JPH0744979A - 磁気ヘッド - Google Patents
磁気ヘッドInfo
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- JPH0744979A JPH0744979A JP20451593A JP20451593A JPH0744979A JP H0744979 A JPH0744979 A JP H0744979A JP 20451593 A JP20451593 A JP 20451593A JP 20451593 A JP20451593 A JP 20451593A JP H0744979 A JPH0744979 A JP H0744979A
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Landscapes
- Adjustment Of The Magnetic Head Position Track Following On Tapes (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 フロッピディスクなどの磁気記録媒体に接触
する磁気ヘッドにおいて、磁気ヘッドの摺接面が記録媒
体に密着することによる起動トルクの上昇を抑えること
ができるようにする。 【構成】 磁気ヘッドHは、コア5a〜6bを挟むスラ
イダ1を有しており、このスライダ1の表面に2面の摺
接面S1とS2が形成されている。摺接面S1,S2の
長さLをスライダ1の全長L0よりも短くして、摺接面
S1,S2の面積を小さくする。摺接面の全面積を小さ
くすることにより停止時のディスクへの吸着力を下げ、
ディスク始動に必要な起動トルクを低下させることがで
きる。摺接面の全面積の適当な範囲は2mm2以上で4
mm2以下である。また個々の摺接面の(長辺寸法/短
辺寸法)の好ましい範囲は1以上で3.5以下である。
する磁気ヘッドにおいて、磁気ヘッドの摺接面が記録媒
体に密着することによる起動トルクの上昇を抑えること
ができるようにする。 【構成】 磁気ヘッドHは、コア5a〜6bを挟むスラ
イダ1を有しており、このスライダ1の表面に2面の摺
接面S1とS2が形成されている。摺接面S1,S2の
長さLをスライダ1の全長L0よりも短くして、摺接面
S1,S2の面積を小さくする。摺接面の全面積を小さ
くすることにより停止時のディスクへの吸着力を下げ、
ディスク始動に必要な起動トルクを低下させることがで
きる。摺接面の全面積の適当な範囲は2mm2以上で4
mm2以下である。また個々の摺接面の(長辺寸法/短
辺寸法)の好ましい範囲は1以上で3.5以下である。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、フロッピディスクなど
の磁気記録媒体に摺接する磁気ヘッドに係り、特に磁気
ヘッドが磁気記録媒体に接した状態で磁気記録媒体が回
転し始めるときに必要となる起動トルクを低下させるこ
とができる磁気ヘッドに関する。
の磁気記録媒体に摺接する磁気ヘッドに係り、特に磁気
ヘッドが磁気記録媒体に接した状態で磁気記録媒体が回
転し始めるときに必要となる起動トルクを低下させるこ
とができる磁気ヘッドに関する。
【0002】
【従来の技術】図5はフロッピディスク装置に使用され
る磁気ヘッドを単体にて示す斜視図、図6は2個の磁気
ヘッドがフロッピディスクに摺接している状態を示す断
面図、図7は図6の部分拡大図である。図5に示すよう
に、フロッピディスク装置用の磁気ヘッドHは、ジンバ
ル2に接着などにより固定されたスライダ1を有してい
る。スライダ1はセラミック材料などにより形成された
2つのスライダ半体3と4とから構成されている。両ス
ライダ半体3と4との間には、記録再生用のコア5a,
5bと、消去用のコア6a,6bとが挟まれ、コア5b
とコア6bとがガラス材料などの非磁性材料層8により
分離されている。そしてコア5aとコア5bとの接合部
に記録再生用の磁気ギャップG1が形成され、コア6a
とコア6bとの接合部に消去用の磁気ギャップG2が形
成されている。そしてコア5aに記録再生用のコイル7
が巻装され、コア6aには消去用のコイルが巻装されて
いる。またスライダ1のディスクとの対向面には、摺接
面S1とS2が二本のレール状に形成され、この一方の
摺接面S2に磁気ギャップG1とG2が現れている。
る磁気ヘッドを単体にて示す斜視図、図6は2個の磁気
ヘッドがフロッピディスクに摺接している状態を示す断
面図、図7は図6の部分拡大図である。図5に示すよう
に、フロッピディスク装置用の磁気ヘッドHは、ジンバ
ル2に接着などにより固定されたスライダ1を有してい
る。スライダ1はセラミック材料などにより形成された
2つのスライダ半体3と4とから構成されている。両ス
ライダ半体3と4との間には、記録再生用のコア5a,
5bと、消去用のコア6a,6bとが挟まれ、コア5b
とコア6bとがガラス材料などの非磁性材料層8により
分離されている。そしてコア5aとコア5bとの接合部
に記録再生用の磁気ギャップG1が形成され、コア6a
とコア6bとの接合部に消去用の磁気ギャップG2が形
成されている。そしてコア5aに記録再生用のコイル7
が巻装され、コア6aには消去用のコイルが巻装されて
いる。またスライダ1のディスクとの対向面には、摺接
面S1とS2が二本のレール状に形成され、この一方の
摺接面S2に磁気ギャップG1とG2が現れている。
【0003】図6に示すように、フロッピディスク装置
10では、磁気ヘッドHが一対使用され、ディスクDを
上下から挟む状態で使用される。下側の磁気ヘッドは支
持機構11により支持され、上側の磁気ヘッドは支持機
構12により支持され、両支持機構により各磁気ヘッド
は、所定の面圧力によりディスクDの表裏面に圧接さ
れ、ディスクDが回転駆動される。図6ではディスクD
の回転中心をOで示している。図7に拡大して示すよう
に、フロッピディスク装置では、下側の磁気ヘッドと上
側の磁気ヘッドのそれぞれの摺接面S1とS2によりデ
ィスクDを挟む状態となる。そして下側の磁気ヘッドの
磁気ギャップG1と上側の磁気ヘッドの磁気ギャップG
1とが一般に8トラック程度の間隔だけディスク半径方
向へ位置がずれており、両磁気ヘッド間でのクロストー
クが防止されている。
10では、磁気ヘッドHが一対使用され、ディスクDを
上下から挟む状態で使用される。下側の磁気ヘッドは支
持機構11により支持され、上側の磁気ヘッドは支持機
構12により支持され、両支持機構により各磁気ヘッド
は、所定の面圧力によりディスクDの表裏面に圧接さ
れ、ディスクDが回転駆動される。図6ではディスクD
の回転中心をOで示している。図7に拡大して示すよう
に、フロッピディスク装置では、下側の磁気ヘッドと上
側の磁気ヘッドのそれぞれの摺接面S1とS2によりデ
ィスクDを挟む状態となる。そして下側の磁気ヘッドの
磁気ギャップG1と上側の磁気ヘッドの磁気ギャップG
1とが一般に8トラック程度の間隔だけディスク半径方
向へ位置がずれており、両磁気ヘッド間でのクロストー
クが防止されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】図5に示す磁気ヘッド
では、摺接面S1とS2の長手方向(ディスクが摺動す
る方向)の寸法Lがスライダ1の全長L0と一致し、ま
た摺接面S1とS2の幅寸法はそれぞれB1とB2とな
っている。よって、この磁気ヘッドがディスクDと接触
する全面積は{(B1+B2)×L}である。このよう
なディスクとの接触面積を有する従来の磁気ヘッドで
は、以下の問題がある。
では、摺接面S1とS2の長手方向(ディスクが摺動す
る方向)の寸法Lがスライダ1の全長L0と一致し、ま
た摺接面S1とS2の幅寸法はそれぞれB1とB2とな
っている。よって、この磁気ヘッドがディスクDと接触
する全面積は{(B1+B2)×L}である。このよう
なディスクとの接触面積を有する従来の磁気ヘッドで
は、以下の問題がある。
【0005】(1)摺接面S1とS2の長手方向の寸法
Lがスライダ1の全長L0に一致しているため、摺接面
S1とS2とがディスクDに接触する全面積が大きくな
っている。この接触面積が大きいと、磁気ヘッドHがデ
ィスクDに接触している状態でディスクDが回転し始め
るのに必要な起動トルクが大きくなるという問題を生じ
る。この起動トルクは、力学的には、磁気ヘッドHとデ
ィスクDとの最大静摩擦力に関係するものである。この
最大静摩擦力は、磁気ヘッドHとディスクDとの当接力
と、摺接面S1,S2とディスクDとの静摩擦係数との
積で求められ、この計算上では摺接面S1,S2の面積
と起動トルクとは無関係である。しかしながら実際の装
置では、ディスクDが停止して磁気ヘッドHの摺接面S
1とS2がディスクに接触しているとき、周囲環境の湿
気により、ディスクDと摺接面S1,S2との間に水膜
が形成され、この水膜の表面張力によりディスクDに摺
接面S1,S2が吸着される。この吸着による抵抗力
は、ディスクの始動時に必要となる起動トルクを増大さ
せる原因になる。また、摺接面S1とS2の面積が広け
れば広いほどディスクDへの摺接面S1,S2の吸着力
が大きくなって起動トルクが増大することになる。
Lがスライダ1の全長L0に一致しているため、摺接面
S1とS2とがディスクDに接触する全面積が大きくな
っている。この接触面積が大きいと、磁気ヘッドHがデ
ィスクDに接触している状態でディスクDが回転し始め
るのに必要な起動トルクが大きくなるという問題を生じ
る。この起動トルクは、力学的には、磁気ヘッドHとデ
ィスクDとの最大静摩擦力に関係するものである。この
最大静摩擦力は、磁気ヘッドHとディスクDとの当接力
と、摺接面S1,S2とディスクDとの静摩擦係数との
積で求められ、この計算上では摺接面S1,S2の面積
と起動トルクとは無関係である。しかしながら実際の装
置では、ディスクDが停止して磁気ヘッドHの摺接面S
1とS2がディスクに接触しているとき、周囲環境の湿
気により、ディスクDと摺接面S1,S2との間に水膜
が形成され、この水膜の表面張力によりディスクDに摺
接面S1,S2が吸着される。この吸着による抵抗力
は、ディスクの始動時に必要となる起動トルクを増大さ
せる原因になる。また、摺接面S1とS2の面積が広け
れば広いほどディスクDへの摺接面S1,S2の吸着力
が大きくなって起動トルクが増大することになる。
【0006】後に詳しく説明するが、図5に示す従来例
では、Lがほぼ3.5mm、B1が0.7mm、B2が
ほぼ0.8mmで、摺接面S1,S2の全面積は5.0
mm2程度となっている。この場合のフロッピディスク
Dの起動トルクを測定すると、120〜160g・cm
程度とかなり高くなる。現在のフロッピディスク装置に
使用されているディスク駆動用のモータは定格電圧が5
Vのものが一般的であるため、上記の起動トルク以上の
駆動トルクを得ることが可能である。しかしながら起動
トルクが高いために起動に必要となる電力が多く必要に
なり、省電力化に反する結果となっている。また本発明
の発明者は、省電力化および小型化薄型化の要請により
定格電圧が3Vのモータを使用することを検討している
が、3Vのモータでは出力トルクが小さいため、起動ト
ルクが120〜160g・cmでは、ディスクDを始動
することができないのが現状である。
では、Lがほぼ3.5mm、B1が0.7mm、B2が
ほぼ0.8mmで、摺接面S1,S2の全面積は5.0
mm2程度となっている。この場合のフロッピディスク
Dの起動トルクを測定すると、120〜160g・cm
程度とかなり高くなる。現在のフロッピディスク装置に
使用されているディスク駆動用のモータは定格電圧が5
Vのものが一般的であるため、上記の起動トルク以上の
駆動トルクを得ることが可能である。しかしながら起動
トルクが高いために起動に必要となる電力が多く必要に
なり、省電力化に反する結果となっている。また本発明
の発明者は、省電力化および小型化薄型化の要請により
定格電圧が3Vのモータを使用することを検討している
が、3Vのモータでは出力トルクが小さいため、起動ト
ルクが120〜160g・cmでは、ディスクDを始動
することができないのが現状である。
【0007】(2)また図5に示すように摺接面S1と
S2の面積が広いものであっても、摺接面S1とS2の
面粗さを調節することにより、ディスクDと摺接面S
1,S2との間に介在する水膜を分離して起動トルクを
下げることが可能である。しかしながら、摺接面S1,
S2の面粗さを一定の範囲内に納めることは、実際の研
磨作業において非常に困難である。また面粗さを大きく
することにより、摺接面S1,S2によりディスク表面
を傷つけやすくなり、また磁気ギャップG1,G2とデ
ィスク表面とのスペーシングロスも大きくなる。
S2の面積が広いものであっても、摺接面S1とS2の
面粗さを調節することにより、ディスクDと摺接面S
1,S2との間に介在する水膜を分離して起動トルクを
下げることが可能である。しかしながら、摺接面S1,
S2の面粗さを一定の範囲内に納めることは、実際の研
磨作業において非常に困難である。また面粗さを大きく
することにより、摺接面S1,S2によりディスク表面
を傷つけやすくなり、また磁気ギャップG1,G2とデ
ィスク表面とのスペーシングロスも大きくなる。
【0008】本発明は上記従来の課題を解決するもので
あり、摺接面の面粗さを大きくすることなく、磁気記録
媒体の起動トルクを下げることができるようにした磁気
ヘッドを提供することを目的としている。
あり、摺接面の面粗さを大きくすることなく、磁気記録
媒体の起動トルクを下げることができるようにした磁気
ヘッドを提供することを目的としている。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、磁気ギャップ
を形成するコアとこのコアを挟むスライダとを有し、磁
気記録媒体と摺接する摺接面が少なくとも1面形成され
ている磁気ヘッドにおいて、前記摺接面の全面積が2m
m2以上で4mm2以下であることを特徴とするものであ
る。
を形成するコアとこのコアを挟むスライダとを有し、磁
気記録媒体と摺接する摺接面が少なくとも1面形成され
ている磁気ヘッドにおいて、前記摺接面の全面積が2m
m2以上で4mm2以下であることを特徴とするものであ
る。
【0010】また、前記摺接面の個々の平面形状は、そ
の長辺寸法を短辺寸法で除算した値が1以上で3.5以
下であることが好ましい。
の長辺寸法を短辺寸法で除算した値が1以上で3.5以
下であることが好ましい。
【0011】さらに、摺接面の長辺および短辺の寸法
が、共にスライダの長さおよび幅寸法よりも小さくなっ
ており、摺接面はその全周が段差に囲まれて隆起形成さ
れているものである。
が、共にスライダの長さおよび幅寸法よりも小さくなっ
ており、摺接面はその全周が段差に囲まれて隆起形成さ
れているものである。
【0012】
【作用】本発明は、前述のように磁気記録媒体と磁気ヘ
ッドとの接触面積が、磁気記録媒体を始動させるのに必
要となる起動トルクの上昇に関係しているという従来の
課題を発見し且つこれに着目してなされたものである。
本発明の発明者は、研究と実験の結果、磁気ヘッドの摺
接面の面積を小さくすることにより、磁気記録媒体の起
動トルクを低下させることができることを確認して本発
明に至った。
ッドとの接触面積が、磁気記録媒体を始動させるのに必
要となる起動トルクの上昇に関係しているという従来の
課題を発見し且つこれに着目してなされたものである。
本発明の発明者は、研究と実験の結果、磁気ヘッドの摺
接面の面積を小さくすることにより、磁気記録媒体の起
動トルクを低下させることができることを確認して本発
明に至った。
【0013】すなわち、コアがスライダに挟まれてフロ
ッピディスクなどに磁気記録媒体に摺接する磁気ヘッド
において、摺接面の全面積を2mm2〜4mm2の範囲に
設定することにより、磁気記録媒体の回転起動トルクを
低下させることができる。
ッピディスクなどに磁気記録媒体に摺接する磁気ヘッド
において、摺接面の全面積を2mm2〜4mm2の範囲に
設定することにより、磁気記録媒体の回転起動トルクを
低下させることができる。
【0014】ただし、上記の面積の範囲内であったとし
ても、個々の摺接面が余りにも細長形状になると、例え
ば図7に示すように上下の磁気ヘッドにより磁気記録媒
体が挟まれた状態で、上下の磁気ヘッドの摺接面どうし
の接触状態が不安定となる。この接触の安定を確保する
ためには、個々の摺接面の長辺と短辺の寸法比が1:1
から1:3.5の範囲であることが好ましい。
ても、個々の摺接面が余りにも細長形状になると、例え
ば図7に示すように上下の磁気ヘッドにより磁気記録媒
体が挟まれた状態で、上下の磁気ヘッドの摺接面どうし
の接触状態が不安定となる。この接触の安定を確保する
ためには、個々の摺接面の長辺と短辺の寸法比が1:1
から1:3.5の範囲であることが好ましい。
【0015】また、摺接面の長辺および短辺の寸法を、
共にスライダの長さおよび幅寸法よりも小さくなるよう
にし、摺接面の全周を段差で囲んで隆起形成すれば、ス
ライダそのものの寸法を無理に小さくしなくても、摺接
面の面積を前記の最適な範囲に設定することが可能とな
る。
共にスライダの長さおよび幅寸法よりも小さくなるよう
にし、摺接面の全周を段差で囲んで隆起形成すれば、ス
ライダそのものの寸法を無理に小さくしなくても、摺接
面の面積を前記の最適な範囲に設定することが可能とな
る。
【0016】
【実施例】以下本発明の実施例を図面により説明する。
図1は本発明の実施例となるフロッピディスク装置用の
磁気ヘッドH1の斜視図、図2はその平面図である。図
1と図2に示す磁気ヘッドH1の基本的な構造は、図5
に示した磁気ヘッドHと同じである。すなわち、図1に
示す磁気ヘッドH1では、スライダ半体3と4との間
に、コア5a,5bおよびコア6a,6bが挟まれ、こ
れらのコアにより記録・再生用の磁気ギャップG1と消
去用の磁気ギャップG2が形成されている。ただし図1
と図2に示す実施例では、摺接面S1とS2の長手方向
の寸法Lがスライダ1の全長L0よりも短く、各摺接面
S1とS2の面積が図5に示すものよりも小さくなって
いる。
図1は本発明の実施例となるフロッピディスク装置用の
磁気ヘッドH1の斜視図、図2はその平面図である。図
1と図2に示す磁気ヘッドH1の基本的な構造は、図5
に示した磁気ヘッドHと同じである。すなわち、図1に
示す磁気ヘッドH1では、スライダ半体3と4との間
に、コア5a,5bおよびコア6a,6bが挟まれ、こ
れらのコアにより記録・再生用の磁気ギャップG1と消
去用の磁気ギャップG2が形成されている。ただし図1
と図2に示す実施例では、摺接面S1とS2の長手方向
の寸法Lがスライダ1の全長L0よりも短く、各摺接面
S1とS2の面積が図5に示すものよりも小さくなって
いる。
【0017】以下においては、図1と図2に示す形状に
おいて摺接面S1とS2の長手方向の寸法Lがそれぞれ
相違するものを実施例1および実施例2とし、図5に示
すように摺接面S1とS2の長手方向の寸法Lがスライ
ダ1の全長L0と一致しているものを比較例とする。両
実施例と比較例とでは、スライダ半体3,4およびコア
5a,5bと6a,6bの材質を同じものとし、また摺
接面S1とS2の表面粗さをそれぞれ同じにした。また
それぞれの磁気ヘッドの支持機構は図6に示す構造と同
じものを使用した。各実施例と比較例の磁気ヘッドを構
成する材質は以下の通りである。 (材質) ・コアの材質: Mn−Znフェライト系 ・スライダ半体3と4の材質: Ti−Ca系セラミッ
ク
おいて摺接面S1とS2の長手方向の寸法Lがそれぞれ
相違するものを実施例1および実施例2とし、図5に示
すように摺接面S1とS2の長手方向の寸法Lがスライ
ダ1の全長L0と一致しているものを比較例とする。両
実施例と比較例とでは、スライダ半体3,4およびコア
5a,5bと6a,6bの材質を同じものとし、また摺
接面S1とS2の表面粗さをそれぞれ同じにした。また
それぞれの磁気ヘッドの支持機構は図6に示す構造と同
じものを使用した。各実施例と比較例の磁気ヘッドを構
成する材質は以下の通りである。 (材質) ・コアの材質: Mn−Znフェライト系 ・スライダ半体3と4の材質: Ti−Ca系セラミッ
ク
【0018】次に摺接面S1,S2の寸法は以下の通り
である。 (比較例)比較例は図5と同じ形状のものであり、表1
に示すように、No.1〜No.5に示す5個の試料を
使用した。表1は、それぞれの試料において摺接面S
1,S2の寸法LおよびB1,B2を実測したものを列
記し、またそれぞれの寸法の平均値を示している。この
平均値では、摺接面S1にてL=3.513mm、B1
=0.718mmであり、摺接面S2にてL=3.56
1mm、B2=0.814である。そしてこの平均値に
おける摺接面S1とS2の全面積は5.42mm2であ
った。また、摺接面S1の長辺と短辺の寸法比(L/B
1)は4.89、摺接面S2の長辺と短辺の寸法比(L
/B2)は4.37である。
である。 (比較例)比較例は図5と同じ形状のものであり、表1
に示すように、No.1〜No.5に示す5個の試料を
使用した。表1は、それぞれの試料において摺接面S
1,S2の寸法LおよびB1,B2を実測したものを列
記し、またそれぞれの寸法の平均値を示している。この
平均値では、摺接面S1にてL=3.513mm、B1
=0.718mmであり、摺接面S2にてL=3.56
1mm、B2=0.814である。そしてこの平均値に
おける摺接面S1とS2の全面積は5.42mm2であ
った。また、摺接面S1の長辺と短辺の寸法比(L/B
1)は4.89、摺接面S2の長辺と短辺の寸法比(L
/B2)は4.37である。
【0019】
【表1】
【0020】(実施例1)実施例1は、比較例と同じ規
格の磁気ヘッドにおいて摺接面S1とS2の長手方向両
端部を、図2にてΔLで示す寸法だけ削ったものを使用
した。実施例1ではΔLを1mmとした。表2は、N
o.1〜No.5で示す5個の試料のそれぞれにおいて
摺接面S1,S2の寸法LおよびB1,B2を実測した
ものを列記している。その平均値は、摺接面S1にてL
=1.606mm、B1=0.765mmであり、摺接
面S2にてL=1.657mm、B2=0.856であ
る。そしてこの平均値における摺接面S1とS2の全面
積は2.65mm2であった。また、摺接面S1の長辺
と短辺の寸法比(L/B1)は2.10、摺接面S2の
長辺と短辺の寸法比(L/B2)は1.94である。
格の磁気ヘッドにおいて摺接面S1とS2の長手方向両
端部を、図2にてΔLで示す寸法だけ削ったものを使用
した。実施例1ではΔLを1mmとした。表2は、N
o.1〜No.5で示す5個の試料のそれぞれにおいて
摺接面S1,S2の寸法LおよびB1,B2を実測した
ものを列記している。その平均値は、摺接面S1にてL
=1.606mm、B1=0.765mmであり、摺接
面S2にてL=1.657mm、B2=0.856であ
る。そしてこの平均値における摺接面S1とS2の全面
積は2.65mm2であった。また、摺接面S1の長辺
と短辺の寸法比(L/B1)は2.10、摺接面S2の
長辺と短辺の寸法比(L/B2)は1.94である。
【0021】
【表2】
【0022】(実施例2)実施例2は、図2にてΔLで
示す削り寸法を0.5mmとし、表3で示すようにN
o.1〜No.5で示す5個の試料を使用した。表3
は、それぞれの試料において摺接面S1,S2の寸法L
およびB1,B2を実測したものを列記している。その
平均値は、摺接面S1にてL=2.492mm、B1=
0.727mmであり、摺接面S2にてL=2.544
mm、B2=0.815であった。そしてこの平均値に
おける摺接面S1とS2の全面積は3.88mm2であ
った。また、摺接面S1の長辺と短辺の寸法比(L/B
1)は3.43、摺接面S2の長辺と短辺の寸法比(L
/B2)は3.12である。
示す削り寸法を0.5mmとし、表3で示すようにN
o.1〜No.5で示す5個の試料を使用した。表3
は、それぞれの試料において摺接面S1,S2の寸法L
およびB1,B2を実測したものを列記している。その
平均値は、摺接面S1にてL=2.492mm、B1=
0.727mmであり、摺接面S2にてL=2.544
mm、B2=0.815であった。そしてこの平均値に
おける摺接面S1とS2の全面積は3.88mm2であ
った。また、摺接面S1の長辺と短辺の寸法比(L/B
1)は3.43、摺接面S2の長辺と短辺の寸法比(L
/B2)は3.12である。
【0023】
【表3】
【0024】(表面粗さについて)実施例1、実施例2
および比較例のそれぞれの磁気ヘッドの摺接面S1とS
2は同じ研磨剤により同じ条件で同じ時間だけ研磨した
ものであり、その表面粗さを同じにした。実施例1、実
施例2および比較例のそれぞれのヘッドを1個ずつ選び
摺接面S1とS2の表面粗さを測定した。この面粗さの
測定方法はそれぞれの磁気ヘッドにて、摺接面S1とS
2とで2ポイントずつ合計で4ポイント測定し、その平
均値をとった。その結果中心線平均粗さRaはヘッド間
にてほとんど差がなく、全ての磁気ヘッドにおいてRa
が約1.5nmであった。
および比較例のそれぞれの磁気ヘッドの摺接面S1とS
2は同じ研磨剤により同じ条件で同じ時間だけ研磨した
ものであり、その表面粗さを同じにした。実施例1、実
施例2および比較例のそれぞれのヘッドを1個ずつ選び
摺接面S1とS2の表面粗さを測定した。この面粗さの
測定方法はそれぞれの磁気ヘッドにて、摺接面S1とS
2とで2ポイントずつ合計で4ポイント測定し、その平
均値をとった。その結果中心線平均粗さRaはヘッド間
にてほとんど差がなく、全ての磁気ヘッドにおいてRa
が約1.5nmであった。
【0025】なお中心線平均粗さの測定方法は以下の通
りである。 ・測定装置: タリステップ(Rank Taylor Hobson社
製) ・スタイラス形状:0.1(μmR)×2.5(μm
幅) (材質:ダイヤモンド) ・針圧:2.5(mg) ・測定スピード:0.003(mm/sec) ・測定長:0.1mm/1ポイント ・測定方向:摺接面S1とS2の長手方向
りである。 ・測定装置: タリステップ(Rank Taylor Hobson社
製) ・スタイラス形状:0.1(μmR)×2.5(μm
幅) (材質:ダイヤモンド) ・針圧:2.5(mg) ・測定スピード:0.003(mm/sec) ・測定長:0.1mm/1ポイント ・測定方向:摺接面S1とS2の長手方向
【0026】(実験方法)前記実施例1、実施例2およ
び比較例のそれぞれ5個ずつの磁気ヘッドを同じフロッ
ピディスク装置において図6に示したような支持機構1
1と12に搭載した。実施例1と実施例2および比較例
のそれぞれ5個以上の試料からまずNo.1とNo.2
を使用してディスクを上下から挟み、この状態でディス
クを起動させてその起動トルクを測定した。次に実施例
と比較例のそれぞれにおいてNo.2とNo.3の磁気
ヘッドを使用して同様に起動トルクを測定した。さらに
No.3とNo.4、No.4とNo.5の磁気ヘッド
を使用して起動トルクを測定した。
び比較例のそれぞれ5個ずつの磁気ヘッドを同じフロッ
ピディスク装置において図6に示したような支持機構1
1と12に搭載した。実施例1と実施例2および比較例
のそれぞれ5個以上の試料からまずNo.1とNo.2
を使用してディスクを上下から挟み、この状態でディス
クを起動させてその起動トルクを測定した。次に実施例
と比較例のそれぞれにおいてNo.2とNo.3の磁気
ヘッドを使用して同様に起動トルクを測定した。さらに
No.3とNo.4、No.4とNo.5の磁気ヘッド
を使用して起動トルクを測定した。
【0027】図3では、横軸に表1ないし表3に示した
実施例1、実施例2および比較例での摺接面S1,S2
の全面積の平均値を示し、縦軸に起動トルクの測定値
(g・cm)を示している。図3の線図内では、前記測
定での実施例1、実施例2および比較例の各磁気ヘッド
での測定値のばらつきの範囲が示されている。
実施例1、実施例2および比較例での摺接面S1,S2
の全面積の平均値を示し、縦軸に起動トルクの測定値
(g・cm)を示している。図3の線図内では、前記測
定での実施例1、実施例2および比較例の各磁気ヘッド
での測定値のばらつきの範囲が示されている。
【0028】なお、前記測定ではそれぞれの磁気ヘッド
を同じ支持機構により支持しているが、摺接面S1,S
2の面積の違いがあるため、ディスクと摺接面との面圧
が相違する。この面圧の計算値は以下の通りである。 ・面圧(g/cm2) 比較例 : 3.3 実施例1: 6.8 実施例2: 4.6
を同じ支持機構により支持しているが、摺接面S1,S
2の面積の違いがあるため、ディスクと摺接面との面圧
が相違する。この面圧の計算値は以下の通りである。 ・面圧(g/cm2) 比較例 : 3.3 実施例1: 6.8 実施例2: 4.6
【0029】図3に示す測定結果をみると、実施例1と
実施例2では摺接面S1とS2の面積を小さくいため、
比較例に対してディスクを始動させるのに必要な起動ト
ルクが低下しているのが解る。比較例では、起動トルク
が120〜160g・cm程度と非常に高くなっている
が、実施例2では起動トルクが100〜125g・cm
程度に低下している。比較例に対する実施例2での起動
トルクの低下率は20%程度である。よって実施例2で
は、従来と同じフロッピディスク装置を使用した場合
に、ディスク起動のための消費電力を20%程度削減で
きることになる。
実施例2では摺接面S1とS2の面積を小さくいため、
比較例に対してディスクを始動させるのに必要な起動ト
ルクが低下しているのが解る。比較例では、起動トルク
が120〜160g・cm程度と非常に高くなっている
が、実施例2では起動トルクが100〜125g・cm
程度に低下している。比較例に対する実施例2での起動
トルクの低下率は20%程度である。よって実施例2で
は、従来と同じフロッピディスク装置を使用した場合
に、ディスク起動のための消費電力を20%程度削減で
きることになる。
【0030】次に実施例1では、起動トルクが大幅に低
下し80g・cm未満となっている。起動トルクを80
g・cm未満に下げることにより、ディスク駆動用モー
タとして定格電圧が3Vのモータを使用することが可能
である。このモータを使用することにより、使用電力を
低下させることができ、また小型のモータを使用してフ
ロッピディスク装置の小型化と薄型化を実現できるよう
になる。図3から、ある程度の省電力化を実現するため
には、実施例2程度まで摺接面の面積を小さくすること
が必要であり、よって摺接面の面積の上限値は4mm2
が好ましい。実施例1のように3V定格のモータを使用
できる程度まで起動トルクを下げるためには、摺接面の
面積の上限を3mm2とすることがさらに好ましい。
下し80g・cm未満となっている。起動トルクを80
g・cm未満に下げることにより、ディスク駆動用モー
タとして定格電圧が3Vのモータを使用することが可能
である。このモータを使用することにより、使用電力を
低下させることができ、また小型のモータを使用してフ
ロッピディスク装置の小型化と薄型化を実現できるよう
になる。図3から、ある程度の省電力化を実現するため
には、実施例2程度まで摺接面の面積を小さくすること
が必要であり、よって摺接面の面積の上限値は4mm2
が好ましい。実施例1のように3V定格のモータを使用
できる程度まで起動トルクを下げるためには、摺接面の
面積の上限を3mm2とすることがさらに好ましい。
【0031】また摺接面の全面積を小さくすれば小さく
するほど起動トルクが低下するが、あまりにも小さすぎ
ると、図7に示す上下の磁気ヘッドの摺接面S1とS2
どうしの当接状態が不安定になるおそれがある。そのた
め摺接面の面積の下限値は2mm2が好ましい。すなわ
ち摺接面の全面積は2mm2以上で4mm2以下が好まし
く、さらに好ましい範囲は2mm2以上で3mm2以下で
ある。ただし摺接面の面積が上記の範囲内であっても、
個々の摺接面が細長い形状であると、図7に示す上下の
磁気ヘッドの摺接面どうしがうまく当たらなくなり、磁
気ギャップとディスクとの接触が不安定になる。そこ
で、個々の摺接面S1とS2の形状すなわち個々の摺接
面の長辺と短辺の寸法比の好ましい範囲について検討す
る。
するほど起動トルクが低下するが、あまりにも小さすぎ
ると、図7に示す上下の磁気ヘッドの摺接面S1とS2
どうしの当接状態が不安定になるおそれがある。そのた
め摺接面の面積の下限値は2mm2が好ましい。すなわ
ち摺接面の全面積は2mm2以上で4mm2以下が好まし
く、さらに好ましい範囲は2mm2以上で3mm2以下で
ある。ただし摺接面の面積が上記の範囲内であっても、
個々の摺接面が細長い形状であると、図7に示す上下の
磁気ヘッドの摺接面どうしがうまく当たらなくなり、磁
気ギャップとディスクとの接触が不安定になる。そこ
で、個々の摺接面S1とS2の形状すなわち個々の摺接
面の長辺と短辺の寸法比の好ましい範囲について検討す
る。
【0032】前記実施例1と実施例2の各試料をフロッ
ピディスク装置に搭載してディスクを回転させたとき
に、いずれの場合も、磁気ヘッドとディスクの接触状態
が安定していることを確認した。ここで実施例の各試料
について摺接面の長辺と短辺の寸法比が最大のものと最
小のものを探すと、まず実施例2の試料No.2の摺接
面S1の(L/B1)が最大の3.45である。また実
施例1の試料No.3の摺接面S2の(L/B2)が最
少の1.91である。したがって摺接面の(長辺/短
辺)の寸法比の最大値は3.5以下が適当であることが
解る。また最小値であるが、最も安定した形状の摺接面
は正方形すなわち前記寸法比が1の場合である。よって
摺接面の(長辺/短辺)の寸法比の好ましい範囲は1以
上で3.5以下である。
ピディスク装置に搭載してディスクを回転させたとき
に、いずれの場合も、磁気ヘッドとディスクの接触状態
が安定していることを確認した。ここで実施例の各試料
について摺接面の長辺と短辺の寸法比が最大のものと最
小のものを探すと、まず実施例2の試料No.2の摺接
面S1の(L/B1)が最大の3.45である。また実
施例1の試料No.3の摺接面S2の(L/B2)が最
少の1.91である。したがって摺接面の(長辺/短
辺)の寸法比の最大値は3.5以下が適当であることが
解る。また最小値であるが、最も安定した形状の摺接面
は正方形すなわち前記寸法比が1の場合である。よって
摺接面の(長辺/短辺)の寸法比の好ましい範囲は1以
上で3.5以下である。
【0033】なお、上記実施例では、スライダに摺接面
がS1とS2で示す2面設けられているものについて述
べたが、図4に示すように、磁気ギャップG1とG2を
含む摺接面Sが1面だけ形成された磁気ヘッドH2であ
っても同じである。すなわち、この場合においても摺接
面Sの面積は2mm2以上で4mm2以下であることが好
ましく、また(L/B)の好ましい範囲は1以上で3.
5以下である。または、スライダの摺動面が3面以上設
けられていても同じである。
がS1とS2で示す2面設けられているものについて述
べたが、図4に示すように、磁気ギャップG1とG2を
含む摺接面Sが1面だけ形成された磁気ヘッドH2であ
っても同じである。すなわち、この場合においても摺接
面Sの面積は2mm2以上で4mm2以下であることが好
ましく、また(L/B)の好ましい範囲は1以上で3.
5以下である。または、スライダの摺動面が3面以上設
けられていても同じである。
【0034】
【発明の効果】以上のように請求項1記載の発明では、
磁気記録媒体との摺接面の全面積を適切な範囲に選ぶこ
とにより、起動トルクを従来よりも20%程度低下させ
ることができ、起動トルクによる電力消費を低下させる
ことができるようになる。
磁気記録媒体との摺接面の全面積を適切な範囲に選ぶこ
とにより、起動トルクを従来よりも20%程度低下させ
ることができ、起動トルクによる電力消費を低下させる
ことができるようになる。
【0035】請求項2記載の発明では、摺接面の長辺と
短辺の寸法比を設定することにより、磁気ヘッドと磁気
記録媒体との接触状態を安定させることができる。
短辺の寸法比を設定することにより、磁気ヘッドと磁気
記録媒体との接触状態を安定させることができる。
【0036】請求項3記載の発明では、磁気ヘッドのス
ライダ全体の寸法を小さくすることなく、摺接面の面積
を前記の最適な範囲に設定できるようになる。
ライダ全体の寸法を小さくすることなく、摺接面の面積
を前記の最適な範囲に設定できるようになる。
【図1】本発明の実施例による磁気ヘッドの形状を示す
斜視図、
斜視図、
【図2】図1に示す磁気ヘッドの平面図、
【図3】摺接面の面積と起動トルクとの関係を示す線
図、
図、
【図4】他の実施例の磁気ヘッドを示す平面図、
【図5】従来の磁気ヘッドを示す斜視図、
【図6】従来のフロッピディスク装置のヘッド支持機構
を示す断面図、
を示す断面図、
【図7】図6の一部分を示す拡大図、
1 スライダ 2 ジンバル 3,4 スライダ半体 5a,5b 記録再生用コア 6a,6b 消去用コア 7 コイル S1,S2 摺接面 D ディスク G1 記録再生用磁気ギャップ G2 消去用磁気ギャップ
Claims (3)
- 【請求項1】 磁気ギャップを形成するコアとこのコア
を挟むスライダとを有し、磁気記録媒体と摺接する摺接
面が少なくとも1面形成されている磁気ヘッドにおい
て、前記摺接面の全面積が2mm2以上で4mm2以下で
あることを特徴とする磁気ヘッド。 - 【請求項2】 少なくとも1面設けられた前記摺接面の
個々の平面形状は、その長辺寸法を短辺寸法で除算した
値が1以上で3.5以下である請求項1記載の磁気ヘッ
ド。 - 【請求項3】 摺接面の長辺および短辺の寸法は、共に
スライダの長さおよび幅寸法よりも小さくなっており、
摺接面はその全周が段差に囲まれて隆起形成されている
請求項1または2記載の磁気ヘッド。
Priority Applications (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP20451593A JPH0744979A (ja) | 1993-07-26 | 1993-07-26 | 磁気ヘッド |
| CN94107986A CN1052323C (zh) | 1993-07-15 | 1994-07-15 | 磁头组件 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP20451593A JPH0744979A (ja) | 1993-07-26 | 1993-07-26 | 磁気ヘッド |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0744979A true JPH0744979A (ja) | 1995-02-14 |
Family
ID=16491815
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP20451593A Withdrawn JPH0744979A (ja) | 1993-07-15 | 1993-07-26 | 磁気ヘッド |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0744979A (ja) |
-
1993
- 1993-07-26 JP JP20451593A patent/JPH0744979A/ja not_active Withdrawn
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20001003 |