JPH07329866A - 自動二輪車用制動装置 - Google Patents
自動二輪車用制動装置Info
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- JPH07329866A JPH07329866A JP6131824A JP13182494A JPH07329866A JP H07329866 A JPH07329866 A JP H07329866A JP 6131824 A JP6131824 A JP 6131824A JP 13182494 A JP13182494 A JP 13182494A JP H07329866 A JPH07329866 A JP H07329866A
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- B60T8/00—Arrangements for adjusting wheel-braking force to meet varying vehicular or ground-surface conditions, e.g. limiting or varying distribution of braking force
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- B60T8/261—Arrangements for adjusting wheel-braking force to meet varying vehicular or ground-surface conditions, e.g. limiting or varying distribution of braking force characterised by producing differential braking between front and rear wheels specially adapted for use in motorcycles
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Abstract
される後輪ブレーキとに共通のマスタシリンダが接続さ
れる自動二輪車用制動装置において、マスタシリンダの
出力液圧に応じて前輪のブレーキ力配分を変化させる。 【構成】前輪には複数の前輪ブレーキBF1,BF2が装着
され、一方の前輪ブレーキBF1にはマスタシリンダMP
が直接接続され、他方の前輪ブレーキBF2には、マスタ
シリンダMP の出力液圧に応じて液圧伝達割合を変化さ
せる圧力制御手段8を介してマスタシリンダMP が接続
される。
Description
ブレーキと、後輪に装着される後輪ブレーキとに共通の
マスタシリンダが接続される自動二輪車用制動装置に関
する。
平5−319348号公報等により既に知られている。
ブレーキペダルの踏込み操作により液圧を発生するマス
タシリンダが前輪ブレーキおよび後輪ブレーキに接続さ
れ、しかもマスタシリンダの出力液圧がそのまま前輪ブ
レーキに作用するように構成されている。このため、自
動二輪車の旋回走行時に車速調整のためにブレーキペダ
ルを比較的弱く踏み込んでも前輪が強く制動され、車体
が起きてしまうので、前輪側のブレーキ力配分を大きく
することができなかった。
のであり、マスタシリンダの出力液圧が比較的低い状態
と比較的高い状態とで前輪側のブレーキ力配分を変化さ
せ得るようにした自動二輪車用制動装置を提供すること
を目的とする。
に、請求項1記載の発明は、前輪に装着される前輪ブレ
ーキと、後輪に装着される後輪ブレーキとに共通のマス
タシリンダが接続される自動二輪車用制動装置におい
て、前輪には複数の前輪ブレーキが装着され、一方の前
輪ブレーキにはマスタシリンダが直接接続され、他方の
前輪ブレーキには、マスタシリンダの出力液圧に応じて
液圧伝達割合を変化させる圧力制御手段を介してマスタ
シリンダが接続されることを特徴とする。
求項1記載の発明の構成に加えて、圧力制御手段は、マ
スタシリンダの出力液圧が所定値未満のときに液圧伝達
を遮断する状態と、マスタシリンダの出力液圧が所定値
以上のときに液圧を伝達する状態とを切換可能に構成さ
れる。
請求項1または2記載の発明の構成に加えて、一方の前
輪ブレーキには、該前輪ブレーキの作動に応じて発生す
るブレーキ反力により液圧を発生する二次マスタシリン
ダが付設され、該二次マスタシリンダは後輪ブレーキに
接続される。
説明する。
ものであり、図1は本発明に従う制動装置を備えた自動
二輪車の平面図、図2は制動装置の全体構成図、図3は
二次マスタシリンダの縦断面図、図4は減圧装置の縦断
面図、図5は減圧装置の減圧特性図、図6は圧力制御手
段の縦断面図である。
Vにおける前輪WF の右側には第1前輪ブレーキB
F1が、前輪WF の左側には第2前輪ブレーキBF2がそれ
ぞれ装着され、後輪WR の右側には後輪ブレーキBR が
装着される。また操向ハンドル1の右端部には、ブレー
キレバー2の操作に応じた液圧を出力する第1マスタシ
リンダML が設けられ、車体フレーム3の前後方向中央
部には、ブレーキペダル4の踏込み操作に応じた液圧を
出力する第2マスタシリンダMP が設けられる。而して
ブレーキペダル4を操作しない状態でブレーキレバー2
を単独操作すると、第1マスタシリンダML から出力さ
れる液圧により第1および第2前輪ブレーキBF1,BF2
がブレーキ作動するとともに後輪ブレーキBR がブレー
キ作動する。またブレーキレバー2を操作しない状態で
ブレーキペダル4を単独操作すると、第1前輪ブレーキ
BF1および後輪ブレーキBR がブレーキ作動するが、第
2前輪ブレーキBF2は、ブレーキペダル4の操作力が比
較的小さい状態ではブレーキ作動せず、ブレーキペダル
4の操作力が比較的大きいときにブレーキ作動する。
A 、中央ピストンPB および後部ピストンPC がそれら
の背面を液圧室5A ,5B ,5C にそれぞれ臨ませてキ
ャリパ61 に摺動自在に嵌合されるディスクブレーキで
あり、第2前輪ブレーキBF2は、前部ピストンPD 、中
央ピストンPE および後部ピストンPF がそれらの背面
を液圧室5D ,5E ,5F にそれぞれ臨ませてキャリパ
62 に摺動自在に嵌合されるディスクブレーキであり、
後輪ブレーキBR は、前部ピストンPG 、中央ピストン
PH および後部ピストンPI がそれらの背面を液圧室5
G ,5H ,5Iにそれぞれ臨ませてキャリパ63 に摺動
自在に嵌合されるディスクブレーキである。
ーキBF1の液圧室5A ,5C に直接接続されるとともに
第2前輪ブレーキBF2の液圧室5D ,5F に直接接続さ
れる。また第1前輪ブレーキBF1には、第1前輪ブレー
キBF1の作動に応じて発生するブレーキ反力により液圧
を発生する二次マスタシリンダMS が付設されており、
この二次マスタシリンダMS は、減圧装置7を介して後
輪ブレーキBR の液圧室5G ,5I に接続される。さら
に第2マスタシリンダMP は、後輪ブレーキB R の液圧
室5H ならびに第1前輪ブレーキBF1の液圧室5B に直
接接続されるとともに、第2前輪ブレーキBF2の液圧室
5E に圧力制御手段8を介して接続される。
ダMS のシリンダ体9は、一端閉塞部に出力ポート10
を有した有底円筒状に形成されるものであり、このシリ
ンダ体9内にはピストン12が摺動自在に嵌合され、シ
リンダ体9の一端閉塞部とピストン12の一端との間に
は出力ポート10に通じる出力液圧室11が形成され、
該出力液圧室11内でシリンダ体9の一端およびピスト
ン12間には、出力液圧室11の容積を増大させる側に
ピストン12を付勢する戻しばね13が縮設される。
9の内面との間に環状室14を形成するようにして小径
に形成されており、相互間に環状室14を挟むようにし
てピストン12の外周には第1および第2カップシール
15,16が装着される。而して環状室14および出力
液圧室11間の第1カップシール15は、出力液圧室1
1の圧力が環状室14の圧力よりも低いときには環状室
14から出力液圧室11側への作動液の流通を許容する
が出力液圧室11から環状室14に向けての作動液の流
通は阻止するようにしてシリンダ体9の内面に摺接さ
れ、第2カップシール16は、環状室14の作動液が出
力液圧室11とは反対側に流通するのを阻止するように
してシリンダ体9の内面に摺接される。
が嵌着されており、該止め輪17によって外方への抜け
出しを阻止されるようにしてシリンダ体9には円板状の
押圧板18が摺動自在に嵌合され、該押圧板18は、ピ
ストン12の他端に同軸に当接する。しかも押圧板18
にはピストン12とは反対方向に延びるロッド19が同
軸にかつ一体に連設される。
の外面との間に貯留室20を形成するカバー21が固設
されており、シリンダ体9の側壁には、ピストン12が
図3で示すように出力液圧室11の容積を最大とする位
置に在る状態で出力液圧室11を貯留室20に通じさせ
るプライマリーポート22と、環状室14を貯留室20
に常時連通させるセカンダリーポート23とが設けられ
る。
パ61 には、図2で示すように、ロッド19に連動、連
結される連結腕24が設けられており、第1前輪ブレー
キB F1のブレーキ作動時にキャリパ61 に作用するブレ
ーキ反力により、前記連結腕24がロッド19を押上げ
る方向に作動し、それにより、ピストン12が出力液圧
室11の容積を縮小する方向に作動する。而して第1カ
ップシール15がプライマリーポート22を通過して、
貯留室20および出力液圧室11間が遮断された後もピ
ストン12が出力液圧室11の容積を縮小せしめること
により、出力液圧室11すなわち出力ポート10から液
圧が出力されることになる。この出力ポート10は管路
24を介して減圧装置7に接続され、貯留室20に接続
される管路25は、後輪ブレーキBR の液圧室5H およ
び第2マスタシリンダMP に接続される。
27および減圧手段28を備える。比例減圧弁27のハ
ウジング29には、一端を開放した第1ばね収納孔30
と、第1ばね収納孔30よりも小径にして第1ばね収納
孔30の他端に一端が同軸に連なる第1摺動孔31と、
第1摺動孔31よりも大径にして第1摺動孔31の他端
に一端が同軸に連なる第2摺動孔32と、第2摺動孔3
2よりも大径にして第2摺動孔32の他端に一端が同軸
に連なるとともに他端を開放した第2ばね収納孔33と
が設けられる。
間の段部34に当接可能な鍔部36aを中間部に有する
規制ピストン36が、第1摺動孔31に液密にかつ摺動
自在に嵌合されており、第1ばね収納孔30の開放端部
内面に嵌着された止め輪37で支持されるばね受け部材
38と、前記鍔部36aとの間には規制ばね39が縮設
される。而して規制ピストン36の第2摺動孔32側の
端面は、鍔部36aが段部34に当接した状態では、第
1および第2摺動孔31,32間の段部35と面一とな
る。
力液圧室40を形成する受圧ピストン41が摺動自在に
嵌合される。また受圧ピストン41には、ばね受けピス
トン42が液密にかつ相対摺動可能に嵌合され、受圧ピ
ストン41およびばね受けピストン42間には入力液圧
室43が形成される。而してハウジング29には、二次
マスタシリンダMS に連なる管路24が接続される入力
ポート44が設けられており、該入力ポート44は入力
液圧室43に連通される。また出力液圧室40に液圧路
45を介して連通する出力ポート46がハウジング29
に設けられており、この出力ポート46に接続される管
路47は、図2で示すように、後輪ブレーキBR の液圧
室5G ,5I に接続される。
め輪48が嵌着される。該止め輪48で支持される受け
部材49には、ばね受けピストン42の入力液圧室43
とは反対側の端部が当接され、受け部材49および受圧
ピストン41間には調圧ばね50が縮設される。しかも
受圧ピストン41の軸方向長さは、段部35および受け
部材49間の距離よりも短く設定されており、受圧ピス
トン42は、段部35および受け部材49間で軸方向に
往復動可能である。
には、ガイド孔51と、出力液圧室40に通じる弁孔5
2とが同軸に設けられるとともに、弁孔52を中心部に
開口させて入力液圧室43に臨むテーパ状の弁座53が
設けられる。一方、入力液圧室43内には、弁座53に
着座可能な弁体54が収納され、弁体54およびばね受
けピストン42間には閉じばね55が縮設される。しか
も弁体54には、弁孔52に遊嵌されるとともにガイド
孔51に摺動自在に嵌合される開弁ロッド56が一体に
突設され、この開弁ロッド56は、規制ピストン36に
当接される。
ハウジング29を有するものであり、比例減圧弁27の
出力液圧室40および出力ポート46間を結ぶ液圧路4
5の途中に設けられる液室58に一端を臨ませてハウジ
ング29に摺動自在に嵌合される段付きの減圧ピストン
59と、液室58の容積を減少する側に減圧ピストン5
9を付勢するばね60とを備え、減圧ピストン59の中
間部外面およびハウジング29間には、液室58の容積
を増大する側の液圧力を減圧ピストン59に作用せしめ
るための環状液圧室61が形成される。
ならせた小径摺動孔62と、小径摺動孔62よりも大径
にして小径摺動孔62の他端に一端が同軸に連なる大径
摺動孔63と、大径摺動孔63よりも大径にして大径摺
動孔62の他端に一端が同軸に連なるとともに他端を開
放した第3ばね収納孔64とが設けられる。また減圧ピ
ストン59は、一端を液室58に臨ませて小径摺動孔6
2に液密にかつ摺動自在に嵌合される小径部59aと、
大径摺動孔63に液密にかつ摺動自在に嵌合されるとと
もに前記小径部59aにテーパ状の受圧段部59bを介
して同軸に連設される大径部59cとを備え、環状液圧
室61は、小径摺動孔62および大径摺動孔63間の段
部と、減圧ピストン59の受圧段部59bとの間に形成
され、該環状液圧室61は入力ポート44に連通され
る。
よび第3ばね収納孔64間の段部65に当接可能な鍔部
59dが設けられており、第3ばね収納孔64の開放端
部内面に嵌着される止め輪66で支持されるばね受け部
材67と、前記鍔部59dとの間にばね60が縮設され
る。
5で示すようになる。すなわち入力ポート24に入力さ
れる液圧がP1 に達するまでは比例減圧弁27が開弁し
たままであり、出力ポート46からの出力液圧は入力液
圧に比例して増加し、この間の出力液圧の変化は0点お
よびA点間を結ぶ直線で表される。
例減圧弁27の受圧ピストン41は調圧ばね50のばね
力に抗して出力液圧室40の容積を増大する側に移動
し、弁体54が弁座53に着座して入力液圧室43およ
び出力液圧室40間が遮断されるが、入力液圧室43の
液圧すなわち入力液圧がさらに増大すると受圧ピストン
41が出力液圧室40の容積を減少する側に移動して弁
体54が弁座53から離反し、入力液圧室43および出
力液圧室40間が再び連通される。このようにして入力
液圧の増大に応じて受圧ピストン41が軸方向に往復動
し、弁孔52が断続的に開閉されることにより、図5の
A点およびB点間を結ぶ直線で示されるように出力液圧
の増加率が減少する。
と、出力液圧室40に一端を臨ませた規制ピストン36
に作用する液圧力が規制ばね39のばね力を上回り、規
制ピストン36が規制ばね39を圧縮しつつ移動する。
これにより閉じばね55で付勢された弁体54の開弁ロ
ッド56が規制ピストン36の軸方向移動に追随するこ
とになり、弁体54が弁座53に着座して入力液圧室4
3および出力液圧室40間が遮断される。したがって入
力液圧がP2 に達すると、出力液圧は図5のB点および
C点間を結ぶ直線で示されるように一定に保持される。
と、減圧手段28における減圧ピストン59を液室58
の容積が増大する側に付勢する液圧力がばね60のばね
力よりも大きくなり、減圧ピストン59が液室58の容
積を増大する側に移動することにより、出力液圧は低下
していく。
の理想的な制動圧配分特性に近似した配分特性が、減圧
装置7によって得られることになる。
グ70には、入力ポート71と、該入力ポート71との
間に隔壁72を介在させたシリンダ孔73と、ねじ孔7
4とが、この順に同軸に設けられ、隔壁72には入力ポ
ート71およびシリンダ孔73間を同軸に結ぶ連通孔7
5が穿設され、ねじ孔74にはボルト76が螺合され
る。
入力ポート71に通じる入力液圧室77を隔壁72との
間に形成するとともに出力液圧室78をボルト76との
間に形成するピストン79が摺動自在に嵌合される。し
かも出力液圧室78内でボルト76およびピストン79
間にはばね80が縮設される。
側のOリング81と、出力液圧室78側のカップシール
82とがピストン79の軸方向に間隔をあけて装着され
ており、カップシール82は、該カップシール82およ
びOリング81間の作動液が出力液圧室78の液圧低下
に応じて出力液圧室78側に流通することを許容するよ
うにしてピストン79に装着される。
ー2の操作に応じて液圧を出力する第1マスタシリンダ
ML に連なる管路83が接続される接続孔84が設けら
れるとともに、該接続孔84に連なってシリンダ孔73
の内面に開口するプライマリーポート85およびセカン
ダリーポート86が設けられる。而してプライマリーポ
ート85は、図6で示すようにピストン79が入力液圧
室77の容積を最小とする位置に在る状態で、出力液圧
室78に通じるようにしてシリンダ孔73の内面に開口
され、セカンダリーポート86は、ピストン79の軸方
向位置にかかわらずOリング81およびカップシール8
2間に位置するようにしてシリンダ孔73の内面に開口
される。
操作に応じて液圧を出力する第2マスタシリンダMP に
連なる管路87が接続される。またボルト76の頭部7
6aと、シリンダ体70との間には、前記頭部76aと
の間にワッシャ88を介在させるとともにシリンダ体7
0との間にワッシャ89を介在させるようにしてホース
口金90が挟持されており、該ホース口金90に連なる
ホース91は、ボルト76に設けられた連通路92を介
して出力液圧室78に連通され、図2で示すように第2
前輪ブレーキBF2の液圧室5E に接続される。
は、第2マスタシリンダMP の出力液圧に応じて変化す
ることになる。すなわち入力液圧室77の液圧により入
力液圧室77の容積を増大する側にピストン79を付勢
する液圧力が、ばね80により入力液圧室77の容積を
縮小する側にピストン79を付勢するばね力よりも小さ
いときには、接続孔84が出力液圧室78に連通した状
態に在り、この状態では第2マスタシリンダMP と第2
前輪ブレーキBF2の液圧室5E との液圧伝達が遮断さ
れ。而して入力液圧室77の液圧が所定値以上となり、
入力液圧室77の容積を増大する側にピストン79を付
勢する液圧力が、入力液圧室77の容積を縮小する側に
ピストン79を付勢するばね力を上回ると、ピストン7
9が入力液室室77の容積を増大する方向すなわち出力
液圧室78の容積を縮小する方向に移動し、接続孔84
および出力液圧室78間が遮断された状態で、出力液圧
室78の容積縮小に応じて出力液圧室78から液圧が出
力されることになる。すなわち入力液圧室77の液圧が
所定値以上となったときには、第2マスタシリンダMP
の出力液圧がピストン79を介して第2前輪ブレーキB
F2の液圧室5E に伝達されることになる。
と、ブレーキレバー2を単独操作したときには、第1マ
スタシリンダML で発生した液圧が、第1前輪ブレーキ
BF1の液圧室5A ,5C ならびに第2前輪ブレーキBF2
の液圧室5D ,5F にそれぞれ直接作用するとともに、
圧力制御手段8において接続孔84および出力液圧室7
8間が連通状態にあることから第2前輪ブレーキBF2の
液圧室5E にも作用し、前輪WF が制動される。しかも
第1前輪ブレーキBF1のブレーキ作動に伴って二次マス
タシリンダMS で生じた液圧は、減圧手段7を介して後
輪ブレーキBR の液圧室5G ,5I に作用し、後輪WR
も制動される。この際、前輪WF のブレーキ力の増加に
伴って二次マスタシリンダMS の出力液圧が増加したと
きには、図5で示した減圧手段7の減圧特性により、理
想的な配分特性に近似したブレーキ力が後輪WR で得ら
れることになる。
には、第2マスタシリンダMP で生じた液圧が後輪ブレ
ーキBR の液圧室5H ならびに第1前輪ブレーキBF1の
液圧室5B に作用し、しかも第1前輪ブレーキBF1のブ
レーキ作動に伴って二次マスタシリンダMS から出力さ
れる液圧は、減圧手段7を介して後輪ブレーキBR の液
圧室5G ,5I に作用し、前輪WF および後輪WR がそ
れぞれ制動される。
される液圧が所定値未満のときには圧力制御手段8の働
きにより第2前輪ブレーキBF2の液圧室5E に液圧が伝
達されることはなく、第2前輪ブレーキBF2が非作動状
態にあるのに対し、第2マスタシリンダMP で出力され
る液圧が所定値以上となると、圧力制御手段8は第2前
輪ブレーキBF2の液圧室5E に液圧を伝達するようにな
り、第2前輪ブレーキBF2がブレーキ作動する。すなわ
ち、ブレーキペダル4の踏込み操作力が所定値未満の状
態では、第1前輪ブレーキBF1がブレーキ作動するのに
対し、第2前輪ブレーキBF2はブレーキ作動せず、ブレ
ーキペダル4の踏込み操作力が所定値以上の状態では、
第1および第2前輪ブレーキBF1,BF2がともにブレー
キ作動することになる。したがって、自動二輪車Vの旋
回走行時に車速調整のためにブレーキペダル4を比較的
弱く踏み込んでも、前輪WF が強く制動されることはな
く、通常の制動時にブレーキペダル4の踏込み操作力を
比較的強くして第2マスタシリンダMP の出力液圧が比
較的高くすると、前輪WF のブレーキ力を比較的大きく
することが可能となる。
ペダル4を同時にブレーキ操作したときには、各ブレー
キBF1,BF2,BR が全てブレーキ作動し、前輪WF お
よび後輪WR が制動される。
中にブレーキペダル4を踏込み操作したときを想定する
と、圧力制御手段8において、出力液圧室78に作用し
ている第1マスタシリンダML の出力液圧による液圧力
と、ばね80のばね力との和を上回る液圧力をピストン
79に作用せしめる液圧が第2マスタシリンダMP から
出力されるまでは、ピストン79は入力液圧室77の容
積を最小とする状態にある。而して第2マスタシリンダ
MP の出力液圧増大によりピストン79が移動してプラ
イマリーポート85を閉鎖してからは、圧力制御手段8
は、第2マスタシリンダMP と第2前輪ブレーキBF2の
液圧室5E との間で液圧を伝達する状態となる。またブ
レーキペダル4の踏込み操作途中でブレーキレバー2の
ブレーキ操作を行なったときには、ピストン79がプラ
イマリーポート85を塞いだ状態に在っても第1マスタ
シリンダML の出力液圧が出力液圧室78の液圧よりも
高いときにはカップシール82の働きにより第1マスタ
シリンダML の出力液圧が出力液圧室78に作用するの
で、第1マスタシリンダML の出力液圧による液圧力と
ばね80のばね力との和がピストン79を入力液圧室7
7の容積縮小方向に付勢し、第2マスタシリンダMP の
出力液圧による液圧力が入力液圧室77の容積増大側に
ピストン79を付勢するようになり、第1マスタシリン
ダML の出力液圧増大により、ピストン79がプライマ
リーボート85を開放するまで入力液圧室77の容積縮
小側に移動した後には、第1マスタシリンダML の出力
液圧が第2前輪ブレーキBF2の液圧室5E に作用するよ
うになる。
明は上記実施例に限定されるものではなく、特許請求の
範囲に記載された本発明を逸脱することなく種々の設計
変更を行なうことが可能である。
れば、前輪には複数の前輪ブレーキが装着され、一方の
前輪ブレーキにはマスタシリンダが直接接続され、他方
の前輪ブレーキには、マスタシリンダの出力液圧に応じ
て液圧伝達割合を変化させる圧力制御手段を介してマス
タシリンダが接続されるので、マスタシリンダからの出
力液圧に応じて前輪のブレーキ力配分を変化させること
ができる。
求項1記載の発明の構成に加えて、圧力制御手段は、マ
スタシリンダの出力液圧が所定値未満のときに液圧伝達
を遮断する状態と、マスタシリンダの出力液圧が所定値
以上のときに液圧を伝達する状態とを切換可能に構成さ
れるので、マスタシリンダの出力液圧が比較的小さいと
きには、他方の前輪ブレーキを非作動状態として前輪の
ブレーキ力を比較的弱くし、マスタシリンダの出力液圧
が比較的大きいときには全ての前輪ブレーキをブレーキ
作動せしめ、必要なブレーキ力を得ることができる。
請求項1または2記載の発明の構成に加えて、一方の前
輪ブレーキには、該前輪ブレーキの作動に応じて発生す
るブレーキ反力により液圧を発生する二次マスタシリン
ダが付設され、該二次マスタシリンダは後輪ブレーキに
接続されるので、前輪ブレーキのブレーキ作動に応じて
後輪ブレーキを連動作動せしめることができる。
面図である。
Claims (3)
- 【請求項1】 前輪(WF )に装着される前輪ブレーキ
(BF1,BF2)と、後輪(WR )に装着される後輪ブレ
ーキ(BR )とに共通のマスタシリンダ(M P )が接続
される自動二輪車用制動装置において、前輪(WF )に
は複数の前輪ブレーキ(BF1,BF2)が装着され、一方
の前輪ブレーキ(BF1)にはマスタシリンダ(MP )が
直接接続され、他方の前輪ブレーキ(BF2)には、マス
タシリンダ(MP )の出力液圧に応じて液圧伝達割合を
変化させる圧力制御手段(8)を介してマスタシリンダ
(MP )が接続されることを特徴とする自動二輪車用制
動装置。 - 【請求項2】 圧力制御手段(8)は、マスタシリンダ
(MP )の出力液圧が所定値未満のときに液圧伝達を遮
断する状態と、マスタシリンダ(MP )の出力液圧が所
定値以上のときに液圧を伝達する状態とを切換可能に構
成されることを特徴とする請求項1記載の自動二輪車用
制動装置。 - 【請求項3】 一方の前輪ブレーキ(BF1)には、該前
輪ブレーキ(BF1)の作動に応じて発生するブレーキ反
力により液圧を発生する二次マスタシリンダ(MS )が
付設され、該二次マスタシリンダ(MS )は後輪ブレー
キ(BR )に接続されることを特徴とする請求項1また
は2記載の自動二輪車用制動装置。
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