JPH07332467A - 静音歯車 - Google Patents

静音歯車

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JPH07332467A
JPH07332467A JP12099594A JP12099594A JPH07332467A JP H07332467 A JPH07332467 A JP H07332467A JP 12099594 A JP12099594 A JP 12099594A JP 12099594 A JP12099594 A JP 12099594A JP H07332467 A JPH07332467 A JP H07332467A
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JP
Japan
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gear
tooth
silent
meshing
gears
Prior art date
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Pending
Application number
JP12099594A
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English (en)
Inventor
Hiroaki Takemori
弘明 竹森
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sharp Corp
Original Assignee
Sharp Corp
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Publication date
Application filed by Sharp Corp filed Critical Sharp Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 歯車精度を均質化し低騒音化を可能とすると
ともに、低騒音化に効果のある軟質材料を使用を可能と
した静音歯車を提供することを目的とする。 【構成】 射出成形による樹脂製の静音歯車であって、
圧力角を14.5°程度とし、歯先及び歯元のたけが並
歯の1.6倍以上とすることにより、噛合率を3以上と
してなるものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、VTR(ビデオ・テー
プ・レコーダー)等のAV機器や音響機器などのリール
駆動用として好適な静音歯車に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種の静音歯車を、VTRのリ
ール駆動系ギアについて、図2乃至図6とともに、以下
説明する。
【0003】まず、図2,図3は、それぞれVTRのリ
ール駆動系を示す概略上面図,概略下面図である。図
中、1はリールギア、2はアイドラギア、3はクラッチ
ギア、4はプーリギアであり、これらのリール駆動系ギ
アは、早送りや巻戻しモード時においては非常に高速で
回転する必要があることから、圧力角が20°で、歯先
のたけ,歯元のたけが並歯より大きい高歯を有する、噛
合率が2程度の歯車が使用されている。
【0004】ここで、噛合率が2未満の歯車の場合、図
4に示すように、1対の歯車が噛合っている状態と2対
の歯車が噛合っている状態とが交互に繰り返されること
となり、噛合っている歯にかかる伝達荷重が変動するた
め、特に曲げ剛性の小さい樹脂製の歯車の場合、噛合っ
ている歯の変形量が変動して回転変動が生じる。そし
て、この歯の変形量の変動により、次ぎに噛合う歯も理
論上の噛合い位置より外れて、衝突する形で噛合うこと
となるため、歯の衝突によって生じる噛合騒音が大きく
なってしまう。
【0005】また、噛合率が2程度の歯車の場合は、図
5に示すように、常にピッチ円の外側の歯先部と内側の
歯元部との2ケ所の噛合点にて、2対の歯車が噛合って
いる状態となるので、噛合っている歯にかかる伝達荷重
は、2対の歯車に分散されることとなり、噛合率が2未
満のものに比べて小さくなり、1対の歯の変形量も小さ
くなる。よって、回転変動も小さくなり、噛合騒音も小
さくなる。
【0006】ところが、射出成型による樹脂製の歯車の
場合においては、歯先部における樹脂の収縮率が歯元部
における収縮率に比べて大きく、歯形形状を理論的なイ
ンボリュート歯形どおりに高精度に加工することが不可
能(特に、歯先部の形状が理論的なインボリュート歯形
より小さくなる)である。
【0007】そして、歯先部の形状が理論的なインボリ
ュート歯形より小さくなると、噛合率が2程度であって
も、図6に示すように、歯元に近い部分5で接触してい
ても、歯先に近い部分6で接触せず、実際には噛合いが
1歯のみで行われる(同時に2対の歯が噛合わない)状
態が生じてしまう。従って、噛合率が2未満の場合と同
様に回転変動が生じ、噛合が大きくなってしまう。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】上述したとおり、従来
の歯車においては、噛合率が最大でも3には達せず、樹
脂製の歯車のように精度の悪い歯車の場合、歯車精度の
影響を受けて回転変動による噛合騒音が発生しやすいと
いう問題があった。
【0009】また、同時に噛合う歯が3には達していな
いため、低騒音化に効果のある柔軟材料を使用した場
合、歯が弛んでしまう等強度面での問題が生じ、柔軟材
料を使用することが困難であるという問題があった。
【0010】本発明は、このような点に鑑みてなされた
ものであり、歯車精度を均質化し低騒音化を可能とする
とともに、低騒音化に効果のある軟質材料を使用を可能
とした静音歯車を提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】上述した課題を解決する
ため、本発明にかかる静音歯車は、射出成形による樹脂
製の静音歯車であって、圧力角を14.5°程度とし、
歯先及び歯元のたけが並歯の1.6倍以上とすることに
より、噛合率を3以上としてなるものである。
【0012】
【作用】本発明にかかる静音歯車では、常に3枚以上の
歯が噛合うこととなり、歯車精度を均質化し低騒音化を
図ることができるとともに、低騒音化に効果のある軟質
材質を使用することによって、さらに噛合騒音の低減を
図ることができる。
【0013】
【実施例】以下、本発明の静音歯車の一実施例を、上述
した従来例と同様VTRのリール駆動系ギアについて、
図1とともに説明する。
【0014】図1は、本実施例の静音歯車を示す要部拡
大説明図であり、歯数が34、モジュールが0.5、歯
先のたけが0.8、歯元のたけが0.9の歯車11と、
歯数が66、モジュールが0.5、歯先のたけが0.
8、歯元のたけが0.9の歯車12との噛合状態を表し
ている。ここで、歯車11,12の歯先及び歯元のたけ
は並歯に対して1.6倍以上となっている。
【0015】歯車の噛合率εは、
【0016】
【数1】
【0017】により計算でき、本実施例の静音歯車にお
ける噛合率は3.1である。尚、式1において、rk
歯先円の半径、rg は基礎円の半径、αは圧力角(=1
4.5°)、aは中心距離、te は法線ピッチを表して
いる。
【0018】よって、本実施例の静音歯車の場合、同時
に噛合う接触部分が3ケ所若しくは4ケ所となり、歯車
11が矢印方向に駆動されると、該歯車11の歯先部1
1a,歯の中央部11b,歯元部11c付近で接触する
こととなる。従って、樹脂製の射出成形歯車のように精
度の悪い歯車で、例えば歯先部が小さく接触しなかった
としても、歯先部以外の他の2〜3ケ所で接触するた
め、実際の噛合いは常に2以上の歯によって行われるこ
ととなる。
【0019】このように、本実施例の静音歯車において
は、常に3枚以上の歯車が同時に噛合っているので、樹
脂製の歯車のように精度の悪い歯車においても、歯車精
度が均質化されて影響を受けにくくなるため、回転変動
による噛合騒音の低減を図ることができる。また、1枚
の歯にかかる荷重が低減されるため、低騒音化に効果の
ある柔軟材質を使用することが可能となり、さらに噛合
騒音の低減を図ることができる。
【0020】
【発明の効果】本発明の静音歯車は、上述したような構
成であるので、常に3枚以上の歯車が同時に接触するこ
ととなり、樹脂製の歯車のように精度の悪い歯車の噛合
いにおいても、歯車精度が均質化されて影響を受けにく
くなるため、回転変動による噛合騒音の低減を図ること
ができる。
【0021】また、1枚の歯にかかる荷重が低減される
ため、低騒音化に効果のある柔軟材料を使用することが
可能となり、柔軟材質を使用した極めて低騒音の静音歯
車を実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の静音歯車の一実施例を示す要部拡大説
明図である。
【図2】VTRのリール駆動系を示す概略上面図であ
る。
【図3】VTRのリール駆動系を示す概略下面図であ
る。
【図4】従来の噛合率2未満の歯車を示す要部概略説明
図である。
【図5】従来の噛合率2程度の歯車を示す要部拡大説明
図である。
【図6】従来の噛合率2程度の歯車を示す要部概略説明
図である。
【符号の説明】
1 リールギア 2 アイドラギア 3 クラッチギア 4 プーリギア 5 歯元部分 6 歯先部分 11 歯車 11a 歯先部 11b 歯の中央部 11c 歯元部 12 歯車

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 圧力角を14.5°程度とし、 歯先及び歯元のたけが並歯の1.6倍以上とすることに
    より、 噛合率を3以上としたことを特徴とする静音歯車。
  2. 【請求項2】 射出成形による樹脂製の静音歯車である
    ことを特徴とする請求項1記載の静音歯車。
JP12099594A 1994-06-02 1994-06-02 静音歯車 Pending JPH07332467A (ja)

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JP12099594A JPH07332467A (ja) 1994-06-02 1994-06-02 静音歯車

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JP12099594A JPH07332467A (ja) 1994-06-02 1994-06-02 静音歯車

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JPH07332467A true JPH07332467A (ja) 1995-12-22

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ID=14800182

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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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