する方向 に配設され、レバー46の一端部(図1で左端部)が、慣性体42の慣性移動方 向(車両前方側の面)前面に延びている。レバー46の中間部には支軸48が形 成され、支軸48は、軸方向が、ボール42の慣性移動方向とレバー46の延設 方向との両方向と直交する方向とされてハウジング40に軸支されており、ボー ル42が、車両前方に慣性移動し、レバー46の一端部を押圧すると、レバー4 6は、支軸48を回動中心として図1で反時計方向(矢印A)に回動される。
【0023】 一方、着火ピン38は、長手方向がボール42の移動方向と平行に配置され、 ハウジング40を貫通して形成された案内移動路50に沿って、着火ピン38の 車両後方端がハウジング40外に出て雷管34と当接して雷管34を着火してエ アバッグ装置10を起動する起動位置(図1に鎖線で示す)と、着火ピン38の 車両後方端がハウジング50内に位置する非起動位置(図1に実線で示す)との 間を移動可能となっている。着火ピン38の中間部には、係合部を構成する係合 つば52が設けられ、係合つば52には、ハウジング40との間に、起動付勢手 段を構成する着火スプリング54が介在されている。コイルスプリング54によ れば、着火ピン38は、起動位置に常時移動付勢され、起動位置にあって雷管3 4に着火力を付与する。
【0024】 係合つば52に対応しては、トリガ部材56が設けられている。トリガ部材5 6は、ハウジング40内で着火ピン38の移動方向と直交する方向に突出形成さ れた案内手段を構成する阻止部58によって、着火ピン付勢方向(着火ピン38 の起動位置への移動方向)の移動が阻止されており、そして、阻止部58に沿っ て、着火ピン38の移動方向と直交する方向に、係合つば52と係合する係合位 置と、係合つば52との係合を解除する係合解除位置との間で移動案内される。 トリガ部材56には、ハウジング40との間にトリガスプリング60が介在され 、トリガスプリング60によれば、トリガ部材56は、係合つば52との係合位 置へ移動付勢され、また、係合つば52の小径部52Aに当たって停止している 。
【0025】 トリガ部材56の係合つば52との係合位置では、着火ピン38の起動位置へ の移動が阻止され、このとき、着火スプリング54の付勢力は、係合つば52を 介してトリガ部材56に押圧力を及ぼしている。トリガ部材56の係合つば52 との係合解除位置では、着火ピン38の起動位置への移動が許容される。
【0026】 また、トリガ部材56の係合つば52側の端部は、段状に形成され、そこに、 移動部を構成する回動突起62が当接係合している。係合突起62は、支軸48 の半径方向に延出され、レバー46に一体回動可能に設けられている。
【0027】 ボール42が慣性移動して、レバー46が、図1に実線で示す第1の位置から 同図に鎖線で示す第2の位置に回動すると、回動突起62は回動に伴い、トリガ 部材56を押圧し、トリガスプリング60の付勢力に対抗してトリガ部材56を 係合部52との係合解除位置に移動させる。
【0028】 なお、レバー46の他端部(図1で右端部)には、ハウジング40との間にバ イアススプリング64が設けられ、バイアス部材66を介して押圧力がレバーに 及び、これによって、レバー46が第1位置に常時回動付勢されている。
【0029】 次に、本実施例の作用を説明する。 通常の車両走行では、ボール42に作用する加速度は小さく、ボール42の慣 性移動はバイアススプリング64の付勢力によって阻止され、レバー46は第1 位置から第2位置への回動に到らず、トリガ部材56は、係合つば52との係合 位置にあり、着火ピン38は、非起動位置に保持される。
【0030】 車両急減速時には、加速度が大きく、ボール42はバイアススプリング64の 付勢力に抗して慣性移動し、レバー46は第1位置から第2位置に回動される。 この回動に伴い、回動突起62が回動して、トリガ部材56を、阻止部58に沿 って係合つば52との解除位置に移動させる。そして、トリガ部材56と係合つ ば52との係合が解除され、着火ピン38は、着火スプリング54の付勢力に基 づいて、非起動位置から起動位置に移動される。これによりエアバッグ装置10 が起動可能となる。
【0031】 ここで、トリガ部材56の係合つば52との係合位置では、着火スプリング5 4の付勢力が、トリガ部材56に及んでいるが、トリガ部材56は、着火スプリ ング54の移動方向と直交する方向に係合位置から係合解除位置に阻止部58に 沿って移動案内されるので、トリガ部材56の着火ピン付勢方向への移動が阻止 されて、レバー46が第1位置から第2位置へ回動し回動突起62が、トリガ部 材56を係合つば52との係合解除位置に移動させる過程で、着火スプリング5 4の付勢力が、レバー46をボール42の慣性力に抗する方向(図1の時計方向 )の回動力として作用することはない。
【0032】 これにより、着火ピン38の起動位置への移動を許容するにあたってレバー4 6が回動する過程で、着火スプリング54の付勢力が、レバー46の反回動方向 力として及ぶのが抑制され、支軸48におけるレバー46の円滑な回動が果たさ れる。
【0033】 特に、着火スプリング54の付勢力は、雷管34を着火させるために相当大き なものとなるので、上記効果は顕著である。
【0034】 本考案は、上記実施例に限定されるものではなく、種々変更可能である。例え ば、上記実施例では、乗員保護装置がエアバッグ装置10とされているが、これ に限定されるものではなく、ウエビング巻取り装置にあって、車両急減速時にウ エビングを乗員に対して緊密に装着させるためにプリローダを起動するのにも、 勿論適用可能である。
【0035】
【考案の効果】
本考案に係る加速度センサによれば、起動部材の起動位置への移動を許容する にあたって回動体が回動する過程で、起動部材を起動位置に移動付勢する起動付 勢手段の付勢力が回動体の反回動方向力として及ぶのが抑制される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例に係る加速度センサの、車両
前後方向に沿って切断した断面図である。
【図2】本考案の一実施例に係る加速度センサを適用し
たエアバッグ装置の、車両前後方向に沿って切断した断
面図である。
【図3】従来の加速度センサの、車両前後方向に沿って
切断した断面図である。
【符号の説明】
10 エアバッグ装置(乗員保護装置) 42 ボール(慣性体) 36 加速度センサ 38 着火ピン(起動部材) 46 レバー(回動体) 52 係合つば(係合部) 54 着火スプリング(起動付勢手段) 56 トリガ部材 58 阻止部(案内手段) 62 回動突起(移動部)

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 乗員保護装置を起動するための加速度セ
    ンサであって、加速度作用によって慣性移動する慣性体
    と、この慣性体の慣性移動によって車両急減速時には第
    1位置から第2位置に回動する回動体と、非起動位置か
    ら乗員保護装置を起動する起動位置に移動可能な起動部
    材と、この起動部材を起動位置に移動付勢する起動付勢
    手段と、前記起動部材に一体移動可能に設けられた係合
    部と、前記起動部材の移動方向と直交する方向に係合部
    と係合する係合位置から係合部との係合を解除する係合
    解除位置に移動して係合位置では起動部材の起動位置へ
    の移動を阻止し係合解除位置では起動部材の起動位置へ
    の移動を許容するトリガ部材と、このトリガ部材を起動
    部材の移動方向と直交する方向に前記係合位置から係合
    解除位置へと移動案内する案内手段と、前記回動体に一
    体回動可能に設けられ回動体の第1位置から第2位置へ
    の回動によってトリガ部材を前記係合位置から係合解除
    位置に移動させる移動部と、を備えたことを特徴とする
    加速度センサ。
JP3295892U 1992-05-19 1992-05-19 加速度センサ Pending JPH0592744U (ja)

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