JPH0736290B2 - 誘電体磁器組成物及びその製造方法 - Google Patents
誘電体磁器組成物及びその製造方法Info
- Publication number
- JPH0736290B2 JPH0736290B2 JP2324877A JP32487790A JPH0736290B2 JP H0736290 B2 JPH0736290 B2 JP H0736290B2 JP 2324877 A JP2324877 A JP 2324877A JP 32487790 A JP32487790 A JP 32487790A JP H0736290 B2 JPH0736290 B2 JP H0736290B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- mol
- pbtio
- composition
- dielectric ceramic
- region
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
- 239000000203 mixture Substances 0.000 title claims description 43
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 title claims description 17
- 239000000919 ceramic Substances 0.000 title description 22
- 229910052573 porcelain Inorganic materials 0.000 claims description 17
- 238000010304 firing Methods 0.000 claims description 13
- 238000010586 diagram Methods 0.000 claims description 10
- 239000004615 ingredient Substances 0.000 claims description 3
- 239000003989 dielectric material Substances 0.000 claims 1
- 239000003990 capacitor Substances 0.000 description 8
- LFQSCWFLJHTTHZ-UHFFFAOYSA-N Ethanol Chemical compound CCO LFQSCWFLJHTTHZ-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 4
- 238000000034 method Methods 0.000 description 3
- 238000006467 substitution reaction Methods 0.000 description 3
- 239000004698 Polyethylene Substances 0.000 description 2
- MCMNRKCIXSYSNV-UHFFFAOYSA-N Zirconium dioxide Chemical compound O=[Zr]=O MCMNRKCIXSYSNV-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 2
- 230000000052 comparative effect Effects 0.000 description 2
- 238000001035 drying Methods 0.000 description 2
- 238000002474 experimental method Methods 0.000 description 2
- 238000002156 mixing Methods 0.000 description 2
- -1 polyethylene Polymers 0.000 description 2
- 229920000573 polyethylene Polymers 0.000 description 2
- BQCADISMDOOEFD-UHFFFAOYSA-N Silver Chemical compound [Ag] BQCADISMDOOEFD-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 229910010413 TiO 2 Inorganic materials 0.000 description 1
- 239000000654 additive Substances 0.000 description 1
- 230000000996 additive effect Effects 0.000 description 1
- 239000011230 binding agent Substances 0.000 description 1
- 238000005352 clarification Methods 0.000 description 1
- 238000013329 compounding Methods 0.000 description 1
- 150000001875 compounds Chemical class 0.000 description 1
- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 1
- 230000003247 decreasing effect Effects 0.000 description 1
- 238000009792 diffusion process Methods 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 238000011156 evaluation Methods 0.000 description 1
- 238000001704 evaporation Methods 0.000 description 1
- 230000008020 evaporation Effects 0.000 description 1
- 239000008187 granular material Substances 0.000 description 1
- 238000009413 insulation Methods 0.000 description 1
- 238000005259 measurement Methods 0.000 description 1
- 230000000704 physical effect Effects 0.000 description 1
- 239000000843 powder Substances 0.000 description 1
- 238000002360 preparation method Methods 0.000 description 1
- 239000002994 raw material Substances 0.000 description 1
- 229910052709 silver Inorganic materials 0.000 description 1
- 239000004332 silver Substances 0.000 description 1
- 238000005245 sintering Methods 0.000 description 1
- 239000006104 solid solution Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Compositions Of Oxide Ceramics (AREA)
- Ceramic Capacitors (AREA)
- Inorganic Insulating Materials (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、鉛系の誘電体磁器組成物及びその製造方法に
関し、さらに詳しくは、高誘電率かつ焼成温度の低い鉛
系の誘電体磁器組成物及びその製造方法に関する。
関し、さらに詳しくは、高誘電率かつ焼成温度の低い鉛
系の誘電体磁器組成物及びその製造方法に関する。
[従来の技術] 従来、鉛系の誘電体磁器組成物として、例えば特開昭62
−290010号、特開昭62−31907号及び特開昭61−155245
号の各公報に開示されているものがあった。
−290010号、特開昭62−31907号及び特開昭61−155245
号の各公報に開示されているものがあった。
特開昭62−290010号公報には、Pb(Mg1/3Nb2/3)O3、Pb(Z
n1/3-Nb2/3)O3及びPb(Mg1/3Nb2/3)O3の3成分を主成分
とし、副成分としてPbTiO3、A(Mn1/2Nb1/2)O3(但し、
AはPb,Ba,Sr,Caより選ばれた一種以上の元素)及びB(M
g1/2W1/2)O3(但し、BはPb,Ba,Sr,Caより選ばれた一種
以上の元素)で表わされる組成物を含有する誘電体磁器
組成物が開示されている。
n1/3-Nb2/3)O3及びPb(Mg1/3Nb2/3)O3の3成分を主成分
とし、副成分としてPbTiO3、A(Mn1/2Nb1/2)O3(但し、
AはPb,Ba,Sr,Caより選ばれた一種以上の元素)及びB(M
g1/2W1/2)O3(但し、BはPb,Ba,Sr,Caより選ばれた一種
以上の元素)で表わされる組成物を含有する誘電体磁器
組成物が開示されている。
一方、特開昭62−31907号公報には、Pb(Mg1/3Nb2/3)O3-
Pb(Zn1/3-Nb2/3)O3-PbTiO3の固溶体を主成分とし、副成
分として、MgO及びA(Cu1/2W1/2)O3(ただし、AはPb,B
a,Sr,Caより選ばれる一種以上の元素)で表わされる組
成物を含有する誘電体磁器組成物が開示されている。
Pb(Zn1/3-Nb2/3)O3-PbTiO3の固溶体を主成分とし、副成
分として、MgO及びA(Cu1/2W1/2)O3(ただし、AはPb,B
a,Sr,Caより選ばれる一種以上の元素)で表わされる組
成物を含有する誘電体磁器組成物が開示されている。
更に、特開昭61−155245号公報には、一般式xPb(Zn1/3N
b2/3)O3-yPb(Mg1/3Nb1/3)O3-zPbTiO3で表わされる組成
物中のPbの一部をBa及びSrの少なくとも一種で置換した
誘電体磁気組成物が開示されている。
b2/3)O3-yPb(Mg1/3Nb1/3)O3-zPbTiO3で表わされる組成
物中のPbの一部をBa及びSrの少なくとも一種で置換した
誘電体磁気組成物が開示されている。
[発明が解決しようとする課題] ところで、近年、電子回路の高密度化に伴ない、磁器コ
ンデンサの小型化が求められているが、そのためには磁
器コンデンサを構成する誘電体磁器組成物の比誘電率が
十分大きいことが必要であり、具体的には比誘電率εが
10,000以上あることが望ましく、誘電体磁器組成物の絶
縁抵抗も高いものが求められている。
ンデンサの小型化が求められているが、そのためには磁
器コンデンサを構成する誘電体磁器組成物の比誘電率が
十分大きいことが必要であり、具体的には比誘電率εが
10,000以上あることが望ましく、誘電体磁器組成物の絶
縁抵抗も高いものが求められている。
また、磁器コンデンサの製造工程においては誘電体磁器
組成物の焼成がなされるが、上記のようなPbを含む鉛系
の誘電体磁器組成物では、焼成温度が高いと焼成中にPb
Oが蒸発し、その蒸発量が多くなると磁器コンデンサの
物性値にバラツキを生じるおそれがある。
組成物の焼成がなされるが、上記のようなPbを含む鉛系
の誘電体磁器組成物では、焼成温度が高いと焼成中にPb
Oが蒸発し、その蒸発量が多くなると磁器コンデンサの
物性値にバラツキを生じるおそれがある。
また、PbOの空気中への拡散を防ぐために過大な設備が
必要となる。更に、高価なPdを固溶させた内部電極を用
いる必要も生じてくる。
必要となる。更に、高価なPdを固溶させた内部電極を用
いる必要も生じてくる。
従って、誘電体磁器組成物の焼成温度はできるだけ低い
方が望ましく、具体的には850℃以下が望ましい。
方が望ましく、具体的には850℃以下が望ましい。
更に、磁器コンデンサの信頼性の観点からは静電容量の
温度変化率は十分小さいことが好ましい。
温度変化率は十分小さいことが好ましい。
しかしながら、前述のような従来の鉛系の誘電体磁器組
成物は上記の要求を全て満たすものではなかった。
成物は上記の要求を全て満たすものではなかった。
すなわち、特開昭62−290010号公報に開示されている鉛
系の誘電体磁器組成物は、誘電率εが6000〜9320と低い
うえに、製造時の焼成温度が900〜1000℃と高いもので
あった。
系の誘電体磁器組成物は、誘電率εが6000〜9320と低い
うえに、製造時の焼成温度が900〜1000℃と高いもので
あった。
また、特開昭62−31907号公報に開示されていると鉛系
の誘電体磁器組成物は、製造時の焼成温度が1030〜1150
℃と高いものであった。
の誘電体磁器組成物は、製造時の焼成温度が1030〜1150
℃と高いものであった。
更に特開昭61−155245号公報に開示されている鉛系の誘
電体磁器組成物も、製造時の焼成温度が980〜1080℃と
高いものであった。
電体磁器組成物も、製造時の焼成温度が980〜1080℃と
高いものであった。
そこで、本発明の目的は、製造時の焼成温度が比較的低
く、比誘電率が十分高く、抵抗率が高く、さらに静電容
量の温度変化率が十分小さい誘電体磁器組成物及びその
製造方法を提供することにある。
く、比誘電率が十分高く、抵抗率が高く、さらに静電容
量の温度変化率が十分小さい誘電体磁器組成物及びその
製造方法を提供することにある。
具体的には、850℃以下の温度で焼成することが可能で
あり、且つ10,000以上の誘電率εを有し、且つ25℃にお
ける抵抗率ρ25が1011Ωcm以上、150℃における抵抗率
ρ150が109Ωcm以上、tanδが4%以下、静電容量の温
度変化率ΔCがJIS規格のE特性を満足する誘電体磁器
組成物及びその製造方法を提供することにある。
あり、且つ10,000以上の誘電率εを有し、且つ25℃にお
ける抵抗率ρ25が1011Ωcm以上、150℃における抵抗率
ρ150が109Ωcm以上、tanδが4%以下、静電容量の温
度変化率ΔCがJIS規格のE特性を満足する誘電体磁器
組成物及びその製造方法を提供することにある。
[課題を解決するための手段] 本発明は、前記目的を達成すべく、一般式 [Pb(Mg1/3Nb2/3)O3]a[Pb(Zn1/3Nb2/3)O3]b-[Pb(Ni1/3Nb
2/3)O3]c[PbTiO3]dで表わされ、 これを構成するPb(Mg1/3Nb2/3)O3、Pb(Zn1/3-Nb2/3)O3、
Pb(Ni1/3Nb2/3)O3及びPbTiO3の各酸化物のモル比を示す
a,b,c及びd(ただし、a+b+c+d=100)が、上記
4種の酸化物のモル比の相関を示す立体成分図におい
て、 A(a=47.2, b= 2.4, c=30.4, d=20.0) B(a=32.8, b= 1.6, c=45.6, d=20.0) C(a=17.6, b= 8.8, c=53.6, d=20.0) D(a=32.4, b=17.2, c=30.4, d=20.0) E(a=60.8, b=32.3, c= 1.9, d= 5.0) F(a=78.85,b=14.25,c= 1.9, d= 5.0) G(a=76.95,b=14.25,c= 3.8, d= 5.0) H(a=50.35,b=26.6, c=18.05,d= 5.0) で示される各点A〜Hを頂点とする多面体の領域内にあ
るような組成の主成分と、 上記主成分の総量に対し、0.49〜3.06モル%のMgO及び
0.333〜1.665モル%のPb3O4の各成分からなる副成分と
を含有し、 更に、上記主成分中のPb元素の一部をBa,Sr及びCaの3
元素の中から選択した一種又は二種以上の元素によっ
て、4原子%以下(但し、0原子%は含まず。)の割合
で置換して誘電体磁器組成物を構成したものである。
2/3)O3]c[PbTiO3]dで表わされ、 これを構成するPb(Mg1/3Nb2/3)O3、Pb(Zn1/3-Nb2/3)O3、
Pb(Ni1/3Nb2/3)O3及びPbTiO3の各酸化物のモル比を示す
a,b,c及びd(ただし、a+b+c+d=100)が、上記
4種の酸化物のモル比の相関を示す立体成分図におい
て、 A(a=47.2, b= 2.4, c=30.4, d=20.0) B(a=32.8, b= 1.6, c=45.6, d=20.0) C(a=17.6, b= 8.8, c=53.6, d=20.0) D(a=32.4, b=17.2, c=30.4, d=20.0) E(a=60.8, b=32.3, c= 1.9, d= 5.0) F(a=78.85,b=14.25,c= 1.9, d= 5.0) G(a=76.95,b=14.25,c= 3.8, d= 5.0) H(a=50.35,b=26.6, c=18.05,d= 5.0) で示される各点A〜Hを頂点とする多面体の領域内にあ
るような組成の主成分と、 上記主成分の総量に対し、0.49〜3.06モル%のMgO及び
0.333〜1.665モル%のPb3O4の各成分からなる副成分と
を含有し、 更に、上記主成分中のPb元素の一部をBa,Sr及びCaの3
元素の中から選択した一種又は二種以上の元素によっ
て、4原子%以下(但し、0原子%は含まず。)の割合
で置換して誘電体磁器組成物を構成したものである。
また、上記誘電体磁器組成物の製造方法は、一般式 [Pb(Mg1/3Nb2/3)O3]a[Pb(Zn1/3Nb2/3)O3]b-[Pb(Ni1/3Nb
2/3)O3]c[PbTiO3]dで表わされ、 これを構成するPb(Mg1/3Nb2/3)O3、Pb(Zn1/3-Nb2/3)
O3、Pb(Ni1/3Nb2/3)O3及びPbTiO3の各酸化物のモル比を
示すa,b,c及びd(ただし、a+b+c+d=100)が、
上記4種の酸化物のモル比の相関を示す立体成分図にお
いて、 A(a=47.2, b= 2.4, c=30.4, d=20.0) B(a=32.8, b= 1.6, c=45.6, d=20.0) C(a=17.6, b= 8.8, c=53.6, d=20.0) D(a=32.4, b=17.2, c=30.4, d=20.0) E(a=60.8, b=32.3, c= 1.9, d= 5.0) F(a=78.85,b=14.25,c= 1.9, d= 5.0) G(a=76.95,b=14.25,c= 3.8, d= 5.0) H(a=50.35,b=26.6, c=18.05,d= 5.0) で示される各点A〜Hを頂点とする多面体の領域内にあ
るような組成の主成分と、 上記主成分の総量に対し、0.49〜3.06モル%のMgO及び
0.333〜1.665モル%のPb3O4の各成分からなる副成分と
を配合し、 更に、上記主成分中のPb元素の一部をBa、Sr及びCaの3
元素の中から選択した一種又は二種以上の元素によっ
て、4.0原子%(但し、0原子%は含まず。)の割合で
置換されるように配合した後、焼成することにより誘電
体磁器組成物を製造するようにしたものである。
2/3)O3]c[PbTiO3]dで表わされ、 これを構成するPb(Mg1/3Nb2/3)O3、Pb(Zn1/3-Nb2/3)
O3、Pb(Ni1/3Nb2/3)O3及びPbTiO3の各酸化物のモル比を
示すa,b,c及びd(ただし、a+b+c+d=100)が、
上記4種の酸化物のモル比の相関を示す立体成分図にお
いて、 A(a=47.2, b= 2.4, c=30.4, d=20.0) B(a=32.8, b= 1.6, c=45.6, d=20.0) C(a=17.6, b= 8.8, c=53.6, d=20.0) D(a=32.4, b=17.2, c=30.4, d=20.0) E(a=60.8, b=32.3, c= 1.9, d= 5.0) F(a=78.85,b=14.25,c= 1.9, d= 5.0) G(a=76.95,b=14.25,c= 3.8, d= 5.0) H(a=50.35,b=26.6, c=18.05,d= 5.0) で示される各点A〜Hを頂点とする多面体の領域内にあ
るような組成の主成分と、 上記主成分の総量に対し、0.49〜3.06モル%のMgO及び
0.333〜1.665モル%のPb3O4の各成分からなる副成分と
を配合し、 更に、上記主成分中のPb元素の一部をBa、Sr及びCaの3
元素の中から選択した一種又は二種以上の元素によっ
て、4.0原子%(但し、0原子%は含まず。)の割合で
置換されるように配合した後、焼成することにより誘電
体磁器組成物を製造するようにしたものである。
上記構成の誘電体磁器組成物は、比誘電率が10,000以上
と十分高く、850℃以下の低温で焼成しても十分緻密な
組成物を得ることが可能であり、かつ、25℃における抵
抗率ρ25が1011Ωcm以上、150℃における抵抗率ρ150が
109Ωcm以上、tanδが4%以下、さらに静電容量の温度
変化率ΔCもJIS規格のE特性を満足する程度に十分小
さいものである。
と十分高く、850℃以下の低温で焼成しても十分緻密な
組成物を得ることが可能であり、かつ、25℃における抵
抗率ρ25が1011Ωcm以上、150℃における抵抗率ρ150が
109Ωcm以上、tanδが4%以下、さらに静電容量の温度
変化率ΔCもJIS規格のE特性を満足する程度に十分小
さいものである。
次に、各成分比の限定理由について説明する。まず、誘
電体磁器組成物の主成分であるPb(Mg1/3Nb2/3)O3、Pb(Z
n1/3-Nb2/3)O3、Pb(Ni1/3Nb2/3)O3及びPbTiO3の各酸化
物のモル比を示すa,b,c及びd(ただし、a+b+c+
d=100)が、上記4種の酸化物のモル比の相関を示す
立体成分図において、前記各点A〜Hを頂点とする多面
体の領域内にある必要性は、以下の理由からくるもので
ある。
電体磁器組成物の主成分であるPb(Mg1/3Nb2/3)O3、Pb(Z
n1/3-Nb2/3)O3、Pb(Ni1/3Nb2/3)O3及びPbTiO3の各酸化
物のモル比を示すa,b,c及びd(ただし、a+b+c+
d=100)が、上記4種の酸化物のモル比の相関を示す
立体成分図において、前記各点A〜Hを頂点とする多面
体の領域内にある必要性は、以下の理由からくるもので
ある。
まず、PbTiO3についてみると、平面EFGHよりもPbTiO3の
少ない領域、すなわち5.0モル%未満の領域では、誘電
体磁器組成物の静電容量の温度変化率ΔCが大きくな
り、本発明の目的を満たさないからである。
少ない領域、すなわち5.0モル%未満の領域では、誘電
体磁器組成物の静電容量の温度変化率ΔCが大きくな
り、本発明の目的を満たさないからである。
一方、平面ADCBよりもPbTiO3の多い領域、すなわち20.0
モル%より多い領域については、裏付けるべきデータが
ないので、本出願においては上記限定を行った。従っ
て、上記上限を越える場合に本発明の目的を満たさない
ことを示すものではない。
モル%より多い領域については、裏付けるべきデータが
ないので、本出願においては上記限定を行った。従っ
て、上記上限を越える場合に本発明の目的を満たさない
ことを示すものではない。
次に、平面AFEDよりもPb(Ni1/3Nb2/3)O3の少ない領域で
は、静電容量の温度変化率ΔCが大きくなり、本発明の
目的を満たさないからである。
は、静電容量の温度変化率ΔCが大きくなり、本発明の
目的を満たさないからである。
一方、平面BCHGよりもPb(Ni1/3Nb2/3)O3の多い領域で
は、静電容量の温度変化率が大きくなったり、焼成温度
を高くしなければ緻密な誘電体磁器組成物が得られず、
本発明の目的を満たさないからである。
は、静電容量の温度変化率が大きくなったり、焼成温度
を高くしなければ緻密な誘電体磁器組成物が得られず、
本発明の目的を満たさないからである。
次に、平面ABGFよりもPb(Zn1/3Nb2/3)O3の少ない領域で
は、静電容量の温度変化率が大きくなり、本発明の目的
を満たさないからである。
は、静電容量の温度変化率が大きくなり、本発明の目的
を満たさないからである。
一方、平面CDEHよりもPb(Zn1/3Nb2/3)O3の多い領域で
は、比誘電率εが低下したり、緻密な焼結体を得ること
ができなくなり、本発明の目的を満たさないからであ
る。
は、比誘電率εが低下したり、緻密な焼結体を得ること
ができなくなり、本発明の目的を満たさないからであ
る。
次に、MgOの添加量については、0.49〜3.06モル%の範
囲では所望の特性が得られるが、0.49モル%未満の範囲
では比誘電率εrが10,000未満となり、3.06モル%を越
えた範囲では焼成温度を高くしなければ緻密な焼結体が
得られず、本発明の目的を満たさないからである。
囲では所望の特性が得られるが、0.49モル%未満の範囲
では比誘電率εrが10,000未満となり、3.06モル%を越
えた範囲では焼成温度を高くしなければ緻密な焼結体が
得られず、本発明の目的を満たさないからである。
次に、Pb3O4の添加量については、0.333〜1.665モル%
の範囲では所望の特性が得られるが、0.333モル%未満
の範囲では緻密な焼結体が得られなくなり、また1.665
モル%を越えた範囲では比誘電率εrが所望の特性より
も悪くなり、本発明の目的を満たさなくなるからであ
る。
の範囲では所望の特性が得られるが、0.333モル%未満
の範囲では緻密な焼結体が得られなくなり、また1.665
モル%を越えた範囲では比誘電率εrが所望の特性より
も悪くなり、本発明の目的を満たさなくなるからであ
る。
次に、Pb元素の置換量については、Ca,Sr,Baの置換量を
4.0原子%の範囲では所望の特性が得られるが、4.0原子
%を越えた範囲では緻密な焼結体が得られなくなり、本
発明の目的を満たさなくなるからである。
4.0原子%の範囲では所望の特性が得られるが、4.0原子
%を越えた範囲では緻密な焼結体が得られなくなり、本
発明の目的を満たさなくなるからである。
[実施例] 次に、本発明の実施例について詳細に説明する。
発明者らは、本発明の実施例及び比較例となる試料No.1
〜74の各誘電体磁器組成物を作製し、各試料の電気的特
性を比較した。
〜74の各誘電体磁器組成物を作製し、各試料の電気的特
性を比較した。
これらの試料は、各成分比率を変更する以外は全く同様
の手順で得られる。
の手順で得られる。
以下、試料No.1を例にとって試料の作製方法について説
明する。
明する。
試料の作製 試料No.1は、一般式 [Pb(Mg1/3Nb2/3)O3]60.8[Pb(Zn1/3Nb2/3)O3]32.3-[Pb(N
i1/3Nb2/3)O3]1.9-[PbTiO3]5.0 で表される主成分を100モル%として、 2.03モル%のMgO(副成分)、0.650モル%のPb3O4(副
成分)を含有し、 また、Pbを1原子%のCa、0.6原子%のSr、0.9原子%の
Baで置換されているものである。
i1/3Nb2/3)O3]1.9-[PbTiO3]5.0 で表される主成分を100モル%として、 2.03モル%のMgO(副成分)、0.650モル%のPb3O4(副
成分)を含有し、 また、Pbを1原子%のCa、0.6原子%のSr、0.9原子%の
Baで置換されているものである。
この組成の成分は、以下の手順で得られる。
まず、MgOを8.99g,ZnOを8.76g,NiOを0.47g,Nb2O5を84.1
7g,TiO2を4.00g,CaCO3を1.001g,SrCO3を0.886g,及びBaC
O3を1.776gをそれぞれ秤量し、これらの原料をポリエチ
レン製ポットに入れ、ここにエタノールを添加し、ZrO2
ボール(10φ)を用いて湿式混合した後、これを850〜1
000℃の温度で1〜3時間仮焼して仮焼物を得る。
7g,TiO2を4.00g,CaCO3を1.001g,SrCO3を0.886g,及びBaC
O3を1.776gをそれぞれ秤量し、これらの原料をポリエチ
レン製ポットに入れ、ここにエタノールを添加し、ZrO2
ボール(10φ)を用いて湿式混合した後、これを850〜1
000℃の温度で1〜3時間仮焼して仮焼物を得る。
次に、この仮焼物をボールミルで粉砕し、乾燥した後、
この乾燥粉108.95gに対してPb3O4を227.27g秤量して添
加し、混合物をポリエチレン製ポットに入れる。
この乾燥粉108.95gに対してPb3O4を227.27g秤量して添
加し、混合物をポリエチレン製ポットに入れる。
さらに、これにエタノールを添加し、ZrO2ボールを用い
て湿式混合し、これを650〜750℃で1〜4時間仮焼して
仮焼物を得る。
て湿式混合し、これを650〜750℃で1〜4時間仮焼して
仮焼物を得る。
次に、この仮焼物をボールミルで粉砕し、乾燥した後、
有機バインダーを加えて造粒し、この造粒物を直径9.8m
m、厚さ0.6mmの円板状に500kg/cm2の圧力で加圧して成
形物を得る。
有機バインダーを加えて造粒し、この造粒物を直径9.8m
m、厚さ0.6mmの円板状に500kg/cm2の圧力で加圧して成
形物を得る。
次に、この成形物をジルコニアセッター上に載せ、空気
中で850℃の温度で焼成し、誘電体磁器組成物の磁器素
体を得る。
中で850℃の温度で焼成し、誘電体磁器組成物の磁器素
体を得る。
電気的特性の測定 次に、焼成後の磁器素体の両主面に銀ペーストを塗布し
て焼付け、磁器コンデンサを作り、これを48時間放置し
た。
て焼付け、磁器コンデンサを作り、これを48時間放置し
た。
そして、この磁器コンデンサの20℃における比誘電率ε
r及び誘電体損失tanδ、25℃における抵抗率ρ25、150
℃における抵抗率ρ150、−25℃及び85℃における静電
容量の温度変化率ΔCの各特性を測定した。
r及び誘電体損失tanδ、25℃における抵抗率ρ25、150
℃における抵抗率ρ150、−25℃及び85℃における静電
容量の温度変化率ΔCの各特性を測定した。
その結果、それぞれ、 比誘電率εr=11,250、 誘電体損失tanδ=2.25、 25℃における抵抗率 ρ25=9.3×1012Ωcm、 150℃における抵抗率 ρ150=8.2×1011Ωcm、 −25℃における静電容量の温度変化率 ΔC-25=−53.8%、 85℃における静電容量の温度変化率 ΔC85=−50.0% となった。
なお、比誘電率εr及びtanδは、周波数1KHz、電圧1V
(実効値)の条件で測定した。
(実効値)の条件で測定した。
また、低効率ρは、コンデンサに100Vの電圧を30秒間印
加した後に抵抗値を求め、この値から算出した。
加した後に抵抗値を求め、この値から算出した。
静電容量の温度変化率ΔCは、恒温槽の中に試料を入
れ、−25℃、85℃の各温度において、周波数1kHz、電圧
(効率値)1.0Vの条件で静電容量を測定して求めた。
れ、−25℃、85℃の各温度において、周波数1kHz、電圧
(効率値)1.0Vの条件で静電容量を測定して求めた。
試料No.1〜74について、各成分組成及び諸特性を第1表
(1)〜(4)に示す。
(1)〜(4)に示す。
表において欄外に※印を付した試料は比較例であり、本
発明の実施例であるその他の試料の特性と比較するため
のものである。
発明の実施例であるその他の試料の特性と比較するため
のものである。
ここで、No.1〜12、No.13〜27、28〜35及びNo.36〜49の
試料グループによる実験は、主成分中のPbTiO3のモル比
をそれぞれ5.0モル%、10.0モル%、15.0モル%及び20.
0モル%に固定して他の諸成分の成分比を変化させるこ
とにより、各成分の適正範囲を明らかにしたものであ
る。
試料グループによる実験は、主成分中のPbTiO3のモル比
をそれぞれ5.0モル%、10.0モル%、15.0モル%及び20.
0モル%に固定して他の諸成分の成分比を変化させるこ
とにより、各成分の適正範囲を明らかにしたものであ
る。
この結果は、それぞれ第2図、第3図、第4図及び第5
図の各三角図に示されている。
図の各三角図に示されている。
また、No.55〜59の試料グループによる実験は、副成分
であるPb3O4の添加量を0.660モル%に固定して他の諸成
分の成分比を変化させることにより、各成分の適正範囲
を明らかにしたものである。
であるPb3O4の添加量を0.660モル%に固定して他の諸成
分の成分比を変化させることにより、各成分の適正範囲
を明らかにしたものである。
各試料の特性評価 本発明の目的は、比誘電率εrが十分高く、製造時の焼
成温度が比較的低く、さらに静電容量の温度変化率ΔC
がJIS規格のE特性を満足する誘電体磁器組成物及びそ
の製造方法を提供することにあるが、850℃以下で焼成
が可能であり、比誘電率εr≧10,000、tanδ≦4%、2
5℃における低効率ρ25≧1011Ωcm、150℃における抵抗
率ρ150≧109Ωcm、ΔCがJIS規格のE特性を満足する
ことを一応の基準として各試料の電気的特性を評価し
た。
成温度が比較的低く、さらに静電容量の温度変化率ΔC
がJIS規格のE特性を満足する誘電体磁器組成物及びそ
の製造方法を提供することにあるが、850℃以下で焼成
が可能であり、比誘電率εr≧10,000、tanδ≦4%、2
5℃における低効率ρ25≧1011Ωcm、150℃における抵抗
率ρ150≧109Ωcm、ΔCがJIS規格のE特性を満足する
ことを一応の基準として各試料の電気的特性を評価し
た。
以下、その結果を詳細に説明する。
試料No.7〜10,12,19〜22,46,47,50,51は、いずれも静電
容量の温度変化率ΔCが大きく、JIS規格のE特性を満
たしておらず、本発明の目的を満足しない。
容量の温度変化率ΔCが大きく、JIS規格のE特性を満
たしておらず、本発明の目的を満足しない。
試料No.9,11,12,22,23,45,48,53,60,65,69,74は、いず
れも比誘電率εrが10,000未満であり、本発明の目的を
満足しない。
れも比誘電率εrが10,000未満であり、本発明の目的を
満足しない。
試料No.9,12,22は、比誘電率εr及び静電容量の温度変
化率ΔCのいずれも期待される値が得られず、本発明の
目的を満足しない。
化率ΔCのいずれも期待される値が得られず、本発明の
目的を満足しない。
試料No.44,52,55,60,65,70は緻密な焼結体すら得ること
ができなかった。
ができなかった。
上記以外の試料は良好な電気的特性を有し、いずれも満
足できる結果が得られた。
足できる結果が得られた。
従って、以上の結果を整理すると、以下のような結論が
得られる。
得られる。
Pb(Mg1/3Nb2/3)O3、Pb(Zn1/3-Nb2/3)O3、Pb(Ni1/3Nb2/3)O
3及びPbTiO3のモル比の相関を示す立体成分図において
は、以下の領域内が電気的特性の良好な誘電体磁器組成
物ということになる。
3及びPbTiO3のモル比の相関を示す立体成分図において
は、以下の領域内が電気的特性の良好な誘電体磁器組成
物ということになる。
まず、平面EFGHよりもPbTiO3の多い領域であることが求
められる。これよりPbTiO3の少ない領域では、試料No.5
0,51から分かるように、静電容量の温度変化率ΔCが悪
化する。
められる。これよりPbTiO3の少ない領域では、試料No.5
0,51から分かるように、静電容量の温度変化率ΔCが悪
化する。
次に、平面AFEDよりもPb(Ni1/3Nb2/3)O3の多い領域であ
ることが求められる。これよりPb(Ni1/3Nb2/3)O3の少な
い領域では、試料No.5,8,46,32から分かるように、静電
容量の温度変化率ΔCが悪化する。
ることが求められる。これよりPb(Ni1/3Nb2/3)O3の少な
い領域では、試料No.5,8,46,32から分かるように、静電
容量の温度変化率ΔCが悪化する。
また、平面BCHGよりもPb(Ni1/3Nb2/3)O3の少ない領域で
あることも求められる。
あることも求められる。
これよりPb(Ni1/3Nb2/3)O3の多い領域では、No.9,12,2
2,45から分かるように、静電容量の温度変化率ΔCが悪
化したり、比誘電率εrが低下したりする。
2,45から分かるように、静電容量の温度変化率ΔCが悪
化したり、比誘電率εrが低下したりする。
次に、平面ABGFよりもPb(Zn1/3Nb2/3)O3の多い領域であ
ることが求められる。これよりPb(Zn1/3Nb2/3)O3の少な
い領域では、試料No.10,47から分かるように、静電容量
の温度変化率ΔCが悪化してしまう。
ることが求められる。これよりPb(Zn1/3Nb2/3)O3の少な
い領域では、試料No.10,47から分かるように、静電容量
の温度変化率ΔCが悪化してしまう。
また、平面CDEHよりもPb(Zn1/3Nb2/3)O3の少ない領域で
あることが求められる。これよりPb(Zn1/3Nb2/3)O3の多
い領域では、No.11,23,44,48から分かるように、比誘電
率εrが10,000未満になったり、緻密な焼結体が得られ
なくなる。
あることが求められる。これよりPb(Zn1/3Nb2/3)O3の多
い領域では、No.11,23,44,48から分かるように、比誘電
率εrが10,000未満になったり、緻密な焼結体が得られ
なくなる。
従って、主成分を構成するPb(Mg1/3Nb2/3)O3、Pb(Zn1/3
-Nb2/3)O3、Pb(Ni1/3Nb2/3)O3及びPbTiO3の4成分のモ
ル比は、第1図に示すように、これらの相関を示す立体
成分図において、A〜Hを頂点とする多面体の範囲内で
あることが、良好な電気的特性が得られる条件となる。
-Nb2/3)O3、Pb(Ni1/3Nb2/3)O3及びPbTiO3の4成分のモ
ル比は、第1図に示すように、これらの相関を示す立体
成分図において、A〜Hを頂点とする多面体の範囲内で
あることが、良好な電気的特性が得られる条件となる。
次に、MgOの添加量の好ましい範囲は、0.49〜3.06モル
%である。MgOが0.49モル%未満の場合は、No.55,60に
示すように緻密な焼結体が得られなくなり、MgOが3.06
モル%を越える場合は、No.59,64に示すように比誘電率
εrが10,000未満になる。
%である。MgOが0.49モル%未満の場合は、No.55,60に
示すように緻密な焼結体が得られなくなり、MgOが3.06
モル%を越える場合は、No.59,64に示すように比誘電率
εrが10,000未満になる。
次に、Pb3O4の添加量の好ましい範囲は、0.333〜1.665
モル%である。Pb3O4が0.333モル%未満の場合は、No.6
5,70に示すように緻密な焼結体を得ることができなくな
り、Pb3O4が1.665モル%を越えた場合は、No.69,74に示
すように、比誘電率εrが10,000未満になる。
モル%である。Pb3O4が0.333モル%未満の場合は、No.6
5,70に示すように緻密な焼結体を得ることができなくな
り、Pb3O4が1.665モル%を越えた場合は、No.69,74に示
すように、比誘電率εrが10,000未満になる。
次に、Pb元素を置換するCa,Sr,Baの好ましい量は4原子
%以下である。Pb元素の置換量が4原子%を越えた場合
は、No.52,53に示すように緻密な焼結体が得られなくな
ったり、比誘電率εrが10,000未満になる。
%以下である。Pb元素の置換量が4原子%を越えた場合
は、No.52,53に示すように緻密な焼結体が得られなくな
ったり、比誘電率εrが10,000未満になる。
[発明の効果] このように本発明により、比誘電率が十分高く、製造時
において焼成温度が比較的低くて済み、さらに静電容量
の温度変化率が十分小さい誘電体磁器組成物及びその製
造方法を提供することができた。
において焼成温度が比較的低くて済み、さらに静電容量
の温度変化率が十分小さい誘電体磁器組成物及びその製
造方法を提供することができた。
第1図はPb(Mg1/3Nb2/3)O3、Pb(Zn1/3-Nb2/3)O3、Pb(Ni
1/3Nb2/3)O3及びPbTiO3の各酸化物のモル比の相関を示
す立体成分図、第2図はPbTiO3の添加量が5.0モル%の
場合のPb(Mg1/3Nb2/3)O3、Pb(Zn1/3-Nb2/3)O3及びPb(Ni
1/3Nb2/3)O3の3成分の三角図、第3図はPbTiO3の添加
量が10.0モル%の場合のPb(Mg1/3Nb2/3)O3、Pb(Zn1/3-N
b2/3)O3及びPb(Ni1/3Nb2/3)O3の3成分の三角図、第4
図はPbTiO3の添加量が15.0モル%の場合のPb(Mg1/3Nb
2/3)O3、Pb(Zn1/3-Nb2/3)O3及びPb(Ni1/3Nb2/3)O3の3
成分の三角図、第5図はPbTiO3の添加量が20.0モル%の
場合のPb(Mg1/3Nb2/3)O3、Pb(Zn1/3-Nb2/3)O3及びPb(Ni
1/3Nb2/3)O3の3成分の三角図である。
1/3Nb2/3)O3及びPbTiO3の各酸化物のモル比の相関を示
す立体成分図、第2図はPbTiO3の添加量が5.0モル%の
場合のPb(Mg1/3Nb2/3)O3、Pb(Zn1/3-Nb2/3)O3及びPb(Ni
1/3Nb2/3)O3の3成分の三角図、第3図はPbTiO3の添加
量が10.0モル%の場合のPb(Mg1/3Nb2/3)O3、Pb(Zn1/3-N
b2/3)O3及びPb(Ni1/3Nb2/3)O3の3成分の三角図、第4
図はPbTiO3の添加量が15.0モル%の場合のPb(Mg1/3Nb
2/3)O3、Pb(Zn1/3-Nb2/3)O3及びPb(Ni1/3Nb2/3)O3の3
成分の三角図、第5図はPbTiO3の添加量が20.0モル%の
場合のPb(Mg1/3Nb2/3)O3、Pb(Zn1/3-Nb2/3)O3及びPb(Ni
1/3Nb2/3)O3の3成分の三角図である。
Claims (2)
- 【請求項1】一般式 [Pb(Mg1/3Nb2/3)O3]a[Pb(Zn1/3Nb2/3)O3]b-[Pb(Ni1/3Nb
2/3)O3]c[PbTiO3]dで表わされ、 これを構成するPb(Mg1/3Nb2/3)O3、Pb(Zn1/3-Nb2/3)
O3、Pb(Ni1/3Nb2/3)O3及びPbTiO3の各酸化物のモル比を
示すa,b,c及びd(ただし、a+b+c+d=100)が、
上記4種の酸化物のモル比の相関を示す立体成分図にお
いて、 A(a=47.2, b= 2.4, c=30.4, d=20.0) B(a=32.8, b= 1.6, c=45.6, d=20.0) C(a=17.6, b= 8.8, c=53.6, d=20.0) D(a=32.4, b=17.2, c=30.4, d=20.0) E(a=60.8, b=32.3, c= 1.9, d= 5.0) F(a=78.85,b=14.25,c= 1.9, d= 5.0) G(a=76.95,b=14.25,c= 3.8, d= 5.0) H(a=50.35,b=26.6, c=18.05,d= 5.0) で示される各点A〜Hを頂点とする多面体の領域内にあ
るような組成の主成分と、 上記主成分の総量に対し、0.49〜3.06モル%のMgO及び
0.333〜1.665モル%のPb3O4の各成分からなる副成分と
を含有し、 更に、上記主成分中のPb元素の一部をBa、Sr及びCaの3
元素の中から選択した一種又は二種以上の元素によっ
て、4原子%以下(但し、0原子%は含まず。)の割合
で置換したことを特徴とする誘電体磁器組成物。 - 【請求項2】一般式 [Pb(Mg1/3Nb2/3)O3]a[Pb(Zn1/3Nb2/3)O3]b-[Pb(Ni1/3Nb
2/3)O3]c[PbTiO3]dで表わされ、 これを構成するPb(Mg1/3Nb2/3)O3、Pb(Zn1/3-Nb2/3)
O3、Pb(Ni1/3Nb2/3)O3及びPbTiO3の各酸化物のモル比を
示すa,b,c及びd(ただし、a+b+c+d=100)が上
記4種の酸化物のモル比の相関を示す立体成分図におい
て、 A(a=47.2, b= 2.4, c=30.4, d=20.0) B(a=32.8, b= 1.6, c=45.6, d=20.0) C(a=17.6, b= 8.8, c=53.6, d=20.0) D(a=32.4, b=17.2, c=30.4, d=20.0) E(a=60.8, b=32.3, c= 1.9, d= 5.0) F(a=78.85,b=14.25,c= 1.9, d= 5.0) G(a=76.95,b=14.25,c= 3.8, d= 5.0) H(a=50.35,b=26.6, c=18.05,d= 5.0) で示される各点A〜Hを頂点とする多面体の領域内にあ
るような組成の主成分と、 上記主成分の総量に対し、0.49〜3.06モル%のMgO及び
0.333〜1.665モル%のPb3O4の各成分からなる副成分と
を配合し、 更に、上記主成分中のPb元素の一部をBa、Sr及びCaの3
元素の中から選択した一種又は二種以上の元素によっ
て、4原子%以下(但し、0原子%は含まず。)の割合
で置換されるように配合した後、焼成することを特徴と
する誘電体磁器組成物の製造方法。
Applications Claiming Priority (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2-267844 | 1990-10-04 | ||
| JP26784490 | 1990-10-04 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04215208A JPH04215208A (ja) | 1992-08-06 |
| JPH0736290B2 true JPH0736290B2 (ja) | 1995-04-19 |
Family
ID=17450413
Family Applications (4)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2324876A Expired - Lifetime JPH0736289B2 (ja) | 1990-10-04 | 1990-11-26 | 誘電体磁器組成物及びその製造方法 |
| JP2324874A Expired - Lifetime JPH0736287B2 (ja) | 1990-10-04 | 1990-11-26 | 誘電体磁器組成物及びその製造方法 |
| JP2324875A Expired - Lifetime JPH0736288B2 (ja) | 1990-10-04 | 1990-11-26 | 誘電体磁器組成物及びその製造方法 |
| JP2324877A Expired - Lifetime JPH0736290B2 (ja) | 1990-10-04 | 1990-11-26 | 誘電体磁器組成物及びその製造方法 |
Family Applications Before (3)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2324876A Expired - Lifetime JPH0736289B2 (ja) | 1990-10-04 | 1990-11-26 | 誘電体磁器組成物及びその製造方法 |
| JP2324874A Expired - Lifetime JPH0736287B2 (ja) | 1990-10-04 | 1990-11-26 | 誘電体磁器組成物及びその製造方法 |
| JP2324875A Expired - Lifetime JPH0736288B2 (ja) | 1990-10-04 | 1990-11-26 | 誘電体磁器組成物及びその製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (4) | JPH0736289B2 (ja) |
-
1990
- 1990-11-26 JP JP2324876A patent/JPH0736289B2/ja not_active Expired - Lifetime
- 1990-11-26 JP JP2324874A patent/JPH0736287B2/ja not_active Expired - Lifetime
- 1990-11-26 JP JP2324875A patent/JPH0736288B2/ja not_active Expired - Lifetime
- 1990-11-26 JP JP2324877A patent/JPH0736290B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0736289B2 (ja) | 1995-04-19 |
| JPH04215207A (ja) | 1992-08-06 |
| JPH04215206A (ja) | 1992-08-06 |
| JPH0736288B2 (ja) | 1995-04-19 |
| JPH04215208A (ja) | 1992-08-06 |
| JPH04215205A (ja) | 1992-08-06 |
| JPH0736287B2 (ja) | 1995-04-19 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JP3046436B2 (ja) | セラミックコンデンサ | |
| JP2004238251A (ja) | 誘電体磁器組成物、及びセラミック電子部品 | |
| KR100596521B1 (ko) | 유전체 자기 조성물 및 세라믹 전자 부품 | |
| JPH08151260A (ja) | 誘電体磁器組成物 | |
| JPH0736290B2 (ja) | 誘電体磁器組成物及びその製造方法 | |
| JP2521859B2 (ja) | 誘電体磁器組成物及びその製造方法 | |
| JPS5820133B2 (ja) | 半導体磁器コンデンサ用磁器およびその製造方法 | |
| JP2580374B2 (ja) | 複合ペロブスカイト型誘電体磁器粉末の製造方法 | |
| JP2521862B2 (ja) | 誘電体磁器組成物 | |
| JP2531548B2 (ja) | 温度補償用磁器組成物 | |
| JP2821768B2 (ja) | 積層セラミックコンデンサ | |
| JPH07108814B2 (ja) | 誘電体磁器組成物及びその製造方法 | |
| JP2521860B2 (ja) | 誘電体磁器組成物及びその製造方法 | |
| JP2521858B2 (ja) | 誘電体磁器組成物及びその製造方法 | |
| JP3389947B2 (ja) | 誘電体磁器組成物及びそれを用いた厚膜コンデンサ | |
| JPH0544763B2 (ja) | ||
| JP2531547B2 (ja) | 温度補償用磁器組成物 | |
| JP2872513B2 (ja) | 誘電体磁器及び磁器コンデンサ | |
| JPH07108813B2 (ja) | 誘電体磁器組成物及びその製造方法 | |
| JP2872512B2 (ja) | 誘電体磁器及び磁器コンデンサ | |
| JP3071529B2 (ja) | 誘電体磁器組成物 | |
| JPS62281205A (ja) | 誘電体磁器組成物 | |
| JPH04363012A (ja) | セラミックコンデンサ | |
| JPH0815005B2 (ja) | 誘電体磁器組成物 | |
| JPH07100623B2 (ja) | 誘電体磁器組成物 |