JPH0737956Y2 - スライドドア車のガイドレ−ル支持部構造 - Google Patents

スライドドア車のガイドレ−ル支持部構造

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JPH0737956Y2
JPH0737956Y2 JP1987130300U JP13030087U JPH0737956Y2 JP H0737956 Y2 JPH0737956 Y2 JP H0737956Y2 JP 1987130300 U JP1987130300 U JP 1987130300U JP 13030087 U JP13030087 U JP 13030087U JP H0737956 Y2 JPH0737956 Y2 JP H0737956Y2
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sill
guide rail
side sill
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rail support
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智彦 佐久間
久志 前川
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日産車体株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、スライドドア車のガイドレールの前端部に設
けられている湾曲部を支持する部分の車体構造に関す
る。
(従来の技術) 従来、スライドドア車のガイドレール支持部構造として
は、例えば、特開昭59-15180号公報に記載されているよ
うなものが知られている。
この従来構造は、第5図に示すように、スライドドアを
案内支持するガイドレール01がサイドシル02のシルアウ
タ03側に配設され、前記サイドシル02内を垂直方向に縦
断する第1レインフォース04が設けられ、該第1レイン
フォース04の開口部05を通り抜けてサイドシル02内を水
平方向に横断する第2レインフォース06が設けられ、前
記ガイドレール01の前端部がシルアウタ03に形成したレ
ール用開口部07からサイドシル02内に臨ませられて前記
第2レインフォース06上に支持された構造であった。
(考案が解決しようとする問題点) しかしながら、このような従来の構造にあっては、以下
に述べるような問題点があった。
サイドシル内において、サイドシルのレール用開口
部及び第1レインフォースの開口部側と、その内側とを
区画する部材が設けられていないから、気密性に欠け
る。
サイドシルの断面を塞ぐ方向(車幅方向)にレイン
フォースが設けられてないため、サイドシルの捩れを防
止することができない。
レール用開口部がサイドシルのセンタピラーとの結
合部の下方位置に配置されている場合には、開口部を設
けたことでサイドシルの強度が低下し、さらに、サイド
シルとセンタピラーとの結合強度も低下するが、この構
造ではその強度低下を補強することができない。特に、
で述べた捩れを補強できずセンタピラーがグラ付く。
(問題点を解決するための手段) 本考案は、上述のような問題点を解決し、サイドシルの
レール用開口部がサイドシルとセンタピラーとの結合部
の下部に設けられている場合に、両者の結合剛性を向上
させることができ、しかも、サイドシルの気密性を向上
させることができるスライドドア車のガイドレール支持
部構造を提供することを目的とする。
この目的達成のために、本考案では、車体のドア用開口
部の下縁に沿ってシルアウタとシルインナとで形成され
たサイドシルが設けられ、該サイドシルに前記ドア用開
口部の前端位置でピラーアウタとピラーインナとで形成
されたセンタピラーが結合され、前記ドア用開口部を開
閉するスライドドアを案内支持するガイドレールがサイ
ドシルに沿って設けられ、かつ、前記ガイドレールの前
端部に形成された湾曲部が、前記サイドシルとセンタピ
ラーとの結合部の下方位置に開口されたレール用開口部
からサイドシル内に挿入され、該サイドシル内に、前記
サイドシル内空間をレール用開口部側と区画するととも
に前記湾曲部を支持するガイドレール支持パネルが設け
られ、該ガイドレール支持パネルは、前記湾曲部を支持
するために略水平方向に延在された棚部と、該棚部から
下方に延在され前記サイドシルのシルアウタ及びシルイ
ンナと重ね合わせて接合された主縦壁と、ガイドレール
支持パネルの前後両端部に配設され車外方向に延在され
て前記サイドシルのシルアウタと接合される前縦壁及び
後縦壁と、前記棚部の上方に設けられ、上縁部をサドシ
ル及びピラーインナと重ね合わせて接合されているカバ
ー部とで一体的に形成され、前記レール用開口部と棚部
との間にスティフナが架け渡され、該スティフナ上に前
記湾曲部が設けられている手段とした。
(作用) 本考案のスライドドア車のガイドレール支持部構造で
は、上述のような手段としたため、サイドシルのレール
用開口部側は、ガイドレール支持パネルでサイドシル内
部と完全に区画される。しかも、ガイドレール支持パネ
ルは一体に形成されているから継ぎ目が無く、気密性が
良い。
また、センタピラーから車体縦方向入力はサイドシルだ
けでなくセンタピラーインナに接合されているガイドレ
ール支持パネルのカバー部にも入力され、この入力荷重
はガイドレール支持パネルで支持される。即ち、ガイド
レール支持パネルはサイドシルの内部に縦壁を形成し
て、サイドシルの補強を行うと共に、併せてピラーの支
持剛性も向上させる。
また、サイドシルに対する車体横方向への入力は、シル
アウタに接合されるまで車外方向に延在されるガイドレ
ール支持パネルの前後縦壁で支持されることとなり、入
力荷重による車体の捩れが抑制される。
(実施例) 以下、本考案の実施例を図面により詳述する。
まず、実施例の構成を説明する。
第2図は本考案一実施例の要部を示す斜視図であって、
10はサイドシルを示す。このサイドシル10は車体側部に
開口されたドア用開口部1の下縁に沿って車体前後方向
に延在されている。また、このサイドシル10にはセンタ
ピラー20が結合され、前記ドア用開口部1はこのセンタ
ピラー20を挟んで前側開口部2と後側開口部3とに分割
され、このセンタピラー20との結合部の下方位置のサイ
ドシル10にはレール用開口部11が開口されている。
また、図において、30はガイドレールを示している。こ
のガイドレール30は、前記後側開口部3を開閉するスラ
イドドア40を案内支持するもので、前記サイドシル10の
外側部に沿って設けられ、かつ、このガイドレール30の
前端部に形成された湾曲部31が、第3図においても示す
ように、前記レール用開口部11からサイドシル10内に挿
入されている。即ち、この湾曲部31は、第1図に示すス
ライドドア40を、全閉時には車体中央方向に導いて車体
に圧接させ、また、全閉位置からの開時にはスライドド
ア40をスライドさせるために車体から離反させて圧接状
態を解除させるものである。尚、図中41はガイドローラ
であって、支持ブラケット42によりスライドドア40の下
端部に支持されている。
また、第1図に示すように、前記サイドシル10は、シル
アウタ12とシルインナ13とを両者間にシル中空部14を形
成するように接合させて形成されている。加えてシルア
ウタ12には前記ガイドレール30を取り付けるための段部
15が形成されている。また、前記センタピラー20もサイ
ドシル10と同様にピラーインナ21とピラーアウタ22とを
両者間にピラー中空部23を形成するように接合して形成
されている。
前記サイドシル10内には、前記ガイドレール30の湾曲部
31を支持するガイドレール支持パネル50が設けられてい
る。このガイドレール支持パネル50は、第1,4図に示す
ように、一体成形された棚部51,主縦壁52,前縦壁53,後
縦壁54及び溶接により一体的に設けられたカバー部60と
で形成されている。
前記棚部51は、前記ガイドレール30の湾曲部31を取り付
けるために水平に延在され、その車体中央側を側壁511
で覆われている。また、この棚部51とレール用開口部11
との間にはスティフナ55が架け渡されていて、湾曲部31
はこのスティフナ55上に設けられている。尚、前記側壁
511の上部にはフランジ部512が形成され、また、側壁51
1は棚部51よりも後方まで延在されている。
前記主縦壁52は、前記棚部51の車外側端部から下方に延
在され、その下端のフランジ部521が前記シルアウタ12
及びシルインナ13と重ね合わせられている。尚、この主
縦壁52は棚部51の車体中央方向への奥行きが深くなって
いるのに対応して傾斜部522が形成されている。また、5
23は水抜き用ビードを示している。
前記前縦壁53及び後縦壁54は、前記棚部51の側壁511及
び主縦壁52の前後両端部に配設され、車外方向に延在さ
れており、端縁部に形成されたフランジ部531,541が前
記サイドシル10のシルアウタ12と接合されシル中空部14
をレール用開口部11側と区画している。
尚、図中*はスポット溶接の溶接点を示していて本実施
例の接合は全てスポット溶接により行うものである。
前記棚部51の上方は、カバー部60で覆われている。この
カバー部60は、下縁部に沿って横フランジ61が形成され
ると共に、上縁部に沿って縦フランジ62が形成され、横
フランジ61が前記棚部51の側壁511に形成されたフラン
ジ部512と接合され、また、縦フランジ62がシルアウタ1
2及びピラーインナ21と重ね合わせて接合され、前記シ
ル中空部14をレール用開口部11側と区画している。
尚、第1図において4はフロアパネルを示し、前記シル
インナ13と接合されている。
次に、実施例の作用を説明する。
実施例のスライドドア車のガイドレール支持部構造で
は、サイドシル10のレール用開口部11側は、ガイドレー
ル支持パネル50とカバー部60とによってシル中空部14と
完全に区画されている。しかも、ガイドレール支持パネ
ル50は一体に形成されているから継ぎ目が無く、気密性
が良い。
また、センタピラー20からサイドシル10への車体縦方向
の入力荷重はサイドシル10だけでなく、ピラーインナ21
及びシルインナ13と共に接合されているカバー部60にも
入力され、この入力荷重はガイドレール支持パネル50で
支持される。即ち、ガイドレール支持パネル50はサイド
シル10の内部に縦壁部分を形成して、サイドシル10の補
強を行うと共に、併せてセンタピラー20の支持剛性も向
上させる。
さらに、サイドシル10に対する車体横方向への入力は、
サイドシル10内を車外方向に延在されるガイドレール支
持パネル50の前後縦壁53,54で支持されることとなり、
入力荷重によるサイドシルの捩れが抑制される。
このように、実施例構造にあっては、レール用開口部11
が形成されて強度的に弱い部分のサイドシル10にセンタ
ピラー20を結合した構造であっても、ガイドレール30の
湾曲部31を支持するためのガイドレール支持パネル50及
び気密性向上のためのカバー部60によって、センタピラ
ー20側等からの縦方向の入力に対しても、また、横方向
の入力に対してもサイドシル10が十分に補強され、車体
剛性が確保されるという効果が得られる。
また、ガイドレール支持パネル50の棚部に浸入した水
は、水抜き用ビード523により、サイドシル10のレール
用開口部11側の空間を通って、車外に排水される。
従って、気密性を冒すことなく排水性が確保されるとい
う効果も得られる。
(考案の効果) 以上説明してきたように、本考案のスライドドア車のガ
イドレール構造にあっては、サイドシルのレール用開口
部がサイドシルとセンタピラーとの結合部の下部に設け
られた強度的に不利な構造において、ガイドレール支持
パネルを利用して両者の結合剛性及びサイドシルの強度
を向上させることができ、しかも、サイドシルの気密性
を向上させることができるという効果が得られる。さら
に、サイドシルの強度向上にあって、特に、横方向に対
し強度が向上され車体の捩れが防止されるという効果が
得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案一実施例のスライドドア車のガイドレー
ル支持部構造を示す断面図、第2図は実施例構造の要部
を示す車外側からの斜視図、第3図は実施例構造の要部
を示す車内側からの斜視図、第4図は実施例構造の要部
を示す分解斜視図、第5図は従来構造を示す断面図であ
る。 1…ドア用開口部 10…サイドシル 11…レール用開口部 12…シルアウタ 13…シルインナ 20…センタピラー 21…ピラーインナ 22…ピラーアウタ 30…ガイドレール 31…湾曲部 40…スライドドア 50…ガイドレール支持パネル 51…棚部 52…主縦壁 53…前縦壁 54…後縦壁 60…カバー部

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】車体のドア用開口部の下縁に沿ってシルア
    ウタとシルインナとで形成されたサイドシルが設けら
    れ、 該サイドシルに前記ドア用開口部の前端位置でピラーア
    ウタとピラーインナとで形成されたセンタピラーが結合
    され、 前記ドア用開口部を開閉するスライドドアを案内支持す
    るガイドレールがサイドシルに沿って設けられ、かつ、
    前記ガイドレールの前端部に形成された湾曲部が、前記
    サイドシルとセンタピラーとの結合部の下方位置に開口
    されたレール用開口部からサイドシル内に挿入され、 該サイドシル内に、前記サイドシル内空間をレール用開
    口部側と区画するとともに前記湾曲部を支持するガイド
    レール支持パネルが設けられ、 該ガイドレール支持パネルは、前記湾曲部を支持するた
    めに略水平方向に延在された棚部と、該棚部から下方に
    延在され前記サイドシルのシルアウタ及びシルインナと
    重ね合わせて接合された主縦壁と、ガイドレール支持パ
    ネルの前後両端部に配設され車外方向に延在されて前記
    サイドシルのシルアウタと接合される前縦壁及び後縦壁
    と、前記棚部の上方に設けられ、上縁部をサドシル及び
    ピラーインナと重ね合わせて接合されているカバー部と
    で一体的に形成され、 前記レール用開口部と棚部との間にスティフナが架け渡
    され、 該スティフナ上に前記湾曲部が設けられていることを特
    徴とするスライドドア車のガイドレール支持部構造。
JP1987130300U 1987-08-27 1987-08-27 スライドドア車のガイドレ−ル支持部構造 Expired - Lifetime JPH0737956Y2 (ja)

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JP5590232B2 (ja) * 2011-05-17 2014-09-17 トヨタ自動車株式会社 車体骨格構造
JP6511076B2 (ja) * 2017-01-20 2019-05-15 本田技研工業株式会社 車体構造
JP6933876B2 (ja) * 2018-02-28 2021-09-08 ダイハツ工業株式会社 車両構造

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