JPH074269A - ディーゼルエンジンのメカニカルガバナ - Google Patents
ディーゼルエンジンのメカニカルガバナInfo
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- JPH074269A JPH074269A JP17262293A JP17262293A JPH074269A JP H074269 A JPH074269 A JP H074269A JP 17262293 A JP17262293 A JP 17262293A JP 17262293 A JP17262293 A JP 17262293A JP H074269 A JPH074269 A JP H074269A
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- lever
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- 239000000446 fuel Substances 0.000 claims abstract description 12
- 238000002347 injection Methods 0.000 claims description 5
- 239000007924 injection Substances 0.000 claims description 5
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 4
- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 3
- 230000009977 dual effect Effects 0.000 description 2
- 230000004048 modification Effects 0.000 description 2
- 238000012986 modification Methods 0.000 description 2
- 230000003247 decreasing effect Effects 0.000 description 1
Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F02—COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
- F02B—INTERNAL-COMBUSTION PISTON ENGINES; COMBUSTION ENGINES IN GENERAL
- F02B3/00—Engines characterised by air compression and subsequent fuel addition
- F02B3/06—Engines characterised by air compression and subsequent fuel addition with compression ignition
Landscapes
- High-Pressure Fuel Injection Pump Control (AREA)
- Control Of Throttle Valves Provided In The Intake System Or In The Exhaust System (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 エンジンの運転形態に応答して速度変動率を
変化させることができるメカニカルガバナを提供する。 【構成】 手動で操作されるスピードレバー3の先端に
フォークレバー4の中間部を枢着し、フライウェイト1
0で摺動制御されるフライウェイトシフタ9と前記フォ
ークレバー4の他端をメインスプリング13で揺動付勢
された中間リンク8を介して連繋させることにより、中
間リンク8の平衡作用でコントロールラック7の位置を
補正して燃料の供給量を最適制御するようにしたディー
ゼルエンジンのメカニカルガバナにおいて、エンジンの
運転形態に応答して前記メインスプリング13のセット
圧を切換制御し、または、中間リンク8のレバー比を切
換制御して速度変動率を変更できるようにした。
変化させることができるメカニカルガバナを提供する。 【構成】 手動で操作されるスピードレバー3の先端に
フォークレバー4の中間部を枢着し、フライウェイト1
0で摺動制御されるフライウェイトシフタ9と前記フォ
ークレバー4の他端をメインスプリング13で揺動付勢
された中間リンク8を介して連繋させることにより、中
間リンク8の平衡作用でコントロールラック7の位置を
補正して燃料の供給量を最適制御するようにしたディー
ゼルエンジンのメカニカルガバナにおいて、エンジンの
運転形態に応答して前記メインスプリング13のセット
圧を切換制御し、または、中間リンク8のレバー比を切
換制御して速度変動率を変更できるようにした。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はディーゼルエンジンのメ
カニカルガバナに係り、詳しくは、エンジンの運転形態
に応答して速度変動率を可変制御できるようにしたメカ
ニカルガバナに関するものである。
カニカルガバナに係り、詳しくは、エンジンの運転形態
に応答して速度変動率を可変制御できるようにしたメカ
ニカルガバナに関するものである。
【0002】
【従来の技術】エンジンの回転数に応答した速度で回転
駆動されるフライウェイトに発生する遠心力とメインス
プリングによる付勢力を中間リンクに加えることによ
り、この中間リンクの平衡作用を利用してエンジンに供
給される燃料の量を適正制御するようにした従来のディ
ーゼルエンジンのメカニカルガバナにおいては、運転者
によって操作されるスピードレバーの位置に応答して変
化するフォークレバーの位置(角度)を中間リンクの平
衡作用で補正してコントロールラックの位置を最適制御
することが多い。しかしながら、このような従来のメカ
ニカルガバナにおいてはスピードレバーの位置によりラ
ック移動量とフライウェイトシフタの移動量の比、すな
わちレバー比が決定されるために、低・中速域では速度
変動率が高く、高速域では速度変動率が低くなるのを避
けることができない。
駆動されるフライウェイトに発生する遠心力とメインス
プリングによる付勢力を中間リンクに加えることによ
り、この中間リンクの平衡作用を利用してエンジンに供
給される燃料の量を適正制御するようにした従来のディ
ーゼルエンジンのメカニカルガバナにおいては、運転者
によって操作されるスピードレバーの位置に応答して変
化するフォークレバーの位置(角度)を中間リンクの平
衡作用で補正してコントロールラックの位置を最適制御
することが多い。しかしながら、このような従来のメカ
ニカルガバナにおいてはスピードレバーの位置によりラ
ック移動量とフライウェイトシフタの移動量の比、すな
わちレバー比が決定されるために、低・中速域では速度
変動率が高く、高速域では速度変動率が低くなるのを避
けることができない。
【0003】よって、例えばクレーンキャリヤのように
車両用エンジンと上物用エンジンを兼用する場合は、車
両用エンジンとしては中速域での速度変動率を大きくし
てアクセルフィーリングの最適化を図りつつ高速域での
速度変動率を小さくして速度制御性を確保することが望
まれるものの、上物用エンジンとしては運転頻度が高い
中低速域での速度変動率を小さくして回転制御性を高く
することが要求される。従って、通常は車両の用途によ
っても相違するが、例えば上物用エンジンとしての機能
が重視される場合は車両用エンジンとしての中低速域で
の制御性を多少犠牲にしても上物用エンジンとしての制
御性を高くすることが多かった。
車両用エンジンと上物用エンジンを兼用する場合は、車
両用エンジンとしては中速域での速度変動率を大きくし
てアクセルフィーリングの最適化を図りつつ高速域での
速度変動率を小さくして速度制御性を確保することが望
まれるものの、上物用エンジンとしては運転頻度が高い
中低速域での速度変動率を小さくして回転制御性を高く
することが要求される。従って、通常は車両の用途によ
っても相違するが、例えば上物用エンジンとしての機能
が重視される場合は車両用エンジンとしての中低速域で
の制御性を多少犠牲にしても上物用エンジンとしての制
御性を高くすることが多かった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記実情に鑑
みてなされたものであって、エンジンの運転形態に応答
して速度変動率を変化させることができるメカニカルガ
バナを提供することにより、エンジンの兼用化にともな
う不具合を解消することを課題としている。
みてなされたものであって、エンジンの運転形態に応答
して速度変動率を変化させることができるメカニカルガ
バナを提供することにより、エンジンの兼用化にともな
う不具合を解消することを課題としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明は、手動で揺動操作されるスピードレバーと、
該スピードレバーの先端に中間部を枢着して一端を燃料
噴射ポンプのコントロールラックに連繋させたフォーク
レバーと、エンジンの回転数に対応する遠心力を発生す
るフライウェイトで摺動制御されるフライウェイトシフ
タと、該フライウェイトシフタと前記フォークレバーの
他端を連繋する中間リンクと、該中間リンクを揺動付勢
するメインスプリングを備え、前記スピードレバーの位
置に応答して変化するフォークレバーの角度をフライウ
ェイトシフタを介して中間リンクに作用するフライウェ
イトの遠心力とメインスプリングによる付勢力の平衡作
用で修正してコントロールラックの位置を補正して燃料
の供給量を最適制御するようにしたディーゼルエンジン
のメカニカルガバナにおいて、エンジンの運転形態に応
答して前記メインスプリングのセット圧を切換制御する
セット圧切換手段を設けたことを特徴としている。
に本発明は、手動で揺動操作されるスピードレバーと、
該スピードレバーの先端に中間部を枢着して一端を燃料
噴射ポンプのコントロールラックに連繋させたフォーク
レバーと、エンジンの回転数に対応する遠心力を発生す
るフライウェイトで摺動制御されるフライウェイトシフ
タと、該フライウェイトシフタと前記フォークレバーの
他端を連繋する中間リンクと、該中間リンクを揺動付勢
するメインスプリングを備え、前記スピードレバーの位
置に応答して変化するフォークレバーの角度をフライウ
ェイトシフタを介して中間リンクに作用するフライウェ
イトの遠心力とメインスプリングによる付勢力の平衡作
用で修正してコントロールラックの位置を補正して燃料
の供給量を最適制御するようにしたディーゼルエンジン
のメカニカルガバナにおいて、エンジンの運転形態に応
答して前記メインスプリングのセット圧を切換制御する
セット圧切換手段を設けたことを特徴としている。
【0006】また第2番目の発明においては、エンジン
の運転形態に応答して前記中間リンクのレバー比を切換
制御するレバー比切換手段を設けたことを特徴としてい
る。
の運転形態に応答して前記中間リンクのレバー比を切換
制御するレバー比切換手段を設けたことを特徴としてい
る。
【0007】
【作用】エンジンが運転されると、フライウェイトが回
転駆動されてその時のエンジン回転数に対応した強さの
遠心力を発生する。フライウェイトの遠心力は、フライ
ウェイトシフタを介して中間リンクの一端に加えられ
る。中間リンクは、フライウェイトシフタを介して供給
されたフライウェイトの遠心力とメインスプリングによ
って加えられる付勢力が平衡する位置まで回転し、フォ
ークレバーとの連繋点をスピードレバーの先端位置(フ
ォークレバーの枢着点)に対して移動させる。そして、
スピードレバーの揺動角度に対するエンジンの実際の回
転数に応答してフォークレバーの揺動角度を変化させて
コントロールラックのストローク量を増減補正し、エン
ジンの回転数を所定値に保持させる。
転駆動されてその時のエンジン回転数に対応した強さの
遠心力を発生する。フライウェイトの遠心力は、フライ
ウェイトシフタを介して中間リンクの一端に加えられ
る。中間リンクは、フライウェイトシフタを介して供給
されたフライウェイトの遠心力とメインスプリングによ
って加えられる付勢力が平衡する位置まで回転し、フォ
ークレバーとの連繋点をスピードレバーの先端位置(フ
ォークレバーの枢着点)に対して移動させる。そして、
スピードレバーの揺動角度に対するエンジンの実際の回
転数に応答してフォークレバーの揺動角度を変化させて
コントロールラックのストローク量を増減補正し、エン
ジンの回転数を所定値に保持させる。
【0008】ところで、このようにコントロールラック
とフライウェイトを中間リンクおよびフォークレバーな
どを用いて連繋させたメカニカルガバナにおいては、ガ
バナのレバー比(エンジンの回転数に応答するフライウ
ェイトの遠心力とコントロールラックのストローク位置
の関係をいう。以下同じ)が変化してしまうために、ス
ピードレバーの操作角度が小さい中低速域では速度変動
率(負荷変動に対するエンジン回転数の変動量をいう。
以下同じ)が大きくなってしまう傾向がある。
とフライウェイトを中間リンクおよびフォークレバーな
どを用いて連繋させたメカニカルガバナにおいては、ガ
バナのレバー比(エンジンの回転数に応答するフライウ
ェイトの遠心力とコントロールラックのストローク位置
の関係をいう。以下同じ)が変化してしまうために、ス
ピードレバーの操作角度が小さい中低速域では速度変動
率(負荷変動に対するエンジン回転数の変動量をいう。
以下同じ)が大きくなってしまう傾向がある。
【0009】しかしながら本発明によれば、速度変動率
に大きな影響を与えるメインスプリングのセット圧をセ
ット圧切換手段の切換操作で外部から容易に切換変更で
きるために、例えば車両用エンジンとして運転する場合
はメインスプリングのセット圧を高くして速度変動率を
大きくし、上物用エンジンとして使用する場合はメイン
スプリングのセット圧を低くして速度変動率を小さくす
ることができる。
に大きな影響を与えるメインスプリングのセット圧をセ
ット圧切換手段の切換操作で外部から容易に切換変更で
きるために、例えば車両用エンジンとして運転する場合
はメインスプリングのセット圧を高くして速度変動率を
大きくし、上物用エンジンとして使用する場合はメイン
スプリングのセット圧を低くして速度変動率を小さくす
ることができる。
【0010】また、第2番目の発明による場合は、レバ
ー比切換手段で中間リンクのレバー比を直接的に変化さ
せるようにしているために、この場合にもエンジンの運
転形態に適合した速度変動率を得ることができる。な
お、このレバー比の変更は、例えば中間リンクの支点の
位置を変更してフォークレバーおよびフライウェイトシ
フタとの連繋点までの実質長さを変化させることなどで
容易に実施可能である。
ー比切換手段で中間リンクのレバー比を直接的に変化さ
せるようにしているために、この場合にもエンジンの運
転形態に適合した速度変動率を得ることができる。な
お、このレバー比の変更は、例えば中間リンクの支点の
位置を変更してフォークレバーおよびフライウェイトシ
フタとの連繋点までの実質長さを変化させることなどで
容易に実施可能である。
【0011】
【実施例】以下に本発明の実施例を図に基づいて詳細に
説明する。図1は本発明に係るディーゼルエンジンのメ
カニカルガバナの一実施例を示す概略構成図、図2は同
じくセット圧切換手段の具体構成を示す断面図である。
これらの図において、アクセルペダル1にコントロール
ケーブル2を介して連繋されたスピードレバー3の先端
にフォークレバー4の中間部を揺動並びに回動自在に取
り付けている。5はスピードレバー3の揺動支点、6は
フォークレバー4の揺動支点である。
説明する。図1は本発明に係るディーゼルエンジンのメ
カニカルガバナの一実施例を示す概略構成図、図2は同
じくセット圧切換手段の具体構成を示す断面図である。
これらの図において、アクセルペダル1にコントロール
ケーブル2を介して連繋されたスピードレバー3の先端
にフォークレバー4の中間部を揺動並びに回動自在に取
り付けている。5はスピードレバー3の揺動支点、6は
フォークレバー4の揺動支点である。
【0012】フォークレバー4の上端には図示しない燃
料噴射ポンプのコントロールラック7を摺動並びに回動
自在に結合している。なお、燃料噴射ポンプはフォーク
レバー4の上端が図中左側に移動してコントロールラッ
ク7が左側に押圧移動されると、図示しないエンジンへ
の燃料供給量を増加させるようになっている。
料噴射ポンプのコントロールラック7を摺動並びに回動
自在に結合している。なお、燃料噴射ポンプはフォーク
レバー4の上端が図中左側に移動してコントロールラッ
ク7が左側に押圧移動されると、図示しないエンジンへ
の燃料供給量を増加させるようになっている。
【0013】前記フォークレバー4の下端に中間リンク
8を介して連繋されたフライウェイトシフタ9にはエン
ジンの回転数に同期して回転駆動されるフライウェイト
10を結合している。そして、エンジンの回転数が上昇
してフライウェイト10の遠心力が増大すると、中間リ
ンク8を図中反時計廻りの方向に揺動させる推力が増大
するようにしている。11はフライウェイトシフタ9を
図中左側に押圧付勢するアイドルスプリング、12は中
間リンク8の揺動支点である。なお、前記中間リンク8
の上端および下端はフォークレバー4の下端およびフラ
イウェイトシフタ9にそれぞれ摺動並びに回動自在に係
合されている。
8を介して連繋されたフライウェイトシフタ9にはエン
ジンの回転数に同期して回転駆動されるフライウェイト
10を結合している。そして、エンジンの回転数が上昇
してフライウェイト10の遠心力が増大すると、中間リ
ンク8を図中反時計廻りの方向に揺動させる推力が増大
するようにしている。11はフライウェイトシフタ9を
図中左側に押圧付勢するアイドルスプリング、12は中
間リンク8の揺動支点である。なお、前記中間リンク8
の上端および下端はフォークレバー4の下端およびフラ
イウェイトシフタ9にそれぞれ摺動並びに回動自在に係
合されている。
【0014】また、前記中間リンク8を時計廻りの方向
に揺動付勢するメインスプリング13を設けている。そ
して、メインスプリング13による付勢力が前記フライ
ウェイトシフタ9を介して伝えられるフライウェイト1
0の遠心力と均衡する位置まで中間リンク8を回動させ
ることにより、スピードレバー3の先端におけるフォー
クレバー4の揺動角度を補正してコントロールラック7
のストローク量を変化させて燃料の供給量を増減補正し
てエンジンの回転数をスピードレバー3の揺動角度に応
答した値に保持させるメカニカルガバナを構成してい
る。
に揺動付勢するメインスプリング13を設けている。そ
して、メインスプリング13による付勢力が前記フライ
ウェイトシフタ9を介して伝えられるフライウェイト1
0の遠心力と均衡する位置まで中間リンク8を回動させ
ることにより、スピードレバー3の先端におけるフォー
クレバー4の揺動角度を補正してコントロールラック7
のストローク量を変化させて燃料の供給量を増減補正し
てエンジンの回転数をスピードレバー3の揺動角度に応
答した値に保持させるメカニカルガバナを構成してい
る。
【0015】また、上記のようにフライウェイト10の
遠心力に抗する付勢力を中間リンク8に与えて均衡作用
を行わせるメインスプリング13のセット圧を高くすれ
ば速度変動率が大きくなり、メインスプリング13のセ
ット圧を低くすれば速度変動率が小さくなる。
遠心力に抗する付勢力を中間リンク8に与えて均衡作用
を行わせるメインスプリング13のセット圧を高くすれ
ば速度変動率が大きくなり、メインスプリング13のセ
ット圧を低くすれば速度変動率が小さくなる。
【0016】従って、図1および図2に示した実施例に
おいては中間リンク8とスプリングシャフト14の間に
メインスプリング13を張設保持させている。そして、
スプリングシャフト14をセット圧切換レバー15に形
成したカム16にスプリング17で追従保持させること
により、セット圧切換レバー15を回動させてメインス
プリング13の調圧間隔を増減させて中間リンク8に作
用する付勢力を変化させるようにしている。なお、メイ
ンスプリング13はアウタスプリング13aと、このア
ウタスプリング13aの内側に位置するインナスプリン
グ13bによる二重スプリングで構成されており、スプ
リングシャフト4の移動にともなってアウタスプリング
13aおよびインナスプリング13bのセット圧を同時
に変化させるようにしている。
おいては中間リンク8とスプリングシャフト14の間に
メインスプリング13を張設保持させている。そして、
スプリングシャフト14をセット圧切換レバー15に形
成したカム16にスプリング17で追従保持させること
により、セット圧切換レバー15を回動させてメインス
プリング13の調圧間隔を増減させて中間リンク8に作
用する付勢力を変化させるようにしている。なお、メイ
ンスプリング13はアウタスプリング13aと、このア
ウタスプリング13aの内側に位置するインナスプリン
グ13bによる二重スプリングで構成されており、スプ
リングシャフト4の移動にともなってアウタスプリング
13aおよびインナスプリング13bのセット圧を同時
に変化させるようにしている。
【0017】すなわち、この実施例においてはセット圧
切換レバー15を図1および図2に実線で示したように
倒伏させているときは、スプリングシャフト14がスプ
リング17で図中右側に押圧移動されてメインスプリン
グ13の調圧間隔が狭くなり、中間リンク8に加えられ
る付勢力が大きくなる。逆に、セット圧切換レバー15
を図1および図2に一点鎖線で示したように起立回動さ
せると、カム16がスプリング17に抗してスプリング
シャフト14を図中左側に移動させてメインスプリング
13の調圧間隔を広くするために、中間リンク8に加わ
る付勢力が小さくなる。18はスプリングシャフト14
にねじ込み固定したカムフォロア、19はストッパ、2
0はピン21およびブラケット22を介して中間リンク
8に取り付けたスプリング受けであり、このスプリング
受け20とスプリングシャフト14の端部に設けたフラ
ンジ23の間にメインスプリング13を張設保持させて
いる。
切換レバー15を図1および図2に実線で示したように
倒伏させているときは、スプリングシャフト14がスプ
リング17で図中右側に押圧移動されてメインスプリン
グ13の調圧間隔が狭くなり、中間リンク8に加えられ
る付勢力が大きくなる。逆に、セット圧切換レバー15
を図1および図2に一点鎖線で示したように起立回動さ
せると、カム16がスプリング17に抗してスプリング
シャフト14を図中左側に移動させてメインスプリング
13の調圧間隔を広くするために、中間リンク8に加わ
る付勢力が小さくなる。18はスプリングシャフト14
にねじ込み固定したカムフォロア、19はストッパ、2
0はピン21およびブラケット22を介して中間リンク
8に取り付けたスプリング受けであり、このスプリング
受け20とスプリングシャフト14の端部に設けたフラ
ンジ23の間にメインスプリング13を張設保持させて
いる。
【0018】このように、セット圧切換レバー15を起
伏回動操作してスプリングシャフト14を移動させれば
アウタスプリング13aおよびインナスプリング13b
のセット圧がともに変化してメインスプリング13のセ
ット圧が変化する。そして、メインスプリング13のセ
ット圧が変化すると、特に中低速域における付勢力が増
減して速度変動率が変化する。
伏回動操作してスプリングシャフト14を移動させれば
アウタスプリング13aおよびインナスプリング13b
のセット圧がともに変化してメインスプリング13のセ
ット圧が変化する。そして、メインスプリング13のセ
ット圧が変化すると、特に中低速域における付勢力が増
減して速度変動率が変化する。
【0019】従って、ディーゼルエンジンを例えば車両
用エンジンとして運転する場合はセット圧切換レバー1
5を倒伏させてメインスプリング13のセット圧を高く
して中低速域の速度変動率を大きくしてエンジンの立上
り性を高くすればよく、上物用エンジンとして使用する
場合はセット圧切換レバー15を起立操作してメインス
プリング13のセット圧を低くして上物用エンジンの運
転頻度が高い中低速域での速度変動率を小さくしてスピ
ードレバー3によるエンジン回転数の制御性を改善する
ことができる。
用エンジンとして運転する場合はセット圧切換レバー1
5を倒伏させてメインスプリング13のセット圧を高く
して中低速域の速度変動率を大きくしてエンジンの立上
り性を高くすればよく、上物用エンジンとして使用する
場合はセット圧切換レバー15を起立操作してメインス
プリング13のセット圧を低くして上物用エンジンの運
転頻度が高い中低速域での速度変動率を小さくしてスピ
ードレバー3によるエンジン回転数の制御性を改善する
ことができる。
【0020】図3はセット圧切換手段の変形例を示す断
面図である。この変形例においては、エンジンの全回転
域で作用するインナスプリング13bのみをスプリング
シャフト14に保持させてエンジンの高速域のみで作用
するアウタスプリング13aをガバナボディ24に保持
させている。そして、スプリングシャフト14を摺動制
御するアクチュエータ25を図示しないコントローラに
接続するとともに、アウタスプリング13aとスプリン
グ受け20の間にクリアランス26を形成している。
面図である。この変形例においては、エンジンの全回転
域で作用するインナスプリング13bのみをスプリング
シャフト14に保持させてエンジンの高速域のみで作用
するアウタスプリング13aをガバナボディ24に保持
させている。そして、スプリングシャフト14を摺動制
御するアクチュエータ25を図示しないコントローラに
接続するとともに、アウタスプリング13aとスプリン
グ受け20の間にクリアランス26を形成している。
【0021】従って、この変形例による場合は、アウタ
スプリング13aが作用しない中低速域においては、イ
ンナスプリング13bのセット圧の変化にともなう付勢
力の変化度合いが大きくなるために、スプリングシャフ
ト14を移動させることで中低速域の速度変動率を大き
く変化させることができる。ところが、アウタスプリン
グ13aが作用する高速域においては、メインスプリン
グ13全体の付勢力に対するインナスプリング13bの
セット圧の変化度合いが小さくなるために、スプリング
シャフト14を移動させたとしても速度変動率はさほど
変化しない。
スプリング13aが作用しない中低速域においては、イ
ンナスプリング13bのセット圧の変化にともなう付勢
力の変化度合いが大きくなるために、スプリングシャフ
ト14を移動させることで中低速域の速度変動率を大き
く変化させることができる。ところが、アウタスプリン
グ13aが作用する高速域においては、メインスプリン
グ13全体の付勢力に対するインナスプリング13bの
セット圧の変化度合いが小さくなるために、スプリング
シャフト14を移動させたとしても速度変動率はさほど
変化しない。
【0022】図4は本発明に係るディーゼルエンジンの
メカニカルガバナの他の実施例を示す概略構成図であ
る。この実施例においてはソレノイドで図中上下方向に
揺動制御されるアーム27を設け、このアーム27の先
端に中間リンク8を軸着している。そして、エンジンの
運転形態に応答してアーム27を図中上下方向に揺動制
御するアクチュエータ28を設けることにより、アーム
27の揺動にともなって中間リンク8の揺動支点12を
昇降移動させて該リンク8のレバー比を変更するように
している。
メカニカルガバナの他の実施例を示す概略構成図であ
る。この実施例においてはソレノイドで図中上下方向に
揺動制御されるアーム27を設け、このアーム27の先
端に中間リンク8を軸着している。そして、エンジンの
運転形態に応答してアーム27を図中上下方向に揺動制
御するアクチュエータ28を設けることにより、アーム
27の揺動にともなって中間リンク8の揺動支点12を
昇降移動させて該リンク8のレバー比を変更するように
している。
【0023】このように中間リンク8のレバー比が変化
すると、フライウェイト10の遠心力の作用点が揺動支
点12に対して移動してメインスプリング13の付勢力
に対する平衡力が変化するために、エンジンの全域に亙
って速度変動率が変化する。
すると、フライウェイト10の遠心力の作用点が揺動支
点12に対して移動してメインスプリング13の付勢力
に対する平衡力が変化するために、エンジンの全域に亙
って速度変動率が変化する。
【0024】すなわち、アクチュエータ28の制御スイ
ッチ29を例えば上物作業スイッチなどに連動させるこ
とにより、上物作業時にアーム27を上昇回動作動させ
て中間リンク8の揺動支点12を上昇させるようにした
場合は、アーム27の作動にともなって揺動支点12か
らフライウェイトシフタ9との連繋点までの距離が増加
するものの、メインスプリング13との連繋点までの距
離は変化しない。このために、メインスプリング13に
よる付勢力に対してフライウェイト10による遠心力が
相対的に増大するために、速度変動率が小さくなってエ
ンジンの回転制御性が改善されることになる。
ッチ29を例えば上物作業スイッチなどに連動させるこ
とにより、上物作業時にアーム27を上昇回動作動させ
て中間リンク8の揺動支点12を上昇させるようにした
場合は、アーム27の作動にともなって揺動支点12か
らフライウェイトシフタ9との連繋点までの距離が増加
するものの、メインスプリング13との連繋点までの距
離は変化しない。このために、メインスプリング13に
よる付勢力に対してフライウェイト10による遠心力が
相対的に増大するために、速度変動率が小さくなってエ
ンジンの回転制御性が改善されることになる。
【0025】なお、実施例では中間リンク8を昇降させ
てレバー比を可変制御するようにしているが、中間リン
ク8を移動させることなくその揺動支点12のみを移動
させてーレバー比を変化させることもできる。
てレバー比を可変制御するようにしているが、中間リン
ク8を移動させることなくその揺動支点12のみを移動
させてーレバー比を変化させることもできる。
【0026】
【発明の効果】以上の説明から明らかように本発明に係
るディーゼルエンジンのメカニカルガバナによれば、エ
ンジンの運転形態に応答して速度変動率を的確に変化さ
せることができるために、例えばクレーンキャリヤある
いはポンプ車のように車両用エンジンを上物用エンジン
と兼用した場合においても、エンジンの兼用化にともな
う不具合が解消される。
るディーゼルエンジンのメカニカルガバナによれば、エ
ンジンの運転形態に応答して速度変動率を的確に変化さ
せることができるために、例えばクレーンキャリヤある
いはポンプ車のように車両用エンジンを上物用エンジン
と兼用した場合においても、エンジンの兼用化にともな
う不具合が解消される。
【図1】本発明に係るディーゼルエンジンのメカニカル
ガバナの一実施例を示す概略構成図である。
ガバナの一実施例を示す概略構成図である。
【図2】図1のセット圧切換手段の具体構成を示す断面
図である。
図である。
【図3】セット圧切換手段の変形例を示す断面図であ
る。
る。
【図4】本発明に係るディーゼルエンジンのメカニカル
ガバナの他の実施例を示す概略構成図である。
ガバナの他の実施例を示す概略構成図である。
1 アクセルペダル 2 コントロールケーブル 3 スピードレバー 4 フォークレバー 5 揺動支点 6 揺動支点 7 コントロールラック 8 中間リンク 9 フライウェイトシフタ 10 フライウェイト 11 アイドルスプリング 12 揺動支点 13 メインスプリング 13a アウタスプリング 13b インナスプリング 14 スプリングシャフト 15 セット圧切換レバー 16 カム 17 スプリング 18 カムフォロア 19 ストッパ 20 スプリング受け 21 ピン 22 ブラケット 23 フランジ 24 ガバナボディ 25 アクチュエータ 26 クリアランス 27 アーム 28 アクチュエータ 29 制御スイッチ
Claims (2)
- 【請求項1】 手動で揺動操作されるスピードレバー
と、該スピードレバーの先端に中間部を枢着して一端を
燃料噴射ポンプのコントロールラックに連繋させたフォ
ークレバーと、エンジンの回転数に対応する遠心力を発
生するフライウェイトで摺動制御されるフライウェイト
シフタと、該フライウェイトシフタと前記フォークレバ
ーの他端を連繋する中間リンクと、該中間リンクを揺動
付勢するメインスプリングを備え、前記スピードレバー
の位置に応答して変化するフォークレバーの角度をフラ
イウェイトシフタを介して中間リンクに作用するフライ
ウェイトの遠心力とメインスプリングによる付勢力の平
衡作用で修正してコントロールラックの位置を補正して
燃料の供給量を最適制御するようにしたディーゼルエン
ジンのメカニカルガバナにおいて、エンジンの運転形態
に応答して前記メインスプリングのセット圧を切換制御
するセット圧切換手段を設けたことを特徴とするディー
ゼルエンジンのメカニカルガバナ。 - 【請求項2】 手動で揺動操作されるスピードレバー
と、該スピードレバーの先端に中間部を枢着して一端を
燃料噴射ポンプのコントロールラックに連繋させたフォ
ークレバーと、エンジンの回転数に対応する遠心力を発
生するフライウェイトで摺動制御されるフライウェイト
シフタと、該フライウェイトシフタと前記フォークレバ
ーの他端を連繋する中間リンクと、該中間リンクを揺動
付勢するメインスプリングを備え、前記スピードレバー
の位置に応答して変化するフォークレバーの角度をフラ
イウェイトシフタを介して中間リンクに作用するフライ
ウェイトの遠心力とメインスプリングによる付勢力の平
衡作用で修正してコントロールラックの位置を補正して
燃料の供給量を最適制御するようにしたディーゼルエン
ジンのメカニカルガバナにおいて、エンジンの運転形態
に応答して前記中間リンクのレバー比を切換制御するレ
バー比切換手段を設けたことを特徴とするディーゼルエ
ンジンのメカニカルガバナ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5172622A JP2942104B2 (ja) | 1993-06-18 | 1993-06-18 | ディーゼルエンジンのメカニカルガバナ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5172622A JP2942104B2 (ja) | 1993-06-18 | 1993-06-18 | ディーゼルエンジンのメカニカルガバナ |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH074269A true JPH074269A (ja) | 1995-01-10 |
| JP2942104B2 JP2942104B2 (ja) | 1999-08-30 |
Family
ID=15945294
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5172622A Expired - Lifetime JP2942104B2 (ja) | 1993-06-18 | 1993-06-18 | ディーゼルエンジンのメカニカルガバナ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2942104B2 (ja) |
-
1993
- 1993-06-18 JP JP5172622A patent/JP2942104B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2942104B2 (ja) | 1999-08-30 |
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