JPH0735637B2 - 透湿性防水布帛 - Google Patents
透湿性防水布帛Info
- Publication number
- JPH0735637B2 JPH0735637B2 JP60162842A JP16284285A JPH0735637B2 JP H0735637 B2 JPH0735637 B2 JP H0735637B2 JP 60162842 A JP60162842 A JP 60162842A JP 16284285 A JP16284285 A JP 16284285A JP H0735637 B2 JPH0735637 B2 JP H0735637B2
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- JP
- Japan
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- cloth
- solvent
- thin film
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- fabric
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Description
【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本発明は新規透湿性防水布帛に関し、特に連続樹脂薄膜
を有する新規な軽量で風合いの良好な透湿性防水布帛及
びその製造法に関するものである。
を有する新規な軽量で風合いの良好な透湿性防水布帛及
びその製造法に関するものである。
〈従来の技術〉 従来、連続樹脂薄膜を有し軽量で風合いの良好な透湿性
防水布帛としては、布帛上に微多孔薄膜フイルムをラミ
ネートしたものやグラビヤコーターで繰返しコーテイン
グしたものが知られている。しかしながら、前者は接着
剤層が必要なため、微多孔薄膜フイルムのもつ透湿性が
十分に発揮できないという欠点がある。また、後者は連
続樹脂薄膜とするためにコーテイングを数回繰返す必要
があり、生産性に問題がある。
防水布帛としては、布帛上に微多孔薄膜フイルムをラミ
ネートしたものやグラビヤコーターで繰返しコーテイン
グしたものが知られている。しかしながら、前者は接着
剤層が必要なため、微多孔薄膜フイルムのもつ透湿性が
十分に発揮できないという欠点がある。また、後者は連
続樹脂薄膜とするためにコーテイングを数回繰返す必要
があり、生産性に問題がある。
〈発明が解決しようとする問題点〉 本発明の目的は上記欠点のない透湿性防水布帛を提供す
ることにあり、特に、透湿性に優れ、また生産性にも優
れた連続樹脂薄膜を有し軽量で風合いの良好な透湿性防
水布帛を提供することにある。
ることにあり、特に、透湿性に優れ、また生産性にも優
れた連続樹脂薄膜を有し軽量で風合いの良好な透湿性防
水布帛を提供することにある。
〈問題点を解決するための手段〉 本発明の透湿性防水布帛は重縮合または重付加反応性を
有する一方のモノマーを溶媒Aに溶解してなる溶液を布
帛に含浸した後、前記溶媒Aとは相溶性を有せずかつ前
記溶媒Aの比重より小さい比重を有する溶媒Bに重縮合
または重付加反応性を有する他方のモノマーを溶解して
なる溶液に該布帛を接触させて布帛上で界面重合せしめ
ることにより形成される、25μ以下の間隔で高さ10μ以
下の蛇行性のひだ状表面構造を有する膜厚10μ以下の連
続樹脂薄膜を布帛に有することを特徴とする。
有する一方のモノマーを溶媒Aに溶解してなる溶液を布
帛に含浸した後、前記溶媒Aとは相溶性を有せずかつ前
記溶媒Aの比重より小さい比重を有する溶媒Bに重縮合
または重付加反応性を有する他方のモノマーを溶解して
なる溶液に該布帛を接触させて布帛上で界面重合せしめ
ることにより形成される、25μ以下の間隔で高さ10μ以
下の蛇行性のひだ状表面構造を有する膜厚10μ以下の連
続樹脂薄膜を布帛に有することを特徴とする。
本発明でいう重縮合反応性を有するモノマーの組合わせ
としては、ポリアミドを生成する系、ポリエステルを生
成する系などがあげられる。ポリアミドおよびポリエス
テルを生成する系の酸成分モノマーとしては脂肪族また
は芳香族の二塩基酸ジハライド類などが用いられる。例
えば、アジピン酸、セバシン酸等の脂肪族二塩基酸のジ
ハライド類、テレフタル酸、イソフタル酸、4,4′−ジ
フエニルメタンカルボン酸等の芳香族二塩基酸のジハラ
イド類、シクロヘキサンジカルボン酸、ジシクロヘキシ
ルメタンジカルボン酸等の脂環式二塩基酸のジハライド
類、カルボン酸ハライド残基を少なくとも1つ以上もつ
ポリアミド、ポリエステルのプレポリマーなどである。
これらの酸成分モノマーと重縮合させる対応モノマーと
しては、脂肪族または芳香族のジアミン類、ジオール類
などが用いられる。例えば、ジアミン類としてはエチレ
ンジアミン、トリメチレンジアミン、ヘキサメチレンジ
アミン等の脂肪族ジアミン類、o−,m−,p−フエニレン
ジアミン等の芳香族ジアミン類、シクロヘキサンジアミ
ン、シクロヘキシルメチレンジアミン等の脂環式ジアミ
ン類、アミン残基を少なくとも1つ以上もつポリアミ
ド、ポリウレタンのプレポリマーなどがあげられ、ま
た、ジオール類としては、エチレングリコール、テトラ
エチレングリコール、ポリエチレングリコール等の脂肪
族ジオール類、ヒドロキノン、レゾルシン、ビスフエノ
ールA、ジフエニルメタンジオール等の芳香族ジオール
類、シクロヘキサンジオール、ジシクロヘキシルメタン
ジオール等の脂環式ジオール類、ヒドロキシル残基を少
なくとも1つ以上もつポリエステル、ポリウレタンのプ
レポリマーなどがあげられる。また、縮合反応によつて
生成する酸をNaOHなどのアルカリによつて捕捉すること
により、重合反応性が向上する。
としては、ポリアミドを生成する系、ポリエステルを生
成する系などがあげられる。ポリアミドおよびポリエス
テルを生成する系の酸成分モノマーとしては脂肪族また
は芳香族の二塩基酸ジハライド類などが用いられる。例
えば、アジピン酸、セバシン酸等の脂肪族二塩基酸のジ
ハライド類、テレフタル酸、イソフタル酸、4,4′−ジ
フエニルメタンカルボン酸等の芳香族二塩基酸のジハラ
イド類、シクロヘキサンジカルボン酸、ジシクロヘキシ
ルメタンジカルボン酸等の脂環式二塩基酸のジハライド
類、カルボン酸ハライド残基を少なくとも1つ以上もつ
ポリアミド、ポリエステルのプレポリマーなどである。
これらの酸成分モノマーと重縮合させる対応モノマーと
しては、脂肪族または芳香族のジアミン類、ジオール類
などが用いられる。例えば、ジアミン類としてはエチレ
ンジアミン、トリメチレンジアミン、ヘキサメチレンジ
アミン等の脂肪族ジアミン類、o−,m−,p−フエニレン
ジアミン等の芳香族ジアミン類、シクロヘキサンジアミ
ン、シクロヘキシルメチレンジアミン等の脂環式ジアミ
ン類、アミン残基を少なくとも1つ以上もつポリアミ
ド、ポリウレタンのプレポリマーなどがあげられ、ま
た、ジオール類としては、エチレングリコール、テトラ
エチレングリコール、ポリエチレングリコール等の脂肪
族ジオール類、ヒドロキノン、レゾルシン、ビスフエノ
ールA、ジフエニルメタンジオール等の芳香族ジオール
類、シクロヘキサンジオール、ジシクロヘキシルメタン
ジオール等の脂環式ジオール類、ヒドロキシル残基を少
なくとも1つ以上もつポリエステル、ポリウレタンのプ
レポリマーなどがあげられる。また、縮合反応によつて
生成する酸をNaOHなどのアルカリによつて捕捉すること
により、重合反応性が向上する。
本発明でいう重付加反応性を有するモノマーの組合わせ
としては、ポリウレタンを生成する系などがあげられ
る。ポリウレタンを生成する系のうち、一方の成分モノ
マーとしては上述のジアミン類およびジオール類がその
まま使用できる。もう一方の成分モノマーとしては、脂
肪族または芳香族のジイソシアネートが好ましく用いら
れる。例えば、ヘキサメチレンジイソシアネート、トリ
メチロールプロパンジイソシアネート等の脂肪族ジイソ
シアネート類、トルエンジイソシアネート、ジフエニル
メタンジイソシアネート等の芳香族ジイソシアネート
類、ジシクロヘキシルメタンジイソシアネート、イソフ
オロンジイソシアネート等の脂環式ジイソシアネート
類、イソシアネート残基を少なくとも1つ以上もつポリ
ウレタンプレポリマーなどである。
としては、ポリウレタンを生成する系などがあげられ
る。ポリウレタンを生成する系のうち、一方の成分モノ
マーとしては上述のジアミン類およびジオール類がその
まま使用できる。もう一方の成分モノマーとしては、脂
肪族または芳香族のジイソシアネートが好ましく用いら
れる。例えば、ヘキサメチレンジイソシアネート、トリ
メチロールプロパンジイソシアネート等の脂肪族ジイソ
シアネート類、トルエンジイソシアネート、ジフエニル
メタンジイソシアネート等の芳香族ジイソシアネート
類、ジシクロヘキシルメタンジイソシアネート、イソフ
オロンジイソシアネート等の脂環式ジイソシアネート
類、イソシアネート残基を少なくとも1つ以上もつポリ
ウレタンプレポリマーなどである。
二種以上の混合モノマーを使用する場合は、混合比に対
応する共重合比のポリマー被膜を得ることができる。ま
た、モノマーの選択が自由であるため、通常の加熱成膜
ではフイルム化できない樹脂の被膜も得ることができ
る。特にテレフタル酸ジハライド又はイソフタル酸ジハ
ライドなどの芳香族二塩基酸のジハライドとフエニレン
ジアミンなどの芳香族ジアミンの系では、耐熱性が良好
な芳香族ポリアミドの被覆が得られる。
応する共重合比のポリマー被膜を得ることができる。ま
た、モノマーの選択が自由であるため、通常の加熱成膜
ではフイルム化できない樹脂の被膜も得ることができ
る。特にテレフタル酸ジハライド又はイソフタル酸ジハ
ライドなどの芳香族二塩基酸のジハライドとフエニレン
ジアミンなどの芳香族ジアミンの系では、耐熱性が良好
な芳香族ポリアミドの被覆が得られる。
本発明でいう布帛とは、ポリアミド、ポリエステル、ポ
リアクリルなどの合成繊維およびこれらの改質繊維、羊
毛、絹、木綿、麻などの天然繊維、アセテート、レーヨ
ンなどの半合成繊維など、あるいはこれらの混用繊維か
らなるシート状物であつて、たとえば織編物、不織布な
どをいう。
リアクリルなどの合成繊維およびこれらの改質繊維、羊
毛、絹、木綿、麻などの天然繊維、アセテート、レーヨ
ンなどの半合成繊維など、あるいはこれらの混用繊維か
らなるシート状物であつて、たとえば織編物、不織布な
どをいう。
布帛は通気度が20cc/cm2・秒以下であるものが好まし
い。20cc/cm2・秒よりも大きい通気性を有する布帛で
は、一般に生成する樹脂被膜による被覆が不完全とな
り、十分な耐水性が得られない。
い。20cc/cm2・秒よりも大きい通気性を有する布帛で
は、一般に生成する樹脂被膜による被覆が不完全とな
り、十分な耐水性が得られない。
モノマーを布帛上で重合させる方法は、一方のモノマー
溶液を布帛に含浸した後、その溶媒とは相溶性を有しな
い溶媒に他方のモノマーを溶解した溶液に該布帛を接触
させる界面重合法で行う。
溶液を布帛に含浸した後、その溶媒とは相溶性を有しな
い溶媒に他方のモノマーを溶解した溶液に該布帛を接触
させる界面重合法で行う。
モノマーを含有する互いに相溶性を有しない溶液の溶媒
の組み合わせとしては、布帛に含浸する溶液の溶媒の比
重より、一方のモノマー溶液を含浸した布帛に接触させ
る溶液の溶媒の比重が小さいことが重要である。具体的
には、水またはメタノール、エタノール等の低級アルコ
ール類とこれに溶解しない有機溶媒との組み合わせが好
ましく、比重の大きい方の溶媒を用いたモノマー溶液を
布帛に含浸し、比重の小さい方の溶媒を用いたモノマー
溶液に接触させる。特に、モノマーの両溶媒への溶解度
が大きく異なる点から水と炭化水素類またはハロゲン化
炭化水素類との組み合わせが好ましい。いずれの溶媒溶
液を先に布帛に含浸するかについては、布帛の親水性の
程度により決定される。すなわち、布帛の親水性が高い
場合には、水または低級アルコール類の溶媒溶液の方が
好ましく、逆に親油性が高い場合には、有機溶媒溶液の
方が好ましい。
の組み合わせとしては、布帛に含浸する溶液の溶媒の比
重より、一方のモノマー溶液を含浸した布帛に接触させ
る溶液の溶媒の比重が小さいことが重要である。具体的
には、水またはメタノール、エタノール等の低級アルコ
ール類とこれに溶解しない有機溶媒との組み合わせが好
ましく、比重の大きい方の溶媒を用いたモノマー溶液を
布帛に含浸し、比重の小さい方の溶媒を用いたモノマー
溶液に接触させる。特に、モノマーの両溶媒への溶解度
が大きく異なる点から水と炭化水素類またはハロゲン化
炭化水素類との組み合わせが好ましい。いずれの溶媒溶
液を先に布帛に含浸するかについては、布帛の親水性の
程度により決定される。すなわち、布帛の親水性が高い
場合には、水または低級アルコール類の溶媒溶液の方が
好ましく、逆に親油性が高い場合には、有機溶媒溶液の
方が好ましい。
モノマーの濃度としては0.1M〜2M程度が良い。0.1M以下
では生成樹脂による被覆が不十分となり耐水性が低くな
り、また、2M以上では生成樹脂の付着量が大きくなりす
ぎ、軽量化にならず、また風合いもかたくなる。特に好
ましくは0.3〜1Mである。また、両溶液の濃度は等しい
方がよい。
では生成樹脂による被覆が不十分となり耐水性が低くな
り、また、2M以上では生成樹脂の付着量が大きくなりす
ぎ、軽量化にならず、また風合いもかたくなる。特に好
ましくは0.3〜1Mである。また、両溶液の濃度は等しい
方がよい。
連続樹脂薄膜の膜厚は10μ以下であることが必要であ
る。膜厚が10μより大きい場合は、十分な透湿性が得ら
れず、又、風合いが硬くなり軽量化も達成されない。特
に、透湿性、風合い、軽量化を高いレベルで満足させる
ためには、膜厚が3μ以下であることが好ましい。
る。膜厚が10μより大きい場合は、十分な透湿性が得ら
れず、又、風合いが硬くなり軽量化も達成されない。特
に、透湿性、風合い、軽量化を高いレベルで満足させる
ためには、膜厚が3μ以下であることが好ましい。
連続樹脂薄膜の膜構造は、表面に25μ以下の間隔で高さ
10μ以下の蛇行性のひだ状構造を有することが透湿性の
点で重要である。本発明において膜厚とは、均一膜厚の
薄膜部分の膜厚とひだ状構造の高さの和を言い、この和
も10μ以下である必要がある。当然のことながら、ひだ
状構造の高さは10μ以下であることが必要である。ま
た、ひだ状構造の間隔は25μ以下であることが必要であ
る。この間隔が25μより大きい場合は、膜強力の向上に
ほとんど効果がなく、耐久性の向上効果が見られない。
本構造においては、ひだ状構造により耐久性を向上させ
ることができるために、薄膜部分をさらに薄くすること
が可能となり、また、表面積が増大するため透湿性を向
上させることができるのである。さらに、ひだ状構造が
蛇行性であるため膜の補強効果がより効果的に発揮され
るのである。
10μ以下の蛇行性のひだ状構造を有することが透湿性の
点で重要である。本発明において膜厚とは、均一膜厚の
薄膜部分の膜厚とひだ状構造の高さの和を言い、この和
も10μ以下である必要がある。当然のことながら、ひだ
状構造の高さは10μ以下であることが必要である。ま
た、ひだ状構造の間隔は25μ以下であることが必要であ
る。この間隔が25μより大きい場合は、膜強力の向上に
ほとんど効果がなく、耐久性の向上効果が見られない。
本構造においては、ひだ状構造により耐久性を向上させ
ることができるために、薄膜部分をさらに薄くすること
が可能となり、また、表面積が増大するため透湿性を向
上させることができるのである。さらに、ひだ状構造が
蛇行性であるため膜の補強効果がより効果的に発揮され
るのである。
〈作用〉 本発明の連続樹脂薄膜を有する布帛は高い透湿性と防水
布帛性を兼備していると共に、接着層を有さず、耐久性
にも優れており、また製造法としても、一段階で重合と
コーテイングを行うため低コストである。
布帛性を兼備していると共に、接着層を有さず、耐久性
にも優れており、また製造法としても、一段階で重合と
コーテイングを行うため低コストである。
〈実施例〉 以下の実施例によつて本発明をさらに詳細に説明する。
実施例中の通気量はJIS L1096−1979A法により、フラジ
ール型試験機を用いて測定したものであり、透湿度はJI
S Z−0208法により透湿カツプを用いて測定したもので
ある。また、耐水性はJIS L1092−1977A法(低圧法)に
より測定したものである。膜厚については電子顕微鏡写
真より求めた。
ール型試験機を用いて測定したものであり、透湿度はJI
S Z−0208法により透湿カツプを用いて測定したもので
ある。また、耐水性はJIS L1092−1977A法(低圧法)に
より測定したものである。膜厚については電子顕微鏡写
真より求めた。
〈実施例1〉 ナイロン6タフタ(経糸70デニール、12フイラメント、
緯糸70デニール、24フイラメント、織密度タテ120本/i
n、ヨコ90本/in、通気量14.32cc/cm2・秒、透湿度9600g
/m2・24hr、耐水圧0mmH2O)を、イソフタル酸ジクロリ
ドの1Mクロロホルム溶液(クロロホルムの比重:1.489g/
cm3)に浸漬した後、ヘキサメチレンジアミン1M、水酸
化ナトリウム2Mの水溶液(水の比重:1.0g/cm3)の液面
に2分間浮かせた後、水洗、乾燥し、膜厚1μのナイロ
ン6Iの被覆薄膜を形成させた。この布帛の性能は表1に
示した通りであつた。
緯糸70デニール、24フイラメント、織密度タテ120本/i
n、ヨコ90本/in、通気量14.32cc/cm2・秒、透湿度9600g
/m2・24hr、耐水圧0mmH2O)を、イソフタル酸ジクロリ
ドの1Mクロロホルム溶液(クロロホルムの比重:1.489g/
cm3)に浸漬した後、ヘキサメチレンジアミン1M、水酸
化ナトリウム2Mの水溶液(水の比重:1.0g/cm3)の液面
に2分間浮かせた後、水洗、乾燥し、膜厚1μのナイロ
ン6Iの被覆薄膜を形成させた。この布帛の性能は表1に
示した通りであつた。
〈比較例1〉 イソフタル酸ジクロリドの濃度を2Mとした以外は実施例
1と同様の処理を行い、膜厚11μのナイロン6Iの被覆薄
膜を形成させた。
1と同様の処理を行い、膜厚11μのナイロン6Iの被覆薄
膜を形成させた。
〈実施例2〉 イソフタル酸ジクロリドの溶媒を四塩化炭素(比重:1.5
95g/cm3)に変えた以外は実施例1と同様の処理を行
い、膜厚1μの薄膜と高さ9μ、間隔15μのひだ状構造
を有する被覆膜を形成させた。
95g/cm3)に変えた以外は実施例1と同様の処理を行
い、膜厚1μの薄膜と高さ9μ、間隔15μのひだ状構造
を有する被覆膜を形成させた。
〈実施例3〉 イソフタル酸ジクロリドの濃度を0.5Mとした以外は実施
例1と同様の処理を行い、膜厚2μの薄膜と高さ5μ、
間隔5μのひだ状構造を有する被覆膜を形成させた。
例1と同様の処理を行い、膜厚2μの薄膜と高さ5μ、
間隔5μのひだ状構造を有する被覆膜を形成させた。
〈比較例2〉 イソフタル酸ジクロリド、ヘキサメチレンジアミン、水
酸化ナトリウムの濃度を、0.5M、0.5M、1Mとした以外は
実施例1と同様の処理を行い、膜厚1μの薄膜と高さ5
μ、間隔30μのひだ状構造を有する被覆膜を形成させ
た。
酸化ナトリウムの濃度を、0.5M、0.5M、1Mとした以外は
実施例1と同様の処理を行い、膜厚1μの薄膜と高さ5
μ、間隔30μのひだ状構造を有する被覆膜を形成させ
た。
〈発明の効果〉 a.軽量で風合いがソフトである。
b.防風性、防水性が高い。
c.透湿性が高い。
d.重合と被覆を同時に行うので低コストである。
e.布帛外観をそのまま残した被覆膜である。
f.被覆樹脂の種類が多様である。
図面はいずれも本発明の透湿性防水布帛の繊維の形状と
薄膜との関係を示す電子顕微鏡写真である。 第1図、第2図はそれぞれナイロンタフタ上に膜厚1μ
の薄膜を形成させたもの(実施例1)の表面および断面
を電子顕微鏡で拡大した写真であり、第1図は150倍の
薄膜の表面部分であり、第2図は1000倍のナイロンタフ
タの断面を含む薄膜の断面である。 第3図、第4図はそれぞれ蛇行性のひだ状構造を表面に
有するもの(実施例2)の表面および断面の拡大写真で
あり、第3図は150倍の薄膜の表面部分であり、第4図
は1000倍のナイロンタフタの断面を含む薄膜の断面であ
る。
薄膜との関係を示す電子顕微鏡写真である。 第1図、第2図はそれぞれナイロンタフタ上に膜厚1μ
の薄膜を形成させたもの(実施例1)の表面および断面
を電子顕微鏡で拡大した写真であり、第1図は150倍の
薄膜の表面部分であり、第2図は1000倍のナイロンタフ
タの断面を含む薄膜の断面である。 第3図、第4図はそれぞれ蛇行性のひだ状構造を表面に
有するもの(実施例2)の表面および断面の拡大写真で
あり、第3図は150倍の薄膜の表面部分であり、第4図
は1000倍のナイロンタフタの断面を含む薄膜の断面であ
る。
Claims (1)
- 【請求項1】重縮合または重付加反応性を有する一方の
モノマーを溶媒Aに溶解してなる溶液を布帛に含浸した
後、前記溶媒Aとは相溶性を有せずかつ前記溶媒Aの比
重より小さい比重を有する溶媒Bに重縮合または重付加
反応性を有する他方のモノマーを溶解してなる溶液に該
布帛を接触させて布帛上で界面重合せしめることにより
形成される、25μ以下の間隔で高さ10μ以下の蛇行性の
ひだ状表面構造を有する膜厚10μ以下の連続樹脂薄膜を
布帛上に有することを特徴とする透湿性防水布帛。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP60162842A JPH0735637B2 (ja) | 1985-07-25 | 1985-07-25 | 透湿性防水布帛 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP60162842A JPH0735637B2 (ja) | 1985-07-25 | 1985-07-25 | 透湿性防水布帛 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6228475A JPS6228475A (ja) | 1987-02-06 |
| JPH0735637B2 true JPH0735637B2 (ja) | 1995-04-19 |
Family
ID=15762276
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP60162842A Expired - Lifetime JPH0735637B2 (ja) | 1985-07-25 | 1985-07-25 | 透湿性防水布帛 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0735637B2 (ja) |
Families Citing this family (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5509142A (en) * | 1993-06-30 | 1996-04-23 | Kimberly-Clark Corporation | Raised arm coveralls |
| GB2285411B (en) * | 1993-12-22 | 1997-07-16 | Kimberly Clark Co | Process of manufacturing a water-based adhesive bonded, solvent resistant protective laminate |
| US5487189A (en) * | 1994-03-16 | 1996-01-30 | Kimberly-Clark Corporation | Coveralls having reduced seams and seamless shoulder construction and method of manufacture |
| US5770529A (en) * | 1995-04-28 | 1998-06-23 | Kimberly-Clark Corporation | Liquid-distribution garment |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS55107578A (en) * | 1979-01-29 | 1980-08-18 | Nitto Boseki Co Ltd | Gloss imparting method of knitted and woven fabric |
| JPS61201075A (ja) * | 1985-03-05 | 1986-09-05 | 東レ株式会社 | 布帛の処理方法 |
-
1985
- 1985-07-25 JP JP60162842A patent/JPH0735637B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6228475A (ja) | 1987-02-06 |
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