JPH07324649A - エンジンのクランクケース構造 - Google Patents

エンジンのクランクケース構造

Info

Publication number
JPH07324649A
JPH07324649A JP11677094A JP11677094A JPH07324649A JP H07324649 A JPH07324649 A JP H07324649A JP 11677094 A JP11677094 A JP 11677094A JP 11677094 A JP11677094 A JP 11677094A JP H07324649 A JPH07324649 A JP H07324649A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
crankcase
wall
boss
mounting boss
engine
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP11677094A
Other languages
English (en)
Inventor
Takeshi Takahashi
高橋  健
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Suzuki Motor Corp
Original Assignee
Suzuki Motor Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Suzuki Motor Corp filed Critical Suzuki Motor Corp
Priority to JP11677094A priority Critical patent/JPH07324649A/ja
Publication of JPH07324649A publication Critical patent/JPH07324649A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Cylinder Crankcases Of Internal Combustion Engines (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】周囲に異物が溜まらず、そして湯道用のリブを
形成することなく、簡単な構造で鋳造性を高め、鋳造不
良の発生の低減が図れる付属機器取付用ボスを備えたエ
ンジンのクランクケース構造を提供するにある。 【構成】クランクケース12a壁の外表面にスタータモ
ータ18等の付属機器取付用ボス27を上記クランクケ
ース12a壁と一体に突設したエンジンのクランクケー
ス構造において、上記クランクケース12a壁の外表面
に段部29を上記クランクケース12a壁と一体に突設
する一方、上記付属機器取付用ボス27を、少なくとも
その一部が上記段部29を利用してその壁部30と一体
化するように配置したものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はエンジンのクランクケー
ス構造に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、自動二輪車に搭載されるエンジ
ンのクランクケースにはスタータモータ等の付属機器が
外装されたものがある。通常、これらの付属機器はクラ
ンクケース壁に突設されたボスに例えばボルト等で固定
されている。クランクケースは、例えばアルミダイキャ
スト等の鋳造品であるため、ボスはクランクケース壁と
一体に設けられるのが一般的である。
【0003】図7〜図9に従来の付属機器取付用ボスの
一例を示す。図7は、クランクケースの背面図であり、
図8は図7のVIII−VIII線に沿う断面図である。また、
図9(a)は、図7のIX−IX線に沿う断面図であ
り、図9(b)は、図9(a)のX−X線に沿う断面図
である。
【0004】図7および図8に示すように、クランクケ
ース1の背面には付属機器であるスタータモータ2が配
置され、スタータモータ2の背部にはモータ取付用ブラ
ケット3が設けられている。一方、クランクケース1の
背面には付属機器取付用ボスであるモータ取付用ボス4
がクランクケース1壁と一体に突設されている。そし
て、スタータモータ2はモータ取付用ブラケット3を介
して例えばボルト5によりモータ取付用ボス4に固定さ
れるようになっている。
【0005】ところで、モータ取付用ボス4をクランク
ケース1壁と一体に突設する場合、モータ取付用ボス4
の上面および胴部に鋳造時の湯回り不良が発生すること
がある。そこで、一般には図9(a)および(b)に示
すようにモータ取付用ボス4の周囲にリブ6を形成し、
これらのリブ6を鋳造時の湯道としている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、モータ
取付用ボス4の周囲にリブ6を形成するとこれらのリブ
6により凹部7が形成され、この凹部7に泥や小石など
の異物が溜まってしまう。そのため、リブ6に水抜き溝
8を形成する処理が必要になるなど、クランクケース1
の形状が複雑になる。その結果、鋳型の製造が複雑にな
るなど鋳造性が悪くなり、コストの上昇に繋がる。ま
た、モータ取付用ボス4の周囲にリブ6を形成すると外
観も悪化する。
【0007】そこで、図10に示すように、モータ取付
用ボス4のクランクケース1外への突出量を小さくする
ことによりリブ6の形成を不要とすることができるが、
反面、クランクケース1内への突出量が増し、詳細には
図示しないがクランクケース1内の例えばミッションギ
ヤに干渉する虞が生じる。また、モータ取付用ボス4の
クランクケース1外への突出量を小さくすることにより
モータ取付用ブラケット3のスタータモータ2への取付
位置が変わってしまい、モータ取付用ブラケット3の設
計変更などを要するため、他の機種との部品の共通化が
図れなく、コストの上昇に繋がってしまう。
【0008】本発明は上述した事情を考慮してなされた
もので、周囲に異物が溜まらず、そして湯道用のリブを
形成することなく簡単な構造で鋳造性を高め、鋳造不良
の発生の低減が図れる付属機器取付用ボスを備えたエン
ジンのクランクケース構造を提供することを目的とす
る。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明に係るエンジンの
クランクケース構造は、上述した課題を解決するため
に、請求項1に記載したように、クランクケース壁の外
表面にスタータモータ等の付属機器取付用ボスを上記ク
ランクケース壁と一体に突設したエンジンのクランクケ
ース構造において、上記クランクケース壁の外表面に段
部を上記クランクケース壁と一体に突設する一方、上記
付属機器取付用ボスを、少なくともその一部が上記段部
を利用してその壁部と一体化するように配置したもので
ある。
【0010】
【作用】上記の構成を有する本発明においては、クラン
クケース壁の外表面にスタータモータ等の付属機器取付
用ボスを上記クランクケース壁と一体に突設したエンジ
ンのクランクケース構造において、上記クランクケース
壁の外表面に段部を上記クランクケース壁と一体に突設
する一方、上記付属機器取付用ボスを、少なくともその
一部が上記段部を利用してその壁部と一体化するように
配置したため、付属機器取付用ボスの周囲には異物が溜
まらず、そして湯道用のリブは不要となり、簡単な構造
で鋳造性が高まり、その結果鋳造不良の発生の低減を図
ることができる。
【0011】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。
【0012】図1は、この発明を適用した自動二輪車用
エンジンの一例を示す概略側面図である。
【0013】図1において、エンジン10は、車体フレ
ーム11の中央下部に搭載されており、主に、クランク
ケース12、シリンダブロック13、シリンダヘッド1
4、そしてヘッドカバー15とから外形が構成される。
クランクケース12は、例えばアルミダイキャスト等の
鋳造品で、アッパークランクケース12aとロアークラ
ンクケース12bとに上下分割可能になっている。
【0014】図2は、クランクケース12の側面図であ
る。図2に示すように、クランクケース12の左側面に
はマグネト室16が配置され、このマグネト室16内に
エンジン10の始動装置17が設けられる。また、アッ
パークランクケース12aの背面にはエンジン始動装置
17の一部であり、付属機器であるスタータモータ18
が配置される。
【0015】クランクケース12内にはクランクシャフ
ト19がクランクケース12の幅方向に渡って配置され
る。クランクシャフト19は、その一端部がマグネト室
16内に延出しており、エンジン始動装置17の一部で
あるスタータギヤ20がクランクシャフト19に図示し
ないスタータクラッチを介して支承される。スタータク
ラッチは、クランクシャフト19を正回転させる回転力
のみをスタータギヤ20からクランクシャフト19に伝
達するように構成される。
【0016】一方、スタータモータ18の出力軸21に
はピニオンギヤ22が形成される。このピニオンギヤ2
2は、隣接するエンジン始動装置17の一部である第一
アイドルギヤ23に作動連結される。また、第一アイド
ルギヤ23の隣にはエンジン始動装置17の一部である
トルクリミッタ24が配置され、第一アイドルギヤ23
に作動連結される。トルクリミッタ24は、エンジンの
始動時にキックバックが発生し、クランクシャフト19
が一時的に強く逆回転した場合に、その逆回転力を緩衝
し、スタータモータ18に過大な逆負荷が加わって損傷
するのを防止する働きを持つ。
【0017】さらに、トルクリミッタ24は、隣接する
エンジン始動装置17の一部である第二アイドルギヤ2
5に作動連結される。そして、第二アイドルギヤ25
は、スタータギヤ20に作動連結される。
【0018】図3は、アッパークランクケース12aの
背面図であり、図4は、図3のIV−IV線に沿う断面
図である。また、図5は、図3のV−V線に沿う断面図
であり、図6は、図5のVI−VI線に沿う断面図であ
る。
【0019】図3〜図6に示すように、スタータモータ
18の背部にはモータ取付用ブラケット26が設けられ
る。一方、アッパークランクケース12aの背面には付
属機器取付用ボスであるモータ取付用ボス27がアッパ
ークランクケース12a壁と一体に突設される。そし
て、スタータモータ18はモータ取付用ブラケット26
を介して例えばボルト28によりモータ取付用ボス27
に固定される。
【0020】ところで、モータ取付用ブラケット26の
下方のアッパークランクケース12a背面には段部29
がアッパークランクケース12a壁と一体に突設され、
この段部29にモータ取付用ボス27が段部29と一体
に設けられる。また、モータ取付用ボス27は、少なく
ともその一部が段部29の壁部30と一体化するように
配置される。なお、段部29の壁部30はアッパークラ
ンクケース12a鋳造時の湯道になるように構成され
る。
【0021】次に、本実施例の作用について説明する。
【0022】アッパークランクケース12a背面に段部
29をアッパークランクケース12a壁と一体に突設
し、この段部29にモータ取付用ボス27を段部29の
一部を吸収し、取り込むように一体に設けることによ
り、モータ取付用ボス27の上面とアッパークランクケ
ース12a壁との差が小さくなり、モータ取付用ボス2
7の鋳造時の湯回りが良くなると供に、モータ取付用ボ
ス27周辺にリブが不要となり、泥や小石などの異物が
溜まることがない。また、モータ取付用ボス27が段部
29の補強部材ともなるため、補強用のリブ等が不要に
なる。
【0023】また、モータ取付用ボス27の、少なくと
もその一部が段部29の壁部30を利用し、段部29の
壁部30を吸収し、取り込むように一体化するように配
置し、段部29の壁部30がアッパークランクケース1
2a鋳造時の湯道になるように構成することにより、や
はりモータ取付用ボス27の鋳造時の湯回りが良くな
る。
【0024】そして、鋳造時の湯回りが良くなることに
よりクランクケース12の鋳造性が向上し、品質が安定
してコストを低減できる。また、鋳造管理が効率的にな
って工数の削減も図れる。さらに、クランクケース12
背面の剛性も高まり、耐久性が向上する。さらにまた、
モータ取付用ブラケット26の設計変更などは不要なた
め、他の機種との部品の共通化が図れる。
【0025】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係るエン
ジンのクランクケース構造によれば、クランクケース壁
の外表面にスタータモータ等の付属機器取付用ボスを上
記クランクケース壁と一体に突設したエンジンのクラン
クケース構造において、上記クランクケース壁の外表面
に段部を上記クランクケース壁と一体に突設する一方、
上記付属機器取付用ボスを、少なくともその一部が上記
段部を利用してその壁部と一体化するように配置したた
め、付属機器取付用ボスの周囲には異物が溜まらず、そ
して湯道用のリブは不要となり、簡単な構造で鋳造性が
高まり、その結果鋳造不良の発生の低減を図ることがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るエンジンのクランクケース構造の
一実施例を示す自動二輪車用エンジンの概略側面図。
【図2】クランクケースの側面図。
【図3】アッパークランクケースの背面図。
【図4】図3のIV−IV線に沿う断面図。
【図5】図3のV−V線に沿う断面図。
【図6】図5のVI−VI線に沿う断面図。
【図7】従来のクランクケースの背面図。
【図8】図7のVIII−VIII線に沿う断面図。
【図9】(a)は図7のIX−IX線に沿う断面図、
(b)は(a)のX−X線に沿う断面図。
【図10】図8の他の従来例を示す断面図。
【符号の説明】 10 エンジン 12 クランクケース 12a アッパークランクケース 12b ロアークランクケース 17 エンジン始動装置 18 スタータモータ(付属機器) 26 モータ取付用ブラケット 27 モータ取付用ボス(付属機器取付用ボス) 29 段部 30 段部の壁部

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 クランクケース壁の外表面にスタータモ
    ータ等の付属機器取付用ボスを上記クランクケース壁と
    一体に突設したエンジンのクランクケース構造におい
    て、上記クランクケース壁の外表面に段部を上記クラン
    クケース壁と一体に突設する一方、上記付属機器取付用
    ボスを、少なくともその一部が上記段部を利用してその
    壁部と一体化するように配置したことを特徴とするエン
    ジンのクランクケース構造。
JP11677094A 1994-05-30 1994-05-30 エンジンのクランクケース構造 Pending JPH07324649A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11677094A JPH07324649A (ja) 1994-05-30 1994-05-30 エンジンのクランクケース構造

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11677094A JPH07324649A (ja) 1994-05-30 1994-05-30 エンジンのクランクケース構造

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH07324649A true JPH07324649A (ja) 1995-12-12

Family

ID=14695303

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP11677094A Pending JPH07324649A (ja) 1994-05-30 1994-05-30 エンジンのクランクケース構造

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH07324649A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014196681A (ja) * 2013-03-29 2014-10-16 本田技研工業株式会社 内燃機関のクランクケース構造

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014196681A (ja) * 2013-03-29 2014-10-16 本田技研工業株式会社 内燃機関のクランクケース構造

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH0413402Y2 (ja)
US7430993B2 (en) Cooling structure of engine
EP1958813B1 (en) Vehicle
JP4262564B2 (ja) 内燃機関のシリンダブロック
JPH07324649A (ja) エンジンのクランクケース構造
JPS6257861B2 (ja)
JP3711212B2 (ja) エンジン
JP3333375B2 (ja) エンジンのシリンダボディ用鋳型
JP3823753B2 (ja) オイルパン
JPH0720376Y2 (ja) エンジンのスターター取付構造
JP2742080B2 (ja) スイング式パワーユニットケース
JPH0622134Y2 (ja) オイルパン
JPH0681670A (ja) 自動二輪車用エンジン
EP1087126A2 (en) Four-stroke cycle engine
JPH1130175A (ja) スタータ
JP2005048612A (ja) エンジンの動力伝達機構カバー部材
JP2971769B2 (ja) 内燃エンジン用クランクケース
JPS6347627Y2 (ja)
JP2560889Y2 (ja) 自動2輪車の出力軸チェーンカバー
JP2563133Y2 (ja) シリンダブロックとフライホイールハウジングとの連結構造
JPH0310363Y2 (ja)
JPS62289493A (ja) 自動二輪車の起動モ−タ取付構造
JPH09263286A (ja) 小型車両のエンジンケース構造
JP2583247Y2 (ja) スタータ
JPS6032347Y2 (ja) 動力取出装置を備えたエンジン

Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20040309