JPH0740640Y2 - 建物用開閉体の開閉伝動機構 - Google Patents

建物用開閉体の開閉伝動機構

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JPH0740640Y2
JPH0740640Y2 JP1992085275U JP8527592U JPH0740640Y2 JP H0740640 Y2 JPH0740640 Y2 JP H0740640Y2 JP 1992085275 U JP1992085275 U JP 1992085275U JP 8527592 U JP8527592 U JP 8527592U JP H0740640 Y2 JPH0740640 Y2 JP H0740640Y2
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JP
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shaft
opening
motor
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closing
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JP1992085275U
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Inventor
憲次 吉田
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株式会社ソリック
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案はシャッタ、ブラインド、
ルーバのごとき建物用の開閉体(遮蔽体を含む)を自動
開閉するための装置において、モータの回転を開閉体へ
伝動するのに適した開閉伝動機構に関する。
【0002】
【従来の技術】周知のとおり、シャッタ、ブラインド、
ルーバのごとき建物用の開閉体(遮蔽体)を自動開閉す
るための装置は、モータの動力を利用して開閉体を巻き
上げ、巻き下げることができ、かつ、全開、全閉、その
中間位置など、所要の位置で開閉体を停止させることが
できる。
【0003】かかる開閉体の停止位置を保持するための
手段として、図6、図7に示すように、ブレーキシュ
ー、電磁クラッチなどを自動開閉装置に組みこむことが
広く行なわれている。
【0004】図6に示す手段の場合、ブレーキ板bがモ
ータ軸aに固着されており、モータケースcの取付孔d
内に嵌めこまれてスプリングeの弾発力を受けているリ
ング状のブレーキシューfがブレーキ板bに圧接してい
るので、モータ軸aには常に制動力が作用する。すなわ
ち、図6に示す手段は、モータオンのとき、モータ軸a
が前記制動力に抗して回転し、モータオフのとき、モー
タ軸aが前記制動力により停止する構成である。
【0005】したがって、図6に示す手段の場合、モー
タ軸aに連結されてこれと連動する開閉体(シャッタ、
ブラインド)の操作軸(図示せず)は、モータ軸aの正
回転または逆回転が止まると同時に停止することとな
り、かくて、開閉体は所定の巻き上げ位置または巻き下
げ位置に保持される。
【0006】図7に示す手段の場合、モータケースgに
固定された電磁コイルhと、モータ軸aの端部に取りつ
けられたフランジiと、フランジiにより保持されてこ
れと一体に回転し、かつ、フランジiに対して接触可能
な被吸引板kと、被吸引板kを電磁コイルh側から引き
離すためのスプリングjとを備えている。
【0007】図7の手段における被吸引板kは、電磁コ
イルhが通電されていないときに、スプリングjの弾発
力により電磁コイルhから遊離するが、電磁コイルhが
通電されたときに、スプリングjに抗して電磁コイルh
側へ吸着される。すなわち、図7に示す手段は、モータ
オンかつ電磁コイルオフのとき、モータ軸aが制動力を
受けることなく回転し、モータオフかつ電磁コイルオン
のとき、被吸引板kが電磁コイルhにより吸着されるの
で、モータ軸aが制動される。
【0008】したがって、図7に示す手段の場合、モー
タ軸aと連動する前記開閉体の操作軸は、モータ軸aの
正回転または逆回転が止まると同時に停止することとな
り、かくて、開閉体は所定の巻き上げ位置または巻き下
げ位置に保持される。
【0009】
【考案が解決しようとする課題】図6に示す手段の場
合、スプリングeを介してブレーキ板bとブレーキシュ
ーfとが常に摩擦接触しているので、モータの負荷増
大、回転トルクの減殺が問題となり、他部品と比べて摩
耗の度合いが大きいブレーキ板b、ブレーキシューfの
点検、交換なども必要になる。この他にも、停電、故障
などによりモータが電動しないとき、ブレーキ板b、ブ
レーキシューfによる機械的制動を解除しないかぎり、
手動にて開閉体を巻き上げ、巻き下げるのが困難にな
り、それゆえ、火災などの不測かつ非常の事態に対処す
ることができなくなる。
【0010】図7に示す手段の場合、設備が高価になる
難点を除外したとしても、故意に電源が切断されたと
き、すなわち、電磁コイルhがオフのときに、開閉体の
動きを拘束するものがなくなり、開閉体は自由に開閉さ
れるようになる。これを防犯上から検討した場合、たと
えば、開閉体が建物の出入口用シャッタであるとする
と、電源の切断に基づくシャッタ開放により、外部の者
の侵入を許すこととなる。
【0011】[考案の目的] 本考案はかかる技術的課題に鑑み、部品の摩耗防止をは
かり、電源オフ状態における開閉体の自己ロック機能を
付加し、かつ、手動による簡易な開閉操作を行なうこと
のできる建物用開閉体の開閉伝動機構を提供しようとす
るものである。
【0012】
【課題を解決するための手段】本考案に係る建物用開閉
体の開閉伝動機構は、所期の目的を達成するために、モ
ータ軸を有するモータと、モータ軸に対して直交する直
交する手動操作のための操作軸と、モータ軸に対して平
行かつ操作軸に対して直交する出力伝動軸と、建物用の
開閉体を巻き上げまたは巻き下げるための巻軸とを備え
ていること、モータ軸と操作軸との相対関係では、これ
ら両軸の交差部所において、モータ軸、操作軸の各外周
にネジ歯車が取りつけられて該各ネジ歯車が互いに噛み
合っていること、操作軸と出力伝動軸との相対関係で
は、これら両軸の交差部所において、操作軸の外周にウ
ォームギヤが取りつけられ、かつ、出力電動軸の外周に
ウォームホイールが取りつけられて、これらウォームギ
ヤ、ウォームホイールが互いに噛み合っていること、出
力伝動軸と巻軸との相対関係では、出力伝動軸の端部に
巻軸が連結されていることを特徴とする。
【0013】
【作用】本考案の開閉伝動機構において、モータをオン
したとき、モータ軸→対をなすネジ歯車→操作軸→ウォ
ームギヤ→ウォームホイール→出力伝動→巻軸のように
モータの回転を巻軸へ伝えることができる。したがっ
て、モータを正逆回転させることにより、開閉体を巻き
上げたり、巻き下げることができる。モータの電源が切
れたときは、操作軸を正逆回転させることにより、上記
と同様に、開閉体を巻き上げたり、巻き下げることがで
きる。なお、巻軸側からモータ軸側へ伝動すべき回転動
作は、ウォームギヤ、ウォームホイールにより阻止され
るので不可能である。
【0014】
【実施例】本考案に係る開閉体の開閉伝動機構を図示の
実施例に基づいて説明すると、以下のとおりである。
【0015】図1〜図5において、二つのケーシング
1、2は、これらの長さ方向沿いに隣接して配置され、
かつ、相互に固定されている。
【0016】図2、図3を参照して明らかなように、一
方のケーシング1は、モータ軸3を有するモータ4、出
力伝動軸6の一部(長さ方向の中間部)、複数の軸受7
a、8a、11a、12a、その他を内蔵しており、
方のケーシング2は、操作軸5、出力伝動軸6の他部
(長さ方向の中間部)、複数の軸受9、10、11b、
12b、その他を内蔵している。
【0017】ケーシング1内において、モータ4の軸心
部にあるモータ軸3は、対をなす軸受7a、8aを介し
て回転自在に両端支持され、モータ軸3の一端(左端)
が他方のケーシング2内に進入している。
【0018】両ケーシング1、2内における出力伝動軸
6は、モータ軸3と平行するように配置されて各軸受1
1a、11b、12a、12bにより回転自在に支持さ
れおり、その一端(右端)がケーシング1外に突出して
いるとともに、その他端(左端)が他方のケーシング2
外に突出している。
【0019】ケーシング2内における操作軸は、モー
タ軸3の一端(左端)と直交するように配置されている
とともに、対をなす対をなす軸受9、10を介して回転
自在に両端支持されている。
【0020】モータ軸3と操作軸との相対関係では、
これら両軸の交差部所においてモータ軸3、操作軸
各外周にネジ歯車13b、14bが取りつけられ、これ
らネジ歯車13b、14bが互いに噛み合っている。
【0021】なお、これらネジ歯車13b、14bは、
減速機構の一部を構成している。 また、操作軸の一端
(前端)は、図1〜図3を参照して明らかなように、多
角形の差込片 として形成されており、当該差込片
が、ケーシング2の前壁に形成されたネジ孔 内に
挿入されている。
【0022】図1〜図5において、操作軸を操作する
ための手段は、可撓性のある手動伝動軸17、手動伝動
軸17の先端に形成されたレンチ18、手動伝動軸17
の先端外周にルーズに嵌めこまれたキャップ型の止ネジ
、手動伝動軸17外周に被せられたの可撓性を有す
るパイプ19、手動伝動軸17の基端に歯車伝動系を介
して連結されたハンドル20とからなる。この場合、手
動伝動軸17のレンチ18は操作軸の差込片 と嵌
脱自在に対応しており、キャップ型の止ネジ はケー
シング2のネジ孔 と螺合自在に対応している。かか
る操作軸用の手段は、手動伝動軸17のレンチ18が
図3に示すごとく操作軸の差込片 に嵌めつけら
れ、これを保持すべく止ネジ がケーシング2のネジ
内に捩こまれ、さらに、図4に示すようにハンド
ル20が建物用開口の側辺に据えつけられる。
【0023】図1〜図5において、21a、21bは巻
軸、22a、22bはカップリングをそれぞれ示す。こ
れら巻軸21a、21bは、カップリング22a、22
bを介して各出力伝動軸両端部にそれぞれ連結され
ている。
【0024】図4、図5において、23は開閉体(遮蔽
体)、24は開閉体23および装置要部を収納するため
の収納ケース、25は開閉体23を巻きとるための回転
体、26は電源、27はコントロールユニットをそれぞ
れ示す。なお、開閉体(遮蔽体)23は、一例としてシ
ャッタ、他の一例としてルーバまたはブラインドからな
る。
【0025】上述した実施例において、開閉体23を巻
き上げまたは巻き下げるときは、電源26を入れてモー
タ4に給電し、モータ軸3を正回転または逆回転させ
る。このようにしてモータ4を正回転または逆回転させ
たときは、モータ4の回転がモータ軸3→ネジ歯車
→ネジ歯車14→操作軸→ウォームギヤ15→ウォ
ームホイール16→出力伝動軸→巻軸21a、21b
のように伝達されるので、開閉体23は回転体25にて
巻き上げられ、または、巻き下げられる。
【0026】上記において、停電、電気系統の故障など
に起因してモータ4が電動しないときは、ハンドル20
を正回転または逆回転させ、かかる回転を手動伝動軸1
7より操作軸へ伝える。すなわち、操作軸の回転
が、操作軸→ウォームギヤ15→ウォームホイール
→出力伝動軸→巻軸21bように伝達されると同時
に、操作軸→モータ軸3→ウォームギヤ15→ウォー
ムホイール16→出力伝動軸→巻軸21a→巻軸21
aのように伝達されるので、開閉体23は、既述のとお
り、巻き上げまたは巻き下げられる。
【0027】さらに、電源26がオフの状態において、
戸外の侵入者が開閉体23を強引に巻き上げようとした
場合、すなわち、巻軸21a、21bを回転させようと
する力が外部から作用した場合、ウォームギヤ15、ウ
ォームホイール16が、この方向からの回転伝動を阻止
するので、このような事態が未然に防止される。これら
ウォームギヤ15、ウォームホイール16は、電源26
のオフ時、全開と全閉の中間位置にある開閉体23が自
重で落下するのも防止する。以上に述べた事項は、停
電、電気系統の故障などが発生した場合も、もちろん同
じである。
【0028】本考案において、モータ4、その他の電気
部品は、主に既製品が用いられ、機械的な部品の場合
は、金属製、合成樹脂製のものが適材適所で用いられ、
特に、歯車伝動系の部品などは、伝動機能障害をきたす
ことのないよう、適切なギヤ比をもって精密に仕上げら
れる。
【0029】本考案における操作軸5は、これの差込片
を既成の工具で保持して操作することができるか
ら、止ネジ2 、手動伝動軸17、パイプ19、ハンド
ル20など、操作軸5を操作するための手段は、不可欠
のものでない。
【0030】
【考案の効果】 本考案に係る建物用開閉体の開閉伝動機
構はつぎのような効果を有する。 [効果1] 歯車伝動系を主体にした構成であるので、モータに過度
の負荷を与えること、回転トルクを減殺させること、さ
らには、部品を早期摩耗させることがない。 したがっ
て、装置の保守、点検が緩和されるばかりか、長期にわ
たり、開閉体を安定かつ軽快に操作することができる。 [効果2] 停電、故障、その他の原因でモータが電動しないとき、
操作軸を介して開閉体を手動操作することができる。
たがって、不測かつ非常の事態に対する備えが技術的に
確立し、開閉体の開閉不能に起因した二次災害を回避す
ることができる。 [効果3] モータの電源がオフのとき、自己ロック機能が働く。す
なわち、戸外の侵入者が開閉体を強引に巻き上げようと
し、そのために巻軸を回転させる力が外部から作用した
場合、この方向からの回転伝動をウォームギヤ、ウォー
ムホイールが阻止する。 したがって、防犯に対する備え
が技術的に確立し、外部からの侵入を許すことがない。 [効果4] モータの停止中、ウォームギヤ、ウォームホイールによ
る自己ロック機能が常に働くので、たとえば、開閉体が
全開と全閉の中間位置にあるとき、これが自重で落下す
ることがない。 したがって、開閉体の落下事故に対する
備えが技術的に確立し、装置を安全に使用することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係る開閉伝動機構の一実施例を示した
要部斜視図である。
【図2】本考案に係る開閉伝動機構の一実施例を示した
縦断側面図である。
【図3】図2のX−X線に沿う要部横断平面図である。
【図4】本考案に係る開閉伝動機構の一使用例を略示し
た正面図である。
【図5】本考案に係る開閉伝動機構の一使用例を略示し
た側面図である。
【図6】従来の伝動機構についてその一例の要部を示し
た断面図である。
【図7】従来の伝動機構についてその他例の要部を示し
た断面図である。
【符号の説明】
1‥‥‥ケーシング 2‥‥‥ケーシング 3‥‥‥モータ軸 4‥‥‥モータ ‥‥‥操作軸 ‥‥‥出力伝動軸 13‥‥‥ネジ歯車 14‥‥‥ネジ歯車15 ‥‥‥ウォームギヤ16 ‥‥‥ウォームホイール21a‥‥巻軸 21b‥‥巻軸 23‥‥‥開閉体

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 モータ軸を有するモータと、モータ軸に
    対して直交する手動操作のための操作軸と、モータ軸に
    対して平行かつ操作軸に対して直交する出力伝動軸と、
    建物用の開閉体を巻き上げまたは巻き下げるための巻軸
    とを備えていること、 モータ軸と操作軸との相対関係では、これら両軸の交差
    部所において、モータ軸、操作軸の各外周にネジ歯車が
    取りつけられて該各ネジ歯車が互いに噛み合っているこ
    と、 操作軸と出力伝動軸との相対関係では、これら両軸の交
    差部所において、操作軸の外周にウォームギヤが取りつ
    けられ、かつ、出力伝動軸の外周にウォームホイールが
    取りつけられて、これらウォームギヤ、ウォームホイー
    ルが互いに噛み合っていること、 出力伝動軸と巻軸との相対関係では、出力伝動軸の端部
    に巻軸が連結されていることを特徴とする建物用開閉体
    の開閉伝動機構。
JP1992085275U 1992-11-18 1992-11-18 建物用開閉体の開閉伝動機構 Expired - Lifetime JPH0740640Y2 (ja)

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JPH0585996U JPH0585996U (ja) 1993-11-19
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JP7820155B2 (ja) * 2022-01-06 2026-02-25 新明和パークテック株式会社 モータ及びブレーキの駆動方法及び駆動装置

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