JPH073341Y2 - 交差コイル式計器 - Google Patents

交差コイル式計器

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JPH073341Y2
JPH073341Y2 JP13692289U JP13692289U JPH073341Y2 JP H073341 Y2 JPH073341 Y2 JP H073341Y2 JP 13692289 U JP13692289 U JP 13692289U JP 13692289 U JP13692289 U JP 13692289U JP H073341 Y2 JPH073341 Y2 JP H073341Y2
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JP
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coil
coil means
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fixed resistor
circuit
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JP13692289U
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Inventor
興司 栗原
Original Assignee
株式会社カンセイ
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この考案は、例えば自動車に設備使用されるエンジン冷
却水の水温計として用いられる交差コイル式計器に関す
る。
[従来の技術] 従来のこの種の水温計として用いられる交差コイル式計
器の構成としては、例えば第9図に示すようなものがあ
る。
この従来例は例えば特公昭49-43348号公報に記載された
ものであり、図中、1,2,3はコイルで、コイル1はコイ
ル2,3に対して交差配置されかつコイル2とコイル3と
は互いに逆巻きされている。4,5は固定抵抗、6はサー
ミスタ等の可変抵抗式センサ、7は直流電源の正極端子
に接続される端子である。かかる構成の交差コイル式計
器は、これを例えば自動車用水温計として用いた場合に
は、可変抵抗式センサ6の抵抗値がエンジン冷却水の温
度に応じてある値に変化すると、それに伴いコイル1,2,
3による磁場が変化してその合成磁場方向に指向する可
動マグネット(図示せず)によって指針(図示せず)が
駆動され、これにより指針によってエンジン冷却水の温
度を指示するものである。
しかしながら、このような従来の交差コイル式計器にあ
っては、コイル1,2,3の巻数及び直流抵抗を、又は固定
抵抗4,5の抵抗値を種々設定することによって、可変抵
抗式センサ6の抵抗値変化に対する指針の振れ角の変化
度合(指度特性)を第10図の(a),(b),(c)に
示す如く種々変えることができるが、そのいずれも単調
な変化しかせず変曲点をもたせることができないので、
かかる従来の交差コイル式計器によって例えば自動車用
水温計を構成した場合、車種によって異なる定常走行時
におけるエンジン冷却水温のバラツキを単一機種では吸
収できず、正常な範囲の温度にも拘らず運転者にオーバ
ークール感又はオーバーヒート感を与えるという問題点
があり、これを解消するためには例えば第11図に示すよ
うな不感帯を有する指度特性が必要となるが、従来の交
差コイル式計器の構成ではこれを実現することができな
いものであった。
そこで本願考案者は、この不感帯を有する指度特性を保
持することができる交差コイル式計器の開発を進めた。
その結果第12図に示す如き回路構成の交差コイル式計器
を開発した。これは、少なくとも1つのコイルからなる
第1のコイル手段11と第1の固定抵抗17との直列回路
と、第2の固定抵抗18と可変抵抗式センサ19との直列回
路と、前記第1のコイル手段11による発生磁場方向と交
差する方向に磁場を発生するように配設された少なくと
も1つのコイルからなる第2のコイル手段12,13とを互
いに並列に接続すると共に、前記第1のコイル手段11と
前記第1の固定抵抗17との接続点と前記第2の固定抵抗
18と前記可変抵抗式センサ19との接続点との間に、前記
第1のコイル手段11による発生磁場方向と同一方向に磁
場を発生するように配設された少なくとも1つのコイル
からなる第3のコイル手段14と非線形回路10との直列回
路を接続し、かつ前記第1乃至第3のコイル手段11,12,
13,14による発生磁場の作用下に可動マグネットを配置
してなり、この回路構成により第11図に示すような不感
帯を有する指度特性を得ることができるものである。な
お15,16は固定抵抗を示す。
[考案が解決しようとする課題] しかしながらかかる先行開発の交差コイル式計器にあっ
ては、4個の各コイル11,12,13,14の他に抵抗16,17,18,
19さらには非線形回路(ツエナーダイオード)を使用し
なければならないものであって、使用素子数が莫大なも
のとなり、これが原因で、部品管理に手間がかかること
は勿論のこと、多部品を使用することで組立作業性が悪
くその上製品コストが高くなるという問題点があった。
[課題を解決するための手段] 本考案はかかる問題点に着目してなされたもので、その
最大の目的は、使用素子数を少なくしながらも、前記不
感帯を有せしめることができる交差コイル式計器の開発
である。すなわち本考案は、少なくとも1つのコイルか
らなる第1のコイル手段と、第1の固定抵抗とを接続
(a)した直列回路と、第2の固定抵抗と可変抵抗式セ
ンサとを接続(b)した直列回路と、上記接続点a,bと
の間に第1のコイル手段による発生磁場方向と交差する
方向に磁場を発生するように配設された少なくとも1つ
のコイルからなる第2のコイル手段と非線形回路との直
列回路を接続し、かつ第1と第2のコイル手段による発
生磁場の作用下に可動マグネットを配設した構成とした
交差コイル式計器であって、このように構成することに
より、使用素子数を先行例のものに比して半減させるこ
とができ、しかも変曲点を有する任意の指度特性を実現
でき、これにより例えば中央に不感帯を有する指度特性
として自動車用水温計、油圧計等の計器に用いることに
より計器の汎用性を高めることができると共に経済性に
優れた交差コイル式計器が提供できるものである。
[実施例] 以下に本考案を第1図乃至第8図に示す実施例に基いて
詳細に説明する。
先ず第1図において、本考案の第1実施例の構成を説明
する。21は少なくとも1つのコイル手段からなる第1の
コイル手段、22は少なくとも1つのコイル手段からなる
第2のコイル手段であり、それらコイル21,22,は、夫々
の発生磁場φ12,φ22が第4図に示す関係になるように
図示しない可動マグネットの周りに巻回されている。即
ち、第1のコイル手段21は第2のコイル手段22に対して
直交するように巻線され、また、24,26は固定抵抗、25
はサーミスタ等の可変抵抗センサ、27は車載バッテリ等
の直流電源の正極端子に接続された端子、28はツエナー
ダイオード(この考案の非線形回路を構成する。)であ
る。
次に、上記構成の第1実施例の作用の説明をするが、説
明の便宜上第1のコイル手段21と固定抵抗26との接続点
aの電圧をVa、固定抵抗24と可変抵抗式センサ25との接
続点bの電圧をVb、更にツエナーダイオード28のツエナ
ー電圧及び順方向電圧降下を夫々Vz,Vdfとする。
そこでa点電圧Va及びb点電圧Vbのセンサ抵抗値R25に
対する関係を見ると、第2図のような特性となるため、
第1のコイル手段21、第2のコイル手段22に流れる電流
は第3図に示すようにVa−Vb>Vdf,Vb−Va>Vzのとき可
変抵抗式センサ25の抵抗値が水温の増加に伴って減少す
ると増加(即ちφ21,φ22は増加)することになり、そ
のため第4図に示す各第1コイル手段21、第2のコイル
手段22の発生磁場φ21,φ22の関係から明らかなよう
に、指針の振れ角θは大きくなる。また、第1のコイル
手段21に流れる電流は、Vdf≧Va−Vb>0,Va=Vb,Vz≧Vb
−Va>0のとき可変抵抗式センサ25の抵抗値変化によら
ず一定(即ち、φ21,φ22は一定)となるため、振れ角
は一定となる。
以上の説明から明らかなように、第1図に示す回路構成
によって第11図に示すような指度特性を得ることができ
る(なお、第11図において、第2図より明らかな如く
点はVdf=Va−Vb、点はVa=Vb、点はVz=Vb−Va
成り立つ点である)。
第5図に本考案の第2実施例を示す。この実施例は上述
の第1実施例の回路図(第1図)中、コイル21と固定抵
抗26とを互いに入れ換えて配設すると共に、コイル21,2
2の発生磁場φ21,φ24とコイル13の発生磁場φ13との
方向を互いに逆にしたもので、これにより上述の第1実
施例では、コイル21,22による磁場φ21,φ22の大きさ
がハ→ロ→イのように増加するのに伴い指針の振れ角θ
が大きくなったのに対して、この第2実施例では、コイ
ル21,22による磁場φ21,φ22の大きさがハ→ロ→イの
ように減少するのに伴い指針の振れ角が大きくなる構成
である。
また、第8図(イ)〜(リ)は、この考案を構成する非
線形回路として、他の各種回路を使用し、夫々各種の指
度特性を得るようにした実施例を示す。なお、図におい
て、28,29はツエナーダイオード、30,31はダイオード、
32,33は固定抵抗、39はサーミスタ、40はバリスタであ
る。
[考案の効果] 以上のように本考案は、少なくとも1つのコイルからな
る第1のコイル手段21と第1の固定抵抗26との直列回路
と、第2の固定抵抗24と可変抵抗式センサ25の直列回路
とを互いに並列に接続すると共に、前記第1のコイル手
段21と、前記第1の固定抵抗26との接続点と、前記第2
の固定抵抗24と前記可変抵抗式センサ25の接続点との間
に、前記第1のコイル手段21による発生磁場方向と交差
する方向に磁場を発生するように少なくとも1つのコイ
ルからなる第3のコイル手段22と非線形回路28との直列
回路を接続し、かつ前記第1及び第2のコイル手段によ
る発生磁場の作用下に可動マグネットを配設した交差コ
イル式計器であるから、これによれば、不感帯を有する
指度特性を保持させることができる交差コイル式計器を
構成する回路を、極めて少ない使用素子数で構成するこ
とができるので、部品管理及び組立作業性が向上し、さ
らには経済性に優れた交差コイル式計器が提供できると
いう効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案に係る交差コイル式計器の第1実施例
を示す回路図、第2図はその実施例回路のa点及びb点
における可変抵抗式センサの抵抗値変化に対する電圧特
性図、第3図は同じくその実施例回路におけるコイルに
流れるコイル電流特性図、第4図はその実施例における
発生磁場のベクトル図、第5図乃至第7図はこの考案の
他の実施例を示す回路図、電圧特性図、ベクトル図、第
8図(イ)〜(リ)は非線回路としての各実施例を示し
た回路図、第9図は従来の交差コイル式計器を示す回路
図、第10図及び第11図はその従来例における指度特性
図、第12図は先行例の回路図である。 21,22……コイル 24,26……固定抵抗 25……可変抵抗式センサ 28……ツエナーダイオード

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】少なくとも1つのコイルからなる第1のコ
    イル手段(21)と第1の固定抵抗(26)との直列回路
    と、第2の固定抵抗(24)と可変抵抗式センサ(25)の
    直列回路とを互いに並列に接続すると共に、前記第1の
    コイル手段(21)と、前記第1の固定抵抗(26)との接
    続点と、前記第2の固定抵抗(24)と前記可変抵抗式セ
    ンサ(25)の接続点との間に、前記第1のコイル手段
    (21)による発生磁場方向と交差する方向に磁場を発生
    するように少なくとも1つのコイルからなる第2のコイ
    ル手段(22)と非線形回路(28)との直列回路を接続
    し、かつ前記第1及び第2のコイル手段による発生磁場
    の作用下に可動マグネットを配設したことを特徴とする
    交差コイル式計器。
JP13692289U 1989-11-27 1989-11-27 交差コイル式計器 Expired - Lifetime JPH073341Y2 (ja)

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