JPH07329763A - マスタシリンダ - Google Patents
マスタシリンダInfo
- Publication number
- JPH07329763A JPH07329763A JP12656694A JP12656694A JPH07329763A JP H07329763 A JPH07329763 A JP H07329763A JP 12656694 A JP12656694 A JP 12656694A JP 12656694 A JP12656694 A JP 12656694A JP H07329763 A JPH07329763 A JP H07329763A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- seal member
- piston
- cylinder
- master cylinder
- stopper
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Transmission Of Braking Force In Braking Systems (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】カップシールの設計自由度を向上させることを
目的としている。 【構成】シリンダ本体1に、その軸方向に沿って有底の
シリンダ孔2が開設している。そのシリンダ孔2内は、
2つのピストン3,4が摺動可能に配されることで、複
数の室に画成されている。ピストンの外周には、カップ
シール9〜12が固定されている。シリンダ本体1のシ
リンダ孔開口端部には、ストッパキャップ13が固定さ
れている。ストッパキャップ13の底板13a内面に、
環状のシール部材14が突設している。そして、プライ
マリ・ピストン3が後退してストッパキャップ13の底
板13aに当接すると、シール部材14に、プライマリ
・ピストン3のシール面3aが当接してシールされる。
目的としている。 【構成】シリンダ本体1に、その軸方向に沿って有底の
シリンダ孔2が開設している。そのシリンダ孔2内は、
2つのピストン3,4が摺動可能に配されることで、複
数の室に画成されている。ピストンの外周には、カップ
シール9〜12が固定されている。シリンダ本体1のシ
リンダ孔開口端部には、ストッパキャップ13が固定さ
れている。ストッパキャップ13の底板13a内面に、
環状のシール部材14が突設している。そして、プライ
マリ・ピストン3が後退してストッパキャップ13の底
板13aに当接すると、シール部材14に、プライマリ
・ピストン3のシール面3aが当接してシールされる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、車両のブレーキ系統に
用いられるマスタシリンダに関するものである。
用いられるマスタシリンダに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のマスタシリンダとしては、例え
ば、実開昭62−112962号公報に記載されている
ように、シリンダ本体に開設された有底のシリンダ孔内
へ、摺動可能にピストンが配設されて、該シリンダ孔内
が複数の室に画成されている。上記実開昭62−112
962号公報に記載されたマスタシリンダはタンデム式
のマスタシリンダであって、上記シリンダ孔の開口端部
側からプライマリ・ピストン及びセカンダリ・ピストン
の2つのピストンが配設されている。
ば、実開昭62−112962号公報に記載されている
ように、シリンダ本体に開設された有底のシリンダ孔内
へ、摺動可能にピストンが配設されて、該シリンダ孔内
が複数の室に画成されている。上記実開昭62−112
962号公報に記載されたマスタシリンダはタンデム式
のマスタシリンダであって、上記シリンダ孔の開口端部
側からプライマリ・ピストン及びセカンダリ・ピストン
の2つのピストンが配設されている。
【0003】各ピストンの外周面には、それぞれカップ
シールが取り付けられて、ピストン外周面とシリンダ孔
内周面との間に対して、所定の液密性を確保するように
している。また、シリンダ孔の開口端部側内周面には、
円環状のストッパプレートが同軸に固定されていて、プ
ライマリ・ピストンが該開口端部側に移動する際に、該
ピストンの端面が該ストッパプレート内面と当接するこ
とで、該プライマリ・ピストンの上記開口端部方向への
移動が規制されるようになっている。
シールが取り付けられて、ピストン外周面とシリンダ孔
内周面との間に対して、所定の液密性を確保するように
している。また、シリンダ孔の開口端部側内周面には、
円環状のストッパプレートが同軸に固定されていて、プ
ライマリ・ピストンが該開口端部側に移動する際に、該
ピストンの端面が該ストッパプレート内面と当接するこ
とで、該プライマリ・ピストンの上記開口端部方向への
移動が規制されるようになっている。
【0004】また、マスタシリンダによっては、上記円
環板状のストッパプレートの代わりに、ストッパキャッ
プを取り付けることで、プライマリ・ピストンのシリン
ダ孔開口端部方向への移動を規制しているものもある。
このストッパキャップ30は、底板の中央部分にプッシ
ュロッドを遊挿可能な開口部を備えて、図7に示すよう
に、シリンダ本体31の開口端部側を覆うように同軸に
取り付けられる。そして、プライマリ・ピストン32の
端面が、該ストッパキャップ30の底板30a内面に当
接することで移動が規制されるようになっている。
環板状のストッパプレートの代わりに、ストッパキャッ
プを取り付けることで、プライマリ・ピストンのシリン
ダ孔開口端部方向への移動を規制しているものもある。
このストッパキャップ30は、底板の中央部分にプッシ
ュロッドを遊挿可能な開口部を備えて、図7に示すよう
に、シリンダ本体31の開口端部側を覆うように同軸に
取り付けられる。そして、プライマリ・ピストン32の
端面が、該ストッパキャップ30の底板30a内面に当
接することで移動が規制されるようになっている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】一般に、工場内でマス
タシリンダを組み立てて、ブレーキ液を、マスタシリン
ダを含んだブレーキ回路内に注入するに際し、予めブレ
ーキ回路内を真空にする真空充填工程がある。このと
き、上記のような従来の構成のマスタシリンダでは、シ
リンダ孔33に形成された室の気密性を、ピストン32
に取り付けたカップシール34で確保するようにしてい
る。
タシリンダを組み立てて、ブレーキ液を、マスタシリン
ダを含んだブレーキ回路内に注入するに際し、予めブレ
ーキ回路内を真空にする真空充填工程がある。このと
き、上記のような従来の構成のマスタシリンダでは、シ
リンダ孔33に形成された室の気密性を、ピストン32
に取り付けたカップシール34で確保するようにしてい
る。
【0006】上記カップシール34の本来の役割は、シ
リンダ孔33内のブレーキ液に対する所定の液密性を確
保する共にシリンダ孔33内をピストン32が摺動可能
にすることであるが、上記従来のように該カップシール
34に真空シール性を持たせることは、該カップシール
34に対する設計の自由度を低くする。即ち、上記のよ
うな真空シール性を確保するために、従来のカップシー
ル34は、例えば、図8に示すような形状をしており、
メインリップ部35で所定の液密性を確保すると共に、
該メインリップ部35及びベースリップ部36で所定の
真空シール性を確保している。
リンダ孔33内のブレーキ液に対する所定の液密性を確
保する共にシリンダ孔33内をピストン32が摺動可能
にすることであるが、上記従来のように該カップシール
34に真空シール性を持たせることは、該カップシール
34に対する設計の自由度を低くする。即ち、上記のよ
うな真空シール性を確保するために、従来のカップシー
ル34は、例えば、図8に示すような形状をしており、
メインリップ部35で所定の液密性を確保すると共に、
該メインリップ部35及びベースリップ部36で所定の
真空シール性を確保している。
【0007】このとき、上記ベースリップ部36は、マ
スタシリンダを作動する際にシリンダ孔33内周面と摺
動することで発生する摩擦によって微振動を発生し易
く、この振動がゴムシール全体に伝わりメインリップ部
35のシール性に影響を及ぼすことがある。この影響度
合いを定量的に把握することは極めて困難なことから、
カップシール形状を設計する際に、多種類の形状を作
り、試行錯誤で適切なシール形状を求めざるを得ない。
従って、多大な時間と費用を必要とする。
スタシリンダを作動する際にシリンダ孔33内周面と摺
動することで発生する摩擦によって微振動を発生し易
く、この振動がゴムシール全体に伝わりメインリップ部
35のシール性に影響を及ぼすことがある。この影響度
合いを定量的に把握することは極めて困難なことから、
カップシール形状を設計する際に、多種類の形状を作
り、試行錯誤で適切なシール形状を求めざるを得ない。
従って、多大な時間と費用を必要とする。
【0008】また、メインリップ部35に、工場で実施
されるブレーキ液の真空充填時の高真空に耐えられる様
な形状にすると、摺動による抵抗が増えたりメインリッ
プ部35が傷つき易いなどの問題が生じるため対処が容
易でない。本発明は、上記のような問題点に着目してな
されたもので、カップシールの設計自由度を向上させる
ことを目的としている。
されるブレーキ液の真空充填時の高真空に耐えられる様
な形状にすると、摺動による抵抗が増えたりメインリッ
プ部35が傷つき易いなどの問題が生じるため対処が容
易でない。本発明は、上記のような問題点に着目してな
されたもので、カップシールの設計自由度を向上させる
ことを目的としている。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明のマスタシリンダは、シリンダ本体に開設さ
れた有底のシリンダ孔内へ摺動可能にピストンが配置さ
れると共に、上記シリンダ孔の開口端部にストッパキャ
ップが取り付けられて、ピストンの端面が該ストッパキ
ャップの底板内面に当接することで、該ピストンの開口
端部方向への移動を規制する構造を備えたマスタシリン
ダにおいて、上記ストッパキャップの底板内面におけ
る、シリンダ孔の内周面とピストン外周面との摺接位置
と該シリンダ孔の軸方向で対向する位置全周に対して、
シール部材を突設させたことを特徴としている。
に、本発明のマスタシリンダは、シリンダ本体に開設さ
れた有底のシリンダ孔内へ摺動可能にピストンが配置さ
れると共に、上記シリンダ孔の開口端部にストッパキャ
ップが取り付けられて、ピストンの端面が該ストッパキ
ャップの底板内面に当接することで、該ピストンの開口
端部方向への移動を規制する構造を備えたマスタシリン
ダにおいて、上記ストッパキャップの底板内面におけ
る、シリンダ孔の内周面とピストン外周面との摺接位置
と該シリンダ孔の軸方向で対向する位置全周に対して、
シール部材を突設させたことを特徴としている。
【0010】または、本発明のマスタシリンダは、請求
項2に記載されているように、シリンダ本体に開設され
た有底のシリンダ孔内へ摺動可能にピストンが配置され
ると共に、上記シリンダ孔の開口端部側内周面に、リン
グ状の円板からなるストッパプレートが同軸に取り付け
られて、ピストンの端面が該ストッパプレート内面に当
接することで、該ピストンの開口端部方向への移動を規
制する構造を備えたマスタシリンダにおいて、上記スト
ッパプレート内面における、シリンダ孔の内周面とピス
トン外周面との摺接位置と該シリンダの軸方向で対向す
る位置全周に対して、シール部材を突設させたことを特
徴としている。
項2に記載されているように、シリンダ本体に開設され
た有底のシリンダ孔内へ摺動可能にピストンが配置され
ると共に、上記シリンダ孔の開口端部側内周面に、リン
グ状の円板からなるストッパプレートが同軸に取り付け
られて、ピストンの端面が該ストッパプレート内面に当
接することで、該ピストンの開口端部方向への移動を規
制する構造を備えたマスタシリンダにおいて、上記スト
ッパプレート内面における、シリンダ孔の内周面とピス
トン外周面との摺接位置と該シリンダの軸方向で対向す
る位置全周に対して、シール部材を突設させたことを特
徴としている。
【0011】また、請求項1又は請求項2の構成に対し
て、請求項3に記載しているように、上記底板又はスト
ッパプレート内面における、上記シール部材を取り付け
る環状部分全周に沿って又は該環状部分に沿った複数位
置に、凹部を設け、且つ、上記シール部材に、該凹部内
に嵌着可能な嵌着部を設けたことを特徴とする。また
は、請求項1又は請求項2の構成に対して、請求項4に
記載しているように、上記底板又はストッパプレート内
面における上記シール部材を取り付ける環状部分に沿っ
た複数位置に、それぞれ貫通穴を設け、且つ、上記シー
ル部材に、該貫通内に嵌入可能な突起部を設けたことを
特徴とする。
て、請求項3に記載しているように、上記底板又はスト
ッパプレート内面における、上記シール部材を取り付け
る環状部分全周に沿って又は該環状部分に沿った複数位
置に、凹部を設け、且つ、上記シール部材に、該凹部内
に嵌着可能な嵌着部を設けたことを特徴とする。また
は、請求項1又は請求項2の構成に対して、請求項4に
記載しているように、上記底板又はストッパプレート内
面における上記シール部材を取り付ける環状部分に沿っ
た複数位置に、それぞれ貫通穴を設け、且つ、上記シー
ル部材に、該貫通内に嵌入可能な突起部を設けたことを
特徴とする。
【0012】また、上記請求項1,請求項3,又は請求
項4のいずれかの構成に対して、請求項5に記載されて
いるように、上記シール部材と接触可能なシリンダ孔の
開口端面の内周角部、又は上記シール部材と接触可能な
ピストン端面の外周角部の少なくも一方を切り欠いてテ
ーパ状のシール面を設けたことを特徴とする。
項4のいずれかの構成に対して、請求項5に記載されて
いるように、上記シール部材と接触可能なシリンダ孔の
開口端面の内周角部、又は上記シール部材と接触可能な
ピストン端面の外周角部の少なくも一方を切り欠いてテ
ーパ状のシール面を設けたことを特徴とする。
【0013】
【作用】請求項1に記載のように、ストッパキャップの
底板内面から環状のシール部材を突設させておくこと
で、ピストンがストッパキャップに当接するまで後退す
ると、シリンダ孔の開口端部内周側角部とピストン端面
外周側角部との摺接部に上記シール部材が当接する。こ
れによって、ピストンがストッパキャップに当接するま
で後退した状態では、ピストンとシリンダ孔との間の摺
接部全周に対して所定の気密性が確保される。
底板内面から環状のシール部材を突設させておくこと
で、ピストンがストッパキャップに当接するまで後退す
ると、シリンダ孔の開口端部内周側角部とピストン端面
外周側角部との摺接部に上記シール部材が当接する。こ
れによって、ピストンがストッパキャップに当接するま
で後退した状態では、ピストンとシリンダ孔との間の摺
接部全周に対して所定の気密性が確保される。
【0014】なお、上記シール部材は、ピストンに対し
て摺接することはないので、摺動時の振動を考慮する必
要がなく、また、マスタシリンダ作動時には液密のため
のシールに寄与する必要はない。これによって、ピスト
ン外周に固定するカップシールに、真空シール性が要求
されることなく、本来の目的である、ブレーキ液の液密
性及びピストン摺動性の見地からのみ設計可能となる。
て摺接することはないので、摺動時の振動を考慮する必
要がなく、また、マスタシリンダ作動時には液密のため
のシールに寄与する必要はない。これによって、ピスト
ン外周に固定するカップシールに、真空シール性が要求
されることなく、本来の目的である、ブレーキ液の液密
性及びピストン摺動性の見地からのみ設計可能となる。
【0015】また、請求項2に記載のように、ストッパ
プレートの内面から環状のシール部材を突設させておく
ことで、ピストンがストッパキャップに当接するまで後
退すると、シリンダ孔の開口端部内周側角部とピストン
端面外周側角部との摺接部に上記シール部材が当接す
る。これによって、ピストンがストッパキャップに当接
するまで後退した状態では、ピストンとシリンダ孔との
間の摺接部全周に対して所定の気密性が確保される。
プレートの内面から環状のシール部材を突設させておく
ことで、ピストンがストッパキャップに当接するまで後
退すると、シリンダ孔の開口端部内周側角部とピストン
端面外周側角部との摺接部に上記シール部材が当接す
る。これによって、ピストンがストッパキャップに当接
するまで後退した状態では、ピストンとシリンダ孔との
間の摺接部全周に対して所定の気密性が確保される。
【0016】なお、上記シール部材は、ピストンに対し
て摺接することはないので、摺動時の振動を考慮する必
要がなく、また、マスタシリンダ作動時には液密のため
のシールに寄与する必要はない。これによって、ピスト
ン外周に固定するカップシールに、真空シール性が要求
させることなく、本来の目的である、ブレーキ液の液密
性及びピストン摺動性の見地からのみ設計可能となる。
て摺接することはないので、摺動時の振動を考慮する必
要がなく、また、マスタシリンダ作動時には液密のため
のシールに寄与する必要はない。これによって、ピスト
ン外周に固定するカップシールに、真空シール性が要求
させることなく、本来の目的である、ブレーキ液の液密
性及びピストン摺動性の見地からのみ設計可能となる。
【0017】上記環状のシール部材の取り付けは、例え
ば,請求項3に記載されているように、シール部材の嵌
着部を凹部に嵌め込み固定することで実施できる。これ
によって、該凹部によって、該シール部材組み付けの際
の位置決めが容易となると共に、該凹部に嵌め込めると
いう簡単な手段によって、シール部材を取り付けること
が可能となる。
ば,請求項3に記載されているように、シール部材の嵌
着部を凹部に嵌め込み固定することで実施できる。これ
によって、該凹部によって、該シール部材組み付けの際
の位置決めが容易となると共に、該凹部に嵌め込めると
いう簡単な手段によって、シール部材を取り付けること
が可能となる。
【0018】または、例えば、請求項4に記載されてい
るように、シール部材に設けた各突起部をストッパキャ
ップ又はストッパプレートに設けた貫通孔に嵌挿させる
ことで実施することができる。この場合も、該シール部
材組み付けの際の位置決めが容易となると共に、該貫通
孔に嵌挿するという簡単な手段によって、シール部材を
取り付けることが可能となる。
るように、シール部材に設けた各突起部をストッパキャ
ップ又はストッパプレートに設けた貫通孔に嵌挿させる
ことで実施することができる。この場合も、該シール部
材組み付けの際の位置決めが容易となると共に、該貫通
孔に嵌挿するという簡単な手段によって、シール部材を
取り付けることが可能となる。
【0019】なお、上記突起部の先端部を、抜け防止の
ためにキノコ状等のように大径形状に成形しておくとよ
い。また、上記請求項3及び請求項4による固定の際
に、溶着等の他の固定手段を併用しても勿論,構わな
い。また、請求項5に記載されているように、ピストン
又はピストンの少なくとも一方にテーパ状のシール面を
設けておくと、シール部材に接触面積が増加して該シー
ル部材による気密性が向上する。
ためにキノコ状等のように大径形状に成形しておくとよ
い。また、上記請求項3及び請求項4による固定の際
に、溶着等の他の固定手段を併用しても勿論,構わな
い。また、請求項5に記載されているように、ピストン
又はピストンの少なくとも一方にテーパ状のシール面を
設けておくと、シール部材に接触面積が増加して該シー
ル部材による気密性が向上する。
【0020】
【実施例】本発明の実施例を図面に基づいて説明する。
まず構成を説明すると、図2に示すように、シリンダ本
体1に、その軸方向に沿って有底のシリンダ孔2が開設
している。そのシリンダ孔2内は、2つのピストン3,
4が摺動可能に配されることで、複数の室に画成されて
いる。
まず構成を説明すると、図2に示すように、シリンダ本
体1に、その軸方向に沿って有底のシリンダ孔2が開設
している。そのシリンダ孔2内は、2つのピストン3,
4が摺動可能に配されることで、複数の室に画成されて
いる。
【0021】上記2つのピストンは、シリンダ孔2の開
口端部側に配されたプライマリ・ピストン3、及び有底
側に配されたセカンダリ・ピストン4であって、両ピス
トン3,4間は、ボルト5とリテーナ6及びスプリング
7の付勢力によって位置規制されて所定の空間2a(液
圧室)が確保されている。また、シリンダ孔2の有底側
とセカンダリ・ピストン4との間も、スプリング8の付
勢力によって所定の空間2b(液圧室)が確保されてい
る。
口端部側に配されたプライマリ・ピストン3、及び有底
側に配されたセカンダリ・ピストン4であって、両ピス
トン3,4間は、ボルト5とリテーナ6及びスプリング
7の付勢力によって位置規制されて所定の空間2a(液
圧室)が確保されている。また、シリンダ孔2の有底側
とセカンダリ・ピストン4との間も、スプリング8の付
勢力によって所定の空間2b(液圧室)が確保されてい
る。
【0022】また、上記セカンダリ・ピストン4の外周
面には、プライマリ・カップシール9及びプレッシャ・
カップシール10が取り付けられて、該セカンダリ・ピ
ストン4外周面とシリンダ孔2内周面との間に所定の液
密性を確保するようにしている。同様に、上記プライマ
リ・ピストン3の外周面にも、プライマリ・カップシー
ル11及びセカンダリ・カップシール12が取り付けら
れて、該プライマリ・ピストン3外周面とシリンダ孔2
内周面との間に所定の液密性を確保するようにしてい
る。
面には、プライマリ・カップシール9及びプレッシャ・
カップシール10が取り付けられて、該セカンダリ・ピ
ストン4外周面とシリンダ孔2内周面との間に所定の液
密性を確保するようにしている。同様に、上記プライマ
リ・ピストン3の外周面にも、プライマリ・カップシー
ル11及びセカンダリ・カップシール12が取り付けら
れて、該プライマリ・ピストン3外周面とシリンダ孔2
内周面との間に所定の液密性を確保するようにしてい
る。
【0023】上記プライマリ・ピストン3における、シ
リンダ孔側開口側端面の外周側角部は、全周,面取りさ
れてテーパ状のシール面3aを形成している。同様に、
シリンダ本体1の開口部端面2cの内周面側端面も全
周,面取りされてテーパ状のシール面2dが形成されて
いる。また、シリンダ本体1のシリンダ孔開口端部に
は、ストッパキャップ13が固定されている。
リンダ孔側開口側端面の外周側角部は、全周,面取りさ
れてテーパ状のシール面3aを形成している。同様に、
シリンダ本体1の開口部端面2cの内周面側端面も全
周,面取りされてテーパ状のシール面2dが形成されて
いる。また、シリンダ本体1のシリンダ孔開口端部に
は、ストッパキャップ13が固定されている。
【0024】該ストッパキャップ13は、底板13a中
央部分にプッシュロッドが遊挿可能な径の開口部13c
が開設され、また、円筒部13bがシリンダ本体1外周
に嵌合することで、底板13a内面外縁部分が開口部端
面に当接している。そのストッパキャップ13の底板1
3a内面側には、図3に示すように、環状のシール部材
14が突設している。該シール部材14の取り付け位置
は、シリンダ孔2の内周面とピストン3外周面との摺接
位置と該シリンダ孔2の軸方向で対向する位置、即ち、
シリンダ孔2の開口端部内周側角部全周、及びプライマ
リ・ピストン3の端面外周側角部全周位置と接触可能な
位置に設定されている。
央部分にプッシュロッドが遊挿可能な径の開口部13c
が開設され、また、円筒部13bがシリンダ本体1外周
に嵌合することで、底板13a内面外縁部分が開口部端
面に当接している。そのストッパキャップ13の底板1
3a内面側には、図3に示すように、環状のシール部材
14が突設している。該シール部材14の取り付け位置
は、シリンダ孔2の内周面とピストン3外周面との摺接
位置と該シリンダ孔2の軸方向で対向する位置、即ち、
シリンダ孔2の開口端部内周側角部全周、及びプライマ
リ・ピストン3の端面外周側角部全周位置と接触可能な
位置に設定されている。
【0025】また、上記底板13a部には、図1及び図
4に示すように、上記シール部材14の取り付け部分に
沿った3か所に貫通孔13dが開設されていて、その貫
通孔13dに対して、シール部材14から突設するキノ
コ状の突起部が底板13a内周面側から嵌入して取り付
けられている。なお、シリンダ本体1には液通路1aが
設けられていて、該液通路1aを介して図示しないリザ
ーブ・タンクと連通可能となっている。ここで、16
は、リーザブ・タンクを固定するためのハブである。
4に示すように、上記シール部材14の取り付け部分に
沿った3か所に貫通孔13dが開設されていて、その貫
通孔13dに対して、シール部材14から突設するキノ
コ状の突起部が底板13a内周面側から嵌入して取り付
けられている。なお、シリンダ本体1には液通路1aが
設けられていて、該液通路1aを介して図示しないリザ
ーブ・タンクと連通可能となっている。ここで、16
は、リーザブ・タンクを固定するためのハブである。
【0026】上記構成のマスタシリンダでは、工場での
組み付け時における、ブレーキ回路内に対してブレーキ
液を注入する際に、該回路内を真空にする工程がある。
この真空充填工程で、ブレーキ回路に高真空状態が負荷
されることで、プライマリ・ピストン3は後退してスト
ッパキャップ13の底板13a内面に当接する。
組み付け時における、ブレーキ回路内に対してブレーキ
液を注入する際に、該回路内を真空にする工程がある。
この真空充填工程で、ブレーキ回路に高真空状態が負荷
されることで、プライマリ・ピストン3は後退してスト
ッパキャップ13の底板13a内面に当接する。
【0027】すると、該底板13aに固定されたシール
部材14に、プライマリ・ピストン3のシール面3aが
当接する。なお、該シール部材14は、ストッパキャッ
プ13をシリンダ本体1に固定することによって、該シ
リンダ本体1の開口端部に形成したシール面2dに前も
って当接した状態となっている。これによって、開口端
部側に配されたプライマリ・ピストン3と開口端部との
間が、該シール部材14によってシールされる。
部材14に、プライマリ・ピストン3のシール面3aが
当接する。なお、該シール部材14は、ストッパキャッ
プ13をシリンダ本体1に固定することによって、該シ
リンダ本体1の開口端部に形成したシール面2dに前も
って当接した状態となっている。これによって、開口端
部側に配されたプライマリ・ピストン3と開口端部との
間が、該シール部材14によってシールされる。
【0028】このため、本実施例では、プライマリ・ピ
ストン3に設けるセカンダリ・カップシール12に真空
シール性を備える必要がなく、本来のブレーキ液に対す
る液密性の観点から設計することが可能となる。上記真
空充填工程の後に、シリンダ孔2内に形成された室を含
むブレーキ回路内に対して、ブレーキ液が充填される。
ストン3に設けるセカンダリ・カップシール12に真空
シール性を備える必要がなく、本来のブレーキ液に対す
る液密性の観点から設計することが可能となる。上記真
空充填工程の後に、シリンダ孔2内に形成された室を含
むブレーキ回路内に対して、ブレーキ液が充填される。
【0029】そして、その後に、該マスタシリンダを作
動させている状態では、各カップシール9,10,1
1,12が、ピストン3によって画成されたシリンダ孔
2内の室の液密性に寄与し、上記環状のシール部材14
は、不要な状態となる。なお、上記実施例では、シール
部材14の突起部14aを貫通孔13dに嵌挿させるこ
とだけで組み付けているが、所定の接着材によって固定
してもよい。
動させている状態では、各カップシール9,10,1
1,12が、ピストン3によって画成されたシリンダ孔
2内の室の液密性に寄与し、上記環状のシール部材14
は、不要な状態となる。なお、上記実施例では、シール
部材14の突起部14aを貫通孔13dに嵌挿させるこ
とだけで組み付けているが、所定の接着材によって固定
してもよい。
【0030】但し、上記のように貫通孔13dに突起部
14aを嵌挿させて取り付ける施工のほうが、組み付け
時でのシール部材14の位置決めが容易であり、また、
取り付けも嵌め込むだけと簡単である。なお、取り付け
たシール部材14は、ストッパキャップ13をシリンダ
本体1に取り付けた状態では、底板13aとシリンダ本
体1の開口部端面との間に一部が挟みこまれた状態とな
って固定され、また、該シール部材14にはさほど拗れ
力が入力されることはないと思われるので、底板13a
に対する該シール部材14の取り付けを強固にする必要
はない。
14aを嵌挿させて取り付ける施工のほうが、組み付け
時でのシール部材14の位置決めが容易であり、また、
取り付けも嵌め込むだけと簡単である。なお、取り付け
たシール部材14は、ストッパキャップ13をシリンダ
本体1に取り付けた状態では、底板13aとシリンダ本
体1の開口部端面との間に一部が挟みこまれた状態とな
って固定され、また、該シール部材14にはさほど拗れ
力が入力されることはないと思われるので、底板13a
に対する該シール部材14の取り付けを強固にする必要
はない。
【0031】また、該シール部材14の取り付け手段
は、図5に示すように、ストッパキャップ13の底板1
3a内面におけるシール部材14取り付け部分に沿っ
て、環状の凹部13eを形成しておき、また、シール部
材14の裏面側に該凹部13eに嵌入可能な嵌入部を設
けておいて、該嵌入部を上記リング状の凹部13eに嵌
め込むことでシール部材14を取り付けてもよい。
は、図5に示すように、ストッパキャップ13の底板1
3a内面におけるシール部材14取り付け部分に沿っ
て、環状の凹部13eを形成しておき、また、シール部
材14の裏面側に該凹部13eに嵌入可能な嵌入部を設
けておいて、該嵌入部を上記リング状の凹部13eに嵌
め込むことでシール部材14を取り付けてもよい。
【0032】この場合も、シール部材14の位置決めが
容易であると共に、取り付けが簡単である。なお、上記
凹部13eは取り付け部分に沿って環状に形成する必要
はなく、該取り付け部分に沿って間欠的に複数箇所,設
けるようにしてもよい。次に、第2実施例について説明
する。
容易であると共に、取り付けが簡単である。なお、上記
凹部13eは取り付け部分に沿って環状に形成する必要
はなく、該取り付け部分に沿って間欠的に複数箇所,設
けるようにしてもよい。次に、第2実施例について説明
する。
【0033】第2実施例のマスタシリンダは、上記第1
実施例と同様な基本構成を備えており、ストッパキャッ
プ13の代わりに円板状のストッパプレート17が採用
されているマスタシリンダの場合の一例である。即ち、
図6に示すように、シリンダ孔2の開口端部側内周面
に、周方向に沿って形成されたストッパ用溝部1cを備
え、該ストッパ用溝部1cにストッパプレート17が取
り付けられている。上記ストッパプレート17の内面側
には、環状のシール部材14が突設している。該シール
部材14の取り付け位置は、シリンダ孔2の内周面とピ
ストン3外周面との摺接位置と該シリンダ孔2の軸方向
で対向する位置、即ち、シリンダ孔2の内周面、及びプ
ライマリ・ピストン3の端面外周側角部全周位置と接触
可能な位置に設定されている。
実施例と同様な基本構成を備えており、ストッパキャッ
プ13の代わりに円板状のストッパプレート17が採用
されているマスタシリンダの場合の一例である。即ち、
図6に示すように、シリンダ孔2の開口端部側内周面
に、周方向に沿って形成されたストッパ用溝部1cを備
え、該ストッパ用溝部1cにストッパプレート17が取
り付けられている。上記ストッパプレート17の内面側
には、環状のシール部材14が突設している。該シール
部材14の取り付け位置は、シリンダ孔2の内周面とピ
ストン3外周面との摺接位置と該シリンダ孔2の軸方向
で対向する位置、即ち、シリンダ孔2の内周面、及びプ
ライマリ・ピストン3の端面外周側角部全周位置と接触
可能な位置に設定されている。
【0034】また、上記ストッパプレート17には、上
記シール部材14の取り付け部分に沿った複数箇所に貫
通孔17aが開設されていて、該貫通孔17aに対し
て、シール部材14から突設するキノコ状の突起部14
aを内面側から嵌入して取り付けられている。なお、上
記ストッパ用溝部1cのピストン3側角部は面取りされ
てテーパ状のシール面が形成されることで、シール部材
14との接触面積が広くなって、真空シール性を向上さ
せている。
記シール部材14の取り付け部分に沿った複数箇所に貫
通孔17aが開設されていて、該貫通孔17aに対し
て、シール部材14から突設するキノコ状の突起部14
aを内面側から嵌入して取り付けられている。なお、上
記ストッパ用溝部1cのピストン3側角部は面取りされ
てテーパ状のシール面が形成されることで、シール部材
14との接触面積が広くなって、真空シール性を向上さ
せている。
【0035】他の構成、及び作用・効果は、上記第1実
施例と同様である。なお、上記全実施例ではタンデム式
のマスタシリンダで説明しているが、シングル式のマス
タシリンダであっても勿論,構わない。
施例と同様である。なお、上記全実施例ではタンデム式
のマスタシリンダで説明しているが、シングル式のマス
タシリンダであっても勿論,構わない。
【0036】
【発明の効果】以上説明してきたように、請求項1の発
明では、ストッパキャップを備えたマスタシリンダに対
して、シール部材によってブレーキ液充填の際の真空シ
ール性が確保されるため、カップシールに真空シール性
を持たせる必要がなくなり、該カップシールを、本来の
目的であるブレーキ液に対する液密性及びピストン摺動
性の見地からのみ設計可能となり設計自由度が向上する
という効果がある。
明では、ストッパキャップを備えたマスタシリンダに対
して、シール部材によってブレーキ液充填の際の真空シ
ール性が確保されるため、カップシールに真空シール性
を持たせる必要がなくなり、該カップシールを、本来の
目的であるブレーキ液に対する液密性及びピストン摺動
性の見地からのみ設計可能となり設計自由度が向上する
という効果がある。
【0037】また、請求項2の発明では、ストッパプレ
ートを備えたマスタシリンダに対して、シール部材によ
ってブレーキ液充填の際の真空シール性が確保されるた
め、カップシールに真空シール性を持たせる必要がなく
なり、該カップシールー、本来のブレーキ液に対する液
密性及びピストン摺動性の見地からのみ設計可能となり
設計自由度が向上するという効果がある。
ートを備えたマスタシリンダに対して、シール部材によ
ってブレーキ液充填の際の真空シール性が確保されるた
め、カップシールに真空シール性を持たせる必要がなく
なり、該カップシールー、本来のブレーキ液に対する液
密性及びピストン摺動性の見地からのみ設計可能となり
設計自由度が向上するという効果がある。
【0038】なお、上記シール部材は、ピストンに対し
て摺接することはないので、摺動時の振動を考慮する必
要がなく、また、マスタシリンダ作動時には液密のため
のシールに寄与する必要はないので、設計自由度は高
い。また、請求項3に記載されている構成では、シール
部材組み付けの際の位置決めが容易となると共に、該凹
部に嵌め込めるという簡単な手段によって、シール部材
を取り付けることが可能となるという効果がある。
て摺接することはないので、摺動時の振動を考慮する必
要がなく、また、マスタシリンダ作動時には液密のため
のシールに寄与する必要はないので、設計自由度は高
い。また、請求項3に記載されている構成では、シール
部材組み付けの際の位置決めが容易となると共に、該凹
部に嵌め込めるという簡単な手段によって、シール部材
を取り付けることが可能となるという効果がある。
【0039】また、請求項4に記載されている構成で
は、シール部材組み付けの際の位置決めが容易となると
共に、貫通孔に嵌挿するという簡単な手段によって、シ
ール部材を取り付けることが可能となる。また、請求項
5に記載されている構成を使用すると、シール部材の接
触面積が広くなり、気密性が向上するという効果があ
る。
は、シール部材組み付けの際の位置決めが容易となると
共に、貫通孔に嵌挿するという簡単な手段によって、シ
ール部材を取り付けることが可能となる。また、請求項
5に記載されている構成を使用すると、シール部材の接
触面積が広くなり、気密性が向上するという効果があ
る。
【図1】本発明に係る第1実施例のマスタシリンダにお
ける、ストッパキャップ及びシール部材を示す部分的に
拡大した側面断面図である。
ける、ストッパキャップ及びシール部材を示す部分的に
拡大した側面断面図である。
【図2】本発明に係る第1実施例のマスタシリンダを示
す側面断面図である。
す側面断面図である。
【図3】本発明に係る第1実施例のストッパキャップ及
びシール部材を内面側からみた正面図である。
びシール部材を内面側からみた正面図である。
【図4】本発明に係る第1実施例のストッパキャップ及
びシール部材を外面側からみた図である。
びシール部材を外面側からみた図である。
【図5】本発明に係る第1実施例における別のシール部
材の取り付けを示す部分的に拡大した側面断面図であ
る。
材の取り付けを示す部分的に拡大した側面断面図であ
る。
【図6】本発明に係る第2実施例のマスタシリンダにお
ける、ストッパキャップ及びシール部材を示す部分的に
拡大した側面断面図である。
ける、ストッパキャップ及びシール部材を示す部分的に
拡大した側面断面図である。
【図7】従来のマスタシリンダにおける、ストッパキャ
ップ及びシール部材を示す部分的に拡大した側面断面図
である。
ップ及びシール部材を示す部分的に拡大した側面断面図
である。
【図8】従来のカップシールを示す図である。
1 シリンダ本体 1c ストッパ用溝部 2 シリンダ孔 2d シール面 3 ピストン 3a シール面 12 カップシール 13 ストッパキャップ 13a 底板 13d 貫通孔 13e 凹部 14 シール部材 14a 突起部 14b 嵌着部 17 ストッパプレート
Claims (5)
- 【請求項1】 シリンダ本体に開設された有底のシリン
ダ孔内へ摺動可能にピストンが配置されると共に、上記
シリンダ孔の開口端部にストッパキャップが取り付けら
れて、ピストンの端面が該ストッパキャップの底板内面
に当接することで、該ピストンの開口端部方向への移動
を規制する構造を備えたマスタシリンダにおいて、 上記ストッパキャップの底板内面における、シリンダ孔
の内周面とピストン外周面との摺接位置と該シリンダ孔
の軸方向で対向する位置全周に対して、シール部材を突
設させたことを特徴とするマスタシリンダ。 - 【請求項2】 シリンダ本体に開設された有底のシリン
ダ孔内へ摺動可能にピストンが配置されると共に、上記
シリンダ孔の開口端部側内周面に、リング状の円板から
なるストッパプレートが同軸に取り付けられて、ピスト
ンの端面が該ストッパプレート内面に当接することで、
該ピストンの開口端部方向への移動を規制する構造を備
えたマスタシリンダにおいて、 上記ストッパプレート内面における、シリンダ孔の内周
面とピストン外周面との摺接位置と該シリンダの軸方向
で対向する位置全周に対して、シール部材を突設させた
ことを特徴とするマスタシリンダ。 - 【請求項3】 上記底板又はストッパプレート内面にお
ける、上記シール部材を取り付ける環状部分全周に沿っ
て又は該環状部分に沿った複数位置に、凹部を設け、且
つ、上記シール部材に、該凹部内に嵌着可能な嵌着部を
設けたことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載さ
れたマスタシリンダ。 - 【請求項4】 上記底板又はストッパプレート内面にお
ける上記シール部材を取り付ける環状部分に沿った複数
位置に、それぞれ貫通穴を設け、且つ、上記シール部材
に、該貫通内に嵌入可能な突起部を設けたことを特徴と
する請求項1又は請求項2に記載されたマスタシリン
ダ。 - 【請求項5】 上記シール部材と接触可能なシリンダ孔
の開口端面の内周角部、又は上記シール部材と接触可能
なピストン端面の外周角部の少なくも一方を切り欠いて
テーパ状のシール面を設けたことを特徴とする請求項
1,請求項3,又は請求項4のいずれかに記載されたマ
スタシリンダ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12656694A JPH07329763A (ja) | 1994-06-08 | 1994-06-08 | マスタシリンダ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12656694A JPH07329763A (ja) | 1994-06-08 | 1994-06-08 | マスタシリンダ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07329763A true JPH07329763A (ja) | 1995-12-19 |
Family
ID=14938339
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP12656694A Pending JPH07329763A (ja) | 1994-06-08 | 1994-06-08 | マスタシリンダ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07329763A (ja) |
-
1994
- 1994-06-08 JP JP12656694A patent/JPH07329763A/ja active Pending
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US4781024A (en) | Static cup seal assembly for master cylinder end | |
| JP2002332914A (ja) | シリンダヘッドカバーにおける点火栓チューブ挿入部のシール装置 | |
| US4787292A (en) | Brake booster | |
| JP2559176Y2 (ja) | マスタシリンダ用リザーバのキャップ | |
| JPH11248005A (ja) | ハウジングのシール構造 | |
| GB2080457A (en) | A power servo booster | |
| JPH07329763A (ja) | マスタシリンダ | |
| JP2005515374A (ja) | パワーステアリング用ボンデッドピストンシール | |
| US20060140527A1 (en) | Thrust roller bearing apparatus | |
| JPH0722367Y2 (ja) | ブレーキ倍力装置 | |
| JPH0942454A (ja) | キャップ | |
| JPH067018Y2 (ja) | 液圧制御弁 | |
| KR960000779B1 (ko) | 브레이크 배력장치 | |
| JPH042838Y2 (ja) | ||
| JP2000074123A (ja) | シリンダ装置 | |
| JPH0511399Y2 (ja) | ||
| JPH027313Y2 (ja) | ||
| JPH044927Y2 (ja) | ||
| JPH0345896Y2 (ja) | ||
| JP2527905Y2 (ja) | ソレノイド | |
| JPS6211246Y2 (ja) | ||
| JPH086662Y2 (ja) | マスタシリンダ | |
| JPH088931Y2 (ja) | マスタシリンダ | |
| JP4379955B2 (ja) | 密封装置及び密封装置の製造方法 | |
| JPH0434243Y2 (ja) |