JPH0744455B2 - A/d変換回路 - Google Patents
A/d変換回路Info
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- JPH0744455B2 JPH0744455B2 JP59277482A JP27748284A JPH0744455B2 JP H0744455 B2 JPH0744455 B2 JP H0744455B2 JP 59277482 A JP59277482 A JP 59277482A JP 27748284 A JP27748284 A JP 27748284A JP H0744455 B2 JPH0744455 B2 JP H0744455B2
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Links
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- 239000003990 capacitor Substances 0.000 claims description 10
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Landscapes
- Analogue/Digital Conversion (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明はアナログ信号をディジタル符号に変換する装置
に関し、特に信号の周波数より一桁以上速いサンプリン
グ周波数で変換を行う手段を集積回路化するのに適した
構造に関する。
に関し、特に信号の周波数より一桁以上速いサンプリン
グ周波数で変換を行う手段を集積回路化するのに適した
構造に関する。
(従来技術とその問題点) 信号の周波数より一桁以上高速にアナログ信号をディジ
タル符号に変換(A/D変換)することは、A/D変換する際
に問題となる折り返し雑音を防止するためA/D変換器に
入力される信号に対して帯域制限を前もっておこなうフ
ィルタの性能に対する要求を軽減する上で非常に有効な
方法であることが知られている。このA/D変換を行う方
式で第2図に示される信号線図による方式は少ないハー
ドウェア量でA/D変換を行う方法として昭和59年10月に
開催された電子通信学会通信部門全国大会の予稿集2−
208頁に掲載され公知である。この信号線図を具体的回
路に記述した第3図の回路も同頁に記載されている。本
回路の動作は、入力信号サンプリング周期と、このサン
プリングされた信号に比例した電荷とアップダウンカウ
ンタの内容に比例した電荷の差を積分器に累積する周期
と、この積分器の出力が接地電位に比して大であるか小
であるかを比較し、極性とアップダウンカウンタを制御
する周期の3つで動作する。いま参照電位を負の一定値
とし、入力電圧を正の値、極性出力を正、アップダウン
カウンタの値を例えば1サイクル前でカウントアップし
て00101であったとする。入力信号サンプリング周期に
はスイッチSBはオン、SFはオフ、S0からS4およびSNは参
照電位−VR側に倒され、SIは入力側に倒される。すると
積分器の入力は仮想接地され、第3図中、32COの両端に
は入力電圧Viに対応した電荷32COViが充電される。次に
SBを開きSFを閉じ、SIを接地側に倒しアップダウンカウ
ンタの値00101に対応したS2およびS0とSNを接地側に倒
すと、積分器には−32COVi+4COVR+COVR+COVRなる電
荷が積分器に流入し、この電荷が積分器内の32CO内に累
算される。この結果として積分器出力電圧は(32COVi−
6COVR)/32COだけ1周期前の積分器出力電圧が変化す
る。この電圧の正負を電圧比較器により判定する。判定
を行った後再びSFを開放し、SBを閉じ、SIを入力側にS0
およびS2を参照電位側に倒す。このときSNはカウントダ
ウンの時には接地電位のままである。そしてアップダウ
ンカウンタから1を減じ00100として次の積分周期を待
つ。この一連の操作で、もしアップダウンカウンタの内
容が零となって更に1を減ずる場合には極性を反転さ
せ、アップダウンカウンタに1を加える。このときSOか
らS4はすべて接地電位側に倒され、積分時にアップダウ
ンカウンタのビット位置に対応したスイッチが参照電位
側に倒されることにより加算される電荷の極性が反転さ
れる。
タル符号に変換(A/D変換)することは、A/D変換する際
に問題となる折り返し雑音を防止するためA/D変換器に
入力される信号に対して帯域制限を前もっておこなうフ
ィルタの性能に対する要求を軽減する上で非常に有効な
方法であることが知られている。このA/D変換を行う方
式で第2図に示される信号線図による方式は少ないハー
ドウェア量でA/D変換を行う方法として昭和59年10月に
開催された電子通信学会通信部門全国大会の予稿集2−
208頁に掲載され公知である。この信号線図を具体的回
路に記述した第3図の回路も同頁に記載されている。本
回路の動作は、入力信号サンプリング周期と、このサン
プリングされた信号に比例した電荷とアップダウンカウ
ンタの内容に比例した電荷の差を積分器に累積する周期
と、この積分器の出力が接地電位に比して大であるか小
であるかを比較し、極性とアップダウンカウンタを制御
する周期の3つで動作する。いま参照電位を負の一定値
とし、入力電圧を正の値、極性出力を正、アップダウン
カウンタの値を例えば1サイクル前でカウントアップし
て00101であったとする。入力信号サンプリング周期に
はスイッチSBはオン、SFはオフ、S0からS4およびSNは参
照電位−VR側に倒され、SIは入力側に倒される。すると
積分器の入力は仮想接地され、第3図中、32COの両端に
は入力電圧Viに対応した電荷32COViが充電される。次に
SBを開きSFを閉じ、SIを接地側に倒しアップダウンカウ
ンタの値00101に対応したS2およびS0とSNを接地側に倒
すと、積分器には−32COVi+4COVR+COVR+COVRなる電
荷が積分器に流入し、この電荷が積分器内の32CO内に累
算される。この結果として積分器出力電圧は(32COVi−
6COVR)/32COだけ1周期前の積分器出力電圧が変化す
る。この電圧の正負を電圧比較器により判定する。判定
を行った後再びSFを開放し、SBを閉じ、SIを入力側にS0
およびS2を参照電位側に倒す。このときSNはカウントダ
ウンの時には接地電位のままである。そしてアップダウ
ンカウンタから1を減じ00100として次の積分周期を待
つ。この一連の操作で、もしアップダウンカウンタの内
容が零となって更に1を減ずる場合には極性を反転さ
せ、アップダウンカウンタに1を加える。このときSOか
らS4はすべて接地電位側に倒され、積分時にアップダウ
ンカウンタのビット位置に対応したスイッチが参照電位
側に倒されることにより加算される電荷の極性が反転さ
れる。
このような動作により、アップダウンカウンタの値は入
力信号の変化を追う形で変化する。このカウンタの値は
入力信号に対して良好なA/D変化を行った結果に対応し
ている。
力信号の変化を追う形で変化する。このカウンタの値は
入力信号に対して良好なA/D変化を行った結果に対応し
ている。
本回路は回路構成は簡単であるが、入力信号が接地電位
を切るごとにSOからS4は接地電位と参照電位の切り換わ
りを発生する。この時積分器の入力端を仮想接地状態に
保つため積分器の出力側からスイッチSBを通して充放電
を行わなければならない。この充放電電荷量は31COVRで
かなり大きい。さらに入力信号が接地電位を切るのは入
力信号が小さい時最も多く発生する。もしこの切り換わ
りの過渡状態で積分器が充分に仮想接地の状態に達する
前に積分操作が開始されると、この誤差はA/D変換に伴
う雑音を発生したことになる。したがってこの回路は積
分器を構成する演算増幅器の駆動能力に対して大きな負
担を負わせる回路であり、動作速度を速くする際のネッ
クとなるものである。またこの回路は接地電位の雑音も
増幅するため電源雑音にも弱い欠点を有している。
を切るごとにSOからS4は接地電位と参照電位の切り換わ
りを発生する。この時積分器の入力端を仮想接地状態に
保つため積分器の出力側からスイッチSBを通して充放電
を行わなければならない。この充放電電荷量は31COVRで
かなり大きい。さらに入力信号が接地電位を切るのは入
力信号が小さい時最も多く発生する。もしこの切り換わ
りの過渡状態で積分器が充分に仮想接地の状態に達する
前に積分操作が開始されると、この誤差はA/D変換に伴
う雑音を発生したことになる。したがってこの回路は積
分器を構成する演算増幅器の駆動能力に対して大きな負
担を負わせる回路であり、動作速度を速くする際のネッ
クとなるものである。またこの回路は接地電位の雑音も
増幅するため電源雑音にも弱い欠点を有している。
(発明の目的) 本発明の第1の目的は演算増幅器の駆動能力に対する要
求を軽減すると共に高速動作を容易にするものである。
さらに第2の目的はアナログ信号経路を平衡化して電源
雑音に対して性能が劣化することを防止するものであ
る。更にこれら目的を従来提案されている回路に比して
少ない付加素子で実現するものである。本発明の第3の
目的は集積回路化に適した回路構成を提供することであ
る。
求を軽減すると共に高速動作を容易にするものである。
さらに第2の目的はアナログ信号経路を平衡化して電源
雑音に対して性能が劣化することを防止するものであ
る。更にこれら目的を従来提案されている回路に比して
少ない付加素子で実現するものである。本発明の第3の
目的は集積回路化に適した回路構成を提供することであ
る。
(発明の構成) 本発明のA/D変換回路は、接地電位に対して平衡した2
つの入力および出力を有する演算増幅器の片方の入力と
片方の出力との間に第1の蓄電器と第1のスイッチを直
列に接続したものと第2のスイッチとを並列に接続し、
もう一方の入力ともう一方の出力との間に第2の蓄電器
と第3のスイッチを直列に接続したものと第4のスイッ
チとを並列に接続してなる電荷積分器と、この電荷積分
器の2つの出力を入力とする電圧比較器と、トグルフリ
ップフロップと、アップダウンカウンタと、前記電圧比
較器の出力とトグルフリップフロップの出力による前記
アップダウンカウンタのカウントアップおよびカウント
ダウンを制御する第1の制御ゲートと、前記アップダウ
ンカウンタの出力と前記第1の制御ゲートの出力による
前記トグルフリップフロップの状態を制御する第2の制
御ゲートと、前記アップダウンカウンタのカウント値に
比例した電荷量を前記電荷積分器の片方の入力に供給す
る手段と、前記電荷量と等しい電荷量を前記電荷積分器
のもう一方の入力から差し引く手段と、前記電荷を供給
する手段と前記差し引く手段とが前記電荷積分器の入力
に接続されるとき前記トグルフリップフロップの出力に
より接続が逆となる第5のスイッチと、前記電荷積分器
の片方の入力に対して入力電圧に比例した電荷を供給す
る手段と、前記電荷積分器のもう一方の入力から前記入
力電圧に比例した電荷と等しい電荷を差し引く手段と、
前記電荷積分器の片方の入力に対して前記電圧比較器の
出力に応じて前記カウンタのカウント値に比例した電荷
を供給する手段の発生する最小分解能の電荷の半分から
2倍の間の一定の電荷を供給もしくは差し引く手段と、
前記電荷積分器のもう一方の入力に対して前記一定の電
荷を差し引くもしくは供給する手段を含んで構成され、
電圧比較器出力またはアップダウンカウンタの出力を変
換出力とすることを特徴としている。
つの入力および出力を有する演算増幅器の片方の入力と
片方の出力との間に第1の蓄電器と第1のスイッチを直
列に接続したものと第2のスイッチとを並列に接続し、
もう一方の入力ともう一方の出力との間に第2の蓄電器
と第3のスイッチを直列に接続したものと第4のスイッ
チとを並列に接続してなる電荷積分器と、この電荷積分
器の2つの出力を入力とする電圧比較器と、トグルフリ
ップフロップと、アップダウンカウンタと、前記電圧比
較器の出力とトグルフリップフロップの出力による前記
アップダウンカウンタのカウントアップおよびカウント
ダウンを制御する第1の制御ゲートと、前記アップダウ
ンカウンタの出力と前記第1の制御ゲートの出力による
前記トグルフリップフロップの状態を制御する第2の制
御ゲートと、前記アップダウンカウンタのカウント値に
比例した電荷量を前記電荷積分器の片方の入力に供給す
る手段と、前記電荷量と等しい電荷量を前記電荷積分器
のもう一方の入力から差し引く手段と、前記電荷を供給
する手段と前記差し引く手段とが前記電荷積分器の入力
に接続されるとき前記トグルフリップフロップの出力に
より接続が逆となる第5のスイッチと、前記電荷積分器
の片方の入力に対して入力電圧に比例した電荷を供給す
る手段と、前記電荷積分器のもう一方の入力から前記入
力電圧に比例した電荷と等しい電荷を差し引く手段と、
前記電荷積分器の片方の入力に対して前記電圧比較器の
出力に応じて前記カウンタのカウント値に比例した電荷
を供給する手段の発生する最小分解能の電荷の半分から
2倍の間の一定の電荷を供給もしくは差し引く手段と、
前記電荷積分器のもう一方の入力に対して前記一定の電
荷を差し引くもしくは供給する手段を含んで構成され、
電圧比較器出力またはアップダウンカウンタの出力を変
換出力とすることを特徴としている。
(実施例) 次に本発明の実施例を第1図を参照して説明する。第1
図はアップダウンカウンタとして5ビットのアップダウ
ンカウンタを用いた場合の回路図である。本回路は平衡
型演算増幅器の2組の入出力端の一方にそれぞれ最小容
量をCOとしたとき32COと直列接続されたスイッチSFN、
およびスイッチSBNを並列接続で接続され、もう一方に
は同じく32COと直列接続されたスイッチSFP、およびス
イットSBNを並列接続で接続することにより平衡型電荷
積分器を構成している。この積分器出力は電圧比較器に
接続されている。比較器の出力はトグルフリップフロッ
プ出力と一致論理がとられる。1サイクル前の時点にお
けるアップダウンカウンタの出力はNOR回路によりカウ
ント値が零であるかを判定され、カウント値が零でかつ
前記一致論理が零のときトグルフリップフロップを反転
させる。これと同時に1サイクル前の時点におけるアッ
プダウンカウンタの値が零のときもしくは一致論理が1
であればアップダウンカウンタに1を加える。それ以外
のときは1が引かれる。2の乗数に重みづけされ、一端
を共通接続され他端をそれぞれスイッチSPO、SP1、SP
2、SP3およびSP4により参照電位と接地電位に切り換え
るスイッチに接続し、このスイッチがアップダウンカウ
ンタの各ビットの状態により制御されてできる負の電荷
を供給するキャパシタアレイと同じ構造を持ち、SPO,SP
1,SP2,SP3およびSP4が同じくアップダウンカウンタの各
ビットにより制御されてできる正の電荷を供給するキャ
パシタアレイはそれぞれスイッチSPNおよびSPPにより前
記電荷積分器の各々と接続され、SPNおよびSPPの倒され
る方向により接続が逆となる。前記キャパシタアレイの
最小値の半分ないし等しい容量を持つ別の蓄電器が前記
電荷積分器の入力端にそれぞれ接続され、もう一端を参
照電位と接地電位とに切り換えられるスイッチSPFおよ
びSNFに接続される。SPFおよびSNFの倒される方向は前
記電圧比較器出力により制御される。前記電荷積分器の
各々の入力端には32COの値を有する別の蓄電器の一端が
それぞれ接続され、他端を接地電位と入力電圧とに切り
換えるスイッチSIPおよびSINに接続されて入力電圧に比
例した電荷を積分回路に供給する手段を構成する。ここ
でSIPおよびSINに接続される容量を32COとしたが、入力
電圧の最大振幅が参照電位に等しくカウンタのビット数
がNビットのとき2NCOで設計される。もし入力電圧の最
大振幅と参照電圧の比が1対Kである場合、32COは2NCO
Kの値にする必要がある。積分器内の32COは任意の値で
よいが前記2NCOと2NCOKの中間の値が望ましい。またSPF
およびSNFに接続される蓄電器COは、1/2COからCOの間の
範囲内でよいがCOと等しくするのが製造上最も容易であ
る。
図はアップダウンカウンタとして5ビットのアップダウ
ンカウンタを用いた場合の回路図である。本回路は平衡
型演算増幅器の2組の入出力端の一方にそれぞれ最小容
量をCOとしたとき32COと直列接続されたスイッチSFN、
およびスイッチSBNを並列接続で接続され、もう一方に
は同じく32COと直列接続されたスイッチSFP、およびス
イットSBNを並列接続で接続することにより平衡型電荷
積分器を構成している。この積分器出力は電圧比較器に
接続されている。比較器の出力はトグルフリップフロッ
プ出力と一致論理がとられる。1サイクル前の時点にお
けるアップダウンカウンタの出力はNOR回路によりカウ
ント値が零であるかを判定され、カウント値が零でかつ
前記一致論理が零のときトグルフリップフロップを反転
させる。これと同時に1サイクル前の時点におけるアッ
プダウンカウンタの値が零のときもしくは一致論理が1
であればアップダウンカウンタに1を加える。それ以外
のときは1が引かれる。2の乗数に重みづけされ、一端
を共通接続され他端をそれぞれスイッチSPO、SP1、SP
2、SP3およびSP4により参照電位と接地電位に切り換え
るスイッチに接続し、このスイッチがアップダウンカウ
ンタの各ビットの状態により制御されてできる負の電荷
を供給するキャパシタアレイと同じ構造を持ち、SPO,SP
1,SP2,SP3およびSP4が同じくアップダウンカウンタの各
ビットにより制御されてできる正の電荷を供給するキャ
パシタアレイはそれぞれスイッチSPNおよびSPPにより前
記電荷積分器の各々と接続され、SPNおよびSPPの倒され
る方向により接続が逆となる。前記キャパシタアレイの
最小値の半分ないし等しい容量を持つ別の蓄電器が前記
電荷積分器の入力端にそれぞれ接続され、もう一端を参
照電位と接地電位とに切り換えられるスイッチSPFおよ
びSNFに接続される。SPFおよびSNFの倒される方向は前
記電圧比較器出力により制御される。前記電荷積分器の
各々の入力端には32COの値を有する別の蓄電器の一端が
それぞれ接続され、他端を接地電位と入力電圧とに切り
換えるスイッチSIPおよびSINに接続されて入力電圧に比
例した電荷を積分回路に供給する手段を構成する。ここ
でSIPおよびSINに接続される容量を32COとしたが、入力
電圧の最大振幅が参照電位に等しくカウンタのビット数
がNビットのとき2NCOで設計される。もし入力電圧の最
大振幅と参照電圧の比が1対Kである場合、32COは2NCO
Kの値にする必要がある。積分器内の32COは任意の値で
よいが前記2NCOと2NCOKの中間の値が望ましい。またSPF
およびSNFに接続される蓄電器COは、1/2COからCOの間の
範囲内でよいがCOと等しくするのが製造上最も容易であ
る。
次に入力信号が平衡型で得られる場合の本回路の動作に
ついて説明する。本回路の動作は入力信号のサンプリン
グ周期と、このサンプリングされた信号に比例した電荷
とアップダウンカウンタの内容に比例した電荷の差を積
分器に累積する周期と、この積分器の出力の正負を判定
し、アップダウンカウンタおよびトグルフリップフロッ
プの状態を定める周期の3つで動作する。いま参照電位
−VRを負の値とする。入力電圧として正入力端子に正の
電圧が印加され、負入力端子には正の電圧と等しく、接
地電位に対して反転された電圧が印加されているとす
る。入力サンプリング時にはSBPおよびSBNがオン、SFP
およびSFNがオフである。またSP0からSP4は接地電位の
側に倒され、SN0からSN4は参照電位側に倒されている。
SPFおよびSNFはトグルフリップフロップが正を示す論理
1で電圧比較器出力が1であった場合にはSPFは接地側
に、SNFは参照電位側に倒される。またSIPおよびSINは
入力端子側に倒される。SPPよびSPNは図のごとく順方向
に接続される。次に積分周期はSBPおよびSBNを開き、SF
PおよびSFNを閉じ、SIPおよびSINを接地電位側に倒し、
クロックを論理1にすることにより、アップダウンカウ
ンタに対応したスイッチのうち下側は参照電位側に倒さ
れ上側は接地電位側に倒されることにより開始される。
いまアップダウンカウンタの内容が00101であったとす
るとSP0、SP2およびSPFが接地電位側から参照電位側に
切り換えられ、SN0、SN2およびSNFが参照電位側から接
地電位側に切り換えられる。正入力電圧をVi負入力電圧
を−Viとすると、積分器のプラス側入力には−32COVi+
6COVRの電荷が入力され、マイナス側入力には32COVi−6
COVRの電荷が入力される。したがって電荷積分器出力の
プラス側には1周期前の積分器出力電圧に対してVi−6V
R/32の電圧変化が、マイナス側には−VR+6VR/32の電圧
変化が得られて第2図中X(z)入力部分の累算がアナ
ログ信号に対して平衡した形で達成され、出力電圧とし
て非平衡な従来回路に比べて2倍の変化が得られる。こ
の積分器出力は電圧比較器により正負を判定され、第1
図中下部の論理回路部分に転送される。比較が終了した
時点でSFPおよびSFNが開かれ、SBPおよびSBNが閉じられ
クロックを0にもどす。電圧比較器出力はトグルフリッ
プフロップの出力と一致論理がとられる。一致論理出力
はアップダウンカウンタ出力に対してNOR論理をとるこ
とにより1サイクル前の時点でのカウント値零を検出
し、もしカウント値が零でかつ一致論理出力が零であれ
ばトグルフリップフロップを反転させる。これと同時に
一致論理が1であるか、もしくは1サイクル前の時点で
のカウント値が零であるときアップダウンカウンタに1
を加える。1サイクル前の値が零でなく、一致論理が零
のときはカウント値から1が差し引かれる。いまの例で
はカウント値は00101で零ではない。またトグルフリッ
プフロップの出力は1である。いま比較器の出力が1で
あったとすると、これは入力信号の方がアップダウンカ
ウンタの値に対応する電圧と電荷積分器に1サイクル前
に貯えられていた電圧の和より大きいことを意味する。
この場合、一致論理出力は1となるからアップダウンカ
ウンタに1が加えられる。いま比較器の出力が零であっ
たとすると、入力信号の方が小さいことを意味する。こ
の場合、一致論理出力は零となる。さらにカウンタに接
続されているNORゲート出力も零であるからカウンタか
ら1が差し引かれる。このようにしてカウンタの値は入
力信号に追随して増減する。
ついて説明する。本回路の動作は入力信号のサンプリン
グ周期と、このサンプリングされた信号に比例した電荷
とアップダウンカウンタの内容に比例した電荷の差を積
分器に累積する周期と、この積分器の出力の正負を判定
し、アップダウンカウンタおよびトグルフリップフロッ
プの状態を定める周期の3つで動作する。いま参照電位
−VRを負の値とする。入力電圧として正入力端子に正の
電圧が印加され、負入力端子には正の電圧と等しく、接
地電位に対して反転された電圧が印加されているとす
る。入力サンプリング時にはSBPおよびSBNがオン、SFP
およびSFNがオフである。またSP0からSP4は接地電位の
側に倒され、SN0からSN4は参照電位側に倒されている。
SPFおよびSNFはトグルフリップフロップが正を示す論理
1で電圧比較器出力が1であった場合にはSPFは接地側
に、SNFは参照電位側に倒される。またSIPおよびSINは
入力端子側に倒される。SPPよびSPNは図のごとく順方向
に接続される。次に積分周期はSBPおよびSBNを開き、SF
PおよびSFNを閉じ、SIPおよびSINを接地電位側に倒し、
クロックを論理1にすることにより、アップダウンカウ
ンタに対応したスイッチのうち下側は参照電位側に倒さ
れ上側は接地電位側に倒されることにより開始される。
いまアップダウンカウンタの内容が00101であったとす
るとSP0、SP2およびSPFが接地電位側から参照電位側に
切り換えられ、SN0、SN2およびSNFが参照電位側から接
地電位側に切り換えられる。正入力電圧をVi負入力電圧
を−Viとすると、積分器のプラス側入力には−32COVi+
6COVRの電荷が入力され、マイナス側入力には32COVi−6
COVRの電荷が入力される。したがって電荷積分器出力の
プラス側には1周期前の積分器出力電圧に対してVi−6V
R/32の電圧変化が、マイナス側には−VR+6VR/32の電圧
変化が得られて第2図中X(z)入力部分の累算がアナ
ログ信号に対して平衡した形で達成され、出力電圧とし
て非平衡な従来回路に比べて2倍の変化が得られる。こ
の積分器出力は電圧比較器により正負を判定され、第1
図中下部の論理回路部分に転送される。比較が終了した
時点でSFPおよびSFNが開かれ、SBPおよびSBNが閉じられ
クロックを0にもどす。電圧比較器出力はトグルフリッ
プフロップの出力と一致論理がとられる。一致論理出力
はアップダウンカウンタ出力に対してNOR論理をとるこ
とにより1サイクル前の時点でのカウント値零を検出
し、もしカウント値が零でかつ一致論理出力が零であれ
ばトグルフリップフロップを反転させる。これと同時に
一致論理が1であるか、もしくは1サイクル前の時点で
のカウント値が零であるときアップダウンカウンタに1
を加える。1サイクル前の値が零でなく、一致論理が零
のときはカウント値から1が差し引かれる。いまの例で
はカウント値は00101で零ではない。またトグルフリッ
プフロップの出力は1である。いま比較器の出力が1で
あったとすると、これは入力信号の方がアップダウンカ
ウンタの値に対応する電圧と電荷積分器に1サイクル前
に貯えられていた電圧の和より大きいことを意味する。
この場合、一致論理出力は1となるからアップダウンカ
ウンタに1が加えられる。いま比較器の出力が零であっ
たとすると、入力信号の方が小さいことを意味する。こ
の場合、一致論理出力は零となる。さらにカウンタに接
続されているNORゲート出力も零であるからカウンタか
ら1が差し引かれる。このようにしてカウンタの値は入
力信号に追随して増減する。
いまカウンタの内容が零となり更に次のサイクルで電圧
比較器出力も零となったとする。すると、アップダウン
カウンタに接続されたNORゲートは1を出力するからア
ップダウンカウンタ1をカウントする。これと同時にト
グルフリップフロップの入力も1となりトグルフリップ
フロップは反転する。トグルフリップフロップが反転す
るとSPPおよびSPNは交差接続となり、負の電荷を供給す
る蓄電器アレイは電荷積分器のマイナス入力を接続さ
れ、正の電荷を供給する蓄電器アレイは電荷積分器のプ
ラス入力と接続される。このとき電荷積分回路の入力端
子は仮想接地されたままであるから、前記従来例のよう
な電圧変化はどこにも発生しない。したがって極性が切
り換わるとき従来非常に重要であった電荷積分器の静定
時間を短くすることが可能となり、容易に高速動作させ
ることができる。
比較器出力も零となったとする。すると、アップダウン
カウンタに接続されたNORゲートは1を出力するからア
ップダウンカウンタ1をカウントする。これと同時にト
グルフリップフロップの入力も1となりトグルフリップ
フロップは反転する。トグルフリップフロップが反転す
るとSPPおよびSPNは交差接続となり、負の電荷を供給す
る蓄電器アレイは電荷積分器のマイナス入力を接続さ
れ、正の電荷を供給する蓄電器アレイは電荷積分器のプ
ラス入力と接続される。このとき電荷積分回路の入力端
子は仮想接地されたままであるから、前記従来例のよう
な電圧変化はどこにも発生しない。したがって極性が切
り換わるとき従来非常に重要であった電荷積分器の静定
時間を短くすることが可能となり、容易に高速動作させ
ることができる。
以上の説明は入力が平衡が与えられる場合に対して説明
したが非平衡の入力の場合には2つの入力端子を共通接
続して入力端子とし、入力電圧サンプリング時SINを接
地側に倒し、積分時に入力側に倒すことにより上の説明
と全く同様の効果を得ることができる。
したが非平衡の入力の場合には2つの入力端子を共通接
続して入力端子とし、入力電圧サンプリング時SINを接
地側に倒し、積分時に入力側に倒すことにより上の説明
と全く同様の効果を得ることができる。
(発明の効果) 以上述べたように本発明によれば、従来問題であった入
力信号の極性が切り換わるとき発生する積分回路の駆動
能力に対する負担を大幅に軽減することが可能となり、
大幅な高速動作が可能となる。更にアナログ信号が平衡
で動作するため、電源雑音にも強く、更に内部信号電圧
が2倍になることによる効果とあいまって大規模集積回
路の一部として集積回路化しても他の部分からうける雑
音を非常に小さくできるため集積回路に向いている。
力信号の極性が切り換わるとき発生する積分回路の駆動
能力に対する負担を大幅に軽減することが可能となり、
大幅な高速動作が可能となる。更にアナログ信号が平衡
で動作するため、電源雑音にも強く、更に内部信号電圧
が2倍になることによる効果とあいまって大規模集積回
路の一部として集積回路化しても他の部分からうける雑
音を非常に小さくできるため集積回路に向いている。
第1図は本発明の一実施例の回路図。第2図は本発明の
基本となった信号線図。第3図は第2図の信号線図を具
体化した従来回路図。
基本となった信号線図。第3図は第2図の信号線図を具
体化した従来回路図。
Claims (1)
- 【請求項1】接地電位に対して平衡した2つの入力およ
び出力を有する演算増幅器の片方の入力と片方の出力と
の間に第1の蓄電器と第1のスイッチを直列に接続した
ものと第2のスイッチとを並列に接続し、もう一方の入
力ともう一方の出力との間に第2の蓄電器と第3のスイ
ッチを直列に接続したものと第4のスイッチとを並列に
接続してなる電荷積分器と、この電荷積分器の2つの出
力を入力とする電圧比較器と、トグルフリップフロップ
と、アップダウンカウンタと、前記電圧比較器の出力と
トグルフリップフロップの出力による前記アップダウン
カウンタのカウントアップおよびカウントダウンを制御
する第1の制御ゲートと、前記アップダウンカウンタの
出力と前記第1の制御ゲートの出力による前記トグルフ
リップフロップの状態を制御する第2の制御ゲートと、
前記アップダウンカウンタのカウント値に比例した電荷
量を前記電荷積分器の片方の入力に供給する手段と、前
記電荷量と等しい電荷量を前記電荷積分器のもう一方の
入力から差し引く手段と、前記電荷を供給する手段と前
記差し引く手段とが前記電荷積分器の入力に接続される
とき前記トグルフリップフロップの出力により接続が逆
となる第5のスイッチと、前記電荷積分器の片方の入力
に対して入力電圧に比例した電荷を供給する手段と、前
記電荷積分器のもう一方の入力から前記入力電圧に比例
した電荷と等しい電荷を差し引く手段と、前記電荷積分
器の片方の入力に対して前記電圧比較器の出力に応じて
前記カウンタのカウント値に比例した電荷を供給する手
段の発生する最小分解能の電荷の半分から2倍の間の一
定の電荷を供給もしくは差し引く手段と、前記電荷積分
器のもう一方の入力に対して前記一定の電荷を差し引く
もしくは供給する手段を含んで構成され、電圧比較器出
力またはアップダウンカウンタの出力を変換出力とする
ことを特徴とするA/D変換回路。
Priority Applications (4)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP59277482A JPH0744455B2 (ja) | 1984-12-28 | 1984-12-28 | A/d変換回路 |
| EP85109189A EP0169535B1 (en) | 1984-07-23 | 1985-07-23 | Analog to digital converter |
| DE8585109189T DE3586187T2 (de) | 1984-07-23 | 1985-07-23 | Analog-digital-wandler. |
| US06/757,989 US4764753A (en) | 1984-07-23 | 1985-07-23 | Analog to digital converter |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP59277482A JPH0744455B2 (ja) | 1984-12-28 | 1984-12-28 | A/d変換回路 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS61157119A JPS61157119A (ja) | 1986-07-16 |
| JPH0744455B2 true JPH0744455B2 (ja) | 1995-05-15 |
Family
ID=17584205
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP59277482A Expired - Lifetime JPH0744455B2 (ja) | 1984-07-23 | 1984-12-28 | A/d変換回路 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0744455B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| ATE114898T1 (de) * | 1986-09-01 | 1994-12-15 | Siemens Ag | Analog-digital-umsetzer mit kapazitätsnetzwerk. |
| JP2969621B2 (ja) * | 1988-01-30 | 1999-11-02 | 日本電気株式会社 | 差動入力式a/dコンバータ |
| KR950010763B1 (ko) * | 1993-12-03 | 1995-09-22 | 재단법인한국전자통신연구소 | 커패시터형 전압분배기 회로 |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6052489B2 (ja) * | 1978-02-21 | 1985-11-19 | ソニー株式会社 | 磁気記録再生装置 |
| JPS5820028A (ja) * | 1981-07-28 | 1983-02-05 | Fujitsu Ltd | 符号変換器 |
-
1984
- 1984-12-28 JP JP59277482A patent/JPH0744455B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS61157119A (ja) | 1986-07-16 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| EXPY | Cancellation because of completion of term |